JP2022148534A - 洗浄システム - Google Patents

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啓彰 神澤
Hiroaki Kanzawa
純 中野
Jun Nakano
謙太郎 花房
Kentaro Hanabusa
孝文 畑中
Takafumi Hatanaka
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】多量の洗浄液を濾過できる洗浄システムを提供する。【解決手段】塗装前の車体Bを洗浄する洗浄システム1は、洗浄液で車体Bを洗浄する洗浄装置2と、車体Bを洗浄した洗浄液を濾過するフィルタ32を有し、逆洗浄液でフィルタ32を逆洗浄可能な逆洗式濾過装置3と、フィルタ32を逆洗浄した逆洗浄液を濾過する第1濾過装置4と、第1濾過装置4によって濾過された逆洗浄液をさらに濾過する第2濾過装置5とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車体を洗浄する洗浄システムに関する。
従来、塗装工程の前の処理工程において、車体に処理された処理液を回収する処理液循環利用システムが知られている(下記特許文献1参照)。
この処理液循環利用システムは、ウェッジワイヤを有するろ過分離装置と、マグネットローラを有する吸着分離装置と、バグフィルタを有する捕捉分離装置とを備える。処理液循環利用システムは、車体に処理された処理液を、ろ過分離装置、吸着分離装置、捕捉分離装置の順に通し、車体に付着していた鉄粉などの異物を、処理液から取り除く。
特開2009-242818号公報
上記した特許文献1に記載の発明において、車体に処理された処理液は、ろ過分離装置に送られる。そのため、例えば、複数の製造ラインから排出される処理液をろ過する場合など、ろ過分離装置を通る処理液の量が多くなると、処理液をろ過分離装置でろ過することが、困難になる。
そこで、本発明の目的は、多量の洗浄液を濾過できる洗浄システムを提供することにある。
本発明は、塗装前の車体を洗浄する洗浄システムであって、洗浄液で前記車体を洗浄する洗浄装置と、前記車体を洗浄した前記洗浄液を濾過するフィルタを有し、逆洗浄液で前記フィルタを逆洗浄可能な逆洗式濾過装置と、前記フィルタを逆洗浄した前記逆洗浄液を濾過する第1濾過装置と、前記第1濾過装置によって濾過された前記逆洗浄液をさらに濾過する第2濾過装置とを備える、洗浄システムを含む。
このような構成によれば、車体を洗浄した洗浄液を、逆洗式濾過装置で濾過する。
そのため、フィルタを定期的に逆洗浄しながら、多量の洗浄液を濾過できる。
また、逆洗浄に用いた逆洗浄液を、第1濾過装置と第2濾過装置とで濾過でき、逆洗浄液も回収できる。
本発明の洗浄システムによれば、多量の洗浄液を濾過できる。
図1は、本発明の洗浄システムの一実施形態を示す構成図である。
1.洗浄システム
図1に示すように、洗浄システム1は、車両の製造ラインで使用される。洗浄システム1は、塗装前の車体Bを洗浄する。詳しくは、洗浄システム1は、車体パーツが溶接されて車体Bが作られた後、車体Bが塗装される前に、車体Bを洗浄する。塗装前の車体Bには、車体パーツが溶接されたときに生じた鉄粉(スパッタ)などの異物が付着している。洗浄システム1は、塗装前の車体Bを洗浄して、車体Bに付着している異物を除去する。本実施形態では、洗浄システム1は、複数の洗浄装置2と、複数の逆洗式濾過装置3と、第1濾過装置4と、第2濾過装置5とを備える。詳しくは、洗浄システム1は、1つの洗浄装置2に対して1つの逆洗式濾過装置3を備える。また、洗浄システム1は、複数の逆洗式濾過装置3に対して、1つの第1濾過装置4を備える。また、洗浄システム1は、1つの第1濾過装置4に対して、1つの第2濾過装置5を備える。
(1)洗浄装置
洗浄装置2は、洗浄液で車体Bを洗浄する。本実施形態では、洗浄装置2は、ハンガー21と、ノズル22と、収容槽23とを有する。
ハンガー21は、車体Bを吊って、搬送する。
ノズル22は、ハンガー21で吊られた車体Bに向けて、洗浄液を吐出する。車体Bは、ノズル22から吐出された洗浄液によって、洗浄される。車体Bに付着していた異物は、洗浄液により、車体Bから除去される。
収容槽23は、車体Bを洗浄した洗浄液を収容する。収容槽23内の洗浄液は、車体Bに付着していた異物を含有する。
(2)逆洗式濾過装置
逆洗式濾過装置3は、収容槽23内の洗浄液を濾過する。逆洗式濾過装置3は、容器31と、フィルタ32と、逆洗ノズル33とを有する。
(2-1)容器
容器31は、収容槽23からの洗浄液を収容する。容器31は、上下方向に延びる円筒形状を有する。容器31は、第1収容部311と、第2収容部312と、流入口313と、流出口314と、ドレン口315とを有する。
第1収容部311は、フィルタ32を通る前の洗浄液を収容する。
第2収容部312は、フィルタ32を通った後の洗浄液を収容する。第2収容部312は、第1収容部311と通じない。本実施形態では、第2収容部312は、第1収容部311よりも上方に配置される。第2収容部312は、容器31の上端部に配置される。
流入口313は、第1収容部311と通じる。流入口313は、配管を介して、収容槽23と接続される。収容槽23からの洗浄液は、流入口313を通って、第1収容部311内に流入する。
流出口314は、流入口313から離れて配置される。流出口314は、第2収容部312と通じる。流出口314は、配管を介して、洗浄装置2のノズル22と接続される。第2収容部312内の洗浄液は、流出口314を通って、ノズル22に供給される。なお、第2収容部312内の洗浄液は、流出口314からノズル22に直接供給されなくてもよい。第2収容部312内の洗浄液は、図示しないタンクに収容され、図示しないタンクからノズル22に供給されてもよい。
ドレン口315は、第1収容部311と通じる。ドレン口315は、第1収容部311内の洗浄液を排出する。本実施形態では、ドレン口315は、容器31の下端部に配置される。
(2-2)フィルタ
フィルタ32は、車体Bを洗浄した洗浄液を濾過する。フィルタ32は、第1収容部311から第2収容部312に向かう洗浄液を濾過する。フィルタ32は、容器31内に配置される。本実施形態では、フィルタ32は、上下方向に延びる円筒形状を有する。第1収容部311内の洗浄液がフィルタ32を通って第2収容部312に入るときに、フィルタ32は、洗浄液から異物を除去する。除去された異物は、第1収容部311内に溜まるか、または、フィルタ32に付着する。
フィルタ32の目の大きさは、洗浄液から異物を除去できれば、限定されない。フィルタ32の目の大きさは、第1濾過装置4のウェッジワイヤスクリーン42(後述)のスリット幅、および、第2濾過装置5のフィルタ51(後述)の目の大きさよりも小さい。
(2-3)逆洗ノズル
逆洗ノズル33は、逆洗浄液でフィルタ32を逆洗浄する。これにより、逆洗式濾過装置3は、逆洗浄液でフィルタ32を逆洗浄可能である。詳しくは、逆洗ノズル33は、フィルタ32の内側(第2収容部312側)からフィルタ32に逆洗浄液を吹き付けて、フィルタ32の外側(第1収容部311側)の表面に付着した異物を除去する。本実施形態では、逆洗浄液は、洗浄液と同一の液体である。
逆洗式濾過装置3は、フィルタ32が目詰まりするタイミングで洗浄液の濾過を一旦停止し、ドレン口315を開けて、第1収容部311内の洗浄液を異物とともに排出する。次に、逆洗式濾過装置3は、逆洗ノズル33を用いて、フィルタ32を逆洗浄する。逆洗浄に用いられた逆洗浄液、および、フィルタ32に付着していた異物も、ドレン口315から排出される。
(3)第1濾過装置
第1濾過装置4は、複数の逆洗式濾過装置3のドレン口315から排出された洗浄液および逆洗浄液を、まとめて濾過する。すなわち、第1濾過装置4は、フィルタ32を逆洗浄した逆洗浄液を濾過する。なお、以下の説明において、逆洗式濾過装置3のドレン口315から排出された洗浄液および逆洗浄液を、ドレン排液と定義する。本実施形態では、第1濾過装置4は、供給部41と、ウェッジワイヤスクリーン42と、排出部43とを有する。
供給部41は、配管を介して、逆洗式濾過装置3のドレン口315と接続される。供給部41は、ドレン排液を、ウェッジワイヤスクリーン42に供給する。供給部41は、第1濾過装置4の上端部に配置される。
ウェッジワイヤスクリーン42は、供給部41からのドレン排液を濾過する。ウェッジワイヤスクリーン42は、比較的大きな異物をドレン排液から除去する。ウェッジワイヤスクリーン42のスリット幅は、例えば、300μm以下、好ましくは、200μm以下であり、例えば、100μm以上である。
排出部43は、ウェッジワイヤスクリーン42を通ったドレン排液を排出する。
(4)第2濾過装置
第2濾過装置5は、第1濾過装置4の排出部43から排出されたドレン排液を濾過する。すなわち、第2濾過装置5は、第1濾過装置4によって濾過された逆洗浄液をさらに濾過する。本実施形態では、第2濾過装置5は、フィルタ51と、収容槽52とを有する。
フィルタ51は、例えば、ペーパーフィルタである。フィルタ51は、ウェッジワイヤスクリーン42を通った比較的小さな異物を、ドレン排液から除去する。フィルタ51の目の大きさは、ウェッジワイヤスクリーン42のスリット幅より小さく、例えば、200μm未満、好ましくは、100μm以下であり、例えば、50μm以上である。
収容槽52は、フィルタ51を通ったドレン排液を収容する。収容槽52内のドレン排液は、洗浄装置2の収容槽23に回収される。
2.作用効果
洗浄システム1によれば、図1に示すように、車体Bを洗浄した洗浄液を、逆洗式濾過装置3で濾過する。
そのため、フィルタ32を定期的に逆洗浄しながら、多量の洗浄液を濾過できる。
また、フィルタ32の逆洗浄に用いた逆洗浄液を含むドレン排液を、第1濾過装置4と第2濾過装置5とで濾過でき、逆洗浄液も回収できる。
また、ドレン排液は、車体Bを洗浄した洗浄液の全量と比較して少量であるため、第1濾過装置4の台数を抑制できる。
そのため、コストの増大を抑制しつつ、多量の洗浄液を濾過できる。
特に、ウェッジワイヤスクリーン42を有する第1濾過装置4は、逆洗式濾過装置3と比べて高価であるため、第1濾過装置4の台数を抑制することにより、コストの増大をより抑制できる。
3.変形例
(1)上記した実施形態では、洗浄システム1は、1つの洗浄装置2に対して1つの逆洗式濾過装置3を備えているが、洗浄システム1は、複数の洗浄装置2に対して1つの逆洗式濾過装置3を備えてもよい。
(2)上記した実施形態では、洗浄システム1は、複数の洗浄装置2と、複数の逆洗式濾過装置3を備えているが、洗浄システム1は、1つの洗浄装置2と、1つの逆洗式濾過装置3を備えていてもよい。
(3)洗浄システム1は、第1濾過装置4と第2濾過装置5との間に、マグネットローラを有する除去装置を備えてもよい。除去装置は、マグネットローラに鉄粉を磁気吸着させることにより、ドレン排液から鉄粉を除去する。
1 洗浄システム
2 洗浄装置
3 逆洗式濾過装置
4 第1濾過装置
5 第2濾過装置
32 フィルタ
B 車体

Claims (1)

  1. 塗装前の車体を洗浄する洗浄システムであって、
    洗浄液で前記車体を洗浄する洗浄装置と、
    前記車体を洗浄した前記洗浄液を濾過するフィルタを有し、逆洗浄液で前記フィルタを逆洗浄可能な逆洗式濾過装置と、
    前記フィルタを逆洗浄した前記逆洗浄液を濾過する第1濾過装置と、
    前記第1濾過装置によって濾過された前記逆洗浄液をさらに濾過する第2濾過装置と
    を備える、洗浄システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7466967B1 (ja) 2023-08-21 2024-04-15 株式会社ワールドエンジニアリング 洗浄汚水処理装置及び仮設機材洗浄装置

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