JP2022148513A - 調整リング固定装置及び投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒が筐体内に収納されている場合であっても容易に取り付けることができる調整リング固定装置及び投影装置を提供する。【解決手段】調整リング固定装置50は、締結部材であるネジ51と、ネジ51が貫通して螺合する貫通孔である貫通ねじ孔52a及び係止部である係止傾斜部52eを備える第一固定部材(リングトリガー部材52)と、貫通ねじ孔52aに螺合するネジ51の先端部を受け、且つ調整リング30の回転を規制する受部53a、係止傾斜部52eと係止する被係止部である被係止開口部53c1、及び、レンズ鏡筒80が収納される筐体20に押し付ける筐体係合部である係合傾斜部53dと、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、調整リング固定装置及び投影装置に関する。
従来から、ズーム調整やフォーカス調整を手動で行うためのレンズ鏡筒に設けられる調整リングを固定する調整リング固定装置が提案されている。例えば、特許文献1には、監視カメラが備えるレンズ鏡筒の調整リングの外周にブレーキリングを設け、調整リングとブレーキリングの間にはブレーキ部材が設けられる調整リング固定装置が開示される。ブレーキ部材は、ブレーキリングの上側に設けられた雌ねじ部に螺合するロックツマミの先端に設けられる。ロックツマミは、ブレーキリングの内側に位置するよう鏡筒本体から突出する突出部を介してブレーキ部材と連結している。ロックツマミを締める方向に回転すると、ブレーキ部材は調整リングに対して上方から当接し、ブレーキリングは調整リングに対して下方から当接する。このようにして、ロックツマミの回転により、ブレーキ部材とブレーキリングは互いに反対方向に移動して調整リングが挟持されて、鏡筒本体に対して回転不能に調整リングが固定される。
国際公開第2013/121832号公報
上記従来の調整リング固定装置は、レンズ鏡筒の調整リングが完全に露出している場合には、調整リングの外周に調整リング固定装置のブレーキリングを設けることができるが、レンズ鏡筒が筐体内に収容されて、調整リングの一部が筐体から露出しているような場合には、取り付けが難しい場合がある。
本発明は、レンズ鏡筒が筐体内に収納されている場合であっても容易に取り付けることができる調整リング固定装置及び投影装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の調整リング固定装置は、締結部材と、前記締結部材が貫通する貫通孔及び係止部を備える第一固定部材と、前記貫通孔に貫通する前記締結部材の先端部を受け且つ調整リングの回転を規制する受部、前記係止部と係止する被係止部、及び、レンズ鏡筒が収納される筐体に押し付ける筐体係合部を備える第二固定部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、レンズ鏡筒が筐体内に収納されている場合であっても容易に取り付けることができる調整リング固定装置及び投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る調整リング固定装置が取り付けられた投影装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る調整リング固定装置が取り付けられた投影装置の拡大部分平面図である。 本発明の実施形態に係る調整リング固定装置が取り付けられた投影装置の図2のIII-III断面図である。 本発明の実施形態に係る調整リング固定装置及び上ケースを断面とした図2のIV-IV断面図である。 本発明の実施形態に係る調整リング固定装置を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施形態に係る調整リング固定装置を示す図であり、(a)は図5(b)のVIa-VIa断面図であり、(b)は斜視図である。 本発明の実施形態に係る調整リング固定装置を投影装置に取り付ける様子を示す、図2のIII-III断面に相当する断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1に示すように、投影装置10は、左右方向を長手方向とする略長矩形箱状に6面(上面20a、下面20b、左側面20c、右側面20d、前面20e、後面20f)を有する筐体20を備える。投影装置10は、前面20e側に投影口11を有する。投影装置10は、投影口11から投影光Lを出射する。なお、以下の説明においては、投影装置10における左右とは投影口11からの投影光Lの出射方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の投影光Lの進行方向に対しての前後方向を示す。
筐体20は、上面20aと右側面20dの一部を備える上ケース21と、下面20b(底面)と右側面20dの一部を備える下ケース22とを有する。筐体20は、前側に前側パネル23、後側に後側パネル24、左側に左側パネル25を有する。前側パネル23は、筐体20の左前角部20gまで延在し、左前角部20gは角R状とされる。また、前側パネル23には、投影口11の投影口開口部23a、吸気口23b及び排気口23cが設けられる。後側パネル24は、左後角部20hまで延在し、左後角部20hは角R状とされる。後側パネル24には、図示しないが、吸気口や画像入出力用のコネクタ等の接続口が設けられる。
筐体20の上ケース21及び下ケース22における右側面20dとの接続部である縁部21a,22aは、角R状の曲面状とされる。なお、筐体20の縁部21a,22a以外の縁部(例えば、上面20aと左側面20cとによる縁部など)は、略直角状である。下ケース22における右側面20dには、図示しない電源プラグの接続口が設けられる。また、上ケース21の上面20aには、投影装置10の設定等を行うことができる操作パネル21bが設けられる。
図1~図4に示すように、投影装置10の筐体20には、レンズ鏡筒80が収納されている。レンズ鏡筒80には、調整リング30(フォーカス調整リング31及びズーム調整リング32)が設けられている。フォーカス調整リング31及びズーム調整リング32は、前後方向に所定の幅で設定されて略半円弧状に形成されて(図3及び図4参照)、外周にはローレットが施されている。図1及び図2に示すように、筐体20の上面20aの左前角部には、略矩形の開口部20a1が設けられる。開口部20a1は、フォーカス調整リング31及びズーム調整リング32を臨む。
図3に示すように、開口部20a1の前後方向に延在する左右の縁201は、それぞれ、調整リング30に向かって下方に傾斜する。下方に傾斜する縁201の突端部202は、平坦面状に形成されて、調整リング30と1mm以下の隙間Sを有する。また、図4に示すように、開口部20a1の左右方向に延在する前後の縁204は、それぞれ、水平な板状端面として形成される。
開口部20a1から臨まれるフォーカス調整リング31及びズーム調整リング32には、それぞれ調整リング固定装置50が取り付けられて、フォーカス調整リング31及びズーム調整リング32はそれぞれ回動しないように固定されている。
フォーカス調整リング31やズーム調整リング32が、調整リング固定装置50により回動しないように固定された投影装置10は、例えば、ゲーム機等の組込みシステムに設けられる。この場合、投影光が投影されるスクリーンと投影装置10との距離が固定的に設定される。従って、ユーザにてフォーカスやズームの調整を行う必要がなく、よって運搬時にフォーカス調整リング31やズーム調整リング32が回動してズレないようにするため、調整リング固定装置50によりフォーカス調整リング31やズーム調整リング32が固定される。
図5(a)、図5(b)、図6(a)、図6(b)に基づいて調整リング固定装置50の構成を説明する。調整リング固定装置50は、ネジ51(締結部材)、リングトリガー部材52(第一固定部材)、リングロック部材53(第二固定部材)を備える。ネジ51は、本実施形態においては、十字穴付ナベ小ねじが用いられている。リングトリガー部材52は、板金材料により、レンズ鏡筒80の光軸に対して直交する方向(投影装置10の左右方向、図1~図4参照)に長い板状に形成される。
リングトリガー部材52には、略中央に貫通ねじ孔52a(貫通孔)が設けられる。貫通ねじ孔52aは、雌ねじ部が形成されて、ネジ51が貫通して螺合する。貫通ねじ孔52aの周りは、略円形に形成されるトリガー部材中央部52bが設けられる。トリガー部材中央部52bの両側からは、それぞれ、トリガー部材中央部52bの幅(径)よりも狭い幅の短直線部52c1を介して、短直線部52c1と同幅で下方に傾斜するトリガー部材傾斜部52cが設けられる。
リングトリガー部材52は、各トリガー部材傾斜部52cから外方に延在するトリガー部材端部平坦部52dが設けられる。トリガー部材端部平坦部52dは、トリガー部材中央部52bと平行な水平平坦面状に形成される。リングトリガー部材52は、各トリガー部材端部平坦部52dから上方に向けて傾斜する係止傾斜部52e(係止部)が設けられる。
リングロック部材53は、リングトリガー部材52と同様に、レンズ鏡筒80の光軸に対して直交する方向に長い板状の板金材料により形成される。リングロック部材53は、リングトリガー部材52よりも幅広の板金材料により形成される。リングロック部材53は、調整リング30と略同じ幅で形成される。さらに、リングロック部材53の板厚は、リングトリガー部材52の板厚よりも小さい(薄い)。
リングロック部材53には、貫通ねじ孔52aに螺合するネジ51の先端部を受け、且つ調整リング30の回転を規制する、円形凹状の受部53aを備え、受部53aの両側から延在する平坦状のロック部材中央部53bが設けられる。ロック部材中央部53bには、リングトリガー部材52の各トリガー部材傾斜部52cが挿通されるロック部材開口部53b1が設けられる。なお、ロック部材開口部53b1は、外方端部が、後述のロック部材山形部53cにも亘っている。
リングロック部材53には、ロック部材中央部53bの両端から山形状に形成されるロック部材山形部53cが設けられる。各ロック部材山形部53cは、受部53a側の立ち上がりよりも外側部分の方が長く形成される。各ロック部材山形部53cの外側部分(外側面)には、被係止開口部53c1(被係止部)が設けられる。各被係止開口部53c1には、リングトリガー部材52の係止傾斜部52eが挿入され係止される。より詳細には、各係止傾斜部52eの上面が、被係止開口部53c1の上側の開口縁に当接して、係止傾斜部52eが被係止開口部53c1に係止する。また、リングロック部材53には、ロック部材山形部53cと接続して下方に向けて傾斜して係合傾斜部53dが設けられる。係合傾斜部53dは、筐体20に押し付ける筐体係合部とされる。
調整リング固定装置50の調整リング30への取り付けは、先ず、図7に示すように、開口部20a1の左右の縁201のうち、何れか一方の縁201と調整リング30との隙間Sに、一方の筐体係合部である係合傾斜部53dを挿入する。そして、ネジ51を指で押下する等して、調整リング固定装置50を押し込む。すると、リングロック部材53は撓み、他方の係合傾斜部53dは、他方の縁201の傾斜する外側面に倣って下方に滑り落ちて、他方側の隙間Sに挿入される。
両側の係合傾斜部53dが両側の隙間Sに挿入された後、ネジ51を締めると、ネジ51の先端は受部53aに当接し、貫通ねじ孔52aが設けられるトリガー部材中央部52b(すなわち、リングトリガー部材52)が上昇する。すると、係止傾斜部52eが被係止開口部53c1の縁に当接して、リングロック部材53を押し上げる。より詳細には、リングトリガー部材52は、リングロック部材53よりも厚肉に形成されるため、リングロック部材53は、受部53aが下方に向かい、両端部の係合傾斜部53dが上方に向かう方向に撓む。
すると、図3に示すように、係合傾斜部53dの上面は、開口部20a1の左右の縁201における突端部202に密着して押し付けられる。またこのとき、リングロック部材53の受部53aの下面は下降して、調整リング30と当接する。そして、受部53aの下面と調整リング30との摩擦力により調整リング30は固定されて、回動が規制される。
なお、調整リング30が樹脂製等で形成されて、外周のローレットに傷等が付き易い場合には、受部53aの下面と調整リング30との間に、綿部材等の緩衝材35を設けることもできる。
ここで、調整リング30の回転は、摩擦力(f=μN、μ;摩擦係数、N;垂直抗力)により回転する。指で調整リング30の外周のローレットに掛けて回すときに、指で調整リング30の径方向に押す力をPとすると、P=Nが成立する。そして、指で調整リング30を回すとき、指は調整リング30のローレットから摩擦力fを受ける。指でローレットを回転させる力Tが、摩擦力fを上回るとき、調整リング30を回転させることができる(このときの回転条件 T>f=μN=μP)。よって、調整リング30を回転させるときの生じる摩擦力fが指でローレットを回転させる力Tより大きいと、指で調整リング30は回転させることができない。摩擦力fを大きくするには、垂直抗力Nを大きくすればよい。換言すれば、半径方向P(すなわちネジ51の軸力)の力を強くすればよい(ロック条件 T≦μN=μP)。
調整リング固定装置50は、ネジ51の軸力で、受部51aの下面と調整リング30との摩擦力fを高めて、調整リング30を固定することができる。リングトリガー部材52は、ネジ51と貫通ねじ孔52aが螺合する締結力を調整リング30の半径方向に掛け、ネジ51の締結の垂直抗力でリングトリガー部材52自身が持ち上がるときに、リングロック部材53を押し上げる。リングトリガー部材52により押し上げられたリングロック部材53は、筐体20に内側から接し、押し上げる。このようにして、ネジ51の締結力(ネジ51の軸力)が、調整リング30を押す力及び筐体20を内側から押し上げる力と釣り合って、調整リング30がロックされる。
調整リング固定装置50は、ネジ51を緩めることで投影装置10から取り外すことができる。よって、経年的に焦点やフォーカスにズレが生じて調整が必要な場合には、調整リング固定装置50を取り外して容易に再調整を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることは無く、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、調整リング固定装置50は、本実施形態においては投影装置10に設けたが、他の調整リングを備える装置に取り付けることもできる。
以上の実施形態によれば、調整リング固定装置50は、締結部材であるネジ51と、ネジ51が貫通して螺合する貫通孔である貫通ねじ孔52a及び係止部である係止傾斜部52eを備えるリングトリガー部材52(第一固定部材)と、貫通ねじ孔52aに螺合するネジ51の先端部を受け、且つ調整リング30の回転を規制する受部53a、係止傾斜部52eと係止する被係止部である被係止開口部53c1、及び、レンズ鏡筒80が収納される筐体20に押し付ける筐体係合部である係合傾斜部53dと、を有する。
これにより、ネジ51を締め付けることで受部53aにより、ネジ51の軸力が調整リング30に掛かると共に、係合傾斜部53dが筐体20の開口部20a1の突端部202に押し付けられて係合し、調整リング固定装置50が固定される。調整リング固定装置50の取付は、調整リング30が露出する開口部20a1に、一方の係合傾斜部53dを挿入して押し込みネジ51を締め付けるだけで良い。従って、レンズ鏡筒が筐体内に収納されている場合であっても容易に取り付けることができる。
また、リングトリガー部材52は、レンズ鏡筒80の光軸に対して直交する方向に長い板状に形成されて、両端部分のそれぞれが係止傾斜部52eとされて、貫通ねじ孔52aは係止傾斜部52eの間に設けられる。これにより、ネジ51を中央に配置して調整リング30に軸力を加えて、ネジ51に対して両端部分で筐体20と係合させることができ、バランスよく調整リング固定装置50を取り付けることができる。
また、リングトリガー部材52は、貫通ねじ孔52aが設けられる平坦状のトリガー部材中央部52bと、トリガー部材中央部52bの両側からそれぞれ下方に傾斜するトリガー部材傾斜部52cと、各トリガー部材傾斜部52cから外方に延在するトリガー部材端部平坦部52dと、各トリガー部材端部平坦部52dから上方に向けて傾斜する係止傾斜部52eと、を有する。これにより、リングロック部材53と係止傾斜部52eを確実に係止しつつ、リングトリガー部材52がネジ51により上方に移動する力をリングロック部材53に確実に伝達することができる。
また、リングロック部材53は、受部53aが凹状に設けられる平坦状のロック部材中央部53bと、ロック部材中央部53bの両側で接続して山形状に形成されるロック部材山形部53cと、各ロック部材山形部53cと接続して下方に向けて傾斜する係合傾斜部53dと、少なくともロック部材中央部53bに設けられ、リングトリガー部材52の各トリガー部材傾斜部52cが挿通されるロック部材開口部53b1と、ロック部材山形部53cの外側面に設けられて開口縁に係止傾斜部52eが係止する被係止開口部53c1と、を有する。これにより、リングロック部材53は、ネジ51の軸力を受部53aで受けつつ、係合傾斜部53dを確実に筐体20に係合させることができる。
また、筐体係合部である係合傾斜部53dは、筐体20とレンズ鏡筒80との間の隙間に挿入して筐体20と係合する。これにより、確実に調整リング固定装置50を筐体20に対して固定すると共に、容易に筐体20に取り付けることができる。
また、リングロック部材53は、レンズ鏡筒80が備える調整リング30と同じ幅に形成される。これにより、調整リング30の幅方向の中央にネジ51を配置することができ、バランスよくネジ51の軸力を調整リング30に掛けることができる。
また、リングロック部材53及びリングトリガー部材52は、板金材料により形成され、リングロック部材53は、リングトリガー部材52よりも薄い板厚からなる。これにより、効率よくリングロック部材53を変形させて、確実に調整リング30を固定しつつ調整リング固定装置50を筐体20に取り付けることができる。
また、投影装置10は、レンズ鏡筒80に取り付けられたズーム調整リング32及びフォーカス調整リング31を臨む開口部20a1を有し、調整リング固定装置50は、開口部20a1におけるズーム調整リング32及びフォーカス調整リング31のそれぞれに取り付けられる。これにより、調整リング30毎に調整リング固定装置50が取り付けられた投影装置10を提供することができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]締結部材と、
前記締結部材が貫通する貫通孔及び係止部を備える第一固定部材と、
前記貫通孔に貫通する前記締結部材の先端部を受け、且つ調整リングの回転を規制する受部、前記係止部と係止する被係止部、及び、レンズ鏡筒が収納される筐体に押し付ける筐体係合部を備える第二固定部材と、
を有することを特徴とする調整リング固定装置。
[2]前記第一固定部材は、前記レンズ鏡筒の光軸に対して直交する方向に長い板状に形成されて、両端部分のそれぞれが前記係止部とされて、前記貫通孔は前記係止部の間に設けられることを特徴とする前記[1]に記載の調整リング固定装置。
[3]前記第一固定部材は、前記貫通孔が設けられる平坦状のトリガー部材中央部と、前記トリガー部材中央部の両側からそれぞれ下方に傾斜するトリガー部材傾斜部と、前記各トリガー部材傾斜部から外方に延在するトリガー部材端部平坦部と、前記各トリガー部材端部平坦部から上方に向けて傾斜して前記係止部を構成する係止傾斜部と、を有することを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の調整リング固定装置。
[4]前記第二固定部材は、前記受部が凹状に設けられる平坦状のロック部材中央部と、前記ロック部材中央部と接続して山形状に形成されるロック部材山形部と、前記各ロック部材山形部と接続して下方に向けて傾斜して前記筐体係合部を構成する係合傾斜部と、少なくとも前記ロック部材中央部に設けられ、前記第一固定部材の前記各トリガー部材傾斜部が挿通されるロック部材開口部と、前記ロック部材山形部の外側面に設けられて開口縁に前記係止傾斜部が係止する前記被係止部を構成する被係止開口部と、を有することを特徴とする前記[3]に記載の調整リング固定装置。
[5]前記筐体係合部は、前記筐体と前記レンズ鏡筒との間の隙間に挿入して前記筐体と係合することを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の調整リング固定装置。
[6]前記第二固定部材は、前記レンズ鏡筒が備える調整リングと同じ幅に形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の調整リング固定装置。
[7]前記第二固定部材及び前記第一固定部材は、板金材料により形成され、前記第二固定部材は、前記第一固定部材よりも薄い板厚からなることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れかに記載の調整リング固定装置。
[8]前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の調整リング固定装置と、
前記レンズ鏡筒に取り付けられたズーム調整リング及びフォーカス調整リングを臨む開口部と、
を有し、
前記調整リング固定装置は、前記開口部における前記ズーム調整リング及び前記フォーカス調整リングのそれぞれに取り付けられることを特徴とする投影装置。
10 投影装置 11 投影口
20 筐体 20a 上面
20a1 開口部 20b 下面
20c 左側面 20d 右側面
20e 前面 20f 後面
20g 左前角部 20h 左後角部
21 上ケース 21a 縁部
21b 操作パネル 22 下ケース
22a 縁部 23 前側パネル
23a 投影口開口部 23b 吸気口
23c 排気口 24 後側パネル
25 左側パネル 30 調整リング
31 フォーカス調整リング 32 ズーム調整リング
35 緩衝材 50 調整リング固定装置
51 ネジ
51a 受部 52 リングトリガー部材
52a 貫通ねじ孔 52b トリガー部材中央部
52c トリガー部材傾斜部 52c1 短直線部
52d トリガー部材端部平坦部 52e 係止傾斜部
53 リングロック部材 53a 受部
53b ロック部材中央部 53b1 ロック部材開口部
53c ロック部材山形部 53c1 被係止開口部
53d 係合傾斜部 80 レンズ鏡筒
201 縁 202 突端部
204 縁
L 投影光 S 隙間

Claims (8)

  1. 締結部材と、
    前記締結部材が貫通する貫通孔及び係止部を備える第一固定部材と、
    前記貫通孔に貫通する前記締結部材の先端部を受け、且つ調整リングの回転を規制する受部、前記係止部と係止する被係止部、及び、レンズ鏡筒が収納される筐体に押し付ける筐体係合部を備える第二固定部材と、
    を有することを特徴とする調整リング固定装置。
  2. 前記第一固定部材は、前記レンズ鏡筒の光軸に対して直交する方向に長い板状に形成されて、両端部分のそれぞれが前記係止部とされて、前記貫通孔は前記係止部の間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の調整リング固定装置。
  3. 前記第一固定部材は、前記貫通孔が設けられる平坦状のトリガー部材中央部と、前記トリガー部材中央部の両側からそれぞれ下方に傾斜するトリガー部材傾斜部と、前記各トリガー部材傾斜部から外方に延在するトリガー部材端部平坦部と、前記各トリガー部材端部平坦部から上方に向けて傾斜して前記係止部を構成する係止傾斜部と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の調整リング固定装置。
  4. 前記第二固定部材は、前記受部が凹状に設けられる平坦状のロック部材中央部と、前記ロック部材中央部と接続して山形状に形成されるロック部材山形部と、前記各ロック部材山形部と接続して下方に向けて傾斜して前記筐体係合部を構成する係合傾斜部と、少なくとも前記ロック部材中央部に設けられ、前記第一固定部材の前記各トリガー部材傾斜部が挿通されるロック部材開口部と、前記ロック部材山形部の外側面に設けられて開口縁に前記係止傾斜部が係止する前記被係止部を構成する被係止開口部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の調整リング固定装置。
  5. 前記筐体係合部は、前記筐体と前記レンズ鏡筒との間の隙間に挿入して前記筐体と係合することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の調整リング固定装置。
  6. 前記第二固定部材は、前記レンズ鏡筒が備える調整リングと同じ幅に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の調整リング固定装置。
  7. 前記第二固定部材及び前記第一固定部材は、板金材料により形成され、前記第二固定部材は、前記第一固定部材よりも薄い板厚からなることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の調整リング固定装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか記載の調整リング固定装置と、
    前記レンズ鏡筒に取り付けられたズーム調整リング及びフォーカス調整リングを臨む開口部と、
    を有し、
    前記調整リング固定装置は、前記開口部における前記ズーム調整リング及び前記フォーカス調整リングのそれぞれに取り付けられることを特徴とする投影装置。

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