JP2022146041A - 防水コネクタ - Google Patents

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Masayuki Saito
邦彰 永田
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Abstract

【課題】防水性を安定化することができる防水コネクタを提供する。【解決手段】相手ハウジング203と嵌合可能なハウジング3と、ハウジング3に装着され相手ハウジング203に密着するリップ23を有するパッキン7とを備えた防水コネクタにおいて、パッキン7のリップ23を、ハウジング3と相手ハウジング203とが嵌合する前の状態で、保護部材9によって覆った。【選択図】図4

Description

本発明は、防水コネクタに関する。
従来、防水コネクタとしては、雄ハウジングと嵌合可能な雌ハウジングと、雌ハウジングに装着され雄ハウジングに密着するリップを有するシールリングとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
パッキンとしてのシールリングは、ハウジングとしての雌ハウジングの端子収容部の外周面に装着されている。端子収容部は、相手ハウジングとしての雄ハウジングのフード部の内部に嵌合可能となっている。
ハウジングと相手ハウジングとが嵌合すると、パッキンのリップが、フード部の内周面に密着する。パッキンのリップの密着により、ハウジングと相手ハウジングとの間が防水される。
特開2015-220169号公報
ところで、上記特許文献1のような防水コネクタでは、パッキンのリップが、相手ハウジングに密着することによって、ハウジングと相手ハウジングとの間を防水している。パッキンのリップは、ハウジングと相手ハウジングとが嵌合する前の状態で、露出されている。
このため、例えば、ハウジングの搬送時などのように、ハウジングを単体で取り扱うとき、パッキンのリップにゴミや埃などの異物が付着する可能性がある。リップに異物が付着した状態で、ハウジングと相手ハウジングとを嵌合させると、相手ハウジングとリップとの間に異物が介在してしまう虞がある。相手ハウジングとリップとの間に異物が介在していると、防水性能が低下してしまう。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、防水性を安定化することができる防水コネクタを提供することにある。
本実施形態に係る防水コネクタは、相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに装着され前記相手ハウジングに密着するリップを有するパッキンと、を備え、前記パッキンの前記リップは、前記ハウジングと前記相手ハウジングとが嵌合する前の状態で、保護部材によって覆われている。
前記保護部材は、前記ハウジングと前記相手ハウジングとが嵌合するときに、前記相手ハウジングによって前記リップの保護が解除されることが好ましい。
前記保護部材は、前記ハウジングに対して、前記ハウジングと前記相手ハウジングとの嵌合方向と離脱方向とに移動可能に配置されていることが好ましい。
前記保護部材は、前記ハウジングと前記相手ハウジングとが嵌合するときに、前記相手ハウジングと当接して前記ハウジングと前記相手ハウジングとの嵌合方向に移動されることが好ましい。
前記ハウジングには、前記保護部材を前記ハウジングと前記相手ハウジングとの離脱方向に付勢する付勢部材が配置されていることが好ましい。
前記ハウジングには、前記保護部材の前記ハウジングと前記相手ハウジングとの離脱方向への移動を規制する規制部が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、防水性を安定化することができる防水コネクタを提供することができる。
第1実施形態に係る防水コネクタが相手コネクタと嵌合する前の断面図である。 第1実施形態に係る防水コネクタの一部を断面とした斜視図である。 第1実施形態に係る防水コネクタのパッキンと保護部材の斜視図である。 第1実施形態に係る防水コネクタと相手コネクタとの嵌合途中における要部拡大断面図である。 第1実施形態に係る防水コネクタと相手コネクタとの嵌合途中における要部拡大断面図である。 第1実施形態に係る防水コネクタと相手コネクタとの嵌合完了における要部拡大断面図である。 第2実施形態に係る防水コネクタの一部を断面とした斜視図である。 図7の要部拡大図である。 第2実施形態に係る防水コネクタと相手コネクタとの嵌合完了における要部拡大断面図である。 第2実施形態に係る防水コネクタと相手コネクタとの離脱途中における要部拡大断面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係る防水コネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(第1実施形態)
図1~図6を用いて第1実施形態について説明する。
図1示すように、本実施形態に防水コネクタ1は、相手コネクタ201と嵌合可能となっている。相手コネクタ201は、相手ハウジング203と、相手端子205とを備えている。
相手ハウジング203は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。相手ハウジング203は、相手本体部207と、相手フード部209とを備えている。相手本体部207は、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に延出された筐体状に形成されている。相手本体部207の内部には、相手端子205を収容可能な相手端子収容室211が設けられている。
相手端子収容室211は、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って延出されている。相手端子収容室211の内部には、相手係止ランス213が弾性変形可能に設けられている。相手係止ランス213は、相手端子205と係合し、相手端子205を相手端子収容室211から抜け止めする。
相手端子205は、導電性材料からなる。相手端子205は、例えば、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って延出されたタブ状の接続部を有する雄型端子からなる。相手端子205は、相手端子収容室211の外部に引き出される相手電線215の端末部に電気的に接続されている。
相手電線215は、例えば、電源、機器などに電気的に接続されている。相手電線215の端末部には、相手端子205の加締め片の加締めによる圧着によって、相手端子205が電気的に接続されている。相手電線215の外周には、相手ゴム栓217が密着して配置されている。
相手ゴム栓217は、相手端子205の加締め片の加締めによって、相手電線215と共に相手端子205に固定されている。相手ゴム栓217は、相手端子205に固定された状態で、相手端子収容室211の開口側に配置される。相手ゴム栓217の外周面は、相手端子収容室211の内周面に密着し、相手端子収容室211内を防水する。相手ゴム栓217が固定された相手端子205のタブ状の接続部は、相手端子収容室211から露出し、相手フード部209内に配置される。
相手フード部209は、相手本体部207から防水コネクタ1に向けて、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って延出するように筒状に形成されている。相手フード部209の内部には、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合するとき、防水コネクタ1のハウジング3の本体部11が嵌合される。
図1~図6に示すように、防水コネクタ1は、ハウジング3と、端子5と、パッキン7と、保護部材9とを備えている。
ハウジング3は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。ハウジング3は、本体部11と、フード部13とを備えている。本体部11は、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に延出され、相手フード部209の内部に嵌合可能な筐体状に形成されている。本体部11の内部には、端子5を収容可能な端子収容室15が設けられている。
端子収容室15は、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って延出されている。端子収容室15の内部には、係止ランス17が弾性変形可能に設けられている。係止ランス17は、端子5と係合し、端子5を端子収容室15から抜け止めする。
端子5は、導電性材料からなる。端子5は、例えば、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って延出された箱状の接続部を有する雌型端子からなる。端子5は、端子収容室15の外部に引き出される電線19の端末部に電気的に接続されている。
電線19は、例えば、電源、機器などに電気的に接続されている。電線19の端末部には、端子5の加締め片の加締めによる圧着によって、端子5が電気的に接続されている。電線19の外周には、ゴム栓21が密着して配置されている。
ゴム栓21は、端子5の加締め片の加締めによって、電線19と共に端子5に固定されている。ゴム栓21は、端子5に固定された状態で、端子収容室15の開口側に配置される。ゴム栓21の外周面は、端子収容室15の内周面に密着し、端子収容室15内を防水する。
端子収容室15に端子5が収容された本体部11は、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合すると、相手コネクタ201の相手フード部209内に嵌合される。本体部11は、相手フード部209内に嵌合されると、端子5と相手端子205とが電気的に接続される。本体部11の外周は、フード部13によって覆われている。
フード部13は、本体部11と連続する一部材で、本体部11の外周を覆うように、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って延出するように筒状に形成されている。フード部13の内周と本体部11の外周との間は、相手コネクタ201の相手フード部209が嵌合可能な嵌合空間を形成している。フード部13の内部には、パッキン7が収容されている。
パッキン7は、例えば、ゴムなどの弾性材料からなる。パッキン7は、内周面が本体部11の小径部分の外周面に密着して配置されるように、内径が本体部11の小径部分の外径と同等、或いは僅かに小さく設定された環状に形成されている。パッキン7は、フード部13内において、本体部11の小径部分の外周面に密着して装着される。パッキン7は、本体部11の大径部分との間に形成された段部によって装着位置が位置決めされている。
パッキン7の外周面には、周方向に連続するリップ23が、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向に沿って複数(ここでは2列)形成されている。複数のリップ23は、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合した状態で、相手フード部209の内周面に密着し、防水コネクタ1と相手コネクタ201との間を防水する。
パッキン7のリップ23は、例えば、防水コネクタ1を搬送するときなど、防水コネクタ1を単体で取り扱うとき、フード部13の内部に露出された状態となっている。このため、フード部13の内部に、ゴミや埃などの異物が侵入した場合、リップ23の外周面に異物が付着する可能性がある。リップ23に異物が付着したまま、防水コネクタ1と相手コネクタ201とを嵌合させると、相手フード部209とリップ23との間に異物が介在し、防水性能が低下する可能性がある。そこで、リップ23は、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合する前の状態で、保護部材9によって保護されている。
保護部材9は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。保護部材9は、内径が本体部の大径部分の外径と同等、或いは僅かに大きく設定された環状に形成されている。保護部材9の幅は、複数のリップ23の外周を覆うことが可能なように、複数のリップ23の幅より大きく設定されている。保護部材9の内周面は、複数のリップ23と密着して接触されるように、平面で形成された保護面25となっている。
保護部材9は、本体部11の外周に対して、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合方向Aと離脱方向Bとに移動可能に配置されている。保護部材9は、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合する前の状態で、リップ23の外周を覆うように配置され、保護面25にリップ23が密着して当接されている。
保護部材9でパッキン7のリップ23を保護することにより、防水コネクタ1を単体で取り扱うときに、リップ23に異物が付着することがない。このため、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合したときに、相手フード部209とリップ23との間に異物が介在することがない。従って、防水コネクタ1と相手コネクタ201との間の防水性を安定化することができる。保護部材9は、規制部材27によって本体部11からの脱落が防止されている。
規制部材27は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。規制部材27は、本体部11の外周に組付けられる。規制部材27には、本体部11の大径部分の外径と、保護部材9の内径より、僅かではあるが外径が大きく設定された規制部29が設けられている。規制部29は、保護部材9と当接し、本体部11からの保護部材9の脱落を防止している。加えて、規制部29は、パッキン7と当接し、本体部11からのパッキン7の脱落を防止している。
図4~図6に示すように、規制部材27の規制部29と当接された保護部材9は、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合するとき、相手フード部209の先端面と当接される。防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合が進行されると、相手フード部209の先端面との当接によって、保護部材9が嵌合方向Aに向けて移動される。
相手フード部209と保護部材9とが当接されているので、保護部材9の嵌合方向Aへの移動に伴い、パッキン7のリップ23が相手フード部209の内周面に連続して密着して当接される。防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合が完了すると、パッキン7のリップ23が相手フード部209の内周面に密着され、保護部材9がハウジング3に形成された収容部31に収容される。
本体部11に対して、保護部材9を嵌合方向Aと離脱方向Bとに移動可能に配置することにより、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合作業や離脱作業のときに、保護部材9を本体部11から取り外す必要がない。このため、保護部材9の取り扱いを簡易化することができる。加えて、規制部29と収容部31とで、保護部材9の移動を規制することにより、本体部11からの保護部材9の脱落を防止することができる。
なお、相手コネクタ201の相手ハウジング203には、被ロック部219が設けられている。被ロック部219は、防水コネクタ1のハウジング3に弾性変形可能に設けられたロックアーム33と係合可能となっている。被ロック部219とロックアーム33とは、防水コネクタ1と相手コネクタ201とが嵌合したときに係合し、防水コネクタ1と相手コネクタ201との嵌合状態を保持する。嵌合された防水コネクタ1と相手コネクタ201とは、ロックアーム33を弾性変形させ、被ロック部219とロックアーム33との係合を解除することにより、嵌合状態から離脱状態とすることができる。
このような防水コネクタ1では、パッキン7のリップ23が、ハウジング3と相手ハウジング203とが嵌合する前の状態で、保護部材9によって覆われている。このため、ハウジング3を単体で取り扱うときに、リップ23に異物が付着することを防止することができる。
従って、このような防水コネクタ1では、相手ハウジング203とリップ23との間に異物が介在することがなく、防水性を安定化することができる。
また、保護部材9は、ハウジング3と相手ハウジング203とが嵌合するときに、相手ハウジング203によってリップ23の保護が解除される。このため、ハウジング3と相手ハウジング203との嵌合作業とは別に、保護部材9によるリップ23の保護を解除する作業を行う必要がなく、作業性を向上することができる。
さらに、保護部材9は、ハウジング3に対して、ハウジング3と相手ハウジング203との嵌合方向Aと離脱方向Bとに移動可能に配置されている。このため、ハウジング3と相手ハウジング203との嵌合や離脱に伴い、保護部材9をハウジング3から取り外す必要がなく、保護部材9の取り扱いを簡易化することができる。
また、保護部材9は、ハウジング3と相手ハウジング203とが嵌合するときに、相手ハウジング203と当接してハウジング3と相手ハウジング203との嵌合方向Aに移動される。このため、ハウジング3と相手ハウジング203との嵌合に連動して、保護部材9を移動させることができ、作業性を向上することができる。
(第2実施形態)
図7~図10を用いて第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る防水コネクタ101は、ハウジング3に、保護部材9をハウジング3と相手ハウジング203との離脱方向Bに付勢する付勢部材103が配置されている。
また、ハウジング3には、保護部材9のハウジング3と相手ハウジング203との離脱方向Bへの移動を規制する規制部29が設けられている。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図7~図10に示すように、保護部材9と収容部31の底部との間には、付勢部材103が配置されている。付勢部材103は、例えば、コイルバネなどの弾性部材からなる。付勢部材103は、本体部11の周方向等間隔に複数(ここでは2つ)配置されている。付勢部材103の両端は、保護部材9と収容部31の底部とにそれぞれ当接し、支持されている。付勢部材103は、保護部材9を、防水コネクタ101と相手コネクタ201(図1参照)との離脱方向Bに向けて付勢している。
付勢部材103は、防水コネクタ101と相手コネクタ201とが嵌合するとき、保護部材9の嵌合方向Aへの移動によって縮み、収容部31内に収容される。付勢部材103は、防水コネクタ101と相手コネクタ201とが離脱するとき、復元されて伸び、保護部材9を離脱方向Bに向けて移動させる。
付勢部材103の付勢による保護部材9の移動により、保護部材9は、パッキン7のリップ23を保護するように、保護面25にリップ23が密着して配置される。付勢部材103によって保護部材9を離脱方向Bに付勢することにより、防水コネクタ101と相手コネクタ201との離脱作業と同時に、保護部材9でリップ23を保護することができる。このため、防水コネクタ101と相手コネクタ201との離脱作業とは別に、保護部材9を移動させる作業を伴うことがなく、作業性を向上することができる。また、付勢部材103によって保護部材9を離脱方向Bに付勢することにより、保護部材9が相手フード部209を押すので、防水コネクタ101と相手コネクタ201との離脱作業性を向上することができる。
付勢部材103の付勢による保護部材9の離脱方向Bへの移動は、規制部材27の規制部29によって規制されている。このため、付勢部材103の付勢力を大きくしたとしても、保護部材9を安定してパッキン7のリップ23の外周に配置させることができる。従って、付勢部材103の付勢力の設定を容易に行うことができ、付勢部材103の設計の自由度を向上することができる。
このような防水コネクタ101では、ハウジング3に、保護部材9をハウジング3と相手ハウジング203との離脱方向Bに付勢する付勢部材103が配置されている。このため、ハウジング3と相手ハウジング203との離脱作業と同時に、保護部材9でリップ23を保護することができ、作業性を向上することができる。また、防水コネクタ101と相手コネクタ201との離脱作業性を向上することができる。
また、ハウジング3には、保護部材9のハウジング3と相手ハウジング203との離脱方向Bへの移動を規制する規制部29が設けられている。このため、付勢部材103の付勢力によらず、保護部材9を的確にパッキン7のリップ23に配置させることができ、付勢部材103の設計の自由度を向上することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、保護部材は、ハウジングに移動可能に配置された部材となっているが、これに限るものではない。例えば、保護部材としては、パッキンのリップを覆うように塗布されるゼリー状のシール材であってもよい。この場合には、ハウジングと相手ハウジングとの嵌合において、ゼリー状の保護部材が、相手ハウジングによって除去される。ゼリー状の保護部材に異物が付着していても、相手ハウジングによって保護部材が除去されるので、相手ハウジングとリップとの間に異物が介在することがない。
1,101 防水コネクタ
3 ハウジング
7 パッキン
9 保護部材
23 リップ
29 規制部
103 付勢部材
203 相手ハウジング

Claims (6)

  1. 相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、
    前記ハウジングに装着され前記相手ハウジングに密着するリップを有するパッキンと、
    を備え、
    前記パッキンの前記リップは、前記ハウジングと前記相手ハウジングとが嵌合する前の状態で、保護部材によって覆われている防水コネクタ。
  2. 前記保護部材は、前記ハウジングと前記相手ハウジングとが嵌合するときに、前記相手ハウジングによって前記リップの保護が解除される請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記保護部材は、前記ハウジングに対して、前記ハウジングと前記相手ハウジングとの嵌合方向と離脱方向とに移動可能に配置されている請求項1又は2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記保護部材は、前記ハウジングと前記相手ハウジングとが嵌合するときに、前記相手ハウジングと当接して前記ハウジングと前記相手ハウジングとの嵌合方向に移動される請求項3に記載の防水コネクタ。
  5. 前記ハウジングには、前記保護部材を前記ハウジングと前記相手ハウジングとの離脱方向に付勢する付勢部材が配置されている請求項4に記載の防水コネクタ。
  6. 前記ハウジングには、前記保護部材の前記ハウジングと前記相手ハウジングとの離脱方向への移動を規制する規制部が設けられている請求項5に記載の防水コネクタ。
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