JP7235599B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7235599B2
JP7235599B2 JP2019105956A JP2019105956A JP7235599B2 JP 7235599 B2 JP7235599 B2 JP 7235599B2 JP 2019105956 A JP2019105956 A JP 2019105956A JP 2019105956 A JP2019105956 A JP 2019105956A JP 7235599 B2 JP7235599 B2 JP 7235599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
panel
lever
grommet
assembled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019105956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020202018A (ja
Inventor
基義 鈴木
剛也 三輪
真吾 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019105956A priority Critical patent/JP7235599B2/ja
Publication of JP2020202018A publication Critical patent/JP2020202018A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7235599B2 publication Critical patent/JP7235599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関する。詳細には、一方のハウジングがパネルに組付けられ、他方のハウジングがグロメットで覆われた状態でハウジング同士が嵌合するコネクタに関する。
従来、コネクタとしては、パネルに組付けられる第1ハウジングと、第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、第2ハウジングの外周を覆いパネルに密着されるリップ部としての弾性シール片を有するグロメットとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、第2ハウジングの外周に、グロメットを組付けるためのフランジ部が第2ハウジングと一体に設けられ、第1ハウジングがパネルに組付けられ、グロメットが第2ハウジングのフランジ部に組付けられている。
このようなコネクタでは、第1ハウジングに対して第2ハウジングを嵌合させることにより、第2ハウジングのフランジ部に組付けられたグロメットの弾性シール片が、パネルの表面に密着し、パネルの第1ハウジング側と第2ハウジング側とを区画する。
特開2010-129256号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合した状態で、第2ハウジングの外周を覆うグロメットのリップ部がパネルに密着してしまうので、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を視認することができなかった。
このため、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を検知するためには、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合させた後、第2ハウジングを第1ハウジングから離脱させる方向に引っ張る作業が必要となるなど、嵌合状態を検知することが煩雑になっていた。
そこで、この発明は、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、パネルに組付けられる第1ハウジングと、前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、前記第2ハウジングの外周を覆い前記パネルの表面に密着されるリップ部を有するグロメットと、前記第2ハウジングに回動可能に組付けられ回動により前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合させるレバーと、前記レバーに設けられ前記グロメットのリップ部側が組付けられ前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記レバーの回動により前記リップ部を前記パネルに密着させる取付部とを有することを特徴とするコネクタである。
このコネクタでは、レバーに、グロメットのリップ部側が組付けられ第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態でレバーの回動によりリップ部をパネルに密着させる取付部が設けられているので、第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態ではレバーが正規に回動されリップ部がパネルに密着される。
一方、第1ハウジングと第2ハウジングとが正規に嵌合していない状態では、レバーの回動が不十分であり、リップ部がパネルに密着されない。
従って、このようなコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を、レバーの回動に連動する取付部に組付けられたグロメットのリップ部のパネルに対する当接の可否によって検出することができ、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記第2ハウジングには、前記グロメットの前記リップ部側が前記取付部に跨って組付けられるフランジ部が設けられ、前記フランジ部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記リップ部を前記パネルに密着させ、前記取付部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で、前記パネルの平面方向に対して前記フランジ部と直線的に配置されることを特徴とする。
このコネクタでは、取付部が、第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態で、パネルの平面方向に対してフランジ部と直線的に配置されるので、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を、取付部とフランジ部との直線性によって容易に視認することができる。
本発明によれば、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を容易に検知することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るコネクタの側面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのグロメットを取り外した状態で第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合するときの側面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタのグロメットを取り外した状態で第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合したときの側面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングと第1端子の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングをパネルに組付けたときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第2ハウジングとレバーと第2端子の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第2ハウジングにレバーを組付けたときの側面図である。 図7に示すレバーを回動させたときの側面図である。
図1~図8を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、パネル3に組付けられる第1ハウジング5と、第1ハウジング5に嵌合可能な第2ハウジング7と、第2ハウジング7の外周を覆いパネル3の表面に密着されるリップ部9を有するグロメット11と、第2ハウジング7に回動可能に組付けられ回動により第1ハウジング5と第2ハウジング7とを嵌合させるレバー13と、レバー13に設けられグロメット11のリップ部9側が組付けられ第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態でレバー13の回動によりリップ部9をパネル3に密着させる取付部15とを有する。
また、第2ハウジング7には、グロメット11のリップ部9側が取付部15に跨って組付けられるフランジ部17が設けられている。
さらに、フランジ部17は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態でリップ部9をパネル3に密着させる。
そして、取付部15は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態で、パネル3の平面方向に対してフランジ部17と直線的に配置される。
図1~図8に示すように、パネル3は、車両のドアなどに配置され、パネル3の一面側が被水領域となっており、パネル3の他面側が車室側などの非被水領域となっている。
このパネル3の非被水領域側には、第1ハウジング5が配置され、被水領域側には、第2ハウジング7が配置される。
このようなパネル3には、一面側と他面側とを貫通して組付穴19が設けられ、この組付穴19に第1ハウジング5が組付けられる。
第1ハウジング5は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、端子収容室21と、パネル取付部23と、係止部25とを備えている。
端子収容室21は、第1ハウジング5の内部に、第2ハウジング7との嵌合方向に向けて延設され、幅方向に複数列設けられると共に、高さ方向に複数段設けられている。
この端子収容室21には、電線27の端末部に電気的に接続された箱状の接続部を有する雌型端子からなる第1端子29がそれぞれ収容される。
なお、端子収容室21内には、第1端子29と係合する係止ランス(不図示)やスペーサ(不図示)が設けられており、端子収容室21からの第1端子29の抜け止めがなされる。
パネル取付部23は、第1ハウジング5のパネル3側の外周に、フランジ状に形成され、外径がパネル3の組付穴19の内径より大きく設定されている。
このパネル取付部23は、第1ハウジング5をパネル取付部23と反対側からパネル3の組付穴19に挿入することにより、組付穴19の縁部に当接され、第1ハウジング5の組付穴19からの抜け止めがなされる。
係止部25は、第1ハウジング5の高さ方向の両側に、それぞれ撓み可能に設けられ、第1ハウジング5をパネル3の組付穴19に挿入した状態で、パネル3を挟んでパネル取付部23と対向して配置される。
この係止部25は、第1ハウジング5の高さ方向の一側をパネル3の組付穴19に挿入することにより、一方の係止部25が撓んだ後の復元力によって組付穴19の縁部に係合され、第1ハウジング5の高さ方向の他側をパネル3の組付穴19に挿入することにより、他方の係止部25が撓んだ後の復元力によって組付穴19の縁部に係合される。
このように係止部25をパネル3の組付穴19に係合させることにより、第1ハウジング5がパネル3に組付けられ、パネル3に対して第1ハウジング5が第2ハウジング7と嵌合する前の待ち受け状態が保持される。
第2ハウジング7は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、端子収容室31と、ロックアーム33とを備えている。
端子収容室31は、第2ハウジング7の内部に、第1ハウジング5との嵌合方向に向けて延設され、幅方向に複数列設けられると共に、高さ方向に複数段設けられている。
この端子収容室31には、電線35の端末部に電気的に接続されたタブ状の接続部を有する雄型端子からなる第2端子37がそれぞれ収容される。
なお、端子収容室31内には、第2端子37と係合する係止ランス(不図示)やスペーサ(不図示)が設けられており、端子収容室31からの第2端子37の抜け止めがなされる。
ロックアーム33は、第2ハウジング7の高さ方向の一側に、撓み可能に設けられ、ロック部39と、操作部41とを備えている。
ロック部39は、ロックアーム33の中央部に突設され、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが嵌合した状態で、ロックアーム33が撓んだ後の復元力によって、第1ハウジング5に設けられた被ロック部(不図示)に係合される。
このロック部39と被ロック部との係合により、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合解除方向の移動が規制され、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合状態を保持することができる。
操作部41は、ロックアーム33の自由端側に設けられ、下方に向けて押圧されることより、ロックアーム33を撓ませ、ロック部39と被ロック部との係合を解除させる。
この操作部41によるロック部39と被ロック部との係合解除により、第2ハウジング7を第1ハウジング5から取り外すことができる。
このような第2ハウジング7は、被水領域に配置されており、パネル3側の外周に、グロメット11が組付けられる半円状のフランジ部17が設けられ、その外周がグロメット11によって覆われて防水される。
グロメット11は、ゴムなどの弾性材料からなり、第2ハウジング7を収容可能なように筒状に形成された本体部43と、本体部43の一端側に設けられた引出部45と、本体部43の他端側に設けられた装着部47と、装着部47に隣接して設けられたリップ部9とを備えている。
引出部45は、本体部43の一側からパネル3と反対側に向けて筒状に延設され、第2ハウジング7から引き出された複数の電線35が挿通される。
この引出部45は、挿通された複数の電線35の外周に密着され、複数の電線35に沿って水などが本体部43内に浸入することを防止し、本体部43に収容された第2ハウジング7を防水する。
装着部47は、本体部43のリップ部9に対してパネル3と反対側に隣接して設けられ、第2ハウジング7より大きな外径を有するように環状に形成され、内部に周方向に連続する溝部が設けられている。
この装着部47は、第2ハウジング7のフランジ部17とレバー13の取付部15とに跨って、フランジ部17と取付部15とが溝部に密着して係合するように組付けられる。
リップ部9は、本体部43の他側に弾性変形可能に環状に設けられ、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが正規に嵌合し、レバー13の回動が終了した状態で、パネル3の表面に密着される。
このリップ部9は、外径がパネル3の組付穴19の内径や第1ハウジング5のパネル取付部23の外径より大径に設定され、パネル3の表面に密着することにより、本体部43に収容された第2ハウジング7を防水すると共に、パネル3の第2ハウジング7側から組付穴19を介して第1ハウジング5側への水などの浸入を防止し、パネル3の第1ハウジング5側を防水する。
このようなリップ部9は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合を補助するレバー13の回動によって、パネル3の表面に密着される。
レバー13は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、第1ハウジング5及び第2ハウジング7の幅より大きな幅を有するようにコ字状に形成され、軸孔49と、係合部51と、カム溝53とを備えている。
軸孔49は、レバー13の両側壁の内面にそれぞれ設けられ、第2ハウジング7の両側壁にそれぞれ設けられた軸部55に係合される。
この軸孔49は、軸部55と係合することにより、レバー13が第2ハウジング7の外周に回動可能に組付けられる。
係合部51は、レバー13の両側壁にそれぞれ撓み可能に設けられ、第2ハウジング7の両側壁にそれぞれ突設された被係合突起57に係合される。
この係合部51は、被係合突起57と係合することにより、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが嵌合する前の初期位置である第2ハウジング7に対するレバー13の仮係止位置でレバー13を保持する。
カム溝53は、レバー13の両側壁にそれぞれ貫通して設けられ、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合時に、第1ハウジング5の両側壁にそれぞれ設けられたカムピン59に係合される。
このカム溝53は、レバー13が第2ハウジング7の初期位置で保持された状態で、第2ハウジング7を、パネル3に組付けられた第1ハウジング5に嵌合させるときに、第1ハウジング5のカムピン59が挿入される。
この状態から第2ハウジング7に対してレバー13を回動させることにより、カムピン59がカム溝53に沿って移動し、第2ハウジング7が第1ハウジング5に引き込まれるように嵌合し、第1端子29と第2端子37とが電気的に接続される。
なお、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが嵌合するとき、第1ハウジング5の側壁は、第2ハウジング7の側壁とレバー13の側壁との間に挿入され、パネル3の組付穴19には、レバー13の回動を許容するために、第1ハウジング5の側壁との間に隙間が形成されている。
このようなレバー13には、グロメット11の装着部47に装着される取付部15が設けられている。
取付部15は、レバー13の外周に、半円のフランジ状に形成されている。
この取付部15は、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが正規に嵌合したときのレバー13の回動終了位置で、パネル3の平面方向と平行となるように、第2ハウジング7のフランジ部17と直線的に配置される。
このような取付部15には、レバー13が初期位置で保持されるように第2ハウジング7に組付けられた状態で、グロメット11の装着部47が、第2ハウジング7のフランジ部17と跨るように組付けられる。
このため、グロメット11のリップ部9は、レバー13の取付部15側が、パネル3に対して離間する方向に傾斜した状態で配置される。
このようにフランジ部17と取付部15とに跨ってグロメット11が組付けられた第2ハウジング7を、パネル3に組付けられた第1ハウジング5に配置させ、レバー13のカム溝53と第1ハウジング5のカムピン59とを係合させる。
この状態から係合部51と被係合突起57との係合を解除させるようにレバー13を回動させ、カムピン59をカム溝53に沿って移動させるように、第1ハウジング5と第2ハウジング7とを嵌合させる。
第1ハウジング5と第2ハウジング7とが正規に嵌合している場合、リップ部9のフランジ部17側は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合方向への移動によってパネル3の表面に密着され、リップ部9の取付部15側は、レバー13の回動によってパネル3の表面に密着される。
このリップ部9のパネル3への密着により、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態を検知することができる。
加えて、取付部15は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態におけるレバー13の回動終了位置で、フランジ部17と直線的に配置されるので、リップ部9が直線的に配置されており、リップ部9の外観の直線性を視認することによっても、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態を検知することができる。
一方、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが半嵌合状態であるときのように正規に嵌合していない場合、レバー13の回動が不十分であり、リップ部9が全体的にパネル3に密着されない。
このリップ部9がパネル3から離間している状態により、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが正規に嵌合していない状態を検知することができる。
加えて、取付部15は、レバー13の回動が不十分である場合、フランジ部17と直線的に配置されないので、リップ部9が取付部15側で傾斜して配置されており、リップ部9の外観からも、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが正規に嵌合していない状態を検知することができる。
このようにパネル3に対するグロメット11のリップ部9の当接の可否によって、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合状態を容易に検出することができ、第2ハウジング7を第1ハウジング5から離脱させる方向に引っ張るなどの作業が必要なく、嵌合状態の検知作業が煩雑となることがない。
なお、本実施の形態においては、レバー13が第1ハウジング5の外周面側で回動するので、第1ハウジング5のカムピン59とレバー13のカム溝53との係合状態を視認することができ、カムピン59とカム溝53との係合状態から第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合状態を検出することができる。
また、第1ハウジング5の側壁には、レバー13の回動終了位置で、レバー13の係合部51に係合される被係合突起61が突設されており、係合部51と被係合突起61との係合によってレバー13が回動終了位置で保持される。
このようなコネクタ1における組付けは、まず、パネル3に第1ハウジング5を組付け、第2ハウジング7にレバー13を組付け、第2ハウジング7とレバー13とにグロメット11を装着する。
次に、第1ハウジング5に対して第2ハウジング7を配置させ、レバー13を回動させて第1ハウジング5と第2ハウジング7とを嵌合させる。
そして、リップ部9がパネル3に密着している場合には、組付けを完了し、リップ部9がパネル3に当接していない場合には、リップ部9がパネル3に密着するまでレバー13を回動させ、組付けを完了する。
このようなコネクタ1では、レバー13に、グロメット11のリップ部9側が組付けられ第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態でレバー13の回動によりリップ部9をパネル3に密着させる取付部15が設けられているので、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態ではレバー13が正規に回動されリップ部9がパネル3に密着される。
一方、第1ハウジング5と第2ハウジング7とが正規に嵌合していない状態では、レバー13の回動が不十分であり、リップ部9がパネル3に密着されない。
従って、このようなコネクタ1では、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合状態を、レバー13の回動に連動する取付部15に組付けられたグロメット11のリップ部9のパネル3に対する当接の可否によって検出することができ、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合状態を容易に検知することができる。
また、取付部15は、第1ハウジング5と第2ハウジング7との正規嵌合状態で、パネル3の平面方向に対してフランジ部17と直線的に配置されるので、第1ハウジング5と第2ハウジング7との嵌合状態を、取付部15とフランジ部17との直線性によって容易に視認することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、レバーが、第1ハウジングの外周面側で回動しているが、これに限らず、レバーを第1ハウジングの内部で回動するようにしてもよい。
この場合には、レバーが第1ハウジングの内部で回動するので、第1ハウジングの外周のレバーの回動スペースを削減することができ、小型化することができる。
1…コネクタ
3…パネル
5…第1ハウジング
7…第2ハウジング
9…リップ部
11…グロメット
13…レバー
15…取付部
17…フランジ部

Claims (2)

  1. パネルに組付けられる第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングの外周を覆い前記パネルの表面に密着されるリップ部を有するグロメットと、
    前記第2ハウジングに回動可能に組付けられ回動により前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合させるレバーと、
    前記レバーに設けられ前記グロメットのリップ部側が組付けられ前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記レバーの回動により前記リップ部を前記パネルに密着させる取付部と、
    を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記第2ハウジングには、前記グロメットの前記リップ部側が前記取付部に跨って組付けられるフランジ部が設けられ、
    前記フランジ部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記リップ部を前記パネルに密着させ、
    前記取付部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で、前記パネルの平面方向に対して前記フランジ部と直線的に配置されることを特徴とするコネクタ。
JP2019105956A 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ Active JP7235599B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105956A JP7235599B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105956A JP7235599B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020202018A JP2020202018A (ja) 2020-12-17
JP7235599B2 true JP7235599B2 (ja) 2023-03-08

Family

ID=73744064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019105956A Active JP7235599B2 (ja) 2019-06-06 2019-06-06 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7235599B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003173837A (ja) 2001-12-06 2003-06-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2004171920A (ja) 2002-11-20 2004-06-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2012169187A (ja) 2011-02-15 2012-09-06 Yazaki Corp レバー式コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003173837A (ja) 2001-12-06 2003-06-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2004171920A (ja) 2002-11-20 2004-06-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2012169187A (ja) 2011-02-15 2012-09-06 Yazaki Corp レバー式コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020202018A (ja) 2020-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6445495B2 (ja) コネクタ
JP4463665B2 (ja) 防水コネクタ
JP4797892B2 (ja) シールドコネクタ
JP3928460B2 (ja) 防水コネクタ
WO2015178203A1 (ja) コネクタ
JP3386343B2 (ja) コネクタ
WO2006054574A1 (ja) 防水コネクタ
EP2390964B1 (en) Connector and connector assembly
JP6954946B2 (ja) コネクタ
JP5729350B2 (ja) 防水コネクタ
WO2018105362A1 (ja) ゴムカバー付きコネクタ
JP5565054B2 (ja) コネクタ
WO2014054783A1 (ja) 端子用スペーサ
EP1233477A2 (en) Waterproof connector used for a flexible flat cable
JP2003173840A (ja) 防水コネクタ
JP7235599B2 (ja) コネクタ
JP7272032B2 (ja) コネクタ
JP2015210992A (ja) コネクタの防水構造
EP2751880B1 (en) Waterproof connector
JP5818101B2 (ja) 防水コネクタ
JP7227080B2 (ja) コネクタ
JP5258802B2 (ja) プラグ電気コネクタ及びこれとレセプタクル電気コネクタとを有する電気コネクタ組立体
JP5557035B2 (ja) 防水コネクタ
JP2007287612A (ja) コネクタ
JP7319184B2 (ja) 途中嵌合検知構造及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7235599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350