JP2022145294A - 立体構造物組み立てキット、板状部材、及び立体構造物 - Google Patents

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昭洋 川島
Akihiro Kawashima
英俊 林
Hidetoshi Hayashi
寛幸 堤
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Abstract

【課題】立体構造物の組立作業性を向上させる。【解決手段】立体構造物組み立てキットは、平板状の板状部材10と、一対の板状部材10を連結する連結部材50を有し、板状部材10は、矩形状の複数枚の板材20と側辺部材30を有している。板材20の側辺には、板材20の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成されている。板状部材10は、一対の板材20の側辺同士を突き合わせて、一方の板材20の凸部を、他方の板材20の凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の板材20の両側辺に跨るように側辺部材30が取り付けられている。連結部材50には、第1支持部と第2支持部が一体に形成されて、一対の板状部材10が互いに交差する状態で連結可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚の板状部材を連結して立体構造物を組み立て可能な立体構造物組み立てキット、板状部材、及び立体構造物に関する。
災害時等の非常時に地域の体育館や公民館等に避難した住民のために、広いスペースを適宜間仕切りして、居住可能なプライベート空間を確保することが一般的になっている。プライベート空間の確保は、プライバシーを保護して安心して過ごすことができる観点から有効であるだけでなく、各種感染症に対する感染抑制の観点からも有効である。
特許文献1には、矩形状の板材の側辺及び端辺の近傍に連結用の小孔を形成した間仕切り板と、間仕切り板を連結する連結ベルトを備えた間仕切りユニットに係る発明が記載されている。一対の間仕切り板の側辺又は端辺同士を互いに突き合わせるように配置して、平面ファスナからなる連結ベルトを、突き合わせられた各間仕切り板の小孔内に順次貫通させることで、間仕切り板同士を連結させる。このようにして複数枚の間仕切り板を連結していけば、広いスペースを適宜な広さのプライベート空間に区画することができる。
特開2007-113366号公報
ところで、非常時等のみを考慮して間仕切りユニットを準備しておくことは、コストが掛かるだけでなく、保管場所を確保するための広い収納スペースが必要になる。そのため、非常時以外の通常時には、例えば体育館等でボールやマットを収納する収納箱やフェンス等を構成する板材として使用し、非常時にこの板材を間仕切り板に転用することが考えられる。板材同士を連結している連結ベルトを外し、板材の連結状態を適宜組み替えて連結し直す。これにより、体育館用の備品を間仕切りユニットに転用して、適宜の大きさのプライベート空間を区画することができる。
このように、体育館用の備品を間仕切りユニットに転用するためには、間仕切り板を簡単に連結したり、組み替えたりできることが要求される。また、非常時には、多くの住民が体育館等の公共のスペースに一度に避難してくる状況になるため、間仕切り板を迅速に連結したり、組み替えたりできることが要求される。さらに、避難してくる住民の構成人数や状況等も異なるため、必要に応じて適宜の大きさの空間を容易に区画できることも要求される。
しかし、特許文献1に記載の間仕切り板は、180cm×90cmの紙製強化段ボール板である。そして、連結作業の際には、一対の間仕切り板の側辺又は端辺同士を突き合せた状態で、一対の間仕切り板に形成された小孔のそれぞれに連結ベルトを刺し通して、平面ファスナでその都度固定しなくてはならない。そのため、連結ベルトでの連結作業に手間と時間を要し、間仕切りユニットの設置作業を簡単、迅速に行うことが困難である。立体構造物の組立作業性を向上させることが求められている。
上記課題を解決するため、本発明の立体構造物組み立てキットは、矩形状の複数枚の板状部材を連結して立体構造物を組み立て可能な立体構造物組み立てキットであって、平板状の前記板状部材と、一対の前記板状部材を連結する連結部材を有し、前記板状部材は、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、前記板状部材は、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられて形成されており、前記連結部材には、一対の前記板状部材のうちの一方の前記板状部材の側辺を支持する第1支持部と、他方の前記板状部材の側辺を支持する第2支持部が一体に形成され、一対の前記板状部材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板状部材の側辺を前記第1支持部で支持するとともに、他方の前記板状部材の側辺を前記第2支持部で支持することにより、一対の前記板状部材が互いに交差する状態で連結可能に構成されている。
上記の構成によれば、板状部材を連結する際、例えば、一対の板状部材のうち一方の板状部材の側辺に連結部材の第1支持部を取り付け、他方の板状部材の側辺を、第2支持部に取り付ける。一対の板状部材を、一つの連結部材の二つの支持部のそれぞれに取り付けることで、一対の板状部材を簡単に連結することができる。また、一対の板状部材を連結した状態では、一対の板状部材が互いに交差する。複数の板状部材を順次連結していけば、適宜の大きさの立体構造体を簡単、迅速に組み立てることができる。立体構造体の組立作業性を向上させることができる。
また、板状部材は、凸部と凹部が形成された矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有している。そして、一対の板材の側辺同士を突き合わせて、凸部と凹部を係合し、一対の板材の両側辺に跨るように側辺部材が取り付けられている。そのため、板状部材を形成する板材の枚数を変更することで、板状部材の大きさや形状を容易に変更することができる。立体構造物の利便性を向上させることができる。
ここで、立体構造物とは、板状部材が三次元的に組み付けられた構造物を言う。例えば、複数枚の板状部材を連結させて空間を仕切るパーティション、複数枚の板状部材を連結させて形成され、体育館等でボールやマット等を収容するための備品収納箱等が挙げられる。以下、同様である。
上記課題を解決するため、本発明の板状部材は、複数枚を連結して立体構造物を組み立てるために使用する矩形状の板状部材であって、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられたものを最小単位として形成されている。
上記の構成によれば、板状部材は、複数枚の板材が連結され、側辺部材が、隣り合う板材の両側辺に跨るように取り付けられて形成されている。そのため、複数枚の板材の係合部分が側辺部材によって補強されている。立体構造物を組み立てる際に板状部材が変形することが抑制される。立体構造物の組立作業性を向上させることができる。
また、板状部材は、一対の板材に側辺部材が取り付けられているものを最小単位として形成されている。そのため、板状部材を形成する板材の枚数を変更することで、板状部材の大きさや形状を容易に変更することができる。これにより、適宜の大きさ、形状の立体構造物を容易に組み立てることができる。大きさ、形状が一定の板状部材を連結する場合に比べて、組み立てる立体構造物の大きさ、形状の制約が少なくなる。立体構造物の利便性を向上させることができる。
上記課題を解決するため、本発明の立体構造物は、矩形平板状の複数枚の板状部材を、連結部材で連結してなる立体構造物であって、前記板状部材は、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、前記板状部材は、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられて形成されており、前記連結部材には、一対の前記板状部材のうちの一方の前記板状部材の側辺を支持する第1支持部と、他方の前記板状部材の側辺を支持する第2支持部が一体に形成され、一対の前記板状部材は、一方の前記板状部材の側辺が前記第1支持部で支持されているとともに、他方の前記板状部材の側辺が前記第2支持部で支持されて、互いに交差する状態で連結されている。
上記の構成によれば、立体構造物は、複数枚の板状部材が、連結部材により互いに交差する状態で連結されて形成されている。連結部材には第1支持部と第2支持部が形成されているため、一つの連結部材の二つの支持部のそれぞれに取り付けることで、一対の板状部材が連結されている。連結部材による連結状態が簡易であり、組立作業性が良好である。連結する板状部材の枚数を変えることによって、適宜の大きさの立体構造体を簡単、迅速に組み立てることができる。
また、板状部材は、板材の側辺同士を突き合わせて凸部と凹部を係合し、隣り合う板材の両側辺に跨るように側辺部材が取り付けられて形成されている。そのため、板状部材を形成する板材の枚数を変更することで、立体構造物の大きさ、形状を容易に変更することができる。立体構造物の利便性が向上する。
本発明によれば、立体構造物の組立作業性が向上する。
本実施形態の立体構造物であるパーティションの斜視図。 パーティションに使用する板状部材の斜視図。 板状部材を構成する板材の斜視図。 板状部材を構成する側辺部材の斜視図。 コーナー部材の斜視図。 屈曲状連結部材の斜視図。 板状部材の適用例であるボールかごの斜視図。 変更例のパーティションの斜視図。 直状連結部材の斜視図。 変更例の屈曲状連結部材の斜視図。 変更例の板状部材の斜視図。
以下、本発明を具体化した立体構造体の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の立体構造物は、広いスペースを適宜の小スペースに区画するためのパーティション1である。パーティション1は、例えば、災害時等の非常時に体育館や公民館等に避難してきた住民に、プライバシーが確保された居住スペースを区画して提供するために使用される。図1に示すパーティション1は、高さ約1.6m、幅約2.0mの2つの長側壁2と、高さ約1.6m、幅約1.2mの2つの短側壁3を有している。一方の長側壁2の一部には、入口4が形成されている。
パーティション1は、板状部材10及び屈曲状連結部材50を有している。パーティション1は、複数枚の矩形状の板状部材10が屈曲状連結部材50で連結されて形成されている。
<板状部材10について>
図2に示すように、板状部材10は、後に説明する板材20が、互いに係合されて形成されている。板状部材10は、板材20の枚数によって、その大きさ、形状を変更可能である。いずれの大きさ、形状の板状部材10も、約3cmの厚みを有している。
本実施形態のパーティション1に使用される板状部材10には、大きさ、形状の異なる3種類の板状部材10が存在する。図2に示す板状部材10は、パーティション1の短側壁3、及び入口4が形成された長側壁2を形成するものである。ここで示す板状部材10は、板材20が、縦に4列、横に3列係合された板状部材10bであり、長辺の長さが約160cm、短辺の長さが約120cmの長方形板状である。以下の説明では、板状部材10を構成する板材20の枚数によって、板状部材10a~10eが登場するが、板状部材10a~10eに共通する事項について説明するときには、板状部材10という。
図2に示すように、板状部材10は、板材20、側辺部材30、及びコーナー部材40を備えている。板状部材10は、複数枚の板材20の係合により形成されている。側辺部材30は、隣り合う板材20の両側辺21に跨るような態様で取り付けられている。コーナー部材40は、板状部材10の4つの角部のそれぞれで、板材20の角部を覆うような態様で取り付けられている。なお、大きさ、形状の異なるいずれの板状部材10も、板材20、側辺部材30、及びコーナー部材40は共通の部材で形成されている。
<板材20について>
図3に示すように、本実施形態の板材20は、側辺21の長さL1が約40cmの正方形板状に形成されている。板材20の各側辺21には、板材20の主面に沿う方向に突出する凸部22が複数形成されている。板材20の側辺21では、凸部22が形成されることにより、凸部22に対して主面に沿う方向に相対的に凹む凹部23が複数形成されている。
板材20の相対する側辺21では、凸部22及び凹部23の形成位置が異なっている。図3に示す上側の側辺21では、右側の端縁に凸部22が形成されている一方で、下側の側辺21では、右側の端縁に凹部23が形成されている。つまり、図3で左右方向に延びる側辺21を見たときに、上側の側辺21で凸部22が形成されている位置には、下側の側辺21では凹部23が形成されている。また、図3に示す右側の側辺21では、上側の端縁に凹部23が形成されている一方で、左側の側辺21では、上側の端縁に凸部22が形成されている。つまり、図3で上下方向に延びる側辺21を見たときに、右側の側辺21で凹部23が形成されている位置には、左側の側辺21では凸部22が形成されている。
本実施形態の板材20は、発泡樹脂材料で形成されている。その材質は特に限定されない。例えば、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリスチレン、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル等を挙げることができる。
<側辺部材30、コーナー部材40について>
図4に示すように、板材20の側辺21に取り付けられた側辺部材30は、一対の側壁31と、一対の側壁31を連結する連結壁32を備えている。平行に延びる一対の側壁31の短手方向端縁同士が連結壁32で連結されて、断面コ字状に形成されている。一対の側壁31及び連結壁32で囲まれた内部空間は、側辺部材30の長手方向に延びる溝状の空間であり、板材20の側辺21が収容される部分となる。
一対の側壁31の短手方向の長さL2は互いに等しくなるように形成されている。短手方向の長さL2は、約3cm~4cmである。側辺部材30の長手方向の長さL3は、板材20の側辺21の長さL1の約半分の約20cmである。一対の側壁31の内面間の長さL4、すなわち、連結壁32の内面の短手方向の長さL4は、板材20の厚みより僅かに長く、約3cmである。
図2に示すように、側辺部材30は、2枚の板材20の凸部22及び凹部23が係合した状態で、2枚の板材20の側辺21に跨るような態様で取り付けられている。このとき、側辺部材30は、溝状の内部空間に、2枚の板材20の側辺21が等しい長さ分収容されるように取り付けられている。つまり、長手方向の長さL3が約20cmである側辺部材30は、一方の板材20の側辺21の約10cmを収容し、他方の板材20の側辺21の約10cmを収容するように取り付けられている。
図5に示すように、板材20の角部に取り付けられたコーナー部材40は、正面視L字状に屈曲した形状に形成されている。正面視形状が異なるもののその基本構造は、側辺部材30と同様である。
コーナー部材40は、一対の側壁41と、一対の側壁41を連結する連結壁42を備えた断面コ字状に形成されている。一対の側壁41及び連結壁42で囲まれた内部空間は、コーナー部材40の長手方向に延びる溝状の空間であり、板材20の角部が収容される部分となる。
一対の側壁41の短手方向の長さL5は互いに等しく、約3cm~4cmである。側壁41の短手方向の長さL5は、側辺部材30の側壁31の短手方向の長さL2と等しい。連結壁42の長手方向の長さL6は、板材20の側辺21の長さL1の約1/4である。一つの連結壁42の長手方向の長さL6は、側辺部材30の長手方向の長さL3の約半分であり、約10cmである。一対の側壁41の内面間の長さは、側辺部材30の一対の側壁31の内面間の長さL4に等しい。
図2に示すように、コーナー部材40は、板状部材10の角部に配置された板材20の角部に取り付けられている。このとき、コーナー部材40の溝状の内部空間には、隣り合う側辺21の約10cmをそれぞれ収容するように取り付けられている。
側辺部材30及びコーナー部材40の材質は特に限定されない。その材料としては、例えば、合成樹脂材料、金属材料等が挙げられる。本実施形態の側辺部材30は熱可塑性樹脂材料で形成されている。熱可塑性樹脂材料は特に限定されない。例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、アクリルニトリル‐ブタジエン‐スチレン等を挙げることができる。
<屈曲状連結部材50について>
図6に示すように、屈曲状連結部材50は、断面コ字状の第1支持部51と、断面コ字状の第2支持部52が、互いに直交するように一体に連結された形状を有している。第1支持部51及び第2支持部52の基本構造は、側辺部材30と同様である。屈曲状連結部材50が請求項でいう連結部材に相当する。
第1支持部51は、一対の側壁53と、一対の側壁53を連結する連結壁54を備えている。第2支持部52は、一対の側壁55と、一対の側壁55を連結する連結壁56を備えている。第1支持部51及び第2支持部52は、第2支持部52の連結壁56が第1支持部51の一方の側壁53と一体になって、互いに直交する方向に延びる形状に形成されている。屈曲状連結部材50の一方の外壁50aは、第1支持部51の一方の側壁53で形成されている。また、屈曲状連結部材50の他方の側壁50bは、第1支持部51の連結壁54と第2支持部52の一方の側壁55が平面状に連設されて形成されている。
第1支持部51において一対の側壁53及び連結壁54で囲まれた内部空間は、第1支持部51の長手方向に延びる溝状の空間であり、板材20の側辺21が収容される部分となる。同様に、第2支持部52において一対の側壁55及び連結壁56で囲まれた内部空間は、第2支持部52の長手方向に延びる溝状の空間であり、板材20の側辺21が収容される部分となる。第1支持部51に形成された溝状の空間が請求項でいう第1溝に相当する。また、第2支持部52に形成された溝状の空間が請求項でいう第2溝に相当する。
第1支持部51の側壁53及び第2支持部52の側壁55の短手方向の長さL7は、側辺部材30の側壁31の短手方向の長さL2と等しい。屈曲状連結部材50の長手方向の長さL8は、側辺部材30の長手方向の長さL3と等しく、板材20の側辺21の長さL1の約半分である。一対の側壁53、55の内面間の長さは、側辺部材30の一対の側壁31の内面間の長さL4に等しい。
<パーティション1の組み立て方法について>
次に、板状部材10、屈曲状連結部材50を使用して、パーティション1を組み立てる方法について、その作用とともに説明する。
図1に示すパーティション1では、入口4が形成されていない長側壁2は、板材20が縦に4列、横に5列係合された板状部材10aで形成されている。また、短側壁3は、板材20が縦に4列、横に3列係合された板状部材10bで形成されている。まず、板状部材10a、10bを準備する。
板状部材10には、側辺部材30、コーナー部材40が取り付けられている。側辺部材30の長手方向の長さL3は板材20の側辺21の長さL1の約半分であって、2枚の板材20の側辺21を同じ長さ分収容するように取り付けられている。また、コーナー部材40の連結壁42の長手方向の長さL6は、板材20の側辺21の長さL1の約1/4である。そのため、板状部材10の側辺には、板材20の側辺21の長さL1の約半分の長さで、板材20の側辺21が露出した状態となっている。
板状部材10aの短手方向の側辺に屈曲状連結部材50の第1支持部51を取り付ける。このとき、屈曲状連結部材50は、板材20の側辺21が露出した状態となっている部分に対して取り付ける。屈曲状連結部材50の長手方向の長さL8は、板材20の側辺21の長さL1の約半分であるため、板材20の側辺21の露出した部分全体が第1支持部51の溝状の空間に収容される。板材20の側辺21が露出した状態となっている部分のすべてに対して屈曲状連結部材50を取り付ける。これにより、板状部材10aの側辺は、側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50でほぼ隙間なく覆われた状態となる。また、屈曲状連結部材50が、板状部材10aの側辺に一定間隔で取り付けられた状態となる。
続いて、一方の短側壁3を構成する板状部材10bの長手方向の側辺を、板状部材10aに取り付けられた屈曲状連結部材50の第2支持部52の溝状の空間に挿入する。このとき、板状部材10aの側辺では、板材20の側辺21が露出した状態となっている部分に、第2支持部52の位置が合った状態になっている。そのため、第2支持部52に板状部材10bの側辺を挿入すると、板状部材10bの側辺は、側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50でほぼ隙間なく覆われた状態となっている。
側辺部材30一対の側壁31の内面間の長さL4は、板材20の厚みより僅かに長い。また、コーナー部材40一対の側壁41の内面間の長さは、側辺部材30の一対の側壁31の内面間の長さL4に等しい。屈曲状連結部材50の一対の側壁53、55の内面間の長さは、側辺部材30の一対の側壁31の内面間の長さL4に等しい。そのため、板状部材10a、10bの側辺では、側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50の内面が、板材20の外面に当接した状態となっている。
側辺部材30の側壁31の短手方向の長さL2は、コーナー部材40の側壁41の短手方向の長さL5と等しい。屈曲状連結部材50の第1支持部51の側壁53及び第2支持部52の側壁55の短手方向の長さL7は、側辺部材30の側壁31の短手方向の長さL2と等しい。そのため、板状部材10a、10bの側辺では、側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50の短手方向の端縁の位置が、ほぼ直線状となるように揃っている。
このようにして、板状部材10a、10bが直交する状態で連結固定される。
同様にして、他方の短側壁3を構成する板状部材10bを連結する。また、図1に示すように、入口4が形成された長側壁2を構成する板状部材10b、10cを連結する。一連の作業により、図1に示すように、長側壁2及び短側壁3で区画された空間が形成される。
<立体構造物としての他の形態への転用について>
本実施形態のパーティション1は、例えば、非常時に体育館や公民館等に避難してきた住民に、プライバシーが確保された居住スペースを区画して提供するために使用される。非常時等にパーティション1に使用される板状部材10、及び屈曲状連結部材50を、非常時以外には、他の用途に使用することにより、その利便性が広がる。言い換えれば、通常時に他の用途で板状部材10等を使用し、非常時にパーティション1に組み替えることで、非常時等だけのために必要な部材を準備しておく必要性がなくなる。通常時から使用している部材を非常時等に転用することで、非常時等の専用品に掛かるコストを削減できるだけでなく、保管スペースを削減することができる。
ここでは、他の形態への転用について説明する。
図7に示しているのは、例えば、学校の体育の授業で使用するボールを保管しておくためのボールかご5である。ボールかご5は、板材20が縦に2列、横に3列係合された4枚の板状部材10dと、板材20が縦に1列、横に3列係合された3枚の板状部材10eで形成されている。板状部材10d同士は、屈曲状連結部材50で連結され、板状部材10dと板状部材10eは、後に説明する直状連結部材60で連結されて形成されている。
また、図示はしていないが、例えば、板状部材10を、学校の体育館等の壁面に設置される壁面保護パネルとして使用することもできる。壁面保護パネルは、複数枚の板状部材10を直状連結部材60で連結して形成すればよい。体育の授業等で、体育館の壁面に向かってボールを投げる場合に壁面を保護する。また、体育の授業中に壁面に衝突した際の衝撃を吸収することができる。
このように、通常時には、板状部材10、屈曲状連結部材50、及び直状連結部材60を、体育館の備品として使用し、非常時には、これらの備品を構成する板状部材10、屈曲状連結部材50、及び直状連結部材60を組み替えて、必要な立体構造物に転用することができる。
例えば、地震、風水害等により多数の住民が体育館に避難してきた場合、体育館の備品として使用しているボールかご5、壁面保護パネルを搬出する。そして、これら備品を、構成部品である板状部材10、屈曲状連結部材50、及び直状連結部材60に分解し、必要に応じて、パーティション1、6等に組み替える。
板状部材10の側辺には、板材20の側辺21が露出した状態となっている部分が存在する。この露出した部分は、板材20の側辺21の中間部分であって、その長さは、屈曲状連結部材50の長手方向の長さL8とほぼ等しい。そのため、板状部材10や屈曲状連結部材50の連結状態を組み替えるとき、その組付方法を理解し易い。板状部材10の大きさや形状が異なるものであっても、どのようにして組み付けるかを理解し易いことから、子供でも容易に組み立てることができる。板状部材10や屈曲状連結部材50をパズルのように組み立てれば、適宜の大きさの立体構造物を容易に形成することができる。組み立てるための説明書が無くても、各部材を見るだけで組立てることができる。
本実施形態のパーティション1によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態のパーティション1は、板状部材10と屈曲状連結部材50で構成されたキットにより組み立てられる。屈曲状連結部材50には、板状部材10の側辺を支持する第1支持部51及び第2支持部52が形成されている。一対の板状部材10のうちの一方の板状部材10の側辺を第1支持部51で支持し、他方の板状部材10の側辺を第2支持部52で支持すれば、板状部材10が直交する状態で連結される。
そのため、一対の板状部材10を簡単に連結することができる。また、連結状態では一対の板状部材10が互いに直交するため、複数の板状部材10を順次連結していけばパーティション1を簡単、迅速に組み立てることができる。パーティション1の組立作業性を向上させることができる。
(2)屈曲状連結部材50は長尺状に形成されて、第1支持部51及び第2支持部52は、屈曲状連結部材50の長手方向に延びる溝状に形成されている。
そのため、板状部材10の側辺を溝状の第1支持部51及び第2支持部52に挿入すれば、板状部材10同士を簡単に組み付けられる。板状部材10の組み付けが容易である。
(3)板状部材10は、一対の板材20に側辺部材30が取り付けられているものを最小単位として形成されている。
そのため、板状部材10を形成する板材20の枚数を変更することで、板状部材10の大きさや形状を容易に変更することができる。適宜の大きさ、形状のパーティション1を容易に組み立てることができる。
(4)板状部材10は、複数の板材20の凸部22と凹部23の係合により平板状に形成されている。
そのため、板材20同士の組付け状態が安定する。また、凸部22と凹部23を仮止めすることができるため、側辺部材30や屈曲状連結部材50を用いての組立作業がし易い。さらに、板状部材10の側辺以外の部分でも、その係合状態が安定している。
(5)板状部材10は、隣り合う板材20の側辺21に跨るように側辺部材30が取り付けられて形成されている。
そのため、複数の板材20の係合部分が補強され、板状部材10の強度が保持される。パーティション1に組立作業性が向上し、組み立てられたパーティション1が安定する。
(6)板状部材10の角部には、コーナー部材40が取り付けられている。
そのため、板状部材10の角部が補強される。板状部材10の耐久性が向上する。
(7)側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50の長さL3、L6、L8は、板状部材10aの側辺が、側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50でほぼ隙間なく覆われた状態となるように設定されている。
そのため、連結部分では、板材20の側辺21の凸部22及び凹部23が露出しない状態となる。連結部分で凸部22が摩耗したりすることが抑制されて、板状部材10の耐久性が向上する。
(8)板状部材10の側辺には、屈曲状連結部材50を取り付ける長さ分、板材20の側辺21が露出している。
そのため、露出部分に屈曲状連結部材50の第1支持部51、第2支持部52を挿入するだけで、容易に連結することができる。組み立てるための説明書がなくても、板状部材10と屈曲状連結部材50を見ただけで、その組み立て方法を容易に理解することができる。非常時等の混乱した現場でもスムーズにパーティション1等を組み立てることができる。
(9)板状部材10は、屈曲状連結部材50の第1支持部51、第2支持部52への挿入で容易に連結することができる。
そのため、間違えて組み付けても簡単に修正することができる。
(10)板材20の相対する側辺21では、凸部22及び凹部23の形成位置が異なっている。
そのため、2枚の板材20の側辺21同士を突き合せるだけで、容易に係合させることができる。板状部材10の大きさ、形状を変更させるための手順を理解し易い。
(11)本実施形態の板材20は、発泡樹脂材料などの衝撃吸収できる材料で形成されている。
そのため、軽量であり、耐久性に優れている。通常時に使用していた板状部材10をそのまま非常時に転用したとしても取り扱いがし易い。また、通常時と非常時との間での転用に耐え得る。さらに、適宜の大きさに切出したり加工したりし易い。破損した場合にはリサイクルが可能であり、同素材でできているリサイクル材を使用して成形することもできる。
(12)板状部材10同士は、一定間隔で取り付けられた屈曲状連結部材50により連結されている。
そのため、板状部材10同士の連結状態が安定する。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・非常時等の立体構造物としては、図1に示すパーティション1以外にも、例えば、図8に示すような、より小さい空間を区画するためのパーティション6が挙げられる。例えば、図1に示すパーティション1は、入口4が形成されていない長側壁2は、板材20が縦に4列、横に5列係合された板状部材10aで形成されている。図8に示すパーティション6は、ボールかご5に使用している板状部材10d、10eの向きを変えた状態で形成されている。このように、より小さい空間を区画したパーティション6では、必要に応じて、入口4部分にカーテン状のものを設置して、着替えスペース等に使用することもできる。板状部材10を構成する板材20の枚数を変更することで、大きさ。形状の異なるパーティション1を組み立てることができる。
・板状部材10は、屈曲状連結部材50以外の連結部材で連結されていてもよい。図7に示すボールかご5、図8に示すパーティション6は、板状部材10d、10eが、直状連結部材60で連結されて平板状に形成されている。
図9に示すように、直状連結部材60は、断面コ字状の第1支持部61と、断面コ字状の第2支持部62が、平面状に一体に連結された形状を有している。第1支持部51及び第2支持部52の基本構造は、屈曲状連結部材50と同様である。
直状連結部材60は、一対の側壁63と、一対の側壁63の短手方向中央部で長手方向に延びる連結壁64を備えている。これにより、一対の側壁63の内部空間は、連結壁64を境界として、一方側に長手方向に溝状に延びる第1支持部61が形成されて、他方側に長手方向に溝状に延びる第2支持部62が形成されている。
連結壁64から側壁63の短手方向端縁までの長さL9は、側辺部材30の側壁31の短手方向の長さL2と等しい。直状連結部材60の長手方向の長さL10は、側辺部材30の長手方向の長さL3と等しく、板材20の側辺21の長さL1の約半分である。一対の側壁63の内面間の長さは、側辺部材30の一対の側壁31の内面間の長さL4に等しい。
直状連結部材60により板状部材10を連結する方法は、屈曲状連結部材50の場合と同様である。直状連結部材60による連結により、板状部材10は平面状に連結される。ボールかご5やパーティション6のように、複数枚の板状部材10を直状連結部材60で連結して平面状の側壁を形成することで、側壁の強度を向上させることができる。
・図1、図7、及び図8に示すように、板状部材10において、屈曲状連結部材50及び直状連結部材60が連結されていない部分に、側辺部材30を取り付けてもよい。つまり、板材20のすべての側辺21が、側辺部材30,コーナー部材40、屈曲状連結部材50、及び直状連結部材60で覆われるようにしてもよい。そして、すべての側辺21が覆われたものをパーティション1等の完成形としてもよい。こうすることで、立体構造体としての強度が向上する。また、外部からの視界をより遮り易くなる。
・図4に示すように、側辺部材30の内面に内方に向かって延びる爪33を形成してもよい。爪33が板材20に食い込んで、側辺部材30が強固に固定される。
・図8に示すように、板状部材10において、屈曲状連結部材50及び直状連結部材60が連結されていない部分に、板状部材10の側辺の全長に亘って延びる長さの側辺部材34を取り付けるようにしてもよい。
・上記実施形態の板状部材10は、板材20、側辺部材30、及びコーナー部材40を備えているが、コーナー部材40を省略してもよい。
・上記実施形態の板状部材10bは、図2に示す左右の側辺、上下の側辺に側辺部材30が取り付けられて板材20同士が固定されており、側辺以外の部分では板材20同士は固定されていない。これに限定されず、板状部材10bの側辺以外の部分でも板材20同士が固定されていてもよい。
図11の一点鎖線で示すように、4枚の板材20の角部同士が突き合わされる部分がカットされており、その部分を覆うように補強部材80を接合してもよい。補強部材80により、板材20同士が固定され、板状部材10の形状が良好に保持される。4枚の板材20の角部同士が突き合わされる部分を有する他の板状部材10についても同様である。
・本実施形態の板材20は、側辺21の長さL1が約40cmの正方形板状に形成されているが、その大きさはこれに限定されない。例えば側辺21の長さL1が約30cmであってもよい。また、板材20は、正方形板状に限定されない。例えば、長方形板状であってもよい。
・板材20に形成された凸部22及び凹部23の形状は、上記実施形態のものに限定されない。相対する側辺21での凸部22と凹部23の位置が異なっており、凸部22と凹部23が係合可能であればよい。
・上記実施形態では、側辺部材30、コーナー部材40、及び屈曲状連結部材50の長さL3、L6、L8が、板状部材10aの側辺をほぼ隙間なく覆われた状態となるように設定されているが、これに限定されない。それぞれの長さL3、L6、L8をより短くしてもよい。
・側辺部材30は、隣り合う板材20の側辺21に同じ長さ分覆うように取り付けられていなくてもよい。一方の側辺21を覆う長さが長くなるように取り付けられていてもよい。
・側辺部材30の一対の側壁31の短手方向の長さL2は互いに等しくなるように形成されているがこれに限定されない。一対の側壁31の短手方向の長さが互いに異なっていてもよい。コーナー部材40、屈曲状連結部材50、及び直状連結部材60についても同様である。
・側辺部材30の一対の側壁31の短手方向の長さL2、一対の側壁41の短手方向の長さL5、屈曲状連結部材50の一対の側壁53、55の短手方向の長さL7は互いに異なっていてもよい。
・屈曲状連結部材50は、第1支持部51と第2支持部52が直交するように連結されていなくてもよい。角度を有して交差するように連結されていればよい。
・屈曲状連結部材50は上記実施形態の形状に限定されない。板状部材10同士を交差する状態で連結可能な第1支持部及び第2支持部を有していればよい。
図10に示す屈曲状連結部材70は、断面コ字状の第1支持部71及び第2支持部72が、筒状の空間部73を介して互いに直交するように連結されている。屈曲状連結部材70がこのような形状であると、例えば、屈曲状連結部材70の上面が露出するような態様で板状部材10に取り付けて、2つの立体構造物同士を連結することができる。具体的には、2つの立体構造物を屈曲状連結部材70の位置で突き合せ、その上側から、それぞれの屈曲状連結部材70の空間部73内に挿入可能な一対の脚部を有する連結治具を挿入する。これにより、2つの立体構造物を、屈曲状連結部材70の位置で固定することができる。体育館のような場所を区画する際、複数の立体構造物同士を連結して、それらの位置ずれを抑制することができる。
・上記実施形態の板材20は、発泡樹脂材料で形成されているが、これに限定されない。例えば、合成樹脂材料で形成された中空構造体であってもよい。このような中空構造体として、例えば、特許5514470号公報、特許第4368399号公報、特開平10-156985号公報、特開2014-205341号公報に記載のものが挙げられる。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)矩形状の複数枚の板状部材を連結して立体構造物を組み立て可能な立体構造物組み立てキットであって、平板状の前記板状部材と、一対の前記板状部材を連結する連結部材を有し、前記板状部材は、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、前記板状部材は、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられたものを最小単位として形成されており、前記連結部材には、一対の前記板状部材のうちの一方の前記板状部材の側辺を支持する第1支持部と、他方の前記板状部材の側辺を支持する第2支持部が一体に形成され、一対の前記板状部材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板状部材の側辺を前記第1支持部で支持するとともに、他方の前記板状部材の側辺を前記第2支持部で支持することにより、一対の前記板状部材が互いに交差する状態で連結可能に構成されていることを特徴とする立体構造物組み立てキット。
(ロ)矩形平板状の複数枚の板状部材を、連結部材で連結してなる立体構造物であって、前記板状部材は、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、前記板状部材は、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられたものを最小単位として形成されており、前記連結部材には、一対の前記板状部材のうちの一方の前記板状部材の側辺を支持する第1支持部と、他方の前記板状部材の側辺を支持する第2支持部が一体に形成され、一対の前記板状部材は、一方の前記板状部材の側辺が前記第1支持部で支持されているとともに、他方の前記板状部材の側辺が前記第2支持部で支持されて、互いに交差する状態で連結されていることを特徴とする立体構造物。
1…パーティション(立体構造物)
10…板状部材
20…板材
21…側辺
22…凸部
23…凹部
30…側辺部材
40…コーナー部材
50…屈曲状連結部材(連結部材)
51…第1支持部
52…第2支持部

Claims (5)

  1. 矩形状の複数枚の板状部材を連結して立体構造物を組み立て可能な立体構造物組み立てキットであって、
    平板状の前記板状部材と、一対の前記板状部材を連結する連結部材を有し、
    前記板状部材は、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、
    前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、
    前記板状部材は、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられて形成されており、
    前記連結部材には、一対の前記板状部材のうちの一方の前記板状部材の側辺を支持する第1支持部と、他方の前記板状部材の側辺を支持する第2支持部が一体に形成され、
    一対の前記板状部材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板状部材の側辺を前記第1支持部で支持するとともに、他方の前記板状部材の側辺を前記第2支持部で支持することにより、一対の前記板状部材が互いに交差する状態で連結可能に構成されていることを特徴とする立体構造物組み立てキット。
  2. 前記連結部材は、長尺状に形成され、
    前記第1支持部は、前記連結部材の長手方向に延びる第1溝として形成されているとともに、前記第2支持部は、前記連結部材の長手方向に延びる第2溝として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の立体構造物組み立てキット。
  3. 前記板状部材は、コーナー部材をさらに有し、
    前記コーナー部材は、前記板材の角部に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の立体構造物組み立てキット。
  4. 複数枚を連結して立体構造物を組み立てるために使用する矩形状の板状部材であって、
    矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、
    前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、
    一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられたものを最小単位として形成されていることを特徴とする板状部材。
  5. 矩形平板状の複数枚の板状部材を、連結部材で連結してなる立体構造物であって、
    前記板状部材は、矩形状の複数枚の板材と側辺部材を有し、
    前記板材の側辺には、前記板材の主面に沿う方向に突出する複数の凸部と、前記凸部に対して前記主面に沿う方向に相対的に凹む凹部とが一体に形成され、
    前記板状部材は、一対の前記板材の側辺同士を突き合わせて、一方の前記板材の前記凸部を、他方の前記板材の前記凹部に係合することにより平板状に形成されるとともに、一対の前記板材の両側辺に跨るように前記側辺部材が取り付けられて形成されており、
    前記連結部材には、一対の前記板状部材のうちの一方の前記板状部材の側辺を支持する第1支持部と、他方の前記板状部材の側辺を支持する第2支持部が一体に形成され、
    一対の前記板状部材は、一方の前記板状部材の側辺が前記第1支持部で支持されているとともに、他方の前記板状部材の側辺が前記第2支持部で支持されて、互いに交差する状態で連結されていることを特徴とする立体構造物。
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