JP2022145215A - 受付装置、受付方法、受付プログラム - Google Patents

受付装置、受付方法、受付プログラム Download PDF

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アディヤン ムジビヤ
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Abstract

【課題】送金、及び注文における利用者の利便性を向上させることができる受付装置、受付方法、受付プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】本願に係る受付装置は、利用者間のメッセージを取得する取得部と、取得部が取得したメッセージを解析する解析部と、解析部がメッセージを解析し、利用者間で送金が必要と推定される場合に、利用者端末に送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付ける受付部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、受付装置、受付方法、受付プログラムに関する。
近年、QRコード(登録商標)を用いる電子決済が普及してきている。また、SNS(Social Network Service)などの情報通信サービスを用いた送金サービスが実用化されている。例えば、特許文献1には、一人の代表者のQRコード決済を用いた代金の決済について、他の支払者に割り勘での支払いを通知し、他の支払者から割り勘された金額を代表者に送金することで、事後的に代金の割り勘での支払いを可能とする決済システムが開示されている。
しかしながら、QRコード決済の普及が十分ではない原因として、QRコード決済の操作に不慣れな利用者が存在することが挙げられる。その為、利用者にとって使い易い送金手段としては改善の余地がある。
特開2020-113124号公報
本発明は上記課題を鑑み、送金、及び注文における利用者の利便性を向上させることができる受付装置、受付方法、受付プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る受付装置は、利用者間のメッセージを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記メッセージを解析する解析部と、前記解析部が前記メッセージを解析し、利用者間で送金が必要と推定される場合に、利用者端末に送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付ける受付部と、を備える。
実施形態の一態様によれば、送金、及び注文における利用者の利便性を向上させることができる受付装置、受付方法、受付プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る受付処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る受付処理の他の例を示す図である。 図3は、実施形態に係る受付システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る受付装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る受付装置の口座データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る受付装置のメッセージデータベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る受付装置のグループデータベースの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る受付装置の商品データベースの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る受付処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、受付装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る受付装置、受付方法および受付プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る受付装置、受付方法および受付プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施形態)
〔1-1.受付処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る受付処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る受付処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る受付処理が受付装置100により実行される例を示す。
図1では、受付装置100が利用者端末200A、及び200Bから送信されたメッセージを解析して、送金指示を受け付ける例を示している。以下、図1を用いて、実施形態に係る受付処理の一例を説明する。
利用者端末200Aは、利用者U1が入力したメッセージ10Aを受付装置100に送信する(ステップS1)。例えば、利用者U1がメッセージ10A「お年玉、一万円欲しいな」を利用者端末200Aに入力したとする。この場合、利用者端末200Aは利用者U1が入力したメッセージ10Aを、受付装置100に送信する。
受付装置100は、利用者端末200Aから送信されたメッセージ10Aを解析する(ステップS2)。例えば、受付装置100はメッセージ10Aに送金要求に関係するキーワードが含まれているか否かを解析する。
受付装置100は、メッセージ10Aを利用者端末200Bに表示させる(ステップS3)例えば、受付装置100は、メッセージ10Aを利用者端末200Bの画面に表示させる。
利用者端末200Bは、利用者U2が入力したメッセージ10Bを受付装置100に送信する(ステップS4)。例えば、利用者U2がメッセージ10B「あげるよ」と利用者端末200Bに入力したとする。この場合、利用者端末200Bは利用者U2が入力したメッセージ10Bを受付装置100に送信する。
受付装置100は、利用者端末200Bから送信されたメッセージ10Bを解析する(ステップS5)。例えば、受付装置100はメッセージ10Aに送金要求に関係するキーワードが含まれていた場合に、メッセージ10Bが送金に応じる意思を表しているかを解析する。
受付装置100は、利用者端末200Bに送金受付メッセージ20Aを表示させる(ステップS6)。例えば、受付装置100は送金受付メッセージ20A「U1さんに一万円を送金しますか?」を「YES」、「NO」の二つの選択肢を表示させたうえで、利用者端末200Bに表示させる。
利用者端末200Bは、受付装置100に送金指示を送信する(ステップS7)。例えば、利用者U2が利用者端末200Bに送金受付メッセージ20Aが表示された状態で「YES」の選択肢を選択した場合に、利用者端末200Bは受付装置100に送金指示を送信する。
受付装置100は、利用者U2の口座から利用者U1の口座に送金する(ステップS8)。例えば、受付装置100は受け付けた送金指示に従って、利用者U2の口座から「1万円」を、利用者U1の口座に送金する。
受付装置100は、利用者端末200A、200Bにそれぞれ送金完了メッセージ30A、30Bを表示させる(ステップS9-1、S9-2)。例えば、受付装置100は、利用者端末200Aに送金完了メッセージ30A「U2さんから一万円が送金されました」を表示させ、利用者端末200Bに送金完了メッセージ30B「U1さんへの一万円の送金が完了しました」を表示させる。
これにより、利用者は複雑な操作を行わなくとも送金を行うことが可能となる。その為、送金における利用者の利便性を向上させることができる。
〔1-2.送金先の信頼度を推定〕
受付装置100は、送金先の信頼度を推定し、送金先が信頼できないと推定された場合に送金指示を受け付けない。
例えば、利用者U1と利用者U2との間でメッセージのやり取りが行われ、受付装置100が利用者間において送金が必要と推定し、利用者U1の利用者端末200Aに送金受付メッセージを表示させ、利用者U1が利用者端末200Aを介して利用者U2への送金を指示したとする。そして、受付装置100が送金先の利用者U2の信頼度を推定したところ、送金先の利用者U2を「信頼できない」と推定したとする。この場合、受付装置100は利用者U1の利用者U2への送金指示を受け付けず、利用者U1の利用者端末200Aにエラーメッセージ「利用者U2が信頼できないため、送金指示を受け付けられませんでした」を表示させる。
これにより、利用者は信頼できない送金先に送金することで不利益を被ることを防ぐことができる。その為、送金における利用者の利便性を向上させることができる。
〔1-3.送金先の信頼度を過去のメッセージのやり取りに基づいて推定〕
受付装置100は、送金先の信頼度を、送金元と送金先の過去のメッセージのやり取りに基づいて推定する。
例えば、利用者U1と利用者U2との間で、過去のメッセージのやり取りが無かったにも拘わらず、利用者U2から利用者U1に対して、送金を依頼するメッセージが送信されたとする。これに対して、利用者U1が利用者U2に送金に応じる旨のメッセージを利用者U2に送信したとする。そして、受付装置100が利用者U1の利用者端末200Aに送金受付メッセージを表示させ、利用者U1が利用者端末200Aを介して利用者U2への送金を指示したとする。この場合、受付装置100は送金先である利用者U2の信頼度を、利用者U1と利用者U2の過去のメッセージのやり取りを参照する。前述の通り、利用者U1と利用者U2の間において過去のメッセージのやり取りが無いことから、受付装置100は利用者U2を「信頼できない」と推定する。そして、受付装置100は利用者U1が利用者端末200Aを介して行った利用者U2への送金指示を受け付けず、利用者U1の利用者端末200Aにエラーメッセージ「利用者U2が信頼できないため、送金指示を受け付けられませんでした」を表示させる。
これにより、利用者は信頼できない送金先に送金することで不利益を被ることを防ぐことができる。その為、送金における利用者の利便性を向上させることができる。
〔1-4.送金先の信頼度を送金元の送金先に対する信頼度に基づいて推定〕
受付装置100は、送金先が送金元において信頼できる相手であるとされている場合は、送金先を信頼できると推定する。
例えば、利用者U1と利用者U2との間で、過去のメッセージのやり取りが無かったものの、利用者U1は利用者U2を信頼できる相手として、例えば「家族グループ」に登録する処理を行っていたとする。そして、利用者U2から利用者U1に対して、送金を依頼するメッセージが送信されたとする。これに対して、利用者U1が利用者U2に送金に応じる旨のメッセージを利用者U2に送信したとする。そして、受付装置100が利用者U1の利用者端末200Aに送金受付メッセージを表示させ、利用者U1が利用者端末200Aを介して利用者U2への送金を指示したとする。この場合、受付装置100は送金先である利用者U2の信頼度を、送金元である利用者U1における利用者U2の信頼度に基づいて推定する。すなわち、利用者U1は利用者U2を信頼できる相手として、「家族グループ」に登録する処理を行っている為、受付装置100はこれに基づいて利用者U2は「信頼できる」と推定する。そして、受付装置100は利用者U1が利用者端末200Aを介してされた利用者U2への送金指示を受け付けて、利用者U1の口座から利用者U2の口座に送金を行う。そして、受付装置100は利用者端末200A、及び200Bに対して、送金完了メッセージを表示させる。なお、受付装置100は利用者U1と利用者U2との間に過去のメッセージのやり取りが無かったとしても、利用者U2が利用者U1において信頼できる相手であるとされている場合は、利用者U2を「信頼できる」と推定する。
これにより、送金先の利用者と送金元の利用者との間で過去のメッセージのやり取りが無かったとしても、送金元において送金先が信頼できる相手であるとされている場合は送金指示を受け付ける。その為、送金における利用者の利便性を向上させることができる。
〔1-5.メッセージの内容から送金額を特定し特定した金額の送金指示を受け付ける〕
受付装置100は、メッセージの内容から送金額を特定し、特定された送金額を利用者端末200に表示させて送金指示を受け付ける。
例えば、利用者U1から利用者U2に対してメッセージ10A「お年玉、一万円欲しいな」が送信されたとする。この場合、受付装置100は利用者U1の送信したメッセージ10A「お年玉、一万円欲しいな」を解析して、利用者U2が求める送金額が「一万円」であると特定する。そして、受付装置100はメッセージ10Aを利用者U2の利用者端末200Bに表示させる。これに対して、利用者U2がメッセージ10B「あげるよ」を利用者端末200Bに入力したとする。受付装置100はメッセージ10Bを解析して、利用者U2は利用者U1への送金に応じる意思があると推定する。受付装置100は、利用者U2の利用者端末200Bに送金受付メッセージを、金額を特定したうえで表示させる。例えば、送金受付メッセージとして「利用者U2に一万円を送金しますか?」を「YES」、「NO」の二つの選択肢を表示させたうえで、利用者端末200Bに表示させる。利用者U2が利用者端末200Bに送金受付メッセージ20Aが表示された状態で「YES」の選択肢を選択した場合、利用者端末200Bは受付装置100に送金指示を送信する。受付装置100は送金指示を受け付けて、利用者U2の口座から「1万円」を、利用者U1の口座に送金する。そして、受付装置100は利用者端末200A、及び200Bに対して、送金完了メッセージを表示させる。
これにより、利用者は送金指示の際に送金額を入力しなくとも、送金を行うことが可能となる。その為、送金における利用者の利便性を向上させることができる。
〔1-6.メッセージの内容から欲しい物を特定し、特定した物の注文を受け付ける〕
受付装置100は、メッセージの内容から利用者が欲しい物を推定し、推定された欲しい物を取り扱う電子商取引サイトの情報を利用者端末200に表示させて、利用者から欲しい物の注文を受け付ける。
図2を用いて、実施形態に係る受付処理の他の例について説明する。図2は、実施形態に係る受付処理の他の例を示す図である。図2では、実施形態に係る受付処理の他の例が受付装置100により実行される例を示す。
図2では、受付装置100が利用者端末200A、及び200Bから送信されたメッセージを解析して、欲しい物の注文を受け付ける例を示している。以下、図2を用いて、実施形態に係る受付処理の他の例を説明する。
利用者端末200Bは、利用者U2が入力したメッセージ10Cを受付装置100に送信する(ステップS10)。例えば、利用者U2がメッセージ10C「誕生日プレゼントは何が欲しい?」を利用者端末200Bに入力したとする。この場合、利用者端末200Bは利用者U2が入力したメッセージ10Cを受付装置100に送信する。
受付装置100は、利用者端末200Bから送信されたメッセージ10Cを解析する(ステップS20)。例えば、受付装置100はメッセージ10Cに贈り物に対する要求に関係するキーワードが含まれているか否かを解析する。
受付装置100は、メッセージ10Cを利用者端末200Aに表示させる(ステップS30)例えば、受付装置100はメッセージ10Cを利用者端末200Aの画面に表示させる。
利用者端末200Aは、利用者U1が入力したメッセージ10Dを受付装置100に送信する(ステップS40)。例えば、利用者U1がメッセージ10D「ワイヤレスイヤホンが欲しい」と利用者端末200Aに入力したとする。この場合、利用者端末200Aは利用者U1が入力したメッセージ10Dを受付装置100に送信する。
受付装置100は、利用者端末200Aから送信されたメッセージ10Dを解析する(ステップS50)。例えば、受付装置100はメッセージ10Dに含まれる物を意味する言葉である「ワイヤレスイヤホン」を欲しい物であると推定する。
受付装置100は、推定された欲しい物を取り扱う電子商取引サイトを特定する(ステップS60)。例えば、受付装置100は「ワイヤレスイヤホン」を取り扱う電子商取引サイトが「○○モール」であると特定する。
受付装置100は、利用者端末200Bにメッセージ10Dを表示させる(ステップS70)。例えば、受付装置100は、メッセージ10Dを利用者端末200Bの画面に表示させる。
受付装置100は、利用者端末200Bに注文受付メッセージ40Aを表示させる(ステップS80)。例えば、受付装置100は利用者端末200Bに注文受付メッセージ40Aとして、「ワイヤレスイヤホンは○○モールにて販売しております」と、「○○モール」の「ワイヤレスイヤホン」の注文受付ページへのリンクを、利用者端末200Bに表示させる。
これによりに、利用者は欲しい物の注文を簡便に行うことができる。その為、注文における利用者の利便性を向上させることができる。
〔2.受付システムの構成〕
次に、図3を用いて実施形態に係る受付システムの構成について説明する。図3は、実施形態に係る受付システムの構成例を示す図である。図3に示すように、受付システム1は、受付装置100と、利用者端末200と、を含む。なお、図3に示した受付システム1は、複数台の受付装置100や、複数台の利用者端末200が含まれ構成されていてもよい。図3においては、利用者端末200として、利用者端末200Aと利用者端末200Bの2台が含まれていることを示している。受付装置100と、利用者端末200Aと、利用者端末200Bとは所定の通信網(ネットワークN)を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。
受付装置100は、利用者端末200A、及び200Bからメッセージを取得して、取得したメッセージを解析したうえで、送金、又は注文を受け付ける為に用いられる。受付装置100は、例えばパーソナルコンピュータ、WS(Work Station)、サーバの機能を備えるコンピュータなどの情報処理装置である。受付装置100は、利用者端末200Aと利用者端末200BとからネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
利用者端末200は、利用者が利用する情報処理装置である。利用者端末200は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assitant)等の情報処理装置であってよい。なお、図1及び図2に示す例においては、利用者端末200がスマートフォンである場合を示している。
〔3.受付装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る受付装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る受付装置の構成例を示す図である。図4に示すように、受付装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、受付装置100は、受付装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、口座データベース121と、メッセージデータベース122と、グループデータベース123と、商品データベース124と、を有する。
(口座データベース121について)
口座データベース121は、利用者の口座に関する各種の情報を記憶する。ここで、図6を用いて、口座データベース121が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る受付装置の口座データベースの一例を示す図である。図6の例において、口座データベース121は、「口座ID」に、「所有者情報」、「口座残高」という項目に係る情報を紐付けて記憶する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する利用者に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報(識別子)が格納される。「口座情報」は、利用者が所有する口座の残高を示す。
すなわち、図6においては、口座ID「AID#1」によって識別される口座の所有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7800円」である例を示している。
(メッセージデータベース122について)
メッセージデータベース122は、利用者間のメッセージのやり取りの情報を記憶する。ここで、図7を用いて、メッセージデータベース122が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る受付装置のメッセージデータベースの一例を示す図である。
図7の例において、メッセージデータベース122は、「送信元利用者ID」、「送信先利用者ID」、「メッセージ」という項目に係る情報を紐付けて記憶する。
「送信元利用者ID」は、メッセージの送信元となる利用者を識別する為の識別情報(識別子)を示す。「送信先利用者ID」は、メッセージの送信先となる利用者を識別する為の識別情報(識別子)を示す。「メッセージ」は、「送信元利用者ID」が示す利用者から「送信先利用者ID」が示す利用者に対して送信されたメッセージのテキストデータを示す。
すなわち、図7においては、送信元利用者ID「UID#1」が示す利用者が、送信先利用者ID「UID#2」が示す利用者に対して、メッセージ「メッセージ#U1-U2-1」が送信されたことを示している。
なお、メッセージデータベース122に記憶される情報は、「送信元利用者ID」、「送信先利用者ID」、「メッセージ」という項目に係る情報に限定されるものではなく、その他の任意の利用者間のメッセージに関係する情報が記憶されてよい。
(グループデータベース123について)
グループデータベース123は、特定の利用者が他の利用者を属性や関係性に基づいてグループ分けした情報を記憶する。図8を用いて、グループデータベース123が記憶する情報の一例を説明する。図8は、実施形態に係る受付装置のグループデータベースの一例を示す図である。図8の例において、グループデータベース123は、「利用者ID」、「グループ名」、「グループメンバーID」という項目に係る情報を紐付けて記憶する。
「利用者ID」は、利用者を識別する為の識別情報を示す。「グループ名」は、利用者IDが示す利用者が他の利用者をグループ分けした際のグループの名称を示す。「グループメンバーID」は、「グループ名」が示すグループに分類された利用者の利用者IDを示す。
すなわち、図8においては、利用者ID「UID#1」が示す利用者が、グループ名「家族グループ」に示すグループに、グループメンバーID「UID#2、UID#3、UID#4」が示す利用者を登録したことを示している。
なお、グループデータベース123に記憶される情報は、「利用者ID」、「グループ名」、「グループメンバーID」という項目に係る情報に限定されるものではなく、その他の任意の利用者間の関係性を示す情報が記憶されてよい。
また、グループデータベース123は、特定の利用者の他の利用者に対する信頼度を記憶してもよい。この場合、グループデータベース123には、例えば、「利用者ID」、「信頼度評価対象利用者ID」、「信頼度」という項目に係る情報が紐付けて記憶される。「利用者ID」は他の利用者の信頼度を評価する特定の利用者を識別する為の識別情報を示す。「信頼度評価対象利用者ID」は、「利用者ID」が示す利用者が信頼度を評価する対象となる他の利用者の利用者IDを示す。「信頼度」は、「利用者ID」が示す利用者が信頼度を評価した「信頼度評価対象利用者ID」が示す利用者の信頼度の評価値を示す。
(商品データベース124について)
商品データベース124は、電子商取引サイトにて取り扱う商品に関する情報を記憶する。図9を用いて、商品データベース124に記憶される情報の一例を説明する。図9は、実施形態に係る受付装置の商品データベースの一例を示す図である。図9の例において、商品データベース124は、「電子商取引サイト」、「商品」という項目に係る情報を紐付けて記憶する。
「電子商取引サイト」は、電子商取引サイトの名称を示す。「商品」は、「電子商取引サイト」が示す電子商取引サイトにて取り扱う商品の名称を示す。
すなわち、図9においては、電子商取引サイト「○○モール」が示す電子商取引サイトが、商品「商品A」、及び「商品B」を取り扱っていることを示している。
なお、商品データベース124に記憶される情報は、「電子商取引サイト」、「商品」という項目に係る情報に限定されるものではなく、その他の任意の電子商取引サイトで取り扱う商品に関係する情報が記憶されてよい。
(制御部130について)
次に図4に戻って、制御部130について説明する。制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、受付装置100の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、解析部132と、受付部133と、推定部134と、送金処理部135と、を有する。
(取得部131について)
取得部131は、利用者端末200から利用者が利用者端末200に入力したメッセージを取得する。例えば、利用者U1が利用者U2に宛てたメッセージとして、メッセージ10A「お年玉、一万円欲しいな」と利用者端末200Aに入力した場合、取得部131は利用者端末200Aから利用者U1が入力したメッセージ10Aと、送信元である利用者U1の利用者ID「UID#1」と、送信先である利用者U2の利用者ID「UID#2」とを、紐付けて取得する。取得部131が、利用者端末200Aから利用者U1が入力したメッセージ10Aと、送信元である利用者U1の利用者IDと、送信先である利用者U2の利用者IDと、を取得したら、取得部131はこれらの情報を記憶部120のメッセージデータベース122に紐付けて記憶する。
(解析部132について)
解析部132は、取得部131が取得したメッセージを解析する。例えば、解析部132は、取得部131が取得したメッセージに対して、形態素解析を実行して、メッセージを形態素に分割する。解析部132は、メッセージを形態素に分割したら、分割した形態素に送金要求に関係するキーワードが含まれているかを解析する。例えば、「お年玉」、「貸して」、「払って」、「送金して」、「支払い」、「割り勘」などの送金要求に関係するキーワードが含まれているかを解析する。なお、送金要求に関係するキーワードは、これらに限定されるものではなく、任意に設定してよい。取得部131が取得したメッセージに送金要求に関係するキーワードが含まれていた場合、解析部132は送信先の利用者が入力したメッセージを解析して、送信先の利用者の送金に応じる意思の有無を解析する。送金要求のキーワードを含むメッセージに対して、そのメッセージの送信先の利用者が送金に応じる意思の解析は、BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)、BERTの軽量版の位置付けのALBERT(A Light BERT)などを用いることができる。すなわち、解析部132は、送金要求に関係するキーワードが含まれている送信元のメッセージに対して、そのメッセージの送信先の利用者が入力したメッセージに送金要求に応じる意思が表れているかを解析する。解析部132は、送金要求に関係するキーワードが含まれているメッセージに対して、そのメッセージの送信先の利用者が入力したメッセージに送金要求に応じる意思が表れていると解析した場合、受付部133に送信先の利用者の利用者端末200に「送金受付メッセージ」を表示させる。
また、解析部132は、取得部131が取得したメッセージを解析して、メッセージの内容から送金額を特定する。例えば、解析部132は、取得部131が取得したメッセージに対して、形態素解析を実行してメッセージを形態素に分割する。解析部132は、メッセージを形態素に分割したら、分割した形態素に金額を意味する言葉が含まれているかを解析する。なお、メッセージに複数の金額を意味する言葉が含まれていた場合は、送金要求に関係するキーワードの近くに位置する金額を意味する言葉を送金額であると特定する。
また、解析部132は、取得部131が取得したメッセージを解析して、メッセージの内容から利用者が欲しい物を推定する。例えば、解析部132は、取得部131が取得したメッセージに対して、形態素解析を実行して、メッセージを形態素に分割し、分割した形態素に贈り物に対する要求に関係するキーワードが含まれているかを解析する。例えば、「欲しい」、「プレゼントして」、「贈って」などの贈り物に対する要求に関係するキーワードが含まれているかを解析する。なお、贈り物に対する要求に関係するキーワードは、これらに限定されるものではなく、任意に設定してよい。取得部131が取得したメッセージに贈り物に対する要求に関係するキーワードが含まれていた場合、そのキーワードの近くに位置する文に含まれる形態素のうち、物を意味する言葉が欲しい物であると推定する。
(受付部133について)
受付部133は、利用者端末200に「送金受付メッセージ」を表示させて、利用者から送金指示を受け付ける。ここで、「送金受付メッセージ」とは、「送金先利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」、「送金額選択ボタン」を含む情報であってよい。「送金先利用者ID」は、送金先の利用者の利用者IDを示す情報である。「送金意思確認メッセージ」は、利用者に送金意思の確認するメッセージである。例えば、「送金を行いますか」というメッセージと、利用者に「YES」、「NO」の選択肢のうちどちらかを選択して貰うことで利用者の送金の意思を確認するメッセージであってよい。「送金額選択ボタン」は、送金先に送金する金額を選択するボタンである。なお、「送金額選択ボタン」は、送金額の入力を受け付けるメッセージであってもよい。受付部133は、利用者が「送金額選択ボタン」を用いて送金額を選択した状態で、「YES」の選択肢を選択した場合、利用者から利用者端末200を介して送金指示として、「送金元利用者ID」、「送金先利用者ID」、「送金額」の情報を取得する。
なお、解析部132が、送金額を特定していた場合は、「送金受付メッセージ」には、「送金先利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」、「送金額」を含む。「送金先利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」は、前述して説明した為、説明を省略する。「送金額」は、解析部132が、特定した送金額を示す情報である。この場合、「送金受付メッセージ」は、例えば、「U2さんに、1万円を送金しますか?」と送金額を特定したうえで、利用者に「YES」、「NO」の選択肢のうちどちらかを選択して貰うことで利用者に送金の意思を確認するメッセージであってよい。この場合、受付部133は、利用者から利用者端末200を介して送金指示として、「送金元利用者ID」、「送金先利用者ID」、「送金額」の情報を取得する。
受付部133は、後述する推定部134が送金先を信頼できないと推定した場合に送金指示を受け付けない。すなわち、受付部133が利用者から送金指示を取得したとしても、後述する推定部134が送金先の信頼度を推定し、推定部134が送金先を「信頼できない」と推定した場合には、受付部133は利用者の送金指示を受け付けない。したがって、受付部133は、推定部134が推定した送金先の信頼度に基づいて、利用者の送金指示を受け付けるか否かを判断する。受付部133が、利用者の送金指示を受け付けないと判断した場合、受付部133は利用者端末200に「エラーメッセージ」を表示させる。「エラーメッセージ」は利用者の送金指示が受け付けられないことを示すメッセージである。例えば、「エラーメッセージ」は、「U2さんが信頼できないため、U2さんへの送金指示を受け付けられません」であってよい。受付部133は、推定部134が送金先を信頼できると推定した場合に、利用者の送金指示を受け付けて、「送金元利用者ID」、「送金先利用者ID」、「送金額」の情報を送金処理部135に送信する。
受付部133は、解析部132が推定した欲しい物を取り扱う電子商取引サイトの情報を利用者端末200に表示させて、利用者から欲しい物の注文を受け付ける。例えば、解析部132がメッセージを解析したところ、利用者の欲しい物が「ワイヤレスイヤホン」であると推定されたとする。この場合、受付部133は、商品データベース124を参照して、「ワイヤレスイヤホン」を取り扱う電子商取引サイトを特定する。ここで、「ワイヤレスイヤホン」を取り扱う電子商取引サイトが「○○モール」であったとする。この場合、受付部133は、利用者端末200に電子商取引サイト「○○モール」の「ワイヤレスイヤホン」の注文受付ページへのリンクを利用者端末200に表示させる。すなわち、受付部133は電子商取引サイトの注文受付ページへのリンクを表示させることで、利用者に電子商取引サイトでの注文を促す。
(推定部134について)
推定部134は、受付部133が利用者端末200を介して利用者から送金指示を受け付けたら、送金先の信頼度を推定する。推定部134は、例えば、送金先の信頼度を、送金元と送金先の過去のメッセージのやり取りに基づいて推定する。例えば、推定部134は、メッセージデータベース122を参照し、送金元の利用者と送金先の利用者の過去のメッセージのやり取りの有無を確認する。推定部134は、送金元の利用者と送金先の利用者のメッセージのやり取りが無かった場合は、送金先の利用者を「信頼できない」と推定する。また、推定部134は、メッセージデータベース122を参照して、送金元の利用者と送金先の利用者の過去のメッセージのやり取りから、送金元の利用者と送金先の利用者が険悪な関係にあると推定される場合は、送金先の利用者を「信頼できない」と推定する。
推定部134は、送金先が送金元において信頼できる相手であるとされている場合は、送金先を信頼できると推定する。推定部134は、例えば、グループデータベース123に記憶された送金元の利用者と送金先の利用者との関係を参照して、送金先の信頼度を推定する。すなわち、例えば、送金元の利用者が利用者ID「UID#1」で示される利用者であり、送金先の利用者が利用者ID「UID#2」で示される利用者であったとする。そして、図8に示すように、送金元の利用者ID「UID#1」で示される利用者が、送金先の利用者ID「UID#2」で示される利用者をグループ名「家族グループ」に登録していたとする。この場合、推定部134は、送金先の利用者ID「UID#2」で示される利用者を「信頼できる」と推定する。また、推定部134は、グループデータベース123に、特定の利用者の他の利用者の信頼度の評価値が記憶されている場合は、送金先の信頼度を、送金元の利用者の送金先の利用者の信頼度の評価値に基づいて、信頼度を推定してもよい。
(送金処理部135について)
送金処理部135は、受付部133が利用者から送金指示を受け付けたら、送金元となる利用者の口座から送金先となる利用者の口座に送金を行う処理を行う。送金処理部135は、受付部133から送信された「送金元利用者ID」、「送金先利用者ID」、「送金額」の情報に基づいて送金処理を実行する。例えば、「送金元利用者ID」が示す利用者が利用者U2であり、「送金先利用者ID」が示す利用者が利用者U1であり、「送金額」が示す送金額が一万円であったとする。この場合、送金処理部135は、図6に示す利用者U2の口座ID「AID#2」の口座から、利用者U1の口座ID「AID#1」の口座に、1万円の電子マネーを移行させる処理を実行する。
送金処理部135は、送金処理が完了したら、利用者端末200に「送金完了メッセージ」を表示させる。「送金完了メッセージ」は、「送金元利用者ID」が示す利用者の口座から、「送金先利用者ID」が示す利用者の口座に、「送金額」が示す電子マネーの移行が完了した旨を示すメッセージである。例えば、「送金完了メッセージ」は、「U1さんへの一万円の送金が完了しました」などであってよい。
〔4.利用者端末の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る利用者端末200の構成について説明する。図5は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。図5に示すように、利用者端末200は、通信部210と、入力部220と、出力部230と、制御部240と、を有する。
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、受付装置100との間で各種の情報の送受信を行う。
入力部220は、ユーザから各種操作が入力される。例えば、入力部220は、タッチパネル機能により表示面(例えば出力部230)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部220は、利用者端末200に設けられたボタンや、利用者端末200に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
出力部230は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。つまり、利用者端末200は、出力部230である表示画面によりユーザの入力を受け付け、ユーザへの出力も行う。
制御部240は、例えば、CPUやMPU等によって、利用者端末200に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部240は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
図5に示すように、制御部240は、取得部241と、受付部242と、を有する。
取得部241は、利用者が他の利用者に宛てて入力部220を介して利用者端末200に入力したメッセージを取得する。すなわち、取得部251は、利用者が入力したメッセージを、送信元の利用者の利用者IDと、送信先の利用者の利用者IDと、を紐付けて取得する。取得部241は、利用者が他の利用者に宛てて入力したメッセージを取得したら、取得したメッセージを、送信元の利用者の利用者IDと、送信先の利用者の利用者IDと、を紐付けて、受付装置100に送信する。
受付部242は、受付装置100から送信された「送金受付メッセージ」を出力部230に表示させ、利用者から送金指示を受け付ける。受付装置100の解析部132が送金額を特定しておらず、受付装置100から送信された「送金受付メッセージ」が、「送金先利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」、「送金額選択ボタン」を含む情報であった場合は、受付部242は、出力部230に「送金先の利用者の利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」、「送金額選択ボタン」を表示させて、利用者から送金額の指定を受けて送金指示を受け付ける。受付部242は、利用者から送金指示を受け付けたら、利用者から受け付けた送金指示を、受付装置100に送信する。
受付部242は、受付装置100の解析部132が送金額を特定しており、受付装置100から送信された「送金受付メッセージ」が、「送金先利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」、「送金額」を含む場合には、出力部230に「送金先利用者ID」、「送金意思確認メッセージ」、「送金額」を表示させて、利用者から送金額の指定を受けずに、特定された送金額の送金指示を受け付ける。受付部242は、利用者から送金指示を受け付けたら、利用者から受け付けた送金指示を、受付装置100に送信する。
受付部242は、受付装置100から送信された「注文受付メッセージ」を表示させて、利用者から解析部132が推定した欲しい物の注文を受け付ける。例えば、受付装置100から送信された「注文受付メッセージ」が、電子商取引サイト「○○モール」の商品「ワイヤレスイヤホン」の注文受付ページへのリンクであったとする。この場合、受付部242は、電子商取引サイト「○○モール」の商品「ワイヤレスイヤホン」の注文受付ページへのリンクを、利用者端末200の出力部230に表示して、利用者から注文を受け付ける。
〔5.受付処理のフロー〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る受付装置による受付処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る受付処理の一例を示すフローチャートである。例えば、受付装置100は利用者端末200から、利用者が入力したメッセージを取得する(ステップS101)。そして、受付装置100は利用者端末200から取得したメッセージを解析する(ステップS102)。そして、受付装置100は利用者端末200に送金受付メッセージを表示させる(ステップS103)。そして、受付装置100は利用者から利用者端末200を介して送金指示を受け付ける(ステップS104)。そして、受付装置100は送金処理を実行する(ステップS105)。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る受付装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、受付装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が受付装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、受付装置100の制御部130の機能を実現する。
〔7.効果〕
本開示に係る受付装置100は、利用者間のメッセージを取得する取得部131と、取得部131が取得したメッセージを解析する解析部132と、解析部132がメッセージを解析し、利用者間で送金が必要と推定される場合に、利用者端末200に送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付ける受付部133と、を備える。
この構成によれば、利用者間のメッセージを解析して、利用者間で送金が必要と推定される場合に、利用者端末200に送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付けることができる。したがって、送金における利便性を向上させることができる。
また、本開示に係る受付装置100は、送金先の信頼度を推定する推定部134と、を備え、受付部133は推定部134が送金先を信頼できないと推定した場合に送金指示を受け付けない。
この構成によれば、送金先の信頼度を推定して、送金先が信頼できないと推定した場合に、送金指示を受け付けない。したがって、利用者が信頼できない送金先に送金して不利益を被ることを防ぐことができる。
また、本開示に係る受付装置100の推定部134は、送金先の信頼度を、送金元と送金先の過去のメッセージのやり取りに基づいて推定する。
この構成によれば、過去にメッセージのやり取りが無かった利用者の間での送金指示を受け付けない。その為、利用者が信頼できない送金先に送金して不利益を被ることを防ぐことができる。
また、本開示に係る受付装置100の推定部134は、送金先が送金元において信頼できる相手であるとされている場合は、送金先を信頼できると推定する。
この構成によれば、送金先が送金元において信頼できる相手であるされている場合は、送金先を信頼できると推定する為、例えば、送金先の利用者と送金元の利用者との間で過去のメッセージのやり取りが無かったとしても、送金指示を受け付けて送金先に送金を行うことができる。したがって、送金における利便性を向上させることができる。
また、本開示に係る受付装置100の解析部132は、メッセージの内容から送金額を特定し、受付部133は、解析部132が特定した送金額を利用者端末200に表示させて送金指示を受け付ける。
この構成によれば、メッセージの内容から送金額を特定し、特定した送金額を利用者端末200に表示させて送金指示を受け付けることができる。その為、利用者は送金額を入力することなく、送金を指示することができる。したがって、送金における利便性を向上させることができる。
また、本開示に係る受付装置100の解析部132は、メッセージの内容から利用者が欲しい物を推定し、受付部133は、解析部132が推定した欲しい物を取り扱う電子商取引サイトの情報を利用者端末200に表示させて、利用者から欲しい物の注文を受け付ける。
この構成によれば、メッセージの内容から利用者が欲しい物を推定し、推定された欲しい物を取り扱う電子商取引サイトの情報を利用者端末200に表示させて、利用者から欲しい物の注文を受け付けることができる。したがって、注文における利便性を向上させることができる。
また、本開示に係る受付方法は、利用者間のメッセージを取得するステップと、メッセージを解析するステップと、メッセージを解析した結果、利用者間で送金が必要と推定される場合に、送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付けるステップと、を含む。
この構成によれば、送金における利便性を向上させることができる。
本開示に係る受付プログラムは、利用者間のメッセージを取得するステップと、メッセージを解析するステップと、メッセージを解析した結果、利用者間で送金が必要と推定される場合に、送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付けるステップと、をコンピュータに実行させる。
この構成によれば、送金における利便性を向上させることができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部131は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
100 受付装置
110 通信部
120 記憶部
121 口座データベース
122 メッセージデータベース
123 グループデータベース
124 商品データベース
130 制御部
131 取得部
132 解析部
133 受付部
134 推定部
135 送金処理部
200 利用者端末
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 利用者間のメッセージを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記メッセージを解析する解析部と、
    前記解析部が前記メッセージを解析し、利用者間で送金が必要と推定される場合に、利用者端末に送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付ける受付部と、を備える、
    受付装置。
  2. 送金先の信頼度を推定する推定部と、を備え、
    前記受付部は前期推定部が、送金先が信頼できないと推定した場合に送金指示を受け付けない、
    請求項1に記載の受付装置。
  3. 前記推定部は、送金先の信頼度を、送金元と送金先の過去の前記メッセージのやり取りに基づいて推定する、
    請求項2に記載の受付装置。
  4. 前記推定部は、送金先が送金元において信頼できる相手であるとされている場合は、送金先を信頼できると推定する、
    請求項2又は請求項3に記載の受付装置。
  5. 前記解析部は、前記メッセージの内容から送金額を特定し、
    前記受付部は、前記解析部が特定した送金額を利用者端末に表示させて送金指示を受け付ける、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の受付装置。
  6. 前記解析部は、前記メッセージの内容から利用者が欲しい物を推定し、
    前記受付部は、前記解析部が推定した欲しい物を取り扱う電子商取引サイトの情報を利用者端末に表示させて、利用者から欲しい物の注文を受け付ける、
    請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の受付装置。
  7. 受付装置が実行する受付方法であって、
    利用者間のメッセージを取得するステップと、
    前記メッセージを解析するステップと、
    前記メッセージを解析した結果、利用者間で送金が必要と推定される場合に、送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付けるステップと、
    を含む受付方法。
  8. 利用者間のメッセージを取得するステップと、
    前記メッセージを解析するステップと、
    前記メッセージを解析した結果、利用者間で送金が必要と推定される場合に、送金受付メッセージを表示させて送金指示を受け付けるステップと、
    をコンピュータに実行させる受付プログラム。
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