JP2022144273A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の商品の配送先が同じになるように誘導する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】端末装置と情報提供装置とが、それぞれネットワークを介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される情報処理システムにおいて、情報処理装置100は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得部131と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者に対して、利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供部134と、を備える。提供部は、当該地域で商品受取可能な利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
商品購入サービスにおいて配送先が同じである商品の注文の送料を低減する技術が開示されている。
特開2017-201527号公報
しかしながら、上記の従来技術では、積極的に複数のユーザの配送先を同じにすることはできない。例えば、上記の従来技術では、配送元や配送先を示す配送データをサーバに登録しておき、サーバがこの配送データを参照して、同日に同じ地域を配送先とする物が複数ある場合は、それらをまとめて配送して送料を安くする。すなわち、複数のユーザの配送先が偶発的に同じになる状況でなければならない。また、個々のユーザが自発的に他のユーザに声をかけて配送先を同じにすることは、個々のユーザの性格や地域性・国民性、社会状況や安全面等も考慮すると難しい場合もある。そのため、商品購入サービスにおいて複数の商品の配送先が同じになるように誘導する技術が求められる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の商品の配送先が同じになるように誘導することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、複数の商品の配送先が同じになるように誘導することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図5は、利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、履歴情報データベースの一例を示す図である。 図7は、注文情報データベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、複数の商品の配送先が同じになるように誘導する場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。端末装置10と情報提供装置100とは、それぞれネットワークN(図2参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。本実施形態では、端末装置10は、情報提供装置100と連携する。
端末装置10は、利用者U(ユーザ)により使用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者Uから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10と連携し、各利用者Uの端末装置10に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
また、情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、情報提供装置100は、Webサービスとして、インターネット接続、検索サービス、SNS(Social Networking Service)、電子商取引、電子決済、オンラインゲーム、オンラインバンキング、オンライントレーディング、宿泊・チケット予約、動画・音楽配信等のサービスを提供してもよい。実際には、情報提供装置100は、上記のようなWebサービスを提供する各種サーバと連携し、Webサービスを仲介してもよいし、Webサービスの処理を担当してもよい。
なお、情報提供装置100は、利用者Uに関する利用者情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの性別、年代、居住地域といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)とともに利用者Uの属性に関する情報を記憶して管理する。
また、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの商品購入や決済処理の履歴である購入履歴(決済履歴)を電子商取引サーバや決済処理サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uのマーケットプレイスへの出品の履歴である出品履歴や販売履歴を電子商取引サーバや決済サーバから取得してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uの投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNSサーバから取得する。
本実施形態では、情報提供装置100は、ショッピングサイトやオークションサイト、フリマアプリ等の商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得し、配送先が同じ地域(配送エリア)である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、利用者Uの取引条件を優遇する。具体的には、利用者Uの支払額(負担額)を低減する。例えば、情報提供装置100は、配送先が「渋谷区」である複数の注文情報が集まった場合、「渋谷区」で商品受取可能な利用者Uに対して、配送対象となる商品の価格を低減(割引、優遇、還元、1点無料化等)する旨を提示する。商品の価格の低減は、直接的な低減に限らず、間接的な低減であってもよい。
なお、商品を購入(注文)した利用者Uと、当該地域で商品を受取可能な利用者Uとは、必ずしも同一でなくてもよい。例えば、当該地域で商品受取可能な利用者Uは、商品を購入した利用者Uの代わりに商品を受け取る人(代理人)であってもよいし、利用者Uが購入した商品の贈り先の人(家族、親類、友人等)であってもよい。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10へのプッシュ通知や、商品購入サービスのサイトやアプリの画面上へのメッセージ表示等により、未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格(支払額)を低減する旨を提示する。この場合、商品の価格の低減は、商品購入に関する利用者Uの決済金額の低減であってもよい。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、配送先を他の地域から当該地域に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、同じ倉庫に在庫がある複数の商品を注文する利用者Uに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、配送元となる倉庫が同じである複数の商品を注文する複数の利用者Uのそれぞれに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、同じ時期(タイミング)に当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、商品受取の時期を同じ時期に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、当該地域において同一の配送ルート上に所在する複数の受取場所のいずれかで商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。同一の配送ルート上に配送先を集中させることで、配送業者の負担及びコスト低減につながるため、配送業者が配送元に請求する配送料を値引きすることにより、配送元は商品の価格を低減することが可能になる。
また、情報提供装置100は、当該地域が配送業者を利用せずに配送元が直接配送可能な地域である場合に、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数が閾値以上である場合に、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数に応じて、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して提示される商品の価格の低減率又は低減額を変更(決定)する。
なお、情報提供装置100は、集まった注文情報の件数に応じて、商品の価格の低減率又は低減額を決定する場合には、注文情報の件数の増加に応じて商品の価格の低減率又は低減額を変更する都度、利用者Uに対して、変更後の低減率又は低減額を提示してもよい。このとき、情報提供装置100は、注文情報の件数の増加に応じて段階的に商品の価格の低減率又は低減額を変更してもよい。例えば、注文情報の件数が第1の閾値以上であれば第1の低減率又は低減額、注文情報の件数が第2の閾値以上であれば第2の低減率又は低減額というように、注文情報の件数に応じて低減率又は低減額を決定してもよい。あるいは、注文情報の件数の増加に応じて商品の価格を漸近的に所定値まで低減させてもよい。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数を利用者Uに提示する。このとき、情報提供装置100は、注文情報の件数と閾値との差分を利用者Uに提示し、配送先の変更を促すメッセージを提示してもよい。例えば、配送先が「渋谷区」である複数の注文情報が集まった場合、「渋谷区限定!あと○○件の注文で、購入した商品の価格を10%割引!」のようなメッセージを提示してもよい。
また、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が同じグループに属する複数の利用者Uによる共同購入である場合に、グループに属する複数の利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100は、商品の価格の低減として、商品代金の支払いに利用可能な電子マネー又はポイントでの還元を提示する。
なお、利用者Uの取引条件の優遇は、商品の価格の低減に限らず、配送料(送料)の低減であってもよいが、一般的に、EC(電子商取引)サイトやオンラインモール(電子商店街)等においては、購入数量や購入金額等に応じて又はキャンペーン・販促等により利用者Uに提示される配送料が無料(0円)となり、配送元や電子商店街の運営者等が配送料を負担することがある。そのため、配送料の低減は、元々配送料が無料である利用者Uにとっては配送先の地域を他の注文と同じにする動機付け(モチベーション)とならない可能性がある。したがって、配送料の低減よりも、商品の価格の低減のほうが好ましい。商品の価格の低減であれば、物流への影響が大きい大口購入者やヘビーユーザ(送料無料となる人)にも訴求するという効果が期待できる。また、大口購入者やヘビーユーザが頻繁に又は大量に購入した商品の配送時期や配送先を分散させることなく、同時期に同じ地域に大量の商品をまとめて配送するように誘導できるという効果も期待できる。
ただし、配送料が無料とならない小口購入者に対しては、配送料の低減も、配送先の地域を他の注文と同じにする動機付けとなり得るため、配送料の低減(割引、無償化等)を提示するようにしてもよい。例えば、配送料を支払う必要がある利用者Uに対しては、商品の価格の低減とともに、又は選択的に配送料の低減を提示してもよい。また、不特定多数(無数)の小口購入者がそれぞれ購入した個々の商品の配送時期や配送先を分散させることなく、同時期に同じ地域に大量の商品をまとめて配送するように誘導できるという効果も期待できる。
すなわち、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uであって、配送料を支払う必要がある利用者Uに対して、配送料を低減する旨を提示してもよい。
なお、利用者Uに提示される配送料が無料であっても、その場合には、配送元が配送料金を負担していると考えられる。このとき、配送先となる地域がバラバラである場合、配送元が配送に要する負担(配送準備、配送コスト等)が大きくなる。例えば、配送先となる地域がバラバラである場合、配送元は地域ごとに個別に配送準備をする必要がある。また、商品の出荷元となる倉庫もバラバラとなる可能性がある。倉庫と配送先の地域との距離が大きくなれば、その分、配送コストが大きくなる。
したがって、配送先となる地域が同じになれば、配送元は複数の商品をまとめて同じ場所に送ることができ、配送元の負担が小さくなるため、配送元が商品の価格の低減という形で利用者Uに還元するという動機付けになり得る。また、配送先となる地域が同じになれば、実際に配送を請け負う配送業者の負担も小さくなるため、その分、配送業者が配送元に対して配送料を低減し、配送元が間接的に商品の価格の低減という形で利用者Uに還元することもあり得る。
〔1-1.情報処理の流れ〕
上記の内容を踏まえて、本実施形態に係る情報処理の流れについて説明する。
図1に示すように、利用者Uは、端末装置10を用いて、商品購入サービスにおける商品の注文を行う(ステップS1)。なお、実際には、商品購入サービスに限らず、何らかの対価を要する物品の配送が生じるサービスであってもよい。例えば、サブスクリプションや定期購入等のサービスであってもよいし、ふるさと納税等であってもよい。
続いて、情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10から、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得して蓄積する(ステップS2)。すなわち、情報提供装置100は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を収集する。
続いて、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったか否かを判定する(ステップS3)。このとき、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数が閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上であれば、複数の注文情報が集まったと判定してもよい。
続いて、情報提供装置100は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対する商品の価格の低減を決定する(ステップS4)。このとき、情報提供装置100は、集まった注文情報の件数に応じて、商品の価格の低減率又は低減額を決定してもよい。また、商品がバラバラである場合には、商品ごとに価格の低減率又は低減額を決定してもよい。
続いて、情報提供装置100は、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する(ステップS5)。例えば、当該地域が渋谷区である場合、渋谷区に所在する利用者Uに対して、「渋谷区限定!△△時までに商品を購入すれば商品価格を○○円低減!」等のメッセージを表示又はプッシュ通知する。これに応じて、未注文の利用者Uが、端末装置10を用いて、商品購入サービスにおける商品の注文を行うことで、新たに注文済の利用者Uとなる(ステップS1に戻る)。
また、情報提供装置100は、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格(支払額)を低減する旨を提示する(ステップS6)。このとき、情報提供装置100は、他地域で商品受取予定の注文済の利用者Uに対して、配送先を当該地域に変更すれば、注文済の商品の価格を低減する旨を提示してもよい。そして、配送先を他の地域から当該地域に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する。
これにより、本実施形態に係る情報提供装置100は、複数の商品の配送先が同じになるように誘導することができる。その結果、情報提供装置100は、配送元の配送作業に要する負担及びコストや、配送業者の配送に要する負担及びコストを低減することができる。例えば、大口購入者やヘビーユーザが頻繁に又は大量に購入した商品の配送時期や配送先を分散させることなく、同時期に同じ地域に大量の商品をまとめて配送するように誘導できる。また、不特定多数(無数)の小口購入者がそれぞれ購入した個々の商品の配送時期や配送先を分散させることなく、同時期に同じ地域に大量の商品をまとめて配送するように誘導できる。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図2に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、利用者Uによって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたゲーム機、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
次に、図3を用いて、端末装置10の構成について説明する。図3は、端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
(通信部11)
通信部11は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
(表示部12)
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
(入力部13)
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。また、入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
(測位部14)
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
また、測位部14は、GPS以外にも、種々の手法により位置を測位することができる。例えば、測位部14は、位置補正等のための補助的な測位手段として、下記のように、端末装置10の様々な通信機能を利用して位置を測位してもよい。
(Wi-Fi測位)
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
(ビーコン測位)
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
(地磁気測位)
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
(RFID測位)
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
測位部14は、必要に応じて、上述した測位手段の一つ又は組合せを用いて、端末装置10の位置を測位してもよい。
(センサ部20)
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図3に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21~28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21~28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21~28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、及び、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21~23等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置10の位置を測位することが可能になる。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
例えば、加速度センサ21を利用した歩数計により、歩数や歩くスピード、歩いた距離を算出することができる。また、ジャイロセンサ22を利用して、利用者Uの進行方向や視線の方向、体の傾きを知ることができる。また、気圧センサ23で検知した気圧から、利用者Uの端末装置10が存在する高度やフロアの階数を知ることもできる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。磁気センサ27は、例えば端末装置10の周囲の地磁気を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26及び画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の環境や状況等を検知することができる。また、端末装置10の周囲の環境や状況等から、端末装置10の位置情報の精度を向上させることが可能になる。
(制御部30)
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
(送信部31)
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
(受信部32)
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からの各種情報の要求を受信することができる。
(処理部33)
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
(記憶部40)
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
〔4.情報提供装置の構成例〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、注文情報データベース123とを有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する利用者情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図5は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図5に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。なお、「利用者ID」は、利用者Uの連絡先(電話番号、メールアドレス等)であってもよいし、利用者Uの端末装置10を識別するための識別情報であってもよい。
また、「年齢」は、利用者IDにより識別される利用者Uの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、利用者IDにより識別される利用者Uの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、利用者IDにより識別される利用者Uの性別を示す。
また、「自宅」は、利用者IDにより識別される利用者Uの自宅の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、利用者IDにより識別される利用者Uの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uの興味を示す。すなわち、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uが関心の高い対象を示す。例えば、「興味」は、利用者Uが検索エンジンに入力して検索した検索クエリ(キーワード)等であってもよい。なお、図5に示す例では、「興味」は、各利用者Uに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図5に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「スポーツ」に興味があることを示す。
ここで、図5に示す例では、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、利用者情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、氏名、家族構成、出身地(地元)、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間帯等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(履歴情報データベース122)
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示す履歴情報(ログデータ)に関する各種情報を記憶する。図6は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図6に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、利用者Uの位置や移動の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴を示す。また、「購買履歴」は、利用者Uによる購買の履歴である購買履歴を示す。また、「投稿履歴」は、利用者Uによる投稿の履歴である投稿履歴を示す。なお、「投稿履歴」は、利用者Uの所有物に関する質問を含んでいてもよい。
例えば、図6に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツを閲覧し、「購買履歴#1」の通りに所定の店舗等で所定の商品等を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図6に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、履歴情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報データベース122は、利用者Uの所定のサービスの利用履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの実店舗の来店履歴又は施設の訪問履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの端末装置10を用いた決済(電子決済)での決済履歴等を記憶してもよい。
(注文情報データベース123)
注文情報データベース123は、各利用者Uの注文情報に関する各種情報を記憶する。図7は、注文情報データベース123の一例を示す図である。図7に示した例では、注文情報データベース123は、「利用者ID」、「配送日時」、「配送地域」、「配送商品」、「商品価格」、「配送料」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。なお、「利用者ID」は、利用者Uの注文情報を識別するための識別情報(注文ID)であってもよい。注文情報には、利用者Uを識別するための識別情報が含まれる。
また、「配送日時」は、利用者Uに対して商品が配送される日時を示す。なお、「配送日時」は、利用者Uにより指定された日時であってもよい。
また、「配送地域」は、利用者Uが商品受取可能な地域を示す。例えば、「配送地域」は、配送業者の配送エリアであって、利用者Uにより配送先として指定された地域であってもよい。ここで、「配送地域」は、住所や郵便番号を示す情報であってもよいし、都道府県や市区町村といった行政区域の名称や行政区域コード等を示す情報であってもよい。また、「配送地域」は、地図上の標準地域メッシュを識別するためのメッシュコードを示す情報であってもよい。また、配送地域は、その地域における配送業者の物流拠点であってもよい。
また、「配送商品」は、利用者Uに対して配送される商品を示す。例えば、「配送商品」は、商品購入サービスにおいて利用者Uが購入した商品を示す。なお、「配送商品」は、商品を識別するための識別情報であってもよい。また、「配送商品」には、1つの注文情報に含まれる複数の商品のそれぞれに関する情報を記憶してもよい。
また、「商品価格」は、利用者Uに対して配送される商品の価格を示す。例えば、「商品価格」は、商品購入サービスにおいて利用者Uが購入した商品の購入時の価格を示す。なお、「商品価格」は、当該商品の購入に関する利用者Uの決済金額であってもよい。また、「配送価格」には、1つの注文情報に含まれる複数の商品のそれぞれの価格に関する情報を記憶してもよい。
また、「配送料」は、利用者Uに対して配送される商品の配送料を示す。すなわち、「配送料」は、商品の配送に対して利用者Uが支払う(負担する)金額を示す。なお、利用者Uが所定の条件を満たすことで、配送料が無料(0円)となることもある。
例えば、図7に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの注文情報は、「配送日時#1」に、配送先となる「配送地域#1」に、「配送商品#1」が埋葬されることを示す。また、配送商品の価格は「商品価格#1」で、配送料が「配送料#1」であることを示す。
ここで、図7に示す例では、「U1」、「配送日時#1」、「配送地域#1」、「配送商品#1」、「商品価格#1」及び「配送料#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「配送日時#1」、「配送地域#1」、「配送商品#1」、「商品価格#1」及び「配送料#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、注文情報データベース123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、注文情報データベース123は、利用者Uと同じ地域を配送先とする注文情報の件数等を記憶してもよい。また、注文情報データベース123は、利用者Uが購入した商品(配送商品)の価格の低減率又は低減額等を記憶してもよい。
(制御部130)
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図4に示す例では、制御部130は、取得部131と、判定部132と、決定部133と、提供部134とを有する。
(取得部131)
取得部131は、利用者Uにより入力された検索クエリを取得する。例えば、取得部131は、利用者Uが検索エンジン等に検索クエリを入力してキーワード検索を行った際に、通信部110を介して、当該検索クエリを取得する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uに関する利用者情報を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの端末装置10から、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)や、利用者Uの位置情報、利用者Uの属性情報等を取得する。また、取得部131は、利用者Uのユーザ登録時に、利用者Uを示す識別情報や、利用者Uの属性情報等を取得してもよい。そして、取得部131は、利用者情報を、記憶部120の利用者情報データベース121に登録する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報を取得する。そして、取得部131は、各種の履歴情報を、記憶部120の履歴情報データベース122に登録する。
また、取得部131は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する。例えば、取得部131は、複数の利用者Uから商品購入サービスにおける商品の注文が行われた場合、利用者Uが注文した商品の配送元や配送先を示す配送データを取得する。
(判定部132)
判定部132は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったか否かを判定する。例えば、判定部132は、同じ地域を配送先とする注文情報の件数をカウント又は集計し、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値を超えたか否かを判定する。このとき、判定部132は、配送先となる地域ごとに注文情報の件数をカウント又は集計し、その地域を配送先とする注文情報の件数が閾値を超えたか否かを判定してもよい。
また、判定部132は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったか否かを判定する際に、配送先に指定された地域のうち注文情報の件数が最も多い地域を判定してもよい。この場合、判定部132は、注文情報の件数が最も多い地域について、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったと判定してもよい。
(決定部133)
決定部133は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対する取引条件の優遇を決定する。例えば、決定部133は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対する商品の価格の低減を決定する。
また、決定部133は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数に応じて、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して提示される取引条件の優遇の度合いを変更(決定)してもよい。例えば、決定部133は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数に応じて、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して提示される商品の価格の低減率又は低減額を変更(決定)してもよい。すなわち、決定部133は、商品の価格の低減率又は低減額を変更する変更部としても機能する。
このとき、決定部133は、予め注文情報の件数と紐づけられた低減率又は低減額に関するデータを取得することで、商品の価格の低減率又は低減額を決定するようにしてもよい。あるいは、決定部133は、例えば注文情報の件数と低減率又は低減額とをデータセットとして、RNN(Recurrent Neural Network)やLSTM(Long short-term memory)等を用いた機械学習を経て、商品の価格の低減率又は低減額を決定するための学習モデルを生成し、この学習モデルに注文情報の件数を入力し、出力として商品の価格の低減率又は低減額を取得することで、商品の価格の低減率又は低減額を決定するようにしてもよい。
また、決定部133は、予め注文情報の件数と紐づけられた件数の閾値に関するデータを取得することで、件数の閾値を決定するようにしてもよい。あるいは、決定部133は、例えば注文情報の件数と、配送に要する負担の削減に効果のあった件数の閾値とをデータセットとして、RNNやLSTM等を用いた機械学習を経て、件数の閾値を決定するための学習モデルを生成し、この学習モデルに注文情報の件数を入力し、出力として件数の閾値を取得することで、件数の閾値を決定するようにしてもよい。
(提供部134)
提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、利用者Uの取引条件を優遇する旨を提示する。例えば、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
このとき、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、配送先を他の地域から当該地域に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、同じ倉庫に在庫がある複数の商品を注文する利用者Uに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送元となる倉庫が同じである複数の商品を注文する複数の利用者Uのそれぞれに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、同じ時期に当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、商品受取の時期を同じ時期に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、当該地域において同一の配送ルート上に所在する複数の受取場所のいずれかで商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、当該地域が配送業者を利用せずに配送元が直接配送可能な地域である場合に、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数が閾値以上である場合に、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数を利用者Uに提示する。このとき、情報提供装置100は、注文情報の件数と閾値との差分を利用者Uに提示し、配送先の変更を促すメッセージを提示してもよい。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が同じグループに属する複数の利用者Uによる共同購入である場合に、グループに属する複数の利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、商品の価格の低減として、商品代金の支払いに利用可能な電子マネー又はポイントでの還元を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uであって、配送料を支払う必要がある利用者Uに対して、配送料を低減する旨を提示する。
〔5.処理手順〕
次に、図8を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
図8に示すように、情報提供装置100の取得部131は、各利用者Uの端末装置10から、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、各利用者Uの端末装置10から、商品購入サービスにおける商品の注文情報を収集して蓄積する。
続いて、情報提供装置100の判定部132は、配送先が同じ地域である注文情報の件数を集計し、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS102)。
続いて、情報提供装置100の決定部133は、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値以上である場合(ステップS102;Yes)、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数に応じて、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して提示される商品の価格の低減率又は低減額を決定する(ステップS103)。
続いて、情報提供装置100の提示部134は、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、商品購入の際には商品の価格を低減することを約束する(ステップS104)。例えば、提示部134は、未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100の提示部134は、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する(ステップS105)。
また、情報提供装置100の決定部133は、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値以上ではない場合(ステップS102;No)、注文情報の件数と閾値との差分を算出する(ステップS106)。このとき、決定部133は、注文情報の件数と閾値との差分を算出するとともに、注文情報の件数が閾値以上となった場合における商品の価格の低減率又は低減額を決定してもよい。
続いて、情報提供装置100の提示部134は、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、注文情報の件数と閾値との差分を提示して、商品の購入を推奨する(ステップS107)。例えば、提示部134は、利用者Uが商品購入して注文情報の件数が閾値以上となった場合には商品の価格を低減する旨を提示する(ステップS107)。
また、情報提供装置100の提示部134は、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文情報の件数と閾値との差分を提示して、配送先の変更を提案する(ステップS108)。例えば、提示部134は、利用者Uが注文済の商品の配送先を当該地域に変更して注文情報の件数が閾値以上となった場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
〔6.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報提供装置100が実行している処理の一部又は全部は、実際には、端末装置10が実行してもよい。例えば、スタンドアローン(Stand-alone)で(端末装置10単体で)処理が完結してもよい。この場合、端末装置10に、上記の実施形態における情報提供装置100の機能が備わっているものとする。また、上記の実施形態では、端末装置10は情報提供装置100と連携しているため、利用者Uから見れば、情報提供装置100の処理も端末装置10が実行しているように見える。すなわち、他の観点では、端末装置10は、情報提供装置100を備えているともいえる。
また、上記の実施形態において、ショッピングサイトやオークションサイト、フリマアプリ等の商品購入サービスに限らず、物品の生産者や所有者等とのSNS等を介した個人間取引や企業間取引等を対象としてもよい。例えば、情報提供装置100は、個人間取引における商品の注文情報を取得し、配送先が同じ地域(配送エリア)である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、利用者Uの取引条件を優遇するようにしてもよい。この場合、情報提供装置100は、個人間取引における商品購入者の取引条件を優遇する仕組みを提供する。
また、上記の実施形態において、ショッピングサイトやオークションサイト、フリマアプリ等の商品購入サービスに限らず、宅配便や企業間の貨物輸送等の物流サービスを対象としてもよい。例えば、情報提供装置100は、宅配便や企業間の貨物輸送等の物流サービスにおける貨物の注文情報を取得し、配送先が同じ地域(配送エリア)である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で貨物受取可能な利用者Uに対して、利用者Uの取引条件を優遇するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10の位置情報又は位置履歴に基づいて、集まった複数の注文情報と同じ地域を配送先とすることができる利用者Uを推定してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10の位置情報又は位置履歴に基づいて、集まった複数の注文情報と同じ地域に日常的に滞在(居住、勤務等)又は訪問等している利用者Uを推定してもよい。そして、情報提供装置100は、このような利用者Uに対して、新たに注文する商品や注文済の商品の配送先を当該地域にすることで利用者Uの取引条件を優遇する旨を提示してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの過去の注文情報又は注文履歴に基づいて、集まった複数の注文情報と同じ地域を配送先とすることができる利用者Uを推定してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの過去の注文情報又は注文履歴に基づいて、以前、集まった複数の注文情報と同じ地域を配送先としたことがある利用者Uを推定してもよい。そして、情報提供装置100は、このような利用者Uに対して、新たに注文する商品や注文済の商品の配送先を当該地域にすることで利用者Uの取引条件を優遇する旨を提示してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報処理装置(端末装置10及び情報提供装置100)は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得部131と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、利用者Uの取引条件を優遇する旨を提示する提供部134と、を備える。
例えば、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
なお、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、配送先を他の地域から当該地域に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、同じ倉庫に在庫がある複数の商品を注文する利用者Uに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送元となる倉庫が同じである複数の商品を注文する複数の利用者Uのそれぞれに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、同じ時期に当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、商品受取の時期を同じ時期に変更した注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、当該地域において同一の配送ルート上に所在する複数の受取場所のいずれかで商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、当該地域が配送業者を利用せずに配送元が直接配送可能な地域である場合に、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数が閾値以上である場合に、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、本願に係る情報処理装置は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数に応じて、当該地域で商品受取可能な利用者Uに対して提示される商品の価格の低減率又は低減額を決定する決定部133をさらに備える。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数を利用者Uに提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が同じグループに属する複数の利用者Uによる共同購入である場合に、グループに属する複数の利用者Uに対して、商品の価格を低減する旨を提示する。
また、提供部134は、商品の価格の低減として、商品代金の支払いに利用可能な電子マネー又はポイントでの還元を提示する。
また、提供部134は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、当該地域で商品受取可能な利用者Uであって、配送料を支払う必要がある利用者Uに対して、配送料を低減する旨を提示する。
上述した各処理のいずれかもしくは組合せにより、本願に係る情報処理装置は、複数の商品の配送先が同じになるように誘導することができる。これにより、配送元の配送作業に要する負担及びコストや、配送業者の配送に要する負担及びコストを低減することができる。また、大口購入者やヘビーユーザが頻繁に又は大量に購入した商品の配送時期や配送先を分散させることなく、同時期に同じ地域に大量の商品をまとめて配送するように誘導できるという効果も期待できる。また、不特定多数(無数)の小口購入者がそれぞれ購入した個々の商品の配送時期や配送先を分散させることなく、同時期に同じ地域に大量の商品をまとめて配送するように誘導できるという効果も期待できる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 注文情報データベース
130 制御部
131 取得部
132 判定部
133 決定部
134 提供部
本願に係る情報処理装置は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったか否かを判定する判定部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して提示される取引条件の優遇を決定する決定部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記商品購入サービスにおける前記利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供部と、を備え、前記判定部は、配送先となる地域ごとに注文情報の件数をカウント又は集計し、地域ごとにその地域を配送先とする注文情報の件数が閾値を超えたか否かを判定し、前記決定部は、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値以上ではない場合、注文情報の件数と閾値との差分を算出し、前記提供部は、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、注文情報の件数と閾値との差分を提示して、新規注文又は配送先変更を促すことを特徴とする。
続いて、情報提供装置100の提供部134は、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、商品購入の際には商品の価格を低減することを約束する(ステップS104)。例えば、提供部134は、未注文の利用者Uに対して、所定の期間内に商品を購入して当該地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100の提供部134は、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する(ステップS105)。
続いて、情報提供装置100の提供部134は、当該地域で商品受取可能な未注文の利用者Uに対して、注文情報の件数と閾値との差分を提示して、商品の購入を推奨する(ステップS107)。例えば、提供部134は、利用者Uが商品購入して注文情報の件数が閾値以上となった場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
また、情報提供装置100の提供部134は、当該地域で商品受取可能な注文済の利用者Uに対して、注文情報の件数と閾値との差分を提示して、配送先の変更を提案する(ステップS108)。例えば、提供部134は、利用者Uが注文済の商品の配送先を当該地域に変更して注文情報の件数が閾値以上となった場合には商品の価格を低減する旨を提示する。
本願に係る情報処理装置は、商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったか否かを判定する判定部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して提示される取引条件の優遇を決定する決定部と、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記商品購入サービスにおける前記利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供部と、を備え、前記判定部は、配送先となる地域ごとに注文情報の件数をカウント又は集計し、地域ごとにその地域を配送先とする注文情報の件数が閾値以上であるか否かを判定し、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値以上である場合、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まったと判定し、前記決定部は、配送先が同じ地域である注文情報の件数が閾値以上ではない場合、注文情報の件数と閾値との差分を算出し、前記提供部は、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記決定部により算出された注文情報の件数と閾値との差分を提示して、新規注文又は配送先変更を促すことを特徴とする。

Claims (19)

  1. 商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得部と、
    配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な未注文の利用者に対して、所定の期間内に商品を購入して前記地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な注文済の利用者に対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、配送先を他の地域から前記地域に変更した注文済の利用者に対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、同じ倉庫に在庫がある複数の商品を注文する利用者に対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、配送元となる倉庫が同じである複数の商品を注文する複数の利用者のそれぞれに対して、同じ地域で商品を受け取る場合には商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、同じ時期に前記地域で商品受取可能な利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、商品受取の時期を同じ時期に変更した注文済の利用者に対して、注文済の商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~8のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記提供部は、前記地域において同一の配送ルート上に所在する複数の受取場所のいずれかで商品受取可能な利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記提供部は、前記地域が配送業者を利用せずに配送元が直接配送可能な地域である場合に、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~10のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数が閾値以上である場合に、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~11のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. 配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数に応じて、前記地域で商品受取可能な利用者に対して提示される商品の価格の低減率又は低減額を決定する決定部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1~12のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  14. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報の件数を利用者に提示する
    ことを特徴とする請求項1~13のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  15. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が同じグループに属する複数の利用者による共同購入である場合に、前記グループに属する複数の利用者に対して、商品の価格を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~14のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  16. 前記提供部は、商品の価格の低減として、商品代金の支払いに利用可能な電子マネー又はポイントでの還元を提示する
    ことを特徴とする請求項1~15のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  17. 前記提供部は、配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者であって、配送料を支払う必要がある利用者に対して、前記配送料を低減する旨を提示する
    ことを特徴とする請求項1~16のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  18. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得工程と、
    配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 商品購入サービスにおける商品の注文情報を取得する取得手順と、
    配送先が同じ地域である複数の注文情報が集まった場合、前記地域で商品受取可能な利用者に対して、前記利用者の取引条件を優遇する旨を提示する提供手順と、
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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