JP2022143371A - 磁気記憶装置 - Google Patents

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Ku Youl Jung
ジンウォン ジョン
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Abstract

【課題】 優れた特性を有する磁気抵抗効果素子を含む磁気記憶装置を提供する。【解決手段】 実施形態に係る磁気記憶装置は、可変の磁化方向を有する第1の磁性層11と、固定された磁化方向を有する第2の磁性層12と、第1の磁性層と第2の磁性層との間に設けられた非磁性層13と、第1の磁性層に隣接する酸化物層16と、含む積層構造100を備え、第1の磁性層は、非磁性層と酸化物層との間に設けられ、酸化物層は、希土類元素、ボロン(B)及び酸素(O)を含有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、磁気記憶装置に関する。
半導体基板上に複数の磁気抵抗効果素子が集積化された不揮発性の磁気記憶装置が提案されている。
米国特許第9184374号明細書 米国特許第10305027号明細書
優れた特性を有する磁気抵抗効果素子を含む磁気記憶装置を提供する。
実施形態に係る磁気記憶装置は、可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられた非磁性層と、前記第1の磁性層に隣接する酸化物層と、含む積層構造を備え、前記第1の磁性層は、前記非磁性層と前記酸化物層との間に設けられ、前記酸化物層は、希土類元素、ボロン(B)及び酸素(O)を含有する。
第1の実施形態に係る磁気記憶装置に含まれる磁気抵抗効果素子の積層構造の構成を模式的に示した断面図である。 第1の実施形態に係る磁気抵抗効果素子の特性改善効果について示した図である。 第1の実施形態に係る磁気抵抗効果素子の特性改善効果について示した図である。 第1の実施形態に係る磁気抵抗効果素子の酸化物層において、希土類元素の濃度とボロン(B)の濃度の合計に対するボロン(B)の濃度の比率を変えたときの特性について示した図である。 第1の実施形態に係る磁気抵抗効果素子の酸化物層において、希土類元素の濃度とボロン(B)の濃度の合計に対するボロン(B)の濃度の比率を変えたときの特性について示した図である。 第2の実施形態に係る磁気記憶装置に含まれる磁気抵抗効果素子の積層構造の構成を模式的に示した断面図である。 第1及び第2の実施形態で示した磁気抵抗効果素子が適用される磁気記憶装置の構成を模式的に示した斜視図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置に含まれる磁気抵抗効果素子の積層構造の構成を模式的に示した断面図である。磁気抵抗効果素子として、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)素子が用いられる。
積層構造100は、記憶層(第1の磁性層)11、参照層(第2の磁性層)12、トンネルバリア層(非磁性層)13、シフトキャンセリング層(第3の磁性層)14、スペーサ層15、酸化物層16、バッファ層17、トップ層18及び上部キャップ層19を含んでいる。
記憶層(第1の磁性層)11は、可変の磁化方向を有する強磁性層である。なお、可変の磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わることを意味する。記憶層11は、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有するFeCoB層で形成されている。
参照層(第2の磁性層)12は、固定された磁化方向を有する強磁性層である。なお、固定された磁化方向とは、所定の書き込み電流に対して磁化方向が変わらないことを意味する。参照層12は、第1の層部分12a及び第2の層部分12bを含んでいる。第1の層部分12aは、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有するFeCoB層で形成されている。第2の層部分12bは、コバルト(Co)と、プラチナ(Pt)、ニッケル(Ni)及びパラジウム(Pd)から選択された少なくとも1以上の元素とを含有している。
トンネルバリア層(非磁性層)13は、記憶層11と参照層12との間に設けられた絶縁層である。トンネルバリア層13は、マグネシウム(Mg)及び酸素(O)を含有するMgO層で形成されている。
シフトキャンセリング層(第3の磁性層)14は、参照層12の磁化方向に対して反平行の固定された磁化方向を有する強誘電層であり、参照層12から記憶層11に印加される磁界をキャンセルする機能を有している。シフトキャンセリング層14は、コバルト(Co)と、プラチナ(Pt)、ニッケル(Ni)及びパラジウム(Pd)から選択された少なくとも1以上の元素とを含有している。
スペーサ層15は、参照層12とシフトキャンセリング層14との間に設けられ、スペーサ層15によって、参照層12とシフトキャンセリング層14とが反強磁性結合している。すなわち、参照層12、シフトキャンセリング層14及びスペーサ層15によってSAF(Synthetic Anti-Ferromagnetic)構造が形成されている。スペーサ層15は、ルテニウム(Ru)層或いはイリジウム(Ir)層によって形成されている。
酸化物層16は、記憶層11に隣接して設けられており、トンネルバリア層13と酸化物層16との間に記憶層11が設けられている。より具体的には、酸化物層16は、記憶層11の上層側に設けられ、記憶層11に接している。酸化物層16は、希土類元素(ガドリニウム(Gd)、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)等)、ボロン(B)及び酸素(O)を含有している。酸化物層16は、キャップ層としての機能も有している。
バッファ層17は、シフトキャンセリング層14の下層側に設けられ、所定の導電材料で形成されている。
トップ層18は、酸化物層16の上層側に設けられ、ルテニウム(Ru)或いはタンタル(Ta)等の所定の導電材料で形成されている。
上部キャップ層19は、トップ層18の上層側に設けられ、所定の導電材料で形成されている。
上述した積層構造100によって構成される磁気抵抗効果素子は、垂直磁化を有するSTT(Spin Transfer Torque)型の磁気抵抗効果素子である。すなわち、記憶層11、参照層12及びシフトキャンセリング層14の磁化方向は、それぞれの膜面に対して垂直である。
記憶層11の磁化方向が参照層12の磁化方向に対して平行である場合には、磁気抵抗効果素子は相対的に低抵抗状態であり、記憶層11の磁化方向が参照層12の磁化方向に対して反平行である場合には、磁気抵抗効果素子は相対的に高抵抗状態である。したがって、磁気抵抗効果素子は、磁気抵抗効果素子の抵抗状態に応じて2値データを記憶することが可能である。また、磁気抵抗効果素子に流れる電流の方向に応じて、磁気抵抗効果素子に低抵抗状態或いは高抵抗状態を設定することが可能である。
以上のように、本実施形態では、希土類元素、ボロン(B)及び酸素(O)を含有する酸化物層16が記憶層11に隣接して設けられている。そのため、以下に述べるように、優れた特性を有する磁気抵抗効果素子を得ることが可能である。
一般に、磁気抵抗効果素子のWER(Write Error Rate)及びBallooningを改善するためには、記憶層のMst(記憶層の飽和磁化Msと記憶層の厚さtとの積)を下げることが有効である。しかしながら、記憶層の厚さがある厚さ以下になると、記憶層内の粒子どうしの凝集(Agglomeration)が起こる。その結果、記憶層界面の濡れ性の悪化や、表面粗さの増加を招く。このような記憶層のアグロメレーションにより、記憶層の厚さtを下げることは難しい。
そこで、記憶層のMstを下げるために、一般的に、ボロン(B)リッチな記憶層やモリブデン(Mo)などの非磁性元素が添加された記憶層がよく用いられている。しかしながら、この場合、書き込み電流Icの増加及び熱安定性Δの低下といった問題がある。
したがって、書き込み電流Icの増加及び熱安定性Δの低下を抑制しながら、記憶層のMstを下げることが重要である。
本実施形態では、上述したように、酸化物層16が希土類元素及びボロンを含有している。酸化物層16が希土類元素を含有していることにより、記憶層11の垂直磁気異方性を高めることが可能である。また、酸化物層16がボロンを含有していることにより、記憶層11とキャップ層として機能する酸化物層16との間のぬれ性を向上させることができ、アグロメレーションを抑制しながら、記憶層11の厚さtを薄くすることが可能である。このような理由により、本実施形態では、書き込み電流Icの増加及び熱安定性Δの低下を抑制しながら、記憶層11のMstを下げることが可能である。
図2及び図3は、本実施形態に係る磁気抵抗効果素子の特性改善効果について示した図である。
なお、図2の横軸は記憶層11のMstであり、図2の縦軸は記憶層11の保磁力Hcである。図3の横軸は記憶層11のMstと異方性磁界Hkとの積(熱安定性Δに対応)であり、図3の縦軸は記憶層11の保磁力Hcである。この保磁力Hcは、アグロメレーションの生成に起因した記憶層への欠陥生成及びラフネスの増加に対して増減するパラメータであり、記憶層の薄膜化によってアグロメレーションが進んでくると保磁力Hcも単調に増加する。したがって、記憶層のMstを低くするためには、保磁力Hcの増加を抑制(アグロメレーションを抑制)することが重要である。
また、図2及び図3において、(a)は本実施形態の酸化物層(希土類元素及びボロンを含有した酸化物層)を用いた場合、(b)は第1の比較例の酸化物層(希土類元素を含有し且つボロンを含有しない酸化物層)を用いた場合、(c)は第2の比較例の酸化物層(ハフニウム(Hf)を含有した酸化物層)を用いた場合の特性である。なお、本実施形態の酸化物層は、希土類元素としてガドリニウム(Gd)を含有している。
図2及び図3からわかるように、本実施形態では、第1及び第2の比較例に比べて保磁力Hcが減少している。したがって、本実施形態の酸化物層を用いることにより、上述したような特性向上効果を得ることが可能である。
以上のように、本実施形態では、希土類元素、ボロン(B)及び酸素(O)を含有する酸化物層16が記憶層11に隣接して設けられているため、書き込み電流Icの増加及び熱安定性Δの低下を抑制しながら、記憶層のMstを下げることができ、磁気抵抗効果素子のWER及びBallooningを改善することが可能である。
図4及び図5は、本実施形態の酸化物層(希土類元素及びボロンを含有した酸化物層)において、希土類元素の濃度とボロンの濃度の合計に対するボロンの濃度の比率Rを変えたときの特性について示した図である。
なお、図4の横軸は記憶層11のMstであり、図4の縦軸は記憶層11の保磁力Hcである。図5の横軸は記憶層11のMstと異方性磁界Hkとの積(熱安定性Δに対応)であり、図5の縦軸は記憶層11の保磁力Hcである。
また、図4及び図5において、(a)はR=0%、(b)はR=10%、(c)はR=20%、(d)はR=50%、である。なお、(a)、(b)、(c)及び(d)いずれの場合も、酸化物層は希土類元素としてガドリニウム(Gd)を含有している。
図4及び図5に示されるように、(a)及び(b)に比べて、(c)及び(d)では保磁力Hcが減少している。また、(c)及び(d)では、保磁力Hcに大きな差はない。このことから、比率Rが20%以上であれば、記憶層と酸化物層との界面において、アグロメレーションの生成を抑制するのに十分な濡れ性が得られると考えられ、前述した図2及び図3と同等の効果が得られると考えられる。したがって、希土類元素の濃度とボロンの濃度の合計に対するボロンの濃度の比率Rは、20%以上であることが好ましい。
(実施形態2)
図6は、第2の実施形態に係る磁気記憶装置に含まれる磁気抵抗効果素子の積層構造の構成を模式的に示した断面図である。なお、基本的な事項は上述した第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した事項の説明は省略する。
第1の実施形態では、記憶層11が参照層12の上層側に位置するトップフリー型の磁気抵抗効果素子を用いたが、本実施形態では、記憶層11が参照層12の下層側に位置するボトムフリー型の磁気抵抗効果素子を用いている。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、酸化物層16は、記憶層11に隣接して設けられており、トンネルバリア層13と酸化物層16との間に記憶層11が設けられている。より具体的には、酸化物層16は、記憶層11の下層側に設けられ、記憶層11に接している。また、第1の実施形態と同様に、酸化物層16は、希土類元素(ガドリニウム(Gd)、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)等)、ボロン(B)及び酸素(O)を含有している。
また、参照層12の上層側にシフトキャンセリング層14が設けられており、シフトキャンセリング層14の上層側にキャップ層20が設けられている。キャップ層20は、第1の実施形態で示した酸化物層16と同じ材料を用いてもよいし異なる材料を用いてもよい。
本実施形態でも、希土類元素、ボロン(B)及び酸素(O)を含有する酸化物層16が記憶層11に隣接して設けられているため、第1の実施形態と同様に、書き込み電流Icの増加及び熱安定性Δの低下を抑制しながら、記憶層のMstを下げることができ、磁気抵抗効果素子のWER及びBalloningを改善することが可能である。
(適用例)
図7は、上述した第1及び第2の実施形態で示した磁気抵抗効果素子が適用される磁気記憶装置の構成を模式的に示した斜視図である。
図7に示した磁気記憶装置は、X方向に延伸する複数の第1の配線210と、X方向と交差するY方向に延伸する複数の第2の配線220と、複数の第1の配線210と複数の第2の配線220との間に接続された複数のメモリセル230とを含んでいる。例えば、第1の配線210及び第2の配線220の一方はワード線に対応し、他方はビット線に対応する。
各メモリセル230は、磁気抵抗効果素子240と、磁気抵抗効果素子240に対して直列に接続されたセレクタ(スイッチング素子)250とを含んでいる。
所望のメモリセル230に接続された第1の配線210と第2の配線220との間に所定の電圧を印加することで、所望のメモリセル230に含まれるセレクタ250がオン状態となり、所望のメモリセル230に含まれる磁気抵抗効果素子240に対して読み出し或いは書き込みを行うことが可能である。
なお、図7に示した磁気記憶装置は、磁気抵抗効果素子240の上層側にセレクタ250が設けられた構成であるが、磁気抵抗効果素子240の下層側にセレクタ250が設けられた構成であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…記憶層(第1の磁性層)
12…参照層(第2の磁性層)
12a…第1の層部分 12b…第2の層部分
13…トンネルバリア層(非磁性層)
14…シフトキャンセリング層(第3の磁性層)
15…スペーサ層 16…酸化物層 17…バッファ層
18…トップ層 19…上部キャップ層 20…キャップ層
100…積層構造

Claims (8)

  1. 可変の磁化方向を有する第1の磁性層と、
    固定された磁化方向を有する第2の磁性層と、
    前記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられた非磁性層と、
    前記第1の磁性層に隣接する酸化物層と、
    含む積層構造を備え、
    前記第1の磁性層は、前記非磁性層と前記酸化物層との間に設けられ、
    前記酸化物層は、希土類元素、ボロン(B)及び酸素(O)を含有する
    ことを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 前記酸化物層に含有されている希土類元素の濃度とボロン(B)の濃度の合計に対するボロン(B)の濃度の比率は20%以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  3. 前記第1の磁性層は、鉄(Fe)、コバルト(Co)及びボロン(B)を含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  4. 前記第1磁性層及び前記第2の磁性層は、垂直磁化を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  5. 前記積層構造は、前記第2の磁性層から前記第1の磁性層に印加される磁界をキャンセルする第3の磁性層をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  6. 前記第2の磁性層と前記第3の磁性層とは、反強磁性結合している
    ことを特徴とする請求項5に記載の磁気記憶装置。
  7. 前記第1磁性層は、前記第2の磁性層よりも上層側に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
  8. 前記第1磁性層は、前記第2の磁性層よりも下層側に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
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