JP2022139910A - ボンディング装置、及びボンディング方法 - Google Patents

ボンディング装置、及びボンディング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022139910A
JP2022139910A JP2021040490A JP2021040490A JP2022139910A JP 2022139910 A JP2022139910 A JP 2022139910A JP 2021040490 A JP2021040490 A JP 2021040490A JP 2021040490 A JP2021040490 A JP 2021040490A JP 2022139910 A JP2022139910 A JP 2022139910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding
delivery
chip
positions
pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021040490A
Other languages
English (en)
Inventor
祐介 久保田
Yusuke Kubota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Machinery Inc
Original Assignee
Canon Machinery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Machinery Inc filed Critical Canon Machinery Inc
Priority to JP2021040490A priority Critical patent/JP2022139910A/ja
Priority to PCT/JP2022/008783 priority patent/WO2022190976A1/ja
Publication of JP2022139910A publication Critical patent/JP2022139910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/50Assembly of semiconductor devices using processes or apparatus not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326, e.g. sealing of a cap to a base of a container
    • H01L21/52Mounting semiconductor bodies in containers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Abstract

Figure 2022139910000001
【課題】待機時間の削減により生産効率を高めつつ、チップを精度よくボンディング位置に供給可能とする。
【解決手段】このボンディング装置10は、チップC1(C2)のピックアップ位置Paとボンディング位置Pb1(Pb2)との間に設けられる、チップC1(C2)の受渡し位置Pc1(Pc2)と、ピックアップヘッド14と、ボンディングヘッド15とを具備する。ボンディング位置Pb1,Pb2が設けられる部材12の送り方向をX方向とし、X方向と直交する方向をY方向とした場合に、受渡し位置Pc1(Pc2)は、X方向で隣接する複数のボンディング位置Pb1,Pb2に対応してX方向の複数箇所に設けられると共に、ピックアップヘッド14は、ピックアップしたチップC1(C2)の供給先となるボンディング位置Pb1(Pb2)に対応した受渡し位置Pc1(Pc2)に向けて、X方向及びY方向に移動可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボンディング装置、及びボンディング方法に関する。
半導体製品の製造に際しては、多数個の半導体素子を一括して造り込んでなるウエハをダイシングして個々の半導体チップ(以下、単にチップと称する。)に分離し、分離したチップを一個ずつリードフレーム等の所定位置(ボンディング位置)にボンディングするというチップボンディングの手法が採用されている。
この種の方法としては、従来、ウエハから直接ボンディング位置までチップを搬送する方式の他、特許文献1等に記載のように、ピックアップ位置にあるチップをピックアップして、中間ステージに供給した後、この中間ステージ上に供給されたチップを再びピックアップして、ボンディング位置としてのリードフレームのアイランド部に供給する方式が知られている。
また、チップをピックアップして所定の位置まで搬送するための装置としては、特許文献2等に記載のように、X方向に沿って往復動可能なX可動部と、Y方向に沿って往復動可能なY可動部と、Z方向に沿って往復動可能なZ可動部とを有する駆動装置と、駆動装置のZ可動部に設けられ、ワークとしてのチップを吸着可能なコレットを有するボンディングヘッドとを備えたボンディング装置が知られている。
よって、特許文献2等に記載の搬送装置をピックアップ位置と中間ステージ上の所定位置との間におけるチップの搬送、及び、中間ステージ上の所定位置とボンディング位置との間におけるチップの搬送にそれぞれ適用することで、中間ステージを経由してチップをボンディング位置に供給することが可能となる。
再表2018/225664号 特開2020-31078号公報
上述したように、チップのボンディング位置が、リードフレームのアイランド部上に設定される場合、このアイランド部には、一つのアイランド部につき一つのチップが供給されるのが一般的である。一方で、半導体製品の種類によっては、一つのアイランド部につき複数のチップが供給(載置)される場合がある。
このようなボンディング位置の配置態様に対し、例えば図19に示すように、リードフレーム112をボンディング位置Pb1,Pb2に応じて所定ピッチずつ移動させる方法が考えられる。この場合、リードフレーム112は支持搬送装置117により支持されると共に、所定の方向(以下、単にX方向と称する。)に沿って所定ピッチずつ搬送可能とされる。また、リードフレーム112には、複数のアイランド部116が所定の配列で設けられると共に、各アイランド部116には、二つのボンディング位置Pb1,Pb2がX方向に隣り合って設けられる。なお、図19において、符号Wで表される部材はウエハ、符号111で表される部材はウエハ支持台、符号113で表される部材は中間ステージ、符号114で表される部材はピックアップヘッド、符号115で表される部材がボンディングヘッドである。
この場合、ウエハWのX方向中心位置と、中間ステージ113上に設けられたチップC1,C2の載置部113aのX方向中心位置とを通る基準ラインL上に、一のボンディング位置(第一のボンディング位置Pb1)のX方向中心位置が位置するように、リードフレーム112を配置する。そして、ピックアップヘッド114によりウエハWから第一のボンディング位置Pb1に対応するチップ(以下、第一のチップC1と称する。)をピックアップして中間ステージ113上の所定位置(中間位置Pc)に第一のチップC1を載置する。然る後、ボンディングヘッド115により中間位置Pcから第一のチップC1をピックアップしてアイランド部116上の所定位置、ここでは基準ラインL上の第一のボンディング位置Pb1に第一のチップC1を載置し、所定のボンディング作業を行う。
また、第一のボンディング位置Pb1とX方向で隣り合う第二のボンディング位置Pb2に対応するチップC2(以下、第二のチップC2と称する。)を供給するに際しては、図20に示すように、支持搬送装置117によりリードフレーム112をX方向に所定ピッチ分搬送し、基準ラインL上に、第二のボンディング位置Pb2のX方向中心位置を配置する。そして、ピックアップヘッド114によりウエハWから第二のチップC2をピックアップして中間ステージ113上の所定位置(中間位置Pc)に第二のチップC2を載置する。然る後、ボンディングヘッド115により中間位置Pcから第二のチップC2をピックアップして第二のボンディング位置Pb2に第二のチップC2を載置し、所定のボンディング作業を行う。
このように、リードフレーム112を所定ピッチずつX方向に送りながらチップC1(C2)の搬送を行うことで、例えばボンディングヘッド115をX方向に移動させることなくY方向とZ方向のみの移動で、チップC1(C2)をボンディング位置Pb1(Pb2)に供給できる。そのため、例えばボンディングヘッド115をX方向に移動してチップC1(C2)をボンディング位置Pb1(Pb2)に供給する場合(図示は省略)と比べて、チップC1(C2)供給時にチップC1(C2)に加わる振動が抑制される。これにより、チップC1(C2)のボンディングを高い位置精度で行うことが可能となる。
しかしながら、その一方で、リードフレーム112をボンディングの度に移動させる方式だと、リードフレーム112の送り回数が増加するため、生産効率の低下を招くおそれがある。また、送り回数が増加するにつれ、リードフレーム112の位置ずれを誘発するおそれが高まる点を考慮して、送り速度を下げることでも生産効率の低下を招く。
上述した問題は何もリードフレームのアイランド部一つにつき二つ以上のチップを供給する場合に限ったことではない。例えばボンディング位置の送り方向の配列数が一般的な配列数に比べて多い場合や、リードフレームの一回の送り位置につき二つのアイランド部に跨ってチップを供給する場合など、短時間に効率よくチップをボンディング位置に供給する必要がある任意の工程においても起こり得る。
以上の事情に鑑み、本明細書では、待機時間の削減により生産効率を高めつつ、チップを精度よくボンディング位置に供給可能とすることを、解決すべき技術課題とする。
前記課題の解決は、本発明に係るボンディング装置によって達成される。すなわち、この装置は、半導体素子としてのチップのピックアップ位置とボンディング位置との間に、チップの受渡し地点となる受渡し位置が設けられ、チップを、ピックアップ位置から受渡し位置まで搬送するためのピックアップヘッドと、チップを、受渡し位置からボンディング位置まで搬送するためのボンディングヘッドとを具備するボンディング装置において、ボンディング位置が設けられる部材の送り方向をX方向とし、X方向と直交する方向をY方向とした場合に、受渡し位置は、X方向で隣接する複数のボンディング位置に対応してX方向の複数箇所に設けられると共に、ピックアップヘッドは、複数の受渡し位置のうち、ピックアップしたチップの供給先となるボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて、X方向及びY方向に移動可能に構成されている点をもって特徴付けられる。
このように、本発明に係るボンディング装置では、X方向で隣接する複数のボンディング位置に対応してX方向の複数箇所に受渡し位置を設けると共に、複数の受渡し位置のうちピックアップしたチップの供給先となるボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて、ピックアップヘッドをX方向及びY方向に移動できるようにした。このようにX方向の複数箇所にチップの受渡し位置を設定すると共に、ピックアップしたチップに応じた所定の受渡し位置に向けてピックアップヘッドをX方向及びY方向に移動可能とすることで、ピックアップしたチップを供給先となるボンディング位置とX方向でほぼ同じ位置にある受渡し位置に供給できる。そのため、ボンディングヘッドをX方向に大きく移動させることなく、かつリードフレームなどボンディング位置が設けられた部材をX方向にその都度移動させることなく、受渡し位置からボンディング位置までチップを搬送することができる。よって、ボンディング位置にチップを載置する際にチップに加わる振動、特にX方向の振動を最小限に抑えて、チップを精度よくボンディング位置に供給することが可能となる。また、受渡し位置を切り替える度にボンディング位置が設けられた部材をX方向に移動せずに済むので、待機時間の削減を図ることができ、これにより生産効率の向上を図ることが可能となる。
また、本発明に係るボンディング装置において、ピックアップヘッドは、X方向への移動を伴ってY方向に移動することで、ピックアップ位置から受渡し位置に向けて直線的に移動可能に構成されてもよい。
このようにピックアップヘッドを直線的に移動可能にすることで、受渡し位置の切り替えを行いつつ、チップをピックアップした状態のピックアップヘッドを受渡し位置まで最短距離で移動させることができる。よって、さらに短時間でピックアップからボンディングに至る一連の作業を行うことができ、生産効率の更なる向上を図ることが可能となる。
また、本発明に係るボンディング装置において、複数の受渡し位置はそれぞれ、対応するボンディング位置とX方向で同じ位置に設けられてもよい。
このように受渡し位置を設けることによって、ボンディングヘッドをX方向に移動させることなくかつ最短距離でボンディング位置まで移動させることができる。よって、ボンディング時の位置精度を保証しつつ、ピックアップからボンディングに至る一連の作業時間をさらに短縮することが可能となる。
また、本発明に係るボンディング装置において、複数の受渡し位置は何れも、X方向の所定位置に固定された状態の受渡しステージ上に設けられてもよい。
このように、各受渡し位置を所定位置に固定された状態の受渡しステージ上に設けることによって、受渡し位置の位置精度が安定する。そのため、ピックアップヘッド又はボンディングヘッドのアクセス精度を高めて安定したピックアップを実現することができる。
あるいは、本発明に係るボンディング装置において、受渡し地点に受渡しステージが配設され、受渡しステージにはチップを載置可能な載置部が設けられてもよい。また、この場合、受渡しステージは、複数の受渡し位置のうち任意の受渡し位置に載置部を配置できるよう、X方向に移動可能とされてもよい。
このように受渡しステージにチップを載置可能な載置部を設けると共に、この受渡しステージを、複数の受渡し位置のうち任意の受渡し位置に載置部を配置できるよう、X方向に移動可能とすることによって、受渡しステージ上にチップの載置部を一箇所設けるだけで、複数の受渡し位置に対応することが可能となる。また、チップの載置部を一箇所設けるだけで済むため、受渡しステージの大型化及び複雑化を避けることができ、これにより設備コストの低減化が可能となる。
また、本発明に係るボンディング装置において、ボンディング位置が設けられる部材としてのリードフレームにアイランド部が設けられると共に、アイランド部にボンディング位置が設けられてもよい。また、その場合、アイランド部のX方向中心位置と、受渡し位置が設けられる受渡しステージのX方向中心位置、及びピックアップ位置が設けられるウエハのX方向中心位置とが同じ位置に設定されてもよい。
このように本発明は、リードフレームのアイランド部にボンディング位置が設けられる場合に特に好適に適用することができる。また、その場合、アイランド部と受渡しステージ、及びウエハのX方向中心位置を合わせることによって、受渡し位置とボンディング位置の位置決めを共通の基準を用いて行うことができるので、位置決めが容易にかつ高精度に行い得る。
また、上述のようにアイランド部にボンディング位置が設けられる場合、本発明に係るボンディング装置において、一つのアイランド部につき複数のボンディング位置が設けられると共に、各ボンディング位置とX方向で同じ位置に複数の受渡し位置が設けられてもよい。
上述のように、本発明は、ピックアップヘッドのX方向への移動により複数の受渡し位置に対応可能とすることで、生産効率とボンディング位置へのチップ搭載時の位置精度を共に向上可能とするものであるから、一つのアイランド部につき複数のボンディング位置が設けられ、各ボンディング位置とX方向で同じ位置に複数の受渡し位置が設けられる場合に、特に好適である。
また、前記課題の解決は、本発明に係るボンディング方法によっても達成される。すなわち、このボンディング方法は、半導体素子としてのチップのピックアップ位置とボンディング位置との間に、チップの受渡し地点となる受渡し位置が設けられ、チップを、ピックアップ位置から受渡し位置まで搬送する第一搬送工程と、チップを、受渡し位置からボンディング位置まで搬送する第二搬送工程とを備えたボンディング方法において、ボンディング位置が設けられる部材の送り方向をX方向とし、X方向と直交する方向をY方向とした場合に、受渡し位置は、X方向で隣接する複数のボンディング位置に対応してX方向の複数箇所に設けられると共に、第一搬送工程で、チップをピックアップした状態のピックアップヘッドを、複数の受渡し位置のうち、ピックアップしたチップの供給先となるボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて、X方向及びY方向に移動させる点をもって特徴付けられる。
このように、本発明に係るシート取出し方法では、X方向で隣接する複数のボンディング位置に対応してX方向の複数箇所に受渡し位置を設けると共に、複数の受渡し位置のうちピックアップしたチップの供給先となるボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて、チップをピックアップした状態のピックアップヘッドをX方向及びY方向に移動させるようにした。このようにX方向の複数箇所にチップの受渡し位置を設定すると共に、ピックアップしたチップに応じた所定の受渡し位置に向けてピックアップヘッドをX方向及びY方向に移動させることで、本発明に係るボンディング装置と同様に、ピックアップしたチップを供給先となるボンディング位置とX方向でほぼ同じ位置にある受渡し位置に供給できる。そのため、ボンディングヘッドをX方向に大きく移動させることなく、かつリードフレームなどボンディング位置が設けられた部材をX方向にその都度移動させることなく、受渡し位置からボンディング位置までチップを搬送することができる。よって、ボンディング位置にチップを載置する際にチップに加わる振動、特にX方向の振動を最小限に抑えて、チップを精度よくボンディング位置に供給することが可能となる。また、受渡し位置を切り替える度にボンディング位置が設けられた部材をX方向に移動せずに済むので、待機時間の削減を図ることができ、これにより生産効率の向上を図ることが可能となる。
また、本発明に係るボンディング方法においては、第一搬送工程で、チップをピックアップした状態のピックアップヘッドをX方向への移動を伴ってY方向に移動させることで、ピックアップヘッドを、ピックアップ位置からボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて直線的に移動させてもよい。
このようにピックアップヘッドを直線的に移動させることによって、受渡し位置の切り替えを行いつつ、チップをピックアップした状態のピックアップヘッドを受渡し位置まで最短距離で移動させることができる。よって、さらに短時間でピックアップからボンディングに至る一連の作業を行うことができ、生産効率の更なる向上を図ることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、待機時間の削減により生産効率を高めつつ、チップを精度よくボンディング位置に供給することが可能となる。
本発明の第一実施形態に係るボンディング装置の概要を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を矢印Aの向きから見た側面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ピックアップヘッドにより第一のチップをピックアップした状態を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ピックアップヘッドにより第一のチップを受渡し位置まで搬送した状態を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第一のチップを第一の受渡し位置でピックアップした状態を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第一のチップを第一のボンディング位置まで搬送した状態を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第二のチップを第二の受渡し位置でピックアップした状態を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第二のチップを第二のボンディング位置まで搬送した状態を示す平面図である。 本発明の第二実施形態に係るボンディング装置の概要を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ピックアップヘッドにより第一のチップをピックアップした状態を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ピックアップヘッドにより第一のチップを受渡し位置まで搬送した状態を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第一のチップを第一の受渡し位置でピックアップした状態を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図であり、受渡しステージをX方向に移動して、第二の受渡し位置で第二のチップの受渡しを可能とした状態を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第一のチップを第一のボンディング位置まで搬送した状態を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第二のチップを第二の受渡し位置でピックアップした状態を示す平面図である。 図9に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の一例を説明するための平面図で、ボンディングヘッドにより第二のチップを第二のボンディング位置まで搬送した状態を示す平面図である。 図1に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の他の例(本発明の第三実施形態)を説明するための平面図で、ピックアップヘッドにより第一のチップを第一の受渡し位置まで搬送する際の軌跡を示す平面図である。 本発明の第四実施形態に係る示すボンディング装置の概要を示す平面図で、X方向で隣り合うアイランド部に跨った複数のボンディング位置に対して選択的にチップを供給する際の配置態様を示す平面図である。 本発明と比較される発明に係るボンディング装置の概要並びにその使用例を示す平面図で、一方のボンディング位置にチップを供給する場合の配置態様を示す平面図である。 図19に示すボンディング装置を用いたボンディング方法の使用例を説明するための平面図で、他方のボンディング位置にチップを供給する場合の配置態様を示す平面図である。
以下、本発明の第一実施形態に係るボンディング装置及びボンディング方法の内容を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るボンディング装置の概要を示す平面図である。このボンディング装置10は、半導体素子としてのチップC1,C2のボンディングを行うための装置であって、図1に示すように、ウエハWと、ウエハWを支持するウエハ支持台11と、ボンディング対象となる部位を有する基材12と、ウエハ支持台11と基材12との間に配設される受渡しステージ13と、ピックアップヘッド14、及びボンディングヘッド15とを備える。以下、各要素の詳細を説明する。
ウエハ支持台11は、複数のチップC1,C2からなるウエハWを支持するもので、本実施形態では、X方向及びY方向に移動可能に構成されている。また、ウエハ支持台11上の所定位置には、チップC1,C2のピックアップ位置Paが設定されており(図1を参照)、ウエハ支持台11上に残存するチップC1,C2のうち、次にピックアップヘッド14によりピックアップされるチップがピックアップ位置Paに配置されるように、ウエハ支持台11のX方向及びY方向への移動が、所定の制御装置(図示は省略)により実施され得る。
基材12は、例えばリードフレームで、基材12上には、複数のボンディング位置Pb1,Pb2…が設定される。本実施形態では、基材12上の所定位置に複数のアイランド部16が配列されており、一つのアイランド部16につき二つのボンディング位置Pb1,Pb2が設けられている。上記構成の基材12は、支持搬送装置17によって支持されており、所定ピッチ(ここではX方向で隣り合うアイランド部16のX方向中心位置間距離)ずつ送られるようになっている。ここで基材12の送り方向はX方向に一致している。また、各アイランド部16上に設定される第一のボンディング位置Pb1と第二のボンディング位置Pb2とがX方向で隣り合うように、支持搬送装置17に対する基材12の載置方向が設定されている。
受渡しステージ13は、チップC1(C2)の受渡し地点であるウエハW(ウエハ支持台11)と基材12(支持搬送装置17)とのY方向中間位置に配設される。受渡しステージ13上には複数の受渡し位置Pc1,Pc2が設定されると共に、各受渡し位置Pc1,Pc2は、X方向で隣接する第一及び第二のボンディング位置Pb1,Pb2とそれぞれX方向に対応する位置に設定される。本実施形態では、受渡しステージ13上にチップC1,C2をそれぞれ載置可能な載置部18a,18bが設けられており、これら載置部18a,18bと受渡し位置Pc1,Pc2とがX方向で同じ位置に設けられている。
また、ピックアップ位置Paと、ボンディング位置Pb1,Pb2との位置関係については、ピックアップ位置PaのX方向中心位置と、各ボンディング位置Pb1,Pb2が設けられる基材12のアイランド部16のX方向中心位置とを通りY方向に伸びる基準ラインLが、第一の受渡し位置Pc1と第二の受渡し位置Pc2とのX方向中間位置を通過するように、受渡しステージ13に対する各載置部18a,18b及び各受渡し位置Pc1,Pc2のX方向位置が設定される。なお、本実施形態では、受渡しステージ13は少なくともX方向への移動を規制された(X方向では常に停止した)状態にある。
ピックアップヘッド14は、チップC1(C2)をピックアップしかつ所定の位置に載置可能なコレット19を有する。具体的には、図2に示すように、コレット19をY方向及びZ方向に移動可能に構成することで、ウエハ支持台11上のチップC1(C2)を吸着等によりピックアップし、かつピックアップしたチップC1(C2)を受渡しステージ13上の受渡し位置Pc1(Pc2)に供給可能としている。
ここでピックアップヘッド14の移動機構は、コレット19をX方向、Y方向、及びZ方向に移動可能な限りにおいて任意の構成(移動機構)を採用し得る。本実施形態では、ピックアップヘッド14の移動機構は、モータ(図示は省略)によりX方向及びY方向に往復動可能なXYステージ14aと、XYステージ14aに支持されモータ(図示は省略)によりZ方向に往復動可能なZステージ14bとを有する。もちろん、ピックアップヘッド14の移動機構は、例えば図示は省略するが、モータによりX方向に往復動可能なXステージと、Xステージに支持されモータによりY方向に往復動可能なYステージと、Xステージ又はYステージに支持されモータによりZ方向に往復動可能なZステージとを有するものであってもよい。
ボンディングヘッド15は、チップC1(C2)をピックアップしかつ所定の位置に載置可能なコレット20を有する。具体的には、図2に示すように、コレット20をY方向及びZ方向に移動可能に構成することで、受渡しステージ13上のチップC1(C2)を吸着等によりピックアップし、かつピックアップしたチップC1(C2)を基材12上のボンディング位置Pb1(Pb2)に供給可能としている。
ここでボンディングヘッド15の移動機構は、コレット20をX方向、Y方向、及びZ方向に移動可能な限りにおいて任意の構成(移動機構)を採用し得る。本実施形態では、ボンディングヘッド15の移動機構は、モータ(図示は省略)によりX方向及びY方向に往復動可能なXYステージ15aと、XYステージ15aに支持されモータ(図示は省略)によりZ方向に往復動可能なZステージ15bとを有する。もちろん、ボンディングヘッド15の移動機構は、例えば図示は省略するが、モータによりX方向に往復動可能なXステージと、Xステージに支持されモータによりY方向に往復動可能なYステージと、Xステージ又はYステージに支持されモータによりZ方向に往復動可能なZステージとを有するものであってもよい。
ピックアップヘッド14とボンディングヘッド15とは、要求される性能が異なることから、ボンディングヘッド15の移動機構(XYステージ15aなど)を、ピックアップヘッド14の移動機構(XYステージ14aなど)よりも高剛性化してもよく、またそのために例えば図1に示すようにボンディングヘッド15の移動機構をピックアップヘッド14の移動機構よりも大型化してもよい。
次に、上記構成のボンディング装置10を用いたボンディング方法の一例を主に図3~図8に基づいて説明する。
まず図3に示すように、ピックアップヘッド14をY方向に移動させて、コレット19をウエハ支持台11上のピックアップ位置Paに配置する。そして、コレット19を下降させて、ピックアップ位置Paのチップ(ここでは第一のチップC1)を吸着した後、コレット19を上昇させることで、第一のチップC1をピックアップする。
その後、ピックアップヘッド14をX方向及びY方向に移動させて、図4に示すように、受渡しステージ13上に設けられた複数の受渡し位置Pc1,Pc2のうち、ピックアップした第一のチップC1の供給先となる第一のボンディング位置Pb1に対応した第一の受渡し位置Pc1にコレット19を配置する。そして、コレット19を下降させて、第一の受渡し位置Pc1に配置された状態の載置部18a上に第一のチップC1を載置する。なお、本実施形態では、図4中の二点矢印鎖線で示すように、ピックアップヘッド14X方向に移動させつつY方向に移動させることで、ピックアップヘッド14に設けられたコレット19及びコレット19に保持された第一のチップC1を、ピックアップ位置Paから第一の受渡し位置Pc1に向けて直線的に移動させている。
このようにして第一のチップC1を第一の受渡し位置Pc1に供給した後、ピックアップヘッド14のコレット19を第一の受渡し位置Pc1から退避させると共に、ボンディングヘッド15をX方向及びY方向に移動させて、第一の受渡し位置Pc1にコレット20を配置する(図5を参照)。そして、コレット20を下降させて、第一の受渡し位置Pc1の載置部18a上に載置された状態の第一のチップC1を吸着等によりピックアップする。
このようにして第一の受渡し位置Pc1における第一のチップC1の受渡しが完了した後、図6中の二点矢印鎖線で示すように、ボンディングヘッド15をY方向に移動させて、ピックアップした第一のチップC1の供給先となる第一のボンディング位置Pb1にコレット20を配置する。そして、コレット20を下降させて、第一のボンディング位置Pb1に対応するアイランド部16上の所定位置に第一のチップC1を載置し、所定のボンディング作業を行う。
次に、第二のボンディング位置Pb2に向けた第二のチップC2の供給態様の一例を説明する。
まず図5に示すように、ピックアップヘッド14をX方向及びY方向に移動させて、コレット19をウエハ支持台11上のピックアップ位置Paに配置する。そして、コレット19を下降させて、ピックアップ位置Paのチップ(ここでは第二のチップC2)を吸着した後、コレット19を上昇させることで、第二のチップC2をピックアップする。なお、本実施形態では、ピックアップヘッド14による第二のチップC2のピックアップ動作を、ボンディングヘッド15による第一のチップC1のピックアップ動作と同時に行っている。
その後、ピックアップヘッド14をX方向及びY方向に移動させて、図6に示すように、受渡しステージ13上に設けられた複数の受渡し位置Pc1,Pc2のうち、ピックアップした第二のチップC2の供給先となる第二のボンディング位置Pb2に対応した第二の受渡し位置Pc2にコレット19を配置する。そして、コレット19を下降させて、第二の受渡し位置Pc2に配置された状態の載置部18b上に第二のチップC2を載置する。なお、本実施形態では、図6中の二点矢印鎖線で示すように、コレット19を、X方向に移動させつつY方向に移動させることで、ピックアップ位置Paから第二の受渡し位置Pc2に向けて直線的に移動させている。
このようにして第二のチップC2を第二の受渡し位置Pc1に供給した後、ピックアップヘッド14のコレット19を第二の受渡し位置Pc2から退避させると共に、ボンディングヘッド15をX方向及びY方向に移動させて、第二の受渡し位置Pc2にコレット20を配置する(図7を参照)。そして、コレット20を下降させて、第二の受渡し位置Pc2の載置部18b上に載置された状態の第二のチップC2を吸着等によりピックアップする。
このようにして第二の受渡し位置Pc2における第二のチップC2の受渡しが完了した後、図8中の二点矢印鎖線で示すように、ボンディングヘッド15をY方向に移動させて、ピックアップした第二のチップC2の供給先となる第二のボンディング位置Pb2にコレット20を配置する。そして、コレット20を下降させて、第二のボンディング位置Pb2に対応するアイランド部16上の所定位置に第二のチップC2を載置し、所定のボンディング作業を行う。
そして、基材12を、支持搬送装置17により、X方向で隣り合うアイランド部16,16のX方向中央位置間距離だけ搬送する毎に、以上の動作を繰り返すことにより、基材12に対する所定個数のチップC1,C2のボンディングが実施される。
以上に述べたように、本発明に係るボンディング装置10又はボンディング方法によれば、X方向の複数箇所にチップC1,C2の受渡し位置Pc1,Pc2を設定すると共に、ピックアップしたチップC1(C2)に応じた所定の受渡し位置Pc1(Pc2)に向けてピックアップヘッド14をX方向及びY方向に移動させることで、ピックアップしたチップC1(C2)を供給先となるボンディング位置Pb1(Pb2)とX方向で同じ位置にある受渡し位置Pc1(Pc2)に供給できる。そのため、ボンディングヘッド15をX方向に移動させることなく、かつ基材12をX方向にその都度移動させることなく、各受渡し位置Pc1(Pc2)から対応するボンディング位置Pb1(Pb2)までチップC1(C2)を搬送することができる。よって、各ボンディング位置Pb1(Pb2)にチップC1(C2)を載置する際にチップC1(C2)に加わるX方向の振動を最小限に抑えて、チップC1(C2)を精度よくボンディング位置Pb1(Pb2)に供給することが可能となる。また、受渡し位置Pc1(Pc2)を切り替える度にボンディング位置Pb1,Pb2が設けられた基材12をX方向に移動せずに済むので、待機時間の削減を図ることができ、これにより生産効率の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態のように、ピックアップヘッド14を、X方向への移動を伴ってY方向に移動させることで、ピックアップ位置Paから何れか一方の受渡し位置Pc1(Pc2)に向けて直線的に移動可能に構成することによって、受渡し位置Pc1(Pc2)の切り替えを行いつつ、チップC1(C2)をピックアップした状態のピックアップヘッド14を対応する受渡し位置Pc1(Pc2)まで最短距離で移動させることができる。よって、さらに短時間でピックアップからボンディングに至る一連の作業を行うことができ、生産効率の更なる向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態のように、複数の受渡し位置Pc1,Pc2をそれぞれ、対応するボンディング位置Pb1,Pb2とX方向で同じ位置に設けることによって、ボンディングヘッド15をX方向に全く移動させることなくかつ最短距離でボンディング位置Pb1(Pb2)まで移動させることができる。よって、ボンディング時の位置精度を保証しつつ、ピックアップからボンディングに至る一連の作業に要する時間をさらに短縮することが可能となる。
また、本実施形態では、複数の受渡し位置Pc1,Pc2が、X方向の所定位置に固定された状態の受渡しステージ13上に設けられているので、受渡し位置Pc1,Pc2の位置精度が安定する。そのため、ピックアップヘッド14又はボンディングヘッド15のアクセス精度を高めて安定したピックアップを実現することができる。
また、本実施形態では、第一の受渡し位置Pc1から退避させたピックアップヘッド14をそのままピックアップ位置Paに移動させて、ボンディングヘッド15による第一のチップC1のピックアップと、ピックアップヘッド14による第二のチップC2のピックアップを同時に行うようにした(図5及び図6を参照)。このようにピックアップヘッド14とボンディングヘッド15とを同時に動かすことで、第二のチップC2のウエハWからのピックアップから第二のボンディング位置Pb2への供給に至る一連の動作の少なくとも一部を、第一のチップC1のウエハWからのピックアップから第一のボンディング位置Pb1への供給に至る一連の動作と時間的に重複して行うことができる。よって、複数のチップC1,C2のボンディング作業に要する時間を大幅に短縮することができ、作業効率の更なる改善を図ることが可能となる。
以上、本発明の第一実施形態について述べたが、本発明に係るボンディング装置及びボンディング方法は、その趣旨を逸脱しない範囲において、上記以外の構成を採ることも可能である。
図9は、本発明の第二実施形態に係るボンディング装置30の平面図を示している。このボンディング装置30は、受渡しステージ31の構成において第一実施形態に係るボンディング装置10と相違する。以下、第一実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態に係るボンディング装置30は、第一実施形態に係るボンディング装置10と同様、半導体素子としてのチップC1,C2のボンディングを行うための装置であって、ウエハWと、ウエハWを支持するウエハ支持台11と、ボンディング対象となる部位を有する基材12と、ウエハ支持台11と基材12との間に配設される受渡しステージ31と、ピックアップヘッド14、及びボンディングヘッド15とを備える。
このうち、ウエハ支持台11と、基材12と、ピックアップヘッド14、及びボンディングヘッド15の構成は、第一実施形態と同じであるので詳細な説明を省略する。
受渡しステージ31は、ウエハW(ウエハ支持台11)と基材12(支持搬送装置17)とのY方向中間位置に配設される。ここで、第一及び第二の受渡し位置Pc1,Pc2は、第一実施形態と同様、X方向で隣接する第一及び第二のボンディング位置Pb1,Pb2とそれぞれX方向に対応する位置に設定される。一方、本実施形態では、受渡しステージ31は、第一及び第二のチップC1,C2の何れか一方を載置可能な載置部31aを受渡しステージ31上の一箇所に有する。そして、この載置部31aが、第一及び第二の受渡し位置Pc1,Pc2の何れか一方とX方向で同じ位置になるよう、受渡しステージ31がX方向に移動可能に構成されている。図9では、載置部31aが、第一の受渡し位置Pc1とX方向で同じ位置になるよう、受渡しステージ31がX方向の所定位置に配置されている。
次に、上記構成のボンディング装置30を用いたボンディング方法の一例を主に図10~図16に基づいて説明する。
まず図10に示すように、ピックアップヘッド14をY方向に移動させて、コレット19をウエハ支持台11上のピックアップ位置Paに配置する。そして、コレット19を下降させて、ピックアップ位置Paのチップ(ここでは第一のチップC1)を吸着した後、コレット19を上昇させることで、第一のチップC1をピックアップする。なお、この時点において、受渡しステージ31は、その載置部31aが第一のチップC1に対応した第一の受渡し位置Pc1とX方向で同じ位置になるよう、X方向の所定位置に配置した状態にある。
その後、ピックアップヘッド14をX方向及びY方向に移動させて、図11に示すように、受渡しステージ13上に設けられた複数の受渡し位置Pc1,Pc2のうち、ピックアップした第一のチップC1の供給先となる第一のボンディング位置Pb1に対応した第一の受渡し位置Pc1にコレット19を配置する。この時点で、上述したように受渡しステージ31の載置部31aはX方向で第一の受渡し位置Pc1と同じ位置にあるので、コレット19を下降させることで、第一の受渡し位置Pc1に配置された状態の載置部31a上に第一のチップC1を載置する。
このようにして第一のチップC1を第一の受渡し位置Pc1に供給した後、ピックアップヘッド14のコレット19を第一の受渡し位置Pc1から退避させると共に、ボンディングヘッド15をX方向及びY方向に移動させて、第一の受渡し位置Pc1にコレット20を配置する(図12を参照)。そして、コレット20を下降させて、第一の受渡し位置Pc1の載置部31a上に載置された状態の第一のチップC1を吸着等によりピックアップする。
このようにして第一の受渡し位置Pc1における第一のチップC1の受渡しが完了した後、ボンディングヘッド15を、図13に示すようにY方向に移動させて、ピックアップした第一のチップC1の供給先となる第一のボンディング位置Pb1にコレット20を配置する(図14を参照)。そして、コレット20を下降させて、第一のボンディング位置Pb1に対応するアイランド部16上の所定位置に第一のチップC1を載置し、所定のボンディング作業を行う。
ここで、本実施形態では、第一のチップC1の第一の受渡し位置Pc1から第一のボンディング位置Pb1までの搬送と平行して、第二のチップC2のピックアップ位置Paから第二の受渡し位置Pc2までの搬送を行う。そのため、図12に示すように、ボンディングヘッド15が第一の受渡し位置Pc1で第一のチップC1をピックアップした時点で、ピックアップヘッド14はウエハW上のピックアップ位置Paで第二のチップC2をピックアップした状態にある。
よって、図12に示す状態から、ボンディングヘッド15の第一のボンディング位置Pb1に向けた移動を開始すると共に、ピックアップヘッド14の第二の受渡し位置Pc2に向けた移動を開始する。また、併せて受渡しステージ31をX方向に移動させて、載置部31aを第二の受渡し位置Pc2とX方向で同じ位置に配置する(何れも図13を参照)。
このようにして第二の受渡し位置Pc2に載置部31aを配置した状態で、ピックアップヘッド14をX方向及びY方向に移動させて、第二の受渡し位置Pc2にコレット19を配置する(図14を参照)。そして、コレット19を下降させて、第二の受渡し位置Pc2に配置された状態の載置部31a上に第二のチップC2を載置する。
このようにして第二のチップC2を第二の受渡し位置Pc2に供給した後、ピックアップヘッド14のコレット19を第二の受渡し位置Pc2から退避させると共に、ボンディングヘッド15をX方向及びY方向に移動させて、第二の受渡し位置Pc2にコレット20を配置する(図15を参照)。そして、コレット20を下降させて、第二の受渡し位置Pc2の載置部31a上に載置された状態の第二のチップC2を吸着等によりピックアップする。
このようにして第二の受渡し位置Pc2における第二のチップC2の受渡しが完了した後、図16に示すように、ボンディングヘッド15をY方向に移動させて、ピックアップした第二のチップC2の供給先となる第二のボンディング位置Pb2にコレット20を配置する。そして、コレット20を下降させて、第二のボンディング位置Pb2に対応するアイランド部16上の所定位置に第二のチップC2を載置し、所定のボンディング作業を行う。
そして、基材12を支持搬送装置17によりX方向に所定ピッチ分(ここではアイランド部16のX方向中心位置間距離分)搬送する毎に、以上の動作を繰り返すことにより、基材12に対する所定個数のチップC1,C2のボンディングが実施される。
以上に述べたように、本実施形態に係るボンディング装置30又はボンディング方法によれば、第一実施形態と同様、ボンディングヘッド15をX方向に移動させることなく、かつ基材12をX方向にその都度移動させることなく、各受渡し位置Pc1(Pc2)から対応するボンディング位置Pb1(Pb2)までチップC1(C2)を搬送することができる。よって、各ボンディング位置Pb1(Pb2)にチップC1(C2)を載置する際にチップC1(C2)に加わるX方向の振動を最小限に抑えて、チップC1(C2)を精度よくボンディング位置Pb1(Pb2)に供給することが可能となる。また、受渡し位置Pc1(Pc2)を切り替える度にボンディング位置Pb1,Pb2が設けられた基材12をX方向に移動せずに済むので、待機時間の削減を図ることができ、これにより生産効率の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、受渡し地点に配設される受渡しステージ31を、複数の受渡し位置Pc1,Pc2のうち任意の受渡し位置Pc1(Pc2)に載置部31aを配置できるよう、X方向に移動可能とした(図9及び図13を参照)。このように受渡しステージ31をX方向に移動可能とすることで、受渡しステージ31上にチップC1(C2)の載置部31aを一箇所設けるだけで、複数の受渡し位置Pc1,Pc2に対応することが可能となる。また、チップC1(C2)の載置部31aを一箇所設けるだけで済むため、受渡しステージ31の大型化及び複雑化を避けることができ、これにより設備コストの低減化が可能となる。
なお、図9等に示す実施形態では、一つの載置部31aで二箇所の受渡し位置Pc1,Pc2に対応できるよう、受渡しステージ31をX方向に移動可能とした場合を例示したが、もちろんこれ以外の形態を採用してもかまわない。例えば図示は省略するが、一つの載置部で三箇所以上の受渡し位置に対応できるよう、受渡しステージをX方向に移動可能としてもよい。あるいは、二つの載置部で三箇所以上の受渡し部に対応できるよう、受渡しステージをX方向に移動可能としてもよい。要は、受渡し位置の数より少ない個数の載置部で対応できるよう、受渡しステージをX方向に移動可能に構成してもよい。
また、上記実施形態では、図4等に示すように、ピックアップヘッド14を、X方向への移動を伴ってY方向に移動させることで、ピックアップ位置Paから各受渡し位置Pc1(Pc2)に向けて直線的に移動させる場合を例示したが、もちろんこれ以外の移動形態を採用してもかまわない。図17はその一例(本発明の第三実施形態)に係るボンディング方法の一例を示している。本実施形態では、第一のチップC1をピックアップした状態のピックアップヘッド14をY方向に移動させることで、コレット19をピックアップ位置Paから基準ラインLに沿って直線的に移動させる。そして、コレット19を受渡しステージ13のY方向所定位置まで移動させた後、ピックアップヘッド14をX方向に移動させることで、コレット19を第一の受渡し位置Pc1まで移動させる。
あるいは、図示は省略するが、例えばコレット19がピックアップ位置Paにあるピックアップヘッド14をまずX方向に沿って直線的に移動させ、然る後、Y方向に沿って直線的に移動させることで、コレット19を第一の受渡し位置Pc1まで移動させてもよい。
また、以上の説明では、基材12に設けられたアイランド部16一個につき二箇所のボンディング位置Pb1,Pb2を設定し、これら二箇所のボンディング位置Pb1,Pb2に対して対応するチップC1,C2を選択的に供給する場合を例示したが、もちろんこれ以外の形態を採用してもかまわない。図18はその一例(本発明の第四実施形態)に係るボンディング装置40の概要を示している。本実施形態では、X方向で隣り合うアイランド部16,16の中間位置を基準ラインLが通るよう、基準ラインLに対する基材12のX方向位置が設定されている。この場合、二つのアイランド部16,16に跨って二箇所のボンディング位置(以下、第三のボンディング位置Pb3と第四のボンディング位置Pb4と称する。)が設定されると共に、これら第三及び第四のボンディング位置Pb3,Pb4に対応する受渡し地点のX方向位置に二箇所の受渡し位置(以下、第三の受渡し位置Pc3と第四の受渡し位置Pc4と称する。)が設定される。この場合、受渡しステージ41としては、第三及び第四の受渡し位置Pc3,Pc4に対応したX方向スパンで二箇所の載置部41a,41bが設けられているものが用いられる。
上記構成のボンディング装置40によれば、詳細は割愛するが、ウエハW上のピックアップ位置Paでピックアップした第二のチップC2を、ピックアップヘッド14により対応する第三の受渡し位置Pc3に供給し、かつボンディングヘッド15により第三の受渡し位置Pc3で受渡しが行われた第二のチップC2を対応する第三のボンディング位置Pb3に供給することができる。また、ウエハW上のピックアップ位置Paで第一のチップC1をピックアップした場合には、ピックアップヘッド14により対応する第四の受渡し位置Pc4に第一のチップC1を供給し、かつボンディングヘッド15により第四の受渡し位置Pc4で受渡しが行われた第一のチップC1を対応する第四のボンディング位置Pb4に供給することができる。このように、本発明に係るボンディング装置又はボンディング方法によれば、種々のボンディング形態に対応することができる。
また、以上の説明では、基材12のアイランド部16に対してチップボンディングを行う場合を例示したが、もちろん本発明は基材12のアイランド部16以外のボンディング対象についても適用できる。
10,30,40 ボンディング装置
11 ウエハ支持台
12 基材
13,31,41 受渡しステージ
14 ピックアップヘッド
15 ボンディングヘッド
16 アイランド部
17 支持搬送装置
18a,18b,31a,41a,41b 載置部
19,20 コレット
112 リードフレーム
113 中間ステージ
114 ピックアップヘッド
115 ボンディングヘッド
116 アイランド部
117 支持搬送装置
C1,C2 チップ
L 基準ライン
Pa ピックアップ位置
Pb1,Pb2,Pb3,Pb4 ボンディング位置
Pc1,Pc2,Pc3,Pc4 受渡し位置
W ウエハ

Claims (9)

  1. 半導体素子としてのチップのピックアップ位置とボンディング位置との間に、前記チップの受渡し地点となる受渡し位置が設けられ、前記チップを、前記ピックアップ位置から前記受渡し位置まで搬送するためのピックアップヘッドと、前記チップを、前記受渡し位置から前記ボンディング位置まで搬送するためのボンディングヘッドとを具備するボンディング装置において、
    前記ボンディング位置が設けられる部材の送り方向をX方向とし、前記X方向と直交する方向をY方向とした場合に、前記受渡し位置は、X方向で隣接する複数の前記ボンディング位置に対応してX方向の複数箇所に設けられると共に、
    前記ピックアップヘッドは、前記複数の受渡し位置のうち、ピックアップした前記チップの供給先となる前記ボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて、X方向及びY方向に移動可能に構成されていることを特徴とするボンディング装置。
  2. 前記ピックアップヘッドは、X方向への移動を伴ってY方向に移動することで、前記ピックアップ位置から前記受渡し位置に向けて直線的に移動可能に構成されている請求項1に記載のボンディング装置。
  3. 前記複数の受渡し位置はそれぞれ、前記対応するボンディング位置とX方向で同じ位置に設けられている請求項1又は2に記載のボンディング装置。
  4. 前記複数の受渡し位置は何れも、X方向の所定位置に固定された状態の受渡しステージ上に設けられている請求項1~3の何れか一項に記載のボンディング装置。
  5. 前記受渡し地点に受渡しステージが配設され、前記受渡しステージには前記チップを載置可能な載置部が設けられ、
    前記受渡しステージは、前記複数の受渡し位置のうち任意の受渡し位置に前記載置部を配置できるよう、X方向に移動可能とされている請求項1~3の何れか一項に記載のボンディング装置。
  6. 前記ボンディング位置が設けられる部材としてのリードフレームにアイランド部が設けられると共に、前記アイランド部に前記ボンディング位置が設けられ、
    前記アイランド部のX方向中心位置と、前記受渡し位置が設けられる受渡しステージのX方向中心位置、及び前記ピックアップ位置が設けられるウエハのX方向中心位置とが同じ位置に設定されている請求項1~5の何れか一項に記載のボンディング装置。
  7. 一つの前記アイランド部につき二つの前記ボンディング位置が設けられると共に、前記各ボンディング位置とX方向で同じ位置に二つの前記受渡し位置が設けられている請求項6に記載のボンディング装置。
  8. 半導体素子としてのチップのピックアップ位置とボンディング位置との間に、前記チップの受渡し地点となる受渡し位置が設けられ、前記チップを、前記ピックアップ位置から前記受渡し位置まで搬送する第一搬送工程と、前記チップを、前記受渡し位置から前記ボンディング位置まで搬送する第二搬送工程とを備えたボンディング方法において、
    前記ボンディング位置が設けられる部材の送り方向をX方向とし、前記X方向と直交する方向をY方向とした場合に、前記受渡し位置は、X方向で隣接する複数の前記ボンディング位置に対応してX方向の複数箇所に設けられると共に、
    前記第一搬送工程で、前記チップをピックアップした状態の前記ピックアップヘッドを、前記複数の受渡し位置のうち、ピックアップした前記チップの供給先となる前記ボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて、X方向及びY方向に移動させることを特徴とするボンディング方法。
  9. 前記第一搬送工程で、前記チップをピックアップした状態の前記ピックアップヘッドをX方向への移動を伴ってY方向に移動させることで、前記ピックアップ位置から前記ボンディング位置に対応した受渡し位置に向けて直線的に移動させる請求項8に記載のボンディング方法。
JP2021040490A 2021-03-12 2021-03-12 ボンディング装置、及びボンディング方法 Pending JP2022139910A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021040490A JP2022139910A (ja) 2021-03-12 2021-03-12 ボンディング装置、及びボンディング方法
PCT/JP2022/008783 WO2022190976A1 (ja) 2021-03-12 2022-03-02 ボンディング装置、及びボンディング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021040490A JP2022139910A (ja) 2021-03-12 2021-03-12 ボンディング装置、及びボンディング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022139910A true JP2022139910A (ja) 2022-09-26

Family

ID=83227179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021040490A Pending JP2022139910A (ja) 2021-03-12 2021-03-12 ボンディング装置、及びボンディング方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2022139910A (ja)
WO (1) WO2022190976A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01273396A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Marine Instr Co Ltd アウターリードボンディング装置
JPH06232196A (ja) * 1993-02-01 1994-08-19 Nec Corp 半導体装置
JP2012248778A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd ダイボンダ及びボンディング方法
JP2015162590A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社新川 ボンディング装置およびボンディング方法
JP2019029611A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 ファスフォードテクノロジ株式会社 ダイボンディング装置および半導体装置の製造方法
WO2020075216A1 (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158102A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Shibuya Kogyo Co Ltd ボンディング装置
JP5597144B2 (ja) * 2011-01-28 2014-10-01 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置
WO2020022345A1 (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 株式会社新川 電子部品実装装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01273396A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Marine Instr Co Ltd アウターリードボンディング装置
JPH06232196A (ja) * 1993-02-01 1994-08-19 Nec Corp 半導体装置
JP2012248778A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd ダイボンダ及びボンディング方法
JP2015162590A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社新川 ボンディング装置およびボンディング方法
JP2019029611A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 ファスフォードテクノロジ株式会社 ダイボンディング装置および半導体装置の製造方法
WO2020075216A1 (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022190976A1 (ja) 2022-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7179346B2 (en) Semiconductor apparatus with multiple delivery devices for components
JP3996768B2 (ja) 部品実装方法及び部品実装装置
JP5894738B2 (ja) ダイボンダ及び半導体製造方法
JP2001185565A (ja) マルチチップボンディング方法及び装置
JP7028444B2 (ja) ワーク処理装置及びボール搭載装置
JP2008251771A (ja) 部品実装装置
JP7205941B2 (ja) ボンディング装置
WO2022190976A1 (ja) ボンディング装置、及びボンディング方法
JP2007306040A (ja) 部品実装方法及び部品実装装置
WO2022190979A1 (ja) ボンディング装置、及びボンディング方法
JP2001320195A (ja) 複合実装機
JP3165289B2 (ja) 表面実装機
JP2013004615A (ja) 電子部品実装装置及び電子部品実装方法
JP5953068B2 (ja) 電子部品の載置テーブルと同テーブルを備えたダイボンダ
JP2012248657A (ja) ダイボンダ及びボンディング方法
WO2017164254A1 (ja) 基板供給ユニット及びボンディング装置
JP4969977B2 (ja) 部品実装装置
KR101779803B1 (ko) 본딩 장치
JP2008277612A (ja) チップ移送装置
JP4925762B2 (ja) 部品実装装置
KR200375302Y1 (ko) 반도체 패키지용 다중 정렬장치
JP4989349B2 (ja) 部品実装装置
JP2626319B2 (ja) ダイボンド方法およびその装置
TW202322227A (zh) 晶粒接合裝置以及晶粒接合方法
JP2004111998A (ja) 部品実装方法及び部品実装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220111

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221115