JP2022139420A - 配送支援装置、配送支援方法及びプログラム - Google Patents

配送支援装置、配送支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 配送の予測時間の精度を向上できる配送支援装置等を提供する。【解決手段】 本開示の一態様に係る配送支援装置101は、配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付部110と、前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算部120と、前記配送時間を出力する出力部130と、を備える。【選択図】 図1

Description

本開示は、配送に係る情報を提供する技術に関する。
近年、飲食物の配送を、オンラインで受け付ける業者が増加している。配送を
特許文献1には、チェーン店の複数の店舗から、配送先の住所を配達エリアに含み、配達に要する時間が最も短い店舗を、注文された商品を配達する店舗に決定する受発注サーバが記載されている。
特許文献2には、インターネットを介して注文を受けてから商品を配送するまでに要するデリバリー時間を、パラメータに基づいて算出する受注システムが記載されている。パラメータの例は、商品の受注状況、商品を配送する時間帯、天気、配送人員及び交通情報などである。特許文献2の受注システムは、天候ごとに定められた商品配送時間と、時間帯ごとの注文数の多寡に応じて定められた商品準備時間と、の和を、デリバリー時間に設定する。
特許文献3には、蓄積された過去の注文時刻と配達時刻とから、現在の注文時刻に対応する配達時刻を予測し、予測した配達時刻を出力する注文システムが記載されている。
特許文献4には、物品の引取地及び配達地と、各配達員の位置および状況と、に基づいて配送員ごとに算出された、集荷及び配送完了の予測時刻に基づいて、配送員を決定する配送業務支援システムが記載されている。配送業務支援システムは、配送員が通行するルート全体の通行時間を、天候に応じた補正値、集荷又は配送の準備に関する補正値、集荷及び配送先の建物の入館難易度に応じた補正値、配送員の配送スキルに応じた補正値を用いて補正することにより、予測時間を算出する。
特開2004-227373号公報 特開2003-030550号公報 特開2005-148909号公報 特開2010-039961号公報
特許文献1乃至4の技術は、配送業者が店舗において1つの配送対象物を受け取り、受け取った配送対象物を1つの配送先に配送することを前提に、配送の予測時間を算出する。従って、特許文献1乃至4の技術は、1つの店舗において一度に2つ以上の配送対象物を受け取る可能性がある場合などのように、上述の前提が必ずしも成り立たない場合に、配送の予測時間を精度よく算出できるとは言えない。
本開示の目的の1つは、配送の予測時間の精度を向上できる配送支援装置等を提供することである。
本開示の一態様に係る配送支援装置は、配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付手段と、前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る確率である複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算手段と、前記配送時間を出力する出力手段と、を備える。
本開示の一態様に係る配送支援方法は、配送元の情報と配送先の情報とを受け付け、前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算し、前記配送時間を出力する。
本開示の一態様に係るプログラムは、配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付処理と、前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算処理と、前記配送時間を出力する出力処理と、をコンピュータに実行させる。
本開示には、配送の予測時間の精度を向上できるという効果がある。
図1は、本開示の第1の実施形態に係る配送支援装置の構成の例を表すブロック図である。 図2は、本開示の第1の実施形態に係る配送支援装置の動作の例を表すフローチャートである。 図3は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置の構成の例を表すブロック図である。 図4は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援システムの構成の例を表すブロック図である。 図5は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置の動作の全体の例を表すフローチャートである。 図6は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置の、配送情報提供処理の動作の例を表すフローチャートである。 図7は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置の受注処理の動作の例を表すブロック図である。 図8は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置の配送終了処理の動作の例を表すフローチャートである。 図9は、複数の配送業者のスコアの例を表す図である。 図10は、経路長に対して設定されるスコアの例を表す図である。 図11は、本開示の実施形態に係る配送支援装置を実現することができる、コンピュータのハードウェア構成の一例を表す図である。
以下では、本開示の実施形態について、図面を使用して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
まず、本開示の第1の実施形態について、図面を使用して詳細に説明する。
<概要>
本開示の第1の実施形態の配送支援装置101は、例えば利用者によって入力された、配送元の情報と配送先の情報とを受け取る。配送支援装置101は、配送元における複数ピック率に基づいて、配送元から配送先へ配送対象物を配送するのに必要な時間である配送時間を算出する。配送支援装置101は、算出された配送時間を出力する。
<構成>
図1は、本開示の第1の実施形態に係る配送支援装置101の構成の例を表すブロック図である。図1に示す例では、配送支援装置101は、受付部110と、計算部120と、出力部130と、を備える。受付部110は、配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける。計算部120は、前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る確率である複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する。出力部130は、前記配送時間を出力する。
本開示の実施形態の説明において、配送元は、配送対象物の配送を行う配送者によって配送先に配送される配送対象物を、配送者が受け取る場所である。配送先は、配送者によって配送元から配送される配送対象物を、配送業者が届ける場所である。配送対象物は、例えば飲食物などの配送される物である。配送元は、例えば、飲食物などの配送対象物を提供する業者の店舗である。配送先は、例えば、飲食物などの配送対象物の配送の依頼者によって指定された、配送対象物の届け先である。配送先の情報は、配送先の場所(例えば住所)を表す情報である。配送元の情報は、例えば、配送先の場所(住所など)を含む情報である。配送元の情報は、配送元の名称の情報を含んでいてもよい。また、以下の説明では、配送元からの一度の受け取りにおいて、配送先が異なる複数の配送対象物を受け取ることを複数ピックと表記する。なお、本開示の実施形態の説明では、配送先が同一である複数の配送対象物は、1つの配送対象物とみなされる。複数ピック率は、配送対象物の受け取りが複数ピックである確率である。言い換えると、複数ピック率は、配送対象物の受け取りにおいて複数ピックが発生する確率である。以下の説明において、複数ピック率は、特に受け取られる配送対象物の個数が2である場合、ダブルピック発生率とも表記されることがある。
受付部110は、配送の時刻を更に受け付けてもよい。計算部120は、複数ピック率に加えて、配送元から配送先までの経路の距離、配送が行われる時間帯における経路の交通の状況等に基づいて、配送時間を計算してよい。複数ピック率は、例えば配送元の情報、配送元の周辺に存在する配送者の情報、及び、配送元において配送者によって受け取られていない配送対象物の情報等に基づいて、あらかじめ算出されていてよい。複数ピック率の算出方法の例については、後で詳細に説明する。複数ピック率に基づく配送時間の算出方法の例についても、後で詳細に説明する。
<動作>
次に、本開示の第1の実施形態に係る配送支援装置101の動作について、図面を使用して詳細に説明する。
図2は、本開示の第1の実施形態に係る配送支援装置101の動作の例を表すフローチャートである。図2に示す例では、まず、受付部110が、配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける(ステップS11)。次に、計算部120が、複数ピック率に基づいて、配送元から配送先までの配送時間を計算する(ステップS12)。出力部130は、算出された配送時間を出力する(ステップS13)。
<効果>
本実施形態には、配送の予測時間の精度を向上できるという効果がある。その理由は、計算部120が、複数ピック率に基づいて、配送元から配送先への配送時間を計算するからである。一般に、配送対象物の受け取りが複数ピックである場合、配送対象物を複数の届け先に届ける必要がある。そのため、2番目以降の配送先に配送対象物を配送するのに必要な時間が、1つの配送対象物を1つの配送先に届ける場合に配送対象物を配送するのに必要な時間よりも長くなる必要がある。従って、複数ピック率に基づいて配送時間を計算することによって、計算される配送時間、すなわち、配送の予測時間の精度が向上する。
<第2の実施形態>
次に、本開示の第2の実施形態について、図面を使用して詳細に説明する。
<構成>
図3は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置100の構成の例を表すブロック図である。図3に示す例では、配送支援装置100は、受付部110と、計算部120と、出力部130と、収集部140と、情報記憶部150と、決済部160と、を含む。
図4は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援システム1の構成の例を表すブロック図である。図4に示す例では、配送支援システム1は、配送支援装置100と、利用者端末200と、配送者端末300と、受注端末600と、を含む。配送支援システム1は、複数の利用者端末200を含んでいてもよい。配送支援システム1は、複数の配送者端末300を含んでいてもよい。配送支援装置100は、利用者端末200、配送者端末300、及び、受注端末600の各々と、通信ネットワーク500を介して接続されている。配送支援装置100は、さらに、配送者が投稿を行える、SNS(Social Networking Service)のサービスを提供するSNSサーバ400と、通信ネットワーク500を介して接続されている。配送支援システム1は、SNSサーバ400を含んでいてもよい。配送支援システム1は、複数のSNSサーバ400を含んでいてもよい。
<利用者端末200>
利用者端末200は、利用者によって使用される、例えばパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの情報処理装置である。
利用者は、利用者端末200の、例えば、キーボード及びマウス、又は、タッチパネルなどの入力装置を使用して、注文候補の指定を利用者端末200に入力する。注文候補は、利用者が配送終了時間を知ろうとしている配送対象物である。注文候補の情報は、配送対象物と配送先とを指定する情報である。注文候補の指定は、例えば、配送元の情報と、配送対象物の情報と、配送先の情報と、を含む情報である。利用者端末200は、配送元と配送対象との組み合わせを受け取り、受け取った組み合わせを表す情報を表示してもよい。利用者端末200は、表示された組み合わせに基づいて利用者によって選択された、配送元の情報及び配送対象物の情報と、例えばあらかじめ登録されている配送先の情報とを、前述の注文候補の指定として配送支援装置100に送信してもよい。
利用者端末200は、配送元と配送対象物の組み合わせに対する配送時間を配送支援装置100から受け取り、受け取った配送時間を表示する。利用者端末200は、例えば配送時間の表示に応じて利用者によって入力装置を使用して決定された注文情報を、配送支援装置100に送信する。注文情報は、利用者が配送を依頼する配送対象物と、配送先とを指定し、配送対象物の配送の料金の決済を行うための情報である。注文情報は、例えば、配送元の情報と、配送対象物の情報と、配送先の情報と、決済情報と、を含む情報である。
配送対象物の情報は、例えば飲食物などの配送対象物を特定する情報である。配送元の情報は、例えば、配送元の場所を特定できる情報である。配送元の場所を特定できる情報は、例えば、配送元の住所を表す情報であってもよい。業者を特定する情報によって配送元の場所を特定できる場合、配送元の情報は、業者を特定する情報であってよい。店舗を特定する情報によって配送元の場所を特定できる場合、配送元の情報は、店舗を特定する情報であってよい。配送先の情報は、例えば、配送先の場所を特定する情報である。配送先の場所を特定する情報は、例えば、配送先の住所を表す情報である。配送先の場所を特定する情報が利用者を特定する情報に関連付けられている場合、配送先の情報は、利用者を特定する情報であってもよい。
決済情報は、決済を行うための情報である。決済を行うための情報は、例えば、配送対象物の配送の費用の金額と、決済を実行するための情報とを含む。決済を実行するための情報は、例えば、クレジットカード番号を含む、クレジットカードによる決済に必要な情報であってもよい。決済を実行するための情報は、例えば、QR(Quick Response)コード(登録商標)決済のためのQRコードを表す情報であってもよい。決済を実行するための情報は、例えば、非接触IC(Integrated Circuit)カードによる電子マネーを用いた決済をオンラインで行うための情報であってもよい。決済を実行するための情報は、これらの例に限られない。
利用者端末200は、注文情報が入力された場合、入力された注文情報を、配送支援装置100に送信する。
<配送者端末300>
配送者端末300は、配送者によって使用される、例えばパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの情報処理装置である。
配送者は、配送者端末300の、例えば、キーボード及びマウス、又は、タッチパネルなどの入力装置を使用して、配送者情報を配送者端末300に入力する。配送者情報は、例えば、配送者が所属する配送サービスの種類(例えば、配送会社を特定する情報など)、配送の手段(例えば、徒歩、自転車、二輪自動車、四輪自動車等)、及び、現在配送を行える状態にあるか否かを表す配送可否の情報を含む。配送者端末300は、配送者情報が入力された場合、入力された配送者情報を、配送支援装置100に送信する。
また、配送者は、配送対象物の配送が完了した場合、配送が完了した配送対象物を特定する情報と、配送が完了した時刻とを配送者端末300に入力する。配送者端末300は、配送が完了した配送対象物を特定する情報と、配送が完了した時刻とが入力された場合、配送が完了した配送対象物を特定する情報と、配送が完了した時刻とを含む、配送終了通知を配送支援装置100に送信する。
また、配送者端末300は、例えば定期的に、配送者の位置(具体的には、例えば、配送者が保持する配送者端末300)の位置を特定し、特定した位置を表す位置情報を、配送支援装置100に送信する。配送者端末300は、配送支援装置100からの位置情報の要求に応じて、配送者端末300の位置を特定し、特定した位置情報を配送支援装置100に送信してもよい。
配送者は、配送者端末300を使用して、後述のSNSサーバ400によって提供されるSNSサービスへのコメントの投稿を行うことができる。具体的には、配送者端末300は、配送者端末300の入力装置を使用して配送者によって入力されたコメントを受け付け、受け付けたコメントをSNSサーバ400に送信する。投稿されるコメントは、例えば、配送元に関するコメントを含んでいてよい。具体的には、投稿されるコメントは、配送元からの配送の依頼を許諾したか又は断ったかを表す情報を含んでいてよい。配送者端末300は、配送者による指示に従って、SNSサーバ400に投稿されSNSサーバ400が記憶するコメントを、SNSサーバ400から受け取ってもよい。
<SNSサーバ400>
SNSサーバ400は、配送者によるコメント等の投稿(具体的には、利用者及び配送者によるコメント等の受取、保存、及び、提供)が可能なSNSサービスを提供する。具体的には、SNSサーバ400は、配送者によって入力されたコメントを配送者端末300から受け取り、受け取ったコメントを記憶する。SNSサーバ400は、コメントの要求を受け取った場合、記憶しているコメントを、要求を送信した装置(例えば、配送者端末300及び配送支援装置100等)に送信する。
<受注端末600>
受注端末600は、配送対象物の情報を、配送支援装置100から受け取る。受注端末600は、配送対象物の提供者が保持する、例えばパーソナルコンピュータやスマートフォンなどの情報処理装置である。配送対象物の情報を受け取った場合、受注端末600は、配送対象物の情報を配送対象物の提供者に通知する。配送対象物の情報を通知された場合、配送対象物の提供者は、配送対象物の配送者への受け渡しのために、配送対象物の準備を始める。
<配送支援装置100>
以下では、配送支援装置100の構成要素について、詳細に説明する。
<受付部110>
受付部110は、利用者端末200から、注文候補を受け付ける。受付部110は、受け付けた注文候補を、計算部120に送出する。なお、後述の出力部130が、配送元の情報と配送対象物の情報との組み合わせを利用者端末200に出力してもよい。受付部110は、情報が出力された配送元と配送対象物とから選択された、配送元と配送対象物との各々の情報を含む注文候補と、注文候補を受け付けた時刻とを、利用者端末200から受け取ってもよい。
受付部110は、さらに、利用者端末200から、注文情報を受け付ける。受付部110は、受け付けた注文情報を、情報記憶部150に格納する。受付部110は、さらに、受け付けた注文情報を、決済部160に送出する。後述の出力部130が、配送元の情報と配送対象物の情報との組み合わせに対する配送時間を、利用者端末200に出力してもよい。受付部110は、配送元の情報と配送対象物の情報との組み合わせに対する配送時間の表示を参照して決定された、注文情報を受け付けてよい。
受付部110は、配送者端末300から、配送完了情報(例えば、配送が完了した配送対象物の情報と配送が完了した時刻の情報との組み合わせ)を受け付けてもよい。受付部110は、配送完了情報を受け付けた場合、情報記憶部150に格納されている、配送が完了した配送対象物の注文情報に、配送が完了した時刻の情報を付加する。
<収集部140>
収集部140は、SNSサーバ400から、配送元に関するコメントを収集し、収集したコメントを情報記憶部150に格納する。
<情報記憶部150>
情報記憶部150は、受付部110から受け取った、注文情報を記憶する。情報記憶部150は、さらに、収集部140によって収集された、配送元に関するコメントを記憶する。情報記憶部150は、配送者の位置及び状態を記憶する。
<計算部120>
計算部120は、受付部110から、注文候補を受け取る。上述のように、注文候補は、配送元の情報と、配送対象物の情報と、配送先の情報とを含む。
計算部120は、情報記憶部150に格納されているコメントから、注文候補に含まれる発送元の情報によって特定される発送元からの発送対象物の配送の依頼を許諾したか又は断ったかを表すコメント抽出する。コメントは、発送元からの発送対象物の配送の依頼を許諾したか又は断ったかを表すフラグを含んでいてもよい。コメントは、発送元からの発送対象物の配送の依頼を許諾したか又は断ったかを、テキストによって表していてもよい。その場合、計算部120は、コメントのテキストを解析することによって、そのコメントが発送元からの発送対象物の配送の依頼を許諾したことを表しているか又は断ったことを表しているかを判定してよい。計算部120は、例えば、抽出されたコメントのうち、発送元からの発送対象物の配送の依頼を断ったことを表すコメントの割合を、リジェクト率として算出する。リジェクト率は、配送の依頼を拒否した割合を表す。
計算部120は、配送先における配送対象物の一度の受け取りで複数の配送対象物を受け取る確率である複数ピック率を算出する。計算部120は、例えば、注文候補が示す配送元からの距離が第1基準を満たす配送者の数と、注文候補が示す配送先からの距離が第2基準を満たす配送先への、配送が終了していない配送依頼の数とに基づいて、複数ピック率を算出してもよい。
計算部120は、配送者の位置から配送元の場所までの距離が所定の第1距離よりも短い場合、第1基準が満たされると判定してよい。計算部120は、配送者の位置から配送元の場所までの移動に必要であると推定される時間が所定の第1時間よりも短い場合、第1基準が満たされると判定してよい。計算部120は、配送先から他の配送先までの距離が所定の第2距離よりも短い場合、第2基準が満たされると判定してもよい。配送先から他の配送先までの移動の推定時間が所定の第2時間よりも短い場合、第2基準が満たされると判定してもよい。第1距離及び第2距離は、適宜定められていてよい。第1時間、及び第2時間は、あらかじめ定められていてよい。配送が終了していない配送依頼の数は、情報記憶部150に格納されている注文情報のうち、配送が完了した時刻が付加されていない注文情報の数であってもよい。
計算部120は、例えば、配送元からの距離が第1基準を満たす配送者の数と、配送先からの距離が第2基準を満たす配送先への、配送が終了していない配送依頼の数とから、複数ピック率を推定する推定器を用いて、複数ピック率を推定してよい。このような推定器は、例えば、配送元からの距離が第1基準を満たす配送者の数と、配送先からの距離が第2基準を満たす配送先への、配送が終了していない配送依頼の数とを入力として受け取り、推定した複数ピック率をするようにトレーニングされる。
計算部120は、他の方法によって複数ピック率を算出してもよい。
計算部120は、例えば、配送者の位置から配送元への距離と、配送元から配送先への距離と、配送対象物の準備に必要な準備時間と、リジェクト率と、複数ピック率と、に基づいて、配送元から配送先への配送対象物の配送に要する配送時間を算出する。計算部120は、例えば、配送者の位置から配送元への経路の交通の状態と、配送元から配送先への経路の交通の状態、天候、配送元の混雑の程度、配送者の交通手段等にさらに基づいて、配送時間を算出してよい。
具体的には、計算部120は、リジェクト及び複数ピックが発生しなかった場合に、配送対象物の配送の依頼が行われてから配送対象物が配送先に届けられるまでの時間を算出する。さらに具体的には、計算部120は、配送者が、配送者の位置から配送元への距離を移動するために要する標準的な時間を算出する。計算部120は、さらに、配送対象物の配送を受注してから配送対象物の配送が可能になるまでの標準的な時間を算出する。計算部120は、さらに、配送者が配送元から配送先へ移動するために要する標準的な時間を算出する。計算部120は、配送者が、配送者の位置から配送元への距離を移動するために要する標準的な時間と、配送対象物の配送を受注してから配送対象物の配送が可能になるまでの標準的な時間と、から、長い方の時間を選択する。計算部120は、選択された時間と、配送者が配送元において配送対象物を受け取るのに要する、あらかじめ定められた標準的な時間と、配送者が配送元から配送先へ移動するために要する標準的な時間との和を算出する。計算部120は、算出した和を、配送対象物の配送の依頼が行われてから配送対象物が配送先に届けられるまでの時間とする。計算部120は、算出した和の定数倍、又は、算出した和に定数を加えた値を、配送対象物の配送の依頼が行われてから配送対象物が配送先に届けられるまでの時間(すなわち、配送時間)としてもよい。
なお、複数ピック率は、配送対象物の1回の受け取りにおいて受け取る配送対象物の個数ごとに算出されていてよい。1回の受け取りに置いて受け取る配送対象物の個数の上限が定められていてもよい。その場合、計算部120は、上限を超える個数についての複数ピック率をゼロとする。計算部120は、ある個数についての複数ピック率が所定確率以下である場合、その個数についての複数ピック率をゼロとしてもよい。
計算部120は、さらに、複数ピックが発生した場合における、配送対象物の配送の順番ごとの、配送時間を計算する。計算部120は、例えば、配送元において1回の受け取りで2個の配送対象物を受け取る可能性がある場合、配送先に配送される配送対象物が最初に配送される場合の配送時間と、配送先に配送される配送対象物が2番目に配送される場合の配送時間とを計算する。計算部120は、複数ピックが発生しない場合の配送時間を、配送先に配送される配送対象物が最初に配送される場合の配送時間としてもよい。計算部120は、複数ピックが発生しない場合の配送時間に所定時間を加えた時間を、配送先に配送される配送対象物が最初に配送される場合の配送時間としてもよい。
計算部120は、過去の配送先に配送される配送対象物が2番目に配送される場合の配送時間の、配送先に配送される配送対象物が最初に配送される場合の配送時間からの増加率又は増加時間をあらかじめ計算しておいてよい。計算部120は、配送先に配送される配送対象物が最初に配送される場合の配送時間から、あらかじめ計算しておいた増加率又は増加時間に従って増加した時間を、配送先に配送される配送対象物が2番目に配送される場合の配送時間としてもよい。なお、この場合、計算部120は、配送先に配送される配送対象物が最初に配送される確率、及び、配送先に配送される配送対象物が2番目に配送される確率は、配送元において1回の受け取りで2個の配送対象物を受け取る確率の二分の一としてよい。
計算部120は、一度の受け取りで3個以上の配送対象物を受け取る可能性がある場合も同様に、配送の順番ごとの配送完了時間と確率とを算出してよい。
計算部120は、配送元からの距離が第1基準を満たす配送者の各々について、上述のように配送時間を算出してもよい。計算部120は、配送時間が最も短い配送者を選択する。複数ピック率がゼロでない場合、計算部120は、配送対象物が同時に受け取った配送対象物の中で最初に配送される場合の配送時間が最も短い配送者を選択する。なお、計算部120は、配送対象物が同時に受け取った配送対象物の中で最初に配送される場合の配送時間を、配送者の配送時間の順番を決定する際の配送者の配送時間とする。
本実施形態では、選択された配送者のリジェクト率がゼロである場合、計算部120は、これ以上の配送者を選択しない。
選択された配送者のリジェクト率がゼロでない場合、配送時間が最も短い配送者の配送時間についての確率の各々に、配送時間が最も短い配送者のリジェクト率から1を引いた値を掛ける。また、計算部120は、配送時間が2番目に短い配送者を更に選択する。計算部120は、配送時間が2番目に短い配送者の配送時間について計算した確率の各々に、配送時間が最も短い配送者のリジェクト率を掛ける。
配送時間が2番目に短い配送者のリジェクト率がゼロでない場合、配送時間が2番目に短い配送者の配送時間についての確率の各々に、配送時間が2番目に短い配送者のリジェクト率から1を引いた値を掛ける。計算部120は、さらに、配送時間が3番目に短い配送者を選択する。計算部120は、同様に、配送時間が3番目に地味改配送者の配送時間について計算した確率の各々に、配送時間が2番目に短い配送者のリジェクト率を掛ける。
計算部120は、配送元からの距離が第1基準を満たす配送者がすべて選択されるか、リジェクト率が掛けられた確率が所定確率を超えなくなるまで、配送者の選択と確率の計算を繰り返してよい。
なお、計算部120による配送時間及び確率の計算は、以上の例に限られない。
計算部120は、さらに、配送対象物の配送の料金を、配送者ごとに算出する。計算部120は、具体的には、配送対象物の料金と、配送者が配送元から配送先に配送対象物を配送する料金と、の和を、配送対象物の配送の料金として計算する。配送対象物の料金、及び、配送者が配送元から配送先に配送対象物を配送する料金は、あらかじめ、配送支援装置100の計算部120提供されていてよい。
<決済部160>
決済部160は、受付部110から注文情報を受け取り、受け取った注文情報に含まれる決済情報に従ってオンラインで決済を実行する。オンラインで決済を実行する方法は、既存の様々な方法のいずれか1つ以上であってよい。
決済部160は、決済に成功した場合、注文情報と決済が成功したことを表す情報を、出力部130に送出する。
<出力部130>
出力部130は、計算部120によって計算された、配送者と、配送時間と、確率と、料金とを表す情報とを出力する。確率を表す情報は、確率の値であってもよい。確率を表す情報は、確率の値の大きさを示す他の情報(図形、文字、数字等)であってもよい。
出力部130は、注文情報と決済が成功したことを表す情報を、決済部160から受け取った場合、注文情報のうち、配送対象物の情報を、受注端末600に送出する。出力部130は、さらに、注文情報のうち、配送元の情報と、配送対象物の情報と、配送先の情報とを、配送者端末300に送信する。
<動作>
次に、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置100の動作の例について、図面を使用して詳細に説明する。
図5は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置100の動作の全体の例を表すフローチャートである。図5に示す例では、配送支援装置100は、まず、配送情報提供処理を実行する(ステップS101)。次に、配送支援装置100は、受注処理を実行する(ステップS102)。最後に、配送支援装置100は配送終了処理を実行する(ステップS103)。配送情報提供処理、受注処理、及び、配送終了処理については、以下で詳細に説明する。
図6は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置100の、配送情報提供処理の動作の例を表すフローチャートである。
図6に示す例では、まず、受付部110が、注文候補を受け付ける(ステップS111)。
次に、計算部120が、例えば第1基準を満たす配送者ごとに、リジェクト率を計算する(ステップS112)。計算部120は、例えば第1基準を満たす配送者ごとに、複数ピック率を計算する(ステップS113)。計算部120は、配送者ごとに、配送時間と確率を算出する(ステップS114)。例えば複数ピック率が所定確率以上である場合、計算部120は、配送対象物が配送される順番ごとに、配送時間と確率とを計算する。また、計算部120は、配送対象物を配送する料金を計算する(ステップS115)。
次に、出力部130が、計算された配送時間と、確率を示す情報とを利用者端末200に出力する(ステップS116)。また、出力部130は、配送対象物を配送する料金を利用者端末200に出力する(ステップS117)。
図7は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置100の受注処理の動作の例を表すブロック図である。
図7に示す例では、まず、受付部110が、注文情報を受け付ける(ステップS121)。次に、決済部160が決済を実行する(ステップS122)。決済が成功しなかった場合(ステップS123においてNO)、図7に示す配送支援装置100の動作は終了し、さらに、図5に示す配送支援装置100の動作も終了する。
決済が成功した場合(ステップS123においてYES)、出力部130は、配送元に注文情報を通知する(ステップS124)。具体的には、出力部130は、注文情報を受注端末600に送出し、受注端末600が、注文情報を、配送対象物の提供者に通知する。ステップS124において、出力部130は、注文情報のうち、配送対象物を表す情報を、受注端末600に送出してもよい。
そして、出力部130は、配送者に注文情報を通知する(ステップS125)。具体的には、出力部130は、注文情報を配送者端末300に送信し、配送者端末300が、注文情報を配送者に通知する。ステップS125において、出力部130は、注文情報のうち、配送元の情報と、配送対象物の情報と、配送先の情報とを、配送者端末300に送信してもよい。
図8は、本開示の第2の実施形態に係る配送支援装置100の配送終了処理の動作の例を表すフローチャートである。
図8に示す例では、まず、配送対象物の配送が終了した場合、配送者は配送終了時刻を配送者端末300に入力する。配送者端末300は、その配送対象物の配送終了時刻を、配送支援装置100に送信する。受付部110が、配送者端末300から、配送対象物の配送終了時刻を受け付ける(ステップS131)。
配送対象物の配送終了時刻が受け付けられていない場合(ステップS132においてNO)、配送支援装置100の動作は、ステップS131に戻る。配送終了時刻が受け付けられた場合(ステップS132においてYES)、受付部110は、受け付けた配送終了時刻を、情報記憶部150に格納されている、その配送対象物の注文情報に、その注文情報の配送終了時刻を追加する(ステップS133)。そして、配送支援装置100は、図8に示す動作を終了する。なお、本開示の実施形態では、情報記憶部150に格納されている配送対象物の注文情報に配送終了時刻が追加されている場合、その配送対象物の配送が終了したとみなされる。
<効果>
本実施形態には、第1の実施形態と同じ効果がある。その理由は、第1の実施形態の効果が生じる理由と同じである。
<変形例>
上述の配送者は、配送業者であってもよい。同一の配送業者に所属する複数の配送者が存在する場合、計算部120は、同一の配送業者に所属する複数の配送者の配送時間うち、短い配送時間を、その配送業者の配送時間としてもよい。これらの場合、出力部130は、配送業者ごとの配送時間を出力してもよい。
利用者が配送対象物を受け取った場合、利用者が利用者端末200を使用して、配送対象物を受け取ったことを入力してもよい。この場合、利用者端末200が、配送支援装置100の受付部110に、配送対象物の受け取りの通知を送信する。受付部110は、配送対象物の受け取りの通知を受信すると、その配送対象物の注文情報に、その配送対象物の受け取りの通知を受信した時刻を、配送対象物の配送が終了した配送終了時刻として追加する。
受付部110は、利用者端末200から配送対象物の受け取りの通知を受信した時刻と、配送者端末300から受け取ったその配送対象物の配送終了時刻と、のうち、早い方の時刻を、その配送対象物の配送終了時刻としてもよい。
計算部120は、配送時間に基づくスコアを計算してもよい。配送時間に基づくスコアは、例えば、平均配送時間と、リジェクト率と、複数ピック率(一度の受け取りで2個よりも多い配送対象物を受け取らないよう設定される場合、複数ピック率をダブルピック発生率とも表記)等に基づくスコアであってよい。
図9は、複数の配送業者のスコアの例を表す図である。図9に示す例では、配送業者の各々が配送者である。また、配送可否、経路長、道路混雑状況、店舗混雑状況、天候、リジェクト率、ダブルピック発生率、平均配送時間の各々についてのスコアの合計が、配送業者のスコアとして設定される。個々のスコアは、あらかじめ定められている規則に従って定められる。経路長は、例えば、配送業者の位置から配送元を経由して配送先までの経路の長さである。計算部120は、例えば、一般的なナビゲーションシステムにおいて地図データから経路を計算する技術を用いて、経路を算出する。計算部120は、道路混雑状況のスコア及び店舗混雑状況のスコアとして、例えば、あらかじめ得ておいた時間帯ごとの道路混雑状況及び店舗混雑状況に基づくスコアを使用してよい。例えば、収集部140が、地域ごとの天候の情報を天気予報業者等のサーバから収集し、情報記憶部150に格納しておく。計算部120は、配送元及び配送先が含まれる地域の天候に基づいて、天候のスコアを設定する。天候と天候のスコアとの関係は、あらかじめ定められていてよい。リジェクト率とリジェクト率のスコアとの関係は、あらかじめ適宜定められていてよい。計算部120は、リジェクト率とリジェクト率のスコアとの関係に基づいて、リジェクト率からリジェクト率のスコアを決定してよい。複数ピック率(例えば、ダブルピック発生率)とスコアとの関係も、あらかじめ適宜定められていてよい。計算部120は、複数ピック率と複数ピック率のスコアとの関係に基づいて、複数ピック率から複数ピック率のスコアを決定してもよい。計算部120は、過去の配送における平均配送時間を算出し、平均配送時間に基づくスコアを決定してもよい。この場合、平均配送時間と、平均配送時間に基づくスコアとの関係は、あらかじめ適宜定められていてよい。
図10は、経路長に対して設定されるスコアの例を表す図である。図10では、スコアは「点数」と表記されている。
<他の実施形態>
上述の配送支援装置100及び配送支援装置101は、それぞれ、記憶媒体から読み出されたプログラムがロードされたメモリと、そのプログラムを実行するプロセッサとを含むコンピュータによって実現できる。配送支援装置100及び配送支援装置101は、それぞれ、専用のハードウェアによっても実現できる。配送支援装置100及び配送支援装置101は、前述のコンピュータと専用のハードウェアとの組み合わせによっても実現できる。
図11は、本開示の実施形態に係る配送支援装置を実現することができる、コンピュータ1000のハードウェア構成の一例を表す図である。図11に示す例では、コンピュータ1000は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、記憶装置1003と、I/O(Input/Output)インタフェース1004とを含む。また、コンピュータ1000は、記憶媒体1005にアクセスすることができる。メモリ1002と記憶装置1003は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶装置である。記憶媒体1005は、例えば、RAM、ハードディスクなどの記憶装置、ROM(Read Only Memory)、可搬記憶媒体である。記憶装置1003が記憶媒体1005であってもよい。プロセッサ1001は、メモリ1002と、記憶装置1003に対して、データやプログラムの読み出しと書き込みを行うことができる。プロセッサ1001は、I/Oインタフェース1004を介して、例えば、通信ネットワーク500に接続されている他の装置にアクセスすることができる。プロセッサ1001は、記憶媒体1005にアクセスすることができる。記憶媒体1005には、コンピュータ1000を配送支援装置100として動作させるプログラム、または、コンピュータ1000を配送支援装置101として動作させるプログラムが格納されている。
プロセッサ1001は、記憶媒体1005に格納されている、コンピュータ1000を配送支援装置100として動作させるプログラム、または、コンピュータ1000を配送支援装置101として動作させるプログラムを、メモリ1002にロードする。そして、プロセッサ1001が、メモリ1002にロードされたプログラムを実行することにより、コンピュータ1000は、配送支援装置100又は配送支援装置101として動作する。
受付部110、計算部120、出力部130、収集部140、決済部160は、例えば、メモリ1002にロードされたプログラムを実行するプロセッサ1001により実現できる。情報記憶部150は、コンピュータ1000が含むメモリ1002やハードディスク装置等の記憶装置1003により実現することができる。受付部110、計算部120、出力部130、収集部140、情報記憶部150、決済部160の一部又は全部を、専用の回路によって実現することもできる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付手段と、
前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算手段と、
前記配送時間を出力する出力手段と、
を備える配送支援装置。
(付記2)
前記計算手段は、前記配送元からの配送対象物の配送の依頼を配送業者が拒否する確率であるリジェクト率にさらに基づいて、前記配送時間を計算する
付記1に記載の配送支援装置。
(付記3)
前記計算手段は、前記配送業者ごとの前記リジェクト率に基づいて、前記配送業者ごとに前記配送時間を計算し、
前記出力手段は、前記配送業者ごとに前記配送時間を出力する
付記2に記載の配送支援装置。
(付記4)
前記計算手段は、Social Networking Service(SNS)の情報に基づいて、前記リジェクト率を計算する
付記2又は3に記載の配送支援装置。
(付記5)
前記計算手段は、前記配送元からの距離が第1基準を満たす配送業者の数と、前記配送先からの距離が第2基準を満たす範囲への、配送が終了していない配送依頼の数に基づいて、前記複数ピック率を推定する
付記1乃至4のいずれか1項に記載の配送支援装置。
(付記6)
配送元の情報と配送先の情報とを受け付け、
前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算し、
前記配送時間を出力する、
配送支援方法。
(付記7)
前記配送元からの配送対象物の配送の依頼を配送業者が拒否する確率であるリジェクト率にさらに基づいて、前記配送時間を計算する
付記6に記載の配送支援方法。
(付記8)
前記配送業者ごとの前記リジェクト率に基づいて、前記配送業者ごとに前記配送時間を計算し、
前記配送業者ごとに前記配送時間を出力する
付記7に記載の配送支援方法。
(付記9)
Social Networking Service(SNS)の情報に基づいて、前記リジェクト率を計算する
付記7又は8に記載の配送支援方法。
(付記10)
前記配送元からの距離が第1基準を満たす配送業者の数と、前記配送先からの距離が第2基準を満たす範囲への、配送が終了していない配送依頼の数に基づいて、前記複数ピック率を推定する
付記6乃至9のいずれか1項に記載の配送支援方法。
(付記11)
配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付処理と、
前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算処理と、
前記配送時間を出力する出力処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記12)
前記計算処理は、前記配送元からの配送対象物の配送の依頼を配送業者が拒否する確率であるリジェクト率にさらに基づいて、前記配送時間を計算する
付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記計算処理は、前記配送業者ごとの前記リジェクト率に基づいて、前記配送業者ごとに前記配送時間を計算し、
前記出力処理は、前記配送業者ごとに前記配送時間を出力する
付記12に記載のプログラム。
(付記14)
前記計算処理は、Social Networking Service(SNS)の情報に基づいて、前記リジェクト率を計算する
付記12又は13に記載のプログラム。
(付記15)
前記計算処理は、前記配送元からの距離が第1基準を満たす配送業者の数と、前記配送先からの距離が第2基準を満たす範囲への、配送が終了していない配送依頼の数に基づいて、前記複数ピック率を推定する
付記11乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 配送支援システム
100 配送支援装置
101 配送支援装置
110 受付部
120 計算部
130 出力部
140 収集部
150 情報記憶部
160 決済部
200 利用者端末
300 配送者端末
400 SNSサーバ
500 通信ネットワーク
600 受注端末
1000 コンピュータ
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 記憶装置
1004 I/Oインタフェース
1005 記憶媒体

Claims (10)

  1. 配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付手段と、
    前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算手段と、
    前記配送時間を出力する出力手段と、
    を備える配送支援装置。
  2. 前記計算手段は、前記配送元からの配送対象物の配送の依頼を配送業者が拒否する確率であるリジェクト率にさらに基づいて、前記配送時間を計算する
    請求項1に記載の配送支援装置。
  3. 前記計算手段は、前記配送業者ごとの前記リジェクト率に基づいて、前記配送業者ごとに前記配送時間を計算し、
    前記出力手段は、前記配送業者ごとに前記配送時間を出力する
    請求項2に記載の配送支援装置。
  4. 前記計算手段は、Social Networking Service(SNS)の情報に基づいて、前記リジェクト率を計算する
    請求項2又は3に記載の配送支援装置。
  5. 前記計算手段は、前記配送元からの距離が第1基準を満たす配送業者の数と、前記配送先からの距離が第2基準を満たす範囲への、配送が終了していない配送依頼の数に基づいて、前記複数ピック率を推定する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配送支援装置。
  6. 配送元の情報と配送先の情報とを受け付け、
    前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算し、
    前記配送時間を出力する、
    配送支援方法。
  7. 前記配送元からの配送対象物の配送の依頼を配送業者が拒否する確率であるリジェクト率にさらに基づいて、前記配送時間を計算する
    請求項6に記載の配送支援方法。
  8. 前記配送業者ごとの前記リジェクト率に基づいて、前記配送業者ごとに前記配送時間を計算し、
    前記配送業者ごとに前記配送時間を出力する
    請求項7に記載の配送支援方法。
  9. Social Networking Service(SNS)の情報に基づいて、前記リジェクト率を計算する
    請求項7又は8に記載の配送支援方法。
  10. 配送元の情報と配送先の情報とを受け付ける受付処理と、
    前記配送元からの一度の受け取りにおいて複数の配送対象物を受け取る複数ピック率に基づいて、前記配送元から前記配送先までの配送時間を計算する計算処理と、
    前記配送時間を出力する出力処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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