JP2022137828A - 調湿装置 - Google Patents

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Mitsuyoshi Yamashita
大貴 黒田
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Abstract

【課題】気化部から気化する水分の量を増加させることが可能な調湿装置を提供する。【解決手段】除湿機(調湿装置)100は、ヒータ6と、除湿ロータ7と、板状の遮蔽部55とを備える。除湿ロータ7は、水分を保持及び気化可能である。遮蔽部55は、ヒータ6よりも空気の流れの上流側に配置される。遮蔽部55は、ヒータ6に対向する。遮蔽部55は、ヒータ6に向かう空気の流れを遮蔽する。【選択図】図2

Description

本発明は、調湿装置に関する。
従来、加熱部と、空気が通過する除湿ロータとを備えた調湿装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、加熱手段と、吸湿部及び放湿部を有する吸放湿手段とを備えた除湿装置が記載されている。加熱手段によって加熱された空気は、吸放湿手段の放湿部に供給される。加熱手段は、発熱部と、発熱部に均一に空気を供給する均一供給手段とを含む。
特開2006-281046号公報
ところで、除湿装置の除湿量を多くする場合、通常、除湿ロータ(気化部)に供給する空気の量を多くする。従って、除湿ロータを通過する空気の風速が大きくなる。しかしながら、空気の風速が大きくなると、空気の温度が低下するため、除湿量がほとんど増加しなかったり、減少したりする場合がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、気化部から気化する水分の量を増加させることが可能な調湿装置を提供することにある。
本発明の一局面の調湿装置は、加熱部と、気化部と、板状の遮蔽部とを備える。前記気化部は、水分を保持及び気化可能である。前記遮蔽部は、前記加熱部よりも空気の流れの上流側に配置される。前記遮蔽部は、前記加熱部に対向する。前記遮蔽部は、前記加熱部に向かう空気の流れを遮蔽する。
本発明によれば、気化部から気化する水分の量を増加させることが可能な調湿装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る除湿機の斜視図である。 第1実施形態に係る除湿機の内部を示す模式図である。 図2のIII-III線に沿った断面図である。 第1実施形態のヒータ周辺の構造を後方から示す図である。 第1実施形態の案内部、遮蔽部及びヒータ周辺の構造を後方から示す図である。 第2実施形態に係る除湿機のヒータ及び遮蔽部を示す模式図である。 第2実施形態に係る除湿機のヒータ及び遮蔽部を示す模式図である。 第3実施形態に係る除湿機の遮蔽部を後方から示す図である。 第4実施形態に係る除湿機の遮蔽部を後方から示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[第1実施形態]
図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る除湿機100について説明する。なお、除湿機100は、本発明の「調湿装置」の一例である。図1は、本発明の第1実施形態に係る除湿機100の斜視図である。図2は、第1実施形態に係る除湿機100の内部を示す模式図である。なお、本実施形態では、図中に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す。Z軸は鉛直方向に平行であり、X軸及びY軸は水平方向に平行である。X軸の正方向は除湿機100の正面側を示し、X軸の負方向は除湿機100の背面側を示す。本実施形態では、便宜上、除湿機100を正面側から見たときの右側を除湿機100の右側とし、その反対側を除湿機100の左側として説明する場合がある。また、除湿機100の正面側を除湿機100の前側とし、除湿機100の背面側を除湿機100の後側として説明する場合がある。また、本実施形態では、除湿ロータ7の回転軸線AXは、X軸と略平行である。回転軸線AXの一方側は除湿機100の正面側を示し、回転軸線AXの他方側は除湿機100の背面側を示す。
図1に示すように、除湿機100は、ケーシング1と、カバー部材2aと、排水タンク4と、操作部5とを備える。
ケーシング1は、中空の部材である。図2に示すように、ケーシング1は、吹出口2と、第1吸込口3aと、第2吸込口3bとを含む。
吹出口2は、例えば、ケーシング1の前面に形成される。吹出口2は、ケーシング1の内部と外部とを連通する。吹出口2は、ケーシング1の内部の空気をケーシング1の外部に放出する。吹出口2は、ケーシング1に形成されていればよく、ケーシング1の前面以外の場所に位置していてもよい。
カバー部材2a(図1参照)は、略板状の部材である。カバー部材2aは、吹出口2を覆っている。カバー部材2aは、ケーシング1に回転可能に取り付けられる。カバー部材2aは、回転角度を変更することで、吹出口2から放出される空気の流れる方向を、カバー部材2aの回転角度に応じた方向に規定する風向板として機能する。
第1吸込口3aは、例えば、ケーシング1の後面に形成される。第1吸込口3aは、例えば、ケーシング1の後面において、上部、かつ、左右中央部に配置される。第1吸込口3aは、ケーシング1の内部と外部とを連通する。第1吸込口3aは、ケーシング1の外部の空気をケーシング1の内部に流入させる。第1吸込口3aは、ケーシング1に形成されていればよく、ケーシング1の後面以外の場所に位置していてもよい。
第2吸込口3bは、例えば、ケーシング1の後面に形成される。第2吸込口3bは、例えば、ケーシング1の後面において、左右中央部に配置される。第2吸込口3bは、例えば、第1吸込口3aの下方に配置される。第2吸込口3bは、ケーシング1の内部と外部とを連通する。第2吸込口3bは、ケーシング1の外部の空気をケーシング1の内部に流入させる。第2吸込口3bは、ケーシング1に形成されていればよく、ケーシング1の後面以外の場所に位置していてもよい。
排水タンク4は、ケーシング1内の下部に配置される。排水タンク4は、ケーシング1に着脱可能に格納される。排水タンク4は、除湿機100によって生成された水を貯留する。
操作部5は、例えば、ケーシング1の上部に配置される。操作部5は、外部からの指示を受け付ける。
次に、図2及び図3を参照して、除湿機100についてさらに説明する。図3は、図2のIII-III線に沿った断面図である。図2及び図3に示すように、除湿機100は、ヒータ6と、除湿ロータ7と、冷却部8と、放熱部9と、集水部10と、送風部11と、圧縮部12aと、膨張部12bと、案内部50と、遮蔽部55とをさらに備える。ヒータ6、除湿ロータ7、冷却部8、放熱部9、送風部11、圧縮部12a、膨張部12b、案内部50、及び遮蔽部55は、ケーシング1の内部に配置される。
ヒータ6は、発熱することで空気を加熱する。また、ヒータ6は、除湿ロータ7も加熱する。ヒータ6は、本発明の「加熱部」の一例である。ヒータ6は、第1吸込口3aの前方に配置される。ヒータ6は、第1吸込口3aと対向する。
除湿ロータ7は、略円板状の部材である。除湿ロータ7は、回転軸線AXを中心として回転する。回転軸19は、回転軸線AX上に配置される。回転軸19は、除湿ロータ7を回転可能に支持する。除湿ロータ7は、回転軸19を中心に回転する。
除湿ロータ7は、空気が通過可能である。除湿ロータ7は、水分を保持及び気化可能である。本実施形態では、除湿ロータ7は、水分を吸着及び脱離可能である。除湿ロータ7は、例えば、ゼオライトを含む。なお、除湿ロータ7は、本発明の「気化部」の一例である。
除湿ロータ7は、放湿部7aと、吸湿部7bとを含む。放湿部7aは、除湿ロータ7のうちの上側部分である。放湿部7aは、吸湿部7bの上方に位置する。放湿部7aの後側には、ヒータ6及び第1吸込口3aが配置される。放湿部7aは、ヒータ6と対向する。放湿部7aには、ヒータ6から熱が供給される。吸湿部7bは、除湿ロータ7のうちの下側部分である。吸湿部7bは、ヒータ6と対向しない。なお、除湿ロータ7が回転することによって、除湿ロータ7の外周部は、放湿部7aに位置する状態と、吸湿部7bに位置する状態とを交互に繰り返す。
吸湿部7bは、空気を除湿する。詳細には、除湿ロータ7のうち吸湿部7bに位置する部分が空気を除湿する。その結果、吸湿部7bからは、除湿された空気(乾燥空気)が放出される。
放湿部7aは、ヒータ6により加熱された空気を供給されることで、吸湿部7bで除湿された水分を含む空気(高湿度の空気)を放出する放湿機能を有する。詳細には、ヒータ6により加熱された空気が供給されることによって、吸湿部7bで空気から除湿された水分は、放湿部7aにおいて気化される。その結果、放湿部7aから高湿度の空気が放出される。
ヒータ6と放湿部7aとの関係について説明する。
ヒータ6は、例えば、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータを含み、電力で稼働する。ヒータ6は、放湿部7aの放湿機能に応じた加熱機能を有する。言い換えれば、ヒータ6は、放湿部7aに供給される空気の温度が所定温度となるように、空気を加熱する。所定温度は、放湿部7a(例えば、ゼオライト)が放湿機能を効果的に発揮できるような温度である。本実施形態では、ヒータ6は、例えば、200℃~300℃程度で発熱することで、放湿部7aに供給される空気の温度が所定温度となるように、空気を加熱する。なお、ヒータ6の種類は、特に限定されるものではなく、ヒータ6は、例えば、ニクロムヒータ又はセラミックヒータを含んでもよい。ヒータ6の詳細構造については、後述する。
圧縮部12aは、冷媒を圧送する。圧縮部12aは、コンプレッサを含む。膨張部12bは、冷媒を減圧する。膨張部12bは、例えば、キャピラリーチューブを含む。ケーシング1の内部には、冷凍サイクルが形成される。冷凍サイクルは、圧縮部12aと、放熱部9と、膨張部12bと、冷却部8とを環状に連結した循環路を形成し、圧縮部12aにより循環路を通じて冷媒を循環させるサイクルである。冷凍サイクルにおいて、圧縮部12aが動作することにより冷媒が高温高圧化される。高温高圧化された冷媒は、放熱部9へ送られる。放熱部9は、放熱部9を通過する空気中に冷媒の熱を放熱することで、冷媒を冷やす。放熱部9を通過した冷媒は、膨張部12bへ送られる。膨張部12bは、放熱部9により冷やされた冷媒を減圧することで、低温低圧化された冷媒を生成する。膨張部12bを通過した冷媒は、冷却部8へ送られる。冷却部8は、膨張部12bから低温低圧化された冷媒を供給されることで冷却される。冷却部8を通過した冷媒は、圧縮部12aへ送られる。冷凍サイクルにおいて、冷媒が、圧縮部12a、放熱部9、膨張部12b、及び冷却部8の順番に循環することで、冷却部8の温度上昇が抑制される。なお、冷凍サイクルにおいて、放熱部9には、圧縮部12aにより高温高圧化された冷媒が送られるので、放熱部9の温度が上昇する。
冷却部8は、熱の交換を行って空気を冷やす。冷却部8は、エバポレータを含む。冷却部8は、上下方向に沿って延びる形状を有する。冷却部8は、吸湿部7bに対向配置される。冷却部8は、吸湿部7bの後方に配置される。冷却部8は、ヒータ6の下方に配置される。冷却部8の前方には、吸湿部7bが配置される。
冷却部8は、空気を冷やすことで、空気中の水蒸気を結露させる。その結果、空気が除湿されるとともに、水が生成される。
本実施形態では、放湿部7aから高湿度の空気が放出される。放湿部7aから放出された空気は、冷却部8に供給される。そして、冷却部8は、放湿部7aから放出された空気から結露を生成して除湿を行う。
放熱部9は、冷凍サイクルにおいて、冷媒を冷やすことによって、冷却部8を冷やす。すなわち、放熱部9は、冷媒(例えば、フロンガス)を介して冷却部8を冷やす。放熱部9は、コンデンサを含む。放熱部9は、吸湿部7bの前方に配置される。
集水部10は、冷却部8で生成された水を回収する。集水部10は、冷却部8の下方に配置される。集水部10には冷却部8で生成された水が滴下する。
集水部10は、例えば、漏斗状に形成され、受けた水を排水タンク4へ案内する。その結果、排水タンク4に水が貯留される。
送風部11は、空気を送風する。送風部11は、ファンを含む。送風部11は、例えば、放熱部9の前方に配置される。
案内部50は、空気を案内する。案内部50は、第1吸込口3aとヒータ6との間に配置される。案内部50は、第1吸込口3aから流入した空気をヒータ6に案内する。案内部50の詳細構造については、後述する。
遮蔽部55は、第1吸込口3aとヒータ6との間に配置される。遮蔽部55は、板状の部材である。なお、遮蔽部55の詳細構造については、後述する。
除湿機100は、記憶部13と、制御部14とをさらに備える。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)のような主記憶装置(例えば、半導体メモリ)を含み、補助記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ)をさらに含んでもよい。主記憶装置及び/又は補助記憶装置は、制御部14によって実行される種々のコンピュータプログラムを記憶する。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)及びMPU(Micro Processing Unit)のようなプロセッサを含む。制御部14は、除湿機100の各要素を制御する。
次に、図2、図4及び図5を参照して、ヒータ6、案内部50及び遮蔽部55の構造を詳細に説明する。図4は、本実施形態のヒータ6周辺の構造を後方から示す図である。図5は、本実施形態の案内部50、遮蔽部55及びヒータ6周辺の構造を後方から示す図である。
図4に示すように、除湿機100は、ヒータ保持部材60と、複数の端子62と、温度検出部64と、温度検出部64aとをさらに備える。ヒータ6は、略矩形状である。ヒータ6は、前後方向に貫通する貫通孔6aを複数有する。空気は、後方から前方に向かって複数の貫通孔6aを通過する。空気は、貫通孔6aを通過する際に、加熱される。
ヒータ保持部材60は、ヒータ6を保持する。ヒータ保持部材60は、略矩形状の内部空間を有する筒部材である。ヒータ6は、ヒータ保持部材60の内部空間に配置される。
端子62は、ヒータ6に繋がる。端子62及びヒータ6は、一体成形品であってもよい。端子62は、ヒータ保持部材60の内部空間に配置される。端子62は、例えば、ヒータ6に対して左右方向の一方側に配置される。端子62は、例えば、図示しないヒータ制御基板に電気的に接続される。
温度検出部64及び温度検出部64aは、ヒータ6の近傍に配置される。本実施形態では、温度検出部64及び温度検出部64aは、ヒータ保持部材60に固定される。温度検出部64及び温度検出部64aは、ヒータ6の周囲を通過する空気の温度を検出する。
温度検出部64及び温度検出部64aは、例えば、サーモスタットである。温度検出部64及び温度検出部64aは、例えば、異常温度を検出した際にヒータ6、及びヒータ6以外の各部への通電を遮断し、除湿機100の運転を停止させてもよい。また、温度検出部64及び温度検出部64aは、サーモスタットに限定されない。例えば、温度検出部64及び温度検出部64aは、温度を検出する温度センサであってもよい。そして、温度検出部64及び温度検出部64aは、検出結果を制御部14に送信し、制御部14が除湿機100の運転を停止してもよい。なお、本実施形態では、2つの温度検出部64,64aが設けられているが、1つの温度検出部64又は64aだけが設けられていてもよい。
図5に示すように、案内部50は、ヒータ6よりも空気の流れの上流側(X軸の負方向側)に配置される。言い換えると、案内部50は、空気の通過方向においてヒータ6の上流側に配置される。案内部50は、本体部51と、格子部52とを含む。本体部51は、略板状の部材である。本体部51は、ケーシング1の内部の空間を仕切る。本体部51は、図示しない筐体等にネジ止めするための複数の取付孔51aを有する。
格子部52は、案内部50のうちヒータ6に対向する部分に配置される。格子部52は、略矩形状である。格子部52は、空気が通過する通過方向に貫通する貫通孔52aを複数有する。格子部52は、ヒータ6よりも大きい。具体的には、格子部52は、ヒータ6に比べて上下に長い。また、格子部52は、ヒータ6に比べて左右に長い。なお、格子部52及び本体部51は一体成形品であってもよいし、格子部52及び本体部51は別々の部材で構成されていてもよい。
案内部50は、第1吸込口3a(図2参照)から流入した空気を、本体部51で受けて格子部52を通過させる。従って、第1吸込口3aから流入した空気の大部分が、格子部52を通過してヒータ6に向かって案内される。
遮蔽部55は、ヒータ6よりも空気の流れの上流側(X軸の負方向側)に配置される。言い換えると、遮蔽部55は、空気の通過方向においてヒータ6の上流側に配置される。遮蔽部55は、ヒータ6に対向する。本実施形態では、遮蔽部55は、案内部50とヒータ6との間に配置されているが、遮蔽部55は、案内部50と第1吸込口3aとの間に配置されてもよい。また、遮蔽部55は案内部50に取り付けられてもよいし、取り付けられなくてもよい。また、遮蔽部55及び案内部50は、一体成形品であってもよい。
遮蔽部55は、格子部52の一部を塞ぐ。遮蔽部55は、ヒータ6に向かう空気の流れを遮蔽する。ここで、例えば、除湿量を多くするために、送風部11の出力を大きくして除湿ロータ7(図2参照)に供給する空気の量を多くした場合、ヒータ6の外周部に位置する第1領域R6a(図4参照)を通過する空気の風速が大きくなる。その一方、ヒータ6の略中央部に位置する第2領域R6b(図4参照)を通過する空気の風速は大きくなりにくい。従って、ヒータ6の第2領域R6bを通過する空気の温度を高い温度に維持できる。よって、ヒータ6の第2領域R6bを通過して放湿部7a(図2参照)に到達する高温の空気によって、放湿部7aの水分は、気化して空気中に放出される。放湿部7aから放出された水分は、第2領域R6bを通過した高温の空気だけでなく、第1領域R6aを通過した空気にも拡散する。第1領域R6aを通過した空気は、風速が大きいため、放湿部7aから放出された水分は、第1領域R6aを通過した空気によって、次々と冷却部8に送られる。その結果、除湿ロータ7から気化する水分の量を増加させることができる。すなわち、除湿機100の除湿性能を向上できる。なお、第1領域R6aは、ヒータ6のうち遮蔽部55に覆われていない領域である。第2領域R6bは、ヒータ6のうち遮蔽部55に覆われている領域である。言い換えると、第1領域R6aは、ヒータ6のうち、遮蔽部55に空気の通過方向に重なっていない領域である。第2領域R6bは、ヒータ6のうち、遮蔽部55に空気の通過方向に重なっている領域である。
また、ヒータ6は、空気の通過方向の上流側から見て、少なくとも一部が見えるように配置される。言い換えると、遮蔽部55は、ヒータ6の一部に空気の通過方向に重なる。従って、ヒータ6を高温の空気と風速の大きい空気とが通過する。その結果、除湿ロータ7から気化する水分の量を容易に増加させることができる。
図4及び図5に示すように、遮蔽部55は、温度検出部64及び温度検出部64aに空気の通過方向に重なる。従って、温度検出部64及び温度検出部64aを通過する空気の量を抑制できる。その結果、温度検出部64及び温度検出部64aに埃又は異物が付着することを抑制できる。また、遮蔽部55は、端子62に空気の通過方向に重なる。従って、端子62を通過する空気の量を抑制できる。その結果、端子62に埃又は異物が付着することを抑制できる。
具体的には、遮蔽部55は、第1遮蔽部55aと、第2遮蔽部55bとを含む。第1遮蔽部55aは、ヒータ6の第2領域R6bに空気の通過方向に重なるとともに、温度検出部64及び温度検出部64aに空気の通過方向に重なる。第2遮蔽部55bは、端子62に空気の通過方向に重なる。
また、図2及び図3を参照して説明したように、ヒータ6は、例えば、PTCヒータを含む。PTCヒータは、例えばニクロムヒータ及びセラミックヒータに比べて、使用時の最高温度が低い。よって、ヒータ6がPTCヒータを含む場合、ヒータ6を通過する空気の風速を大きくすると、空気の温度が低下しやすい。従って、ヒータ6としてPTCヒータを用いる場合に、遮蔽部55を設け、高温の空気を確保することは、特に効果的である。
続いて、図2及び図3を参照して、ケーシング1の内部に形成される第1流通経路F1及び第2流通経路F2について説明する。
図2及び図3に示すように、送風部11は、空気を送風することで、第1流通経路F1及び第2流通経路F2を生成する。第1流通経路F1及び第2流通経路F2は、空気が移動する流路である。
第1流通経路F1は、第1経路部分F11と、一対の第2経路部分F12と、一対の第3経路部分F13と、一対の第4経路部分F14と、第5経路部分F15とを含む。
第1経路部分F11は、ケーシング1内の左右中央部で、かつ、冷却部8及び放熱部9の各々の上方に位置する。第1経路部分F11は、第1吸込口3aに連通し、第1吸込口3aから前方に延びる。第1経路部分F11は、案内部50、ヒータ6及び放湿部7aを通る。第1経路部分F11の前端部F1aは、ヒータ6の前方に位置する。
一対の第2経路部分F12は、第1経路部分F11の前端部F1aに連なる。一対の第2経路部分F12は、第1経路部分F11の前端部F1aから分岐するように、互いに反対方向(左右方向)に延びる。
一対の第3経路部分F13は、一対の第2経路部分F12の端部F2aにそれぞれ連なり、端部F2aから後方に延びる。一対の第3経路部分F13は、放湿部7aの左右両側を通る。一対の第3経路部分F13の後端部F3aは、冷却部8の上方に位置する。
一対の第4経路部分F14は、一対の第3経路部分F13の後端部F3aにそれぞれ連なり、後端部F3aから下方に延びる。また、一対の第4経路部分F14は、下方に向かって互いに接近し、除湿ロータ7の後方において合流する。一対の第4経路部分F14は、冷却部8に形成される。
第5経路部分F15は、第4経路部分F14の下端部F4aに連なり、下端部F4aから前方に延びる。第5経路部分F15は、除湿ロータ7と、放熱部9とを通る。第5経路部分F15は、送風部11に通じる。
第2流通経路F2は、第1流通経路F1の下方に位置する。第2流通経路F2は、第2吸込口3bに連通する。第2流通経路F2には、冷却部8、吸湿部7b、及び放熱部9が、冷却部8、吸湿部7b、及び放熱部9の順番に配置される。第2流通経路F2は、送風部11に通じる。
また、送風部11は、空気を送風することで、ケーシング1の内部に排出流通経路FZを生成する。排出流通経路FZは、空気が移動する流路である。排出流通経路FZは、送風部11から吹出口2に亘って形成される。
次に、図2及び図3を参照して、除湿機100の動作について説明する。
図2及び図3に示すように、ケーシング1の外部の空気は、第1吸込口3aを介してケーシング1の内部に流入した後、案内部50、ヒータ6、放湿部7a、冷却部8、除湿ロータ7の開口部71a、及び放熱部9の順番に流れて、吹出口2からケーシング1の外部に排出される。
第1吸込口3aを介してケーシング1の内部に流入した空気は、ヒータ6により加熱される。ヒータ6により加熱された空気は、放湿部7aに供給される。そして、ヒータ6により加熱された空気は、除湿ロータ7のうち放湿部7aに位置する部分に含まれる水分を気化する。その結果、高湿度の空気が生成される。高湿度の空気は、放湿部7aから放出される。
放湿部7aから放出された高湿度の空気は、冷却部8により冷やされる。その結果、結露が生成される。結露により生成された水は、集水部10を介して排水タンク4に排出される。
冷却部8から放出された空気は、除湿ロータ7を通過して放熱部9に供給された後、吹出口2からケーシング1の外部へ放出される。
また、ケーシング1の外部の空気は、第2吸込口3bを介してケーシング1の内部に流入した後、冷却部8、吸湿部7b及び放熱部9の順番に流れて、吹出口2からケーシング1の外部に排出される。
第2吸込口3bを介してケーシング1の内部に流入した空気は、冷却部8により空気中の水分を結露されることによって除湿される。そして、冷却部8により除湿された空気は、吸湿部7bによってさらに除湿される。その結果、空気を効果的に乾燥させることができる。また、吸湿部7bにより除湿された空気は、放熱部9に供給された後、吹出口2からケーシング1の外部に放出される。本実施形態では、冷却部8により冷却された空気が放熱部9に供給されるため、放熱部9の温度上昇を抑制できる。その結果、冷凍サイクルによる冷却部8の冷却効率を向上できる。
[第2実施形態]
図6及び図7を参照して、本発明の第2実施形態に係る除湿機100について説明する。図6及び図7は、第2実施形態に係る除湿機100のヒータ6及び遮蔽部155を示す模式図である。第2実施形態では、遮蔽部155とヒータ6とが空気の通過方向に重なる面積を調節する例について説明する。以下、「遮蔽部155とヒータ6とが空気の通過方向に重なる面積」を「遮蔽面積」と記載する場合がある。
図6に示すように、除湿機100は、遮蔽部155と、調節部90とを備える。遮蔽部155は、第1実施形態の第1遮蔽部55aに対応する。すなわち、遮蔽部155は、ヒータ6の第2領域R6b、温度検出部64及び温度検出部64aに空気の通過方向に重なる。なお、本実施形態では、例えば、遮蔽部155は、案内部50の後方に配置されてもよい。また、例えば、案内部50は、格子部52を含んでいなくてもよい。
調節部90は、遮蔽部155を駆動する。具体的には、調節部90は、空気の通過方向に対して垂直に延びる回動軸91を含む。調節部90は、例えば、回動駆動部(図示せず)と、回動駆動部から回動軸91に駆動力を伝達する伝達機構(図示せず)とをさらに含んでもよい。回動駆動部は、例えば、モータを含んでもよい。伝達機構は、例えば、複数のギアを含んでもよい。
図6及び図7に示すように、調節部90は、遮蔽部155を駆動することによって、遮蔽面積を調節する。従って、例えば、除湿ロータ7に供給する空気の量に応じて、調節部90が遮蔽面積を変更することによって、除湿機100の除湿性能をより向上できる。
具体的には、調節部90は、回動軸91を所定の角度範囲内で回動させることによって、遮蔽部155を回動させる。
制御部14は、調節部90を制御する。本実施形態では、制御部14は、送風部11の出力を大きくして除湿ロータ7に供給する空気の量を多くする場合、遮蔽面積が大きくなるように、調節部90を制御する。具体的には、例えば、制御部14は、送風部11の回転数(rpm)を第1の値以上にした場合、図6に示すように、遮蔽面積が最大となるように調節部90を制御する。従って、図1~図5を参照して第1実施形態で説明したように、ヒータ6の第2領域R6bに対して温度の高い空気を通過させながら、ヒータ6の第1領域R6aに対して風速の大きい空気を通過させることができる。その結果、除湿ロータ7に供給する空気の量を多くした場合に、除湿機100の除湿性能を向上できる。
一方、制御部14は、送風部11の出力を小さくして除湿ロータ7に供給する空気の量を少なくする場合、遮蔽面積が小さくなるように、調節部90を制御する。具体的には、例えば、制御部14は、送風部11の回転数(rpm)を第1の値よりも小さい第2の値未満にした場合、図7に示すように、遮蔽面積が最小となるように調節部90を制御する。なお、図7では、遮蔽面積を最小にする例として、遮蔽面積がゼロではない例を示しているが、遮蔽部155を略水平にして遮蔽面積をゼロとしてもよい。除湿ロータ7に供給する空気の量を少なくした場合、ヒータ6の略全体に温度の高い空気が通過する。従って、遮蔽部155によって例えばヒータ6の第2領域R6bを通過する空気の風速を小さくする必要がない。よって、遮蔽面積を最小にすることによって、例えばヒータ6の第2領域R6bを通過する空気の風速がより小さくなることを抑制できる。その結果、除湿ロータ7に供給する空気の量を少なくした場合に、除湿機100の除湿性能が低下することを抑制できる。
また、例えば、制御部14は、送風部11の回転数(rpm)を第1の値よりも小さく、かつ、第2の値以上にした場合、遮蔽部155の姿勢を、図6に示した姿勢と図7に示した姿勢との間の姿勢にしてもよい。この場合、除湿ロータ7に供給する空気の量に応じて、遮蔽面積を段階的に変更することができる。従って、除湿機100の除湿性能を向上できる。
第2実施形態のその他の構造及び効果は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
図8を参照して、本発明の第3実施形態に係る除湿機100について説明する。図8は、第3実施形態に係る除湿機100の遮蔽部255を後方から示す図である。第3実施形態では、遮蔽部255が開口部255aを有する例について説明する。
図8に示すように、除湿機100は、遮蔽部255を備える。遮蔽部255は、第1実施形態の第1遮蔽部55aに対応する。すなわち、遮蔽部255は、ヒータ6の第2領域R6b、温度検出部64及び温度検出部64aに空気の通過方向に重なる。
本実施形態では、遮蔽部255は、空気が通過する開口部255aを有する。従って、ヒータ6の第2領域R6bを通過する空気の温度が低下することを抑制しつつ、ヒータ6の第2領域R6bを通過する空気の風速を大きくすることができる。具体的には、遮蔽部255は、複数の開口部255aを有する。開口部255aの少なくとも1つは、遮蔽部255のうち、空気の通過方向においてヒータ6に重なる位置に配置される。また、本実施形態では、開口部255aは、遮蔽部255のうち、空気の通過方向において温度検出部64及び温度検出部64aに重なる位置には配置されていない。
遮蔽部255は、ヒータ6に空気の通過方向に重なる重なり領域R255aと、ヒータ6に空気の通過方向に重ならない非重なり領域R255bとを含む。本実施形態では、開口部255aは、重なり領域R255aに配置される一方、非重なり領域R255bには配置されない。なお、開口部255aは、重なり領域R255a及び非重なり領域R255bの両方に配置されてもよい。
本実施形態では、例えば、重なり領域R255aのうち開口部255aが占める面積は、重なり領域R255aの面積の半分よりも小さい。言い換えると、重なり領域R255aのうち開口部255aが占める面積は、重なり領域R255aのうち開口部255a以外の部分が占める面積よりも小さい。なお、重なり領域R255aのうち開口部255aが占める面積は、例えば、送風部11の出力、及び、ヒータ6の出力に応じて適宜設定される。
開口部255aは、例えば、円形状である。ただし、開口部255aの形状は、特に限定されるものではなく、例えば、矩形状、楕円形状、又は細長形状であってもよい。
開口部255aは、例えば、千鳥状に配置される。ただし、開口部255aの配置位置は、特に限定されるものではない。開口部255aは、例えば、行列状に配置されてもよいし、不規則に配置されてもよい。
複数の開口部255aは、例えば、同じ形状で同じ大きさを有する。ただし、複数の開口部255aは、例えば、互いに異なる形状を有してもよいし、互いに異なる大きさを有してもよい。
第3実施形態のその他の構造及び効果は、第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
図9を参照して、本発明の第4実施形態に係る除湿機100について説明する。図9は、第4実施形態に係る除湿機100の遮蔽部355を後方から示す図である。第4実施形態では、遮蔽部355とヒータ6とが空気の通過方向に重なる面積を調節する例について説明する。以下、「遮蔽部355とヒータ6とが空気の通過方向に重なる面積」を「遮蔽面積」と記載する場合がある。
図9に示すように、除湿機100は、遮蔽部355と、調節部190とを備える。遮蔽部355は、遮蔽部255と、可動遮蔽部356とを含む。遮蔽部255は、第3実施形態の遮蔽部255と同様の構造を有する。
調節部190は、可動遮蔽部356を駆動する。具体的には、調節部190は、可動遮蔽部356を、空気の通過方向と略直交する方向に移動させる。本実施形態では、調節部190は、可動遮蔽部356を上下に移動させる。調節部190は、例えば、可動遮蔽部356を保持する保持部材(図示せず)と、駆動部(図示せず)と、駆動部から保持部材に駆動力を伝達する伝達機構(図示せず)とを含んでもよい。駆動部は、例えば、モータを含んでもよい。伝達機構は、例えば、回転運動を直線運動に変換する公知の機構を含んでもよい。
調節部190は、可動遮蔽部356を駆動することによって、遮蔽面積を調節する。従って、例えば、除湿ロータ7に供給する空気の量に応じて、調節部190が遮蔽面積を変更することによって、除湿機100の除湿性能をより向上できる。
具体的には、調節部190は、可動遮蔽部356を、遮蔽部255の全ての開口部255aを塞ぐ位置と、遮蔽部255の開口部255aの一部分も塞がない位置との間で移動させる。可動遮蔽部356が遮蔽部255の全ての開口部255aを塞ぐ位置に配置されると、遮蔽面積が最大となる。一方、可動遮蔽部356が遮蔽部255の一部分も塞がない位置に配置されると、遮蔽面積が最小となる。
第4実施形態のその他の構造、及び、その他の遮蔽面積の制御方法は、第2実施形態と同様である。また、第4実施形態のその他の効果は、第1実施形態及び第3実施形態と同様である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法、個数等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記の第1実施形態~第4実施形態では、調湿装置として除湿機100を用いる例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、調湿装置として加湿機を用いてもよい。この場合、気化部として、水分を吸水及び気化可能な加湿ロータを用いてもよい。
また、例えば、上記の第1実施形態では、遮蔽部55は、温度検出部64、温度検出部64a及び端子62に空気の通過方向に重なる例について示したが、本発明はこれに限らない。遮蔽部55は、温度検出部64、温度検出部64a及び端子62の少なくとも1つに空気の通過方向に重ならなくてもよい。
また、例えば、上記の第1実施形態では、遮蔽部55は、ヒータ6の一部に空気の通過方向に重なる例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、遮蔽部55は、ヒータ6の全体に空気の通過方向に重なってもよい。
また、例えば、上記の第1実施形態~第4実施形態では、案内部50を設ける例について示したが、本発明はこれに限らず、案内部50を設けなくてもよい。
また、上記の第1実施形態~第4実施形態では、第1吸込口3a及び第2吸込口3bをケーシング1の後面に形成し、吹出口2をケーシング1の前面に形成する例について示したが、本発明はこれに限らない。第1吸込口3a、第2吸込口3b及び吹出口2の位置は、特に限定されない。例えば、第1吸込口3a及び第2吸込口3bをケーシング1の前面に形成し、吹出口2をケーシング1の後面に形成してもよい。また、第1吸込口3aと第2吸込口3bとを互いに異なる面に形成してもよい。また、第1吸込口3a、第2吸込口3b及び吹出口2をケーシング1の同じ面に形成してもよい。
また、上記の第1実施形態~第4実施形態では、回転軸線AXが前後方向に延びる例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、回転軸線AXを左右方向(Y軸と平行な方向)に延びるように配置してもよい。
また、上記の第1実施形態~第4実施形態では、第1吸込口3aを1つ設け、第1吸込口3aから流入した空気を、除湿ロータ7の前方において分岐させる例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第1吸込口3aを左右両側に設け、2つの第1吸込口3aから流入した空気を、ケーシング1の内部で合流させた後、除湿ロータ7に導いてもよい。
本発明は、調湿装置の分野に利用可能である。
6 :ヒータ(加熱部)
7 :除湿ロータ(気化部)
55,155,255,355 :遮蔽部
64,64a :温度検出部
90,190 :調節部
100 :除湿機(調湿装置)
255a :開口部
R255a :重なり領域

Claims (7)

  1. 加熱部と、
    水分を保持及び気化可能な気化部と、
    前記加熱部よりも空気の流れの上流側に配置され、前記加熱部に対向する板状の遮蔽部と
    を備え、
    前記遮蔽部は、前記加熱部に向かう空気の流れを遮蔽する、調湿装置。
  2. 前記遮蔽部は、空気の通過方向に前記加熱部の一部に重なる、請求項1に記載の調湿装置。
  3. 前記遮蔽部は、空気が通過する開口部を有する、請求項1又は請求項2に記載の調湿装置。
  4. 空気の通過方向に前記遮蔽部と前記加熱部とが重なる面積を、前記遮蔽部を駆動することによって調節する調節部をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の調湿装置。
  5. 前記加熱部の周囲を通過する空気の温度を検出する温度検出部をさらに備え、
    前記遮蔽部は、空気の通過方向に前記温度検出部に重なる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の調湿装置。
  6. 前記加熱部は、PTCヒータを含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の調湿装置。
  7. 前記気化部は、水分を吸着及び脱離可能な除湿ロータを含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の調湿装置。
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