JP2022135656A - 駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラム - Google Patents

駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予め取得した、目標駐車位置の周囲の周辺空間情報を利用して、目標駐車位置までの入庫経路を自動生成して自動駐車を行わせることができる駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラムを提供する。【解決手段】駐車支援装置は、車両の目標駐車位置の周辺の周辺空間情報を取得する周辺空間情報取得部と、周辺空間情報取得部が取得した周辺空間情報を蓄積する周辺空間情報蓄積部と、周辺空間情報蓄積部が既に蓄積している周辺空間情報と、周辺空間情報取得部が取得した車両の現在位置の周辺の周辺空間情報と、目標駐車位置とに基づいて、車両を、車両の入庫経路を生成する経路生成部と、経路生成部が生成した入庫経路に沿って、車両を現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる車両制御部と、を備える。【選択図】図5

Description

本開示は、駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラムに関する。
特許文献1には、車両の駐車領域を予め記憶しておき、記憶された駐車領域に自動駐車を行う駐車支援装置が開示されている。
特開2019-137158号公報
特許文献1において、駐車支援装置は、駐車領域の周囲の障害物の位置関係を記憶しているが、障害物との位置関係を、いつどのように取得するのかについては、具体的に言及されていない。
本開示は、自宅駐車場等の頻繁に利用する駐車場において、予め取得した、目標駐車位置と、目標駐車位置の周辺空間情報、及び車両の現在位置で収集している周辺空間情報を活用して、車両の現在位置からの入庫経路を自動生成し、目標駐車位置まで自動駐車することができる駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラムを提供することを目的とする。
本開示に係る自動駐車制御装置は、周辺空間情報取得部と、周辺空間情報蓄積部と、経路生成部と、車両制御部とを備える。周辺空間情報取得部は、車両の周辺空間情報を取得する。周辺空間情報蓄積部は、周辺空間情報取得部が取得した周辺空間情報を蓄積する。経路生成部は、車両を現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる際に、周辺空間情報蓄積部が既に蓄積している周辺空間情報と、周辺空間情報取得部が取得した車両の現在位置の周辺空間情報と、目標駐車位置とに基づいて、車両の入庫経路を生成する。車両制御部は、経路生成部が生成した入庫経路に沿って、車両を現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる。
本開示に係る自動駐車制御装置によれば、頻繁に利用する駐車場において、目標駐車位置までの入庫経路を自動生成して、自動駐車を行うことができる。
図1は、実施の形態に係る駐車支援装置を備えた車両の概略構成を示す上面図である。 図2は、駐車支援装置の動作の一例を示す第1の図である。 図3は、駐車支援装置の動作の一例を示す第2の図である。 図4は、駐車支援装置のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。 図5は、駐車支援装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、駐車支援装置が周辺空間地図を生成する様子を示す第1の図である。 図7は、駐車支援装置が生成した周辺空間地図の一例を示す図である。 図8は、駐車支援装置が周辺空間地図を生成する様子を示す第2の図である。 図9は、図8のシーンにおいて、駐車支援装置が自動駐車を行っている様子の一例を示す図である。 図10は、入庫経路の経由地の設定方法を説明する第1の図である。 図11は、入庫経路の経由地の設定方法を説明する第2の図である。 図12は、駐車支援装置が周辺空間地図を生成する処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る駐車支援装置の実施の形態について説明する。
(駐車装置の全体構成)
まず、図1,図2,図3を用いて、駐車支援装置10の全体構成を説明する。図1は、実施の形態に係る駐車支援装置を備えた車両の概略構成を示す上面図である。図2は、駐車支援装置の動作の一例を示す第1の図である。図3は、駐車支援装置の動作の一例を示す第2の図である。
駐車支援装置10は、車両12に搭載されて、車両12を所定の目標駐車位置に駐車する際に、車両の現在位置から目標駐車位置まで自動駐車を行う。特に、本実施の形態の駐車支援装置10は、ユーザが頻繁に使用する目標駐車位置に対する駐車動作を支援するものである。
図1に示すように、車両12は、周囲に複数のカメラ13(13a,13b,13c,13d)を備える。カメラ13は、車両12の周囲の画像を撮像する。カメラ13aは、車両12のフロントバンパ等に設置されて、車両12の前方の水平画角約180°の撮像領域14aを撮像する。カメラ13bは、車両12の左ドアミラー等に設置されて、車両12の左側方の水平画角約180°の撮像領域14bを撮像する。カメラ13cは、車両12のリアバンパ等に設置されて、車両12の後方の水平画角約180°の撮像領域14cを撮像する。カメラ13dは、車両12の右ドアミラー等に設置されて、車両12の右側方の水平画角約180°の撮像領域14dを撮像する。なお、設置するカメラの台数及び設置位置は、図1の例に限定されるものではない。
また、車両12は、周囲に複数の超音波センサ15(15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h)を備える。超音波センサ15a~15dは、車両12のフロントバンパ等に設置されて、車両12の前方の測距領域16aの範囲に存在する、路面から高さを有する物標までの距離を計測する。また、超音波センサ15e~15hは、車両12のリアバンパ等に設置されて、車両12の後方の測距領域16bの範囲に存在する、路面から高さを有する物標までの距離を計測する。なお、設置する超音波センサの台数、及び設置位置は、図1の例に限定されるものではない。また、超音波センサの代わりに、測距機能を有する別のセンサ、例えばTоF(Time оf Flight)センサ等を用いてもよい。
駐車支援装置10は、各カメラが撮像した画像、及び各超音波センサが計測した測距情報を取得する。そして、駐車支援装置10は、取得した画像及び測距情報に基づいて、車両12の現在位置の周辺空間情報を生成する。周辺空間情報とは、例えば、車両の周囲の障害物をはじめ、路面の穴や段差、水たまり、雪、車止め、機械式駐車場におけるタイヤレール等の路面状況や、駐車枠を示す白線や枠線等を含む特徴点群の3次元空間位置を表す、いわゆる3次元マップである。なお、周辺空間情報は、公知の周囲環境認識技術を利用して生成すればよい。このようにして生成された、車両12の現在位置における周辺空間情報を、本実施の形態において、便宜上、車両12の周辺空間地図mi(i=1,2,…)と呼ぶ。ここで、添字iは、車両12の異なる現在位置に対応する。即ち、周辺空間地図miは、車両12の現在位置における、当該車両12の周辺空間情報を示す局所的な地図である。より具体的には、周辺空間地図miは、図1で説明した撮像領域14a,14b,14c,14d及び測距領域16a,16bの内部における特徴点群の3次元分布を示す。周辺空間地図miについて、詳しくは後述する(図6参照)。
駐車支援装置10は、車両12が現在位置から手動走行した際に、周辺空間地図miを生成する。そして、駐車支援装置10は、異なるタイミングで生成された複数の周辺空間地図miを融合することによって、目標駐車位置の周辺の周辺空間地図Mを生成する。なお、周辺空間地図Mは、本開示における周辺空間情報の一例である。周辺空間地図Mは、例えばSLAM(Simultaneоus Lоcalizatiоn And Mapping)等の技術を用いて生成される。周辺空間地図Mについて、詳しくは後述する(図7,図8参照)。
駐車支援装置10は、このようにして生成された周辺空間地図Mを用いて、車両12を、現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる。なお、車両12の周囲の周辺空間情報の位置は、時間とともに変化する場合もあるため、駐車支援装置10は、車両12が自動駐車を行っている間も、各カメラと各超音波センサによって、車両12の周囲の周辺空間情報の検知を行う。そして、自動駐車を行っている際に、車両12の直近に人物や他車両等の障害物を検出した場合には、車両12の速度制御や操舵制御を行って、これらの障害物を回避する。また、車両12の速度制御や操舵制御を行っても、これらの障害物を回避できないと判断された場合には、駐車支援装置10は車両12を停止させる。その後、駐車支援装置10は、停止した位置から目標駐車位置Pに向かう経路を再計算して、自動駐車を継続する。
例えば、図2は、車両12を、目標駐車位置Pの周辺のスタート位置S1に停車させて、駐車支援装置10に自動駐車を行わせた場合の車両12の移動軌跡を示す例である。なお、駐車支援装置10は、周辺空間地図Mを参照して、車両12の周辺に障害物がないと判断したものとする。
この場合、駐車支援装置10は、スタート位置S1から切り返し点S2まで車両12を移動経路20aに沿って前進させて、切り返し点S2で車両12の変速機を後退に切り替えて、目標駐車位置Pまで移動経路20bに沿って後退させる入庫経路を生成する。そして、駐車支援装置10は、生成した入庫経路に沿って、車両12を自動駐車させる。
また、図3は、車両12を、目標駐車位置Pの周辺のスタート位置S1に停車させて、駐車支援装置10に自動駐車を行わせた場合の車両12の移動軌跡を示す例である。なお、駐車支援装置10は、周辺空間地図Mを参照して、車両12の周辺に障害物18があると判断したものとする。
この場合、駐車支援装置10は、スタート位置S1から切り返し点S3まで車両12を移動経路20cに沿って前進させて、切り返し点S3で車両12の変速機を後退に切り替えて、目標駐車位置Pまで移動経路20dに沿って後退させる入庫経路を生成する。そして、駐車支援装置10は、生成した入庫経路に沿って、車両12を自動駐車させる。
図3の例において、駐車支援装置10は、周辺空間地図Mを参照することによって、車両12の周辺に障害物18があることを予め知ることができるため、障害物18との衝突を避けるために、図2で設定したのとは異なる切り返し点S3を設定する。
(駐車装置のハードウエア構成)
次に、図4を用いて、駐車支援装置10のハードウエア構成を説明する。図4は、駐車支援装置のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
駐車支援装置10は、ECU(Electronic Cotrol Unit)30と、車両制御情報ネットワーク34で互いに接続されたステアリング制御装置31と、駆動力制御装置32と、制動力制御装置33と、センサ情報ネットワーク41で互いに接続されたセンサコントローラ35と、GNSSレシーバ36と、通信装置38と、センターモニタ39と、タッチパネル40とを備える。
ECU30は、例えばCPU(Central Processing Unit)30aと、RAM(Random Access Memory)30bと、ROM(Read Only Memory)30cとを備えたコンピュータとして構成されている。なお、ECU30に、HDD(Hard Disk Drive)等から構成される記憶装置30dが内蔵されていてもよい。また、ECU30は、I/O(Input/Output)ポート30e,30fを備える。I/Oポート30eは、ECU30と、車両12の自動駐車を制御するステアリング制御装置31と、駆動力制御装置32と、制動力制御装置33との間で制御情報の送受信を行う。I/Oポート30fは、ECU30と、センサコントローラ35、GNSS(Global Navigation Satellite Sysytem)レシーバ36、通信装置38、センターモニタ39、タッチパネル40との間で各種情報の送受信を行う。
ECU30のRAM30b、ROM30c、記憶装置30d、及びI/Oポート30e,30fは、内部バス30gを介してCPU30aと各種情報の送受信が可能に構成されている。
ECU30は、ROM30cにインストールされているプログラムをCPU30aが実行することにより、駐車支援装置10が行う各種処理を制御する。
なお、本実施の形態の駐車支援装置10で実行されるプログラムは、予めROM30cに組み込まれて提供されてもよいし、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
さらに、本実施の形態の駐車支援装置10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由で通信装置38からダウンロードさせることによって提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の駐車支援装置10で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供、又は配布するように構成しても良い。
記憶装置30dは、車両12の現在位置を特定するために使用する地図データや、後述する周辺空間地図mi、周辺空間地図M等を記憶する。
ステアリング制御装置31は、駐車支援装置10からの指示に基づいて、車両12の操舵角を制御する。具体的には、ステアリング制御装置31は、駐車支援装置10からの指示に基づいて、操舵アクチュエータを指示された方向に指示された量だけ動作させることによって、車両12の操舵角を制御する。
駆動力制御装置32は、駐車支援装置10からの指示に基づいて、車両12のアクセル開度を制御する。具体的には、駆動力制御装置32は、駐車支援装置10からの指示に基づいて、エンジンのスロットル開度を調整するスロットルアクチュエータを指示された方向に指示された量だけ動作させることによって、車両12の駆動力を制御する。なお、車両12が電気自動車の場合には、駆動力制御装置32は、車両12の駆動モータの回転状態を制御することによって、車両12の駆動力を制御する。
制動力制御装置33は、駐車支援装置10からの指示に基づいて、車両12の制動力を制御する。具体的には、制動力制御装置33は、駐車支援装置10からの指示に基づいて、ブレーキアクチュエータを指示された量だけ動作させることによって、車両12の制動力を制御する。
センサコントローラ35は、カメラ13及び超音波センサ15の動作を制御する。また、センサコントローラ35は、カメラ13が撮像した画像、及び超音波センサ15が計測した距離データを取得して、ECU30に送信する。
GNSSレシーバ36は、GNSS衛星から発信されたGNSS信号をGNSSアンテナ37から取得して、ECU30に送信する。GNSS信号は、車両12の現在位置及び進行方向を特定するために利用される。
通信装置38は、例えば車両12の外部に備えられたサーバ装置と無線通信を行うことによって、記憶装置30dの記憶容量を節約するために、記憶装置30dに代わって周辺空間地図mi、周辺空間地図M等を記憶する。また、通信装置38は、サーバ装置と無線通信を行うことによって、ECU30を動作させる制御プログラムの更新を行う。また、通信装置38は、駐車支援装置10が搭載された車両12を、歩行者、インフラ、ネットワーク等と接続して相互連携を行う、いわゆるV2X(Vehicle to X)での活用を可能とするための通信モジュールとして機能する。
センターモニタ39は、車両12の、例えばセンターコンソール等に設置されて、駐車支援装置10の動作状態等に係る情報を表示する。
タッチパネル40は、センターモニタ39に積層されて設置されて、駐車支援装置10の動作指示に係るユーザの操作情報を取得する。そして、タッチパネル40は、取得した操作情報をECU30に送信する。
(駐車装置の機能構成)
次に、図5を用いて、駐車支援装置10の機能構成を説明する。図5は、駐車支援装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
駐車支援装置10のECU30は、当該ECU30に格納された制御プログラムをRAM30bに展開して、CPU30aに動作させることによって、図5に示す周辺空間情報取得部51と、現在位置取得部52と、周辺空間情報蓄積部53と、周辺空間情報読出部54と、経由地設定部55と、経路生成部56と、操作情報取得部57と、車両制御部58とを機能部として実現する。
周辺空間情報取得部51は、車両12の周辺空間情報を取得する。具体的には、周辺空間情報取得部51は、カメラ13が撮像した車両12の周囲の画像と、超音波センサ15が計測した距離情報とに基づいて、車両12の周囲の周辺空間情報を取得する。そして、周辺空間情報取得部51は、取得した周辺空間情報を、車両12の現在位置における、車両12の周囲の空間情報の3次元分布を示す周辺空間地図miとする。なお、周辺空間情報取得部51は、車両12を目標駐車位置Pの周辺において、手動走行で移動させた際に周辺空間地図miを取得する。
なお、周辺空間情報取得部51は、車両12のユーザの指示を受けて、車両12を目標駐車位置Pから手動走行によって低速で出庫させた場合に、車両12の周辺空間地図miを取得する。周辺空間地図miの取得は、目標駐車位置Pの周辺がクリーンな状態、即ち、車両12が自動駐車を行う際に走行する入庫経路上に、車両の駐車や歩行者等が存在しない状態で行うのが望ましい。また、周辺空間情報取得部51は、車両12を目標駐車位置Pに停車させた状態から周辺空間地図miの取得を開始する。そして、駐車支援装置10は、周辺空間地図miの取得を開始した際の車両12の位置と向きを、自動駐車完了時の車両12の位置と向きに設定する。これによって、自動駐車完了時の車両12の位置と向きとの設定を容易に行うことができる。なお、周辺空間情報取得部51は、車両12のユーザの指示を受けて、目標駐車位置Pの周辺の任意の地点で車両12を低速で手動走行させた場合に、車両12の周辺空間地図miを取得する。更に、周辺空間情報取得部51は、車両12が自動駐車を行う際に、車両12の周辺空間地図miを取得する。このように、目標駐車位置Pの周辺で車両12を手動走行させて取得された周辺空間地図miと、自動駐車中に取得された周辺空間地図miとは、ユーザの確認を得た上で、後述する周辺空間情報蓄積部53の作用によって、周辺空間地図Mに融合される。
周辺空間情報取得部51は、車両12のユーザの指示で周辺空間地図miの取得を終了してもよいし、車両12の走行状態に基づいて、周辺空間地図miの取得を自動的に終了してもよい。例えば、車両12が目標駐車位置Pから所定距離以上離れた場合や車両12の車速が所定値以上になった場合に、周辺空間地図miの取得を自動的に終了してもよい。
現在位置取得部52は、車両12の現在位置及び進行方向を取得する。具体的には、現在位置取得部52は、車両12が移動した際に出力する車速パルスや操舵角信号、または車両12に搭載されたカーナビゲーションシステムが備える非図示のジャイロセンサが出力する車両12の角速度等に基づいて、車両12の現在位置及び進行方向を推定(デッドレコニング)する。その際、GNSSアンテナ37が受信したGNSS信号を参照してもよい。
周辺空間情報蓄積部53は、周辺空間情報取得部51が取得した空間情報を蓄積することによって、周辺空間地図Mを生成する。具体的には、周辺空間情報蓄積部53は、車両12の周囲の複数の位置で取得した周辺空間地図miを融合することによって、周辺空間地図Mを生成する。より具体的には、周辺空間情報蓄積部53は、周辺空間情報取得部51が周辺空間地図miを生成する都度、現時点で生成された周辺空間地図miを、蓄積された周辺空間地図Mに融合する。
周辺空間情報読出部54は、記憶装置30dから、目標駐車位置Pの周辺空間地図Mを読み出す。
経由地設定部55は、後述する経路生成部56が、車両12を現在位置から目標駐車位置Pまで移動させる際の車両12の入庫経路を生成する際に、当該車両12を通過させる経由地を設定する。具体的には、経由地設定部55は、ユーザの操作指示を受けて、経由地の位置と、当該経由地における車両12の向きと、入庫経路が辿る経由地の順番とを設定する。ユーザの操作指示は、例えば、車両12に設置されたセンターモニタ39に表示された周辺空間地図Mに対して、タッチパネル40の操作によって、経由地の位置と、当該経由地における車両12の向きと、経由地の順番とを入力することによって行う。また、タッチパネル40上で、車両12の現在位置から目標駐車位置Pまでを指でなぞることによって、入庫経路の概形を指定してもよい。なお、経由地の設定について、詳しくは後述する(図10,図11参照)。
経路生成部56は、車両12を現在位置から目標駐車位置Pまで自動駐車させる際に、周辺空間情報蓄積部53が既に蓄積している周辺空間地図Mと、周辺空間情報取得部51が取得した車両12の現在位置の周辺の周辺空間地図miと、目標駐車位置Pとに基づいて、車両12を現在位置から目標駐車位置Pまで移動させる入庫経路を生成する。なお、入庫経路を生成する際には、車両12のサイズに係る情報、例えば、車両12の全長やホイールベース、トレッド等も利用される。また、経路生成部56は、車両12が、既に登録された目標駐車位置Pから所定距離以内に接近した場合であって、操作情報取得部57がユーザの操作指示を取得したことを条件として、入庫経路を生成する。
操作情報取得部57は、駐車支援装置10に対するユーザの操作指示を取得する。操作情報取得部57は、目標駐車位置Pの登録指示、周辺空間地図miの取得開始及び取得終了指示、経由地の設定指示、自動駐車の開始指示、周辺空間地図Mの更新指示等の各種指示を取得する。
車両制御部58は、経路生成部56が生成した入庫経路に沿って、車両12を自動駐車させて、目標駐車位置Pへの駐車を行う。具体的には、車両制御部58は、ステアリング制御装置31と駆動力制御装置32と制動力制御装置33とを協調させて動作させることにより、現在位置取得部52が随時取得する車両12の現在位置が、生成された入庫経路を辿るように、車両12の挙動を制御する。
なお、周辺空間情報取得部51は、車両制御部58が車両12を自動駐車させている間も、車両12の周囲の周辺空間情報の取得を続行する。そして、自動駐車中に車両12の周囲に接触の恐れがある障害物が検出された場合は、車両制御部58は、随時、車両12の速度制御や操舵制御を行って、これらの障害物を回避しながら自動駐車を行う。また、車両12の速度制御や操舵制御を行っても、これらの障害物を回避できないと判断された場合には、車両制御部58は、車両12を停止させて、停止した位置から目標駐車位置Pに向かう経路を再計算して、自動駐車を継続する。
(周辺空間地図miの生成方法)
次に、図6を用いて、駐車支援装置10が周辺空間地図mi及び周辺空間地図Mを生成する方法を説明する。図6は、駐車支援装置が周辺空間地図を生成する様子を示す第1の図である。
駐車支援装置10は、目標駐車位置Pの周辺で車両12を手動走行させた際に、前記した周辺空間地図miと、周辺空間地図miを融合した周辺空間地図Mとを生成する。駐車支援装置10は、目標駐車位置Pに車両を停止させた状態で、ユーザによる周辺空間地図miの取得開始の指示がなされた際に、現在位置と車両12の向きとを目標駐車位置Pとして記憶する。より具体的には、目標駐車位置Pが初めて記憶された場合のみ、駐車支援装置10はユーザに対して、「この地点を目標駐車位置として記憶してよいですか?」等の確認を行う。そして、ユーザの承諾を受けて目標駐車位置Pを記憶する。以後、目標駐車位置Pにおいてユーザによる周辺空間地図miの取得開始の指示がなされた際には、駐車支援装置10は、目標駐車位置Pの周辺で過去に取得した周辺空間地図Mを読み出して、現時点で取得した周辺空間地図miを融合することによって、周辺空間地図Mを更新する。
図6の例は、車両12を目標駐車位置Pから出庫して、位置L1,L2,L3,L4の順に手動走行させた場合を示す。この場合、駐車支援装置10は、以下の手順で周辺空間地図mi及び周辺空間地図Mを生成する。
車両12が目標駐車位置Pに停車しているときに、駐車支援装置10は、周辺空間情報取得部51に、車両12の周辺空間情報を取得させる。この場合、位置L1において、周辺空間地図m1が生成される。なお、周辺空間地図m1は、車両12の現在位置と、車両12の進行方向と、周辺空間情報取得部51が取得した周辺空間情報とを記憶する。なお、周辺空間情報は、車両12の周辺の空間特徴を構成する3次元の点の集合(点群情報)として記述される。点群を構成する各点は、それぞれの点が有する特徴を表す情報(障害物、駐車枠線、路面の穴、段差等)がラベル付けされているものとする。
運転者は、車両12を位置L1から位置L2まで、手動走行で低速で前進させる。このとき、周辺空間情報取得部51は、車両12の周囲の周辺空間情報を検出することによって、周辺空間地図m2,m3を生成する。そして、周辺空間情報蓄積部53は、先に生成された周辺空間地図m1と周辺空間地図m2,m3とを融合することによって、周辺空間地図M(図6には不図示)を生成する。なお、実際は新たな周辺空間地図miが生成されるたびに、当該周辺空間地図miが融合された周辺空間地図Mが生成される。
次に、運転者は、車両12を位置L2から位置L3まで、手動走行で低速で後退させる。このとき、周辺空間情報取得部51は、随時、車両12の周囲の周辺空間情報を検出する。これにより、周辺空間地図m4,m5が生成される。生成された周辺空間地図m4,m5は融合されて、周辺空間地図Mが更新される。
そして、運転者は、車両12を位置L3から位置L4まで、手動走行で低速で前進させる。このとき、周辺空間情報取得部51は、随時、車両12の周囲の周辺空間情報を検出する。これにより、周辺空間地図m6が生成される。生成された周辺空間地図m6は融合されて、周辺空間地図Mが更新される。なお、図6は説明を簡単にするため、離散的な周辺空間地図miを示すが、実際には周辺空間地図miの生成は短い周囲で繰り返されるため、より多くの周辺空間地図miが生成される。そして、周辺空間地図miを融合した周辺空間地図Mは、目標駐車位置Pの周辺において、路面を隙間なく覆ったものとなる(図7参照)。
なお、車両が位置L4まで移動した際に、運転者は、タッチパネル40を操作することによって、周辺空間地図miの生成と周辺空間地図Mへの融合を終了させる。
また、駐車支援装置10の現在位置取得部52が、車両12が目標駐車位置Pから所定距離離れたことを検出した際に、周辺空間情報取得部51に対して、周辺空間地図miの生成と周辺空間地図Mへの融合を終了させてもよい。
なお、周辺空間情報取得部51は、目標駐車位置Pに入庫する際に周辺空間地図miの生成と周辺空間地図Mへの融合を行ってもよい。具体的には、車両12が、予め記憶された目標駐車位置Pに近づいた際に、運転者が、タッチパネル40を操作することによって、周辺空間地図miの生成と周辺空間地図Mへの融合を開始させてもよい。また、車両12が予め記憶された目標駐車位置Pから所定距離以内に接近したことを検出した際に、周辺空間情報取得部51に対して、周辺空間地図miの生成と周辺空間地図Mへの融合の開始を指示してもよい。
(周辺空間地図の生成方法)
次に、図7を用いて、駐車支援装置10が生成した周辺空間地図Mについて説明する。図7は、駐車支援装置が生成した周辺空間地図の一例を示す図である。
周辺空間情報蓄積部53は、周辺空間地図miを随時融合することによって周辺空間地図Mを生成する。より具体的には、周辺空間情報蓄積部53は、新たに生成された周辺空間地図miを、当該周辺空間地図miに記憶された車両12の現在位置と車両12の進行方向とに基づいて、既に生成済みの周辺空間地図Mと融合させる。なお、融合を行う際の演算方法は問わない。この融合処理によって、各周辺空間地図miが融合されて、目標駐車位置Pの周囲における周辺空間地図Mが生成される。
図7は、図6の環境において生成された周辺空間地図Mの一例を示す。周辺空間地図Mは、3次元空間における空間特徴の種類と存在位置とを示す3次元情報であるが、ここでは、分かり易くするために、路面を上方から見た上面図で表す。図7に示す周辺空間地図Mには、例えば、目標駐車位置Pを示す駐車枠線の位置、障害物18の位置等の特徴点の分布状態が表現される。なお、図7は、上面図であるため、障害物18については、路面上での障害物18の車両12側の辺縁位置18aが表示される。
周辺空間地図Mは、目標駐車位置Pの周辺の領域を漏れなく網羅するのが望ましい。そのため、駐車支援装置10は、例えば運転者の指示を受けて、周辺空間地図Mをセンターモニタ39に表示する機能を備えてもよい。運転者は最新の周辺空間地図Mを確認して、欠落している領域の存在を把握し、欠落している領域を網羅するように車両12を低速で手動走行させて、周辺空間地図miを生成させることができる。そして、生成された周辺空間地図miは周辺空間地図Mに融合されて、網羅範囲がより広い周辺空間地図Mに更新される。
このように、周辺空間地図Mは、目標駐車位置Pの周辺空間情報を示す、換言すると、周辺空間地図Mは、路面から段差のない領域、即ち車両12が移動可能な領域を示すため、駐車支援装置10は、車両12を、周辺空間地図M内の任意の位置から目標駐車位置Pまで自動駐車させることができる。したがって、車両12を目標駐車位置Pに自動駐車させる際に、運転者は、車両12を必ずしも目標駐車位置Pの近傍に停車させる必要はない。例えば、車両12を、図7に示す位置、即ち目標駐車位置Pの周辺の離れた位置に停車させて、その位置から目標駐車位置Pまで自動駐車を行わせることができる。また、停車させた際の車両12の向きも問わない。
(駐車支援装置の動作例)
次に、図8と図9を用いて、複雑な目標駐車位置Pに対して、駐車支援装置10が行う自動駐車の動作例を説明する。図8は、駐車支援装置が周辺空間地図を生成する様子を示す第2の図である。図9は、図8のシーンにおいて、駐車支援装置が自動駐車を行っている様子の一例を示す図である。
図8において、車両12が目標駐車位置Pに停車しているときに、駐車支援装置10の現在位置取得部52は、車両12が、過去に記憶した目標駐車位置Pの近傍にいると判定して、周辺空間情報取得部51に、車両12の周辺空間情報を取得させる。この場合、位置L10において、周辺空間地図m1が生成される。
運転者は、車両12を位置L10から位置L11を経由して位置L12まで、手動走行で低速で前進させる。このとき、周辺空間情報取得部51は、随時、車両12の周辺空間情報を取得する。これにより、周辺空間地図m11,m12,m13が生成される。そして、周辺空間情報蓄積部53は、生成された周辺空間地図m11,m12,m13を、随時、周辺空間地図Mに融合する。
次に、運転者は、車両12を位置L12から位置L13まで、手動走行で低速で後退させる。このとき、周辺空間情報取得部51は、随時、車両12の周囲の周辺空間情報を検出する。これにより、周辺空間地図m14が生成される。そして、周辺空間情報蓄積部53は、生成された周辺空間地図m14を、随時、周辺空間地図Mに融合する。
そして、運転者は、車両12を位置L13から位置L14まで、手動走行で低速で前進させる。このとき、周辺空間情報取得部51は、随時、車両12の周囲の周辺空間情報を検出する。これにより、周辺空間地図m15,m16,m17,m18が生成される。そして、周辺空間情報蓄積部53は、生成された周辺空間地図m15,m16,m17,m18を、随時、周辺空間地図Mに融合する。なお、図8は説明を簡単にするため、離散的な周辺空間地図miを示すが、実際には周辺空間地図miの生成は短い周囲で繰り返されるため、より多くの周辺空間地図miが生成されて、周辺空間地図Mに融合される。
なお、図8に示す例では、目標駐車位置Pは駐車場の突き当りの壁際に存在する。そして、目標駐車位置Pの左方には、路面において辺縁位置18bを有する壁状の障害物が存在するものとする。また、目標駐車位置Pの前方には、路面において辺縁位置18cを有する壁状の障害物が存在するものとする。
駐車支援装置10の周辺空間情報蓄積部53は、図9に示すように、目標駐車位置Pを取り囲む楕円領域と、図8に示した周辺空間地図m10~m18が網羅する領域とを融合した周辺空間地図Mを生成する。そして、生成された周辺空間地図Mの中には、目標駐車位置Pを示す駐車枠線の位置と、路面領域と、障害物の位置とが記録される。
駐車支援装置10は、車両12を、周辺空間地図M内の任意の位置から目標駐車位置Pまで自動駐車させることができる。例えば、車両12の運転者は、図9に示す位置L20において、自動駐車の開始を指示することができる。
このとき、駐車支援装置10の経路生成部56は、周辺空間地図Mと、車両12の現在位置と、目標駐車位置Pとに基づいて、車両12を、現在位置から目標駐車位置Pまで移動させる際の車両12の入庫経路を生成する。
入庫経路の算出は、公知の方法を用いて行えばよい。例えば、経路生成部56は、車両12のサイズに係る情報(全長、ホイールベース、トレッド等)と、当該サイズに係る情報から算出される、車両12の移動軌跡に係る情報(操舵角と回転半径との関係等)とを参照して、周辺空間地図Mと、車両12の現在位置と、目標駐車位置Pとに基づいて、車両12の入庫経路を生成する。
図9の例では、駐車支援装置10の経路生成部56は、車両12の位置L20から目標駐車位置Pに至る入庫経路を生成する。入庫経路には様々なバリエーションがあるが、ここでは、移動経路21a,21b,21c,21dによって形成される入庫経路が生成されるとする。即ち、車両12は、移動経路21aを辿って位置L21まで移動する。その後、車両12は、後退して移動経路21bを辿って位置L22まで移動する。そして、車両12は、前進して移動経路21cを辿って位置L23まで移動する。更に、車両12は、後退して移動経路21dを辿り、位置L24を通過して目標駐車位置Pに入庫する。
このように、駐車支援装置10は、目標駐車位置Pの周辺の領域に亘る周辺空間地図Mを記憶しているため、目標駐車位置Pの周辺の道路構造が複雑であっても、車両12を周辺空間地図Mの内部の任意の位置から、目標駐車位置Pまで自動駐車させることができる。
(経由地の設定)
次に、図10と図11を用いて、駐車支援装置10の経路生成部56が、車両12の入庫経路を生成させる際に、入庫経路が通過する経由地を設定する機能を説明する。図10は、入庫経路の経由地の設定方法を説明する第1の図である。図11は、入庫経路の経由地の設定方法を説明する第2の図である。
経路生成部56は、ユーザから、経由地の設定を行う旨の操作指示を取得して、センターモニタ39に、目標駐車位置Pの周辺の周辺空間地図Mを表示する。このとき、周辺空間地図Mには、目標駐車位置Pと、現在位置L30に描画された車両12のアイコンとが併せて表示される。ユーザは、センターモニタ39に積層されたタッチパネル40の車両12にタッチして、車両12のアイコンを設定したい経由地にスライドさせる。このとき、車両12のアイコンは、タッチパネル40の操作に応じて、描画位置及び向きを自由に変更できる。なお、実際の周辺空間地図は3次元にプロットされた点群情報であるが、ユーザに分かり易いように、ここでは、路面の上面図を表示するものとする。
このようにして、例えば、図10に示す経由地Wp1を設定する。なお、経由地Wp1は、入庫経路がその地点を通過する、文字通りの経由地であってもよいし、その位置で切り返しを行う切り返し点であってもよい。なお、このようにして設定した経由地Wp1の位置と経由地Wp1における車両12の向きとは、ユーザがマニュアル操作で設定したものであるため、必ずしも正確な情報ではない。そのため、経路生成部56は、設定された経由地Wp1を含む小領域を通過するような入庫経路を生成するのが望ましい。
また、前記した経由地Wp1の設定方法は一例であって、前記した方法に限定されるものではなく、その他の操作方法によって設定してもよい。
このように経由地Wp1を設定することによって、経路生成部56が入庫経路を生成する際の制約を課すことができるため、制約が全くない状態で入庫経路を生成する場合と比較して、駐車支援装置10の計算負荷を低減させることができる。また、ユーザが意図しない入庫経路の生成を抑制することができる。
経由地の設定個数は1個に限定されるものではない。図11は、目標駐車位置Pの周囲が複雑な構造になっている場合に、複数の経由地Wp2,Wp3,Wp4,Wp5を設定した例である。
ユーザは、センターモニタ39に表示された目標駐車位置Pの周辺空間地図Mを眺めて、入庫経路の概略形状を想起する。そして、想起した入庫経路を、車両12の現在位置L32から目標駐車位置Pまで辿った際の通過地点又は切り返し点を、タッチパネル40を操作することによって、センターモニタ39上で設定する。
図11は、経由地Wp2,Wp3,Wp4,Wp5がそれぞれ設定された状態を示す。なお、ユーザは、経由地の順番も設定する。即ち、ユーザは、自身が想起した入庫経路を、現在位置から目標駐車位置Pまで辿る順に、経由地を設定する。
経路生成部56は、このようにして設定された経由地Wp2,Wp3,Wp4,Wp5を指定された車両姿勢で通過するように、入庫経路を生成する。図11の例の場合、例えば、図9で説明した入庫経路が生成される。
なお、経由地を毎回設定するのは手間がかかるため、駐車支援装置10は、設定された経由地を周辺空間地図Mと関連付けて保存しておくのが望ましい。そして、再び目標駐車位置Pの周辺から自動駐車を開始する際に、周辺空間地図Mとともに設定された経由地が読み出されて、経路生成部56が入庫経路を生成する際に利用される。また、目標駐車位置Pの周囲の道路構造が複雑な場合、入庫時の車両12の切り返し回数が増加する。駐車支援装置10は、予め切り返し回数の上限値(例えば切り返し回数2)を有しており、経由地が設定されているか否かに関わらずに、当該上限値の範囲内で入庫経路を生成する。したがって、ユーザが指定した経由地の数によっては切り返し回数が上限値を超える場合がある。このような場合、駐車支援装置10は生成した入庫経路をセンターモニタ39に表示して、ユーザの確認を仰ぐ。そして、ユーザの承認が得られたことを条件として、生成された入庫経路に沿って自動駐車を行う。
(駐車支援装置が行う周辺空間地図生成処理の流れ)
次に、図12を用いて、駐車支援装置10の周辺空間情報取得部51が周辺空間地図miを生成する際の処理の流れを説明する。図12は、駐車支援装置が周辺空間地図を生成する処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。
まず、ユーザは、車両12を手動走行させて、目標駐車位置Pまで移動させる(ステップS11)。なお、車両12を目標駐車位置Pまで移動させた際の車両12の位置と向きが、自動駐車完了時の車両12の位置と向きに設定される。
操作情報取得部57は、周辺空間地図miの生成開始が指示されたかを判定する(ステップS12)。周辺空間地図miの生成開始が指示されたと判定される(ステップS12:Yes)とステップS13に進む。一方、周辺空間地図miの生成開始が指示されたと判定されない(ステップS12:No)と、操作情報取得部57は、ステップS12の判定を繰り返す。
ステップS12において、周辺空間地図miの生成開始が指示されたと判定されると、周辺空間情報取得部51は、車両12の周囲の周辺空間地図miを取得する(ステップS13)。
周辺空間情報蓄積部53は、ステップS13で取得された周辺空間地図miを周辺空間地図Mに融合する(ステップS14)。
ユーザは、車両12を低速で手動走行させる(ステップS15)。
操作情報取得部57は、周辺空間地図miの生成終了が指示されたかを判定する(ステップS16)。周辺空間地図miの生成終了が指示されたと判定される(ステップS16:Yes)とステップS17に進む。一方、周辺空間地図miの生成終了が指示されたと判定されない(ステップS16:No)と、ステップS13に戻って、前記した処理を繰り返す。
ステップS16において、周辺空間地図miの生成終了が指示されたと判定されると、周辺空間情報蓄積部53は、ステップS14で融合した周辺空間地図Mを保存する(ステップS17)。その後、駐車支援装置10は図12の処理を終了する。
(駐車支援装置が行う自動駐車制御の流れ)
次に、図10と図11を用いて、具体的な駐車シーンにおける駐車支援装置10の概略動作を説明する。
図10に示す目標駐車位置Pに対して、車両12を現在位置L30に停車させた状態において自動駐車の開始が指示されたものとする。このとき、経路生成部56は、車両12を経由地Wp1まで前進させた後、車両12を後退させることによって駐車可能であると判断して、入庫経路を生成する。そして、車両制御部58は、車両12の自動駐車を開始する。
また、図10に示す目標駐車位置Pに対して、車両12を現在位置L31に停車させた状態において自動駐車の開始が指示されたものとする。このとき、経路生成部56は、車両12を後退させるのみで駐車可能であると判断して、入庫経路を生成する。そして、車両制御部58は、車両12の自動駐車を開始する。
図11に示す目標駐車位置Pに対して、車両12を現在位置L32に停車させた状態において自動駐車の開始が指示されたものとする。このとき、経路生成部56は、ユーザによって指示された経由地Wp2,Wp3,Wp4,Wp5を順に辿る入庫経路を生成する。図11に示す例の場合、経由地Wp2,Wp3,Wp4でそれぞれ切り返しを行う(切り返し回数3)入庫経路が生成される。車両12の切り返し回数が、予め設定された上限値(切り返し回数2)よりも多いため、駐車支援装置10は、生成された入庫経路をセンターモニタ39に表示してユーザの判断を仰ぐ。ユーザは生成された入庫経路を確認して、例えば、センターモニタ39に表示された開始ボタンをタッチすることによって、自動駐車の開始を指示する。そして、車両制御部58は、車両12の自動駐車を開始する。なお、生成された入庫経路が望ましくない場合、ユーザは再度経由地を設定するか、経路生成部56に入庫経路を生成させる。
なお、自動駐車を実行している際に、周辺空間情報取得部51が取得した周辺空間地図miの中に、周辺空間地図Mに保存されていない新たな特徴点が発見される場合がある。このような場合には、自動駐車が完了した後で、新たに発見された特徴点を、センターモニタ39に例えば上面図で表示して、ユーザに対して、当該特徴点を周辺空間地図Mに融合してよいかを判断させればよい。そして、ユーザの許諾が得られた場合に、周辺空間情報蓄積部53は、周辺空間地図Mに、新たに発見された特徴点を融合することによって更新する。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、本実施形態の駐車支援装置10は、車両12の周辺の周辺空間情報を取得する周辺空間情報取得部51と、周辺空間情報取得部51が取得した周辺空間地図miを蓄積する周辺空間情報蓄積部53と、車両12を現在位置から目標駐車位置Pまで移動させる自動駐車させる際に、周辺空間情報蓄積部53が既に蓄積している周辺空間地図M(空間情報)と、周辺空間情報取得部51が取得した車両12の現在位置の周辺の周辺空間地図mi(空間情報)と、目標駐車位置Pとに基づいて、車両12の入庫経路を生成する経路生成部56と、経路生成部56が生成した入庫経路に沿って、車両12を現在位置から目標駐車位置Pまで自動駐車させる車両制御部58と、を備える。したがって、頻繁に利用する駐車場において、目標駐車位置までの入庫経路を自動生成することができる。
また、本実施形態の駐車支援装置10において、周辺空間情報蓄積部53は、周辺空間情報蓄積部53が既に蓄積している周辺空間地図M(周辺空間情報)に、現時点で周辺空間情報取得部51が取得した周辺空間地図mi(周辺空間情報)を融合することによって、周辺空間地図Mを更新する。したがって、目標駐車位置Pの周辺における正確な周辺空間情報を容易に取得することができる。
また、本実施形態の駐車支援装置10において、周辺空間情報取得部51は、車両12の走行状態に基づいて、周辺空間地図mi(周辺空間情報)の取得を終了する。したがって、ユーザの操作忘れを防止することができる。
また、本実施形態の駐車支援装置10において、周辺空間情報蓄積部53は、車両12を、目標駐車位置Pから手動走行で移動させた際に、周辺空間情報取得部51が取得した周辺空間地図mi(空間情報)を蓄積する。したがって、目標駐車位置Pに停止した状態から周辺空間地図miの取得を開始することによって、自動駐車完了時の車両12の位置と向きとの設定を容易に行うことができる。
また、本実施形態の駐車支援装置10は、入庫経路が通過する経由地と、当該経由地における車両12の向きと、入庫経路が辿る経由地の順番とを設定する経由地設定部55を更に備える。したがって、入庫経路に条件を課すことによって、経路生成をより高速に実行することができる。また、ユーザが意図しない入庫経路の生成を抑制することができる。
また、本実施形態の駐車支援装置10は、ユーザの操作指示を取得する操作情報取得部57を更に備えて、経路生成部56は、車両12が目標駐車位置Pから所定距離以内に接近した場合であって、操作情報取得部57が、ユーザの操作指示を取得したことを条件として、入庫経路を生成して、車両制御部58は、車両12の自動駐車を開始する。したがって、車両12を、周辺空間地図M内の任意の位置から目標駐車位置Pまで自動駐車させることができる。
なお、駐車支援装置10は、以下のようなシーンにおいて、特に有効に機能する。例えば、毎日の通勤で車両12を使用する父親が、手動走行で、理想的な位置及び方向で車両12を停止する。なお、目標駐車位置Pは狭いため、運転席側にドアを開いて乗降可能な空間を確保する必要があるとする。理想的な位置及び方向に車両12を停止した状態で、駐車支援装置10に対して、目標駐車位置Pの周辺の周辺空間情報の収集開始を指示することによって、車両12の停車位置及び向きが、目標駐車位置Pとして設定される。
父親は、車両12を手動で低速走行させて、目標駐車位置Pから出庫する。そして、駐車支援装置10は、目標駐車位置Pの周辺の周辺空間情報の取得を開始する。
父親は、目標駐車位置Pの周辺空間情報を正確かつ漏れなく収集するために、周辺空間情報の取得は、できるだけ晴れた日の明るい時間に行うのが望ましい。更に、目標駐車位置Pの周辺に、普段は存在しない障害物等がない状態で行うのが望ましい。また、父親は、目標駐車位置Pからの通常の出庫経路のみならず、例えば、図6における位置L3,L4等を含む範囲も走行させて、できるだけ広範囲に亘って目標駐車位置Pの周辺を網羅する周辺空間情報を取得するのが望ましい。
周辺空間情報の取得後、父親は、目標駐車位置Pの周辺に車両12を停車させて、車両12を目標駐車位置Pまで自動駐車させる。そして、取得した周辺空間情報を利用することによって、理想的な位置及び方向に車両12を駐車できることを確認する。
運転に不慣れな子供が車両12を使用する際に、駐車支援装置10は、記憶された目標駐車位置Pに関連付いた周辺空間情報を読み出して、当該周辺空間情報を参照して、車両12を目標駐車位置Pに自動駐車させる。このとき、駐車支援装置10は、運転席側にドアを開いて乗降可能な空間が確保された状態で車両12を駐車させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、この実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 駐車支援装置
12 車両
13,13a,13b,13c,13d カメラ
14a,14b,14c,14d 撮像領域
15,15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h 超音波センサ
16a,16b 測距領域
18 障害物
18a,18b,18c 辺縁位置
20a,20b,20c,20d 移動経路
21a,21b,21c,21d 移動経路
30 ECU
30a CPU
51 周辺空間情報取得部
52 現在位置取得部
53 周辺空間情報蓄積部
54 周辺空間情報読出部
55 経由地設定部
56 経路生成部
57 操作情報取得部
58 車両制御部
L1,L2,L3,L4 位置
L10,L11,L12,L13,L14 位置
L20,L21,L22,L23 位置
L30,L31,L32 現在位置
mi 周辺空間地図(周辺空間情報)
M 周辺空間地図(周辺空間情報)
P 目標駐車位置
S1 スタート位置
S2,S3 切り返し点
Wp1,Wp2,Wp3,Wp4,Wp5 経由地

Claims (8)

  1. 車両の周辺空間情報を取得する周辺空間情報取得部と、
    前記周辺空間情報取得部が取得した周辺空間情報を蓄積する周辺空間情報蓄積部と、
    前記車両を現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる際に、前記周辺空間情報蓄積部が既に蓄積している周辺空間情報と、前記周辺空間情報取得部が取得した前記車両の現在位置の周辺空間情報と、前記目標駐車位置とに基づいて、前記車両の入庫経路を生成する経路生成部と、
    前記経路生成部が生成した入庫経路に沿って、前記車両を現在位置から前記目標駐車位置まで自動駐車させる車両制御部と、を備える
    駐車支援装置。
  2. 前記周辺空間情報蓄積部は、
    当該周辺空間情報蓄積部が既に蓄積している前記周辺空間情報に、現時点で前記周辺空間情報取得部が取得した前記周辺空間情報を融合することによって、前記周辺空間情報を更新する、
    請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記周辺空間情報取得部は、
    前記車両の走行状態に基づいて、前記周辺空間情報の取得を終了する、
    請求項1又は請求項2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記周辺空間情報蓄積部は、
    前記車両を、前記目標駐車位置から手動走行で移動させた際に、前記周辺空間情報取得部が取得した前記周辺空間情報を蓄積する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  5. 前記入庫経路が通過する経由地と、当該経由地における前記車両の向きと、前記入庫経路が辿る経由地の順番とを設定する経由地設定部を更に備える、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  6. ユーザの操作指示を取得する操作情報取得部を更に備えて、
    前記経路生成部は、
    前記車両が前記目標駐車位置から所定距離以内に接近した場合であって、前記操作情報取得部が、前記操作指示を取得したことを条件として、前記入庫経路を生成して、
    前記車両制御部は、前記車両の自動駐車を開始する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  7. 車両の周辺の空間情報を取得する周辺空間情報取得プロセスと、
    前記周辺空間情報取得プロセスが取得した空間情報を蓄積する周辺空間情報蓄積プロセスと、
    前記車両を現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる際に、前記周辺空間情報蓄積プロセスが既に蓄積している空間情報と、前記周辺空間情報取得プロセスが取得した前記車両の現在位置の周辺の空間情報と、前記目標駐車位置とに基づいて、前記車両の入庫経路を生成する経路生成プロセスと、
    前記経路生成プロセスが生成した入庫経路に沿って、前記車両を現在位置から前記目標駐車位置まで自動駐車させる車両制御プロセスと、を備える
    駐車支援方法。
  8. コンピュータを、
    車両の周辺空間情報を取得する周辺空間情報取得部と、
    前記周辺空間情報取得部が取得した周辺空間情報を蓄積する周辺空間情報蓄積部と、
    前記車両を現在位置から目標駐車位置まで自動駐車させる際に、前記周辺空間情報蓄積部が既に蓄積している周辺空間情報と、前記周辺空間情報取得部が取得した前記車両の現在位置の周辺空間情報と、前記目標駐車位置とに基づいて、前記車両の入庫経路を生成する経路生成部と、
    前記経路生成部が生成した入庫経路に沿って、前記車両を現在位置から前記目標駐車位置まで自動駐車させる車両制御部と、
    して機能させる駐車支援プログラム。
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