JP2022134579A - 充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも機器収納用箱体での機器の保管に係るセキュリティが高く、また各機器の保管状況を容易に管理することができる充電装置を提供する。【解決手段】タブレット端末50を収納する機器収納凹部4毎に電子錠11を設けており、IDカード51が読み取り部14にかざされると、当該IDカード51に対応する電子錠11が動作して、タブレット端末50の機器収納凹部4からの取り出しを許容したり、タブレット端末50の機器収納凹部4からの取り出しを阻止したりするようになっている。したがって、タブレット端末50の箱体2からの出し入れに際して、他の機器収納凹部4に収納されている機器が無防備になることのないセキュリティの高い充電装置1とすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、たとえばタブレット端末等の機器を充電しながら保管するための機器収納用箱体を備えた充電装置に関するものである。
従来、タブレット端末等の機器を収納して保管するとともに、保管状態において機器を充電することができる機器収納用箱体を備えた充電装置としては、たとえば特許文献1に記載されているようなものがある。
特許文献1に記載の充電装置では、機器収納用箱体の扉を施錠する等すれば、保管している機器全体のセキュリティを確保することができる。しかしながら、機器の出し入れには扉を開閉しなければならないため、扉の開放に伴って出し入れする機器とは別の機器が無防備になってしまうという問題がある。また、特許文献1に記載の充電装置では、どの機器が機器収納用箱体に保管され、又、どの機器が機器収納用箱体から取り出されているのかを管理しにくいという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、従来よりも機器収納用箱体での機器の保管に係るセキュリティが高く、また各機器の保管状況を容易に管理することができる充電装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、充電可能な機器を収納可能な複数の機器収納部を有する機器収納用箱体と、前記機器収納部に収納されている前記機器を充電するための充電機構部と、前記機器の前記機器収納部からの取り出しを許容/阻止する電子錠、及び前記電子錠の動作を制御する制御装置を有する電子錠装置とを備えた充電装置であって、各前記機器収納部には1つの前記機器が収納可能であるとともに、前記電子錠が各前記機器収納部毎に設けられており、さらに、所定の識別情報を入力可能な入力部が設けられており、前記制御装置は、前記入力部で入力された前記識別情報にもとづいて前記電子錠を動作させ、前記機器の前記機器収納部からの取り出しを許容/阻止することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御装置に、前記識別情報と前記電子錠とが対応づけられて設定されており、前記制御装置は、前記入力部で前記識別情報が入力されると、当該識別情報に対応する前記電子錠を動作させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御装置に、前記識別情報と前記電子錠とが対応づけられて設定されており、前記制御装置は、前記入力部で前記識別情報が入力されると、当該識別情報に対応する前記電子錠を動作させることを特徴とする。
本発明によれば、各機器収納部には1つの機器が収納可能とするとともに、電子錠を各機器収納部毎に設け、さらに、所定の識別情報を入力可能な入力部を設けており、制御装置は、入力部で入力された識別情報にもとづいて電子錠を動作させ、機器の機器収納部からの取り出しを許容/阻止するようになっている。したがって、所定の機器を出し入れするにあたって他の機器が無防備になることのないセキュリティの高い充電装置とすることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、制御装置に、識別情報と電子錠とが対応づけられて設定されており、制御装置は、入力部で識別情報が入力されると、当該識別情報に対応する電子錠を動作させるようになっている。すなわち、識別情報と電子錠の動作態様とを関連付けているため、それらを記憶したり表示したりすることが可能であり、各機器の保管状況を容易に管理することができる充電装置とすることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、制御装置に、識別情報と電子錠とが対応づけられて設定されており、制御装置は、入力部で識別情報が入力されると、当該識別情報に対応する電子錠を動作させるようになっている。すなわち、識別情報と電子錠の動作態様とを関連付けているため、それらを記憶したり表示したりすることが可能であり、各機器の保管状況を容易に管理することができる充電装置とすることができる。
以下、本発明の実施形態となる機器収納用箱体(以下、単に箱体と称す)を備えた充電装置について図面にもとづき詳細に説明する。
(第1実施例)
図1は、第1実施例となる充電装置1を前側から示した斜視説明図である。図2は、左から2つ目の電子錠11がロック状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した説明図である。図3は、左から2つ目の電子錠11がロック状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。図4は、左から2つ目の電子錠11が解除状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した説明図である。図5は、左から2つ目の電子錠11が解除状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。
図1は、第1実施例となる充電装置1を前側から示した斜視説明図である。図2は、左から2つ目の電子錠11がロック状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した説明図である。図3は、左から2つ目の電子錠11がロック状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。図4は、左から2つ目の電子錠11が解除状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した説明図である。図5は、左から2つ目の電子錠11が解除状態にある充電装置1の電子錠装置3、タブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。
第1実施例となる充電装置1は、機器としてのタブレット端末50を保管するための箱体2と、タブレット端末50の箱体2からの取り出しを許容/阻止する電子錠装置3とを備えてなる。箱体2は、たとえば教卓として使用されるもの等であって、本体と、本体を支持する脚部とを備えてなる。そして、本体には、タブレット端末50を収納可能な機器収納凹部4、4・・が、左右方向へ複数並べて設けられている。各機器収納凹部4は、本体の前面に開口しており、機器収納凹部4の左右幅及び上下長さは、タブレット端末50の厚み及び上下長さよりも一回り程度大きく、機器収納凹部4の前後深さは、タブレット端末50の前後長さよりも十分に深くなっている。また、左右で隣り合う機器収納凹部4、4を仕切る仕切壁5の前端上部は面取りされており、後述するように動作する電子錠11のロックバー12と干渉しないようになっている。さらに、各機器収納凹部4の底部(後面)には、タブレット端末50の充電端子(図示せず)と接続可能なキャビネット電極6が設けられており、キャビネット電極6、6・・は、充電機構部の一要素として本体内に配設されている電線7に電気的に接続されている。なお、電線7は、箱体2に設けられた図示しない電源供給部(充電機構部の一要素であって、たとえば電源プラグ又は電源コンセント)に接続されており、その電源供給部を介してキャビネット電極6、6・・へ商用電力が供給されるようになっている。
一方、電子錠装置3は、各機器収納凹部4毎に対応して設けられた複数の電子錠11、11・・と、電子錠11、11・・の動作を制御する制御装置10とを備えてなる。電子錠11は、箱体2の本体前面において各機器収納凹部4の上方に設けられており、上下方向に出没動作するロックバー12と、ロックバー12を作動させるための駆動部13とを有している。ロックバー12は、上下方向へ延びる柱体であり、下方へ突出して機器収納凹部4に収納されているタブレット端末50の前方に位置するロック位置と、上方へ没入してタブレット端末50の前方から退避する解除位置との間で移動可能となっている。制御装置10は、後述するIDカード51を読み取るための読み取り部14と、タブレット端末50の保管状況を表示する表示部15とを有しており、読み取り部14及び表示部15を箱体2の本体前面に露出させた状態で本体に内蔵されている。なお、制御装置10には、制御部としてのCPU(図示せず)、記憶部や電源部等が設けられている。また、制御装置10は電線7に接続されており、制御装置10へは電線7を介して電源供給されるようになっている。さらに、16は、制御装置10と電子錠11、11・・とを接続する制御線である。
そして、上記充電装置1では、以下に記載するようにしてタブレット端末を保管するとともに、タブレット端末の保管状況を管理する。
まず、各タブレット端末を使用する使用者が携帯するIDカード(識別情報を有する識別体)と電子錠とを対応付け、予め入力端末(図示せず)等を利用して制御装置10にIDカードと電子錠との対応付けを設定しておく。すなわち、図1~図5に示す充電装置1では、左右方向に10個の電子錠11、11・・が設けられているため、識別情報の異なる最大10枚のIDカードを準備し、各IDカードについて夫々別のIDカードとは異なる1つの電子錠11を対応させて設定する。また、それらのIDカードとは別に特定のIDカード(特定の識別情報を有する識別体)をマスターカードとし、当該マスターカードについても制御装置10に設定しておく。
まず、各タブレット端末を使用する使用者が携帯するIDカード(識別情報を有する識別体)と電子錠とを対応付け、予め入力端末(図示せず)等を利用して制御装置10にIDカードと電子錠との対応付けを設定しておく。すなわち、図1~図5に示す充電装置1では、左右方向に10個の電子錠11、11・・が設けられているため、識別情報の異なる最大10枚のIDカードを準備し、各IDカードについて夫々別のIDカードとは異なる1つの電子錠11を対応させて設定する。また、それらのIDカードとは別に特定のIDカード(特定の識別情報を有する識別体)をマスターカードとし、当該マスターカードについても制御装置10に設定しておく。
上述したように設定された充電装置1では、読み取り部14にIDカードがかざされると、制御装置10は、当該IDカードを読み取り、そのIDカードに対応する電子錠11の状態を検出して、ロックバー12がロック位置にあるロック状態に電子錠11があると、ロックバー12を解除位置に移動させて電子錠11を解除状態とする一方、電子錠11が解除状態にあると、ロックバー12をロック位置に移動させてロック状態とする。また、読み取り部14にかざされたIDカードがマスターカードであると、制御装置10は、全ての電子錠11、11・・の状態を検出し、1つでもロック状態にある電子錠11があると、全ての電子錠11、11・・を解除状態にする一方、全ての電子錠11、11・・が解除状態にあると、全ての電子錠11、11・・をロック状態とする。さらに、制御装置10は、電子錠11を解除状態にすると、当該解除状態にある電子錠11を示す情報(たとえば電子錠11に対応する機器収納凹部4に付与されている番号や記号等)を表示部15に表示し、電子錠11をロック状態としたことに伴い表示部15での表示を終了する。
ここで、上記充電装置1でのタブレット端末の保管、及びタブレット端末の保管状況の管理について具体的に説明すると、まずIDカードと電子錠との対応付けに関し、IDカード51は、左から2つ目の電子錠11に対応付けられて制御装置10に設定されることになる。そして、タブレット端末50を取り出して使用したい場合には、IDカード51を読み取り部14にかざせばよい(図1)。すると、対応する電子錠11が解除状態となって、ロックバー12がタブレット端末50の前方から退避するため、機器収納凹部4からのタブレット端末50の取り出しが許容される(図4、図5)。また、このとき表示部15には、左から2つ目の電子錠11を示す情報(たとえば左から2つ目の機器収納凹部4に付与された記号「B」)が表示される。
一方、タブレット端末50を保管する際には、左から2つ目の電子錠11が解除状態にある(もし電子錠11がロック状態にあれば、IDカード51を読み取り部14にかざして解除状態とすればよい)ことを確認した上で、機器収納凹部4内にタブレット端末50を収納した後、IDカード51を読み取り部14にかざせばよい。すると、対応する電子錠11がロック状態となって、ロックバー12がタブレット端末50の前方へ突出するため、機器収納凹部4からのタブレット端末50の取り出しが阻止される(図2、図3)。また、電子錠11がロック状態になったことをもって、表示部15での上記表示は終了となる。さらに、タブレット端末50の機器収納凹部4への収納に伴い、タブレット端末50の充電端子とキャビネット電極6とが接続され、タブレット端末50の充電が開始される。
以上のような構成を有する充電装置1によれば、タブレット端末50を収納する機器収納凹部4毎に電子錠11を設けており、IDカード51が読み取り部14にかざされると、当該IDカード51に対応する電子錠11(本実施例では、左から2つ目の電子錠11)が動作して、タブレット端末50の機器収納凹部4からの取り出しを許容したり、タブレット端末50の機器収納凹部4からの取り出しを阻止したりするようになっている。したがって、タブレット端末50の箱体2からの出し入れに際して、他の機器収納凹部4に収納されている機器が無防備になることのないセキュリティの高い充電装置1とすることができる。
また、制御装置10に、各使用者が夫々携帯するIDカードと電子錠11、11・・とが対応づけられて設定されており、制御装置10は、IDカードが読み取り部14にかざされると、当該IDカードに対応する電子錠11を動作させるとともに、電子錠11を解除状態にすると、該解除状態にある電子錠11を示す情報を表示部15に表示するようになっている。したがって、各タブレット端末の保管状況を容易に管理することができる充電装置1とすることができる。
(第2実施例)
図6は、第2実施例となる充電装置21を前側から示した斜視説明図である。図7は、右端の電子錠31がロック状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した斜視説明図である。図8は、右端の電子錠31がロック状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。図9は、右端の電子錠31が解除状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した斜視説明図である。図10は、右端の電子錠31が解除状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。図11は、充電用ケース25を示した斜視説明図である。
図6は、第2実施例となる充電装置21を前側から示した斜視説明図である。図7は、右端の電子錠31がロック状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した斜視説明図である。図8は、右端の電子錠31がロック状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。図9は、右端の電子錠31が解除状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を前側から示した斜視説明図である。図10は、右端の電子錠31が解除状態にある充電装置21の電子錠装置23、充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50、及び充電機構部を右側から示した説明図である。図11は、充電用ケース25を示した斜視説明図である。
第2実施例となる充電装置21は、機器としてのタブレット端末50を保管するための箱体22と、タブレット端末50の箱体22からの取り出しを許容/阻止する電子錠装置23とを備えてなる。箱体22は、第1実施例の箱体2同様、本体と、本体を支持する脚部とを備えてなる。そして、本体には、タブレット端末50を充電用ケース25ごと収納可能な機器収納凹部24、24・・が、左右方向へ複数並べて設けられている。各機器収納凹部24は、本体の前面に開口しており、機器収納凹部24の左右幅、上下長さ、及び前後深さは、それぞれ充電用ケース25の厚み、上下長さ、及び前後深さと略同じ程度(厳密には、前後深さのみ充電用ケース25の前後長さの方が僅かに長い)とされている。また、各機器収納凹部24の底部(後面)には、後述する充電用ケース25のアタッチメント電極28と接続可能なキャビネット電極26が設けられており、キャビネット電極26、26・・は、充電機構部の一要素として本体内に配設されている電線27に電気的に接続されている。なお、電線27は、箱体22に設けられた図示しない電源供給部(充電機構部の一要素であって、たとえば電源プラグ又は電源コンセント)に接続されており、その電源供給部を介してキャビネット電極26、26・・へ商用電力が供給されるようになっている。
充電用ケース25は、右側面に開口する方体箱状に形成されており、開口が右側面に位置する当該姿勢のまま機器収納凹部24内へ収納可能となっている。また、充電用ケース25には、タブレット端末50の操作面を右側面の開口内に露出させた状態で、タブレット端末50の表面を覆うように取付可能となっている。さらに、充電用ケース25の後壁には、前方(ケース内側)へ突出してタブレット端末50の充電端子(図示せず)に接続可能な端末コネクタ52が設けられているとともに、後方(ケース外側)に露出してキャビネット電極26に接続可能なアタッチメント電極28が設けられている。加えて、充電用ケース25の上壁には、後述するように動作する電子錠31のロックバー32が掛止する掛止凹部29が設けられている。なお、端末コネクタ52とアタッチメント電極28とは、充電用ケース25の後壁に内蔵されている電路(図示せず)によって電気的に接続されている。また、充電用ケースとしては、上記充電用ケース25以外に、タブレット端末の種類(充電端子の種類及び/又は位置、タブレット端末の大きさや形状等)に応じて端末コネクタの種類及び/又は位置、右側面の開口の大きさや形状等が異なる複数種類のものが準備されている。
一方、電子錠装置23は、各機器収納凹部24毎に対応して設けられた複数の電子錠31、31・・と、電子錠31、31・・の動作を制御する制御装置30とを備えてなる。電子錠31は、箱体22の本体前面において各機器収納凹部24の上方に設けられており、上下方向に出没動作するロックバー32と、ロックバー32を作動させるための駆動部33とを有している。ロックバー32は、上下方向へ延びる柱体であり、機器収納凹部24内まで下方へ突出して、機器収納凹部24に収納されている充電用ケース25の掛止凹部29内に入り込むロック位置と、機器収納凹部24外まで上方へ没入して、掛止凹部29から抜け出す解除位置との間で移動可能となっている。制御装置30は、IDカード51を読み取るための読み取り部34と、タブレット端末50(充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50)の保管状況を表示する表示部35とを有しており、読み取り部34及び表示部35を箱体22の本体前面に露出させた状態で本体に内蔵されている。なお、制御装置30には、制御部としてのCPU(図示せず)、記憶部や電源部等が設けられている。また、制御装置30は電線27に接続されており、制御装置30へは電線27を介して電源供給されるようになっている。さらに、36は、制御装置30と電子錠31、31・・とを接続する制御線である。
そして、上記充電装置21では、以下に記載するようにしてタブレット端末を充電用ケースごと保管するとともに、充電用ケースが取り付けられたタブレット端末の保管状況を管理する。
まず、各タブレット端末を使用する使用者が携帯するIDカード(識別情報を有する識別体)と電子錠とを対応付け、予め入力端末(図示せず)等を利用して制御装置30にIDカードと電子錠との対応付けを設定しておく。すなわち、図6~図10に示す充電装置21では、左右方向に10個の電子錠31、31・・が設けられているため、識別情報の異なる最大10枚のIDカードを準備し、各IDカードについて夫々別のIDカードとは異なる1つの電子錠31を対応させて設定する。また、それらのIDカードとは別に特定のIDカード(特定の識別情報を有する識別体)をマスターカードとし、当該マスターカードについても制御装置30に設定しておく。
まず、各タブレット端末を使用する使用者が携帯するIDカード(識別情報を有する識別体)と電子錠とを対応付け、予め入力端末(図示せず)等を利用して制御装置30にIDカードと電子錠との対応付けを設定しておく。すなわち、図6~図10に示す充電装置21では、左右方向に10個の電子錠31、31・・が設けられているため、識別情報の異なる最大10枚のIDカードを準備し、各IDカードについて夫々別のIDカードとは異なる1つの電子錠31を対応させて設定する。また、それらのIDカードとは別に特定のIDカード(特定の識別情報を有する識別体)をマスターカードとし、当該マスターカードについても制御装置30に設定しておく。
上述したように設定された充電装置21では、読み取り部34にIDカードがかざされると、制御装置30は、当該IDカードを読み取り、そのIDカードに対応する電子錠31の状態を検出して、ロックバー32がロック位置にあるロック状態に電子錠31があると、ロックバー32を解除位置に移動させて電子錠31を解除状態とする一方、電子錠31が解除状態にあると、ロックバー32をロック位置に移動させて電子錠31をロック状態とする。また、読み取り部34にかざされたIDカードがマスターカードであると、制御装置10は、全ての電子錠31、31・・の状態を検出し、1つでもロック状態にある電子錠31があると、全ての電子錠31、31・・を解除状態にする一方、全ての電子錠31、31・・が解除状態にあると、全ての電子錠31、31・・をロック状態とする。さらに、制御装置30は、電子錠31を解除状態にすると、当該解除状態にある電子錠31を示す情報(たとえば電子錠31に対応する機器収納凹部24に付与されている番号や記号等)を表示部35に表示し、電子錠31をロック状態としたことに伴い表示部35での表示を終了する。
ここで、上記充電装置21でのタブレット端末の保管、及びタブレット端末の保管状況の管理について具体的に説明すると、まずIDカードと電子錠との対応付けに関し、IDカード51は、右端の電子錠31に対応付けられて制御装置30に設定されることになる。また、タブレット端末50に、当該タブレット端末50の種類に対応する充電用ケース25を取り付けておき、タブレット端末50を使用する場合には充電用ケース25を取り付けた状態のまま使用する。そして、タブレット端末50を機器収納凹部24から取り出したい場合には、IDカード51を読み取り部34にかざせばよい(図6)。すると、対応する電子錠31が解除状態となり、ロックバー32が掛止凹部29から抜け出して電子錠31と充電用ケース25との掛止状態が解除されるため、機器収納凹部24からの充電用ケース25の取り出し、ひいてはタブレット端末50の取り出しが許容される(図9、図10)。また、このとき表示部35には、右端の電子錠31を示す情報(たとえば右端の機器収納凹部24に付与された記号「J」)が表示される。
一方、タブレット端末50を保管する際には、右端の電子錠31が解除状態にある(もし電子錠31がロック状態にあれば、IDカード51を読み取り部34にかざして解除状態とすればよい)ことを確認した上で、上述したように充電用ケース25の開口が右側を向く姿勢として、機器収納凹部24内に充電用ケース25を収納した後、IDカード51を読み取り部34にかざせばよい。すると、対応する電子錠31がロック状態となり、ロックバー32の先端が掛止凹部29内へ突出して電子錠31と充電用ケース25とが掛止状態となるため、機器収納凹部24からの充電用ケース25の取り出し、ひいてはタブレット端末50の取り出しが阻止される(図7、図8)。また、電子錠31がロック状態になったことをもって、表示部35での上記表示は終了となる。さらに、充電用ケース25の機器収納凹部24への収納に伴い、アタッチメント電極28とキャビネット電極26とが接続され、タブレット端末50の充電が開始される。
以上のような構成を有する充電装置21によれば、タブレット端末50を収納する機器収納凹部24毎に電子錠31を設けており、IDカード51が読み取り部34にかざされると、当該IDカード51に対応する電子錠31(本実施例では、右端の電子錠31)が動作して、タブレット端末50の機器収納凹部24からの取り出しを許容したり、タブレット端末50の機器収納凹部24からの取り出しを阻止したりするようになっている。したがって、タブレット端末50の箱体22からの出し入れに際して、他の機器収納凹部24に収納されている機器が無防備になることのないセキュリティの高い充電装置21とすることができる。
また、制御装置30に、各使用者が夫々携帯するIDカードと電子錠31、31・・とが対応づけられて設定されており、制御装置30は、IDカードが読み取り部34にかざされると、当該IDカードに対応する電子錠31を動作させるとともに、電子錠31を解除状態にすると、該解除状態にある電子錠31を示す情報を表示部35に表示するようになっている。したがって、各タブレット端末の保管状況を容易に管理することができる充電装置21とすることができる。
さらに、タブレット端末50の充電端子に接続可能な端末コネクタ52を有する充電用ケース25が、充電端子と端末コネクタ52とを接続した状態でタブレット端末50に取り付けられ、且つ、当該取付状態においてタブレット端末50を使用可能に設けられている。また、そのような充電用ケースとして、タブレット端末の充電端子の種類及び/又は位置の違いに応じて端末コネクタの種類及び/又は位置の異なる複数種類の充電用ケースを設けている。さらに、機器収納凹部24が、充電端子に対応する充電用ケース25が取り付けられたタブレット端末50を、充電用ケース25ごと収納可能とされているとともに、各機器収納凹部24内に、電線27に電気的に接続されたキャビネット電極26を設ける一方、充電用ケース25に機器収納凹部24への収納に伴ってキャビネット電極26に接続されるアタッチメント電極28を設けている。そのため、予め充電端子に対応する充電用ケース25をタブレット端末50に取り付けてさえおけば、充電用ケース25ごとタブレット端末50を機器収納凹部24から取り出したり機器収納凹部24に収納したりするだけで、タブレット端末50を使用したり保管したりすることができる。したがって、タブレット端末50の充電端子に充電ケーブルを接続したり取り外したりする必要のある従来の充電装置と比べると、タブレット端末50を容易に充電しながら保管することができる。
なお、本発明に係る充電装置は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、充電装置の全体的な構成は勿論、電子錠装置の構成や機器の保管・保管状況の管理に係る構成等についても必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、機器がタブレット端末であるとしているが、モバイル機器や携帯型パソコン等の他の充電可能な機器についても本発明は好適に採用することができる。
また、上記実施形態では、複数の機器収納部を設けるにあたり、複数の機器収納凹部を左右方向に並設するとしているが、上下方向にも複数列設けるように構成しても何ら問題はない。
また、上記実施形態では、複数の機器収納部を設けるにあたり、複数の機器収納凹部を左右方向に並設するとしているが、上下方向にも複数列設けるように構成しても何ら問題はない。
さらに、上記実施形態では、機器の保管状況について制御装置に設けた表示部に表示するとしているが、たとえば各機器収納部毎にその近傍に表示部としてのLEDを設置し、機器の保管状況(電子錠の動作状態やICチップの読み取り状態)に応じてLEDを点灯/点滅させる等するように構成することも可能である。
さらにまた、電子錠がどのようにして機器の機器収納部からの取り出しを阻止するかについても設計変更可能であり、充電用ケースを取り付ける場合であっても充電用ケースの前方にロックバーを突出させるようにしてもよいし、各機器収納部の下方に電子錠を設けてロックバーを上方へ突出させることによりロック状態となるように構成することも可能である。さらには、電子錠を箱体外に設けてもよい。
さらにまた、電子錠がどのようにして機器の機器収納部からの取り出しを阻止するかについても設計変更可能であり、充電用ケースを取り付ける場合であっても充電用ケースの前方にロックバーを突出させるようにしてもよいし、各機器収納部の下方に電子錠を設けてロックバーを上方へ突出させることによりロック状態となるように構成することも可能である。さらには、電子錠を箱体外に設けてもよい。
また、充電用アタッチメントについても、上記実施形態では充電用ケースとしているが、たとえば機器に貼着可能なシール体としたり、機器の充電端子に接続するだけのブロック体としたりしても何ら問題はなく、適宜設計変更可能である。
加えて、上記実施形態では、使用者が携帯するIDカードを読み取らせることで識別情報を制御装置に入力させているが、IDカードの代わりにICカードを採用することも可能であるし、そのようなカード体ではなく、テンキー等の入力部を制御装置に設け、その入力部を使用者が操作することによって識別情報が入力されるように構成してもよい。なお、制御装置を箱体外に設置しても良いことは言うまでもない。
加えて、上記実施形態では、使用者が携帯するIDカードを読み取らせることで識別情報を制御装置に入力させているが、IDカードの代わりにICカードを採用することも可能であるし、そのようなカード体ではなく、テンキー等の入力部を制御装置に設け、その入力部を使用者が操作することによって識別情報が入力されるように構成してもよい。なお、制御装置を箱体外に設置しても良いことは言うまでもない。
1、21・・充電装置、2、22・・箱体、3、23・・電子錠装置、4、24・・機器収納凹部(機器収納部)、6、26・・キャビネット電極(箱体電極)、7、27・・電線(充電機構部)、10、30・・制御装置、11、31・・電子錠、14、34・・読み取り部(入力部)、15、35・・表示部、25・・充電用ケース(充電用アタッチメント)、28・・アタッチメント電極、50・・タブレット端末(機器)、51・・IDカード(識別情報)。
Claims (2)
- 充電可能な機器を収納可能な複数の機器収納部を有する機器収納用箱体と、前記機器収納部に収納されている前記機器を充電するための充電機構部と、前記機器の前記機器収納部からの取り出しを許容/阻止する電子錠、及び前記電子錠の動作を制御する制御装置を有する電子錠装置とを備えた充電装置であって、
各前記機器収納部には1つの前記機器が収納可能であるとともに、前記電子錠が各前記機器収納部毎に設けられており、
さらに、所定の識別情報を入力可能な入力部が設けられており、
前記制御装置は、前記入力部で入力された前記識別情報にもとづいて前記電子錠を動作させ、前記機器の前記機器収納部からの取り出しを許容/阻止することを特徴とする充電装置。 - 前記制御装置に、前記識別情報と前記電子錠とが対応づけられて設定されており、
前記制御装置は、前記入力部で前記識別情報が入力されると、当該識別情報に対応する前記電子錠を動作させることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021033789A JP2022134579A (ja) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021033789A JP2022134579A (ja) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | 充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022134579A true JP2022134579A (ja) | 2022-09-15 |
Family
ID=83232128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021033789A Pending JP2022134579A (ja) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | 充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022134579A (ja) |
-
2021
- 2021-03-03 JP JP2021033789A patent/JP2022134579A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240124 |