JP2022133873A - 三次元構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズ感や形態を柔軟に変更することができ、汎用性の高い、三次元構造体を提供する。【解決手段】3Dプリンタにより製造される三次元構造体Xであって、複数の構造体本体1と、各構造体本体1に複数設けられ、隣接する各構造体本体1を相互に連結する連結手段2と、を備え、複数の連結手段2は、それぞれ、隣接する他の構造体本体1に向かって突設された凸部21と、凸部21の突設方向と略同一方向に開口し、隣接する他の構造体本体1の凸部21が挿入される凹部22と、を有し、凸部21には、所定の方向に貫通した貫通孔mが設けられ、凹部22には、その内周面から延びる軸部nが設けられ、軸部nは、隣接する他の構造体本体1の貫通孔mに挿通され、一の構造体本体1に設けられる複数の連結手段2における、凸部21の突設方向は、それぞれ異なって構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、3Dプリンタを用いて製造される三次元構造体に関するものである。
従来から、3Dの設計データを元に、スライスされた2次元の層を順次積み重ねていくことによって立体モデルを造形する、3Dプリンタが知られている。
3Dプリンタは、紫外線の照射により光硬化性樹脂を硬化させる光造形法、素材粉末を層状に敷き詰め、高出力のレーザービーム等で固める粉末法、熱可塑性樹脂を高温で溶かし積層させる熱溶解積層法(FDM法)等、多様な方式で、立体モデルを造形する。
また、3Dプリンタは、上記の各造形方式に合わせた活用法も多様であり、事前に製品の機能やデザインを検証するための試作や、航空・宇宙分野に用いられる部品の製造、医療分野に用いられる機器の製造、生体組織の再現等、幅広い分野で活用されている。
特に、近年では、オープンソースの開発等により低廉化が進み、特定の企業のみならず、趣味でのDIY等の目的で、一般家庭や個人にも3Dプリンタが導入される等、世界的に広く普及し始めており、今後もさらなる発展が期待される機器である。
このような3Dプリンタを用いた三次元構造体に関する発明として、例えば、特許文献1には、一または二以上の組立式の玩具用ブロックで組み立てられた第一の物体と、3Dプリントにより作製された一または二以上の部品で構成されており、第一の物体に対して、少なくとも表面の一部以外の部分を覆うよう取り付けられた第二の物体と、を備えた三次元構造体が記載されている。
また、特許文献2には、2つのパーツと、各パーツを接合する接合部と、を備え、分離時に接合部が破壊されることによって、各パーツの分離作業を行うことが可能な三次元構造体が記載されている。
また、特許文献3には、内部空間を有すると共に表面をなす層である表層体と、表層体の内部空間に設けられ、表層体を支持する内部構造体と、を備えた三次元構造体が記載されている。
特開2017-06577号広報 特開2018-34409号公報 特開2018-65355号公報
しかしながら、特許文献1~3に記載の三次元構造体は、複数の構造体の連結要素が、構造体の内部に設けられているものであり、一度組上げた後に他の構造体をさらに連結していくことができない。
また、特許文献1~3に記載の三次元構造体は、各構造体同士が連結要素により固定されており、可動性を有していない。
このため、特許文献1~3に記載の三次元構造体は、そのサイズ感や形態が、設計データの段階である程度決定付けられてしまい、これらを柔軟に変更することが困難である、という問題あった。
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、サイズ感や形態を柔軟に変更することができ、汎用性の高い、三次元構造体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、3Dプリンタにより製造される三次元構造体であって、
複数の構造体本体と、前記各構造体本体に複数設けられ、隣接する前記各構造体本体を相互に連結する連結手段と、を備え、
前記複数の連結手段は、それぞれ、隣接する他の前記構造体本体に向かって突設された凸部と、前記凸部の突設方向と略同一方向に開口し、隣接する他の前記構造体本体の前記凸部が挿入される凹部と、を有し、
前記凸部には、所定の方向に貫通した貫通孔が設けられ、
前記凹部には、その内周面から延びる軸部が設けられ、
前記軸部は、隣接する他の前記構造体本体の前記貫通孔に挿通され、
一の前記構造体本体に設けられる前記複数の連結手段における、前記凸部の前記突設方向は、それぞれ異なって構成されている。
本発明によれば、各構造体本体を相互に連結する複数の連結手段の凸部の突設方向が、それぞれ異なるように構成されていることで、一の構造体本体に対して、複数の方向に他の構造体本体を連結させることができる。
これにより、同一の構造体本体を、3つ以上の任意の個数で自由に連結することができ、使用用途等に合わせて、三次元構造体全体のサイズ感を柔軟に変更することが可能となる。
また、各構造体本体は、貫通孔とこれに挿通される軸部とにより連結されることで、隣接する各構造体本体を、軸部周りに相対回動させることができ、三次元構造体全体の形態を柔軟に変更することができる。
本発明の好ましい形態では、前記貫通孔と、この貫通孔に挿通される前記軸部との間には、所定の間隙が形成されている。
このような構成とすることで、連結された隣接する構造体本体同士の間隔を変化させることができ、三次元構造体のサイズ感や見た目を微調整することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記凹部は、この凹部に挿入される前記凸部の全体を埋設可能に構成されている。
このような構成とすることで、連結手段を外部から視認できない状態とすることができ、三次元構造体の美観を向上させることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、一の前記連結手段における前記凸部と前記凹部とは、隣接して設けられている。
このような構成とすることで、構造体本体をコンパクトにすることができ、構造体本体のサイズ感の自由度、ひいては三次元構造体のサイズ感の自由度を向上させることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記凸部は、湾曲した棒状体の両端部が前記構造体本体に連接されることにより構成されている。
このような構成とすることで、凸部を柱状体等とした場合と比較して、凸部を形成する材料を削減することができる上、両端部が構造体本体に連接していることで、連結された構造体本体が分離してしまう事態を抑制することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記軸部は、その両端が、前記凹部の内周面に連接されている。
このような構成とすることで、凸部の構成と併せて、連結された構造体本体が分離してしまう事態を防止することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記軸部は、正面視で、前記凸部の両端部の間に設けられ、
前記軸部の延びる方向と、この軸部が設けられた一の前記構造体本体における、前記貫通孔の貫通方向とは、略垂直に構成され、
前記貫通孔の貫通方向と、この貫通孔に挿通される前記軸部の延びる方向とは、略平行に構成されている。
このような構成とすることで、隣接する構造体本体において対向する各連結手段の連結位置を極力狭い範囲内に収めることができるため、構造体本体をよりコンパクトなものとすることが可能となる。
また、このような構成とすることで、対向する各連結手段が離間して設けられている場合と比較して、隣接する構造体本体同士における各軸部周りの可動性を広く確保することができ、三次元構造体の形態をより柔軟に変更することが可能となる。
本発明によれば、サイズ感や形態を柔軟に変更することができ、汎用性の高い、三次元構造体を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る三次元構造体を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態1に係る三次元構造体を示す図であって、(a)平面図、(b)正面図である。 本発明の実施形態1に係る三次元構造体を示す図であって、(a)PP線断面図、(b)QQ線断面図である。 本発明の実施形態1に係る三次元構造体を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態2に係る三次元構造体を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態2に係る三次元構造体を示す図であって、(a)RR線断面図、(b)SS線断面図である。 本発明の実施形態2に係る三次元構造体の全体を示す図であって、(a)平面図、(b)斜視図である。
以下、図面を用いて、本発明の各実施形態に係る三次元構造体について説明する。
なお、以下に示す各実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、これらの図において、符号Xは、本実施形態に係る三次元構造体を示す。
また、各実施形態における三次元構造体Xは、3Dプリンタを用いて製造されるものであり、その造形方式や用いる素材については、特に限定されない。
造形方式としては、例えば、紫外線の照射により光硬化性樹脂を硬化させる光造形法、素材粉末を層状に敷き詰め、高出力のレーザービーム等で固める粉末法、熱可塑性樹脂を高温で溶かし積層させる熱溶解積層法(FDM法)等、種々の方式が用いられる。
素材としては、ABS樹脂やPLA樹脂等の樹脂素材、石膏、シリコンゴム、金属等、種々の素材が用いられる。
そして、各実施形態における三次元構造体Xの製造者は、上記したような所望の造形方式、素材を選択し、予め作成した三次元構造体Xの設計データを3Dプリンタに読み込ませることで、三次元構造体Xを製造する。
<実施形態1>
以下、図1~図4を用いて、本実施形態に係る三次元構造体Xについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る三次元構造体X(図4参照)は、複数の構造体本体1と、各構造体本体1に複数設けられ、隣接する各構造体本体1を相互に連結する連結手段2と、を備えている。
なお、図1では、例示的に、本実施形態に係る三次元構造体Xの内の、隣接した2つの構造体本体1を抜き出して示している。
各構造体本体1は、略直方体状に構成されている。
なお、構造体本体1の形状は、これに限られず、例えば、略円柱状や略球状、円錐状等、使用用途等に合わせて適宜変更可能である。
また、構造体本体1の大きさも、特に限定されず、現在の3Dプリンタの技術であれば、例えば、3mm×3mm×3mm程度の微小な大きさとすることも可能である。
各連結手段2は、それぞれ、隣接する他の構造体本体1に向かって突設された凸部21と、凸部21の突設方向と略同一方向に開口し、隣接する他の構造体本体1の凸部21が挿入される凹部22と、を有している。
ここで、各連結手段2は、図1に示す左側の構造体本体1(以下、図2及び図3での説明において構造体本体1aと称する)の4つの側面に一つずつ、計4つ設けられており、図1に示す右側の構造体本体1(以下、図2及び図3での説明において構造体本体1bと称する)の3つの側面に一つずつ、計3つ設けられている。
また、各連結手段2における凸部21の突設方向は、それぞれが設けられている側面の面方向に対して略垂直に構成されている。
なお、構造体本体1に設けられる連結手段2の数は、特に限定されず、1つや2つであっても良いし、上面や底面も含めて5つや6つ設けても良く、使用用途等に合わせて適宜変更可能である。
各凸部21は、断面略円形状かつ湾曲した棒状体の両端部が構造体本体に連接されることにより、正面視或いは平面視で、略U字状を呈する形状となされている。
また、各凸部21は、上記構成により、所定の方向に貫通した貫通孔mが設けられている。
各凹部22には、その内周面から延びる軸部nが設けられている。
以下、図2及び図3を用いて、連結手段2の構成について詳述する。
なお、図3は、図1に示す隣接した2つの構造体本体1を、図2(a)、(b)にそれぞれ示した断面線で切断した際の断面図を示している。
図2は、図1の三次元構造体Xの内、構造体本体1aのみを示す図でああって、(a)平面図、(b)正面図である。
なお、図2(b)では、説明の便宜上、手前の凸部21のみ、その貫通孔mの貫通方向に沿った断面図で示している。
図2(a)に示すように、構造体本体1aの各側面に設けられた連結手段2の内、隣接する2側面に設けられている各連結手段2の貫通方向が同一となされている。
詳述すれば、一方の2側面に設けられている各連結手段2の貫通方向は、上下方向に沿った方向となされている。
また、他方の2側面に設けられている各連結手段2の貫通方向は、上記した一方の2側面に設けられている各連結手段2の貫通方向と略垂直方向となされている。
なお、各連結手段2の関係性は上記に限られず、例えば、対向する2側面に設けられている各連結手段2の貫通方向が同一となるように設けても良く、使用用途等に合わせて適宜変更可能である。
ここで、以下説明の便宜上、貫通方向が、上下方向に沿った方向である連結手段2を第一連結手段2a、貫通方向が、第一連結手段2aの貫通方向と略垂直方向となされている連結手段2を、第二連結手段2bと称する。
また、第一連結手段2a、第二連結手段2bの有する各構成要素の符号の末尾に、それぞれa、bを付することとする。
図2(b)に示すように、一の第一連結手段2aにおける凸部21aと凹部22aとは、凸部21aの突設方向に沿って隣接して設けられている。
また、軸部naの延びる方向d1と、貫通孔maの貫通方向d2とは、略垂直に構成されている。
凸部21aは、凹部22aの両側方に懸架して設けられ、その両端部は、正面視で、凹部22aにおける、貫通方向d2に沿った方向の略中央に設けられている。
軸部naは、正面視で、凸部21aの両端部の間に設けられている。
また、軸部naは、その両端が、凹部22aにおける内周面、特に開口端近傍の内周面に連接されている。
これにより、軸部naの一方の側面と構造体本体1aの側面とが、滑らかに連接された態様となされており、凹部22aは、外見上、貫通方向d2に沿って、2つの円孔として視認される態様となされている。
なお、図2(b)においては、第一連結手段2aを示しているが、これを、正面視で軸部naの中央を軸に、90度回転させると、第二連結手段2bとなる。
図3は、三次元構造体Xを示す図であって、(a)PP線断面図、(b)QQ線断面図である。
なお、以下、図3では、構造体本体1aの第一連結手段2aと、構造体本体1bの第二連結手段2bと、の連結態様について説明する。
図3(a)に示すように、貫通孔mbと、この貫通孔mbに挿通される軸部naとの間には、所定の間隙が形成されている。
また、凹部22aは、これに挿入される凸部21bの外形状に沿った窪みとして構成されており、貫通孔mbと軸部naとの間の間隙を利用して、各構造体本体1a、1bの間の間隔を詰めることで、凹部22aに挿入される凸部21bの全体を埋設可能に構成されている。
図3(b)に示すように、貫通孔maと、この貫通孔maに挿通される軸部nbとの間には、所定の間隙が形成されている。
これにより、隣接する各構造体本体1を、軸部nb周りに相対回動させる際に、軸部nbと貫通孔maとの間の摩擦力が軽減され、滑らかな回動動作が可能となる。
なお、図3(b)に示すように、各第二連結手段2bが隣接する側面にそれぞれ設けられていることから、それぞれの凹部22bは、構造体本体1の内部で連通している。
また、凹部22bは、これに挿入される凸部21aの外形状に沿った窪みとして構成されており、貫通孔maと軸部nbとの間の間隙を利用して、各構造体本体1a、1bの間の間隔を詰めることで、凹部22bに挿入される凸部21aの全体を埋設可能に構成されている。
このように、隣接する構造体本体1a、1bは、それぞれに対して対向する凹部22aの軸部na、凹部22bの軸部nbが、これらの軸部それぞれに対して突出する凸部21bの貫通孔mb、凸部21aの貫通孔maに挿通されることで、連結されている。
以上より、一の構造体本体1における一の第一連結手段2aと、一の構造体本体1に隣接する構造体本体1における、一の第一連結手段2aに対向する第二連結手段2bとにより、隣接する構造体本体1を連結することができる。
また、一の構造体本体1における一の第二連結手段2bと、一の構造体本体1に隣接する構造体本体1における、一の第二連結手段2bに対向する第一連結手段2aとにより、隣接する構造体本体1を連結することができる。
そして、構造体本体1は、上記連結態様により、2つに限られず、その使用用途等に合わせて、任意の個数で、任意の方向に広がっていくように、自在に設計データを作成し、任意のサイズ感、形態の三次元構造体Xとして、3Dプリンタにより出力することができる。
図4に示すように、本実施形態に係る三次元構造体Xは、上記した構造体本体1を3×8=24個連結することで、全体として略長方形の外形を呈している。
この三次元構造体Xにおいて、外周を構成する18個の構造体本体1には、第一連結手段2a或いは第二連結手段2bが、側面に3個或いは2個設けられることで、隣接する構造体本体1と連結している。
これにより、この三次元構造体Xの外方に連結手段2が突出せず、収まりの良い形態となされている。
また、外周を構成する構造体本体1に囲まれた6個の構造体本体1には、図1~図3で説明した構造体本体1aのように、4側面に1つずつ、第一連結手段2a或いは第二連結手段2bが設けられ、隣接する構造体本体1と連結している。
なお、上記したように、三次元構造体Xは、構造体本体1の連結個数や連結方向により、そのサイズ感、形態を任意に変更可能である。
例えば、図4に示した状態から、さらに部分的に連結していくことでジグザグとした外形を呈するものとすることもできる。
また、上面や底面にも連結手段2が設けられた構造体本体1を用いることで、上方や下方に向かって連結していき、より立体感のあるものとすることもできる。
ここで、上記のような三次元構造体Xは、隣接する構造体本体1のそれぞれの内部空間で連結がなされているものであるため、従来行われていた、金型を用いたプレス加工や射出成型による製造が、非常に困難な構造である。
また、構造体本体1を個別に複数製造した後、これらを連結することにより三次元構造体Xを製造する場合、連結のために、後から貫通孔mに軸部nを挿通可能な構造とする必要がある。
このような構造として、例えば、凸部21或いは軸部nを部分的に切除する、凸部21或いは軸部nをゴム等の柔軟性のある素材で形成し、切り込みを設ける、といった構造が考えられる。
しかし、このような構造とした場合、三次元構造体Xに強く引張り力が作用するような場合に、各構造体本体1が分離してしまう恐れがある上、そもそもの連結作業に、繊細な技術と大きな手間を要してしまう。
これに対し、3Dプリンタを用いれば、凸部21の両端が構造体本体1に連接され、軸部nの両端が凹部22の内周面に連接されている構造となされた各構造体本体1を、容易に連結し、三次元構造体Xとして出力することができる。
即ち、上記したような、後から連結するための構造とする必要がなく、構造体本体1を破壊することでしか分離できない、強固な連結態様となされた三次元構造体Xを、取り扱い易い素材を用いて、一挙に製造することができる。
このように、三次元構造体Xは、従来の成型手法では製造することが非現実的なものであるところ、3Dプリンタを用いることで、誰でも容易に製造が可能なものである。
また、本実施形態によれば、同一の構造体本体1を、3つ以上の任意の個数で自由に連結することができ、使用用途等に合わせて、三次元構造体X全体のサイズ感を柔軟に変更することが可能となる。
また、隣接する各構造体本体1を、軸部n周りに相対回動させることができ、三次元構造体X全体の形態を柔軟に変更することができる。
また、貫通孔mと、この貫通孔mに挿通される軸部nとの間に所定の間隙が形成されていることで、連結された隣接する構造体本体1同士の間隔を変化させることができ、三次元構造体Xのサイズ感や見た目を微調整することが可能となる。
また、凹部22が、この凹部22に挿入される凸部21の全体を埋設可能に構成されていることで、連結手段2を外部から視認できない状態とすることができ、三次元構造体Xの美観を向上させることが可能となる。
また、一の連結手段2における凸部21と凹部22とが隣接して設けられていることで、構造体本体1をコンパクトにすることができ、構造体本体1のサイズ感の自由度、ひいては三次元構造体Xのサイズ感の自由度を向上させることが可能となる。
また、湾曲した棒状体の両端部が構造体本体1に連接されることにより、凸部21が構成されていることで、凸部21を形成する材料を削減することができる上、連結された構造体本体1が分離してしまう事態を抑制することが可能となる。
また、軸部nの両端が、凹部22の内周面に連接されていることで、凸部21の構成と併せて、連結された構造体本体1が分離してしまう事態を防止することが可能となる。
また、凸部21と軸部nの位置関係、貫通孔mの貫通方向と軸部nの延びる方向との関係により、隣接する構造体本体1において対向する各連結手段2の連結位置を極力狭い範囲内に収めることができるため、構造体本体1をよりコンパクトなものとすることが可能となる。
また、対向する各連結手段2が離間して設けられている場合と比較して、隣接する構造体本体1同士における各軸部n周りの可動性を広く確保することができ、三次元構造体Xの形態をより柔軟に変更することが可能となる。
<実施形態2>
以下、図5~図7を用いて、実施形態2に係る三次元構造体Xについて説明する。
なお、実施形態2において、実施形態1と基本的に同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
図5に示すように、本実施形態に係る三次元構造体X(図7参照)は、複数の構造体本体1´と、各構造体本体1´に複数設けられ、隣接する各構造体本体1´を相互に連結する連結手段2と、複数の第一補助構造体S1と、1つの第二補助構造体S2と、を備えている。
なお、図5及び図6においては、説明の便宜上、第二補助構造体S2が、構造体本体1´や第一補助構造体S1と分離した状態で示しているが、実際には、図7に示すように、全てが連結された状態で製造される。
ここで、図5(a)に示すように、本実施形態に係る三次元構造体Xでは、5つの構造体本体1´と1つの第一補助構造体S1により、1つの構造体ユニットUが構成されている。
詳述すれば、5つの構造体本体1´は、それぞれが異なる形状となされているが、所定の方向に沿って連結することで、この連結方向に沿って漸次幅が広がっていく略扇形状を呈するように構成されている。
また、1つの第一補助構造体S1には、構造体本体1や構造体本体1´と異なり、連結手段2が1つのみ設けられており、上記の連結された構造体本体1´の内の端部の構造体本体1´に連結されている。
これにより、第一補助構造体S1は、構造体本体1´と共に、上記の連結方向に沿って漸次幅が広がっていく略扇形状を呈しつつ、外方に連結手段2が突出せず、収まりの良い形態となされた構造体ユニットUの形成に寄与している。
図5(b)に示すように、第二補助構造体S2は、略円柱状に構成され、径方向に突出した第一連結手段2aが、その外周に沿って複数設けられている。
図6(a)に示すように、5つの構造体本体1´には、それぞれ、対向する2側面に1つずつ連結手段2が設けられている。
また、第一補助構造体S1には、1つの側面に第一連結手段2aが設けられている。
ここで、5つの構造体本体1´の内、第一補助構造体S1が連結されている構造体本体1´には、第二連結手段2bが設けられ、これに隣接する構造体本体1´には、第一連結手段2aが設けられている。
このような連結態様を繰り返すことで、第一補助構造体S1が連結されていない側端部の構造体本体1´には、外方に第二連結手段2bの凸部21bが突出された態様となされている。
図6(b)に示すように、各第一連結手段2aが、第二補助構造体S2の外周面に沿って隣接して設けられていることから、それぞれの凹部22aは、第二補助構造体S2の内部で連通している。
本実施形態に係る三次元構造体Xは、上記のように複数の構成された構造体ユニットUが、それぞれ第二補助構造体S2に連結されることで構成される。
即ち、各構造体ユニットUの端部の構造体本体1´の第二連結手段2bと、第二補助構造体S2の各第一連結手段2aと、を連結することで、図7に示すような三次元構造体Xが構成される。
図7(a)に示すように、本実施形態に係る三次元構造体Xは、第二補助構造体S2を中心に、12個の構造体ユニットUが放射状に広がる形状を呈している。
また、この三次元構造体Xのそれぞれの構造体ユニットUについて、各構造体本体1´及び各第一補助構造体S1を、軸部na或いは軸部nb周りに回動させることで、各構造体ユニットU全体を湾曲した形態とすることができる。
そして、各構造体ユニットUを同一方向に湾曲させることで、三次元構造体X全体が、ドーム形状を呈することとなる。
これにより、図7(b)に示すように、本実施形態に係る三次元構造体Xを、任意の載置面Gに、各第一補助構造体S1を当接させた状態で載置することができる。
本実施形態では、実施形態1と比較して、構造体本体1の形状を変更し、また、第一補助構造体S1、第二補助構造体S2を用いることで、三次元構造体Xの外観を変更可能であることを例示しており、奏する効果は、実施形態1で記載したものと同様である。
なお、上述の各実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
上記したような三次元構造体Xは、これを構成する構造体本体1の大きさや形態、連結のさせ方等によって、その大きさや形態を自在に変更可能であることから、様々な用途が考えられる、汎用性の高いものである。
例えば、三次元構造体Xは、プラモデル等に組み込まれる、可動性を有するパーツとして用いることができる。
また、三次元構造体Xは、実施形態2に示したような、三次元構造体X自体に美観を備えるものである場合には、服飾品や置物等、独立した一つの製品として用いることができる。
また、三次元構造体Xは、構造体本体1を上記した3mm×3mm×3mm程度の微小な大きさとし、実施形態1に示したような面状に広がっていく連結態様とすることで、あたかも一枚の布製品のようなに、薄手であり、形態が柔軟に可変する構造体とすることもできる。
X 三次元構造体
1、1´ 構造体本体
2 連結手段
2a 第一連結手段
2b 第二連結手段
21、21a、21b 凸部
22、22a、22b 凹部
m、ma、mb 貫通孔
n、na、nb 軸部
S1 第一補助構造体
S2 第二補助構造体
U 構造体ユニット

Claims (7)

  1. 3Dプリンタにより製造される三次元構造体であって、
    複数の構造体本体と、前記各構造体本体に複数設けられ、隣接する前記各構造体本体を相互に連結する連結手段と、を備え、
    前記複数の連結手段は、それぞれ、隣接する他の前記構造体本体に向かって突設された凸部と、前記凸部の突設方向と略同一方向に開口し、隣接する他の前記構造体本体の前記凸部が挿入される凹部と、を有し、
    前記凸部には、所定の方向に貫通した貫通孔が設けられ、
    前記凹部には、その内周面から延びる軸部が設けられ、
    前記軸部は、隣接する他の前記構造体本体の前記貫通孔に挿通され、
    一の前記構造体本体に設けられる前記複数の連結手段における、前記凸部の前記突設方向は、それぞれ異なって構成されている、三次元構造体。
  2. 前記貫通孔と、この貫通孔に挿通される前記軸部との間には、所定の間隙が形成されている、請求項1に記載の三次元構造体。
  3. 前記凹部は、この凹部に挿入される前記凸部の全体を埋設可能に構成されている、請求項2に記載の三次元構造体。
  4. 一の前記連結手段における前記凸部と前記凹部とは、隣接して設けられている、請求項1~3の何れかに記載の三次元構造体。
  5. 前記凸部は、湾曲した棒状体の両端部が前記構造体本体に連接されることにより構成され、ている、請求項4に記載の三次元構造体。
  6. 前記軸部は、その両端が、前記凹部の内周面に連接されている、請求項5に記載の三次元構造体。
  7. 前記軸部は、正面視で、前記凸部の両端部の間に設けられ、
    前記軸部の延びる方向と、この軸部が設けられた一の前記構造体本体における、前記貫通孔の貫通方向とは、略垂直に構成され、
    前記貫通孔の貫通方向と、この貫通孔に挿通される前記軸部の延びる方向とは、略平行に構成されている、請求項5又は6に記載の三次元構造体。
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