JPH08168577A - 組立式筒ブロック玩具 - Google Patents

組立式筒ブロック玩具

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JPH08168577A
JPH08168577A JP6334098A JP33409894A JPH08168577A JP H08168577 A JPH08168577 A JP H08168577A JP 6334098 A JP6334098 A JP 6334098A JP 33409894 A JP33409894 A JP 33409894A JP H08168577 A JPH08168577 A JP H08168577A
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blocks
block toy
tubular
square
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Yoshifumi Miyamura
好文 宮村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊戯時に単体のブロックを紛失することな
く、軽量で、しかも簡単に目的の形状を作れ、コンパク
トに収納もできる組立式筒ブロック玩具を提供する。 【構成】 断面正方形の角筒ブロック11を2個以上チ
ェーン連結させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立式筒ブロック玩具
に係り、さらに詳しくは、遊戯中に単体のブロックを紛
失することなく、軽量で、しかも簡単に、例えば動物、
建物、自動車などの目的形状を作れる組立式筒ブロック
玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】幼児の創造性、芸術性の育成や知能の発
達を促すために、多品種の組立式のブロックが、古くか
ら玩具業界の市場を賑わせている。例えば木材を丸形、
三角形、四角形などに加工して、それぞれの木片を、子
供がイメージした形状に組み立てて遊ぶ積木や、各長方
形のブロックにそれぞれ凸部と凹部とを設け、一方のブ
ロックの凸部と、他方のブロックの凹部とを嵌合させな
がら任意形状に組み立てるものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの従
来の組立式筒ブロック玩具は、子供が遊ぶ際に、それぞ
れ多数個の単体の木片やブロックを、積み上げたり連結
したりしなければならないので、遊び終わったときに、
そのうちの何個かを紛失してしまうことがあった。ま
た、積木の場合においては、材料として、子供の遊戯物
としてはかなり硬くて重量のある木片が用られているの
で、取り扱いに危険性があり、例えば遊戯中に、はしゃ
いで放ったりすると、窓ガラスを割ったり、置物などを
壊したりする虞れがあった。しかも、用いられる木片ま
たはブロックが、それぞれ全く連結されていない別個の
物体であるので、創造した形状に組み立てる場合に、積
木では下から1個1個積み上げなければならず、またブ
ロックにおいては、繋ぎ合わせようとするブロックの凸
部と、他のブロックの凹部とを嵌合させながら組み立て
なければならので、手間がかかって面倒であるという問
題点があった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、遊戯時に単体のブロックを紛失することなく、軽
量で、しかも簡単に目的の形状を作れ、コンパクトに収
納もできる組立式筒ブロック玩具を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の組立式筒ブロック玩具は、断面正方形の角筒ブロ
ックを2個以上チェーン連結させるように構成されてい
る。なお、ここでいう断面正方形とは、若干断面長方形
のものをも含む。
【0006】また、請求項2記載の組立式筒ブロック玩
具は、請求項1記載の組立式筒ブロック玩具において、
前記角筒ブロックの高さが、該角筒ブロックの内辺の長
さと等しいように構成されている。なお、ここでいう角
筒ブロックの内辺の長さには、角筒ブロックの高さを
h、その厚さをtとした場合、h+tまたはそれより若
干長い寸法をも含むものである。
【0007】さらにまた、請求項3記載の組立式筒ブロ
ック玩具は、請求項1または2に記載の組立式筒ブロッ
ク玩具において、前記角筒ブロックの少なくとも一側板
に、磁石板の取り付けまたはその部分の磁化により、磁
石を設けるように構成されている。
【0008】そして、請求項4記載の組立式筒ブロック
玩具は、請求項1〜3のうち何れか1項に記載の組立式
筒ブロック玩具において、前記角筒ブロックの一部また
は全部が磁性体からなり、接合される角筒ブロックの中
間に薄い磁石板が配置されるように構成されている。
【0009】また、請求項5記載の組立式筒ブロック玩
具は、請求項1〜4のうち何れか1項に記載の組立式筒
ブロック玩具において、前記角筒ブロックの少なくとも
一側板が、粘着性付与剤が添加された合成樹脂製の弱粘
着性を有するように構成されている。ここでいう合成樹
脂としては、例えば塩化ビニル、ポリエチレン、ポリス
チレン、ABSなどの一般的な合成樹脂が挙げられ、ま
た粘着性付与剤としては周知のものが使用される。
【0010】また、請求項6記載の組立式筒ブロック玩
具は、請求項1〜5のうち何れか1項に記載の組立式筒
ブロック玩具において、前記角筒ブロックが、側面部ま
たは角部から分離可能な組立式のものであるように構成
されている。
【0011】さらに、請求項7記載の組立式筒ブロック
玩具は、請求項1〜6のうち何れか1項に記載の組立式
筒ブロック玩具において、前記角筒ブロックの各側板の
外面に、異なる色及び/又は異なる符号を表示するよう
に構成されている。なお、ここでいう符号とは、数字な
どの単なる符号の他、文字、記号、模様などの何らかの
表示的なものを示す。
【0012】
【作用】請求項1〜7記載の組立式筒ブロック玩具にお
いては、使用者が頭に浮かべた創作形状に合致するよう
に、チェーン連結された各角筒ブロックの任意の連結部
分において、隣接する角筒ブロック間の連結位置を変更
し、かつ角筒ブロックの屈曲および伸縮を組み合わせれ
ば、そのイメージしたものが表現できるので、簡単に目
的の形状が作れ、また断面正方形の角筒ブロックを使用
することにより、例えば積み上げなどにより、組み立て
られた創作物の形状の維持がし易い。玩具の製造時に
は、角筒ブロックどうしを連結して製造するので、でき
た組立式筒ブロック玩具は中実のものより軽量で、しか
も遊戯中にそれぞれの角筒ブロックを紛失する虞れがな
い。
【0013】また、請求項3〜5記載の組立式筒ブロッ
ク玩具においては、角筒ブロックと他の角筒ブロックと
を、磁石の吸着力または弱粘着性の側板により着脱可能
に連結するので、多少、物にぶつけたり力を加えても、
創作した形状が変形しない。
【0014】さらに、請求項6記載の組立式筒ブロック
玩具においては、側面部または角部で接合して角筒ブロ
ックを組み立てるので、例えばこの組立式のものをジョ
イントとして、連結される角筒ブロックの個数を簡単に
増減できる。
【0015】さらにまた、請求項7記載の組立式筒ブロ
ック玩具においては、角筒ブロックの各側板の外面に、
異なる色や符号を付けたりすると、それぞれの角筒ブロ
ックを回転させることにより、組み立てられた創作物の
任意側面の色や模様を好みのものに変更できて使用者の
色彩感覚や平面的な造形感覚が育まれ、しかも各角筒ブ
ロックを回転させて色合わせゲームや符号合わせを楽し
むこともできる。
【0016】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る組立式
筒ブロック玩具の直列伸長配置状態を示す部分斜視図、
図2は同直列収縮配置状態を示す平面図、図3は同箱形
伸長配置状態を示す平面図、図4は同箱形収縮配置状態
を示す平面図、図5は本発明の第2の実施例に係る組立
式筒ブロック玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視
図、図6は本発明の第3の実施例に係る組立式筒ブロッ
ク玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視図、図7は同
角筒ブロックの展開図、図8は本発明の第4の実施例に
係る組立式筒ブロック玩具を構成する角筒ブロックの拡
大斜視図、図9(a)は同角筒ブロックを構成する一部
の展開図、図9(b)は同角筒ブロックを構成する他部
の展開図、図10は本発明の第4の実施例に係る組立式
筒ブロック玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視図、
図11(a)は本発明の第5の実施例に係る組立式筒ブ
ロック玩具を構成する角筒ブロック間に磁石板を挿入し
た状態を示す拡大断面図、図11(b)は同磁石板によ
る角筒ブロックどうしの連結状態を示す拡大断面図であ
る。
【0017】図1に示すように、本発明の第1の実施例
に係る組立式筒ブロック玩具10は、断面正方形の角筒
ブロック11を16個チェーン連結させたものであり、
角筒ブロック11は、高さh(例えば3〜10cm)、
厚さt(例えば0.1〜0.3cm)、内寸の一辺の長
さh+t(例えば10.3cm)のプラスチック製(A
BS、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレンなど)の筒形をしたブロックである。角筒ブ
ロック11の内寸の一辺の長さを、その高さhより厚さ
tだけ長くすることにより、連結された角筒ブロック1
1どうしが、互いに異なる辺位置へ移動して別個に回転
できるようになっている。なお、角筒ブロック11の素
材は、プラスチックの他に、例えば鉄、ステンレス、真
鍮などの金属や天然紙、人造紙などの厚紙が使用され
る。ただし、これらの寸法に限定されず、また角筒ブロ
ック11の厚さtは、角筒ブロック11の一辺の長さの
200分の1から50分の1までが好ましい。
【0018】また、角筒ブロック11の各側板11aの
外面は、例えば白、赤、青、緑というように異色化され
ている。なお、必ずしも異色化させなくてもよく、また
これらの各側板11aの外面に、異なる符号を施しても
よい。また、ここでいう符号とは、数字などの単なる符
号だけでなく、文字、記号などの平面的または例えば彫
刻などの多少の立体的な表示形態をも含む。組立式筒ブ
ロック玩具10は、隣接する角筒ブロック11どうしを
チェーン状に連結して製造するので、軽量であって、し
かも遊戯中にそれぞれの角筒ブロック11を紛失する虞
れがない。
【0019】図1〜4に示すように、例えば幼児が、こ
の組立式筒ブロック玩具10を用いて遊ぶ際には、まず
作ろうとする創作物をイメージし、それに合致するよう
に、チェーン連結された各角筒ブロック11間の連結位
置を変更したり、それぞれを所定方向へ回転させたりし
て、その任意の連結部分において、隣接する角筒ブロッ
ク11間での屈曲および伸縮を組み合わせることにより
イメージした形状ができ上がるので、例えば従来の積木
のように1個1個積み上げたり、従来の凹凸部を有する
ブロックのように1個ずつ嵌合させなくても、簡単に目
的物が作れる。なお、図1は組立式筒ブロック玩具10
が最大限に伸長するように角筒ブロック11を配置した
直列伸長配置状態を示すものであり、図2はこの直列配
置状態ではあるものの、最大限に収縮された直列収縮配
置状態を示すものであり、さらに図3は組立式筒ブロッ
ク玩具10が最大の箱形になるように角筒ブロック11
を配置した箱形伸長配置状態を示すものであり、図4は
同じように箱形ではあるが、組立式筒ブロック玩具10
が最小の箱形になるように角筒ブロック11を配置した
状態を示すものである。ただし、これらは組立式筒ブロ
ック玩具10により作られる形状のほんの一例であり、
他にも様々な形状を作ることができる。図2に示すよう
に、組立式筒ブロック玩具10は角筒状のブロックから
なって、小さく纏められるので、コンパクトに収納でき
る。
【0020】また、角筒ブロック11の各側板11aの
外面が異色化されているので、それぞれの角筒ブロック
11を所定角度回転させることにより、組み立てられた
創作物の任意側面の色を好みの色に変更でき、これによ
り使用者の色彩感覚を養うことができ、しかも各角筒ブ
ロック11を回転させて色合わせゲームを楽しむことも
できる。さらに、断面ほぼ正方形の角筒ブロック11を
使用しているので、当接される側板11aの間での角筒
ブロック11の姿勢保持がし易く、組み立てられた創作
物の形状の維持が容易になる。
【0021】次に、図5に基づいて、本発明の第2の実
施例に係る組立式筒ブロック玩具を説明する。この第2
の実施例の組立式筒ブロック玩具20は、それぞれの角
筒ブロック21の各側板21aに、他の角筒ブロック2
1と磁着可能な係止部の一例であるゴム磁石22が設け
られたものである。従って、磁着される角筒ブロック2
1の各側板21a間に設けられたゴム磁石22の磁極
は、当然ながら、一方がNならば他方はSという関係に
あるものとする。このように、ゴム磁石22を用いるこ
とにより、多少、物にぶつけたり手で力を加えても、創
作した形状が変形しないので、その組立式筒ブロック玩
具20を握って遊ぶことができる。
【0022】なお、ゴム磁石22の代わりに、面状ファ
スナ、吸盤またはホックなどの他の係止部を用いてもよ
い。ただし、これらの場合には角筒ブロックの側板の総
厚が大きくなるので、大型の角筒ブロックの場合に採用
するのが好ましい。
【0023】次に、図6、7に基づいて、本発明の第3
の実施例に係る組立式筒ブロック玩具を説明する。図6
に示す第3の実施例の組立式筒ブロック玩具30は、使
用される角筒ブロック31として、図7に示すような5
枚の側板32を直列に連結させて、その一端側の側板3
2aの外縁の中央部に連結片33を一体形成し、その他
端側の側板32bの内縁の中央部に貫通孔34を形成し
たブロックを採用した例である。組立時には、それぞれ
の側板32を内側に折り曲げ、最後に連結片33を外方
から貫通孔34に差し通して図6に示すような角筒ブロ
ック31を組み立てる。このように、簡単に組み立て解
体可能な角筒ブロック31を採用したことにより、使用
者が、自分の作りたい物に必要な分だけ、角筒ブロック
31を継ぎ足したり、省いたりしてそのイメージした物
を作ることができる。
【0024】次に、図8、9に基づいて、本発明の第4
の実施例に係る組立式筒ブロック玩具を説明する。図8
に示す第4の実施例の組立式筒ブロック玩具40は、使
用される角筒ブロック41として、図9(a)に示すよ
うな3枚の側板42を連結したものの長さ方向の両縁の
中央部に連結片43を一体形成し、図9(b)に示すよ
うな同じく3枚の側板44を連結し、かつ両側の側板4
4aの内縁の中央部に貫通孔45が形成されたものから
なる組立式のブロックを採用した例である。組立時に
は、それぞれの側板42、44を内側へ折り曲げ、側板
42の両連結片43を、それぞれ外方から対応する貫通
孔45へ差し込んで連結させる(図8参照)。この実施
例も、第3の実施例の組立式筒ブロック玩具30と同様
の効果を有する。
【0025】次に、図10に基づいて、本発明の第5の
実施例に係る組立式筒ブロック玩具を説明する。図10
に示す第5の実施例の組立式筒ブロック玩具50は、使
用される角筒ブロック51として、磁性体の一例である
鉄製の側板52を5枚、一体的に直列状態で連結し、そ
の一端側の側板52aだけを磁化することにより磁石板
とし、この磁化された側板52aを介して、隣接する他
の角筒ブロック51の鉄製の側板52を磁着して、創作
形状を保形し易くしたものである。なお、このように、
一部を磁化するのでなく、例えば側板52と同一形状の
薄い磁石板を、4枚の側板52の一端に連結するように
してもよい。
【0026】次に、図11に基づいて、本発明の第6の
実施例に係る組立式筒ブロック玩具を説明する。図11
に示す第6の実施例の組立式筒ブロック玩具60は、角
筒ブロック61の全体を磁性体の一例である鉄板とし、
互いに接合される角筒ブロック61の側板62と、他の
角筒ブロック61の側板62との中間に、薄い磁石板6
3を着脱可能に配置したものである。なお、角筒ブロッ
ク61の互いに磁着される一部どうしを磁性体としても
よい。図11(a)に示すように、隣接する角筒ブロッ
ク61間に磁石板63を配置し、図11(b)に示すよ
うに、この磁石板63により両角筒ブロック61どうし
を磁着する。
【0027】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計変更などがあっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、断面が正方形の角筒ブロック
を用いたが、これに限定しなくても、若干断面長方形の
ものでもよい。
【0028】また、実施例では、16個の角筒ブロック
からなる組立式筒ブロック玩具としたが、これに限定し
なくても、例えば、2個、3個、4個、5個、・・・、
10個、20個など、2個以上であればその角筒ブロッ
クの使用個数は限定されない。特に、4個からは箱形を
作れるので、創作形状のバラエティが一気に拡大でき
る。
【0029】さらに、角筒ブロックの少なくとも一側板
を、粘着性付与剤が添加された合成樹脂製の弱粘着性を
有する側板とし、多少、物にぶつけたり力を加えても、
創作した形状が変形しないようにしてもよい。なお、側
板の素材である合成樹脂としては、例えば塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリスチレン、ABSなどの一般的な合
成樹脂が挙げられ、また粘着性付与剤としては、周知の
ものが使用される。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜7記載の組立式筒ブロック玩
具においては、断面正方形の角筒ブロックを2個以上チ
ェーン連結させたものであるので、使用者の頭に浮かん
だ創作形状に合わせて、各角筒ブロックの任意の連結部
分で角筒ブロックを屈曲および伸縮させれば、簡単にそ
の目的の形状を表現でき、しかも遊戯中にそれぞれの角
筒ブロックを紛失するのを防止でき、中実のものに比べ
て軽量になる。そして、コンパクトに収納することもで
きる。また、断面正方形の角筒ブロックを使用したの
で、例えば積み上げなどにより、組み立てられた創作物
の形状の維持がし易い。
【0031】特に、請求項3〜5記載の組立式筒ブロッ
ク玩具においては、角筒ブロックと他の角筒ブロックと
を、磁石の吸着力または弱粘着性の側板により着脱可能
に連結するようにしたので、多少、物にぶつけたり力を
加えても、創作した形状が変形しない。
【0032】また、請求項6記載の組立式筒ブロック玩
具においては、側面部または角部で接合して角筒ブロッ
クを組み立てるようにしたので、例えばこの組立式のも
のをジョイントとして使用することにより、連結される
角筒ブロックの個数を簡単に増減できる。
【0033】さらに、請求項7記載の組立式筒ブロック
玩具においては、角筒ブロックの各側板の外面に、異な
る色及び/又は異なる符号を表示するようにしたので、
それぞれの角筒ブロックを回転させることにより、組み
立てられた創作物の任意側面の色や模様を好みのものに
変更できて使用者の色彩感覚や平面的な造形感覚が育ま
れ、しかも各角筒ブロックを回転させて色合わせゲーム
や符号合わせを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る組立式筒ブロック
玩具の直列伸長配置状態を示す部分斜視図である。
【図2】同直列収縮配置状態を示す平面図である。
【図3】同箱形伸長配置状態を示す平面図である。
【図4】同箱形収縮配置状態を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る組立式筒ブロック
玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係る組立式筒ブロック
玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視図である。
【図7】同角筒ブロックの展開図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る組立式筒ブロック
玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視図である。
【図9】(a)同角筒ブロックを構成する一部の展開図
である。 (b)同角筒ブロックを構成する他部の展開図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係る組立式筒ブロッ
ク玩具を構成する角筒ブロックの拡大斜視図である。
【図11】(a)本発明の第5の実施例に係る組立式筒
ブロック玩具を構成する角筒ブロック間に磁石板を挿入
した状態を示す拡大断面図である。 (b)同磁石板による角筒ブロックどうしの連結状態を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 組立式筒ブロック玩具 11 角筒ブロック 11a 側板 20 組立式筒ブロック玩具 21 角筒ブロック 21a 側板 22 ゴム磁石 30 組立式筒ブロック玩具 31 角筒ブロック 32 側板 30a 一端側の側板 32b 他端側の側板 33 連結片 34 貫通孔 40 組立式筒ブロック玩具 41 角筒ブロック 42 側板 43 連結片 44 側板 44a 側板 45 貫通孔 50 組立式筒ブロック玩具 51 角筒ブロック 52 側板 52a 側板 60 組立式筒ブロック玩具 61 角筒ブロック 62 側板 63 磁石板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面正方形の角筒ブロックを2個以上チ
    ェーン連結させたことを特徴とする組立式筒ブロック玩
    具。
  2. 【請求項2】 前記角筒ブロックの高さが、該角筒ブロ
    ックの内辺の長さと等しい請求項1記載の組立式筒ブロ
    ック玩具。
  3. 【請求項3】 前記角筒ブロックの少なくとも一側板
    に、磁石板の取り付けまたはその部分の磁化により、磁
    石が設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載の組立式筒ブロック玩具。
  4. 【請求項4】 前記角筒ブロックの一部または全部が磁
    性体からなり、接合される角筒ブロックの中間に薄い磁
    石板が配置されている請求項1〜3のうち何れか1項に
    記載の組立式筒ブロック玩具。
  5. 【請求項5】 前記角筒ブロックの少なくとも一側板
    が、粘着性付与剤が添加された合成樹脂製の弱粘着性を
    有していることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか
    1項に記載の組立式筒ブロック玩具。
  6. 【請求項6】 前記角筒ブロックが、側面部または角部
    から分離可能な組立式のものである請求項1〜5のうち
    何れか1項に記載の組立式筒ブロック玩具。
  7. 【請求項7】 前記角筒ブロックの各側板の外面に、異
    なる色及び/又は異なる符号が表示されている請求項1
    〜6のうち何れか1項に記載の組立式筒ブロック玩具。
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JP2022133873A (ja) * 2021-03-02 2022-09-14 智晃 石井 三次元構造体

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