JP2020188853A - 立体パズル - Google Patents

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【課題】 箱詰めパズルのようなキューブパズルはソリッドの直方体を複数個のポリキューブをやみくもに積み上げるイメージであったため取り組みにくいパズルであった。また、大きなソリッドキューブではユニットキューブの数量が多くなるなどの欠点があった。【解決手段】 本発明は上記の問題を解決するために、直方体の内部に空洞部を有する箱状体を底面と4つの側面と上面のピースを組み合わせてキャビティを形成するようにしたのである。また、ピースを形成するポリキューブを平面型ポリキューブとすれば組み立てがわかりやすくなる。さらに、箱状体の各外面に窓を開ければユニットキューブの数量をさらに少なくできる。なお、各ユニットキューブの頂点周囲の面の端部に2種類以上のマークを配して、それらを立体的に合わせる方法も見出した。空洞部には同じ大きさの箱状体やソリッド体を2重、3重に入れ子にすることができる。【選択図】 図5

Description

本発明は、直方体を複数個のピース(モノキューブ及びポリキューブ)で組み立てる立体パズルに関する。
一辺が任意の長さのユニットキューブ及びそれが面同士でいくつかくっついたポリキューブからなるピースを複数個積み上げてソリッドの直方体を作る立体パズルは30年以上前から知られていて、箱詰めパズルや知育玩具として色々な形状のピースを組み合わせた商品が販売されている。
3×3×3ユニットのソーマキューブや特許文献1,2などに見られる4×4×4ユニットのような例があるがいずれもソリッドキューブに組み立てるパズルである。
また、最近では解が一つだけのユニーク解だとか、5×5×5ユニットやさらに大きなソリッドキューブなど難解さを求める傾向がある。
逆に、特許文献3のように、複雑さを避けるような発明例もある。
特開昭和56−027273号公報 実開昭和57−142593号公報 特許第5969177号
以上に述べたように、従来の箱詰めパズルや立体パズルと称されるキューブパズルはピースをソリッドキューブに積み上げる概念のパズルであった。
また、大きなソリッドキューブではユニットキューブの数量が多くなることやポリキューブの組み合わせが複雑になりすぎる欠点があった。
本発明は、従来の概念を打ち破り、新しい発想の知育玩具や脳トレ遊具としての立体パズルを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、各辺が任意の長さの単位直方体(以下ユニットキューブと称す)を3より大きい自然数がm≦n≦pとしてm×n×pユニットの直方体の内部に最大(m−2)×(n−2)×(p−2)ユニット相当の空洞部(キャビティ)を有する箱状体を複数のピースで組み立てる立体パズルである。
即ち、従来、指定されたピースをソリッドパズルにやみくもに積み上げるイメージであったのを、底面と4つの側面と上面のピースを組み合わせてキャビティを形成するようにしたのである。
また、ピースを形成するポリキューブが、形状の異なる平面型(プレイナー)ポリキューブとすれば組み立てがわかりやすくなる。
さらに、箱状体の各外面の辺を構成する部分以外の部分の一部を欠如させて窓空き状にすることもできる。
なお、例えば3×3×3ユニットの外形の箱状体のように、解が多すぎる場合は、ユニットキューブを2種類の色にして市松模様に組み立てて解を減ずる方法が知られているが、本発明者はさらに少ない解を組み立てやすくするために、各ユニットキューブの頂点周囲の面の端部に2種類以上の色相及び/又はマーク(以下マークと略称)を配して、ポリキューブ及び箱状体の組立時にそれらを立体的に合わせる方法を見出した。
それと、(m−2)×(n−2)×(p−2)ユニットの空洞部には同じ大きさの箱状体を入れ子にすることができ、さらに可能ならば入れ子の箱状体の空洞部にも箱状体又はソリッド体を入れ子にすることもできる。
本発明により従来のソリッドキューブをやみくもに積み上げるイメージのパズルが、各面を組み立てた後、箱状体に組み上げるため取りつきやすくなり、年少者の知育や年長者の脳トレに活用しやすくなる。
また、ユニットキューブの総数が少なくなるため、より大きな立体パズルに取り組みやすくなる。
さらに、組み立て方の技量に応じて、多様な組み立て方を選択できるようにした。
本発明の実施例1の斜視図と断面図 本発明の実施例1の展開図 本発明の実施例2の斜視図と断面図 本発明の実施例2の展開図 本発明の実施例3の斜視図と断面図 本発明の実施例3の展開図 本発明の実施例4の斜視図と断面図 本発明の実施例4の展開図 本発明の実施例4の展開図 本発明の実施例5の斜視図と断面図 本発明の実施例5の展開図
本発明は3より大きい自然数がm≦n≦pとして、m×n×pユニットの直方体の内部に最大(m−2)×(n−2)×(p−2)ユニット相当の空洞部(キャビティ)を有する箱状体をユニットキューブを面同士で接合したポリキューブからなる複数のピースで組み立てる立体パズルであるが、ユニットキューブを含めて代表的な直方体である立方体(正6面体)を例に説明する。
図1に本発明の実施の形態における実施例1の3×3×3ユニットの箱状体1の斜視図と断面図を示す。
m=n=p=3の場合の組立後の箱状体1の空洞部2は1ユニット相当となる。この箱状体1の展開図を図2に示す。本例のピース3は3(トリ)−キューブ1個、4(テトラ)−キューブ2個、5(ペンタ)−キューブ3個の合計6個の異なる形のプレイナー(平面型)ポリキューブの組合せであるが、これに限定するものではない。個数は6面体のため、6個以上が好ましいが、3次元ポリキューブや同じ形状があっても構わない。空洞部2が1ユニット相当なので、1個のモノキューブを追加して、空洞部に充填してもよいし、従来通りの組み立て方ができるようにしてもよい。
図3に本発明の実施の形態における実施例2の4×4×4ユニットの箱状体1の斜視図と断面図を示す。
m=n=p=4の場合の組立後の箱状体1の空洞部2は2×2×2ユニット相当となる。この箱状体1の展開図を図4に示す。本例のピース3は9−キューブ4個、10−キューブ2個の合計6個の形状の異なるプレイナーポリキューブの組合せであるが、これに限定するものではない。個数は6個以上が好ましいが形状が同じピースがあってもよい。空洞部2は例えば3次元4−キューブとb型3−キューブとモノキューブを追加して、充填してもよい。
図5に本発明の実施の形態における実施例3の5×5×5ユニットの箱状体1の斜視図と断面図を示す。
m=n=p=5の場合の組立後の箱状体1の空洞部2は3×3×3ユニット相当となる。この箱状体1の展開図を図6に示す。本例のピース3は14−キューブ2個、15−キューブ1個、16−キューブ2個、17キューブ1個の合計6個の形状の異なる1ユニットの窓4空きのプレイナーポリキューブの組合せであるが、これに限定するものではない。例えば窓4をなくして、図7で示す実施例4の展開図のように1面を2個のピース3として、まず、各面を凹凸のはめ合わせで組立ててから箱状体1に組立ててもよい。なお、各面は3ピース以上でもよく、形状が同じピース3があってもよい。3×3×3ユニット相当の空洞部2は例えば実施例1の組合せのピース3を追加して、入れ子にしてもよい。
図8に本発明の実施の形態における実施例5の7×7×7ユニットの箱状体1の斜視図と断面図を示す。
m=n=p=7の場合の組立後の箱状体1の空洞部2は5×5×5ユニット相当となる。各外周面の中央部に1×3ユニット相当の窓4を開けている。
この箱状体1の展開図を図9に示す。本例のピース3は16−キューブ5個、17−キューブ6個、18−キューブ1個の合計12個の形状の異なるプレイナーポリキューブの組合せで、200ユニット使用しているが、これに限定するものではない。1面3個以上のピース3としてもよく、形状が同じピース3があってもよい。5×5×5ユニット相当の空洞部には例えば実施例3の組合せのピース3を充填し、さらに、3×3×3ユニット相当の空洞部2には実施例1の組合せのピース3を追加して、充填してもよい。つまり、(m−2)×(n−2)×(p−2)ユニット相当の空洞部に空洞部と同じ外形の箱状体を入れ子にし、さらに可能ならばその入れ子の空洞部にも同じ外形の箱状体又はソリッド体を入れ子にすることができるのである。
図10は実施例1の3×3×3相当の箱状体と同じ組合せのピース3の組合せの実施例6の箱状体1の斜視図と断面図である。ただし、ユニットキューブは上面の対角の頂点を共有する面の端部(面積の略4分の1以下)に同じマーク5Aを配し、反対面の、上面と交差する対角の頂点を共有する面の端部に、上面と区別できる同じマーク5Bを配したものである。
図11の展開図からもわかるように、ピース3を構成するポリキューブも同一仕様のユニットキューブのマーク5を合わせている。なお、各マークは少なくともポリキューブの表面のユニットキューブ面だけに配していてもよい。組立後の箱状体は上面と反対面は異なるマーク5だけとなるため、組立時のヒントにもなる。
キューブパズルに習熟して、解が多すぎて面白くない人にとっては解の数を絞れる有効な手段となり、組立後も美しい模様となる。
ユニットキューブのマーク5はレーザー加工や印刷、押し印や手描き色付けだけでなく、8個の小キューブの集合体として2種類以上の色相の異なる小キューブをマークの代わりにモザイク状に接合してもよい。また、頂点の形状をカットと面取り(丸める)など他の頂点と区別できれば特に制限しない。
ポリキューブの接合方法はシアノアクリレート系瞬間接着剤や酢酸ビニール樹脂系などの接着剤が使用できる。また、両面接着テープや面ファスナーを使用するとポリキューブの組合せを自由に変更できる。特に、基材を挟んでウレタン系粘着剤とアクリル系粘着剤からなるはがせる両面粘着テープを両面に貼って、張り合わせる方法はそのまま実用できる。
ユニットキューブの材質は木材類やプラスチック類や紙類などが適している。
大きさは特に規定しないが10mm角から100mm角までが好ましい。
図1は本発明の実施例1の外周面が3×3×3の箱状体1の斜視図とその断面図である。図2はその展開図である。
ユニットキューブは20mm角のヒノキ製で、ポリキューブの接合は酢酸ビニール樹脂系の木材用接着剤を使用している。
図3は本発明の実施例2の外周面が4×4×4の箱状体1の斜視図とその断面図である。図4はその展開図である。
ユニットキューブは30mm角のタモ材製で、ポリキューブの接合ははがせる両面粘着テープ(0.16mm)を両面に貼って、張り合わせている。
図5は実施例3の外周面が5×5×5の箱状体1の斜視図とその断面図である。図6はその展開図である。
ユニットキューブは20mm角のヒノキ製で、ポリキューブの接合は酢酸ビニール樹脂系の木材用接着剤を使用している。
図7は実施例4の5×5×5の箱状体1の展開図である。
ユニットキューブは実施例3と同じであるがピース3のポリキューブは窓4なしで、各面は2個のピースを凹凸状ではめ合わせできるようにしている。ポリキューブの接着方法も実施例3と同じである。
図8は実施例5の外周面が7×7×7の箱状体1の斜視図とその断面図である。図9はその展開図である。
ユニットキューブは20mm角のヒノキ製で、ポリキューブの接合は酢酸ビニール樹脂系の木材用接着剤を使用している。
図10は実施例6の外周面が3×3×3の箱状体1の斜視図とその断面図である。図11はその展開図である。
ユニットキューブは30mm角のヒノキ製で、ユニットキューブは上面の対角の頂点を共有する面の端部(面積の略4分の1以下)にピンク色に着色した三角マーク5A,を配し、反対面の、上面と交差する対角の頂点を共有する面の端部に、黄緑色に着色した四角マーク5B,を配している。線刻はレーザー加工で、着色はアクリル絵の具による手描きである。ピース3を構成するポリキューブも同一仕様のユニットキューブのマーク5を合わせている。ユニットキューブの接合方法ははがせる両面粘着テープ(0.16mm)を両面に貼って、張り合わせている。
本発明の立体パズルは初心者でも取りつきやすく、特に年少者の知育玩具や高齢者の脳トレ遊具として推奨できる。
また、キューブパズル愛好者にとっても新しい概念のパズルであるため、新奇なピースの組合せの問題を創出できる楽しみがある。
1 箱状体
2 空洞部(キャビティ)
3 ピース(ポリキューブ)
4 窓部(窓)
5 色相及び/又はマーク(マーク)
5A マークA
5B マークB

Claims (5)

  1. 3以上の自然数がm≦n≦pとして、各辺が任意の長さの単位直方体(ユニットキューブ)がm×n×pユニットからなる直方体の内部に(m−2)×(n−2)×(p−2)ユニット相当の空洞部(キャビティ)を有する箱状体を、モノキューブ及びポリキューブからなる複数個のピースで組み立てる立体パズル。
  2. すべてのポリキューブが形状の異なる平面型(プレイナー)ポリキューブである請求項1に記載の立体パズル。
  3. 箱状体の各外面の辺を構成する部分以外の部分の一部のユニットキューブが欠如して窓空きとなっている請求項1から2いずれかに記載の立体パズル。
  4. 各ユニットキューブの少なくとも上面の対角の頂点を共有する面の端部(面積の略4分の1以下)に同じマーク5Aを配し、反対面の上面と交差する対角の頂点を共有する面の端部(面積の略4分の1以下)に、上面と区別できる同じマーク5Bを配した請求項1から3までのいずれかに記載の立体パズル。
  5. (m−2)×(n−2)×(p−2)ユニット相当の空洞部に空洞部と同じ外形の箱状体を入れ子にし、さらに可能ならばその入れ子の空洞部にも同じ外形の箱状体又はソリッド体を入れ子にした請求項1から4いずれかに記載の立体パズル。
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