JP2022132931A - バーナキャップの製造方法 - Google Patents

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【課題】より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成でカバー体をバーナキャップに固定し得る方法を採用し得る製造方法を提供する。【解決手段】カバー体40は、フランジ部32を上方から覆う環状の本体部41と、本体部41の内縁部41aから下方に突出する第1突出部42と、が一体的に設けられた構成をなす。組付工程では、第1突出部42を筒部31内に挿入し、筒部31内で第1突出部42と筒部31とを接触させた構成でカバー体40をバーナキャップ本体30に対して固定する。【選択図】図5

Description

本発明は、バーナキャップの製造方法に関するものである。
特許文献1に開示されるコンロバーナは、バーナキャップと、バーナカバーと、を備えている。バーナキャップは、バーナボディ上に載置される環状の部材である。バーナキャップの下面には、環状壁が設けられている。環状壁には、複数の炎口が形成されている。バーナキャップの上面には、同一径の円周上の3カ所に凹孔が設けられている。バーナカバーは、バーナキャップを上方側から覆っている。バーナカバーの下面には、環状板が取り付けられている。環状板の外周縁部における周方向の3カ所には、下方に突出する爪部が設けられている。バーナキャップの凹孔にバーナカバーの爪部が圧入されることで、バーナカバーがバーナキャップに固定される。
特開2017-116193号公報
特許文献1のような構成では、バーナキャップを覆う部材(バーナカバーおよび環状板)を製造するために、上板(バーナカバー)と下板(環状板)とを一体的に固定する工程が必要となり、固定方法としては、例えば、上板と下板とを溶接によって固定する方法が考えられる。しかし、この固定方法では、上板(バーナカバー)の表面に溶接痕が残りやすく、美観の低下を招きやすい。美観の低下を抑えるために溶接痕を消す工程を別途行うことも考えられるが、この場合、工程数の増加を招き、製造工程が複雑化しやすい。
本開示では、より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成でカバー体をバーナキャップ本体に固定し得る方法を採用し得る製造方法を提供する。
本開示の一つであるバーナキャップの製造方法は、
筒部と前記筒部から張り出すフランジ部とを有するバーナキャップ本体を含むバーナキャップを製造する製造方法であり、
前記バーナキャップ本体にカバー体を取り付ける第1方法と、前記バーナキャップ本体に前記カバー体を取り付けない第2方法のいずれかに応じた後工程が行われる製造方法であって、
前記第1方法に応じた後工程を行う場合、前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である組付工程を行い、
前記第2方法に応じた後工程を行う場合、前記バーナキャップ本体に対し、少なくとも前記フランジ部の上面に対して表面処理を施す工程である表面処理工程を行い、
前記カバー体は、前記フランジ部を上方から覆う環状の本体部と、前記本体部の内縁部から下方に突出する突出部と、が一体的に設けられた構成をなし、
前記組付工程では、前記突出部を前記筒部内に挿入し、前記筒部内で前記突出部と前記筒部とを接触させた構成で前記カバー体を前記バーナキャップ本体に対して固定する。
本開示の一つであるバーナキャップの製造方法は、
筒部と前記筒部から張り出すフランジ部とを有するバーナキャップ本体を含むバーナキャップを製造する製造方法であり、
前記バーナキャップ本体を形成する工程である本体形成工程と、
前記バーナキャップ本体に取り付けるカバー体を形成する工程であるカバー体形成工程と、
前記カバー体形成工程によって形成された前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である組付工程と、
を含み、
前記カバー体形成工程では、前記フランジ部を上方から覆う環状の本体部と、前記本体部の内縁部から下方に突出する突出部と、を一体的に設けた構成で前記カバー体を形成し、
前記組付工程では、前記突出部を前記筒部内に挿入し、前記筒部内で前記突出部と前記筒部とを接触させた構成で前記カバー体を前記バーナキャップ本体に対して固定する。
本開示の一つであるバーナキャップの製造方法は、より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成でカバー体をバーナキャップ本体に固定し得る方法を採用し得る。
図1は、第1実施形態における第1の形態のガスコンロを概略的に例示する斜視図である。 図2は、図1のガスコンロに用いられるガスバーナを例示する斜視図である。 図3は、図2のガスバーナの断面概略図である。 図4は、図1のガスコンロに用いられる第1態様のバーナキャップの斜視図である。 図5は、第1態様のバーナキャップにおける中心軸線を通る切断面を概略的に示す断面図である。 図6は、第1態様のバーナキャップの平面図である。 図7は、図5のA-A断面を示す断面図である。 図8は、バーナキャップ本体における中心軸線を通る切断面を概略的に示す断面図である。 図9は、カバー体を斜め上方から見た斜視図である。 図10は、カバー体を斜め下方から見た斜視図である。 図11は、カバー体の断面図である。 図12は、第1実施形態における第2の形態のガスコンロを概略的に例示する斜視図である。 図13は、図12のガスコンロに用いられるガスバーナを例示する斜視図である。 図14は、図13のガスバーナの断面概略図である。 図15は、図12のガスコンロに用いられる第2態様のバーナキャップの斜視図である。 図16は、第2態様のバーナキャップの平面図である。 図17(A)は、第1態様のバーナキャップを製造する場合の、第1準備工程後及び第2準備工程後の状態を説明する説明図であり、図17(B)は、組付工程の一部である挿入工程を説明する説明図である。 図18(A)は、組付工程の一部である形成工程に関し、治具をカバー体に挿入する工程を説明する説明図であり、図18(B)は、治具を用いて凸部を形成する工程を説明する説明図である。 図19は、他の実施形態のバーナキャップの断面図である。
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。なお、以下で例示される〔1〕~〔7〕の特徴は、矛盾しない組み合わせでどのように組み合わされてもよい。
〔1〕筒部と前記筒部から張り出すフランジ部とを有するバーナキャップ本体を含むバーナキャップを製造する製造方法であり、
前記バーナキャップ本体にカバー体を取り付ける第1方法と、前記バーナキャップ本体に前記カバー体を取り付けない第2方法のいずれかに応じた後工程が行われる製造方法であって、
前記第1方法に応じた後工程を行う場合、前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である組付工程を行い、
前記第2方法に応じた後工程を行う場合、前記バーナキャップ本体に対し、少なくとも前記フランジ部の上面に対して表面処理を施す工程である表面処理工程を行い、
前記カバー体は、前記フランジ部を上方から覆う環状の本体部と、前記本体部の内縁部から下方に突出する突出部と、が一体的に設けられた構成をなし、
前記組付工程では、前記突出部を前記筒部内に挿入し、前記筒部内で前記突出部と前記筒部とを接触させた構成で前記カバー体を前記バーナキャップ本体に対して固定する
バーナキャップの製造方法。
〔1〕に記載のバーナキャップの製造方法は、第1方法が採用される場合には、より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成で、カバー体をバーナキャップ本体に固定し得る。一方、第2方法が採用される場合には、カバー体を省略した形でバーナキャップを構成することができる。しかも、この製造方法では、共通の基本構造をなすバーナキャップ本体を第1方法及び第2方法のいずれにも用いることができるため、部品の共通化を図ることができる。
〔2〕筒部と前記筒部から張り出すフランジ部とを有するバーナキャップ本体を含むバーナキャップを製造する製造方法であり、
前記バーナキャップ本体を形成する工程である本体形成工程と、
前記バーナキャップ本体に取り付けるカバー体を形成する工程であるカバー体形成工程と、
前記カバー体形成工程によって形成された前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である組付工程と、
を含み、
前記カバー体形成工程では、前記フランジ部を上方から覆う環状の本体部と、前記本体部の内縁部から下方に突出する突出部と、を一体的に設けた構成で前記カバー体を形成し、
前記組付工程では、前記突出部を前記筒部内に挿入し、前記筒部内で前記突出部と前記筒部とを接触させた構成で前記カバー体を前記バーナキャップ本体に対して固定する
バーナキャップの製造方法。
〔2〕に記載のバーナキャップの製造方法は、より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成で、カバー体をバーナキャップ本体に固定し得る。
例えば、特許文献1のコンロバーナは、バーナキャップのフランジ部を覆うようにカバー体の板状部が設けられ、この板状部は、露出部位である上板と、フランジ部に係止する部位である下板とが一体的に重ねられた構成をなす。このような構成のものでは、カバー体を製造するために、上板と下板とを一体的に固定する必要があり、固定方法としては、溶接が採用されやすい。しかし、上板と下板とを溶接によって固定する場合、使用者に視認され得る部位(例えば、上板の表面)に溶接痕が残ることが懸念される。使用者に視認され得る部位に溶接痕が残るとコンロの美観に影響を及ぼすため、溶接痕を消す工程を別途行う必要があり、その結果、製造工程の複雑化や製造コストの増大を招いてしまう。これに対し、上記〔1〕の製造方法において第1方法が採用される場合、或いは、上記〔2〕の製造方法を用いる場合、カバー体において本体部の内縁部から下方に突出するように突出部が設けられ、この突出部を筒部の内周部に接触させて固定することができるため、上述の溶接を必須とすることなく、カバー体をバーナキャップに固定することができ、特許文献1のような問題が生じにくい。
〔3〕上記の〔1〕又は〔2〕に記載のバーナキャップの製造方法において、上記カバー体を形成する工程であるカバー体形成工程を含む。上記カバー体形成工程では、上記本体部と、上記突出部と、上記本体部の外縁部から下方に突出するとともに上記突出部を環状に囲む第2突出部と、を一体的に設けた構成で上記カバー体を形成する。
〔3〕に記載のバーナキャップの製造方法は、本体部の外縁部から下方に突出するように環状の第2突出部を設けることができるため、カバー体の本体部とバーナキャップのフランジ部との間に外側から煮汁が入り込むことを防ぐことができる。
〔4〕上記の〔3〕に記載のバーナキャップの製造方法において、上記組付工程は、上記第2突出部を上記フランジ部に接触させるように上記カバー体を上記バーナキャップ本体に組み付ける工程である。
〔4〕に記載のバーナキャップの製造方法は、カバー体の載置の安定性を高めることができ、外側から煮汁が入り込むことをより一層効果的に防ぐことができる。
〔5〕上記の〔1〕から〔4〕のいずれか一つに記載のバーナキャップの製造方法において、更に、上記バーナキャップ本体を形成する工程である本体形成工程を含む。上記組付工程を行う場合に、上記組付工程の前に上記本体形成工程を行うとともに当該本体形成工程において上記筒部の内周部に凹部を形成する。上記組付工程では、上記突出部の一部を上記凹部内に入り込ませるように引っ掛ける。
〔5〕に記載のバーナキャップの製造方法は、筒部の内周部に形成された凹部内に引っ掛かり部を入り込ませるという簡易な構成で、カバー体を固定することができる。突出部に形成された引っ掛かり部を筒部内において凹部に入り込ませて引っ掛ける構成であれば、固定のための構成が露出部位(特に、カバー体の本体部)の美観に影響を及ぼしにくい。
〔6〕上記の〔1〕から〔4〕のいずれか一つに記載のバーナキャップの製造方法において、上記組付工程では、上記突出部を上記筒部内に圧入して上記筒部に固定する。
〔6〕に記載のバーナキャップの製造方法は、圧入によって固定することができるため、固定のための構造をより簡素化することができ、固定に関与する部分が美観の低下を招きにくい。
〔7〕上記〔1〕から上記〔6〕のいずれか一つに記載の製造方法によって製造されたバーナキャップをコンロ本体に取り付ける工程を含むコンロの製造方法。
<第1実施形態>
以下では、第1実施形態に関するガスコンロ及びその製造方法が説明される。
1.ガスコンロの概要
図1には、第1の形態のガスコンロ1が例示される。図12には、第2の形態のガスコンロ201が例示される。第1の形態のガスコンロ1と第2の形態のガスコンロ201は、バーナキャップの構成のみが異なり、その他の構成は同一である。第1の形態のガスコンロ1と第2の形態のガスコンロ201は、製造工程の一部が共通するものであり、具体的には、バーナキャップ以外の製造工程が共通している。
2.第1の形態のガスコンロの概要
図1で示されるガスコンロ1は、コンロの一例に相当し、キャビネット(図1では図示省略)に組み込まれるビルトインコンロとして構成されている。
ガスコンロ1は、多数の部品が一体的に構成されたコンロ本体部1Aを備える。コンロ本体部1Aは、ガスバーナ(コンロバーナ)4,5,6、筐体2、天板3、などを備える。
以下の説明では、図1で示されるガスコンロ1において、板状に構成された天板3の板面方向(天板3の上面をなす所定の平坦面と平行な平面方向)のうち第1方向(図1の例では天板3を平面視したときの短手方向)が前後方向である。そして、上記第1方向と直交する第2方向(図1の例では、天板3を平面視したときの長手方向)が左右方向である。さらに、前後方向及び左右方向と直交する方向が上下方向である。なお、図1の例では、上下方向は、天板3の板厚方向である。
筐体2は、例えば公知の金属材料を主体として構成され、ガスコンロ1の外郭部を構成しており、ガスバーナ4,5,6やその他の部品を収容する。筐体2は、左右方向両側に一対の側壁部を備えるとともに、これら側壁部の後端部に連結される形で後壁部(図1では図示省略)が設けられる。筐体2の前面部(図1では図示省略)は、フレーム状又は壁状に構成されており、例えば、上述の一対の側壁部に架け渡される形で配置されるフレーム部などを有する。さらに、これら前面部、一対の側壁部、後壁部の下部には底壁部(図1では図示省略)が連結されている。筐体2は、これら前面部、一対の側壁部、後壁部、底壁部によって自身の内部空間が囲まれる構成をなし、上部が開口した箱状形態をなしている。
天板3は、筐体2の上端部に固定されており、筐体2の上端の開口を部分的に閉塞する構成で筐体2上に配置される。天板3は、平面視矩形状の板状形態をなしており、ガスバーナ4,5,6を露出させるための開口部(貫通孔)4A,5A,6Aが複数個形成された構成をなす。
ガスバーナ4,5,6は、天板3に形成された各開口部4A,5A,6Aにそれぞれ対応するように設けられている。具体的には、天板3における右端寄りかつ前端寄りの位置に形成された開口部4Aに挿入される形態でガスバーナ(右バーナ)4が設けられている。また、天板3における左端寄りかつ前端寄りの位置に形成された開口部5Aに挿入される形態でガスバーナ(左バーナ)5が設けられている。また、天板3における中央奥側に形成された開口部6Aに挿入される形態でガスバーナ(奥バーナ)6が設けられている。さらに、筐体2の中央付近には、グリル部8が設けられている。グリル部8は、箱状に構成されたグリル庫、グリル庫を開閉するグリル扉8A、ガスバーナとして構成されるとともにグリル庫内に配置されるグリルバーナ(図1では図示省略)、などを備える。
図1のように、筐体2の前面の右端寄りには2つの点火ボタン11,14(点火操作部)が設けられ、筐体2の前面の左端寄りにはもう2つの点火ボタン12,13が設けられている。点火ボタン11は、ガスバーナ4の点火操作及び消火操作を行うための操作ボタンである。点火ボタン12は、ガスバーナ5の点火操作及び消火操作を行うための操作ボタンである。点火ボタン13は、ガスバーナ6の点火操作及び消火操作を行うための操作ボタンである。点火ボタン14は、グリル部8のガスバーナの点火操作及び消火操作を行うための操作ボタンである。各点火ボタン11,12,13,14は、前方側から視認可能な構成かつ前方側からの操作が可能な構成で配置されている。各点火ボタン11,12,13,14のいずれも、前方側に突出した突出位置と突出位置よりも後方側に退避した後退位置とに変位可能に構成されており、さらに、各点火ボタン11,12,13,14のいずれも、回転可能に構成されている。
天板3に形成された複数の開口部(貫通孔)4A,5Aには、それぞれガスバーナ4,5の頭部を構成するバーナキャップ10がそれぞれ配置されている。同様に、開口部6Aには、ガスバーナ6の頭部を構成するバーナキャップ20が配置されている。バーナキャップ10とバーナキャップ20は同様の構成をなす。そして、天板3上には、各バーナキャップ10,20をそれぞれ囲むように金属製の五徳7が設けられている。ガスバーナ4,5は、ガスバーナ6に対してサイズが異なるのみで実質的に同じ構成であり、以下、ガスバーナ6について詳述する。
ガスバーナ6は、燃料ガスと一次空気とを吸入するスロート部が接続されて燃料ガスと一次空気とを混合する図示されていない混合気室を備えており、この混合気室にバーナ本体6Bが連通して接続されている。バーナ本体6Bには、ガス流路が設けられている。そして、図2、図3に示すように、バーナ本体6B上に、バーナキャップ20が載置されている。バーナキャップ20は、図2に示すように、自身の外周部に炎孔33が形成されたバーナキャップ本体30を備えている。バーナキャップ本体30には、外周部に多数の炎孔33が形成されている。図1に示されるように、いずれかの炎孔33の近傍には、点火用の電極6Cと火炎検出用の熱電対(図示略)と、が設けられている。複数の炎孔33は、図4に示されるように、主炎孔33aと火移り孔33bとを含んでいる。主炎孔33aは、相対的に大きな火炎を形成する孔であり、加熱に大きく寄与する主炎を生じさせるための炎孔である。なお、隣り合う主炎孔33aの間には、主炎孔33aよりも小サイズの溝である補炎孔が形成されている。火移り孔33bは、主炎孔33aより小さい孔であり、自身の一方側の主炎孔33aで生じる火炎を他方側の主炎孔33aに移して火炎を連続させる機能を有する孔である。なお、図2、図4等では、一部の炎孔33の符号のみが図示されているが、炎孔33は、バーナキャップ本体30の周方向全体にわたって多数形成されている。さらに、バーナ本体6B及びバーナキャップ20の中央を貫通するように温度センサ9が配置されている。この温度センサ9は、五徳7上に載置される調理器具(調理鍋等)の底に当接して調理器具底部の温度を検知するように機能する。図3では温度センサ9以外の部品が断面で示されており、温度センサ9は、側面視した構成が概略的に示される。なお、図3は、主炎孔33aを通り中心軸線Gを通る切断面で切断した断面を概略的に示す図である。
点火ボタン13を点火操作すると、バーナ本体6Bに対し、一次空気と共に燃料ガスが混合気室(図示略)を介して供給され、混合気となってバーナ本体6B上に載置されたバーナキャップ20の多数の炎孔33から流出する。そして、コンロ本体部1Aの内部に設けられた図示しないコントローラが、当該バーナキャップ20の電極6Cをスパークさせて混合気に点火し、このバーナキャップ20の周囲に火炎を生じさせる。これにより、このバーナキャップ20の周囲の五徳7上に載置される調理器具の底部を加熱することができ、加熱調理が可能となる。
3.第1態様のガスコンロのバーナキャップ
次の説明は、バーナキャップ20の詳細構成に関する。
図4~図6に示すように、バーナキャップ20は、環状のバーナキャップ本体30と、バーナキャップ本体30に固定されるカバー体40と、を備える。バーナキャップ20は、バーナキャップ本体30とカバー体40とが互いに組み付けられる。バーナキャップ20は、全体として環状に構成されている。カバー体40は、バーナキャップ20において上方側に配置される。カバー体40は、円形の環状板として構成される。バーナキャップ本体30は、バーナキャップ20において下方側に配置される。バーナキャップ本体30は、筒状をなす。
バーナキャップ本体30は、バーナ本体6Bに対して上方側から装着される。バーナキャップ本体30は、バーナ本体6B上に載置される。図8で示されるバーナキャップ本体30は、例えばアルミダイカスト等の金属材料によって構成されている。バーナキャップ本体30は、カバー体40の下方に位置する。バーナキャップ本体30は、カバー体40が固定されている。バーナキャップ本体30は、円筒状に構成された筒部31と、筒部31の上端側の部位から張り出すフランジ部32と、を備える。
図8に示されるように、筒部31は、中心軸線Gを円筒の中心とするように円筒状に構成され、中心軸線Gに沿って延びている。例えば中心軸線Gの方向は上下方向である。筒部31の内周面は、中心軸線Gを中心とする円筒面又は中心軸線Gを中心とする円筒面に沿った環状の面として構成されている。筒部31の外周面も、中心軸線Gを中心とする円筒面又は中心軸線Gを中心とする円筒面に沿った環状の面として構成されている。筒部31の上端部は、バーナキャップ20の上端部の開口部を構成する。筒部31の下端部は、バーナキャップ20の下端部の開口部を構成する。筒部31の内周部は、バーナキャップ20の上端から下端に続く孔部を構成する。
図8に示されるように、フランジ部32は、筒部31における上端寄りの部分から中心軸線Gを中心とする半径方向外側に張り出す部分として構成されている。具体的には、フランジ部32は、筒部31の上端部に連結され、当該上端部から中心軸線Gを中心とする半径方向外側に張り出す部分として構成されている。フランジ部32と筒部31は、例えば同一の金属材料によって一体的に構成されている。フランジ部32には上面部34が設けられている。上面部34は、フランジ部32における上側の板面を構成する部分である。上面部34の一部(後述する盛り上がり部35を除く部分)は、カバー体40の本体部41から距離を隔てて配置されるとともに、本体部41の下面と距離を隔てて対向する環状の対向面(上面)を構成する部分である。上面部34には、後述するカバー体40の第2突出部43が接触する。上面部34の表面(上面)は、中心軸線Gと直交する平面に沿った環状の面である。
図8に示すように、フランジ部32の上面部34と一体化した構成で、円環状の盛り上がり部35が設けられている。盛り上がり部35は、筒部31の上端部を構成する。盛り上がり部35は、フランジ部32の上面部34の内縁部から上方に突出している。盛り上がり部35の上面は、中心軸線Gと直交する平面に沿った環状の面である。盛り上がり部35の上面35aは、中心軸線Gと直交する平面に沿った環状の面である。盛り上がり部35の内側面(中心軸線G側の側面)35bは、中心軸線Gの軸方向(上下方向)に沿って延びている。内側面35bの上端には、中心軸線Gに向かって下り傾斜となる傾斜部35cが設けられている。盛り上がり部35の外側面(中心軸線Gとは反対側の側面)35dは、中心軸線Gとは反対側に向かって下り傾斜となっている。
図8に示すように、バーナキャップ本体30の中央部には、上下に延びる貫通孔36が形成されており、貫通孔36内を通るように上下方向に気体が通過可能となっている。
図4に示すように、バーナキャップ本体30において、フランジ部32の下面部には、上述の炎孔33が周方向全体に亘って多数形成されている。また、フランジ部32は、外周縁の大部分の形状が平面視円形状となっており、外周縁部の一部には、平面視したときに円形状となる外縁部分から外側に延び出る延出片38が形成されている。この延出片38は、図1に示す電極6Cと対向する部分である。
筒部31の内周部39には、図8に示すように、凹部50が設けられている。内周部39は、貫通孔36の円筒状の壁面を構成する部分である。凹部50は、中心軸線Gを中心とする周方向に形成された溝部である。凹部50は、内周部39の上端寄りの位置に設けられている。凹部50は、水平方向(中心軸線Gと直交する方向)でフランジ部32と重なる位置に設けられている。具体的には、上下方向において凹部50の上端部と下端部の間の領域にフランジ部32が位置する。凹部50は、中心軸線Gを中心とする径方向外側に凹んでいる。凹部50は、内周部において周方向の全体にわたって連続的に形成されている。凹部50内の内周壁面50aは、上下方向(中心軸線Gの軸方向)に沿って延びる円環状の面であり、具体的には、中心軸線Gを中心とする円筒面である。内周壁面50aは、凹部50において最も内径が大きくなる部分の内周面でもある。凹部50の下壁面50bは、下方側となるにつれて内径が小さくなるように構成されたテーパ面であり、下方側となるにつれて中心軸線Gに近づくように縮径された円環状の傾斜面である。凹部50の上壁面50cは、中心軸線Gに直交する平面に沿った円環状の面である。上壁面50cは、盛り上がり部35の内側面35bに直交するように連なっている。凹部50の上壁面50c(凹部50の上端)は、上下方向においてフランジ部32の上面と同程度の位置又は当該上面よりも上位置に配置される。凹部50は、盛り上がり部35の上面35aの下方に位置する。中心軸線Gを中心とする半径方向において、凹部50の内周壁面50aの位置は、上面35aの外縁よりも内側に位置する。
カバー体40は、金属製(例えばステンレス製)である。図9~図11に示すように、カバー体40は、本体部41と、第1突出部42と、第2突出部43と、を有している。本体部41は、バーナキャップ本体30のフランジ部32を上方から覆う円形の環状板として構成されている。カバー体40は、本体部41と第1突出部42と第2突出部43とが同一材料によって一体形成されている。第1突出部42は、例えば、金属加工(折り曲げ加工等)によって本体部41から折り曲げられた構成をなす。第2突出部43は、例えば、金属加工(折り曲げ加工等)によって本体部41から折り曲げられた構成をなす。このように、カバー体40では、本体部41と第1突出部42との間で溶接等の接合が不要となっている。また、本体部41と第2突出部43との間で溶接等の接合が不要となっている。本体部41は、フランジ部32の円形部分とほぼ同じ形状になっている。本体部41の内縁部41a側には、膨出部41bが設けられている。膨出部41bは、上方(第1突出部42および第2突出部43の突出方向とは反対方向)に突出している。膨出部41bの外側部分(第2突出部43側の部分)は、第2突出部43側に向かって下り傾斜になっている。
図5に示すように、カバー体40がバーナキャップ本体30に固定された状態で、本体部41の膨出部41bの内側(下方側)に、下方から盛り上がり部35が入り込んでいる。本体部41の膨出部41bの下面に、盛り上がり部35の上面35aが接触している。
カバー体40は、表面処理(例えば、バレル研磨など)が施され、滑らか且つ光沢のある構成となっている。図9~図11に示すように、カバー体40の中心部には、バーナキャップ本体30の貫通孔36とほぼ同程度の径の貫通孔44が、本体部41の厚さ方向に貫通する構成で形成されている。図5に示すように、貫通孔44は、上述の貫通孔36の内部空間の上方に続くように、貫通孔36と連通して配置される。
第1突出部42は、突出部の一例に相当する。第1突出部42は、図9~図11に示すように、本体部41の内縁部41aから下方に突出している。第1突出部42の突出長さは、後述する第2突出部43の突出長さより大きくなっている。第1突出部42は、上下方向(カバー体40がバーナキャップ本体30に固定された状態で中心軸線Gの軸方向)に中心軸が延びる円筒状である。第1突出部42は、筒部31内に挿入され、筒部31の内周部39に接触しつつ筒部31に固定される。
図5に示すように、カバー体40がバーナキャップ本体30に固定された状態で、第1突出部42は、引っ掛かり部45と、延出部46と、を具備する。引っ掛かり部45は、第1突出部42の下端側部分を構成する。引っ掛かり部45は、延出部46に対して外側(図5では、中心軸線Gを中心とする径方向外側)に折れ曲がっている。引っ掛かり部45は、凹部50内に入り込んでいる。引っ掛かり部45は、凹部50内に入り込んだ状態で凹部50に引っ掛かっている。引っ掛かり部45は、延出部46の下端部から中心軸線Gとは反対側に向かって傾斜するように折れ曲がっている。引っ掛かり部45の部分では、延出部46よりも外径が大きくなるように拡径されている。引っ掛かり部45は、凹部50の上壁面50cの下方に位置している。具体的には、延出部46の下端部から折れ曲がった部分が凹部50内に入り込むように拡径されており、このような拡径部分が上壁面50c又は上壁面50cの内側の端部に引っ掛かるように配置される。
延出部46は、図5に示すように、第1突出部42の上端側部分を構成している。延出部46は、所定外径の円筒をなす。延出部46は、本体部41の内縁部41aから下方に延出している。延出部46の突出長さ(上下方向の長さ)は、盛り上がり部35の突出長さ(上下方向の長さ)と同程度である。延出部46は、上下方向(中心軸線Gの軸方向)に中心軸が延びる円筒状である。延出部46は、盛り上がり部35の内側面35bに内側(中心軸線G側)から対向している。延出部46は、盛り上がり部35の内側面35bに接触していてもよく、離間していてもよい。
引っ掛かり部45は、図5、図7に示すように、6つの凸部47を備えている。凸部47は、係止部の一例に相当する。凸部47は、後述するように、第1突出部42の下端側部分を、例えば治具70で径方向外側に押し出されることで形成されている。6つの凸部47は、中心軸線Gと中心として放射状に突出している。6つの凸部47は、筒部31の周方向において互いに等しい間隔をあけて配置されている。6つの凸部47は、中心軸線G周りに60°等角で配置されている。凸部47は、延出部46の下縁部から斜め下方(中心軸線Gの軸方向に対して傾斜する方向であり、かつ中心軸線Gから離れる方向)に突出している。凸部47は、筒部31の周方向に沿った円弧状である。6つの凸部47は、凹部50内に入り込んでいる。凸部47の先端(下端)は、凹部50の内周壁面50aに接触している。凸部47は、凹部50内に入り込んだ状態で凹部50に引っ掛かっている。凸部47は、凹部50の上壁面50cの下方に位置している。
第2突出部43は、図9~図11に示すように、本体部41の外縁部41cから下方に突出している。第2突出部43は、円環状である。第2突出部43は、第1突出部42の外側から第1突出部42を環状に囲む。第2突出部43は、図5に示すように、上方側からフランジ部32に接触する。第2突出部43の突出長さ(上下方向の長さ)は、延出部46の突出長さ(上下方向の長さ)と同程度である。第2突出部43は、第1突出部42の外側から第1突出部42を環状に囲む。第2突出部43は、フランジ部32の外縁部よりわずかに内側(中心軸線G側)に位置している。第2突出部43の先端(下端)は、上方側からフランジ部32の上面部34の外縁部に接触している。
4.第2の形態のガスコンロの概要
図12には、第2の形態のガスコンロ201が例示される。ガスコンロ201は、各バーナキャップ10を各バーナキャップ210に変更した点、及びバーナキャップ20をバーナキャップ220に変更した点のみが第1の形態のガスコンロ1(図1等)と異なる。ガスコンロ201は、バーナキャップ210,220以外の構成は、第1の形態のガスコンロ1(図1等)と同一である。
5.第2の形態のガスコンロのバーナキャップ
次の説明は、第2の形態のガスコンロ201を構成するバーナキャップ220に関する。なお、バーナキャップ210とバーナキャップ220は同様の構成をなす。
図13~図16のように、バーナキャップ220は、第1の形態のガスコンロ1におけるバーナキャップ20からカバー体40を省略した構成をなす。即ち、バーナキャップ220は、バーナキャップ本体30によって構成されている。バーナキャップ220を構成するバーナキャップ本体30は、ガスコンロ1のバーナキャップ本体30と完全に同一の構成であってもよく、若干異なっていてもよい。以下の代表例では、バーナキャップ220を構成するバーナキャップ本体30において、フランジ部32の上面部34の表面(上面)において表面処理が施されている。表面処理は、例えば研磨である。
バーナキャップ220は、ガスコンロ201内においてバーナ本体6B(ガスバーナ本体)に対し上方側から装着されるバーナキャップである。バーナキャップ220を構成するバーナキャップ本体30は、第1の形態のような態様(フランジ部32を覆う構成でカバー体40が取り付けられる第1態様)と、第2実施形態のような態様(カバー体40が取り付けられない第2態様)とに共用されるものである。バーナキャップ220のバーナキャップ本体30は、筒部31と、筒部31から張り出すフランジ部32と、を有する。
上述されたように、フランジ部32の上面部34には、環状の盛り上がり部35が形成されている。盛り上がり部35は、上端部がフランジ部32の外縁部よりも上側に位置する構成で盛り上がる。盛り上がり部35は、バーナキャップ本体30が第1態様として用いられる場合にカバー体40を下方から支持する支持部として機能する。盛り上がり部35は、バーナキャップ本体30が第2態様として用いられる場合にフランジ部32の上面に沿って筒部31側に液体が流れ込むことを堰き止める堰として機能する。
6.製造方法の概要及び共通工程
次の説明は、バーナキャップ20,220の製造工程に関する。
バーナキャップ20は、バーナキャップ本体30にカバー体40を取り付ける第1方法で製造されるものである。バーナキャップ220は、バーナキャップ本体30にカバー体40を取り付けない第2方法で製造されるものである。バーナキャップ20,220を製造する方法では、第1方法及び第2方法のいずれかに応じた後工程が行われる。
バーナキャップ20,220を製造するにあたっては、バーナキャップ20,220のいずれを製造するかを決定する決定工程が行われる。バーナキャップ20,220のいずれを製造するかは、例えば、事前の製造計画において作業者等によって人為的に決定されてもよく、自動制御によって決定されてもよい。決定工程は、後述の第1準備工程の前に行われてもよく、第1準備工程の後に行われてもよく、第1準備工程と同時期に行われてもよい。
バーナキャップ20,220を製造する場合、上述の決定工程に加えて、バーナキャップ本体30を準備する第1準備工程が行われる。第1準備工程は、本体形成工程の一例に相当する。第1準備工程では、バーナキャップ本体30が形成される。第1準備工程では、バーナキャップ本体30は、例えば、溶融した金属(例えばアルミニウム又はアルミニウム合金)を金型に圧入して成型(鋳造)することで作製される。バーナキャップ本体30において、凹部50を形成する前の筒部31の内周面は、一定の内径の内周面であってもよく、若干のテーパ面を有していてもよい。凹部50は、筒部31の内周面を形成した後、筒部31の内周面の上端側に切削加工を施すことによって形成される。ここで説明される方法はあくまで一例であり、上述の形状をなすバーナキャップ本体30(図8参照)を形成可能な方法であれば、公知のどのような金属加工方法で形成されてもよい。このように、決定工程及び第1準備工程が共通工程として行われる。
7.第1態様のバーナキャップ20の製造に関する工程
バーナキャップ20,220のうち、バーナキャップ20を製造する場合には、上述の決定工程及び第1準備工程に加えて、第2準備工程及び組付工程が行われる。即ち、第2準備工程及び組付工程は、第1方法に応じた後工程であり、具体的には、第1方法でバーナキャップ20を製造する場合に必須となる工程である。
第2準備工程は、カバー体40を準備する工程である。第2準備工程は、カバー体形成工程の一例に相当する。第2準備工程では、上述された形状のカバー体40(図10、図11参照)が金属加工によって形成される。具体的には、フランジ部32を上方から覆う環状の本体部41と、本体部41の内縁部から下方に突出する第1突出部42と、本体部41の外縁部から下方に突出する第2突出部43と、が一体的に設けられるようにカバー体40が形成される。第2準備工程では、例えば、ステンレス製の板材が加工されることによりカバー体40が形成される。なお、上述の形状をなすカバー体40(図10、図11参照)を形成可能な方法であれば、公知のどのような金属加工方法で形成されてもよい。なお、図10、図11、図17(A)に示されるカバー体40は、凸部47を形成する前のカバー体40であり、第2準備工程では、「凸部47を形成する前のカバー体40」を形成する。「凸部47を形成する前のカバー体40」では、第1突出部42は、基端部から先端部まで一定の内径及び一定の外径で続く筒状部として構成される。
第1態様のバーナキャップ20を製造する場合、第1準備工程及び第2準備工程の後に、カバー体40をバーナキャップ本体30に組み付ける組付工程が行われる。この工程では、図17(A)のように用意されたカバー体40(凸部47を形成する前のカバー体40)及びバーナキャップ本体30が、互いに組み付けられる。組付工程では、まず、図17(B)で示される実線部分のように、凸部47を形成する前のカバー体40における第1突出部42(凸部47を形成する前の第1突出部42)を、バーナキャップ本体30の筒部31内(貫通孔36)にバーナキャップ本体30の上端側から(フランジ部32側から)挿入する挿入工程が行われる。
図17(B)のように、挿入工程では、盛り上がり部35の上面35aが、本体部41の膨出部41bの下面に接触する位置関係となるように第1突出部42を筒部31内(貫通孔36)に挿入する。即ち、カバー体40の内縁部を下方から支持するように盛り上がり部35が配置される構成で、バーナキャップ本体30に対してカバー体40(凸部47を形成する前のカバー体40)が配置される。より具体的には、挿入工程では、第2突出部43の先端(下端)が上方側からフランジ部32の上面部34の外縁部に接触し、第1突出部42の基端側(上端側)の一部が盛り上がり部35の内側面35b(筒部31の内周部39を構成する面)に内側(中心軸線G側)から嵌り込む位置関係となるように第1突出部42を筒部31内(貫通孔36)に挿入する。挿入工程によって挿入された後には、第1突出部42の先端は、水平方向(中心軸線Gに直交する方向)で、凹部50と重なる位置(凹部50の上下方向の中心よりわずかに上方の位置)にある。即ち、挿入工程によって挿入された後の図17(B)の状態では、第1突出部42の先端は、凹部50の上端よりも下位置にあり、凹部50の下端よりも上位置にある。
組付工程では、上述の挿入工程の後に、図17(B)のような状態から、図18のように凸部47を形成する形成工程が行われる。凸部47を形成する形成工程では、図17(B)のように挿入された第1突出部42を治具70によって変形させ、外側に張り出すように凸部47を形成する。治具70は、公知の拡径治具として構成される。治具70は、図18(A)に示されるように、例えば、6つの分割片71を備えている。分割片71の断面(中心軸線Gの軸方向から見た断面)は、扇形状である。各分割片71の断面形状は、同じになっている。円形に配列された6つの分割片71によって、押圧部72が構成されている。図18に示される複数の分割片71は、図18(A)のように中心軸線Gに近づく縮径状態と、図18(B)のように中心軸線Gとの距離が第1状態のときよりも大きくなるように離れる拡径状態とに切り替わるように変位し得る。なお、図18では、複数の分割片71をこのように変位させるためのガイド部は省略されている。複数の分割片71は、図18(A)のような縮径状態のときの外縁の径よりも、図18(B)のような拡径状態のときの外縁の径のほうが大きくなるように構成されている。図18(A)の例では、上記縮径状態のときに6つの分割片71が円筒状に合体した合体状態となる。図18(B)の例では、上記拡径状態のときに6つの分割片71が周方向に分割した分割状態となる。具体的には、図18(A)のような縮径状態のときに、複数の分割片71が円板状且つ円筒状に構成され、内周部が所定内径の孔部として構成される。そして、複数の分割片71の内周部(孔部)に挿入されるように軸部材73が配置される。軸部材73は、棒状且つ円柱状に構成され、図18(A)のような縮径状態のときに複数の分割片71の内周部に構成される孔部に挿入される小径部と、この孔部よりも外径の大きい大径部とを有する。軸部材73における小径部の外径は上記縮径状態のときの複数の分割片71の内周部(孔部)の内径と同程度であり、図17(B)に示される二点鎖線のように、上記縮径状態のときには上記内周部(孔部)に軸部材73の小径部が挿入され得る。一方、軸部材73の大径部は、上記小径部に続くように構成され、上記小径部から遠ざかるにつれて外径が大きくなるテーパ部を有する。図17(B)の二点鎖線のように、上記縮径状態のときの上記内周部(孔部)に軸部材73の小径部が挿入された状態では、複数の分割片71は上記縮径状態を維持する。そして、この状態から軸部材73が自身の軸方向に変位し、上記大径部(テーパ部)が複数の分割片71の内側に押し込まれると、複数の分割片71は図18(B)のように中心軸線Gから離れる方向に変位し、上記拡径状態に変化する。図17(B)の二点鎖線及び図18(A)のように複数の分割片71が縮径状態で第1突出部42の先端部付近の内側に配置された状態から、図18(B)のように軸部材73の大径部が複数の分割片71の内側に押し込まれて複数の分割片71が拡径状態に変化することで、複数の分割片71が放射状に拡がり、第1突出部42の先端部付近が広げられる構成で凸部47が形成される。
凸部47を形成する形成工程では、カバー体40をバーナキャップ本体30に組み付ける工程を経た後のカバー体40の貫通孔44に対し、図17(B)の二点鎖線のように複数の分割片71が内側に配置される構成で治具70を挿入する。より具体的には、押圧部72(複数の分割片71)の外側に凹部50が配置されるように、押圧部72と凹部50とが水平方向(中心軸線Gに直交する方向)に重なる状態で配置する。押圧部72の外径は、縮径状態(合体状態)のときには凸部47を形成する前の第1突出部42の内径よりもわずかに小さく、拡径状態(分割状態)では、凸部47を形成する前の第1突出部42の内径よりも大きくなる。図18(B)のように、押圧部72(複数の分割片71)は、縮径状態(合体状態)から拡径状態(分割状態)になることに応じて、第1突出部42の先端部付近の内面を径方向外側に押圧する。このような押圧が行われると、図5のように、第1突出部42の先端の複数箇所(例えば、6カ所)が、斜め下方(中心軸線Gの軸方向に対して傾斜する方向であり、かつ中心軸線Gから離れる方向)に突出する。これにより、引っ掛かり部45、および6つの凸部47を有する延出部46が形成される。6つの凸部47は、凹部50内に入り込む。凸部47の先端(下端)は、凹部50の内周壁面50aに接触する。凸部47は、凹部50内に入り込んだ状態で凹部50に引っ掛かる。このように、形成工程では、カバー体40の本体部41における内縁部付近に対して盛り上がり部35が下方から接触しつつ上記内縁部付近を盛り上がり部35(支持部)が支持しながら、凸部47を凹部50内に入り込ませるようにカシメ加工(具体的には、凸部47を凹部50(溝部)内に押し込ませるカシメ加工)を施して引っ掛ける。これにより、第1突出部42は、筒部31内に挿入され、筒部31の内周部39に接触しつつ筒部31に固定される。このようにして、第1態様のバーナキャップ20が製造される。なお、図17(B)、図18では、凸部47を形成する方法の一例を示したが、第1突出部42の先端部付近の周方向複数部位又は周方向全体を中心軸線Gから離れる方向に内側から押して凸部を形成できる方法であれば、どのような拡径方向を用いてもよく、どのような拡径治具を用いてもよい。
8.第2態様のバーナキャップ220の製造に関する工程
バーナキャップ20,220のうち、バーナキャップ220を製造する場合には、上述の決定工程及び第1準備工程に加えて、表面処理工程を行う。即ち、表面処理工程は、第2方法に応じた後工程である。表面処理工程は、バーナキャップ本体30に対し、少なくともフランジ部32の上面に対して表面処理を施す工程である。具体的には、表面処理工程では、フランジ部32の上面を研磨する。なお、表面処理工程では、フランジ部32の上面以外の露出部分を研磨してもよい。表面処理工程では、バレル研磨、バフ研磨、ラッピング研磨など、公知の様々な研磨加工を採用し得る。
上述されたバーナキャップ20,220の製造方法は、第1方法が採用される場合には、より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成で、カバー体40をバーナキャップ本体30に固定し得る。一方、第2方法が採用される場合には、カバー体40を省略した形でバーナキャップ220を構成することができる。しかも、この製造方法では、共通の基本構造をなすバーナキャップ本体30を第1方法及び第2方法のいずれにも用いることができるため、部品の共通化を図ることができる。
第1方法が採用された場合、より簡易な構成且つ美観の低下が生じにくい構成で、カバー体40をバーナキャップ本体30に固定し得る。具体的には、カバー体40において本体部41の内縁部41aから下方に突出するように突出部(第1突出部)が設けられ、この突出部を筒部の内周部に接触させて固定することができるため、上述の溶接を必須とすることなく、カバー体をバーナキャップに固定することができる。
第1方法が採用された場合、本体部の外縁部から下方に突出するように環状の第2突出部を設けることができるため、カバー体40の本体部とバーナキャップ本体のフランジ部との間に外側から煮汁が入り込むことを防ぐことができる。
第1方法が採用された場合、第2突出部を上記フランジ部に接触させるように上記カバー体を上記バーナキャップ本体に組み付けることができるため、カバー体の載置の安定性を高めることができ、外側から煮汁が入り込むことをより一層効果的に防ぐことができる。
第1方法が採用された場合、筒部の内周部に形成された凹部内に引っ掛かり部を入り込ませるという簡易な構成で、カバー体を固定することができる。突出部に形成された引っ掛かり部を筒部内において凹部に入り込ませて引っ掛ける構成であれば、固定のための構成が露出部位(特に、カバー体の本体部)の美観に影響を及ぼしにくい。
<他の実施形態>
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。さらに、上述された実施形態は、次のように変更されてもよい。
上述の実施形態の説明では、コンロの一例としてビルトインコンロとして構成されるガスコンロ1が例示されたが、コンロは、テーブルコンロなどの他種のコンロであってもよい。
上述の実施形態では、引っ掛かり部45が6つの凸部47を備えていたが、バーナキャップ本体30の凹部50に引っ掛かる構成であれば、その他の形状であってもよい。例えば、図19に示すように、引っ掛かり部45が環状の凸部247を備えていてもよい。凸部247は、延出部46から外側(中心軸線Gとは反対側)に突出している。凸部247の周方向全体が凹部50内に入り込んでいる。凸部247の先端(下端)は、凹部50の内周壁面50aに接触していてもよく、接触していなくてもよい。
上述の実施形態において、第1突出部42は、筒部31内に圧入された状態で、筒部31に固定される構成であってもよい。例えば、引っ掛かり部45が設けられていない(軸方向全体に亘って径が等しい円筒状である)第1突出部42を、凹部50が設けられていない筒部31内に圧入する構成であってもよい。この場合、第1突出部42の外径は、筒部31の内径と同じか、わずかに大きくなっている。また、例えば、第1突出部42に弾性変形部(径方向に弾性変形可能な板ばね等)が設けられる構成であってもよい。筒部31への挿入開始時に弾性変形した弾性変形部が、弾性復帰して凹部50に入り込んで引っ掛かる構成であってもよい。これらのガスバーナ6は、圧入によって固定することができるため、固定のための構造をより簡素化することができ、固定に関与する部分が美観の低下を招きにくい。
上述の実施形態では、第1突出部42が筒部31内(貫通孔36)に挿入された後に、引っ掛かり部45が形成されたが、内周部39に引っ掛かる構成が第1突出部42に予め設けられてもよい。例えば、筒部31内(貫通孔36)に挿入した第1突出部42を、回転させることなどによって内周部39に引っ掛けてもよい。一例としては、例えば、第1突出部42の外周部に係止部(例えば、外側に突出するL字状の引っ掛かり部)を形成しておき、内周部39には上記係止部に引っ掛かる被係止部を形成しておき、筒部31内の被係止部と第1突出部42の係止部とが干渉しないように筒部31内に第1突出部42を挿入した後、第1突出部42を筒部31に対して相対的に回転させることで係止部と被係止部とが引っ掛かり、この引っ掛かりによって第1突出部42が筒部31から抜けないように固定される構成であってもよい。
上述の実施形態では、第1突出部42に凸部47が設けられ、筒部31に凹部50が設けられたが、第1突出部42に凹部が設けられ、筒部31に凸部が設けられてもよい。
上述の実施形態では、凸部47が凹部50の内周壁面50aに接触していたが、接触していなくてもよい。例えば、引っ掛かり部45と延出部46との角部が、凹部50の上端(凹部50の上壁面50cと盛り上がり部35の内側面35bとの角部)に接触する構成であってもよい。
上述の実施形態では、第1突出部42は、円筒状であったが、円筒状でなくてもよい。例えば、筒部31の内周部39に引っかかる部分のみが突出する構成であってもよい。
上述の実施形態では、第2突出部43が円筒状であったが、円筒状でなくてもよい。例えば、第2突出部は、本体部41の外縁部の一部から下方に突出する構成であってもよい。
上述の実施形態では、第1突出部42に6つの凸部47が設けられる構成であったが、6つ以外の数の凸部を設けられてもよい。この場合、治具70は、分割片71の数が凸部の数に合っていればよい。
上述の実施形態では、カバー体40が第2突出部43を備えていたが、第2突出部43を備えなくてもよい。
上述の実施形態では、第2突出部43がフランジ部32の上面部34に接触していたが、接触しない構成であってもよい。
上述の実施形態では、バーナキャップ本体30に炎孔33が設けられる構成が例示されたが、バーナキャップ本体30の一部とバーナ本体6B一部とによって炎孔が形成される構成であってもよい。
上述の実施形態の説明では、表面処理工程として研磨が例示されたが、研磨以外の工程であってもよい。例えば、フランジ部32の上面部34に対して、メッキ、塗装、アルマイトなどの処理を施す工程であってもよい。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、今回開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示された範囲内又は特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,201…ガスコンロ
4,5,6…ガスバーナ(コンロバーナ)
6B…バーナ本体
10,20,210,220…バーナキャップ
30…バーナキャップ本体
31…筒部
32…フランジ部
33…炎孔
34…上面部
39…内周部
40…カバー体
41…本体部
41a…内縁部
41c…外縁部
42…第1突出部(突出部)
43…第2突出部
45…引っ掛かり部
46…延出部
47,247…凸部(係止部)
50…凹部

Claims (5)

  1. 筒部と前記筒部から張り出すフランジ部とを有するバーナキャップ本体を含むバーナキャップを製造する製造方法であり、
    前記バーナキャップ本体にカバー体を取り付ける第1方法と、前記バーナキャップ本体に前記カバー体を取り付けない第2方法のいずれかに応じた後工程が行われる製造方法であって、
    前記第1方法に応じた後工程を行う場合、前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である組付工程を行い、
    前記第2方法に応じた後工程を行う場合、前記バーナキャップ本体に対し、少なくとも前記フランジ部の上面に対して表面処理を施す工程である表面処理工程を行い、
    前記カバー体は、前記フランジ部を上方から覆う環状の本体部と、前記本体部の内縁部から下方に突出する突出部と、が一体的に設けられた構成をなし、
    前記組付工程では、前記突出部を前記筒部内に挿入し、前記筒部内で前記突出部と前記筒部とを接触させた構成で前記カバー体を前記バーナキャップ本体に対して固定する
    バーナキャップの製造方法。
  2. 筒部と前記筒部から張り出すフランジ部とを有するバーナキャップ本体を含むバーナキャップを製造する製造方法であり、
    前記バーナキャップ本体を形成する工程である本体形成工程と、
    前記バーナキャップ本体に取り付けるカバー体を形成する工程であるカバー体形成工程と、
    前記カバー体形成工程によって形成された前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である組付工程と、
    を含み、
    前記カバー体形成工程では、前記フランジ部を上方から覆う環状の本体部と、前記本体部の内縁部から下方に突出する突出部と、を一体的に設けた構成で前記カバー体を形成し、
    前記組付工程では、前記突出部を前記筒部内に挿入し、前記筒部内で前記突出部と前記筒部とを接触させた構成で前記カバー体を前記バーナキャップ本体に対して固定する
    バーナキャップの製造方法。
  3. 前記カバー体を形成する工程であるカバー体形成工程を含み、
    前記カバー体形成工程では、前記本体部と、前記突出部と、前記本体部の外縁部から下方に突出するとともに前記突出部を環状に囲む第2突出部と、を一体的に設けた構成で前記カバー体を形成する請求項1又は請求項2に記載のバーナキャップの製造方法。
  4. 前記組付工程は、前記第2突出部を前記フランジ部に接触させるように前記カバー体を前記バーナキャップ本体に組み付ける工程である
    請求項3に記載のバーナキャップの製造方法。
  5. 前記バーナキャップ本体を形成する工程である本体形成工程を含み、
    前記組付工程を行う場合に、前記組付工程の前に前記本体形成工程を行うとともに当該本体形成工程において前記筒部の内周部に凹部を形成し、
    前記組付工程では、前記突出部の一部を前記凹部内に入り込ませるように引っ掛ける
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバーナキャップの製造方法。
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