JP2022131620A - 間仕切り - Google Patents

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Risa Iwamatsu
美紀 槌田
Miki Tsuchida
美樹 太田
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Abstract

【課題】仕切られた各空間の有効利用を実現できるとともに、各空間の使い勝手を向上させることができる間仕切りを提供する。【解決手段】間仕切り1は、床に設置されることで空間を仕切る間仕切りであって、第1部11と第1部11の上方に設けられた第2部12とを備え、第1部11には、間仕切り1の一方側の第1主面101から収納した所定の什器51が他方側の第2主面102から取り出し可能な連通部111が設けられている。【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、間仕切りに関する。
従来、大部屋に間仕切りを設置して、当該大部屋を2つの準個室に仕切ることが行われている。また、このように仕切られた2つの準個室の使い勝手を改善するために、間仕切りの両主面のそれぞれに、天板、棚、収納ユニット等の収納構成が設けられた収納機能付き間仕切りが開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。かかる収納機能付き間仕切りを採用すると、各準個室は、それぞれの主面に設けられた収納を使用できるため、各準個室の使い勝手を改善させることができる。
特開2009-11641号公報 特開2009-13707号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された収納機能付き間仕切りのような間仕切りを採用する場合、床置きされるような大きさの什器を収納することができないため、仕切られた空間を圧迫してしまう。また、このような什器を仕切られた2つの空間それぞれで必要とする場合、什器を共有することができないため、双方の空間に什器を重複配置せねばならず、二重に空間を圧迫してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みて発明されたものであり、本発明の目的は、仕切られた各空間の有効利用を実現できるとともに、各空間の使い勝手を向上させることができる間仕切りを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明に係る間仕切りは、床に設置されることで空間を仕切る間仕切りであって、第1部と第1部の上方に設けられた第2部とを備え、第1部には、間仕切りの一方側の第1主面から収納した所定の什器が他方側の第2主面から取り出し可能な連通部が設けられている。
かかる構成を採用すると、空間の仕切りを実現できるとともに、間仕切りの下方側に所定の什器の収納、及び収納された所定の什器を仕切られた空間のいずれも取り出して使用することを実現できるため、仕切られた各空間を有効的に利用できるとともに、各空間の使い勝手を向上させることができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、第1主面から正面視するとき、第2部が占める面積は、第1部が占める面積よりも大きくされてもよい。
かかる構成を採用すると、所定什器の収納に必要な空間を抑えることにより、仕切られた空間を活用することができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、連通部は、第1主面側にある第1空間及び第2主面側にある第2空間を連通してもよい。
かかる構成を採用すると、簡易な構成を用いて、所定の什器の収納、及び収納された所定の什器を仕切られた2つの空間のいずれか一方に取り出すことを実現できる。
本発明に係る間仕切りにおいて、連通部は、床に向けて開口してもよい。
かかる構成を採用すると、連通部の構成を簡易化にすることができるとともに、所定の什器の収納及び取出を簡単にすることができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、連通部に収納される所定の什器は、収納箱又はスツールであってもよい。
かかる構成を採用すると、所定の什器の収納に必要な空間を減少することで、仕切られた空間の有効利用を実現できる。
本発明に係る間仕切りにおいて、第2部は、第1空間から第2空間の少なくとも一部を目視できないように遮蔽する遮蔽部を有してもよい。
かかる構成を採用すると、仕切られた2つの空間が互いへの影響を減少することができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、遮蔽部は、少なくとも、通常人の座位における目の高さに相当する第1高さから、通常人の立位における目の高さに相当する第2高さまでの範囲を遮蔽するように構成されてもよい。
かかる構成を採用すると、仕切られた1つの空間は、仕切られた他の1つの空間にいる人に見られることをなくすことができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、第1部と第2部との間に設けられた第1板をさらに備え、第1板は、座面を構成するように設けられてもよい。
かかる構成を採用すると、第1板を座面として活用することができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、第1部及び第2部を跨るように、第1空間及び第2空間を連通する通過口が設けられてもよい。
かかる構成を採用すると、仕切られた2つの空間の個別使用及び統合使用を簡単に実現することができる。
上述した本発明に係る間仕切りのうちのいずれか1つを第1の間仕切りとして備え、一方の主面が第1の間仕切りに接するように設けられた第2の間仕切りをさらに備えてもよい。
かかる構成を採用すると、屋内空間を異なる大きさを有する3つの空間仕切れることで、空間の利用自由度を向上させることができる。
本発明に係る間仕切りにおいて、第2の間仕切りの他方の主面に接するように設けられた第3の間仕切りが設けられてもよい。
かかる構成を採用すると、屋内空間を4つに仕切れることで、様々な使用ニーズに対応することができる。
本発明に係る間仕切りは、床に固定されてもよい。
かかる構成を採用すると、間仕切りの安定性を向上させることができる。
本発明によれば、仕切られた各空間の有効利用を実現できるとともに、各空間の使い勝手を向上させることができる間仕切りを提供することができる。
第1実施形態に係る間仕切りの一方の主面側の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る間仕切りの他方の主面側の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る間仕切りの一方の主面側の構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る間仕切りの他方の主面側の構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る間仕切りの構成を示す平面図である。 図3及び図4のC部の断面図である。 図3及び図4のD部の断面図である。 図3及び図4のE部の断面図である。 図3及び図4のF部の断面図である。 第2実施形態に係る間仕切りの構成を示す斜視図である。 第3実施形態に係る間仕切りの構成を示す斜視図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の構成要素は同一又は類似の符号で表している。図面は例示であり、各部の寸法や形状は模式的なものであり、本願発明の技術的範囲を実施形態に限定して解するべきではない。
[第1実施形態]
まず、図1乃至図9を参照しつつ、第1実施形態に係る間仕切り1について説明する。図1乃至図5は、間仕切り1の構成を示す斜視図、正面図、及び平面図である。図6乃至図9は、間仕切り1のC部、D部、E部、及びF部の断面図である。なお、図6は、外周枠10の天板を表示していない。
第1実施形態に係る間仕切り1は、床に設置されることで空間を仕切るための間仕切りの一例である。具体的には、間仕切り1は、図1及び図2に示すように、床に固定されることで、空間Sを、間仕切り1の厚み方向の両側にある第1空間S1及び第2空間S2に仕切っている。
また、間仕切り1は、外周枠10を備える。間仕切り1のその他の構成は、外周枠10が占める空間内に設けられている。外周枠10は、厚み方向の一方側にある第1主面101と、厚み方向の他方側にある第2主面102とを有する。第1空間S1は、第1主面101側にある空間であり、第2空間S2は、第2主面102側にある空間である。
高さ方向から間仕切り1の構成を捉えると、間仕切り1は、第1部11と、第1部11の上方に設けられた第2部12と、第1部11及び第2部12の間に設けられた第1板13と、第1部11及び第2部12を跨るように設けられた通過口14とを備える。第1主面101から正面視するとき、第2部12が占める面積は、第1部11が占める面積よりも大きい。具体的には、第2部12が占める面積は、第1部11が占める面積の約3倍である。こうして、第1部11及び第2部12のそれぞれの後述する機能を実現するための必要な大きさを確保することができる。
第1部11は、8つの連通部111を有する。連通部111は、第1主面101(又は第2主面102)から収納した所定の什器が第2主面102(又は第1主面101)から取り出されることを可能にする構成の一例である。連通部111は、第1空間S1及び第2空間S2を連通するように形成されている。また、図5に示すように、8つの連通部111のうち、後述する第2部12の第2主面102側に設けられた第2板15に対応する位置に設けられた4つの連通部111は、第2板15の使用目的に合わせて、第2主面102側の開口部112に背板114が設けられている。なお、その4つの連通部111の開口部112に、背板114が設けられなくてもよい。
各連通部111は、所定の什器51を収容できる形状を有する。ここで、所定の什器51は、例えば、収納箱又はスツールである。収納箱又はスツールの高さ、幅、及び奥行のそれぞれは、42cm、45cm、及び42cm以下であることが好ましい。こうして、外周枠10が占める空間内において、連通部111のサイズを抑えることで、残った空間を活用することができる。この場合、各連通部111の高さ、幅、及び奥行は、例えば、44cm、48cm、及び45cmである。また、各連通部111は、床に向けて開口している。言い換えれば、各連通部111は、床の直上に設けられている。こうして、所定の什器51の収納及び取出が簡単になる。
第1板13は、ベンチを構成するための板状部材である。図2に示すように、第1板13は、第2空間S2側に使用できるベンチの座面を構成するように設けられている。第1板13の端面132は、間仕切り1の厚み方向において、第2主面102、具体的には、第1板13の幅方向の両側にある側板の第2空間S2側の端面よりも、外周枠10が占める空間の内側に設けられている。このため、使用者が第1板13に座るとき、第1板13の両側にある側板によって少し遮蔽されることになり、心地よい空間をつくることができる。また、第1板13の上面131は、通常人が座り易い高さを有する。
ここで、通常人は、間仕切りを使用する主体を意味する。また、間仕切りを使用する主体は、使用者の国別、人種別、性別、年齢別等のカテゴリーごとに決めてもよい。例えば、間仕切りを使用する主体は、日本人(成人)である場合、日本人の平均身長を考慮すると、上面151の高さは、例えば47cmである。
第2部12は、第1空間S1から第2空間S2の少なくとも一部を目視できないように遮蔽する遮蔽部120を有する。遮蔽部120は、少なくとも、通常人の座位における目の高さに相当する第1高さH1から、通常人の立位における目の高さに相当する第2高さH2までの範囲を遮蔽するように構成されている。
ここで、上述したと同様に、第1高さH1及び第2高さH2は、間仕切りを使用する主体ごとに決めてもよい。例えば、間仕切りを使用する主体は、日本人(成人)である場合、日本人の平均身長を考慮すると、第1高H1は、約120cmであり、第2高さH2は、約160cmである。
よって、遮蔽部120は、少なくとも、床から約120cmから約163cmの範囲を遮蔽できるように構成されることが好ましい。第1実施形態では、間仕切り1を正面視するとき、遮蔽部120は、第2部12のうちの、通過口14を除く部分を遮蔽するように形成されている。具体的には、遮蔽部120は、床から約47cmから約190cmの範囲を遮蔽している。こうして、第1空間S1(又は第2空間S2)にいる人は、通常の座位及び立位のみならず、床に直接座る状態や、踏み台に立つ状態等においても、第2空間S2(又は第1空間S1)を目視することができない。
また、遮蔽部120は、図5に示すように、板状をなしており、第1板13の上面131の第1主面101側に設けられている。図1及び図5に示すように、遮蔽部120の第1空間S1側の面には、図1に示すように、ホワイトボード52及び有孔ボード53が設けられている。一方、図2及び図5に示すように、遮蔽部120の第2空間S2側の面には、ベンチ、カウンタ、及び収納等の機能を有する構成が設けられている。こうして、遮蔽部120の厚み方向の両側にある第1空間S1及び第2空間S2は、異なる仕様目的に使用されることができる。また、必要に応じて、第1空間S1及び第2空間S2は、同じ使用目的に使用されることもできる。
より詳細に説明すると、図4に示すように、遮蔽部120は、幅方向の左側から右側に亘って、第1遮蔽部121と、第2遮蔽部122と、第3遮蔽部123と、第4遮蔽部124とを有する。第1遮蔽部121、第2遮蔽部122、及び第3遮蔽部123は、接続されており、第4遮蔽部124は、第3遮蔽部123と通過口14を挟むように設けられている。
第1遮蔽部121及び第3遮蔽部123は、図5に示すように、同じ寸法を有する第1遮蔽板125によって構成されている。第1遮蔽板125は、第1空間S1を向く第1遮蔽主面1251と、第2空間S2を向く第2遮蔽主面1252とを有する。第1遮蔽主面1251は、ホワイトボード52を設置するための面を構成している。第2遮蔽主面1252は、クロスが貼られているクロス面である。このクロス面は、間仕切り1の第2主面102を正面視するときの視認できる外観面であり、第1板13が構成されたベンチの背もたれの機能も有する。
第2遮蔽部122は、図5に示すように、第2遮蔽板126によって構成されている。第2遮蔽板126は、第1遮蔽板125よりも薄い。第2遮蔽板126は、第1空間S1を向く第1遮蔽主面1261と、第2空間S2を向く第2遮蔽主面1262とを有する。第1遮蔽主面1261は、ホワイトボード52を設置するための面を構成している。第2遮蔽主面1262は、第2板15を設置するための面を構成している。
第2板15は、第2遮蔽主面1262から突出して天板を構成するように設けられている。また、第2板15の上面151は、通常人の立位状態において作業し易い高さを有する。ここで、上述したと同様に、通常人の立位状態において作業し易い高さは、間仕切りを使用する主体ごとに決めてもよい。例えば、間仕切りを使用する主体は、日本人(成人)である場合、日本人の平均身長を考慮すると、上面151の高さは、例えば100cmである。
また、第2遮蔽主面1262は、第2板15の取付によって、第2板15よりも上方にある第2遮蔽主面1262の上部1264と、第2板15よりも下方にある第2遮蔽主面1262の下部1266とに分かれている。上部1264は、カラーガラスが貼られているグラス面である。このグラス面は、間仕切り1の第2主面102を正面視するときの視認できる外観面であり、ホワイトボードと同様な目的に使用されることができる。下部1266は、図7に示すように、第2板15の下面152と、第1板13の上面131とともに、空間S3を構成している。また、図2に示すように、空間S3の開口側には、2枚の開閉可能な扉116が取り付けられている。こうして、空間S3は、パソコン等を収納できる収納空間として使用されることができる。
第4遮蔽部124は、図5に示すように、第3遮蔽板128によって構成されている。第3遮蔽板128は、第2遮蔽板126よりも薄い。第3遮蔽板128は、第1空間S1を向く第1遮蔽主面1281と、第2空間S2を向く第2遮蔽主面1282とを有する。第1遮蔽主面1281は、有孔ボード53を設置するための面を構成している。第2遮蔽主面1282は、第2板15を設置するための面を構成している。第4遮蔽部124の第2板15の取付特徴は、上述した第2遮蔽部122の第2板15の取付特徴と同じであるため、説明を省略する。
また、第2遮蔽主面1282は、第2板15の取付によって、第2板15よりも上方にある第2遮蔽主面1282の上部1284と、第2板15よりも下方にある第2遮蔽主面1282の下部1286とに分かれている。上部1264は、カラーガラスが貼られているグラス面である。このグラス面は、間仕切り1の第2主面102を正面視するときの視認できる外観面である。下部1286は、図9に示すように、第2板15の下面152と、第1板13の上面131とともに、空間S4を構成している。また、図2に示すように、空間S4の開口は、化粧板118によって閉じられている。なお、化粧板118の替わりに、空間S3と同様に2枚の開閉可能な扉116を採用してもよい。
通過口14は、図8に示すように、第1空間S1及び第2空間S2を連通している。また、通過口14は、通常人が通過できる高さを有する。ここで、上述したと同様に、通通常人が通過できる高さは、間仕切りを使用する主体ごとに決めてもよい。例えば、間仕切りを使用する主体は、日本人(成人)である場合、日本人の平均身長を考慮すると、通過口14の高さH3は、例えば180cmである。こうして、第1空間S1及び第2空間S2の使用者は、通過口14を介して、自由に他方側の空間に移動することができる。
以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、第1部11と、第1部11の上方に設けられた第2部12と、を備え、第1部11には、間仕切り1の一方側の第1主面101から収納した所定の什器51が他方側の第2主面102から取り出し可能な連通部111が設けられている。このため、空間の仕切りを実現できるとともに、間仕切り1の下方側に所定の什器51の収納、及び収納された所定の什器51を仕切られた空間のいずれも取り出して使用することを実現できるため、仕切られた各空間を有効的に利用できるとともに、各空間の使い勝手を向上させることができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、第1主面101から正面視するとき、第2部12が占める面積は、第1部11が占める面積よりも大きい。このため、所定の什器51の収納に必要な空間を抑えることにより、仕切られた空間を活用することができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、連通部111は、第1主面101側にある第1空間S1及び第2主面102側にある第2空間S2を連通している。このため、簡易な構成を用いて、所定の什器51の収納、及び収納された所定の什器51を仕切られた第1空間S1及び第2空間S2のいずれか一方に取り出すことを実現できる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、連通部111は、床に向けて開口している。このため、連通部111の構成を簡易化にすることができるとともに、所定の什器51の収納及び取出を簡単にすることができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、連通部111に収納される所定の什器51は、収納箱又はスツールである。このため、所定の什器51の収納に必要な空間を減少することで、仕切られた空間の有効利用を実現できる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、第2部12は、第1空間S1から第2空間S2の少なくとも一部を目視できないように遮蔽する遮蔽部120を有する。このため、仕切られた2つの空間が互いへの影響を減少することができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、遮蔽部120は、少なくとも、通常人の座位における目の高さに相当する第1高H1さから、通常人の立位における目の高さに相当する第2高さH2までの範囲を遮蔽するように構成されている。このため、仕切られた1つの空間は、仕切られた他の1つの空間にいる人に見られることをなくすことができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、第1部11と第2部12との間に設けられた第1板13をさらに備え、第1板13は、座面を構成するように設けられている。このため、第1板13を座面として活用することができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、遮蔽部120は、第1空間S1を向く1つ目の第1遮蔽主面1251,第1遮蔽主面1261,2つ目の第1遮蔽主面1251、及び第1遮蔽主面1281と、第2空間S2を向く1つ目の第2遮蔽主面1252,第2遮蔽主面1262,2つ目の第2遮蔽主面1252、及び第2遮蔽主面1282とを有し、1つ目の第1遮蔽主面1251,第1遮蔽主面1261,及び2つ目の第1遮蔽主面1251には、ホワイトボード52が設けられており、第2遮蔽主面1262及び第2遮蔽主面1282のそれぞれには、第2板15が設けられており、第2板15は、第2遮蔽主面1262及び第2遮蔽主面1282のそれぞれから突出して天板を構成するように設けられている。このため、仕切られた2つの空間を異なる目的で使用することができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、第1部11及び第2部12を跨るように、第1空間S1及び第2空間S2を連通する通過口14が設けられている。このため、仕切られた2つの空間の個別使用及び統合使用を簡単に実現することができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、通過口14は、通常人が通過できる高さH3を有する。このため、通過口を出入口として活用することができる。
また、以上説明した第1実施形態に係る間仕切り1においては、所定の什器51を含む。このため、所定の什器51を間仕切り1の一部として間仕切り1に含むことで、仕間仕切り1の下部の遮蔽効果を向上させることができる。
[第2実施形態]
続いて、図10を参照しつつ、第2実施形態に係る間仕切り1Bの構成について説明する。図10は、第2実施形態に係る間仕切り1Bの構成を示す斜視図である。以下の説明では、第2実施形態の第1実施形態と共通の構成は、同じ符号で示す。また、第2実施形態の第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点について説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については言及しない。なお、後述する第3実施形態も同様とする。
第2実施形態に係る間仕切り1Bは、床に設置されることで空間を3つに仕切るための間仕切りの一例である。具体的には、間仕切り1Bは、図10に示すように、平面視形状がT字状をなしている。また、間仕切り1Bは、床に固定されることで、空間を第1空間S1、第2空間S2、及び第3空間S3に仕切っている。第1空間S1、第2空間S2、及び第3空間S3のそれぞれの大きさは、使用目的や使用人数等に応じて、自由に設定することができる。第2実施形態では、第3空間S3は、第1空間S1及び第2空間S2よりも大きい。こうして、1つの多人数向けの空間(例えば、ミーティング空間)、及び2つの少人数向けの空間(例えば、チームワークのための空間)を構成することができる。
また、間仕切り1Bは、第1の間仕切り1と、第1の間仕切り1に接するように設けられた第2の間仕切り2とを備える。ここで、第1の間仕切り1は、上述した第1実施形態に係る間仕切り1と同じものである。一方、第2の間仕切り2は、第1の間仕切り1と異なる構成を有する。第2の間仕切り2は、全体として遮蔽機能を有する構成である。第2の間仕切り2には、第1空間S1と第3空間S3とを連通する連通部、又は第2空間S2と第3空間S3とを連通する連通部が設けられていない。
また、第2の間仕切り2は、図10に示すように、厚み方向の一方側にある第1主面201と、厚み方向の他方側にある第2主面202とを有する。第2の間仕切り2の第1主面201は、第1の間仕切り1の外周枠10の第4遮蔽部124側の側板に接続されている。こうして、第2の間仕切り2の第1主面201は、第1の間仕切り1によって、第1部主面2011と、第2部主面2012とに分かれている。第2の間仕切り2の第1部主面2011及び第1の間仕切り1の第1主面101は、第1空間S1を向く面であり、第2の間仕切り2の第2部主面2012及び第1の間仕切り1の第2主面102は、第2空間S2を向く面であり、第2の間仕切り2の第2主面202は、第3空間S3を向く面である。また、第1部主面2011及び第2部主面2012のそれぞれには、ディスプレイ54が設けられている。
以上説明した第2実施形態に係る間仕切り1Bにおいては、第1実施形態と同様の効果を達成することができるとともに、屋内空間を異なる大きさを有する3つの空間仕切れることで、空間の利用自由度を向上させることができる。
[第3実施形態]
続いて、図11を参照しつつ、第3実施形態に係る間仕切り1Cの構成について説明する。図11は、第3実施形態に係る間仕切り1Cの構成を示す斜視図である。以下の説明では、第3実施形態の第1実施形態及び第2実施形態と共通の構成は、同じ符号で示す。
第3実施形態に係る間仕切り1Cは、床に設置されることで空間を4つに仕切るための間仕切りの一例である。具体的には、間仕切り1Cは、図11に示すように、平面視形状が略十字状をなしている。また、間仕切り1Cは、床に固定されることで、空間を第1空間S1、第2空間S2、第3空間S3、及び第4空間S4に仕切っている。第1空間S1乃至第4空間S4のそれぞれの大きさは、使用目的や使用人数等に応じて、自由に設定することができる。第3実施形態では、第1空間S1及び第3空間S3は、同じ大きさを有し、第2空間S2及び第4空間S4は、同じ大きさを有する。また、第2空間S2及び第4空間S4は、空間S1及び第3空間S3よりも大きい。こうして、4つの少人数向けの空間(例えば、それぞれが異なる目的を有する空間)を構成することができる。
また、間仕切り1Cは、第1の間仕切り1と、第1の間仕切り1に接するように設けられた第2の間仕切り2と、第2の間仕切り2に接するように設けられた第3の間仕切り3を備える。ここで、第1の間仕切り1及び第3の間仕切り3のいずれも、上述した第1実施形態に係る間仕切り1と同じものである。また、第2の間仕切り2は、上述した第2実施形態に係る第2の間仕切り2と同じものである。
また、第1の間仕切り1及び第3の間仕切り3のそれぞれは、外周枠10の第4遮蔽部124側の側板は、第2の間仕切り2の第1主面201及び第2主面202のそれぞれに接続されている。また、第2の間仕切り2の第1主面201と同様に、第2の間仕切り2の第2主面202は、第3の間仕切り3によって、第1部主面2021と、第2部主面2022とに分かれている。第2の間仕切り2の第1部主面2021及び第3の間仕切り3の第1主面101は、第3空間S3を向く面であり、第2の間仕切り2の第2部主面2022及び第3の間仕切り3の第2主面202は、第4空間S4を向く面である。また、第1部主面2021及び第2部主面2022のそれぞれには、ディスプレイ54が設けられている。
以上説明した第3実施形態に係る間仕切り1Cにおいては、第1実施形態と同様の効果を達成することができるとともに、屋内空間を4つに仕切れることで、様々な使用ニーズに対応することができる。
[その他の変形例]
上述した第1乃至第3実施形態では、間仕切り1が床に固定された固定式のものとして説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、間仕切り1は、可動式のものであってもよい。この場合、例えば、外周枠10の両側の側板の底面にキャスタ等を取り付ければよい。こうして、必要に応じて、間仕切り1の位置を自由に移動することができる。
上述した第1乃至第3実施形態では、所定の什器51は、間仕切り1の一部ではないものとして説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、所定の什器51は、間仕切り1に含まれた一部であってもよい。こうして、間仕切り1の下部の遮蔽効果を向上させることができる。
上述した第1乃至第3実施形態では、遮蔽部120の遮蔽効果は、第1遮蔽板125、第2遮蔽板126、第3遮蔽板128、及びホワイトボード52等によって実現されたものとして説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、カーテン、絵画、本、及びテレビ等によって遮蔽効果を実現してもよい。
上述した第1乃至第3実施形態では、第2空間S2側には、座面とする第1板13及び天板とする第2板15が設けられていることとして説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、第2空間S2側には、第1板13又は第2板15の上方側に、その他の板及び箱等が形成されてもよい。また、第1空間S1側には、このような板を設けられてもよい。ただし、仕切られた第1空間S1及び第2空間S2を圧迫しないために、それらの板は、外周枠10が占める空間内に形成されることが好ましい。
上述した第1実施形態では、間仕切り1の第2部は、第2部12のうちの通過口14を除く部分は、すべて遮蔽部120によって遮蔽されたものとして説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、第2部12のうちの、床から約120cmから約163cmの範囲のみが遮蔽部120によって遮蔽されているが、その他の部分は、透明ガラス等を取り付けることで、遮蔽されなくてもよい。こうして、通常人が座位及び立位の状態において、第1空間S1から第2空間S2の少なくとも一部を目視できないことを確保できるとともに、両空間の開放感を向上させることができる。
上述した第1乃至第3実施形態では、通過口14は第1空間S1及び第2空間S2を連通する構成として説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、通過口14に扉を設けられてもよい。こうして、通過口14を遮蔽することができるとともに、使用者が両空間の間に自由に移動することができる。
上述した第1乃至第3実施形態では、間仕切り1の平面視形状がI字状、T字状及び十字状をなしているものとして説明したが、上記構成に限定されるものではない。例えば、間仕切り1の平面視形状は、円状、V字状、又は矩形状をなしてもよい。
本発明は、以上の各実施形態に限定されるものではなく、これら実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記各実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1,1B,1C…間仕切り、2…第2の間仕切り、3…第3の間仕切り、10…外周枠、11…第1部、12…第2部、13…第1板、14…通過口、15…第2板、51…所定の什器、52…ホワイトボード、101…第1主面、102…第2主面、111…連通部、120…遮蔽部

Claims (12)

  1. 床に設置されることで空間を仕切る間仕切りであって、
    第1部と前記第1部の上方に設けられた第2部とを備え、
    前記第1部には、当該間仕切りの一方側の第1主面から収納した所定の什器が他方側の第2主面から取り出し可能な連通部が設けられている、
    間仕切り。
  2. 前記第1主面から正面視するとき、前記第2部が占める面積は、前記第1部が占める面積よりも大きい、請求項1に記載の間仕切り。
  3. 前記連通部は、前記第1主面側にある第1空間及び前記第2主面側にある第2空間を連通している、請求項1又は2に記載の間仕切り。
  4. 前記連通部は、床に向けて開口している、請求項3に記載の間仕切り。
  5. 前記連通部に収納される前記所定の什器は、収納箱又はスツールである、請求項4に記載の間仕切り。
  6. 前記第2部は、前記第1空間から前記第2空間の少なくとも一部を目視できないように遮蔽する遮蔽部を有する、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の間仕切り。
  7. 前記遮蔽部は、少なくとも、通常人の座位における目の高さに相当する第1高さから、通常人の立位における目の高さに相当する第2高さまでの範囲を遮蔽するように構成されている、請求項6に記載の間仕切り。
  8. 前記第1部と前記第2部との間に設けられた第1板をさらに備え、
    前記第1板は、座面を構成するように設けられている、請求項3乃至7のいずれか一項に記載の間仕切り。
  9. 前記第1部及び前記第2部を跨るように、前記第1空間及び前記第2空間を連通する通過口が設けられている、請求項3乃至8のいずれか一項に記載の間仕切り。
  10. 請求項3乃至9のいずれか一項に記載の間仕切りを第1の間仕切りとして備え、
    一方の主面が前記第1の間仕切りに接するように設けられた第2の間仕切りをさらに備える、間仕切り。
  11. 前記第2の間仕切りの他方の主面に接するように設けられた第3の間仕切りが設けられた、請求項10に記載の間仕切り。
  12. 床に固定されていることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の間仕切り。
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