JP2022131410A - 給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロール体及び短尺のシート状媒体を収容可能としつつ、引出方向に小型化可能な給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置を提供する。【解決手段】ロール体を支持位置において支持し、支持位置から退避可能なロール体支持部8と、ロール体支持部8と前後方向(引出方向)に沿って並んだ載置面17であって、カット紙が載置される載置面17と、を備える。載置面17は、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複し、且つ、支持位置から退避したロール体支持部8と重複しない。【選択図】図3
Description
本発明は、長尺のシート状媒体がロール状に巻回されたロール体及び短尺のシート状媒体を収容可能な給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置に関する。
従来から、ロール紙(ロール体)及びカット紙(短尺のシート状媒体)を収容可能な給紙カセット(給送トレイ)が有る。たとえば、特許文献1に開示された給紙カセットは、給紙カセットの引出方向上流側に設けられたカット紙が載置されるカット紙用載置部と、給紙カセットの引出方向下流側に設けられたロール紙が載置されるロール紙用載置部と、を有する。
上述の給紙カセットでは、給紙カセットの引出方向の大型化につながりやすい。
本発明の目的は、ロール体及び短尺のシート状媒体を収容可能としつつ、引出方向に小型化可能な給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置を提供することである。
本発明の給送トレイは、画像記録装置から引出方向に引き出し可能な給送トレイであって、長尺のシート状媒体がロール状に巻回されたロール体を支持位置において支持し、前記支持位置から退避可能なロール体支持部と、前記ロール体支持部と前記引出方向に沿って並んだ載置面であって、前記長尺のシート状媒体よりも短尺のシート状媒体が載置される載置面と、を備えており、前記載置面は、前記載置面と直交する方向から視て、前記支持位置に位置する前記ロール体支持部と重複し、且つ、前記支持位置から退避した前記ロール体支持部と重複しない。
別の観点によると、本発明の給送トレイは、画像記録装置から引出方向に引き出し可能な給送トレイであって、長尺のシート状媒体が円筒状の芯部材に対してロール状に巻回された前記ロール体を支持可能なロール体支持部と、前記ロール体支持部と前記引出方向に沿って並んだ載置面であって、前記長尺のシート状媒体よりも短尺のシート状媒体が載置される載置面と、を備えており、前記載置面は、前記載置面と直交する方向から視て、前記ロール体支持部に支持された前記ロール体の前記芯部材と重複し、且つ、前記ロール体支持部と重複しない。
本発明の画像記録装置は、上述の給送トレイと、前記ロール体から巻き解かれた前記シート状媒体であるロール媒体及び前記短尺のシート状媒体のいずれか一方を前記給送トレイから給送する給送ローラと、前記給送ローラによって給送されて前記給送トレイから送り出された前記ロール媒体及び前記短尺のシート状媒体のいずれか一方に画像を記録する記録部と、を備えている。
本発明の給送トレイ及び画像記録装置によると、ロール体を収容する場合には、支持位置に位置するロール体支持部にロール体を支持させる。そして、短尺のシート状媒体を収容する場合には、ロール体支持部を支持位置から退避させ(ロール体をロール体支持部から取り除き)、載置面に短尺のシート状媒体を載置する。これにより、給送トレイには、ロール体及び短尺のシート状媒体のいずれかを選択的に収容することができる。すなわち、給送トレイには、ロール体を収容することができ、短尺のシート状媒体を収容することもできる。また、載置面が、載置面と直交する方向から視て、支持位置に位置するロール体支持部と重複しない構成(ロール体支持部に支持されたロール体の芯部材と重複しない構成)に比べて、給送トレイを引出方向に小型化することができる。
<第1実施形態>
本発明の好適な第1実施形態に係るプリンタ100(本発明の「画像記録装置」に相当する)について、図1を参照しつつ、以下に説明する。なお、図1に示す上下方向、前後方向及び左右方向を、プリンタ100の上下方向、前後方向及び左右方向とする。
本発明の好適な第1実施形態に係るプリンタ100(本発明の「画像記録装置」に相当する)について、図1を参照しつつ、以下に説明する。なお、図1に示す上下方向、前後方向及び左右方向を、プリンタ100の上下方向、前後方向及び左右方向とする。
(プリンタ100の全体構成)
プリンタ100は、筐体100a、給送機構3、搬送機構4、カッター5、ヘッド6(本発明の「記録部」に相当する)、排紙トレイ7、センサ9(図6参照)及び制御部10を主に備えている。給送機構3は、給送トレイ1及び給送ローラ2を有している。
プリンタ100は、筐体100a、給送機構3、搬送機構4、カッター5、ヘッド6(本発明の「記録部」に相当する)、排紙トレイ7、センサ9(図6参照)及び制御部10を主に備えている。給送機構3は、給送トレイ1及び給送ローラ2を有している。
給送トレイ1は、筐体100aの下部に着脱可能である。給送トレイ1は、筐体100a内においてヘッド6の下方に配置されている。給送トレイ1は、筐体100aの前壁に形成された開口101を介して筐体100aに対して前後方向に沿って挿抜可能である。すなわち、給送トレイ1を後方から前方に向かって移動させることで、給送トレイ1をプリンタ100から引き出すことができる。すなわち、後方から前方に向かう方向が、本発明の「引出方向」に相当する。
給送トレイ1は、ロール体R及びカット紙Kpのいずれかを選択的に収容可能である。給送トレイ1は、ロール体Rを支持するロール体支持部8と、カット紙Kpが載置される載置面17と、を有している。ロール体Rは、円筒状の芯部材Rcの外周面に、長尺の用紙(本発明の「シート状媒体」に相当する)がロール状に巻回されたものである。カット紙Kpは、ロール体Rを構成する長尺の用紙よりも短尺の用紙(本発明の「シート状媒体」に相当する)であり、例えばA4サイズやB5サイズの用紙である。給送トレイ1内のロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpの幅方向は、左右方向と一致している。
後述するように、ロール体支持部8は、ロール体Rを支持する支持位置(図3に示す位置)と、支持位置から退避した退避位置(図4に示す位置)との間で移動可能である。センサ9は、ロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知するためのものである。センサ9の具体的な構成は、後述する。
給送ローラ2は、ロール体支持部8に支持されたロール体Rから巻き解かれたロール紙Rp又は載置面17に載置されたカット紙Kpを給送トレイ1から給送する。以降の説明において、ロール紙Rpとカット紙Kpとを区別しない場合には、「用紙P」と称する。
給送ローラ2は、アーム2aの先端に軸支されており、図示しない給送モータの駆動により回転する。アーム2aは、支軸2bに回動自在に支持されている。アーム2aは、図示しない付勢部材により給送ローラ2が給送トレイ1の底面11aに近づくように付勢されている。アーム2aは、給送トレイ1を筐体100aに対して脱着する際に上方へ退避可能に構成されている。制御部10の制御により給送モータが駆動されると、給送ローラ2が回転して、給送ローラ2と接触する用紙Pに対して前方から後方に向かう方向の搬送力が付与される。これにより、用紙Pが給送トレイ1から送り出される。なお、後述するように、給送トレイ1の後方側の端部に設けられた後壁15は、上端部が下端部よりも後方に位置するように傾斜している。したがって、給送トレイ1から送り出された用紙Pは、斜め上方に向かう。
搬送機構4は、中間ローラ対41、搬送ローラ対42、排紙ローラ対43及びガイド部材44を有している。中間ローラ対41は、図示しない中間モータの駆動により回転する駆動ローラと駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。制御部10の制御により図示しない中間モータが駆動されると、中間ローラ対41が用紙Pを挟持しつつ回転して用紙Pを搬送する。中間ローラ対41は、給送トレイ1の後方側の端部の上方に位置している。中間ローラ対41は、給送ローラ2によって給送トレイ1から送り出されて斜め上方に向かう用紙Pを挟持しつつ上方に搬送する。ガイド部材44は、中間ローラ対41の上方に位置している。ガイド部材44は、中間ローラ対41によって上方に搬送される用紙Pを前方に案内する。
搬送ローラ対42は、図示しない搬送モータの駆動により回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。排紙ローラ対43は、図示しない排紙モータの駆動により回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。制御部10の制御により図示しない搬送モータ及び排紙モータが駆動されると、搬送ローラ対42及び排紙ローラ対43が用紙Pを挟持しつつ回転して用紙Pを搬送する。搬送ローラ対42はヘッド6の後方に位置しており、排紙ローラ対43はヘッド6の前方に位置している。搬送ローラ対42は、ガイド部材44によって前方に案内された用紙Pを挟持しつつ前方に搬送する。排紙ローラ対43は、搬送ローラ対42によって前方に搬送される用紙Pを挟持しつつ前方に搬送する。
カッター5は、給送トレイ1の後方側の端部と中間ローラ対41との間に位置している。カッター5は、例えば円板状の回転刃及び従動刃からなる。また、カッター5は、回転刃及び固定刃からなるものであってもよい。カッター5は、図示しない切断モータの駆動により回転刃が回転し、且つ、左右方向に沿って往復移動する。ロール体Rから巻き解かれて搬送されたロール紙Rpは、制御部10の制御により切断モータが駆動されることで、カッター5によりロール紙Rpの幅方向に切断される。
ヘッド6は、下面に形成された複数のノズル(図示せず)と、図示しないドライバICとを含む。ヘッド6は、給送ローラ2によって給送されて給送トレイ1から送り出され、搬送機構4によって搬送される用紙Pに画像を記録する。制御部10の制御によりドライバICが駆動されると、ノズルからインクが吐出され、搬送機構4によって搬送される用紙Pがヘッド6の下面と対向する画像記録位置を通過するときに、用紙Pに対して画像が記録される。なお、ヘッド6は、位置が固定された状態でノズルからインクを吐出するライン式、及び、左右方向に移動しつつノズルからインクを吐出するシリアル式のいずれでもよい。
排紙トレイ7は、筐体100a内においてヘッド6の前方であって、給送トレイ1の上方に配置されている。排紙トレイ7は、筐体100aの前壁に形成された開口102を介して筐体100aに対して前後方向に沿って挿抜可能である。ヘッド6により画像が記録された用紙Pは、排紙トレイ7に受容される。
制御部10は、内部バス(図示せず)を介して、センサ9、給送モータ、中間モータ、搬送モータ、排紙モータ、切断モータ及びドライバICと接続されている。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有する。ROMには、CPUが各種制御を行うためのプログラムやデータが格納されている。RAMは、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを一時的に記憶する。
(給送トレイ1の構成)
次に、図2~図5をさらに参照しつつ、給送トレイ1の構成について説明する。以下の説明においては、筐体100aに装着された状態の給送トレイ1の姿勢をもとに、給送トレイ1の各部の方向を説明する。給送トレイ1は、上面視で略四角形状を有しており、上方に開口した箱状に形成されている。給送トレイ1は、底壁11、側壁12、13、前壁14及び後壁15を有している。
次に、図2~図5をさらに参照しつつ、給送トレイ1の構成について説明する。以下の説明においては、筐体100aに装着された状態の給送トレイ1の姿勢をもとに、給送トレイ1の各部の方向を説明する。給送トレイ1は、上面視で略四角形状を有しており、上方に開口した箱状に形成されている。給送トレイ1は、底壁11、側壁12、13、前壁14及び後壁15を有している。
底壁11は、図3及び図4に示すように、上下方向と直交する面内に延びている。底壁11の上面は、給送トレイ1の底面11aとなっている。底面11aは、上下方向と直交している。側壁12、13は、底壁11の左右の両端縁からそれぞれ上方に延びている。また、側壁12、13は、底壁11の前端部から後端部まで前後方向に沿って延びている。前壁14は、底壁11の前方の端縁から上方に延びている。さらに、前壁14は、底壁11の右端部から左端部まで左右方向に沿って延びている。後壁15は、図2に示すように、底壁11の後方の端縁おいて、左右方向に互いに離隔した状態で4つ設けられている。後壁15は、上述のように、上端部が下端部よりも後方に位置するように傾斜している。
前壁14の大きさは、筐体100aの開口101の大きさとほぼ同じである。したがって、給送トレイ1が筐体100aに装着されているときは、給送トレイ1の前壁14によって開口101が封鎖される。側壁12、13及び後壁15の高さは、ほぼ同じである。図4に示すように、前壁14の高さH1は、側壁12、13及び後壁15の高さH2よりも高い。
前壁14には、底壁11と平行な板材14aが取り付けられている。板材14aには、後述するようにロール体支持部8の支持台81に設けられた突起83と係合可能な開口14bが形成されている。
ロール体支持部8は、ロール体Rを、その軸方向が左右方向に一致する姿勢で支持する。ロール体支持部8は、2つのローラ82a、82bが設けられた支持台81を有している。図2に示すように、支持台81は、左右方向に沿って延びている。ローラ82a、82bは、いずれも左右方向に延びており、前後方向に互いに離隔して配置されている。ローラ82a、82bは、いずれも左右方向に沿って延びる回転軸周りに回転可能に支持台81の上端部に支持されている。ローラ82a、82bは、ロール体Rの下側部分の外周面と接触した状態で当該ロール体Rを下方から支持する。
ロール体支持部8は、給送トレイ1に取り付けられた状態で、ロール体Rを支持する支持位置(図3に示す位置)と、支持位置から退避した退避位置(図4に示す位置)との間で移動可能である。ロール体支持部8は、左右方向に沿って延びる回動軸81aを中心に回動可能である。ロール体支持部8は、回動軸81aを中心に回動することで支持位置から退避位置に移動することができる。回動軸81aは、支持位置に位置するロール体支持部8の支持台81における前方側の端部に設けられている。すなわち、回動軸81aは、前ロール体支持部8の前後方向の両端部のうち、載置面17から遠い前方側の端部に設けられている。側壁12、13の前方側の端部には、上方が開放された切欠12a、13aがそれぞれ形成されている。回動軸81aの両端部は、側壁12、13の切欠12a、13aにそれぞれ嵌め込まれている。すなわち、回動軸81aは、側壁12、13に支持されている。
図3に示すように、支持位置に位置するロール体支持部8は、底面11a上に配置されている。図4に示すように、退避位置に位置するロール体支持部8は、その上端部が下端部よりも前方に位置するように傾斜している。退避位置に位置するロール体支持部8の高さH3は、前壁14の高さH1よりも低い。
支持位置に位置するロール体支持部8の支持台81における後方側の端部には、後方側に突出する突起83が形成されている。ロール体支持部8が支持位置から退避位置に移動したとき、突起83が前壁14の板材14aに形成された開口14bに嵌り込む。これにより、ロール体支持部8は退避位置でロックされる。すなわち、開口14bが形成された前壁14の板材14aと、支持台81に形成された突起83とは、ロール体支持部8を退避位置でロックするロック機構16を構成する。
図5に示すように、支持台81における突起83が形成されている部分の左右方向の両側には、切欠83aがそれぞれ形成されている。これにより、支持台81における突起83が形成されている部分は、突起83の突出方向(ロール体支持部8が支持位置に位置している場合の前後方向)に関して撓みやすい。したがって、突起83と開口14bとの係合及び係合の解除を容易に行うことができる。
図3に示すように、支持位置に位置するロール体支持部8の支持台81に下面には、下方に突出する突起81bが形成されている。また、給送トレイ1の底壁11には、上下方向に貫通した開口11bが形成されている。ロール体支持部8が支持位置に位置するとき、支持台81に形成された突起81bは、開口11bに嵌る。
載置面17は、給送トレイ1の底面11aの一部であり、積層状態の複数のカット紙Kpを下方から支持可能である。ロール体支持部8と載置面17とは、前後方向に沿って並んでいる。載置面17は、ロール体支持部8よりも後方側に位置する。図2及び図3に示すように、載置面17(図2において破線で囲まれた領域であり、図3においてAで示す領域)は、上面視で(載置面17と直交する方向から視て)、支持位置に位置するロール体支持部8と部分的に重複する。より詳細には、載置面17の前方側の端部と、支持位置に位置するロール体支持部8の後方側の端部とが、上面視で重複する。また、図4に示すように、載置面17(図4においてAで示す領域)は、上面視で、退避位置に位置するロール体支持部8と重複しない。
給送トレイ1の底壁11には、載置面17に載置されたカット紙Kpの前方側の端部と当接してカット紙Kpをガイドするガイド18が設けられている。ガイド18は、カット紙Kpと当接してガイド可能なガイド位置(図4に示す位置)と、ガイド位置から退避した退避位置(図3に示す位置)とを選択的に取り得る。ガイド18は、左右方向に延びる板状部材である。ガイド18は、左右方向に延びる中心軸を有するねじりコイルばねであるバネ19により、図3及び図4において反時計回りの向きに付勢されている。
図4に示すように、ガイド18がガイド位置に位置しているとき、ガイド18におけるカット紙Kpの前方側の端部と当接可能な面18aは、前後方向と直交している。図3に示すように、退避位置に位置するガイド18及びバネ19は、給送トレイ1の底壁11に形成された溝11c内に位置する。ガイド18が退避位置に位置しているとき、ガイド18の面18aとは反対側の面18bは、給送トレイ1の底面11aとほぼ面一となっている。すなわち、ガイド18の全体が溝11c内に位置している。
図4に示すように、ロール体支持部8が退避位置に位置しているとき、ガイド18はガイド位置に位置する。ロール体支持部8が退避位置から支持位置に回動するとき、ロール体支持部8の支持台81がガイド18と当接する。そして、ガイド18は、ロール体支持部8の移動に連動して、バネ19の付勢力に抗って図3及び図4における時計回りの向きに回動する。図3に示すように、ロール体支持部8が支持位置に位置しているときは、ガイド18は退避位置に位置する。なお、上述のように退避位置に位置するガイド18は、その全体が底壁11に形成された溝11c内に位置するので、支持位置に位置するロール体支持部8とガイド18とが干渉しない。また、ガイド18は、ロール体支持部8が支持位置から退避位置に回動するとき、ロール体支持部8の移動に連動して、バネ19の付勢力によって図3及び図4における反時計回りに回動する。
(センサ9の構成)
ここで、図6及び図7をさらに参照しつつ、ロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知するセンサ9の構成について説明する。センサ9は、筐体100aにおける筐体100aに装着された状態の給送トレイ1の底壁11と対向する部分に設けられている。センサ9は、アクチュエータ91と、アクチュエータ91の動きを検知する検知部92とを有している。
ここで、図6及び図7をさらに参照しつつ、ロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知するセンサ9の構成について説明する。センサ9は、筐体100aにおける筐体100aに装着された状態の給送トレイ1の底壁11と対向する部分に設けられている。センサ9は、アクチュエータ91と、アクチュエータ91の動きを検知する検知部92とを有している。
アクチュエータ91は、左右方向に延びる回動軸91aを中心に回動可能である。アクチュエータ91は、図示しない付勢部材により上方に回動するように付勢されており、その上端部が給送トレイ1の底壁11に形成された開口11b内に入り込むようになっている。
図3に示すように、ロール体支持部8が支持位置に位置するとき、支持台81に形成された突起81bがアクチュエータ91と当接する。これにより、アクチュエータ91は付勢部材の付勢力に抗って下方に押し下げられ、開口11b内から出る。図4に示すように、ロール体支持部8が退避位置に位置するときは、支持台81に形成された突起81bが開口11b内から出るので、アクチュエータ91は突起81bと離間する。これにより、アクチュエータ91は付勢部材の勢力により上方に回動して開口11b内に入り込む。
アクチュエータ91の回動軸91aの端部には、検知部92で検知可能な被検知部91bが設けられている。アクチュエータ91が回動するのに連動して、被検知部91bも回動する。検知部92は、例えば発光素子及び受光素子からなる透過型の光学式センサである。検知部92は、その検知位置に被検知部91bが位置しているときに、検知信号を制御部10に出力する。アクチュエータ91が給送トレイ1の底壁11の開口11b内に入り込んだ状態であるとき、被検知部91bは検知部92の検知位置(図7において実線で示す位置)に位置する。アクチュエータ91が支持台81の突起81bにより押し下げられて、開口11b内から出た状態であるときは、被検知部91bは検知部92の検知位置から下方に回動し、検知位置から外れた位置(図7において破線で示す位置)に位置する。
制御部10は、センサ9の検知部92からの検知信号を受信したときに、ロール体支持部8が支持位置にあると判断する。また、制御部10は、センサ9の検知部92からの検知信号を受信していないときは、ロール体支持部8が支持位置にないと判断する。
(第1実施形態の効果)
以上のように、第1実施形態の給送トレイ1は、ロール体Rを支持位置において支持し、支持位置から退避可能なロール体支持部8と、ロール体支持部8と前後方向に沿って並んだ載置面17であって、カット紙Kpが載置される載置面17と、を備えている。載置面17は、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複し、且つ、支持位置から退避したロール体支持部8と重複しない。この構成によると、ロール体Rを収容する場合には、支持位置に位置するロール体支持部8にロール体Rを支持させる。そして、カット紙Kpを収容する場合には、ロール体支持部8を支持位置から退避させ、載置面17にカット紙Kpを載置する。これにより、給送トレイ1には、ロール体R及びカット紙Kpのいずれかを選択的に収容することができる。すなわち、給送トレイ1には、ロール体Rを収容することができ、カット紙Kpを収容することもできる。また、載置面17が、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複しない構成に比べて、給送トレイ1を前後方向(給送トレイ1の引出方向)に小型化することができる。
以上のように、第1実施形態の給送トレイ1は、ロール体Rを支持位置において支持し、支持位置から退避可能なロール体支持部8と、ロール体支持部8と前後方向に沿って並んだ載置面17であって、カット紙Kpが載置される載置面17と、を備えている。載置面17は、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複し、且つ、支持位置から退避したロール体支持部8と重複しない。この構成によると、ロール体Rを収容する場合には、支持位置に位置するロール体支持部8にロール体Rを支持させる。そして、カット紙Kpを収容する場合には、ロール体支持部8を支持位置から退避させ、載置面17にカット紙Kpを載置する。これにより、給送トレイ1には、ロール体R及びカット紙Kpのいずれかを選択的に収容することができる。すなわち、給送トレイ1には、ロール体Rを収容することができ、カット紙Kpを収容することもできる。また、載置面17が、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複しない構成に比べて、給送トレイ1を前後方向(給送トレイ1の引出方向)に小型化することができる。
また、上述の実施形態の給送トレイ1では、ロール体支持部8は、給送トレイ1に取り付けられた状態で支持位置と支持位置から退避した位置との間を移動可能である。この構成によると、カット紙Kpを収容するためにロール体支持部8を支持位置から退避させたときも、ロール体支持部8は給送トレイ1に取り付けられた状態であるので、ロール体支持部8を紛失しにくくすることができる。
さらに、上述の実施形態の給送トレイ1では、ロール体支持部8は、左右方向に沿った回動軸81aを中心に回動可能であり、回動することで支持位置から退避する。この構成によると、ロール体支持部8を支持位置から退避させる際に回動させることで、ロール体支持部8がロール体Rを支持できなくなる。したがって、例えばロール体支持部8が前後方向にスライドして支持位置から退避する場合などと比べて、確実にロール体Rとカット紙Kpとを排他的に収容可能とすることができる。
加えて、上述の実施形態の給送トレイ1では、支持位置から退避した位置にあるロール体支持部8の高さH3は、前壁14の高さH1よりも低い。この構成によると、ロール体支持部8を支持位置から退避させた状態で筐体100aから引き出された給送トレイ1を筐体100a内に戻す場合に、ロール体支持部8が筐体100aと干渉することがない。
また、上述の実施形態の給送トレイ1は、開口14bが形成された前壁14の板材14aと支持台81に形成された突起83とにより構成された、ロール体支持部8を退避位置でロックするロック機構16を有している。この構成によると、支持位置から退避させたロール体支持部8が支持位置に向けて回動し、載置面17に載置されたカット紙Kpと接触してカット紙Kpを破損したりするのを防ぐことができる。
さらに、上述の実施形態の給送トレイ1は、ガイド位置と退避位置とを選択的に取ることが可能なガイド18を有している。ガイド18は、ガイド位置においては、載置面17に載置されたカット紙Kpにおける前方側の端部と当接可能であり、退避位置においては、支持位置に位置するロール体支持部8と干渉しない。この構成によると、カット紙Kpを収容する場合には、カット紙Kpが載置面17の正しい位置に載置されるように、ガイド18によりカット紙Kpをガイドすることができる。また、ロール体Rを収容する場合には、ガイド18をガイド位置から退避させてロール体支持部8を支持位置とすることができる。
また、上述の実施形態の給送トレイ1では、ガイド18は、ロール体支持部8が回動して支持位置から退避した位置に移動するのに連動してガイド位置に移動し、且つ、ロール体支持部8が回動して支持位置に移動するのに連動して退避位置に移動する。この構成によると、ユーザは、ロール体支持部8を支持位置から退避させる操作やロール体支持部8を支持位置とする操作とは別に、ガイド18をガイド位置とする操作やガイド18をガイド位置から退避させる操作を行う必要がないので、操作性がよい。
また、上述の実施形態の給送トレイ1が装着されるプリンタ100は、ロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知するセンサ9を有している。この構成によると、センサ9からの検知信号により、給送トレイ1にロール体Rが収容されているか否かの判断を行うことができる。
また、上述の実施形態の給送トレイ1が装着されるプリンタ100では、センサ9は、筐体100aに設けられたアクチュエータ91を有しており、アクチュエータ91は、給送トレイ1が筐体100aに装着された状態において、支持位置に位置するロール体支持部8と当接し、支持位置から退避したロール体支持部8と離間する。この構成によると、簡易な構成でロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知することができる。
<第2実施形態>
次に、図8を参照しつつ、本発明の第2実施形態にかかる給送トレイ201について説明する。以下、第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
次に、図8を参照しつつ、本発明の第2実施形態にかかる給送トレイ201について説明する。以下、第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
本実施形態の給送トレイ201は、ロール体Rを支持するロール体支持部(シャフト208)とカット紙Kpが載置される載置面217との位置関係が、第1実施形態の給送トレイ1と異なる。すなわち、第1実施形態の給送トレイ1においては、載置面17は、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複し、且つ、支持位置から退避したロール体支持部8と重複しない。一方、第2実施形態の給送トレイ201においては、載置面217は、上面視で、シャフト208に支持されたロール体Rの芯部材Rcと重複し、且つ、シャフト208と重複しない。
図8に示すように、給送トレイ201は、ロール体Rの芯部材Rcに挿通されるシャフト208を有している。側壁12、13には、上方が開放された切欠212a、213aがそれぞれ形成されている。シャフト208の両端部は、側壁12、13の切欠212a、213aにそれぞれ嵌め込まれている。シャフト208は、その両端部が切欠212a、213aにそれぞれ嵌め込まれた支持位置において、ロール体Rを支持する。
支持位置に位置するシャフト208と載置面217とは、前後方向に沿って並んでいる。載置面217は、支持位置に位置するシャフト208よりも後方側に位置する。図8に示すように、載置面217(図8においてBで示す領域)は、上面視で、支持位置に位置するシャフト208に支持されたロール体Rの芯部材Rcと部分的に重複する。より詳細には、載置面217の前方側の端部と、支持位置に位置するロール体支持部8に支持されたロール体Rの芯部材Rcにおける後方側の端部とが、上面視で重複する。また、載置面217は、上面視で、支持位置に位置するシャフト208と重複しない。
以上のように、第2実施形態の給送トレイ201は、第1実施形態の給送トレイ1と同様に、ロール体Rを収容することができ、カット紙Kpを収容することもできる。また、載置面217が、上面視で、シャフト208に支持されたロール体Rの芯部材Rcと重複しない構成に比べて、給送トレイ201を前後方向(給送トレイ201の引出方向)に小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述の第1実施形態においては、ロール体支持部8が下方からロール体Rを支持する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、図9に示す第1実施形態の第1変形例にかかる給送トレイ301においては、ロール体支持部は、ロール体Rの上方及び後方を覆うカバー308である。ロール体Rは、カバー308により支持されて前後方向に転がることがない。カバー308は、給送トレイ301から取り外すことができる。
ロール体Rを支持する支持位置に位置するカバー308とカット紙Kpが載置される載置面317とは、前後方向に沿って並んでいる。載置面317は、支持位置に位置するカバー308よりも後方側に位置する。図9に示すように、載置面317(図9においてCで示す領域)は、上面視で、支持位置に位置するカバー308と部分的に重複する。より詳細には、載置面317の前方側の端部と、支持位置に位置するカバー308における後方側の端部とが、上面視で重複する。また、載置面317は、上面視で、支持位置から退避した(給送トレイ1から取り外された)カバー308と重複しない。
また、上述の第1実施形態においては、ロール体支持部8は、左右方向に沿って延びる回動軸81aを中心に回動可能であり、回動することで支持位置から退避する場合について説明したが、ロール体支持部8の支持位置からの退避方向は、これには限定されない。すなわち、図10に示す第1実施形態の第2変形例にかかる給送トレイ401においては、ロール体支持部408は、前後方向に沿ってスライド可能である。
ロール体支持部408は、図10において実線で示す支持位置においてロール体Rを支持する。ロール体支持部408は、支持位置よりも前方側の退避位置(図10において破線で示す位置)にスライド可能である。
支持位置に位置するロール体支持部408とカット紙Kpが載置される載置面417とは、前後方向に沿って並んでいる。載置面417は、支持位置に位置するロール体支持部408よりも後方側に位置する。図10に示すように、載置面417(図10においてDで示す領域)は、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部408と部分的に重複する。より詳細には、載置面417の前方側の端部と、支持位置に位置するロール体支持部408における後方側の端部とが、上面視で重複する。また、載置面417は、上面視で、退避位置に位置するロール体支持部408と重複しない。
また、上述の第1実施形態では、載置面17が、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8と重複し、且つ、支持位置から退避したロール体支持部8と重複しない場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、載置面17が、上面視で、支持位置に位置するロール体支持部8に支持されたロール体Rの芯部材Rcと重複し、且つ、支持位置に位置するロール体支持部8と重複しない構成であってもよい。
また、上述の第1及び第2実施形態においては、載置面17(217)は、支持位置に位置するロール体支持部8(シャフト208)よりも後方側に位置する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、載置面17(217)は、支持位置に位置するロール体支持部8(シャフト208)よりも前方側に位置していてもよい。
さらに、上述の第1実施形態においては、ロール体支持部8の回動軸81aが、支持位置に位置するロール体支持部8の支持台81における前方側の端部に設けられている場合について説明したが、これには限定されない。すなわち例えば、回動軸81aは、支持位置に位置するロール体支持部8の支持台81における前後方向の中央部に設けられていてもよい。
加えて、上述の第1実施形態においては、ロール体支持部8の回動軸81aが、給送トレイ1の側壁12、13に支持されている場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、側壁12、13とは別に、回動軸81aを支持するための部材が設けられていてもよい。
また、上述の第1実施形態においては、給送トレイ1が、開口14bが形成された前壁14の板材14aと、支持台81に形成された突起83とで構成され、ロール体支持部8を退避位置でロックするロック機構16を有している場合について説明したが、これには限定されない。すなわち例えば、ロック機構16の構成は、前壁14に形成された突起と支持台81に形成された開口とが係合する構成であってもよい。また、ロック機構16は備えられていなくてもよい。
また、上述の第1実施形態においては、カット紙Kpをガイドするガイド18が、ロール体支持部8の回動に連動して回動し、ガイド位置と退避位置との間で移動する場合について説明したが、これには限定されない。例えば、ガイドは上下方向に伸縮自在に構成されており、ロール体支持部8の回動に連動して、底面11aよりも上方に突出したガイド位置と底面11aから突出しない退避位置との間で移動するように構成してもよい。また、ガイド18のガイド位置と退避位置との間の移動は、ロール体支持部8の回動に連動するものでなく、ユーザが別途行うものであってもよい。さらに、ガイド18は設けられていなくてもよい。
また、上述の第1実施形態においては、ロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知するセンサ9が、ロール体支持部8の移動に連動して移動するアクチュエータ91を有している場合について説明したが、これには限定されない。例えば、支持位置に位置するロール体支持部8に向けて光を照射する反射型又は透過型の光学式センサを用いて、ロール体支持部8が支持位置に位置しているか否かを検知してもよい。
本発明は、ロール体及びカット紙を収容可能な給送トレイを備えた画像記録装置全般に適用され得る。すなわち例えば、本発明は、インクジェットプリンタだけでなく、レーザで感光体を露光することにより静電潜像が形成されるレーザ式の記録部や、LEDで感光体を露光することにより静電潜像が形成されるLED式の記録部を備える電子写真プリンタに適用することもできる。また、シート状媒体は用紙に限定されず、シート状であれば布などであってもよい。
1、201 給送トレイ
2 給送ローラ
6 ヘッド(記録部)
8、408 ロール体支持部
9 センサ
12、13 側壁
14 前壁
16 ロック機構
18 ガイド
17、217 載置面
81a 回動軸
91 アクチュエータ
100 プリンタ(画像記録装置)
100a 筐体
208 シャフト(ロール体支持部)
308 カバー(ロール体支持部)
Kp カット紙(シート状媒体)
R ロール体
Rc 芯部材
Rp ロール紙(ロール媒体)
2 給送ローラ
6 ヘッド(記録部)
8、408 ロール体支持部
9 センサ
12、13 側壁
14 前壁
16 ロック機構
18 ガイド
17、217 載置面
81a 回動軸
91 アクチュエータ
100 プリンタ(画像記録装置)
100a 筐体
208 シャフト(ロール体支持部)
308 カバー(ロール体支持部)
Kp カット紙(シート状媒体)
R ロール体
Rc 芯部材
Rp ロール紙(ロール媒体)
Claims (15)
- 画像記録装置から引出方向に引き出し可能な給送トレイであって、
長尺のシート状媒体がロール状に巻回されたロール体を支持位置において支持し、前記支持位置から退避可能なロール体支持部と、
前記ロール体支持部と前記引出方向に沿って並んだ載置面であって、前記長尺のシート状媒体よりも短尺のシート状媒体が載置される載置面と、を備えており、
前記載置面は、前記載置面と直交する方向から視て、前記支持位置に位置する前記ロール体支持部と重複し、且つ、前記支持位置から退避した前記ロール体支持部と重複しないことを特徴とする給送トレイ。 - 前記ロール体支持部は、前記給送トレイに取り付けられた状態で前記支持位置と前記支持位置から退避した位置との間を移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の給送トレイ。
- 前記ロール体支持部は、前記ロール体を下方から支持することを特徴する請求項2に記載の給送トレイ。
- 前記ロール体支持部は、前記引出方向と、前記載置面と直交する方向とに直交する方向に沿った回動軸を中心に回動可能であり、回動することで前記支持位置から退避することを特徴とする請求項3に記載の給送トレイ。
- 前記回動軸は、前記引出方向に関して前記ロール体支持部の上流端部及び下流端部のうち前記載置面から遠い前記下流端部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の給送トレイ。
- 前記回動軸の軸方向の両端にそれぞれ設けられており、前記引出方向に沿って延びる2つの側壁をさらに備えており、
前記ロール体支持部の前記回動軸の両端部は、2つの前記側壁にそれぞれ支持されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の給送トレイ。 - 前記引出方向の下流側に設けられた前壁をさらに備えており、
前記支持位置から退避した位置にある前記ロール体支持部の高さは、前記前壁の高さよりも低いことを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載の給送トレイ。 - 前記ロール体支持部を前記支持位置から退避した位置でロックするロック機構をさらに備えていることを特徴とする請求項4~7のいずれか1項に記載の給送トレイ。
- ガイド位置と退避位置とを選択的に取ることが可能なガイドをさらに備えており、
前記ガイドは、前記ガイド位置においては、前記載置面に載置された前記短尺のシート状媒体における前記引出方向に関して前記ロール体支持部側の端部と当接可能であり、前記退避位置においては、前記支持位置に位置する前記ロール体支持部と干渉しないことを特徴とする請求項4~8のいずれか1項に記載の給送トレイ。 - 前記ガイドは、前記ロール体支持部が回動して前記支持位置から退避した位置に移動するのに連動して前記ガイド位置に移動し、且つ、前記ロール体支持部が回動して前記支持位置に移動するのに連動して前記退避位置に移動することを特徴とする請求項9に記載の給送トレイ。
- 前記ロール体支持部は、前記給送トレイから取り外し可能であり、前記給送トレイから取り外すことで前記支持位置から退避することを特徴とする請求項1に記載の給送トレイ。
- 画像記録装置から引出方向に引き出し可能な給送トレイであって、
長尺のシート状媒体が円筒状の芯部材に対してロール状に巻回された前記ロール体を支持可能なロール体支持部と、
前記ロール体支持部と前記引出方向に沿って並んだ載置面であって、前記長尺のシート状媒体よりも短尺のシート状媒体が載置される載置面と、を備えており、
前記載置面は、前記載置面と直交する方向から視て、前記ロール体支持部に支持された前記ロール体の前記芯部材と重複し、且つ、前記ロール体支持部と重複しないことを特徴とする給送トレイ。 - 請求項1~12のいずれか1項に記載の給送トレイと、
前記ロール体から巻き解かれた前記シート状媒体であるロール媒体及び前記短尺のシート状媒体のいずれか一方を前記給送トレイから給送する給送ローラと、
前記給送ローラによって給送されて前記給送トレイから送り出された前記ロール媒体及び前記短尺のシート状媒体のいずれか一方に画像を記録する記録部と、を備えていることを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1~11のいずれか1項に記載の給送トレイと、
前記ロール体から巻き解かれた前記シート状媒体であるロール媒体及び前記短尺のシート状媒体のいずれか一方を前記給送トレイから給送する給送ローラと、
前記給送ローラによって給送されて前記給送トレイから送り出された前記ロール媒体及び前記短尺のシート状媒体のいずれか一方に画像を記録する記録部と、
前記ロール体支持部が前記支持位置に位置しているか否かを検知するセンサと、を備えていることを特徴とする画像記録装置。 - 前記給送トレイが着脱可能に装着される筐体をさらに備えており、
前記センサは、前記筐体に設けられたアクチュエータを有しており、
前記アクチュエータは、前記給送トレイが前記筐体に装着された状態において、前記支持位置に位置する前記ロール体支持部と当接し、前記支持位置から退避した前記ロール体支持部と離間することを特徴とする請求項14に記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021030347A JP2022131410A (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021030347A JP2022131410A (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022131410A true JP2022131410A (ja) | 2022-09-07 |
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ID=83153136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021030347A Pending JP2022131410A (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 給送トレイ及びそれを備えた画像記録装置 |
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Country | Link |
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-
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