JP2022131062A - キャリパカバーの固定構造 - Google Patents

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智樹 高橋
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Abstract

【課題】汎用性を有するキャリパカバーを実現することができるキャリパカバーの固定構造を提供する。【解決手段】キャリパカバー20をキャリパ30に固定するキャリパカバー20の固定構造10であって、キャリパカバー20は、支持部材40を介してキャリパ30に固定され、支持部材40は、キャリパカバー20に形成された固定部21に嵌合される支持棒41を有すると共にキャリパ30に固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、キャリパカバーをキャリパに固定する構造に関する。
キャリパカバーは、キャリパを被装して、車両の車輪周辺を装飾することによって車輪周辺の意匠性を向上させるカバーである(例えば、特許文献1)。キャリパは、ディスクブレーキにおいて、ブレーキパッドをブレーキロータに押さえつける機構である。ディスクブレーキは、車両に設けられる制動装置である。
米国特許出願公開第2004/0074716号明細書
キャリパは、車両毎或いは前輪又後輪によって大きさ又は形状が異なる。そのため、キャリパカバーは、キャリパ毎に専用品を設計する必要がある。また、キャリパカバーは、装飾等が施される高価な部品である。そこで、汎用性を有するキャリパカバーを実現するために、大きさ又は形状が異なるキャリパに固定することができるキャリパカバーの固定構造があれば望ましい。
そこで、本発明は、汎用性を有するキャリパカバーを実現することができるキャリパカバーの固定構造を提供することを目的とする。
本発明に係るキャリパカバーの固定構造は、キャリパカバーをキャリパに固定するキャリパカバーの固定構造であって、キャリパカバーは、支持部材を介してキャリパに固定され、支持部材は、キャリパカバーに形成された固定部に嵌合される支持棒を有すると共にキャリパに固定されることを特徴とする。
本発明に係るキャリパカバーの固定構造において、キャリパカバーには、複数の固定部が形成され、支持棒は、複数の固定部を通過するように曲げられていることが好ましい。
本発明に係るキャリパカバーの固定構造において、支持棒は、キャリパの外周に沿って曲げられ、支持棒の両端部に設けられると共にキャリパにそれぞれ固定される固定片を有することが好ましい。
本発明に係るキャリパカバーの固定構造において、キャリパは、ボルトを締め付けることによってナックルに固定されて、支持部材の固定片は、ボルトの頭部に形成されたネジ部にナットを締結することによってキャリパに固定されることが好ましい。
本発明に係るキャリパカバーの固定構造において、固定片は、ネジ部が貫通する切り欠き孔を有することが好ましい。
本発明のキャリパカバーの固定構造によれば、当該固定構造を構成する支持部材を棒状の部材を曲げ加工することによって廉価で製作することができる。これにより、共通のキャリアカバーを複数のキャリパに固定することができる固定構造を廉価で製作することができる。その結果、汎用性を有するキャリパカバーを製作することができる。
実施形態の一例であるキャリパカバーの固定構造を示す斜視図である。 図1のAA断面図である。 図1及び図4のBB断面図である。 固定片42が取り外された図1のC部の詳細図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
図1乃至図4を用いて、実施形態の一例であるキャリパカバー20の固定構造10について説明する。図1は、車両の内側からキャリパカバー20の固定構造10を見た斜視図である。図2は、図1のAA断面図である。図3は、図1及び図4のBB断面図である。図4は、固定片42が取り外された図1のC部の詳細図である。
キャリパカバー20の固定構造10は、キャリパカバー20をキャリパ30に固定する構造である。固定構造10によれば、固定構造10を構成する、後述する支持部材40を棒状の部材を曲げ加工することによって廉価で製作することができる。これにより、共通のキャリパカバー20を複数のキャリパ30に固定することができる固定構造を廉価で製作することができる。その結果、汎用性を有するキャリパカバー20を製作することができる。
図1に示すように、キャリパカバー20の固定構造10は、車両に設けられる。車両は、本例では四輪乗用車とするが、これに限定されない。車両は、例えば二輪乗用車であってもよい。車両は、後述するキャリパ30及びキャリパカバー20を有する車両であればよい。
車両は、車輪と共に回転するブレーキロータ14をブレーキパッドで両側から挟み込むことによって制動するディスクブレーキ12と、ステアリングアスクルの構成部品であって車輪を支持し車体を懸架すると共に運転者の操作により車輪の向きを変えて車両の走行方向を変えるナックル13とを備える。ディスクブレーキ12は、後述するキャリパ30を有する。
キャリパ30は、ブレーキパッドをブレーキロータ14に押さえつける機構である。キャリパ30は、詳細は後述するボルト31によってナックル13に固定されている。本例では、キャリパ30の種類又は構造は特に限定されず、機械式キャリパ又は油圧式キャリパであってもよく、フローティングキャリパ又は対向ピストンキャリパであってもよい。キャリパ30は、後述するキャリパカバー20によって被装されている。
キャリパカバー20は、キャリパ30を被装するカバー部材である。キャリパカバー20によれば、車両の車輪周辺を装飾して、車輪周辺の意匠性を向上させることができる。以下では、キャリパカバー20をキャリパ30に固定する固定構造10について説明する。
キャリパカバー20の固定構造10は、キャリパカバー20をキャリパ30に支持部材40を介して固定する構造である。支持部材40は、キャリパ30に固定されると共にキャリパカバー20が固定される部材である。
支持部材40は、後述するキャリパカバー20に設けられた複数の固定部21に沿うと共に、キャリパ30の外周(ブレーキロータ14の径方向において外周)に沿って曲げられた支持棒41と、支持棒41の両端部に設けられ、キャリパ30にそれぞれ固定された固定片42とを有する。支持部材40は、支持棒41がキャリパ30にそれぞれ固定される構成であってもよい。支持棒41は、直線状に形成された部分がキャリパカバー20に固定されてもよい。
支持棒41は、キャリパカバー20が固定される部分である。支持棒41は、棒状の部材(例えば金属棒)を曲げ加工することによって製作される。支持棒41は、キャリパ30よりも車幅方向の外側にせり出して設けられ、キャリパカバー20が固定され、キャリパ30の外周に沿って曲げられる円弧部41Aと、固定片42が固定され、キャリパ30と車幅方向において略同位置に設けられ、ブレーキロータ14の径方向に沿って設けられる直線部41Bとを含む。
図2に示すように、円弧部41Aには、キャリパカバー20の固定部21が固定される。固定部21は、キャリパカバー20の裏側(車幅方向の内側)の外周に沿って複数箇所(本例では3箇所)に設けられる。固定部21は、キャリパカバー20の表側(車幅方向の外側)に設けられてもよい。
固定部21は、支持部材40の支持棒41の径と略同一の径で円状に形成される嵌合部21Aと、嵌合部21Aにおいてブレーキロータ14の径方向の内側に向けて開口された開口部21Bとを含む。開口部21Bの開口幅は、嵌合部21Aの径よりも小さい。
上述の固定部21と支持棒41との固定構造によれば、嵌合部21Aに支持棒41がはめ込まれることによって、キャリパカバー20と支持部材40とを固定することができる。これにより、固定具又は工具を用いることなく、キャリパカバー20を支持部材40に固定することができる。
また、上述の固定部21と支持棒41との固定構造によれば、ボルト等の固定具を用いることなく、キャリパカバー20を支持部材40に固定することができる。これにより、キャリパカバー20の表側(車幅方向の外側)にボルトの頭部又はネジ穴が露出することがなく、キャリパカバー20の表側の意匠性を向上させることができる。
図3に示すように、固定片42は、金属製の板状の部材を折り曲げて製作した部材であって、キャリパ30をナックル13に固定するボルト31の頭部に固定される部材である。より詳細には、固定片42は、ボルト31の頭部に形成されるネジ部31Aにナット43を締結することによってボルト31の頭部に固定される。この結果、支持部材40がキャリパ30に固定される。
上述のボルト31と固定片42との固定構造によれば、支持部材40をキャリパ30に固定するための締め付けトルク(キャリパカバー20の締め付けトルク)と、キャリパ30をナックル13に固定するための締め付けトルク(キャリパ30の締め付けトルク)とを別にすることができる。これにより、キャリパカバー20の締め付けトルクとキャリパ30の締め付けトルクを別にトルク管理することができる。
例えば、ボルト31によってキャリパ30及びキャリパカバー20(支持部材40の固定片42)を共締めする構成と比較して、キャリパカバー20の締め付けトルクをキャリパ30締め付けトルクよりも低い設定値で管理することができる。これにより、キャリパカバー20の締め付けトルクを必要以上に高く設定することなく、適正なトルクで管理することができる。
図4に示すように、固定片42は、ネジ部31Aが貫通する切り欠き孔42Aを有する。切り欠き孔42Aは、所定方向に向かって縁部が開口されるU字状に形成される。一方の固定片42の切り欠き孔42Aの開口向きと、他方の固定片42の切り欠き孔42Aの開口向きとは同じ向きとする。
切り欠き孔42Aによれば、キャリパ30からキャリパカバー20を取り外す際には、ナット43を緩めて、所定方向に支持部材40をスライドさせるのみによってキャリパ30からキャリパカバー20を取り外すことができる。取り付ける際も同様に所定方向に支持部材40をスライドさせるのみによってキャリパ30にキャリパカバー20を取り付けることができる。これにより、キャリパ30からキャリパカバー20を取り外す又は取り付ける際の作業性を向上させることができる。
例えば、スタッドレスタイヤをインチダウン(タイヤの外径を変えず、ホイールサイズを小さくする)して装着する場合には、スタッドレスタイヤのホイールがノーマルタイヤより小さくなるために、キャリパカバー20を取り外す必要がある。このような場合に、上述した切り欠き孔42Aを有する支持部材40によれば、キャリパ30からキャリパカバー20を容易に取り外すことができる。
支持部材40によれば、汎用の曲げ加工機によって製作できるので廉価に製作することができる。換言すれば、キャリパカバー20又はキャリパ30の形状又は大きさに応じた支持部材40を廉価に製作することができるため、汎用性を有するキャリパカバー20を製作することができる。
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 固定構造、11 車両、12 ディスクブレーキ、13 ナックル、14 ブレーキロータ、20 キャリパカバー、21 固定部、21A 嵌合部、21B 開口部、30 キャリパ、31 ボルト、31A ネジ部、40 支持部材、41 支持棒、41A 円弧部、41B 直線部、42 固定片、42A 切り欠き孔、43 ナット

Claims (5)

  1. キャリパカバーをキャリパに固定するキャリパカバーの固定構造であって、
    前記キャリパカバーは、支持部材を介して前記キャリパに固定され、
    前記支持部材は、前記キャリパカバーに形成された固定部に嵌合される支持棒を有すると共に前記キャリパに固定される、
    キャリパカバーの固定構造。
  2. 請求項1に記載のキャリパカバーの固定構造であって、
    前記キャリパカバーには、複数の前記固定部が形成され、
    前記支持棒は、複数の前記固定部を通過するように曲げられている、
    キャリパカバーの固定構造。
  3. 請求項2に記載のキャリパカバーの固定構造であって、
    前記支持棒は、前記キャリパの外周に沿って曲げられ、前記支持棒の両端部に設けられると共に前記キャリパにそれぞれ固定される固定片を有する、
    キャリパカバーの固定構造。
  4. 請求項3に記載のキャリパカバーの固定構造であって、
    前記キャリパは、ボルトを締め付けることによってナックルに固定されて、
    前記支持部材の前記固定片は、前記ボルトの頭部に形成されたネジ部にナットを締結することによって前記キャリパに固定される、
    キャリパカバーの固定構造。
  5. 請求項4に記載のキャリパカバーの固定構造であって、
    前記固定片は、前記ネジ部が貫通する切り欠き孔を有する、
    キャリパカバーの固定構造。
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