JP2022130328A - 画像検査装置 - Google Patents

画像検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022130328A
JP2022130328A JP2022023852A JP2022023852A JP2022130328A JP 2022130328 A JP2022130328 A JP 2022130328A JP 2022023852 A JP2022023852 A JP 2022023852A JP 2022023852 A JP2022023852 A JP 2022023852A JP 2022130328 A JP2022130328 A JP 2022130328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
unit
conveying
sheets
acceptable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022023852A
Other languages
English (en)
Inventor
宗明 川井
Muneaki Kawai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Publication of JP2022130328A publication Critical patent/JP2022130328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

【課題】用紙Pに形成した画像を検査して所定順序で排出する画像検査装置において、装置の停止時間を短縮化して生産性の向上を図る。【解決手段】検査部3で3番目の用紙にNGが出た場合(図2)、直ちに再印刷を行い(図3)、NG用紙は不良品排出部10に排出し(図5)、後方に順序が連続した4~6枚目の第1合格用紙は第2搬送部7に搬入し(図5)、再印刷された第2合格用紙を第1搬送部6によって高速の第2搬送速度で排出し(図6)、その後に第2搬送部が4~6枚目の第1合格用紙を重ねて搬送する。第2搬送部で待機している第1合格用紙の待機時間が少なくなり、後続する用紙の印刷、検査、搬送を、装置を停止させずに続行できるため、画像検査の生産性が向上する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚の用紙に形成された画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置に係り、特に一部の用紙について検査結果が不合格となって再度印刷を行なった場合であっても、可能な限り装置が停止している時間を短縮化できる生産性の高い画像検査装置に関するものである。
下記特許文献1に記載された画像形成システムは、画像形成部と検査部と搬送機構を備えている。画像形成部は、検査部により異常画像と判定されると新規ページへの画像形成を停止して、異常画像と判定されたページの画像を再形成する。搬送機構は、少なくとも画像形成が完了する地点から検査部の判定結果が得られる地点までの搬送路と同じ長さを有する第2搬送路42を備えており、異常画像と判定されたページより後のページであって、判定の時点ですでに画像が形成されていたページのうち、異常画像と判定されたページの用紙を第2トレイT2へ搬送し、正常画像と判定されたページの用紙を第2搬送路42へ搬送させて待機させ、再形成後に正常画像と判定されたページの用紙と第2搬送路42上の各ページの用紙をページ順に第1トレイT1へ搬送する。この発明によれば、簡易な構成により、検査によって正常画像と判定された用紙をページ順に積載できるものとされている。なお、以上の説明では下記特許文献1の参照符号をそのまま使用している。
特開2017-58564号公報
特許文献1の発明によれば、所定の順序で搬送される複数枚の用紙に形成された画像の検査において、特定用紙の画像の検査結果が不合格であった場合には、不合格となった用紙を正規の搬送経路から除外して再度印刷を行う。この場合、搬送経路中に残っている合格と判定された用紙は、正規の搬送経路から一時退避させておき、不合格の判定後に再度画像を印刷した用紙が追いつくのを待つことになる。このような手順であると、再度印刷されて合格と判定された用紙が、先に印刷されて既に合格と判定された用紙に追いつくまでの時間がダウンタイム(作業中止時間)となり、画像検査の生産性が低下するという問題があった。
本発明は、上述した従来の技術における課題に鑑みてなされたものであり、複数枚の用紙に形成された画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置において、一部の用紙について検査結果が不合格となって再度印刷を行なった場合であっても、可能な限り装置が停止している時間を短縮化できる生産性の高い画像検査装置を提供することを目的としている。
本発明の画像検査装置は、
複数枚の用紙に形成された画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置であって、
用紙に形成された画像を検査して合格又は不合格の判定を行なう検査部と、
前記検査部の後段に設けられ、前記検査部で合格と判定された第1合格用紙を所定の第1搬送速度で搬送し、前記検査部で不合格と判定された後に再度印刷されて前記検査部で合格と判定された第2合格用紙を前記第1搬送速度よりも高速である第2搬送速度で搬送する第1搬送部と、
前記検査部の後段に設けられ、前記第1搬送部が前記第2合格用紙を前記第2搬送速度で搬送した後に、前記第2合格用紙に対して前記順序が後方に連続する前記第1合格用紙を搬送する第2搬送部と、
を具備することを特徴としている。
本発明の画像検査装置によれば、複数枚の用紙に形成された画像を検査して所定の順序で排出する工程において、不合格と判定された用紙の再印刷及び搬送を、後続用紙を待機させて行なうに際し、再印刷されて検査部で合格と判定された第2合格用紙を、第1搬送部によって所定の第1搬送速度よりも高速である第2搬送速度で搬送することができるので、第2搬送部で待機している第1合格用紙の待機時間を少なくすることができ、さらに後続する用紙の印刷、検査、搬送を、装置を停止させることなく続行させることができるため、画像検査の生産性が向上する。
実施形態の画像検査装置の構造を模式的に示す全体構成図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第1例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 実施形態の画像検査装置における検査工程の第2例を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置に設けられた用紙保持部の側面側を示す模式的構造図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。 他の実施形態の画像検査装置における検査工程を示す図である。
図1~図19を参照して実施形態の画像検査装置1について説明する。
図1に示すように、左から右へと搬送される用紙Pの移動方向に沿って、上流側(図中左側)から、印刷手段2aを有する印刷部2と、検査手段3aを有する検査部3と、用紙搬送部4が並設されており、検査部3と用紙搬送部4が実施形態の画像検査装置1を構成している。画像検査装置1は、印刷部2で印刷された用紙Pの画像を検査し、不合格の場合は再度印刷を行なうように印刷部2に指示を送ることができる。なお、図中、水平な2本の線分で模式的に示すように、印刷部2と検査部3には、用紙搬送部4へと連続する用紙Pの搬送手段2b,3bが設けられている。
図1に示すように、用紙搬送部4は、積載部5と、第1搬送部6と、第2搬送部7と、不良品排出部10を有している。積載部5は、検査部3で合格とされた用紙Pが排出されて積載される部分である。第1搬送部6は、検査部3から積載部5へ用紙Pを搬送する搬送手段であり、通常の用紙搬送速度である第1搬送速度と、第1搬送速度よりも高速である第2搬送速度を適宜に切り替えて用紙Pを積載部5に搬送することができる。なお、第1搬送速度は、用紙搬送機構が用紙を搬送する速度としては通常の設定値であるが、これよりも高速に設定された第2搬送速度に較べれば相対的に低速であるとも言える。これら相対的に低速である第1搬送速度と、相対的に高速である第2搬送速度は、具体的には次のように切り替える。すなわち、検査部3において1回目の検査で合格と判定された第1合格用紙Pは、第1搬送速度(低速)で積載部5に搬送される。検査部3で不合格と判定された後に再度印刷され、検査部3において2回目の検査で合格と判定された第2合格用紙Pは、第2搬送速度(高速)で積載部5に搬送される。
図1に示すように、第2搬送部7は、第1搬送部6の上方に第1搬送部6と平行に設けられている。第1搬送部6の入口には第1振り分け手段8が設けられており、検査部3から送られた用紙Pは、この第1振り分け手段8によって第1搬送部6と第2搬送部7の何れかに送り込まれるか、又は後述する第2振り分け手段9によって不良品排出部10に送り込まれる。第2搬送部7に送り込まれた用紙Pは、ここで待機し、必要なタイミングで積載部5へ向けて搬送される。詳細は図示しないが、第2搬送部7には、送り込まれた用紙Pを1枚ずつ分離して保持する機能と、順序が連続している複数の用紙Pをまとめて保持する機能を備えた仕分け手段が設けられている。そして、必要に応じて1枚の用紙P又は複数枚の用紙Pが重ねられた束を、必要なタイミングで積載部5に向けて搬送することができる。
図1に示すように、第2搬送部7の上方には、不合格とされた用紙Pを積載する不良品排出部10が設けられている。第2搬送部7の入口には第2振り分け手段9が設けられており、検査部3から送られた不合格の用紙Pは、前記第1振り分け手段8と、この第2振り分け手段9によって、第1搬送部6と第2搬送部7に送り込まれることなく、不良品排出部10に排出される。なお、図示はしないが、この画像検査装置1には、以上説明した機構を制御する制御部を備えており、この制御部の制御によって前述した機構が作動して用紙Pの画像の検査が行なわれる。
図2~図9を参照して、実施形態の画像検査装置1における画像検査の動作例について説明する。この動作は、印刷部2において、1番から9番までの9枚の用紙Pに画像を形成し、画像検査装置1によって画像の検査を行ない、合格と判定された1番から9番までの9枚の用紙Pを順番通りに重ねて積載部5に排出することを目的としており、必要な指令を与えられた前記制御部の制御によって実行される。図2~図9では、用紙Pの順番を用紙Pに示した数字で表す。また、検査部3で不合格であると判定された用紙P(不合格用紙P)をグレー着色及び「NG」の表示で表す。また、第1合格用紙Pを白抜きに順番の数字で表し、第2合格用紙Pを網点に順番の数字で表す。なお、図示上の煩雑さを避けるため、図中に存在する全ての用紙の図形にPの符号を付すことは避ける。
なお、この動作例では、不合格用紙Pは、9枚中、3枚目の1枚のみである。通常、複数枚から構成される1ロットの印刷及び画像検査の作業を行なった場合、その印刷枚数にもよるが、大量の不合格品がでることは稀である。また、不合格品が連続することも稀であり、さらに不合格品を再印刷した場合に再度不合格となることも稀である。従って、本動作例は、複数枚の用紙Pに形成した画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置1の動作例において、NG品が発生するケースとしては典型的なものであると言える。
図2に示すように、6番目の用紙Pまで印刷された時点で、3番目の用紙Pが「NG」(不合格用紙P)と判定されたとする。
図3に示すように、6番目の次に直ちに3番目の用紙Pの再印刷を行なう。この時点で、1~2番目の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8を通過し、第1搬送部6によって第1搬送速度で積載部5に向けて搬送されている。
図4に示すように、1番目及び2番目の第1合格用紙Pは、第1搬送部6によって積載部5へ搬送されるが、3番目の不合格用紙Pは、第1振り分け手段8及び第2振り分け手段9によって不良品排出部10に導かれる。3番目の用紙Pの再印刷の後は、7番目以降の印刷が順次続行される。4番目以降の検査も順次続行されている。
図5に示すように、3番目の不合格用紙Pの後の番号であって、再印刷された3番目の用紙Pよりも前にある4~6番目の順序が連続した3枚の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8及び第2振り分け手段9によって第2搬送部7に導かれ、重ねられた束の状態で待機する。1番目及び2番目の第1合格用紙Pは積載部5に積載されている。ここで、再印刷された3番目の用紙Pは、再検査されて合格したものとする。
図6に示すように、再印刷されて合格判定を得た3番目の第2合格用紙Pは、第1搬送部6により、高速の第2搬送速度で積載部5へ短時間で搬送される。なお、3番目の不合格用紙Pは既に不良品排出部10に排出されている。
図7に示すように、再印刷された3番目の第2合格用紙Pが高速で積載部5に入ると、第2搬送部7が、4~6番目の3枚の第1合格用紙Pを、重なった束の状態で積載部5へ搬送する(重送と称する。)。積載部5には1番目~3番目の第1及び第2合格用紙Pが重なっており、その上に、重送された4~6番目の3枚の第1合格用紙Pが重ねられる。その間、7~9枚目の第1合格用紙Pが順次検査を受け、合格と判定されて第1搬送部6に搬入され、低速の第1搬送速度で積載部5に向けて搬送されていく。
図8に示すように、7~9枚目の第1合格用紙Pは、第1搬送部6によって第1搬送速度で積載部5に向けて搬送されていく。
図9に示すように、7~9枚目の第1合格用紙Pは積載部5に入り、画像検査結果が合格と判定された9枚の用紙Pが、所期の順序の通りに重ねられて積載部5に収納された状態となる。
以上説明したように、本実施形態の動作例によれば、3枚目が不合格用紙Pであると判定された場合(図2)、直ちに再度3枚目を印刷し(図3)、不合格用紙Pとなった3枚目を不良品排出部10に導入するとともに(図4)、搬送経路中にある順序が連続した4、5、6枚目の用紙Pは一時退避用の第2搬送部7に導入して待機させ(図5)、再印刷した3枚目の用紙Pを第1搬送部6によって高速の第2搬送速度で直ちに排出し(図6)、続けて第2搬送部7にストックしている4、5、6枚目の用紙Pを重ねた状態でまとめて排出する(図7)。このため、7枚目以降の用紙Pは停止させずに印刷、検査、排出を続行することができるため、ダウンタイムは削減され、画像検査装置1の生産性を向上させることができる。
図10~図19を参照して、実施形態の画像検査装置1における画像検査の他の動作例について説明する。この動作は、印刷部2において、1番から9番までの9枚の用紙Pに画像を形成し、画像検査装置1によって画像の検査を行ない、合格と判定された1番から9番までの9枚の用紙Pを順番通りに重ねて積載部5に排出することを目的としている。図10~図19では、用紙Pの順番を用紙Pに示した数字で表す。また、検査部3で不合格であると判定された用紙P(不合格用紙P)をグレー着色及び順番の数字で表す。また、第1合格用紙Pを白抜きに順番の数字で表し、第2合格用紙Pを網点と順番の数字で表す。なお、図示上の煩雑さを避けるため、図中に存在する全ての用紙の図形にPの符号を付すことは避ける。
なお、この動作例では、不合格用紙Pは、9枚中、3枚目と5枚目の2枚である。複数枚の用紙Pに形成した画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置1の動作例において、NG品が発生するケースは、第1の動作例において説明した通りであるから、本動作例は比較的稀なケースと言える。
図10に示すように、6番目の用紙Pまで印刷された時点で、3番目の用紙Pが「NG」(不合格用紙P)と判定されたとする。
図11に示すように、6番目の次に直ちに3番目の用紙Pの再印刷を行なう。この時点で、1~2番目の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8を通過し、第1搬送部6によって第1搬送速度で積載部5に向けて搬送されている。
図12に示すように、1番目及び2番目の第1合格用紙Pは、第1搬送部6によって第1搬送速度で積載部5へ搬送されるが、3番目の不合格用紙Pは、第1振り分け手段8及び第2振り分け手段9によって不良品排出部10に導かれる。3番目の用紙Pの再印刷の後は、7番目以降の印刷が順次続行される。4番目以降の検査も順次続行されているが、ここで5番目の用紙Pが「NG」(不合格用紙P)と判定されたとする。
図13に示すように、3番目の不合格用紙Pと、5番目の不合格用紙Pの間にある用紙P、すなわち4番目の用紙Pは、最初の検査で合格とされた第1合格用紙Pであり、第1振り分け手段8及び第2振り分け手段9によって第2搬送部7に導かれる。
図14に示すように、再印刷された3番目の用紙Pは検査部3で検査されて合格と判定される。不合格用紙Pである3番目の用紙Pは不良品排出部10へ排出され、不合格用紙Pである5番目の用紙Pは第1振り分け手段8及び第2振り分け手段9によって不良品排出部10に導かれる。第1合格用紙Pである4番目の用紙Pは、他の用紙Pと区別されて単独で搬送可能な状態で第2搬送部7に保持される。1番目及び2番目の第1合格用紙Pは、積載部5に搬入される。
図15に示すように、不合格用紙Pである5番目の用紙Pは不良品排出部10へ導かれる。不合格用紙Pである5番目の用紙Pの後にある6番目の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8によって第2搬送部7に導かれる。
図16に示すように、再印刷されて合格判定を得た3番目の第2合格用紙Pは、第1搬送部6により、高速の第2搬送速度で積載部5へ短時間で搬送される。この間、不合格用紙Pである5番目の用紙Pは不良品排出部10に排出され、第1合格用紙Pである6番目の用紙Pは第2振り分け手段9によって第2搬送部7に排出される。この6番目の用紙Pは、第4の用紙Pとは区別されて搬送されるように第2搬送部7に保持される。
図17に示すように、再印刷された3番目の用紙Pが高速で積載部5に入ると、第2搬送部7が、4番目の第1合格用紙Pを積載部5へ搬送する。また、第1合格用紙Pである7枚目の用紙Pが、第1振り分け手段8と第2振り分け手段9によって第2搬送部7に導かれる。
図18に示すように、再印刷されて合格判定を得た5番目の第2合格用紙Pは、第1搬送部6により、高速の第2搬送速度で積載部5へ短時間で搬送される。この間、第2搬送部7に搬入された7番目の用紙Pと、既に搬入されている6番目の用紙Pは、連続した順番の用紙Pとして重ねられ、一束で重送できるように第2搬送部7に保持される。
図19に示すように、再印刷された5番目の第2合格用紙Pが高速で積載部5に入ると、第2搬送部7が、6番目と7番目の2枚の第1合格用紙Pを、重なった束の状態で積載部5へ重送する。積載部5には1番目~5番目の第1合格用紙P及び第2合格用紙Pが重なっており、その上に、重送された6~7番目の2枚の第1合格用紙Pが重ねられる。その後、8~9枚目の用紙Pは順次検査を受け、合格と判定されて第1搬送部6に搬入され、低速の第1搬送速度で積載部5に向けて搬送されていく。
以上説明したように、本実施形態の第2の動作例によれば、3番目に続いて5番目も不合格用紙Pとなるような比較的稀な場合(図10~図12)であっても、2枚の不合格用紙Pを不良品排出部10に排出し、4枚目と、6枚目及び7枚目を一時退避用の第2搬送部7に導入して待機させておき(図14、図17~図18)、再印刷された3枚目の第2合格用紙Pを第1搬送部6によって高速の第2搬送速度で直ちに排出すると共に、その直後に4枚目の第1合格用紙Pを第2搬送部7によって直ちに排出し(図16~図17)、また再印刷された5枚目の第2合格用紙Pを第1搬送部6によって高速の第2搬送速度で直ちに排出すると共に、その直後に6枚目及び7枚目の2枚の第1合格用紙Pを重ね、第2搬送部7によって直ちに排出することとした(図18~図19)。このため、9枚の用紙Pを停止させずに、印刷、検査、排出を続行することができるため、ダウンタイムは削減され、画像検査装置1の生産性を向上させることができる。
以上説明した実施形態の動作例では、1ロットの用紙Pの枚数を9枚とし、不合格用紙Pが1枚発生した場合と、間をおいて2枚発生した場合を例示したが、1ロットの印刷枚数、検査枚数が上記例よりも多い場合、また不合格用紙Pが3枚以上発生した場合も、実施形態で示した基本的な原理で対応することができる。すなわち、不合格用紙Pが発生した場合は直ちに再印刷を行なって不合格用紙Pは不良品として排出し、不合格用紙Pに後続する順番の第1合格用紙Pは待機させておき、第2合格用紙Pを高速の第2搬送速度で載置部に排出した直後に、状況に応じて1枚の第1合格用紙Pを排出するか、又は複数枚を重ねた連番の第1合格用紙Pを重送すればよい。再印刷した用紙Pが再度不合格になった場合も同様に対処することができる。
図20~図30を参照して、他の実施形態に係る画像検査装置1aの構成と、当該画像検査装置1aによる画像検査の動作例について説明する。なお、図20~図30及びその説明においては、図1~図19に示した実施形態(以下、第1実施形態と称する。)の構成と、機能において実質的に同一である構成については、図1~図19において使用した参照符号(部品番号)を用いるものとし、参照符号が同一である構成については、以下の説明に矛盾しない限りにおいて、第1実施形態における説明を援用するものとする。
図20は、他の実施形態(以下、第2実施形態と称する。)の画像検査装置1aにおける検査工程を示す図であり、まず図20を参照して、第2実施形態の画像検査装置1aの構成について説明する。
図20に示すように、印刷手段2a及び搬送手段2bを有する印刷部2と、検査手段3a及び搬送手段3bを有する検査部3の構成は、第1実施形態と同一である。用紙搬送部4は、積載部5と、第1搬送部6と、第2搬送部7と、不良品排出部10を有している。第1搬送部6と、第2搬送部7と、不良品排出部10の形状・構造は、第1実施形態とは若干異なっている。第2搬送部7は、検査部3の搬送手段3bと一致する水平な搬送経路を構成しており、第1振り分け手段8を経由して積載部5の上方に達している。第1搬送部6は、第1振り分け手段8において第2搬送部7から斜め下方に分岐して第2搬送部7の下方に入り、さらに第2搬送部7と平行に延設され、第2搬送部7よりも下方の位置において積載部5の上方に達している。検査部3から送られた用紙Pは、第1振り分け手段8によって第1搬送部6と第2搬送部7の何れかに送り込まれるか、又は第2振り分け手段9によって不良品排出部10に送り込まれる。
図20に示すように、第2実施形態の画像形成装置1aは用紙保持部20を備えている。この用紙保持部20は、第2の第2搬送部7及び積載部5として機能する装置である。用紙保持部20は、第2搬送部7と積載部5の間に設けられている。第1実施形態の第2搬送部7は、第2合格用紙に対して順序が後方に連続する第1合格用紙を待機させておき、第1搬送部6が第2合格用紙を高速の第2搬送速度で搬送した後に、待機させておいた第1合格用紙を搬送する機能を有していた。第2実施形態の用紙保持部20は、第1実施形態の第2搬送部7と同様の機能を有する。但し、用紙保持部20は第2搬送部7と積載部5の間に設けられているため、第2実施形態では第2搬送部7は第1実施形態のような機能は持たず、単に用紙Pを下流の用紙保持部20に向けて搬送するために作動する。また、積載部5に用紙Pは積載されず、積載部5による用紙積載の機能は用紙保持部20によって果される。
図20及び図21に示すように、用紙保持部20は、積載部5の底面に平行な基板21と、基板21の上方に配置された一対の側板22,22を有している。一対の側板22,22は、用紙Pの排出方向(図20において左右方向、図21において紙面垂直方向)に平行であり、用紙Pの幅と同等の間隔をおいて基板21に対して垂直に配置されている。また、図20に示すように、側板22には孔22aが設けられている。
図21に示すように、用紙保持部20の一対の側板22,22には、用紙Pの保持手段23が設けられている。保持手段23は棒状、短冊状又は板状の部材であって、側板22の内面側に内方に突出するように設けられており、図21に示す用紙Pの保持位置と、これより下方に回動して保持している用紙Pを下方に落下させる落下搬送位置とを選択的にとることができる。保持手段23は、高さの異なる複数の位置に設けられており、一方の側板22の保持手段23と、他方の側板22の保持手段23は、互いに位置が対応している。従って、一対の側板22,22の各内面に設けられた複数個の保持手段23は、高さが異なる複数の位置ごとに、用紙Pの両縁を保持する少なくとも2つ一組の保持手段23からなる保持段を構成している。第2実施形態では、2段の保持段が構成されており、1枚の用紙P又は用紙Pの束(すなわち2枚以上の用紙P)を、2組保持することができるが、必要に応じて3以上の保持段をも受けてもよい。
図21に示すように、各保持段を構成する保持手段23は、用紙Pを受けいれる際には内方に突出した状態にあるが、保持した用紙Pの束又は1枚の用紙Pを基板21の上に移動させたい場合には、下方に揺動して保持していた用紙P又は用紙Pの束を下方に落下させることができる。
再印刷されて送られてくる第2合格用紙の後に続く第1合格用紙は、用紙保持部20に送り込まれて上下方向について適正な順序で待機し、必要なタイミングで保持手段23が下方に開いて落下搬送されることで、積載部5の代わりに、基板21上で適正な順序に重なって積載される。
図20~図30を参照して、第2実施形態の画像検査装置1aにおける画像検査の動作例について説明する。この動作は、印刷部2において、1番から10番までの10枚の用紙Pに画像を形成し、検査部3によって画像の検査を行ない、合格と判定された1番から10番までの10枚の用紙Pを順番通りに重ねて基板21上に排出することを目的としている。図20及び図22~図30では、用紙Pの順番を用紙Pに示した数字で表す。また、検査部3で不合格であると判定された用紙P(不合格用紙P)をグレー着色及び順番の数字+NGの文字で表す。また、第1合格用紙Pを白抜きに順番の数字で表し、第2合格用紙Pを網点と順番の数字で表す。なお、図示上の煩雑さを避けるため、図中に存在する全ての用紙の図形にPの符号を付すことは避ける。なお、この動作例では、不合格用紙Pは、10枚中、3枚目と7枚目の2枚である。
図20に示すように、6番目の用紙Pまで印刷された時点で、3番目の用紙Pが「NG」(不合格用紙P)と判定されたとする。
図22に示すように、6番目の次に、直ちに3番目の用紙Pの再印刷を行なう。この時点で、1番目の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8を通過し、第1搬送部6に入り、第1搬送速度で用紙保持部20に向けて搬送されている。
図23に示すように、1番目に続けて2番目の第1合格用紙Pが、第1振り分け手段8を通過し、第1搬送部6によって第1搬送速度で用紙保持部20へ搬送される。3番目の不合格用紙Pは、第2振り分け手段9によって不良品排出部10に導かれる。3番目の用紙Pの再印刷の後は、7番目以降の印刷が順次続行される。4番目以降の検査も順次続行されている。
図24に示すように、7番目の用紙Pが「NG」(不合格用紙P)と判定される。この時点で、10番目の用紙Pまで印刷が完了している。また4番目及び5番目の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8を通過し、第2搬送部7で搬送されており、6番目の第1合格用紙Pも第1振り分け手段8を通過して第2搬送部7に搬入される直前である。
図25に示すように、10番目の用紙Pの次に、直ちに7番目の用紙Pの再印刷を行なう。この時点で、4番目~6番目の連番の3枚の第1合格用紙Pは、第2搬送部7において用紙保持部20に向けて搬送されている。
図26に示すように、4番目~6番目の3枚の連番の第1合格用紙Pは、用紙保持部20の相対的に下方の保持段において、順序通りに重ねられた用紙Pの束となって保持される。3番の第2合格用紙Pは、第1振り分け手段8によって第1搬送部6に入り、高速の第2搬送速度で用紙保持部20の基板21に向けて搬送される。この時点で、7番目の不合格用紙Pは、第2振り分け手段9を経て不良品排出部10に排出され、また8番目~10番目の連番の3枚の第1合格用紙Pは、第1振り分け手段8から第2搬送部7に入ってくるところである。再印刷された7番目の印刷用紙Pは、検査手段3aで検査を受けて合格と判定された。
図27に示すように、8番目~10番目の3枚の連番の第1合格用紙Pは、第2搬送部7で搬送され、用紙保持部20の相対的に上方の保持段に向けて搬送されていく。7番の第2合格用紙Pは、第1振り分け手段8から第1搬送部6に入る。
図28に示すように、7番の第2合格用紙Pは、第1搬送部6において、高速の第2搬送速度で用紙保持部20の基板21に向けて搬送される。
図29に示すように、用紙保持部20の下方の保持段に保持されていた4番目~6番目の3枚の第1合格用紙Pの束が、保持手段23の下方への開放によって落下供給され、基板21に重なっている1番目から3番目の用紙Pの上に重なり、その上に7番の第2合格用紙Pが排出されて重なる。
図30に示すように、図29において用紙保持部20の上方の保持段に保持されていた8番目~10番目の3枚の第1合格用紙Pの束が、保持手段23の下方への開放によって落下供給され、基板21の上に順に重なっている1番目から7番目までの第1合格用紙のうち、一番上の7番目の第1合格用紙の上に重なる。これによって、1番目から10番目の10枚の合格用紙が、番号の若い順に下から重なった束となって、基板21の上に載置された状態となる。
以上説明したように、第2本実施形態の動作例によれば、3番目と7番目の印刷用紙Pが不合格となるような比較的稀な場合(図20及び図24)であっても、2枚の不合格用紙Pを不良品排出部10に排出し、4枚目~6枚目の用紙Pの束と、8枚目~10枚目の用紙Pの束を、用紙保持部20の保持段に待機させておき(図28)、再印刷された3番目の第2合格用紙Pを第1搬送部6によって高速の第2搬送速度で排出すると共に(図26)、その直後に4枚目~6枚目の用紙Pの束を落下させ、さらに再印刷された7番目の第2合格用紙Pを第1搬送部6によって高速の第2搬送速度で排出すると共に(図28、図29)、その直後に8枚目~10枚目の用紙Pの束を落下させている(図30)。このため、10枚の用紙Pを停止させずに、印刷、検査、排出を続行することができるため、ダウンタイムは削減され、画像検査装置1aの生産性を向上させることができる。
以上説明した第2実施形態の動作例では、1ロットの用紙Pの枚数を10枚とし、不合格用紙Pが不連続に2枚発生した場合を例示したが、1ロットの印刷枚数、検査枚数が上記例よりも多い場合、また不合格用紙Pが3枚以上発生した場合も、実施形態で示した基本的な原理で対応することができる。すなわち、不合格用紙Pが発生した場合は直ちに再印刷を行なって不合格用紙Pは不良品として排出し、不合格用紙Pに後続する順番の第1合格用紙Pは待機させておく。この場合、待機させる用紙Pは、1枚の場合もあれば、複数枚の連番の場合もありうる。そして、第2合格用紙Pを高速の第2搬送速度で用紙保持部20の基板21上に排出した直後に、順番が連続するように、1枚の第1合格用紙P又は複数枚を重ねた連番の第1合格用紙Pを落下させればよい。再印刷した用紙Pが再度不合格になった場合も同様に対処することができる。
以上説明した第2実施形態では、用紙保持部20は、第2搬送部7と積載部5の間に設けていたが、第2搬送部7に設けてもよい。その場合、用紙保持部20は、第2合格用紙に後続する第1合格用紙を待機させて適時に下流の積載部5へ向けて搬送する第2搬送部7としての機能を有しているが、積載部5としての機能はなく、用紙保持部20から搬出された用紙又は用紙束は、直接積載部5に搬入されるか、又は第2搬送部7に搬送されて積載部5に搬入され、積載部5上に順に積載される。従って基板21は必要ない。
《本発明の各態様の装置の構成とその効果について》
第1態様の画像検査装置1は、
複数枚の用紙Pに形成された画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置1であって、
用紙Pに形成された画像を検査して合格又は不合格の判定を行なう検査部3と、
前記検査部3の後段に設けられ、前記検査部3で合格と判定された第1合格用紙Pを所定の第1搬送速度で搬送し、前記検査部3で不合格と判定された後に再度印刷されて前記検査部3で合格と判定された第2合格用紙Pを前記第1搬送速度よりも高速である第2搬送速度で搬送する第1搬送部6と、
前記検査部3の後段に設けられ、前記第1搬送部6が前記第2合格用紙Pを前記第2搬送速度で搬送した後に、前記第2合格用紙に対して前記順序が後方に連続する前記第1合格用紙Pを搬送する第2搬送部7と、
を具備することを特徴としている。
第1態様の画像検査装置1によれば、複数枚の用紙Pに形成された画像を検査して所定の順序で排出する工程において、不合格と判定された用紙Pの再印刷及び搬送を、後続用紙Pを待機させて行なうに際し、再印刷されて検査部3で合格と判定された第2合格用紙Pを、第1搬送部6によって所定の第1搬送速度よりも高速である第2搬送速度で搬送することができるので、第2搬送部7で待機している第1合格用紙Pの待機時間を少なくすることができ、さらに後続する用紙Pの印刷、検査、搬送を、装置を停止させることなく続行させることができるため、画像検査の生産性が向上する。
第2態様の画像検査装置1は、
前記第1搬送部6が前記第2合格用紙Pを前記第2搬送速度で搬送した後に、
前記第2搬送部7が、
前記不合格用紙Pに対して前記順序が後方に連続する複数枚の前記第1合格用紙Pを搬送する場合には、複数枚の前記第1合格用紙Pを前記順序で重ねて搬送し、
前記不合格用紙Pに対して前記順序が後方である連続しない複数枚の前記第1合格用紙Pを搬送する場合には、前記第1合格用紙Pを重ねずに搬送することを特徴としている。
第2態様の画像検査装置1によれば、不合格用紙Pの後方に順序が連続する複数枚の第1合格用紙Pを第2搬送部7に待機させる場合、例えば、印刷用紙Pが複数枚である1ロット中に1枚の不合格用紙Pが発生し、その再印刷の間に、不合格用紙Pに対して順序が後方に連続する複数枚の第1合格用紙Pを第2搬送部7に導いて待機させておくことができる場合等には、再印刷後の第2合格用紙Pが高速で排出された直後に、これに順序が連続する複数枚の第1合格用紙Pを重ねて束の状態とし、第2搬送部7によってまとめて搬送させれば、装置全体としてのダウンタイムが一層削減され、画像検査の生産性が一層向上する。
また、不合格用紙Pの後方に順序が連続する1枚の第1合格用紙Pを第2搬送部7に待機させている場合、例えば3番目~6番目の用紙において、3番目と5番目が不合格用紙であり、4番目と6番目が第1合格用紙であるように、不合格用紙Pと第1合格用紙Pが交互に発生したような場合には、順序が連続していないこれら2枚の第1合格用紙Pを、それぞれ個別に搬送できるように第2搬送部7に待機させておく。そして、順序において先行する第2合格用紙Pが高速で排出された直後に、これに順序が続く1枚の第1合格用紙Pを第2搬送部7によって搬送させれば、複数枚の不合格用紙Pが相次いで発生したような場合であっても、装置全体としてのダウンタイムをできる限り削減し、画像検査の生産性を向上させる効果が得られる。
第3態様の画像検査装置1aは、
前記第1搬送部6及び前記第2搬送部7の後段に設けられた積載部5と、
前記第2搬送部7又は前記第2搬送部7と前記積載部5の間に設けられ、前記不合格用紙に対して前記順序が後方に連続する複数枚の前記第1合格用紙の束と、前記不合格用紙に対して前記順序が後方に連続する一枚の前記第1合格用紙の少なくとも一方を保持する複数の保持手段23を備え、第2の前記第2搬送部7及び前記積載部5として機能する用紙保持部20と、
を具備することを特徴としている。
第3態様の画像検査装置1aによれば、
例えば、複数枚の印刷用紙Pを印刷する一つの印刷ロットにおいて、順番が離れた複数枚の印刷用紙Pが不合格となるような比較的稀な場合であっても、2枚の不合格用紙Pの間にある一枚の第1合格用紙又は連番の第1合格用紙の束を、用紙保持部の各保持段に順に保持させておけば、第2合格用紙が高速の第2搬送速度で排出された直後に、これにタイミングを合わせて、順番が続く一枚の第1合格用紙又は連番の第1合格用紙の束を落下供給するだけで、所定の順番に重ねられた所定枚数の合格用紙を容易に得ることができ、ダウンタイムが削減され、印刷の生産性を向上させることができる。
1,1a…画像検査装置
2…印刷部
3…検査部
4…用紙搬送部
5…積載部
6…第1搬送部
7…第2搬送部
8…第1振り分け手段
9…第2振り分け手段
10…不良品排出部
20…用紙保持部
23…保持手段
P…用紙

Claims (3)

  1. 複数枚の用紙に形成された画像を検査して所定の順序で排出する画像検査装置であって、
    用紙に形成された画像を検査して合格又は不合格の判定を行なう検査部と、
    前記検査部の後段に設けられ、前記検査部で合格と判定された第1合格用紙を所定の第1搬送速度で搬送し、前記検査部で不合格と判定された後に再度印刷されて前記検査部で合格と判定された第2合格用紙を前記第1搬送速度よりも高速である第2搬送速度で搬送する第1搬送部と、
    前記検査部の後段に設けられ、前記第1搬送部が前記第2合格用紙を前記第2搬送速度で搬送した後に、前記第2合格用紙に対して前記順序が後方に連続する前記第1合格用紙を搬送する第2搬送部と、
    を具備することを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記第1搬送部が前記第2合格用紙を前記第2搬送速度で搬送した後に、
    前記第2搬送部は、
    前記不合格用紙に対して前記順序が後方に連続する複数枚の前記第1合格用紙を搬送する場合には、複数枚の前記第1合格用紙を前記順序で重ねて搬送し、
    前記不合格用紙に対して前記順序が後方である連続しない複数枚の前記第1合格用紙を搬送する場合には、前記第1合格用紙を重ねずに搬送することを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記第1搬送部及び前記第2搬送部の後段に設けられた積載部と、
    前記第2搬送部又は前記第2搬送部と前記積載部の間に設けられ、前記不合格用紙に対して前記順序が後方に連続する複数枚の前記第1合格用紙の束と、前記不合格用紙に対して前記順序が後方に連続する一枚の前記第1合格用紙の少なくとも一方を保持する複数の保持手段を備え、第2の前記第2搬送部及び前記積載部として機能する用紙保持部と、
    を具備することを特徴とする請求項2に記載の画像検査装置。
JP2022023852A 2021-02-25 2022-02-18 画像検査装置 Pending JP2022130328A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021028902 2021-02-25
JP2021028902 2021-02-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022130328A true JP2022130328A (ja) 2022-09-06

Family

ID=83150853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022023852A Pending JP2022130328A (ja) 2021-02-25 2022-02-18 画像検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022130328A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7845485B2 (en) Method and device for creating a flow of flat products in a predefined sequence
CZ282530B6 (cs) Způsob a zařízení k vytváření skupin z různých tiskovin
RU2663409C2 (ru) Способ нумерации листов и листообрабатывающее устройство для его осуществления
JP5205446B2 (ja) 有価証券ノートの製造方法およびシステム
JP2004026481A5 (ja)
AU2016200522A1 (en) Device and method for producing packages from flexible, flat objects
JP2004142868A (ja) 用紙後処理装置およびこれを備えた画像形成装置
US4815378A (en) Method and device for printing images on halves of both sides of sheets
JP2022130328A (ja) 画像検査装置
US20050167242A1 (en) Method and arrangement as well as apparatus for transverse conveyance of reams
JP2005119306A (ja) 選択的に丁合された印刷製品を製造する方法ならびに装置
JP2009292603A (ja) 用紙後処理装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2018030674A (ja) 自動サンプリング検査装置
JP2005089115A (ja) 折丁抜取装置及びスタッカバンドラ
US20050056989A1 (en) Method and apparatus for forming groups of sheets from a plurality of sheets
JPH10310307A (ja) 印刷物を搬送流路系から取り出すと共に取り出した印刷物を積み重ねる方法及び装置
JP6185888B2 (ja) デジタル印刷の仕上げ装置のための時間調整用シート・バッファリング・システム
JP2009015737A (ja) 記番号製品の整理仕上装置
JP2002332154A (ja) シート類積載方法及びその装置
US8634728B2 (en) Method for controlling the transport of sheets through a printing apparatus
JP2007196645A (ja) 段ボールケースの不良排出装置
JP5081061B2 (ja) ステープル機構付き用紙後処理装置およびそれを備えた電子写真装置
JPH03140297A (ja) ソータ
JP5435637B2 (ja) 用紙搬送同期装置
JP4458578B2 (ja) 紙葉類処理装置