JP2022128614A - 半導体不揮発性メモリ装置 - Google Patents

半導体不揮発性メモリ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】書き込み時の電流を低減できるアンチ・フューズ素子を用いた半導体不揮発性メモリ装置を提供する【解決手段】半導体不揮発性メモリ装置は、半導体基板の表面の上方に設けられたゲート電極と、前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたソース領域と、前記ソース領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられた、ソース側LDD領域と、前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたドレイン領域と、前記ドレイン領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられた、前記ソース側LDD領域よりも高い抵抗値を有するドレイン側高抵抗領域と、前記ゲート電極の下方の、前記半導体基板の表面に設けられたデプレッション型のチャネル領域と、を備えたアンチ・フューズ素子を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、データを一度だけ書き込むことができる半導体不揮発性メモリ装置に関する。
半導体を用いたメモリは、揮発性メモリと不揮発性メモリに大きく分けることができる。半導体不揮発性メモリには、データを一度しか書き込むことのできないワンタイム・プログラマブル(OTP)メモリと書き込みと消去からなる書き換えを複数回行うことができる書き換え可能な(リライタブル)メモリがある。OTPメモリにおいては、フューズ素子あるいはアンチ・フューズ素子を用いて、トランジスタのオンあるいはオフの状態を固定することでデータの書き込みを行い、プログラムする方法がある。
特許文献1には、アンチ・フューズとして、MOSトランジスタを用いるOTPメモリとしての半導体不揮発性メモリ装置の発明が示されている。NチャネルのMOSトランジスタをマトリックス状に配置し、データを書き込みたいMOSトランジスタに所望の電圧を印加して、ことで、ドレンンとソースの間を導通させ、MOSトランジスタのゲートに電圧を与えなくても、電流が流れるようになることを利用して、書き込まれた状態とするものである。
特許文献1の半導体不揮発性メモリ装置においては、ドレインとウェル間のPN接合を破壊するための電流を流すときに、従来のように、ゲートに比較的高電圧を印加した上で、ソースとドレインの間に電圧を印加して、バイポーラ動作を起こすのではなく、ゲートに従来よりも低い電圧を印加することで、ホットキャリアによる電流だけでなくバンド間トンネル電流も発生させて、相対的に低いソースとドレインの間の電圧によって、バイポーラ動作を起こさせるのが特徴である。これにより、低電圧、低電流においてアンチ・フューズ素子としてのMOSトランジスタにプログラムができるとしている。
特開2002-164513号公報
しかし、特許文献1の半導体不揮発性メモリ装置においては、アンチ・フューズ素子であるNチャネルのMOSトランジスタの構造について、特に記載はなく、構造上の特徴は記載されていない。即ち、通常の半導体製造工程により製造されるNチャネルのMOSトランジスタを用いて、書き込み時(プログラム時)の電圧印加条件を変えることで、書き込みの低電圧化、低電流化を図っている。
そこで、本発明は、アンチ・フューズ素子であるNチャネルのMOSトランジスタの書き込みにおいて、書き込み時(プログラム時)の電流を低減できる素子構造を有するアンチ・フューズ素子であるNチャネルのMOSトランジスタを用いた半導体不揮発性メモリ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置は、以下の構成を有する。即ち、半導体不揮発性メモリ装置は、
半導体基板と、
前記半導体基板の表面の上方に設けられたゲート電極と、
前記ゲート電極の一方の側の前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたソース領域と、
前記ソース領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられた、ソース側LDD領域と、
前記ゲート電極の他方の側の前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたドレイン領域と、
前記ドレイン領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられた、前記ソース側LDD領域よりも高い抵抗値を有するドレイン側高抵抗領域と、
前記ゲート電極の下方の、前記半導体基板の表面に設けられたデプレッション型のチャネル領域と、を備えたアンチ・フューズ素子を有している。
本発明に係る半導体不揮発性メモリ装置においては、アンチ・フューズ素子となるNMOSトランジスタのデプレッション型のチャネル領域とドレイン領域の間に設けられたドレイン側高抵抗領域の抵抗値を大きくしたので、より小さな電流によって、ドレイン側高抵抗領域と半導体基板を短絡させて、情報を書き込むことが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置の断面模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置において書き込みおよび読み出しをするための回路の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置の変形例を示す断面模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置の断面模式図である。特に、アンチ・フューズ素子となるNMOSトランジスタを示している。半導体不揮発性メモリ装置を構成するアンチ・フューズ素子100は、例えば、P型の半導体基板10の表面にゲート酸化膜1を介して設けられたゲート電極2の両側に、ゲート電極2の端部から離れた位置となるP型の半導体基板10の表面から内部にかけて設けられた、共にN型のソース領域3およびドレイン領域4を有している。ゲート電極2の垂直上方からの平面視においては、ソース領域3はゲート電極2のソース側端部から距離11離れて配置され、ドレイン領域4はゲート電極2のドレイン側端部から距離13離れて配置されている。
ゲート酸化膜1を挟んで、ゲート電極2の下となる半導体基板10の表面には、デプレッション型のチャネル領域8が設けられている。デプレッション型のチャネル領域8は、通常、N型の不純物をP型の半導体基板10の表面に導入し、N型の不純物濃度を上げることにより形成する。ただし、デプレッション型のチャネル領域8におけるN型の不純物の濃度は、ソース領域3あるいはドレイン領域4の不純物濃度ほど高くはなく、通常、2桁から3桁程度低く設定される。デプレッション型のチャネル領域8は、ソース領域3とドレイン領域4を結ぶ水平方向の長さであるチャネル長12を有している。
ゲート電極2の端部の直下となる半導体基板10の表面からソース領域3にかけては、N型のソース側LDD領域5が設けられている。ソース側LDD領域5は、ソース領域3およびチャネル領域8に接触しているので、そのチャネル方向の長さは実質的に距離11となっている。ソース側LDD領域5の深さ方向の拡がりである拡散深さは、通常、ソース領域3の拡散深さよりも浅い。そして、ソース側LDD領域5の不純物濃度はソース領域3の不純物濃度より低く設定されている。なお、デプレッション型のチャネル領域8の不純物濃度は、ソース側LDD領域5の不純物濃度より、さらに低く設定される。
同様に、ゲート電極2の端部の直下となる半導体基板10の表面からドレイン領域4にかけては、N型のドレイン側高抵抗領域6が設けられている。ドレイン側高抵抗領域6は、ドレイン領域4およびチャネル領域12に接触しているので、そのチャネル方向の長さは実質的に距離13となっている。ドレイン側高抵抗領域6の拡散深さは、通常、ドレイン領域4の拡散深さよりも浅い。また、ドレイン側高抵抗領域6の、チャネル方向に直交するチャネル幅方向の長さはドレイン領域4のチャネル幅方向の長さと同じである。
以上の構成から、ドレイン側高抵抗領域6の抵抗値は、ソース側LDD領域5の抵抗値より1桁から2桁程度大きいことになる。一方、通常のMOSトランジスタにおいては、ソース側LDD領域5と本実施形態のドレイン側高抵抗領域6にあたるドレイン側LDD領域は、同じ形状を有し、不純物濃度も同じなので、抵抗値も等しくなっている。
さらに、本実施形態においては、ドレイン側高抵抗領域6の拡散深さは、デプレッション型のチャネル領域8の拡散深さと同じになっており、これらはともにソース側LDD領域5の拡散深さより浅くなっている。そして、ドレイン側高抵抗領域6の不純物濃度はドレイン領域4の不純物濃度より低く設定されており、これはともにソース側LDD領域5の不純物濃度よりも低くなっている。
本実施形態においては、ドレイン側高抵抗領域6の不純物濃度は、デプレッション型のチャネル領域8の不純物濃度と等しくなるように設定している。即ち、デプレッション型のチャネル領域8を形成する工程において、ドレイン側高抵抗領域6を同時に作成することが可能である。
図1に示した本実施形態におけるアンチ・フューズ素子100は、ソース側LDD領域5およびドレイン側高抵抗領域6の上方に、ゲート酸化膜1を介して、ゲート電極2の側面に沿って設けられたサイドウォール7を有している。サイドウォール7を有する場合、ソース側LDD領域5およびドレイン側高抵抗領域6のそれぞれのチャネル方向の長さである距離11および距離13は、サイドウォール7のチャネル方向の厚さによって決定される構造となることが多い。
しかし、アンチ・フューズ素子100は、必ずしもサイドウォール7を有する必要は無い。ソース側LDD領域5およびドレイン側高抵抗領域6のそれぞれのチャネル方向の長さである距離11および距離13を、例えばフォトレジストにより形成されるマスクにより独立に任意の距離に定めることも可能である。この場合、ドレイン側高抵抗領域6のチャネル方向の長さである距離13をソース側LDD領域5のチャネル方向の長さである距離11より長く設定することで、ソース側LDD領域5およびドレイン側高抵抗領域6を同じ条件により形成しても、ドレイン側高抵抗領域6の抵抗値をソース側LDD領域5の抵抗値よりも大きくすることが可能である。
以上から、アンチ・フューズ素子100はNチャネルのMOSトランジスタとみなせる構造を有していると言える。
次に、半導体不揮発性メモリ装置におけるアンチ・フューズ素子100の動作について説明する。以下の説明においては、半導体基板10はグランド電位であり、0Vであるとする。
アンチ・フューズ素子100は、アンチ・フューズ素子として不可逆的に書き込まれるまでは、Nチャネルのデプレッション型のMOSトランジスタとして動作する。即ち、ソース領域3とドレイン領域4の間に電圧を印加すると、ゲート電極2が0Vであってもドレイン領域4からソース領域3に向かってドレイン電流が流れる。そして、ゲート電極2の電圧の上昇に伴い、ドレイン電流は増加する。
ドレイン領域4からソース領域3に流れるドレイン電流をI、ドレイン側高抵抗領域6の抵抗をRとする。0Vを含む所定の電圧をゲート電極2に与えた場合、ドレイン電流Iはドレイン電圧VDの広い範囲においてほぼ一定の値をとる。ドレイン電圧VDがある値を超えると、MOSトランジスタであるアンチ・フューズ素子100は、バイポーラ動作を起こし、ドレイン電流Iが急激に大きくなる。この時に増加して流れる電流をスナップバック電流と称し、ISBにより表す。スナップバック電流ISBは半導体基板10からドレイン側高抵抗領域6に流れ込む電流である。ドレイン電流Iがドレイン側高抵抗領域6で消費する電力はI である。バイポーラ動作を起こした場合には、この中にスナップバック電流ISBによる電力が含まれることになり、大きな値となる。この電力の積分値であるエネルギーに比例した熱量がドレイン側高抵抗領域6で発生することになる。この熱量が、ドレイン側高抵抗領域6とP型の半導体基板10の間のPN接合を破壊する程度に大きければ、ドレイン側高抵抗領域6はP型の半導体基板10と短絡される。従って、ドレイン領域4はドレイン領域の低抵抗を介してグランド電位に接続されることになる。
本実施形態においては、ドレイン側高抵抗領域6の抵抗Rを大きくすることにより、スナップバック電流ISBを含むドレイン電流Iにより発生する熱量を大きくすることができるので、従来と同じ電力を確保するための電流を小さくすることが可能となる。アンチ・フューズ素子として機能させるために必要な電流が書き込み電流であり、書き込み電流は、読み出しの場合に必要な電流に比べ大きいので、書き込み電流を小さくできることは、この書き込み電流がアンチ・フューズ素子まで流れる経路にあるトランジスタ等の他の素子を小さくできることにもなる。
次に、図1を用いて説明したアンチ・フューズ素子100を動作させるための書き込み、および、書き込まれたアンチ・フューズ素子100と書き込まれていないアンチ・フューズ素子100を識別するための方法を、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置において、書き込みおよび読み出しをするための回路の一例である。
回路200は、電源電位VDDとグランド電位GNDの間に、電源電位VDDから直列に接続されたPMOSトランジスタA、アンチ・フューズ素子100、NMOSトランジスタBを有している。PMOSトランジスタAと並列に定電流源50が接続されている。
アンチ・フューズ素子100のドレイン側高抵抗領域6をP型の半導体基板10と短絡させるための書き込みを行うには、PMOSトランジスタAとNMOSトランジスタBをオンさせ、アンチ・フューズ素子100のゲート電極2には0Vの電圧を与え、バイポーラ動作を起こしスナップバック電流が発生する大きさのドレイン電流がアンチ・フューズ素子100に流れるようにし、このエネルギーが引き起こす熱破壊によりドレイン側高抵抗領域6をP型の半導体基板10と短絡させる。
上記書き込み動作においては、書き込みに用いられる電流の流れる時間をタイマーによって制御する。他の方法によって、書き込みを制御することも可能である。
次に、アンチ・フューズ素子100が書き込まれているか、書き込まれていないかを識別するための読み出しの方法を説明する。
アンチ・フューズ素子100が書き込まれているか、書き込まれていないかを識別するための読み出し、即ち、情報の読出しを行うには、PMOSトランジスタAをオフさせ、NMOSトランジスタBをオンさせた上で、定電流源50から所定の読出し電流を、アンチ・フューズ素子100に供給する。
この時、アンチ・フューズ素子100が書き込まれていると、アンチ・フューズ素子100のドレイン領域4は半導体基板10に短絡しているので、ドレイン領域4が接続されるノードCの電位はほぼ0Vとなる。一方、アンチ・フューズ素子100が書き込まれていないと、アンチ・フューズ素子100における抵抗により、ノードCの電位はほぼVDDとなる。このように、定電流源50から所定の読出し電流を、アンチ・フューズ素子100に供給して、ノードCの電位を見ることにより、情報を読み出すことができる。なお、定電流源50を用いずに、PMOSトランジスタAのゲート電圧を制御して、所定の読出し電流が供給できるようにしても良い。
次に、本発明の第2の実施形態について図3を用いて説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る半導体不揮発性メモリ装置の平面図である。特に、アンチ・フューズ素子となるNMOSトランジスタの平面図を示している。
第2の実施形態におけるアンチ・フューズ素子300の第1の実施形態におけるアンチ・フューズ素子100に対する相違点は、ドレイン側高抵抗領域36のチャネル幅方向の長さがドレイン領域4のチャネル幅方向の長さに比べ相対的に短いことである。従って、アンチ・フューズ素子300においては、チャネル領域8とドレイン領域4とは、チャネル幅方向の一部においてのみドレイン側高抵抗領域36によって接続されていることになる。ドレイン側高抵抗領域36がない部分においては、チャネル領域8とドレイン領域4は離間している。
ドレイン側高抵抗領域36のチャネル幅方向の長さを相対的に短くすることにより、ドレイン側高抵抗領域36の抵抗値は上がるので、ドレイン側高抵抗領域36をP型の半導体基板10と短絡させるのに必要な熱量を発生させるためのエネルギーを供給する電流をより小さくすることができる。
上記のようにドレイン領域4のチャネル幅方向の長さに比べ相対的に短いドレイン側高抵抗領域36のチャネル幅方向の長さを有するドレイン側高抵抗領域36を形成するのは容易である。実施形態1と同様に、ドレイン側高抵抗領域36をデプレッション型のチャネル領域8と同時に形成するのであれば、これらの領域に不純物をイオン注入するためのマスクを一部修正し、ドレイン側高抵抗領域36の両側に連なるドレイン領域4とチャネル領域8が離間した領域には不純物がイオン注入されないようにするだけで良い。
なお、上記第1の実施形態および第2の実施形態において、ドレイン側高抵抗領域3あるいは36とデプレッション型のチャネル領域8の不純物濃度を独立に設定し、ドレイン側高抵抗領域3あるいは36の不純物濃度を下げて、抵抗値をさらに上げることが可能である。
さらに、上記第1の実施形態および第2の実施形態においては、ソース側LDD領域5およびドレイン側高抵抗領域6のそれぞれのチャネル方向の長さである距離11および距離13がマスクにより定められる場合、ソース側LDD領域5を配置しないことも可能である。
図4は、ソース側LDD領域5を配置しない半導体不揮発性メモリ装置の断面模式図であり、第1の実施形態のアンチ・フューズ素子となるNMOSトランジスタの変形例を示している。アンチ・フューズ素子400は、第1の実施形態のおけるアンチ・フューズ素子100において、ソース側LDD領域5およびサイドウォール7を省いたものである。ソース領域3はゲート電極2の直下まで設けられ、デプレッション型のチャネル領域8と直接に接している。
こうした形態を取ることにより、ソース領域3からドレイン領域4に至る距離を短くすることができるので、高集積化に有利となる。第2の実施形態においても同様の形態とすることが可能である。
以上説明した通り、本発明によれば、アンチ・フューズ素子となるNMOSトランジスタのデプレッション型のチャネル領域とドレイン領域の間に設けられたドレイン側高抵抗領域の抵抗値を大きくしたので、より小さな電流によって、ドレイン側高抵抗領域と半導体基板を短絡させて、情報を書き込むことが可能な半導体不揮発性メモリ装置を提供することができる。
1 ゲート酸化膜
2 ゲート電極
3 ソース領域
4 ドレイン領域
5 ソース側LDD領域
6、36 ドレイン側高抵抗領域
7 サイドウォール
8 デプレッション型のチャネル領域
10 P型の半導体基板
11 ソース側LDD領域5のチャネル方向の長さ
12 デプレッション型のチャネル領域8のチャネル方向の長さ
13 ドレイン側高抵抗領域6のチャネル方向の長さ
50 定電流源
100 アンチ・フューズ素子
A PMOSトランジスタ
B NMOSトランジスタ

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の表面の上方に設けられたゲート電極と、
    前記ゲート電極の一方の側の前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたソース領域と、
    前記ソース領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられた、ソース側LDD領域と、
    前記ゲート電極の他方の側の前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたドレイン領域と、
    前記ドレイン領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられた、前記ソース側LDD領域よりも高い抵抗値を有するドレイン側高抵抗領域と、
    前記ゲート電極の下方の、前記半導体基板の表面に設けられたデプレッション型のチャネル領域と、
    を備えたアンチ・フューズ素子を有する半導体不揮発性メモリ装置。
  2. 前記ドレイン側高抵抗領域の拡散深さは、前記ソース側LDD領域の拡散深さよりも浅い請求項1記載の半導体不揮発性メモリ装置。
  3. 前記ドレイン側高抵抗領域の不純物濃度は、前記ソース側LDD領域の不純物濃度よりも低い請求項1記載の半導体不揮発性メモリ装置。
  4. 半導体基板と、
    前記半導体基板の表面の上方に設けられたゲート電極と、
    前記ゲート電極の一方の側の前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極の直下まで設けられたソース領域と、
    前記ゲート電極の他方の側の前記半導体基板の表面に、前記ゲート電極から離間して設けられたドレイン領域と、
    前記ゲート電極の下方の、前記半導体基板の表面に設けられたデプレッション型のチャネル領域と、
    前記デプレッション領域を前記ドレイン領域の方向に延長して、離間した前記ドレイン領域および前記ゲート電極の間の前記半導体基板の表面に設けられたドレイン側高抵抗領域と、
    を備えたアンチ・フューズ素子を有する半導体不揮発性メモリ装置。
  5. 前記ドレイン側高抵抗領域の拡散深さは、前記デプレッション型のチャネル領域の拡散深さと同じである請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体不揮発性メモリ装置。
  6. 前記ドレイン側高抵抗領域の不純物濃度は、前記デプレッション型のチャネル領域の不純物濃度と同じである請求項1乃至4のいずれか1項記載の半導体不揮発性メモリ装置。
  7. 前記ドレイン側高抵抗領域のチャネル幅方向の長さは、前記ドレイン領域のチャネル幅方向の長さより短い請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体不揮発性メモリ装置。
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