JP2022127360A - 車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム - Google Patents

車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022127360A
JP2022127360A JP2021025459A JP2021025459A JP2022127360A JP 2022127360 A JP2022127360 A JP 2022127360A JP 2021025459 A JP2021025459 A JP 2021025459A JP 2021025459 A JP2021025459 A JP 2021025459A JP 2022127360 A JP2022127360 A JP 2022127360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
margin
localization
parking lot
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021025459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7294356B2 (ja
Inventor
拓良 増井
Hiroyoshi Masui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021025459A priority Critical patent/JP7294356B2/ja
Priority to US17/578,902 priority patent/US20220266818A1/en
Priority to CN202210118192.0A priority patent/CN114987445A/zh
Publication of JP2022127360A publication Critical patent/JP2022127360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7294356B2 publication Critical patent/JP7294356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • B62D15/02Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
    • B62D15/027Parking aids, e.g. instruction means
    • B62D15/0285Parking performed automatically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/06Automatic manoeuvring for parking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/10Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to vehicle motion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W60/00Drive control systems specially adapted for autonomous road vehicles
    • B60W60/001Planning or execution of driving tasks
    • B60W60/0025Planning or execution of driving tasks specially adapted for specific operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2554/00Input parameters relating to objects
    • B60W2554/40Dynamic objects, e.g. animals, windblown objects
    • B60W2554/404Characteristics
    • B60W2554/4041Position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2554/00Input parameters relating to objects
    • B60W2554/80Spatial relation or speed relative to objects

Abstract

【課題】駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を停止させる際に、指定停止位置を超過することを抑制すること。【解決手段】車両制御方法は、駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する。車両制御方法は、車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、駐車場における車両の車両位置を推定するローカライズ処理を含む。車両制御方法は、更に、ローカライズ処理により推定される車両位置の推定誤差を蓄積する処理を含む。車両制御方法は、更に、推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理を含む。車両制御方法は、更に、ローカライズ処理により推定される車両位置に基づいて、駐車場内の指定停止位置のマージン距離だけ手前で停止するように車両を制御する車両停止処理を含む。【選択図】図6

Description

本開示は、駐車場における自動バレー駐車(AVP: Automated Valet Parking)に対応した車両を制御する技術に関する。
車両が地図情報と車載センサを利用して自己位置を推定する「ローカライズ処理(自己位置推定処理、Localization)」が知られている。具体的には、地図情報は、標識等のランドマークの位置を含んでいる。車両は、車載センサを用いて、大まかな車両位置を算出するとともに、周囲のランドマークを認識する。大まかな車両位置、地図情報で示されるランドマーク位置、及び車載センサによって認識されたランドマークの相対位置とを組み合わせることによって、車両位置が高精度に推定される。
特許文献1は、ローカライズ処理に使用される複数のランドマークの座標情報を含む地図データを生成又は更新するための地図システムを開示している。
特許文献2は、車両に搭載され、車両の自動駐車を行う駐車誘導装置を開示している。自動駐車では、路面に描かれる各種案内標記が用いられる。例えば、停止位置マーカは、ドライバが乗車するための車両の停止スペースを示す。駐車誘導装置は、車載カメラを用いて停止位置マーカを認識し、停止位置マーカに含まれる停止枠に車両を誘導して停止させる。
特許文献3は、交差点の手前の停止線で車両を停止させる車両運転支援システムを開示している。車載装置は、カメラにより撮像された画像の中から停止線を検出し、検出した停止線で停止するように車両の運転を支援する。停止線の検出精度を向上させるために、車載装置は、停止線の手前に設置された光ビーコン及び路上装置から、停止線までの距離に関する情報を取得する。車載装置は、異なる位置において取得される停止線までの距離に基づいて、走行距離を計測する距離計の計測誤差を取得する。更に、車載装置は、距離計の計測誤差に基づいて、車両が停止線まで走行したときの走行距離の誤差範囲を算出する。そして、車載装置は、走行距離の誤差範囲に基づいて、撮像画像の中で停止線を検索する検索領域を決定する。
特開2020-038359号公報 特開2015-041348号公報 特開2008-287572号公報
駐車場における自動バレー駐車サービスが知られている。自動バレー駐車に対応した車両は、少なくとも駐車場内において自動的に走行する。自動走行中、車両は、駐車場地図情報と車載センサを利用して自己位置を推定するローカライズ処理を行う。そして、車両は、推定された車両位置に基づいて車両走行制御を行う。
駐車場内での自動走行中に車両を停止させる必要がある場合、自動バレー駐車システムは、指定停止位置(停止ノード)の手前で停止するよう車両に指示する。その停止指示に応答して、車両は、指定停止位置の手前で停止するように車両走行制御(制動制御)を行う。但し、ローカライズ処理の精度が高くない場合、車両が指定停止位置の手前で停止せず指定停止位置を超過してしまうおそれがある。
本開示の1つの目的は、駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を停止させる際に、指定停止位置を超過することを抑制することができる技術を提供することにある。
本開示の第1の観点は、駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する車両制御方法に関連する。
車両制御方法は、
車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、駐車場における車両の車両位置を推定するローカライズ処理と、
ローカライズ処理により推定される車両位置の推定誤差を蓄積する処理と、
推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理と、
ローカライズ処理により推定される車両位置に基づいて、駐車場内の指定停止位置のマージン距離だけ手前で停止するように車両を制御する車両停止処理と
を含む。
本開示の第2の観点は、駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する車両制御システムに関連する。
車両制御システムは、
車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、駐車場における車両の車両位置を推定するローカライズ処理を行う1又は複数のプロセッサと、
ローカライズ処理により推定される車両位置の推定誤差の分布を示すローカライズ誤差情報を格納する1又は複数の記憶装置と
を備える。
1又は複数のプロセッサは、更に、
推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理と、
ローカライズ処理により推定される車両位置に基づいて、駐車場内の指定停止位置のマージン距離だけ手前で停止するように車両を制御する車両停止処理と
を行う。
本開示の第3の観点は、駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する車両制御プログラムに関連する。
車両制御プログラムは、コンピュータによって実行されることにより、
車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、駐車場における車両の車両位置を推定するローカライズ処理と、
ローカライズ処理により推定される車両位置の推定誤差を蓄積する処理と、
推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理と、
ローカライズ処理により推定される車両位置に基づいて、駐車場内の指定停止位置のマージン距離だけ手前で停止するように車両を制御する車両停止処理と
をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、車両停止処理において、車両が指定停止位置のマージン距離だけ手前で停止するように制御される。その車両停止処理は、ローカライズ処理によって推定される車両位置に基づいて行われる。第1マージン設定処理は、デフォルト値よりも補正値だけ長くなるようにマージン距離を設定する。補正値は、ローカライズ処理によって推定される車両位置の推定誤差の分布の分散を反映したパラメータである。第1マージン設定処理によって設定されるマージン距離を用いることにより、仮にローカライズ処理の精度が低下した場合であっても、車両が指定停止位置を超過することを抑制することが可能となる。すなわち、より確実に車両を指定停止位置の手前で停止させることが可能となる。
本開示の実施の形態に係る自動バレー駐車システムの概要を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るAVP車両の構成例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係るAVP車両によるローカライズ処理を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るAVP車両によるローカライズ処理を説明するための概念図である。 ローカライズ誤差を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両停止処理の概要を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両停止処理におけるマージン距離の設定の一例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両停止処理におけるマージン距離の設定の他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両停止処理におけるマージン距離の設定の更に他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両停止処理におけるマージン距離の設定の更に他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る自動バレー駐車システムの構成例を示す概略図である。 本開示の実施の形態に係る管制センターの構成例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係る車両停止処理を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態に係るマージン設定処理(ステップS300)の第1の例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態に係るマージン設定処理(ステップS300)の第2の例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態に係るマージン設定処理(ステップS300)の第3の例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態に係るマージン設定処理(ステップS300)の第4の例を示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
1.自動バレー駐車システムの概要
図1は、本実施の形態に係る自動バレー駐車システム100の概要を説明するための概念図である。自動バレー駐車システム100は、駐車場1における自動バレー駐車(AVP: Automated Valet Parking)サービスを管理する。
自動バレー駐車に対応した車両を、以下、「AVP車両10」と呼ぶ。AVP車両10は、自動バレー駐車システム100と通信可能である。また、AVP車両10は、少なくとも駐車場1において、ドライバによる運転操作によらずに走行することができる。AVP車両10は、自動運転車両であってもよい。尚、自律走行機能を有さない車両を自律走行ロボットによって牽引して自動バレー駐車を実現する場合、それら車両と自律走行ロボットの組み合わせが「AVP車両10」に相当し、AVP車両10の制御は自律走行ロボットの制御を意味する。
駐車場1は、少なくともAVP車両10によって利用される。駐車場1は、AVP車両10以外の一般車両によって利用されてもよい。
駐車場1は、乗降エリア2、通路3、及び複数の駐車枠(駐車区画)4を含んでいる。乗降エリア2には、駐車場1に入庫するAVP車両10、あるいは、駐車場1から出庫するAVP車両10が停止する。乗降エリア2において、乗員は、AVP車両10から降り、また、AVP車両10に乗り込む。通路3は、AVP車両10や一般車両といった車両が走行する領域である。駐車枠4は、AVP車両10や一般車両といった車両が駐車するスペースである。例えば、駐車枠4は、区画線によって区切られている。
また、駐車場1内には複数の目印5(ランドマーク)が配置されている。目印5は、駐車場1内においてAVP車両10を誘導するために用いられる。目印5としては、マーカー、柱、等が例示される。
更に、駐車場1内には停止ノード6が配置されている。停止ノード6は、AVP車両10が停止すべき「指定停止位置」を示す。例えば、停止ノード6は、乗降エリア2に隣接する位置に設定される。他の例として、停止ノード6は、駐車場1内の交差点に隣接する位置に設定される。停止ノード6は、停止線によって表されてもよい。
以下、あるユーザXが自動バレー駐車サービスを利用する際の流れの一例を説明する。ユーザXの会員情報は、自動バレー駐車システム100に予め登録されているとする。
まず、ユーザXは、自動バレー駐車の予約を行う。例えば、ユーザXは、端末装置200を操作して、ユーザXのID情報、希望する駐車場1、希望利用日、希望利用時間(希望入庫時間及び希望出庫時間)、等を入力する。端末装置200は、入力された情報を含む予約情報を自動バレー駐車システム100に送信する。自動バレー駐車システム100は、予約情報に基づいて予約処理を行い、予約完了通知を端末装置200に送信する。また、自動バレー駐車システム100は、予約情報に応じた認証情報を端末装置200に送信する。端末装置200は、認証情報を受け取り、受け取った認証情報を保持する。
駐車場1へのAVP車両10の入庫(チェックイン)は、次の通りである。
ユーザXを乗せたAVP車両10が、駐車場1の乗降エリア2に到着し、停止する。乗降エリア2において、ユーザXは(もしいれば他の乗員も)、AVP車両10から降りる。そして、ユーザXは、端末装置200に保持された認証情報を用いて、AVP車両10の入庫をリクエストする。入庫リクエストに応答して、自動バレー駐車システム100は、ユーザXの認証を行う。認証が完了すると、AVP車両10の操作権限が、ユーザXから自動バレー駐車システム100に移る。自動バレー駐車システム100は、AVP車両10に関する入庫処理を行う。
入庫処理において、自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、AVP車両10を起動する(イグニッションON)。
また、自動バレー駐車システム100は、駐車場1の利用状況を参照して、空いている駐車枠4をAVP車両10に割り当てる。そして、自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、入庫指示をAVP車両10に提供する。入庫指示は、割り当てられた駐車枠4の情報と駐車場1の地図情報を含む。自動バレー駐車システム100は、乗降エリア2から割り当てた駐車枠4までの走行ルートを指定してもよい。その場合、入庫指示は、指定された走行ルートの情報を含む。
入庫指示に応答して、AVP車両10は、車両走行制御を開始する。具体的には、AVP車両10は、乗降エリア2から割り当てられた駐車枠4まで通路3を自動的に走行し、割り当てられた駐車枠4に自動的に駐車する。このとき、AVP車両10は、自動バレー駐車システム100によって指定された走行ルートに沿って走行してもよい。自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、AVP車両10の自動走行を遠隔で制御してもよい。
駐車が完了すると、AVP車両10は、駐車完了を自動バレー駐車システム100に通知する。あるいは、自動バレー駐車システム100は、駐車場1に設置されたインフラセンサを用いて、AVP車両10の駐車が完了したことを検知してもよい。駐車完了後、自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、AVP車両10の動作を停止させる(イグニッションOFF)。自動バレー駐車システム100は、AVP車両10の駐車枠4の情報をユーザXと関連付けて保持する。
駐車場1からのAVP車両10の出庫(チェックアウト)は、次の通りである。
ユーザXは、端末装置200を用いて、AVP車両10の出庫をリクエストする。出庫リクエストは、認証情報、ユーザXが指定する乗降エリア2の情報、等を含む。出庫リクエストに応答して、自動バレー駐車システム100は、ユーザXの認証を行い、AVP車両10に関する出庫処理を行う。
出庫処理において、自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、AVP車両10を起動する(イグニッションON)。
また、自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、出庫指示をAVP車両10に提供する。出庫指示は、ユーザXによって指定された乗降エリア2の情報と駐車場1の地図情報を含む。自動バレー駐車システム100は、駐車枠4から指定された乗降エリア2までの走行ルートを指定してもよい。その場合、出庫指示は、指定された走行ルートの情報を含む。
出庫指示に応答して、AVP車両10は、車両走行制御を開始する。具体的には、AVP車両10は、駐車枠4から指定された乗降エリア2まで通路3を自動的に走行する。このとき、AVP車両10は、自動バレー駐車システム100によって指定された走行ルートに沿って走行してもよい。自動バレー駐車システム100は、AVP車両10と通信を行い、AVP車両10の自動走行を遠隔で制御してもよい。
AVP車両10は、ユーザXによって指定された乗降エリア2に到着し、停止する。AVP車両10の操作権限は、自動バレー駐車システム100からユーザXに移る。ユーザXは(もしいれば他の乗員も)、AVP車両10に乗り込む。AVP車両10は、次の目的地に向けて発進する。
2.AVP車両
2-1.構成例
図2は、本実施の形態に係るAVP車両10の構成例を示すブロック図である。AVP車両10は、車両状態センサ20、認識センサ30、通信装置40、走行装置50、及び制御装置60を備えている。
車両状態センサ20は、AVP車両10の状態を検出する。車両状態センサ20としては、車速センサ(車輪速センサ)、操舵角センサ、ヨーレートセンサ、横加速度センサ、等が例示される。
認識センサ30は、AVP車両10の周囲の状況を認識(検出)する。認識センサ30としては、カメラ、ライダー(LIDAR: Laser Imaging Detection and Ranging)、レーダ、等が例示される。
通信装置40は、AVP車両10の外部と通信を行う。例えば、通信装置40は、自動バレー駐車システム100と通信を行う。
走行装置50は、操舵装置、駆動装置、及び制動装置を含んでいる。操舵装置は、AVP車両10の車輪を転舵する。例えば、操舵装置は、パワーステアリング(EPS: Electric Power Steering)装置を含んでいる。駆動装置は、駆動力を発生させる動力源である。駆動装置としては、エンジン、電動機、インホイールモータ、等が例示される。制動装置は、制動力を発生させる。
制御装置60は、AVP車両10を制御するコンピュータである。具体的には、制御装置60は、1又は複数のプロセッサ70(以下、単にプロセッサ70と呼ぶ)及び1又は複数の記憶装置80(以下、単に記憶装置80と呼ぶ)を備えている。プロセッサ70は、各種処理を実行する。記憶装置80は、各種情報を格納する。記憶装置80としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、等が例示される。制御装置60(プロセッサ70)がコンピュータプログラムである「車両制御プログラム」を実行することにより、制御装置60による各種処理が実現される。車両制御プログラムは、記憶装置80に格納されている、あるいは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている。
2-2.情報取得処理
プロセッサ70(制御装置60)は、各種情報を取得する情報取得処理を実行する。各種情報は、駐車場地図情報MAP、車両状態情報STA、周辺状況情報SUR、等を含んでいる。これら取得された情報は、記憶装置80に格納される。
駐車場地図情報MAPは、駐車場1の地図情報である。具体的には、駐車場地図情報MAPは、駐車場1における乗降エリア2、通路3、駐車枠4、目印5、停止ノード6(指定停止位置)、等の配置を示す。駐車場地図情報MAPは、自動バレー駐車システム100によって提供される。プロセッサ70は、通信装置40を介して、自動バレー駐車システム100から駐車場地図情報MAPを取得する。
車両状態情報STAは、AVP車両10の状態を示す情報であり、車両状態センサ20による検出結果を示す。AVP車両10の状態としては、車速(車輪速)、操舵角(車輪の転舵角)、ヨーレート、横加速度、等が例示される。プロセッサ70は、車両状態センサ20から車両状態情報STAを取得する。
周辺状況情報SURは、AVP車両10の周囲の状況を示す情報であり、認識センサ30による認識結果を示す。例えば、周辺状況情報SURは、カメラによって撮像される画像情報を含む。他の例として、周辺状況情報SURは、ライダーやレーダによる計測結果を示す計測情報を含む。更に、周辺状況情報SURは、AVP車両10の周辺の物体に関する物体情報を含む。AVP車両10の周辺の物体としては、通路3、駐車枠4、目印5、白線、他車両、等が例示される。物体情報は、AVP車両10(認識センサ30)に対する物体の相対位置及び相対速度を含む。画像情報及び計測情報の少なくとも一方に基づいて、AVP車両10の周辺の物体を認識し、また、認識した物体の相対位置や相対速度を算出することができる。このように、プロセッサ70は、認識センサ30による認識結果に基づいて、周辺状況情報SURを取得する。
2-3.ローカライズ処理
プロセッサ70(制御装置60)は、駐車場1におけるAVP車両10の位置を推定する「ローカライズ処理(自己位置推定処理、Localization)」を行う。駐車場1におけるAVP車両10の位置は、以下、「車両位置P」と呼ばれる。ローカライズ処理では、上述の車両状態センサ20及び認識センサ30が用いられる。
図3は、ローカライズ処理を説明するための概念図である。車両座標系は、AVP車両10に固定され、AVP車両10の移動と共に変化する相対座標系である。AVP車両10における車両座標系の原点Oの位置は任意である。車両位置Pは、駐車場1における原点Oの位置であると言うこともできる。キャリブレーションパラメータEは、車両座標系における認識センサ30の設置位置及び設置方向を示す。つまり、キャリブレーションパラメータEは、原点Oに対する認識センサ30の並進回転移動量を表す。
ローカライズ処理は、車両位置Pを一定サイクル毎に推定する。便宜上、推定対象の時刻t及び車両位置Pを、それぞれ、「対象時刻t」及び「対象車両位置P」と呼ぶ。対象時刻tにおける対象車両位置Pを推定するために、一つ前の時刻tk-1における車両位置Pk-1が用いられる。便宜上、一つ前の時刻tk-1及び車両位置Pk-1を、それぞれ、「基準時刻tk-1」及び「基準車両位置Pk-1」と呼ぶ。
車両移動量Tk-1,kは、基準時刻tk-1と対象時刻tとの間のAVP車両10の移動量である。車両移動量Tk-1,kは、車両状態センサ20により得られる車両状態情報STAに基づいて算出可能である。例えば、車両移動量Tk-1,kは、基準時刻tk-1と対象時刻tとの間の期間において検出された車輪速及び操舵角の履歴に基づいて算出可能である。
また、認識センサ30を用いることにより、AVP車両10の周囲に存在する1以上の目印5を認識することができる。駐車場1における目印5の絶対位置Fは、既知であり、駐車場地図情報MAPから得られる。一方、時刻tにおける認識センサ30に対する目印5の相対位置Rj,kは、周辺状況情報SURから得られる。
図4は、対象時刻tにおける「内界推定車両位置PI」及び「外界推定車両位置POj,k」を説明するための概念図である。内界推定車両位置PIは、基準時刻tk-1における基準車両位置Pk-1と車両移動量Tk-1,kから算出(推定)される対象車両位置Pである。一方、外界推定車両位置POj,kは、目印5の絶対位置F、認識センサ30に対する目印5の相対位置Rj,k、及びキャリブレーションパラメータEから算出(推定)される対象車両位置Pである。
内界推定車両位置PIと1以上の目印5に関する外界推定車両位置POj,kとは必ずしも一致しない。よって、内界推定車両位置PIと1以上の目印5に関する外界推定車両位置POj,kとを組み合わせることによって、対象時刻tにおける対象車両位置Pが決定される。例えば、1以上の目印5に関する外界推定車両位置POj,kに最も整合するように内界推定車両位置PIを補正することによって、対象車両位置Pが決定される。言い換えれば、内界推定車両位置PIと外界推定車両位置POj,kに基づく評価関数を用いることによって、対象車両位置Pが最適化される。尚、評価関数や最適化の手法は、周知であり、本実施の形態では特に限定されない。
推定された対象車両位置Pは、次の時刻tk+1における基準車両位置として用いられる。以上の処理が繰り返されることにより、AVP車両10の車両位置Pが連続的に推定される。
ローカライズ情報LOCは、ローカライズ処理により推定される車両位置Pを示す。上述の通り、プロセッサ70は、駐車場地図情報MAP、車両状態情報STA、及び周辺状況情報SURに基づいてローカライズ処理を実行し、ローカライズ情報LOCを取得する。ローカライズ情報LOCは、記憶装置80に格納される。
図5は、ローカライズ誤差を説明するための概念図である。時刻tにおけるAVP車両10と目印5との間の距離として、推定距離DEj,kと計測距離DMj,kの2種類を考える。推定距離DEj,kは、ローカライズ処理によって推定された車両位置Pと目印5の絶対位置Fとの間の距離である。一方、計測距離DMj,kは、認識センサ30による認識結果から得られる距離であり、目印5の相対位置Rj,k及びキャリブレーションパラメータEから算出される。この計測距離DMj,kについては、認識センサ30及び目印5の種類に応じた計測誤差σが想定される。計測誤差σとして、目印5によらない一定値が設定されてもよい。図5には、一例として、2つの目印5、5(j=1,2)の各々に対する推定距離DEj,kと計測距離DMj,kが示されている。ローカライズ誤差εは、ローカライズ処理によって推定された車両位置Pの推定誤差を表す。このローカライズ誤差εは、例えば、次の式(1)で表される。
Figure 2022127360000002
プロセッサ70は、ローカライズ処理を継続的に行い、ローカライズ誤差εを蓄積する。ローカライズ誤差情報ERRは、蓄積されたローカライズ誤差εの分布を示す。ローカライズ誤差情報ERRは、記憶装置80に格納される。プロセッサ70は、ローカライズ処理を行いながらローカライズ誤差情報ERRを更新する。
2-4.通信処理
プロセッサ70(制御装置60)は、通信装置40を介して自動バレー駐車システム100と通信を行う。例えば、プロセッサ70は、駐車場地図情報MAP、入庫誘導情報、出庫誘導情報、等を自動バレー駐車システム100から受け取る。また、プロセッサ70は、車両状態情報STAやローカライズ情報LOCを自動バレー駐車システム100に定期的に送信してもよい。プロセッサ70は、ローカライズ誤差情報ERRを自動バレー駐車システム100に送信してもよい。
2-5.車両走行制御
プロセッサ70(制御装置60)は、ドライバの運転操作によらずにAVP車両10の走行を制御する「車両走行制御」を実行する。車両走行制御は、操舵制御、加速制御、及び制動制御を含む。プロセッサ70は、走行装置50を制御することによって車両走行制御を実行する。具体的には、プロセッサ70は、操舵装置を制御することによって操舵制御を実行する。また、プロセッサ70は、駆動装置を制御することによって加速制御を実行する。また、プロセッサ70は、制動装置を制御することによって制動制御を実行する。
駐車場1内において、プロセッサ70は、AVP車両10を自律的に走行させるために車両走行制御を実行する。具体的には、プロセッサ70は、駐車場地図情報MAPとローカライズ情報LOCに基づいて、駐車場1の地図と駐車場1内の車両位置Pを把握する。そして、プロセッサ70は、AVP車両10が目的地に向かって自動的に走行するように車両走行制御を実行する。
例えば、上述の入庫処理の場合、出発地は、乗降エリア2であり、目的地は、割り当てられた駐車枠4である。プロセッサ70は、AVP車両10が乗降エリア2から割り当てられた駐車枠4まで自動的に走行し、割り当てられた駐車枠4に自動的に駐車するように、車両走行制御を実行する。割り当てられた駐車枠4の位置は、駐車場地図情報MAPから得られる。プロセッサ70は、AVP車両10が自動バレー駐車システム100によって指定された走行ルートに沿って走行するように、車両走行制御を実行してもよい。駐車枠4にAVP車両10を駐車する際、周辺状況情報SURを参照することによって、駐車枠4や周辺の駐車状況を把握することもできる。周辺状況情報SURを参照することによって、他車両や構造物との衝突を回避するように車両走行制御が実行されてもよい。
出庫処理も同様である。出庫処理の場合、出発地は、割り当てられた駐車枠4であり、目的地は、乗降エリア2である。プロセッサ70は、AVP車両10が駐車枠4から乗降エリア2まで自動的に走行し、乗降エリア2で自動的に停止するように、車両走行制御を実行する。
3.車両停止処理
図6は、本実施の形態に係る「車両停止処理」の概要を説明するための概念図である。駐車場1内での自動走行中にAVP車両10を停止させる必要がある場合、車両停止処理が実行される。具体的には、自動バレー駐車システム100は、停止ノード6を指定し、指定した停止ノード6(指定停止位置)の手前で停止するようAVP車両10に指示する。
AVP車両10のプロセッサ70は、通信装置40を介して、自動バレー駐車システム100から停止指示を受け取る。停止指示に応答して、プロセッサ70は、指定された停止ノード6の手前で停止するように車両走行制御(制動制御)を行う。駐車場1における停止ノード6の位置は、駐車場地図情報MAPから得られる。プロセッサ70は、ローカライズ処理により推定される車両位置Pに基づいて制動制御を行う。
より詳細には、プロセッサ70は、指定された停止ノード6の“マージン距離M”だけ手前で停止するように制動制御を行う。そのために、プロセッサ70は、停止ノード6のマージン距離Mだけ手前の位置を目標停止位置PTに設定する。そして、プロセッサ70は、ローカライズ処理により推定される車両位置Pに基づいて、AVP車両10が目標停止位置PTで停止するように制動制御を行う。制動制御における目標減速度は、予め定められていてもよい。
ここで、ローカライズ処理の精度が低下する可能性について考慮する。例えば、車両状態センサ20及び認識センサ30の少なくとも一方において異常が発生した場合、ローカライズ処理の精度は低下する。他の例として、時間帯や天候によっては目印5の認識精度が低下し、そのことがローカライズ処理の精度の低下を招く。ローカライズ処理の精度が低下すると、車両走行制御において用いられる車両位置Pの精度も低下する。車両位置Pの精度が低下すると、AVP車両10が実際に停止する実停止位置は、目標停止位置PTからずれる。
上記のマージン距離Mとして、ローカライズ処理の精度とは無関係に設定されるデフォルト値αが用いられる場合を考える。デフォルト値αは固定値であってもよいし変動値であってもよい。デフォルト値αが用いられる場合、ローカライズ処理の精度が低い状況では、AVP車両10が停止ノード6の手前で停止せず停止ノード6を超過してしまうおそれがある。このことは、車両停止処理の信頼性の低下を意味し、好ましくない。
より確実にAVP車両10を停止ノード6の手前で停止させるためには、ローカライズ処理の精度の低下が起こり得ることを考慮してマージン距離Mを設定することが好ましい。ローカライズ処理の精度の低下の可能性を考慮して設定されるマージン距離Mを、以下、「第1マージン距離M1」と呼ぶ。
第1マージン距離M1は、デフォルト値αと補正値βとの和、すなわち、「α+β」で表される。つまり、第1マージン距離M1は、デフォルト値αよりも補正値βだけ長い。デフォルト値αは0以上の値である。補正値βは、上記のローカライズ誤差εの分布の分散σLを反映したパラメータである。例えば、補正値βは、ローカライズ誤差εの分布の分散σLそのものである。他の例として、補正値βは、分散σLの実数倍であってもよい。ローカライズ誤差εの分布の分散σLは、ローカライズ誤差情報ERRから得られる。このような第1マージン距離M1を用いて車両停止処理を行うことにより、仮にローカライズ処理の精度が低下した場合であっても、AVP車両10が停止ノード6を超過することを抑制することが可能となる。すなわち、より確実にAVP車両10を停止ノード6の手前で停止させることが可能となる。
比較として、ローカライズ処理の精度の低下の可能性を考慮せずに設定されるマージン距離Mを、以下、「第2マージン距離M2」と呼ぶ。第2マージン距離M2は、デフォルト値αである。
状況に応じて第1マージン距離M1と第2マージン距離M2を選択する(使い分ける)ことも可能である。例えば、AVP車両10の周囲の環境の照度が低い場合、目印5の認識精度が低下し、ローカライズ処理の精度が低下する可能性がある。従って、照度が所定値未満である場合、第1マージン距離M1が選択されてもよい。
他の例として、仮にAVP車両10が停止せずに停止ノード6を超過した場合に歩行者や他車両との衝突が発生するおそれがあるシーンについて考える。そのような停止ノード6を、便宜上、「第1停止ノード6-1」と呼ぶ。第1停止ノード6-1の場合、AVP車両10を第1停止ノード6-1の手前で停止させることが特に望まれる。従って、第1停止ノード6-1に対するマージン距離Mとしては、第1マージン距離M1が選択されることが好ましい。
図7は、第1停止ノード6-1の一例を説明するための概念図である。図7に示される第1停止ノード6-1は、乗降エリア2の手前に存在する停止ノード6である。言い換えれば、第1停止ノード6-1は、乗降エリア2に隣接する停止ノードである。乗降エリア2では、ユーザがAVP車両10から降り、あるいは、ユーザがAVP車両10に乗り込む。ユーザとの衝突を回避するためには、マージン距離Mは、第1マージン距離M1に設定されることが好ましい。
図8は、第1停止ノード6-1の他の例を説明するための概念図である。図8に示される第1停止ノード6-1は、駐車枠4の前に存在する停止ノード6である。例えば、第1停止ノード6-1は、出庫中あるいは近い将来に出庫予定の他車両Qに割り当てられた駐車枠4の前に存在する停止ノード6である。他車両Qとの衝突を回避するためには、マージン距離Mは、第1マージン距離M1に設定されることが好ましい。
図9は、第1停止ノード6-1の更に他の例を説明するための概念図である。図9に示される第1停止ノード6-1は、交差点7の手前に存在する停止ノード6である。言い換えれば、第1停止ノード6-1は、交差点7に隣接する停止ノードである。交差点7には他車両Qが存在する可能性がある。他車両Qとの衝突を回避するためには、マージン距離Mは、第1マージン距離M1に設定されることが好ましい。
図10は、第1停止ノード6-1の更に他の例を説明するための概念図である。図10に示される第1停止ノード6-1は、危険エリア8に隣接する停止ノード6である。危険エリア8は、歩行者、作業員、等の人間が存在する可能性があるエリアである。人間との衝突を回避するためには、マージン距離Mは、第1マージン距離M1に設定されることが好ましい。
以上に説明されたように、本実施の形態に係る車両停止処理においては、AVP車両10が停止ノード6のマージン距離Mだけ手前で停止するように車両走行制御が行われる。その車両走行制御は、ローカライズ処理によって推定される車両位置Pに基づいて行われる。第1マージン距離M1は、デフォルト値αと補正値βとの和(α+β)で表される。補正値βは、ローカライズ処理によって推定される車両位置Pの推定誤差(ローカライズ誤差ε)の分布の分散σLを反映したパラメータである。そのような第1マージン距離M1をマージン距離Mとして用いることにより、仮にローカライズ処理の精度が低下した場合であっても、AVP車両10が停止ノード6を超過することを抑制することが可能となる。すなわち、より確実にAVP車両10を停止ノード6の手前で停止させることが可能となる。
4.自動バレー駐車システムの構成例
図11は、本実施の形態に係る自動バレー駐車システム100の構成例を示す概略図である。自動バレー駐車システム100は、車両管理センター110、管制センター120、及びインフラセンサ130を含んでいる。管制センター120は、駐車場1毎に設置される。従って、管制センター120は、駐車場1の数と同じだけ存在する。車両管理センター110は、全ての管制センター120を統括する。インフラセンサ130は、駐車場1に設置されており、駐車場1内の状況を認識する。例えば、インフラセンサ130は、駐車場1内の状況を撮像するインフラカメラを含む。
図12は、本実施の形態に係る管制センター120の構成例を示すブロック図である。管制センター120は、情報処理装置121(管制装置)を含んでいる。情報処理装置121は、駐車場1におけるAVP車両10を管理し、また、駐車場1におけるAVP車両10を制御する。
情報処理装置121は、1又は複数のプロセッサ122(以下、単にプロセッサ122と呼ぶ)及び1又は複数の記憶装置123(以下、単に記憶装置123と呼ぶ)を含んでいる。プロセッサ122は、各種処理を実行する。記憶装置123は、各種情報を格納する。記憶装置123としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD、SSD、等が例示される。情報処理装置121(プロセッサ122)がコンピュータプログラムである制御プログラムを実行することにより、情報処理装置121による各種処理が実現される。制御プログラムは、記憶装置123に格納されている、あるいは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている。
情報処理装置121は、更に、通信装置124を含んでいる。通信装置124は、通信ネットワークを介して、車両管理センター110、AVP車両10、及びインフラセンサ130と通信を行う。
駐車場地図情報MAPは、予め作成され、管制センター120の記憶装置123に格納される。プロセッサ122は、通信装置124を介してAVP車両10と通信を行い、駐車場地図情報MAPをAVP車両10に提供する。
ローカライズ誤差情報ERRは、ローカライズ誤差εの分布を示す。例えば、プロセッサ122は、通信装置124を介してAVP車両10からローカライズ誤差情報ERRを受け取る。他の例として、プロセッサ122は、通信装置124を介してAVP車両10からローカライズ情報LOCと周辺状況情報SURを受け取ってもよい。その場合、プロセッサ122は、受け取ったローカライズ情報LOCと周辺状況情報SURに基づいてローカライズ誤差εの算出及び蓄積を行い、ローカライズ誤差情報ERRの生成及び更新を行う。ローカライズ誤差情報ERRは、記憶装置123に格納される。
デフォルトマージン情報DEFは、マージン距離Mのデフォルト値αを示す。デフォルトマージン情報DEFは、予め作成され、記憶装置123に格納される。プロセッサ122は、通信装置124を介してデフォルトマージン情報DEFをAVP車両10に送信してもよい。その場合、デフォルトマージン情報DEFは、AVP車両10の記憶装置80にも格納される。
5.車両停止処理の処理フロー
図13は、本実施の形態に係る車両停止処理を示すフローチャートである。
ステップS100において、管制センター120のプロセッサ122は、駐車場1を走行中のAVP車両10に対する停止指示が必要か否かを判定する。例えば、プロセッサ122は、通信装置124を介してAVP車両10からローカライズ情報LOCを受け取る。そして、プロセッサ122は、ローカライズ情報LOCと駐車場地図情報MAPに基づいて、AVP車両10が走行ルート上の停止ノード6から一定距離の範囲に入ったか否かを判定する。AVP車両10が走行ルート上の停止ノード6から一定距離の範囲に入った場合、プロセッサ122は、AVP車両10に対する停止指示が必要であると判定する。停止指示が必要である場合(ステップS100;Yes)、処理は、ステップS200に進む。
ステップS200において、プロセッサ122は、通信装置124を介してAVP車両10に停止指示を送信する。停止指示は、少なくとも停止ノード6を指定し、指定した停止ノード6(指定停止位置)の手前で停止するようAVP車両10に指示する。
ステップS300において、マージン距離Mを設定する「マージン設定処理」が行われる。マージン設定処理の様々な例は後述される。尚、マージン設定処理は、AVP車両10のプロセッサ70によって行われてもよいし、管制センター120のプロセッサ122によって行われてもよい。マージン設定処理が管制センター120のプロセッサ122によって行われる場合、マージン設定処理は、ステップS200の前に行われてもよい。その場合、停止指示は、プロセッサ122によって設定されるマージン距離Mも含んでいてもよい。
ステップS400において、AVP車両10のプロセッサ70は、指定された停止ノード6の手前で停止するように車両走行制御(制動制御)を行う。より詳細には、プロセッサ70は、停止ノード6のマージン距離Mだけ手前で停止するように制動制御を行う。そのために、プロセッサ70は、停止ノード6のマージン距離Mだけ手前の位置を目標停止位置PTに設定する(図6参照)。駐車場1における停止ノード6の位置は、駐車場地図情報MAPから得られる。マージン距離Mは、上述のステップS300において設定されている。プロセッサ70は、ローカライズ処理により推定される車両位置Pに基づいて、AVP車両10が目標停止位置PTで停止するように制動制御を行う。制動制御における目標減速度は、予め定められていてもよい。
以下、マージン設定処理(ステップS300)の様々な例について説明する。
5-1.第1の例
図14は、マージン設定処理(ステップS300)の第1の例を示すフローチャートである。第1の例では、マージン設定処理は、第1マージン距離M1と第2マージン距離M2のいずれかをマージン距離Mとして選択する「選択処理」を含んでいる。
より詳細には、ステップS310において、AVP車両10のプロセッサ70あるいは管制センター120のプロセッサ122(以下、単に、「プロセッサ」と呼ぶ)は、停止ノード6が第1停止ノード6-1であるか否かを判定する。第1停止ノード6-1は、仮にAVP車両10が停止せずに停止ノード6を超過した場合に歩行者や他車両との衝突が発生するおそれがあるシーンに関連した停止ノード6である。例えば、第1停止ノード6-1は、図7~図10で例示されたもののうち少なくとも一つを含む。プロセッサは、駐車場地図情報MAPに基づいて、停止ノード6が第1停止ノード6-1であるか否かを判定することができる。
指定された停止ノード6が第1停止ノード6-1である場合(ステップS310;Yes)、処理は、ステップS330に進む。ステップS330において、プロセッサは、第1マージン距離M1を選択し、第1マージン距離M1をマージン距離Mとして設定する。第1マージン距離M1は、デフォルト値αと補正値βとの和(α+β)である。つまり、第1マージン距離M1は、デフォルト値αよりも補正値βだけ長い。デフォルト値αは、デフォルトマージン情報DEFから得られる。補正値βは、ローカライズ誤差εの分布の分散σLを反映したパラメータである。例えば、補正値βは、ローカライズ誤差εの分布の分散σLそのものである。他の例として、補正値βは、分散σLの実数倍であってもよい。ローカライズ誤差εの分布の分散σLは、ローカライズ誤差情報ERRから得られる。
一方、指定された停止ノード6が第1停止ノード6-1ではない場合(ステップS310;No)、処理は、ステップS340に進む。ステップS340において、プロセッサは、第2マージン距離M2を選択し、第2マージン距離M2をマージン距離Mとして設定する。第2マージン距離M2は、デフォルト値αである。
ステップS330の処理を、以下、「第1マージン設定処理」と呼ぶ。一方、ステップS340の処理を、以下、「第2マージン設定処理」と呼ぶ。指定された停止ノード6が第1停止ノード6-1である場合(ステップS310;Yes)、プロセッサは、第1マージン設定処理を選択してマージン距離Mを設定する。一方、指定された停止ノード6が第1停止ノード6-1ではない場合(ステップS310;No)、プロセッサは、第2マージン設定処理を選択してマージン距離Mを設定する。
5-2.第2の例
図15は、マージン設定処理(ステップS300)の第2の例を示すフローチャートである。第2の例でも、マージン設定処理は、第1マージン距離M1と第2マージン距離M2のいずれかをマージン距離Mとして選択する「選択処理」を含んでいる。
より詳細には、ステップS320において、プロセッサは、AVP車両10の周囲の環境の照度が所定値未満であるか否かを判定する。例えば、AVP車両10の認識センサ30が照度センサを含んでいる。他の例として、駐車場1に設置されたインフラセンサ130が照度センサを含んでいる。更に他の例として、AVP車両10の認識センサ30に含まれるカメラによって撮像される画像から照度が算出される。更に他の例として、インフラセンサ130に含まれるインフラカメラによって撮像される画像から照度が算出される。
照度が所定値未満である場合(ステップS320;Yes)、処理は、ステップS330(第1マージン設定処理)に進む。第1マージン設定処理により、第1マージン距離M1がマージン距離Mとして設定される。
一方、照度が所定値以上である場合(ステップS320;No)、処理は、ステップS340(第2マージン設定処理)に進む。第1マージン設定処理により、第2マージン距離M2がマージン距離Mとして設定される。
5-3.第3の例
図16は、マージン設定処理(ステップS300)の第3の例を示すフローチャートである。第3の例は、第1の例と第2の例の組み合わせである。
指定された停止ノード6が第1停止ノード6-1である場合(ステップS310;Yes)、処理は、ステップS330(第1マージン設定処理)に進む。それ以外の場合(ステップS310;No)、処理は、ステップS320に進む。照度が所定値未満である場合(ステップS320;Yes)、処理は、ステップS330(第1マージン設定処理)に進む。一方、照度が所定値以上である場合(ステップS320;No)、処理は、ステップS340(第2マージン設定処理)に進む。
5-4.第4の例
図17は、マージン設定処理(ステップS300)の第4の例を示すフローチャートである。第4の例では、常にステップS330(第1マージン設定処理)が行われ、第1マージン距離M1がマージン距離Mとして設定される。
6.車両制御システム
AVP車両10の制御装置60(図2参照)と管制センター120の情報処理装置121(図12参照)は、AVP車両10を制御する「車両制御システム」を構成している。車両制御システムは、1又は複数のプロセッサ(70,122)と1又は複数の記憶装置(80,123)を含んでいる。1又は複数のプロセッサは、AVP車両10の車両位置Pを推定するローカライズ処理を行う。ローカライズ誤差情報ERRは、1又は複数の記憶装置に格納される。また、1又は複数のプロセッサは、図13~図17で示された処理を行う。
1 駐車場
2 乗降エリア
3 通路
4 駐車枠
5 目印
6 停止ノード(指定停止位置)
6-1 第1停止ノード
7 交差点
8 危険エリア
10 AVP車両
20 車両状態センサ
30 認識センサ
40 通信装置
50 走行装置
60 制御装置
70 プロセッサ
80 記憶装置
100 自動バレー駐車システム
110 車両管理センター
120 管制センター
121 情報処理装置
122 プロセッサ
123 記憶装置
124 通信装置
130 インフラセンサ
200 端末装置
M マージン距離
ERR ローカライズ誤差情報
LOC ローカライズ情報
MAP 駐車場地図情報
STA 車両状態情報
SUR 周辺状況情報

Claims (8)

  1. 駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する車両制御方法であって、
    前記車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、前記駐車場における前記車両の車両位置を推定するローカライズ処理と、
    前記ローカライズ処理により推定される前記車両位置の推定誤差を蓄積する処理と、
    前記推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理と、
    前記ローカライズ処理により推定される前記車両位置に基づいて、前記駐車場内の指定停止位置の前記マージン距離だけ手前で停止するように前記車両を制御する車両停止処理と
    を含む
    車両制御方法。
  2. 請求項1に記載の車両制御方法であって、
    更に、
    前記デフォルト値を前記マージン距離として設定する第2マージン設定処理と、
    前記第1マージン設定処理と前記第2マージン設定処理のいずれかを選択して前記マージン距離を設定する選択処理と
    を含む
    車両制御方法。
  3. 請求項2に記載の車両制御方法であって、
    前記選択処理は、
    前記指定停止位置が第1指定停止位置である場合、前記第1マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と、
    前記指定停止位置が前記第1指定停止位置ではない場合、前記第2マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と
    を含む
    車両制御方法。
  4. 請求項2に記載の車両制御方法であって、
    前記選択処理は、
    前記指定停止位置が第1指定停止位置である場合、前記第1マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と、
    前記指定停止位置が前記第1指定停止位置ではなく、且つ、前記車両の周囲の環境の照度が所定値未満である場合、前記第1マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と、
    前記指定停止位置が前記第1指定停止位置ではなく、且つ、前記照度が前記所定値以上である場合、前記第2マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と
    を含む
    車両制御方法。
  5. 請求項3又は4に記載の車両制御方法であって、
    前記第1指定停止位置は、乗降エリアに隣接する前記指定停止位置、駐車枠の前の前記指定停止位置、及び交差点に隣接する前記指定停止位置のうち少なくとも一つを含む
    車両制御方法。
  6. 請求項2に記載の車両制御方法であって、
    前記選択処理は、
    前記車両の周囲の環境の照度が所定値未満である場合、前記第1マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と、
    前記照度が前記所定値以上である場合、前記第2マージン設定処理を選択して前記マージン距離を設定する処理と
    を含む
    車両制御方法。
  7. 駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する車両制御システムであって、
    前記車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、前記駐車場における前記車両の車両位置を推定するローカライズ処理を行う1又は複数のプロセッサと、
    前記ローカライズ処理により推定される前記車両位置の推定誤差の分布を示すローカライズ誤差情報を格納する1又は複数の記憶装置と
    を備え、
    前記1又は複数のプロセッサは、更に、
    前記推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理と、
    前記ローカライズ処理により推定される前記車両位置に基づいて、前記駐車場内の指定停止位置の前記マージン距離だけ手前で停止するように前記車両を制御する車両停止処理と
    を行う
    車両制御システム。
  8. 駐車場における自動バレー駐車に対応した車両を制御する車両制御プログラムであって、
    前記車両制御プログラムは、コンピュータによって実行されることにより、
    前記車両に搭載されたセンサによる検出結果に基づいて、前記駐車場における前記車両の車両位置を推定するローカライズ処理と、
    前記ローカライズ処理により推定される前記車両位置の推定誤差を蓄積する処理と、
    前記推定誤差の分布の分散を反映した補正値だけデフォルト値よりも長くなるようにマージン距離を設定する第1マージン設定処理と、
    前記ローカライズ処理により推定される前記車両位置に基づいて、前記駐車場内の指定停止位置の前記マージン距離だけ手前で停止するように前記車両を制御する車両停止処理と
    を前記コンピュータに実行させる
    車両制御プログラム。
JP2021025459A 2021-02-19 2021-02-19 車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム Active JP7294356B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021025459A JP7294356B2 (ja) 2021-02-19 2021-02-19 車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム
US17/578,902 US20220266818A1 (en) 2021-02-19 2022-01-19 Vehicle control method, vehicle control system, and vehicle control program
CN202210118192.0A CN114987445A (zh) 2021-02-19 2022-02-08 车辆控制方法、车辆控制系统以及记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021025459A JP7294356B2 (ja) 2021-02-19 2021-02-19 車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022127360A true JP2022127360A (ja) 2022-08-31
JP7294356B2 JP7294356B2 (ja) 2023-06-20

Family

ID=82900354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021025459A Active JP7294356B2 (ja) 2021-02-19 2021-02-19 車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220266818A1 (ja)
JP (1) JP7294356B2 (ja)
CN (1) CN114987445A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019003720A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動駐車制御装置
JP2019098911A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 駐車支援装置、駐車支援方法およびコンピュータプログラム
JP2019184566A (ja) * 2018-03-30 2019-10-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両および車両位置推定装置
JP2020006818A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 株式会社デンソー 走行制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019003720A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動駐車制御装置
JP2019098911A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 駐車支援装置、駐車支援方法およびコンピュータプログラム
JP2019184566A (ja) * 2018-03-30 2019-10-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両および車両位置推定装置
JP2020006818A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 株式会社デンソー 走行制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20220266818A1 (en) 2022-08-25
JP7294356B2 (ja) 2023-06-20
CN114987445A (zh) 2022-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10829154B2 (en) Method and device for operating a vehicle
US20200307648A1 (en) Parking lot management device, parking lot management method, and storage medium
CN112687123B (zh) 自动泊车系统
JP7062496B2 (ja) 車両遠隔制御方法及び車両遠隔制御装置
US11676396B2 (en) Automated valet parking system and service providing method
CN112927550B (zh) 自动泊车系统
CN112918465B (zh) 自动驻车系统
US11345365B2 (en) Control device, getting-into/out facility, control method, and storage medium
US10377383B2 (en) Vehicle lane change
US20230087852A1 (en) Automated valet parking system, control method for automated valet parking system, and autonomous driving vehicle
US20220258727A1 (en) Automated valet parking system, control method of automated valet parking system, and autonomous driving vehicle
CN108027614B (zh) 用于运行在停车场内无驾驶员地行驶的机动车的方法和设备
CN111532338A (zh) 车辆转向控制
US11640588B2 (en) Automated valet parking system and service providing method
JP7294356B2 (ja) 車両制御方法、車両制御システム、及び車両制御プログラム
US11620904B2 (en) Vehicle control method, vehicle control system, and information processing device
JP7302583B2 (ja) 車両及び車両制御方法
CN110599790A (zh) 一种智能驾驶车辆进站停靠的方法、车载设备和存储介质
US11858534B2 (en) Automated driving system
US11834036B2 (en) Automated valet parking server, autonomous driving vehicle, automated valet parking system
US20230315091A1 (en) Moving body control method, moving body control system, and non-transitory computer-readable recording medium
WO2023152529A1 (ja) 走行支援装置及び走行支援方法
JP2022174620A (ja) 車両管理システム及び車両管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220809

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7294356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151