JP2022126481A - 車両駆動用バッテリユニット - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両に搭載される車両駆動用バッテリユニットに関する。
従来から、ハイブリッド車、電気自動車などの電動車両には、複数のバッテリモジュールが収容された車両駆動用バッテリユニットが搭載されている。ハイブリッド車、電気自動車などの電動車両は、車両駆動用バッテリユニットのバッテリモジュールに充電された電力によって駆動可能となっている。
近年、ハイブリッド車、電気自動車などの電動車両においては、車両駆動用バッテリユニットのバッテリモジュールに充電された電力によって航続可能な航続可能距離の延長が望まれている。そのため、車両駆動用バッテリユニットは、より多くのバッテリモジュールを備える傾向にあり、それに伴って、大型化し重量が増加する傾向にある。一方で、車両駆動用バッテリユニットは、大型化し重量が増加すると、剛性の向上が求められる。
そこで、例えば、特許文献1には、複数のバッテリが搭載されるボトムプレートが、車幅方向に延びる複数の横方向補強メンバを備えている車両駆動用バッテリユニットが記載されている。特許文献1に記載の車両駆動用バッテリユニットは、ボトムプレートが複数の横方向補強メンバを備えていることによって剛性が向上し、バッテリケースにより多くのバッテリを収容した場合であっても、ボトムプレートの剛性を確保することが可能となっている。
しかしながら、特許文献1に記載された車両駆動用バッテリユニットは、横方向補強メンバによって車両走行時の空気抵抗が大きくなってしまい、車両駆動用バッテリユニットの電力によって車両が航続可能な航続可能距離の延長の妨げとなってしまっていた。
本発明は、車両走行時の空気抵抗が大きくなるのを抑制しつつ、剛性を向上できる車両駆動用バッテリユニットを提供する。
本発明は、
バッテリモジュールと、
前記バッテリモジュールを収容する収容部を有するバッテリユニットケースと、を備える、車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリユニットケースの底部の外側面には、補強部材が設けられており、
前記補強部材は、前記車両駆動用バッテリユニットが車両に搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材であり、前記車幅方向から見て下方に湾曲している。
バッテリモジュールと、
前記バッテリモジュールを収容する収容部を有するバッテリユニットケースと、を備える、車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリユニットケースの底部の外側面には、補強部材が設けられており、
前記補強部材は、前記車両駆動用バッテリユニットが車両に搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材であり、前記車幅方向から見て下方に湾曲している。
本発明によれば、バッテリユニットケースの底部の外側面に補強部材が設けられているので、車両駆動用バッテリユニットの剛性が向上する。さらに、補強部材は、車幅方向に延びる板状部材であり、車幅方向から見て下方に湾曲しているので、車両走行時の空気抵抗が大きくなるのを抑制できる。このようにして、車両駆動用バッテリユニットは、車両走行時の空気抵抗が大きくなるのを抑制しつつ、剛性を向上できる。
以下、本発明の車両駆動用バッテリユニットが搭載された車両の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単かつ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、車両の運転者から見た方向に従って記載し、図面には、車両の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。
<車両の全体構成>
図1に示すように、本実施形態の車両Vは、左右一対の前輪FW及び左右一対の後輪RWと、車両Vのフロアを構成するフロアパネルFPと、を有する。車両Vは、フロアパネルFPの上方で上下方向に延びるダッシュパネルDPにより、車室CBとその前方のフロントルームFRMとに区画形成されている。車室CBには、前部座席FS及び後部座席RSが設けられている。
図1に示すように、本実施形態の車両Vは、左右一対の前輪FW及び左右一対の後輪RWと、車両Vのフロアを構成するフロアパネルFPと、を有する。車両Vは、フロアパネルFPの上方で上下方向に延びるダッシュパネルDPにより、車室CBとその前方のフロントルームFRMとに区画形成されている。車室CBには、前部座席FS及び後部座席RSが設けられている。
フロアパネルFPの下方には、車両駆動用バッテリユニット20が配置されている。車両駆動用バッテリユニット20は、フロアパネルFPの下方で車室CBのフロア下に配置されている。
車両Vは、駆動ユニットPUを備える。駆動ユニットPUは、フロントルームFRMに収容されている。駆動ユニットPUは、駆動用回転電機MOTと、駆動用回転電機MOTを制御する制御装置PCUと、駆動用回転電機MOTの動力を左右一対の前輪FW及び/又は左右一対の後輪RWに伝達する不図示の動力伝達機構と、を備える。
車両Vは、外部電源からの電力を受電可能な受電部PRを備える。本実施形態では、受電部PRは、フロントルームFRMの上面に設けられている。
図2に示すように、車両Vは、車体下部の骨格を構成する車体フレーム10を備える。車体フレーム10は、前後方向に延びる左サイドシル11L及び右サイドシル11Rを備える。左サイドシル11Lと右サイドシル11Rとは互いに車幅方向に所定の間隔をあけて配置され、左サイドシル11L及び右サイドシル11Rは、車室CBの下端で、車室CBの車幅方向においてそれぞれ左端部及び右端部に配置され、前後方向に延びている。
<駆動用バッテリユニットの構成>
図3~図5に示すように、車両駆動用バッテリユニット20は、バッテリモジュール21と、第1電気接続箱61と、第2電気接続箱62と、バッテリECU63(ECU:Electronic Control Unit)と、を備える。車両駆動用バッテリユニット20は、バッテリモジュール21と、第1電気接続箱61と、第2電気接続箱62と、バッテリECU63と、を収容するバッテリユニットケース31をさらに備える。
図3~図5に示すように、車両駆動用バッテリユニット20は、バッテリモジュール21と、第1電気接続箱61と、第2電気接続箱62と、バッテリECU63(ECU:Electronic Control Unit)と、を備える。車両駆動用バッテリユニット20は、バッテリモジュール21と、第1電気接続箱61と、第2電気接続箱62と、バッテリECU63と、を収容するバッテリユニットケース31をさらに備える。
(バッテリモジュール)
図9及び図10に示すように、バッテリモジュール21は、複数のバッテリセル22を積層して構成されるセル積層体23と、セル積層体23の上面側に配置されるバッテリセル22のセル端子22aを電気的に直列に接続する複数のバスバー24と、複数のバスバー24を保持するバスバープレート25と、バスバープレート25の上面側に配置され、各バッテリセル22の電圧を検出するための複数の電圧検出線26と、バスバープレート25の上面側に配置され、バッテリセル22のセル端子22aやバスバー24を覆うトップカバー27と、を備える。
図9及び図10に示すように、バッテリモジュール21は、複数のバッテリセル22を積層して構成されるセル積層体23と、セル積層体23の上面側に配置されるバッテリセル22のセル端子22aを電気的に直列に接続する複数のバスバー24と、複数のバスバー24を保持するバスバープレート25と、バスバープレート25の上面側に配置され、各バッテリセル22の電圧を検出するための複数の電圧検出線26と、バスバープレート25の上面側に配置され、バッテリセル22のセル端子22aやバスバー24を覆うトップカバー27と、を備える。
セル積層体23は、複数のバッテリセル22と複数の絶縁プレート231を積層方向に交互に積層して構成される。セル積層体23は、積層方向においてセル積層体23の両端部に配置される一対のエンドプレート232と、一対のエンドプレート232を連結する一対のサイドフレーム233と、セル積層体23の下面に配置されるロアプレート234と、を備える。また、一対のエンドプレート232の上面には、バッテリモジュール21と外部の電気機器との間で電力を授受するための入出力端子235が2つ設けられる。2つの入出力端子235のうち、一方の入出力端子235がプラス端子となっており、他方の入出力端子235がマイナス端子となっている。
図3~図5に戻って、バッテリモジュール21は、略直方体形状を有し、平面視で長手方向(バッテリセル22の積層方向)が車幅方向を向くように、短手方向が前後方向を向くように配置される。車両駆動用バッテリユニット20は、複数のバッテリモジュール21を備える。本実施形態では、車両駆動用バッテリユニット20は、11個のバッテリモジュール21を備える。各バッテリモジュール21からは、バッテリモジュール21を構成する各セルの電圧を検知するための電圧検出線26が延びている。各バッテリモジュール21から延びる電圧検出線26は、車両Vに搭載された不図示のMG-ECUに電気的に接続された不図示のセル電圧センサに接続されている。MG-ECUは、車両Vの駆動制御を行う制御ユニットであり、セル電圧センサは、電圧検出線26から出力される検出信号をMG-ECUに出力する。
(バッテリユニットケース)
車両駆動用バッテリユニット20は、複数(本実施形態では11個)のバッテリモジュール21を収容するバッテリユニットケース31を有する。
車両駆動用バッテリユニット20は、複数(本実施形態では11個)のバッテリモジュール21を収容するバッテリユニットケース31を有する。
バッテリユニットケース31は、複数(本実施形態では11個)のバッテリモジュール21が載置されるバッテリトレイ32(図4参照)と、複数(本実施形態では11個)のバッテリモジュール21の上面を覆う上部カバー33と、を有する。
図4に示すように、バッテリトレイ32は、バッテリモジュール21が載置される底部321と、底部321の周縁から上方に向かって立ち上がり、底部321の周縁を取り囲む側壁322と、を有する。
バッテリユニットケース31は、バッテリトレイ32の底部321と、バッテリトレイ32の側壁322と、上部カバー33と、によって囲まれた収容部34を有する。収容部34は、複数(本実施形態では11個)のバッテリモジュール21を収容し、収容部34に収容された複数(本実施形態では11個)のバッテリモジュール21は、バッテリトレイ32の底部321に載置される。
側壁322は、底部321の左縁から上方に向かって立ち上がり、前後方向に延びる左側壁322aと、底部321の右縁から上方に向かって立ち上がり、前後方向に延びる右側壁322bと、底部321の前縁から上方に向かって立ち上がり、左側壁322aの前端から右側壁322bの前端へと延びる前側壁322cと、底部321の後縁から上方に向かって立ち上がり、左側壁322aの後端から右側壁322bの後端へと延びる後側壁322dと、を有する。
側壁322の上端には、上面視でバッテリトレイ32の外側に突出するフランジ部323が形成されている。フランジ部323は、左側壁322aから車幅方向の外側すなわち左方に突出する左フランジ部323aと、右側壁322bから車幅方向の外側すなわち右方に突出する右フランジ部323bと、前側壁322cから前後方向の外側すなわち前方に突出する前フランジ部323cと、後側壁322dから前後方向の外側すなわち後方に突出する後フランジ部323dと、を有する。
バッテリトレイ32は、底部321から上方に突出し、収容部34に形成された車幅方向対して略並行に延びる複数のクロスメンバ324を有する。本実施形態では、6本のクロスメンバ324a、324b、324c、324d、324e、324fが、前方からこの順で前後方向に並んで配置されている。
本実施形態では、収容部34は、底部321、左側壁322a、右側壁322b、及びクロスメンバ324a、324bによって囲まれた、車幅方向に延びる第1収容空間341と、底部321、左側壁322a、右側壁322b、クロスメンバ324b、及びクロスメンバ324cによって囲まれた、車幅方向に延びる第2収容空間342と、底部321、左側壁322a、右側壁322b、クロスメンバ324c、及びクロスメンバ324dによって囲まれた、車幅方向に延びる第3収容空間343と、底部321、左側壁322a、右側壁322b、クロスメンバ324d、及びクロスメンバ324eによって囲まれた、車幅方向に延びる第4収容空間344と、底部321、左側壁322a、右側壁322b、クロスメンバ324e、及びクロスメンバ324fによって囲まれた、車幅方向に延びる第5収容空間345と、底部321、左側壁322a、右側壁322b、後側壁322d、及びクロスメンバ324fによって囲まれた、車幅方向に延びる第6収容空間346と、に区画されている。
図5に示すように、本実施形態では、車両駆動用バッテリユニット20のバッテリユニットケース31の収容部34には、車幅方向に並んで配置された2つのバッテリモジュール21が前後方向に5列並んで配置されている。さらに、車幅方向に並んで配置された前から5列目の2つのバッテリモジュール21の後方に、1つのバッテリモジュール21が車幅方向の略中央に配置されている。すなわち、本実施形態の車両駆動用バッテリユニット20においては、11個のバッテリモジュール21がバッテリユニットケース31の収容部34に収容されている。
より詳細には、収容部34の第1収容空間341、第2収容空間342、第3収容空間343、第4収容空間344、及び第5収容空間345に、それぞれ、車幅方向の略中央を挟んで左側と右側とに並んで2つのバッテリモジュール21が配置されている。さらに、収容部34の第6収容空間346の車幅方向の略中央に1つのバッテリモジュール21が配置されている。
第1電気接続箱61は、車幅方向の略中央で、第1収容空間341の上部を前後方向に跨ぐように配置され、バッテリトレイ32の前側壁322cと、クロスメンバ324a、324bの上端面とに固定されている。
第1電気接続箱61は、車両駆動用バッテリユニット20が車両Vに搭載されると、前述した車両Vの受電部PRと電気的に接続する。第1電気接続箱61は、受電部PRで受電した車両Vの外部からの電力をバッテリモジュール21に供給する。第1電気接続箱61は、駆動ユニットPUと電気的に接続している。第1電気接続箱61は、車両Vに搭載された空調装置と電気的に接続している。第1電気接続箱61は、バッテリモジュール21に充電された電力を駆動ユニットPU、及び空調装置に供給する。また、第1電気接続箱61は、車両Vの回生時には、駆動ユニットPUで発電された電力をバッテリモジュール21に供給する。このようにして、車両駆動用バッテリユニット20は、車両Vの外部からの電力を充電可能であり、バッテリモジュール21に充電された電力を駆動ユニットPUに供給して車両Vを駆動可能となっている。
また、第1電気接続箱61は、ヒューズ等の遮断器を備える。第1電気接続箱61に異常な電力が通電した場合には、ヒューズ等の遮断器によって通電が遮断され、バッテリモジュール21、駆動ユニットPU、空調装置等が保護される。
第2電気接続箱62及びバッテリECU63は、台座64に載置されている。
台座64は、バッテリトレイ32の第6収容空間346に収容されたバッテリモジュール21の上方を覆うように設けられている。台座64は、バッテリトレイ32の後側壁322dと、クロスメンバ324fの上端面とに固定されている。
第2電気接続箱62とバッテリECU63とは、台座64上で、車幅方向で隣接して配置されている。本実施形態では、バッテリECU63は、第2電気接続箱62の右側に隣接して配置されている。
車両駆動用バッテリユニット20は、第1電気接続箱61と第2電気接続箱62とを電気的に接続し、車幅方向の略中央を前後方向に延びるように配索されるセンターケーブル71を備える。センターケーブル71は、第2収容空間342、第3収容空間343、第4収容空間344、及び第5収容空間345の上部で車幅方向の略中央を前後方向に延び、の上方を前後方向に延びるように配索されている。
車両駆動用バッテリユニット20は、バッテリモジュール21のマイナス端子である入出力端子235と、隣接するバッテリモジュール21のプラス端子である入出力端子235と、を電気的に接続する複数のバスバー72を備える。本実施形態では、11個のバッテリモジュール21は、複数のバスバー72によって直列に接続されて、第2電気接続箱62に電気的に接続されている。
第2電気接続箱62は、コンタクタ等のスイッチング素子を備える。バッテリECU63は、当該スイッチング素子と電気的に接続されており、当該スイッチング素子の開閉を制御する。第2電気接続箱62は、センターケーブル71によって第1電気接続箱61と電気的に接続している。また、第2電気接続箱62は、バッテリモジュール21と電気的に接続している。第2電気接続箱62は、バッテリECU63によるスイッチング素子の開閉制御によって、バッテリモジュール21における電力の入出力が制御される。
図3に戻って、上部カバー33は、バッテリモジュール21、第1電気接続箱61、第2電気接続箱62、バッテリECU63、センターケーブル71、及びバスバー72、を上方から覆う天壁部331と、天壁部331の周縁から下方に向かって折れ下がり、天壁部331の周縁を取り囲む側壁332と、を有する。側壁332は、天壁部331の左縁から下方に向かって折れ下がり、前後方向に延びる左側壁332aと、天壁部331の右縁から下方に向かって折れ下がり、前後方向に延びる右側壁332bと、天壁部331の前縁から下方に向かって折れ下がり、左側壁332aの前端から右側壁332bの前端へと延びる前側壁332cと、天壁部331の後縁から下方に向かって折れ下がり、左側壁332aの後端から右側壁332bの後端へと延びる後側壁332dと、を有する。
側壁332の下端には、上面視で上部カバー33の外側に突出するフランジ部333が形成されている。フランジ部333は、左側壁332aから車幅方向の外側すなわち左方に突出する左フランジ部333aと、右側壁332bから車幅方向の外側すなわち右方に突出する右フランジ部333bと、前側壁332cから前後方向の外側すなわち前方に突出する前フランジ部333cと、後側壁332dから前後方向の外側すなわち後方に突出する後フランジ部333dと、を有する。
バッテリトレイ32のフランジ部323と上部カバー33のフランジ部333とは、上面視で互いに重なるように配置されている。そして、上面視でバッテリトレイ32のフランジ部323と上部カバー33のフランジ部333とが重なる位置で、ボルト等の締結部材によって、上部カバー33は、バッテリトレイ32に固定されている。
このようにして、バッテリユニットケース31は、内部にバッテリモジュール21、第1電気接続箱61、第2電気接続箱62、バッテリECU63、センターケーブル71、及びバスバー72、を収容する。そして、バッテリユニットケース31の底部311は、バッテリトレイ32の底部321によって構成され、バッテリユニットケース31の天壁312は、上部カバー33の天壁部331によって構成され、バッテリユニットケース31の底部311及び天壁312の周縁を取り囲んで上下方向に延びる側壁313は、バッテリトレイ32の側壁322及び上部カバー33の側壁332によって構成される。より詳細には、バッテリユニットケース31の底部311及び天壁312の左縁から上下方向に延びる左側壁313aは、バッテリトレイ32の左側壁322a及び上部カバー33の左側壁332aによって構成され、バッテリユニットケース31の底部311及び天壁312の右縁から上下方向に延びる右側壁313bは、バッテリトレイ32の右側壁322b及び上部カバー33の右側壁332bによって構成され、バッテリユニットケース31の底部311及び天壁312の前縁から上下方向に延びる前側壁313cは、バッテリトレイ32の前側壁322c及び上部カバー33の前側壁332cによって構成され、バッテリユニットケース31の底部311及び天壁312の後縁から上下方向に延びる後側壁313dは、バッテリトレイ32の後側壁322d及び上部カバー33の後側壁332dによって構成される。そして、収容部34は、バッテリユニットケース31の底部311と、天壁312と、側壁313(左側壁313a、右側壁313b、前側壁313c及び後側壁313d)と、によって囲まれた空間となっている。
(バッテリサイドフレーム)
車両駆動用バッテリユニット20は、前後方向に延びる左右一対のバッテリサイドフレーム40を備える。左側のバッテリサイドフレーム40は、バッテリトレイ32の左側壁322aの車幅方向の外側、すなわち収容部34の車幅方向の左外側で前後方向に延びている。右側のバッテリサイドフレーム40は、バッテリトレイ32の右側壁322bの車幅方向の外側、すなわち収容部34の車幅方向の右外側で前後方向に延びている。左右一対のバッテリサイドフレーム40は、押出成形によって成形されている。
車両駆動用バッテリユニット20は、前後方向に延びる左右一対のバッテリサイドフレーム40を備える。左側のバッテリサイドフレーム40は、バッテリトレイ32の左側壁322aの車幅方向の外側、すなわち収容部34の車幅方向の左外側で前後方向に延びている。右側のバッテリサイドフレーム40は、バッテリトレイ32の右側壁322bの車幅方向の外側、すなわち収容部34の車幅方向の右外側で前後方向に延びている。左右一対のバッテリサイドフレーム40は、押出成形によって成形されている。
左側のバッテリサイドフレーム40と右側のバッテリサイドフレーム40とは、左右対称の構成を有している。本明細書では、左側のバッテリサイドフレーム40の構成について詳細に説明し、右側のバッテリサイドフレーム40の構成についての詳細な説明は省略する。
図7~図9に示すように、バッテリサイドフレーム40は、前面視で、断面が略矩形状の中空部を有する形状であり、バッテリトレイ32の側壁322と対向して上下方向に延びる内側壁面41と、内側壁面41と車幅方向の外側で対向して、上下方向に延びる外側壁面42と、外側壁面42の上端から内側壁面41の上端へと車幅方向の内側に延びる上面43と、上面43と上下方向の下側で対向して、内側壁面41の下端から外側壁面42の下端へと車幅方向に延びる底面44と、外側壁面42の下端から車幅方向の外側へと延びるフランジ面45と、を有する。そして、バッテリサイドフレーム40は、前面視で、内側壁面41、外側壁面42、上面43、及び底面44によって囲まれた、断面が略矩形状の中空部46を有する。また、底面44及びフランジ面45は、いずれも外側壁面42の下端から車幅方向に延びており、底面44とフランジ面45とは、外側壁面42を挟んで連続した面を形成している。
バッテリサイドフレーム40は、車幅方向において、外側壁面42とバッテリトレイ32のフランジ部323の車幅方向外側の端部とが略同位置になるように配置されている。そして、バッテリサイドフレーム40の上面43には、バッテリトレイ32のフランジ部323が上方から当接している。
バッテリトレイ32のフランジ部323、及びバッテリサイドフレーム40の上面43には、互いに当接した状態において重なる位置に、それぞれ不図示の挿通孔が形成されている。そして、バッテリトレイ32のフランジ部323に設けられた挿通孔、及びバッテリサイドフレーム40の上面43に形成された挿通孔に、締結部材327が挿通することによって、バッテリユニットケース31は、左右一対のバッテリサイドフレーム40の上面43で、バッテリサイドフレーム40に固定されている。
このように、バッテリユニットケース31は、フランジ面45及び外側壁面42よりも上方に位置する上面43で、バッテリサイドフレーム40に固定されている。これにより、バッテリサイドフレーム40のフランジ面45や外側壁面42が被水した場合に、バッテリサイドフレーム40のフランジ面45や外側壁面42に被水した水がバッテリユニットケース31の収容部34に侵入することを抑制できる。
(補強部材)
図7に示すように、バッテリユニットケース31の底部311の外側面311a、すなわち、バッテリトレイ32の底部321の外側面321aには、補強部材50が設けられている。バッテリユニットケース31の底部311の外側面311a、及びバッテリトレイ32の底部321の外側面321aは、車両駆動用バッテリユニット20の外側、すなわち下側を向く面である。補強部材50は、車両駆動用バッテリユニット20が車両Vに搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材である。補強部材50は、例えば金属等の高剛性材料によって形成されている。本実施形態では、補強部材50は、左側のバッテリサイドフレーム40から右側のバッテリサイドフレーム40まで車幅方向に延びている。本実施形態では、補強部材50は、前後方向に並んで5本設けられている。
図7に示すように、バッテリユニットケース31の底部311の外側面311a、すなわち、バッテリトレイ32の底部321の外側面321aには、補強部材50が設けられている。バッテリユニットケース31の底部311の外側面311a、及びバッテリトレイ32の底部321の外側面321aは、車両駆動用バッテリユニット20の外側、すなわち下側を向く面である。補強部材50は、車両駆動用バッテリユニット20が車両Vに搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材である。補強部材50は、例えば金属等の高剛性材料によって形成されている。本実施形態では、補強部材50は、左側のバッテリサイドフレーム40から右側のバッテリサイドフレーム40まで車幅方向に延びている。本実施形態では、補強部材50は、前後方向に並んで5本設けられている。
車両駆動用バッテリユニット20は、前後方向に並んで5本設けられた車幅方向に延びる補強部材50によって、剛性が向上する。
図8に示すように、補強部材50は、車幅方向から見て、下方に湾曲している。本実施形態では、補強部材50は、車幅方向から見て、略円弧状に下方に湾曲した湾曲部51と、湾曲部51の前端から前方に延びる前フランジ部52aと、湾曲部51の後端から後方に延びる後フランジ部52bと、を有する。補強部材50は、前フランジ部52aと後フランジ部52bとがバッテリトレイ32の底部321の外側面321aに当接して固定されている。なお、補強部材50は、バッテリトレイ32の底部321に固定されていてもよいし、左右のバッテリサイドフレーム40に固定されていてもよいし、バッテリトレイ32の底部321及び左右のバッテリサイドフレーム40の双方に固定されていてもよい。
補強部材50は、車幅方向から見て下方に湾曲している板状部材であるので、車両Vの走行時に、バッテリユニットケース31の底部311の外側面311aに沿って前方から流れてくる走行風は、バッテリユニットケース31の底部311の外側面311aから前フランジ部52aを通って湾曲部51へと滑らかに流れ、さらに湾曲部51から後フランジ部52bを通ってバッテリユニットケース31の底部311の外側面311aへと滑らかに流れる。これにより、車両駆動用バッテリユニット20は、車両Vの走行時における空気抵抗が大きくなるのを抑制できる。
このように、車両駆動用バッテリユニット20は、車両走行時の空気抵抗が大きくなるのを抑制しつつ、剛性を向上できる。
補強部材50は、車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部がバッテリユニットケース31のバッテリトレイ32に形成されたクロスメンバ324と重なる位置に設けられている。本実施形態では、補強部材50は、車幅方向から見て、前フランジ部52aがクロスメンバ324の前方に位置し、後フランジ部52bがクロスメンバ324の後方に位置している。すなわち、補強部材50は、車幅方向から見て、前後方向において、前端部と後端部との間にクロスメンバ324が位置するように設けられている。
したがって、車両駆動用バッテリユニット20は、車両Vが側面衝突した場合に、衝突荷重をクロスメンバ324と補強部材50とで受けることとなる。このとき、補強部材50は、車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部がバッテリユニットケース31のバッテリトレイ32に形成されたクロスメンバ324と重なる位置に設けられていることによって、車両駆動用バッテリユニット20は、車幅方向から見て、補強部材50とクロスメンバ324とが重なる部分の剛性がより向上するので、車両Vが側面衝突した場合に、車両駆動用バッテリユニット20が変形することを抑制できる。
本実施形態では、前後方向に並んで設けられている5本の補強部材50は、車幅方向から見て、前後方向において、クロスメンバ324bと重なる位置と、クロスメンバ324cと重なる位置と、クロスメンバ324dと重なる位置と、クロスメンバ324eと重なる位置と、クロスメンバ324fと重なる位置と、に設けられている(図7参照)。
図6に戻って、補強部材50は、バッテリサイドフレーム40の下端部40dよりも上方に位置するように設けられている。すなわち、補強部材50の下端部50dは、バッテリサイドフレーム40の下端部40dよりも上方に位置している。
補強部材50は、バッテリユニットケース31の底部311の外側面311a、すなわち、バッテリトレイ32の底部321の外側面321aに設けられているので、補強部材50が下方の障害物と接触すると、補強部材50とともにバッテリユニットケース31の底部311が変形する場合がある。このとき、バッテリユニットケース31の底部311にはバッテリモジュール21が載置されているので、バッテリユニットケース31の底部311が変形すると、バッテリモジュール21が損傷する虞がある。
補強部材50は、バッテリサイドフレーム40の下端部40dよりも上方に位置するように設けられているので、車両駆動用バッテリユニット20が下方の障害物と接触した場合、補強部材50よりも先にバッテリサイドフレーム40と接触する。これにより、補強部材50が下方の障害物と接触してバッテリユニットケース31の底部311が変形し、バッテリモジュール21が損傷することを抑制できる。
このとき、バッテリサイドフレーム40は、前後方向に延びているため前方投影面積が小さいので、車両Vの走行時における空気抵抗が小さい。加えて、バッテリサイドフレーム40は、押出成形によって成形された中空部46を有する部材であるので、車両Vの走行時の走行風が中空部46を通ることで、車両Vの走行時における空気抵抗が小さくなる。これにより、車両駆動用バッテリユニット20は、剛性を低下させることなく、車両Vの走行時における空気抵抗をより小さくできる。
以上、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、本実施形態では、バッテリモジュール21は、複数のバッテリセル22を収容しているものとしたが、バッテリモジュール21に収容されるバッテリセル22は、1つであってもよい。
また、例えば、本実施形態では、バッテリユニットケース31の収容部34に11個のバッテリモジュール21が収容されているものとしたが、バッテリユニットケース31の収容部34に収容されるバッテリモジュール21は、1個であってもよいし、11個以外の複数個であってもよい。
また、例えば、本実施形態では、補強部材50は、車幅方向から見て、前後方向において、前端部と後端部との間にクロスメンバ324が位置するように設けられているものとしたが、補強部材50は、車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部がバッテリユニットケース31のバッテリトレイ32に形成されたクロスメンバ324と重なる位置に設けられていればよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を一例として示しているが、これに限定されるものではない。
(1) バッテリモジュール(バッテリモジュール21)と、
前記バッテリモジュールを収容する収容部(収容部34)を有するバッテリユニットケース(バッテリユニットケース31)と、を備える、車両駆動用バッテリユニット(車両駆動用バッテリユニット20)であって、
前記バッテリユニットケースの底部(底部311)の外側面(外側面311a)には、補強部材(補強部材50)が設けられており、
前記補強部材は、前記車両駆動用バッテリユニットが車両(車両V)に搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材であり、前記車幅方向から見て下方に湾曲している、車両駆動用バッテリユニット。
前記バッテリモジュールを収容する収容部(収容部34)を有するバッテリユニットケース(バッテリユニットケース31)と、を備える、車両駆動用バッテリユニット(車両駆動用バッテリユニット20)であって、
前記バッテリユニットケースの底部(底部311)の外側面(外側面311a)には、補強部材(補強部材50)が設けられており、
前記補強部材は、前記車両駆動用バッテリユニットが車両(車両V)に搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材であり、前記車幅方向から見て下方に湾曲している、車両駆動用バッテリユニット。
(1)によれば、バッテリユニットケースの底部の外側面に補強部材が設けられているので、車両駆動用バッテリユニットの剛性が向上する。さらに、補強部材は、車幅方向に延びる板状部材であり、車幅方向から見て下方に湾曲しているので、車両走行時の空気抵抗が大きくなるのを抑制できる。このようにして、車両駆動用バッテリユニットは、車両走行時の空気抵抗が大きくなるのを抑制しつつ、剛性を向上できる。
(2) (1)に記載の車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリユニットケースは、前記収容部に形成された前記車幅方向に延びるクロスメンバ(クロスメンバ324)を有し、
前記補強部材は、前記車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部が前記クロスメンバと重なる位置に設けられている、車両駆動用バッテリユニット。
前記バッテリユニットケースは、前記収容部に形成された前記車幅方向に延びるクロスメンバ(クロスメンバ324)を有し、
前記補強部材は、前記車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部が前記クロスメンバと重なる位置に設けられている、車両駆動用バッテリユニット。
(2)によれば、補強部材は、車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部がバッテリユニットケースの収容部に形成されたクロスメンバと重なる位置に設けられているので、車両駆動用バッテリユニットは、車幅方向から見て、補強部材とクロスメンバとが重なる部分の剛性がより向上する。これにより、車両が側面衝突した場合に、車両駆動用バッテリユニットが変形することを抑制できる。
(3) (1)又は(2)に記載の車両駆動用バッテリユニットであって、
前記車両駆動用バッテリユニットは、前記車両に搭載された状態において、前記収容部の前記車幅方向の外側で前後方向に延びるバッテリサイドフレーム(バッテリサイドフレーム40)をさらに備え、
前記補強部材は、前記バッテリサイドフレームの下端部(下端部40d)よりも上方に位置するように設けられている、車両駆動用バッテリユニット。
前記車両駆動用バッテリユニットは、前記車両に搭載された状態において、前記収容部の前記車幅方向の外側で前後方向に延びるバッテリサイドフレーム(バッテリサイドフレーム40)をさらに備え、
前記補強部材は、前記バッテリサイドフレームの下端部(下端部40d)よりも上方に位置するように設けられている、車両駆動用バッテリユニット。
(3)によれば、補強部材は、バッテリサイドフレームの下端部よりも上方に位置するように設けられているので、車両駆動用バッテリユニットが下方の障害物と接触した場合、補強部材よりも先にバッテリサイドフレームと接触する。これにより、補強部材が下方の障害物と接触してバッテリユニットケースの底部が変形し、バッテリモジュールが損傷することを抑制できる。
(4) (3)に記載の車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリサイドフレームは、押出成形によって成形され、中空部(中空部46)を有する、車両駆動用バッテリユニット。
前記バッテリサイドフレームは、押出成形によって成形され、中空部(中空部46)を有する、車両駆動用バッテリユニット。
(4)によれば、バッテリサイドフレームは、前後方向に延びているため前方投影面積が小さいので、車両走行時の空気抵抗が小さい。加えて、バッテリサイドフレームは、押出成形によって成形され、中空部を有するので、車両走行時の走行風が中空部を通ることで、車両走行時の空気抵抗がより小さくなる。これにより、車両駆動用バッテリユニットは、剛性を低下させることなく、車両走行時の空気抵抗をより小さくできる。
20 車両駆動用バッテリユニット
21 バッテリモジュール
31 バッテリユニットケース
311 底部
311a 外側面
324 クロスメンバ
34 収容部
40 バッテリサイドフレーム
40d 下端部
46 中空部
50 補強部材
V 車両
21 バッテリモジュール
31 バッテリユニットケース
311 底部
311a 外側面
324 クロスメンバ
34 収容部
40 バッテリサイドフレーム
40d 下端部
46 中空部
50 補強部材
V 車両
Claims (4)
- バッテリモジュールと、
前記バッテリモジュールを収容する収容部を有するバッテリユニットケースと、を備える、車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリユニットケースの底部の外側面には、補強部材が設けられており、
前記補強部材は、前記車両駆動用バッテリユニットが車両に搭載された状態において、車幅方向に延びる板状部材であり、前記車幅方向から見て下方に湾曲している、車両駆動用バッテリユニット。 - 請求項1に記載の車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリユニットケースは、前記収容部に形成された前記車幅方向に延びるクロスメンバを有し、
前記補強部材は、前記車幅方向から見て、前後方向において少なくとも一部が前記クロスメンバと重なる位置に設けられている、車両駆動用バッテリユニット。 - 請求項1又は2に記載の車両駆動用バッテリユニットであって、
前記車両駆動用バッテリユニットは、前記車両に搭載された状態において、前記収容部の前記車幅方向の外側で前後方向に延びるバッテリサイドフレームをさらに備え、
前記補強部材は、前記バッテリサイドフレームの下端部よりも上方に位置するように設けられている、車両駆動用バッテリユニット。 - 請求項3に記載の車両駆動用バッテリユニットであって、
前記バッテリサイドフレームは、押出成形によって成形され、中空部を有する、車両駆動用バッテリユニット。
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JP2021024584A JP2022126481A (ja) | 2021-02-18 | 2021-02-18 | 車両駆動用バッテリユニット |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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