JP2022124866A - ケーブル類保護案内装置及び管状部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】管状部材に挿通しているケーブル類の交換作業を容易にできるケーブル類保護案内装置及び同装置における管状部材を提供する。【解決手段】ケーブル類保護案内装置11は、管状部材12bに挿通したケーブル15を管状部材の変位動作に伴い当該管状部材で保護しながら案内する構成であって、管状部材は、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には凹条が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には凹条に対する嵌合及びその解除が可能な凸条が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、ケーブル15の端部に取り付けられたコネクタ部材17を通過可能とする切欠部33が形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば工作機械等が有する移動体に給電等を行う可撓性のある長尺のケーブル類を同じく可撓性のある管状部材に挿通して保護しながら移動体の移動に合わせて案内するケーブル類保護案内装置及び同装置における管状部材に関する。
従来、この種のケーブル類保護案内装置に用いられる管状部材として、例えば特許文献1に記載の結束保護部材が知られている。この結束保護部材は、可撓性のある長尺シート状の保護カバー部を有し、保護カバー部の一側縁と他側縁には長さ方向に沿う雄型装着部と雌型装着部が設けられている。そして、結束保護部材は、保護カバー部がケーブル類である複数の線条体に巻き付けられて管状になり、周方向で対向する雄型装着部と雌型装着部とが長さ方向の全体に亘って嵌合することで、ケーブル類を挿通して保護する管状部材となる。
こうした結束保護部材において、管状の保護カバー部に挿通している線条体を交換する際には、先ず、管状の保護カバー部における雄型装着部と雌型装着部との嵌合状態が解除される。すると、保護カバー部には雄型装着部と雌型装着部との離間によって長さ方向に沿う開口ができるので、その開口を介して保護カバー部内に対する線条体の新旧入れ替えが行われる。そして次に、保護カバー部における開口を挟んで離間している雄型装着部と雌型装着部とが嵌合される。すると、結束保護部材は、保護カバー部がケーブル類である線条体を挿通して保護する管状部材の状態に戻る。
上記の結束保護部材では、管状の保護カバー部に挿通している線条体を交換する際に、保護カバー部の雄型装着部と雌型装着部との嵌合状態を長さ方向の全体に亘って一旦全て解除した後、再び元の長さ方向全体に亘る嵌合状態となるように嵌合している。そして、その際において、離間している雄型装着部と雌型装着部とを元の長さ方向全体に亘る嵌合状態となるように嵌合するときには、雄型装着部と雌型装着部との長さ方向における一方の端部同士を揃えて慎重に位置合わせする必要があった。そのため、こうした管状の保護カバー部に挿通しているケーブル類である線条体を交換する作業が煩雑になるという課題があった。
上記課題を解決するケーブル類保護案内装置は、可撓性を有する長尺の管状部材に可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通し、前記ケーブル類を前記管状部材の変位動作に伴い当該管状部材で保護しながら案内するケーブル類保護案内装置であって、前記管状部材は、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部が形成されている。
この構成によれば、管状部材の第1接合部と第2接合部との接合状態を管状部材の長さ方向における通過部が形成された端部では保持し、当該端部以外の所定長さ部分では解除した状態で、管状部材に対する新旧のケーブル類の交換作業が行われる。この状態であれば、管状部材は、第1接合部と第2接合部との接合状態が長さ方向の全体に亘って解除されない。そのため、その後に管状部材の第1接合部と第2接合部とを元の長さ方向全体に亘る嵌合状態となるように嵌合するときに、第1接合部と第2接合部との長さ方向における一方の端部同士を揃えて慎重に位置合わせする必要もない。そして、この場合において、管状部材に挿通不能な大きさのコネクタ部材がケーブル類の端部に付いていても、そうしたコネクタ部材は管状部材の端部の通過部を通過可能であるため、管状部材に挿通しているケーブル類の交換作業を容易に行える。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記管状部材の長さ方向において前記通過部が形成された端部には、前記第1接合部と前記第2接合部との接合状態を解除不能な状態に保持する接合保持部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、管状部材に対するケーブル類の交換作業に際し、第1接合部と第2接合部との接合状態を誤って長さ方向の全体に亘って解除してしまうことを抑制できる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記通過部は、前記管状部材の長さ方向における端縁から一定領域を切り欠かれた切欠部又は一定長さを切り込まれたスリット部により構成されていることが好ましい。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記通過部は、前記管状部材の長さ方向における端縁から一定領域を切り欠かれた切欠部又は一定長さを切り込まれたスリット部により構成されていることが好ましい。
この構成によれば、管状部材の端部に対してケーブル類の端部の通過を許容する通過部を容易に形成できる。
上記課題を解決する管状部材は、可撓性を有する長尺の管状部材であって、可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部が形成されている。
上記課題を解決する管状部材は、可撓性を有する長尺の管状部材であって、可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部が形成されている。
この構成によれば、上記のケーブル類保護案内装置の場合と同様に、第1接合部と第2接合部との接合状態が長さ方向の全体に亘って解除されなくても、管状部材に挿通しているケーブル類の交換作業を容易に行える。
上記課題を解決する管状部材は、可撓性を有する長尺の管状部材であって、可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を形成する際の目安となる図柄が描かれている。
この構成によれば、管状部材の長さ方向の端部に対して、その端部に描かれている図柄に倣って、ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を容易に形成できる。
上記課題を解決する管状部材は、可撓性を有する長尺の管状部材であって、可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を形成する際の目安となる孔が前記端部の端縁から長さ方向に一定長さだけ離間した位置に設けられている。
上記課題を解決する管状部材は、可撓性を有する長尺の管状部材であって、可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を形成する際の目安となる孔が前記端部の端縁から長さ方向に一定長さだけ離間した位置に設けられている。
この構成によれば、管状部材の長さ方向の端部に対して、その端部から長さ方向に一定長さだけ離間した位置に設けられた孔に向けて例えばスリット部を形成すれば、ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を容易に形成できる。
本発明によれば、管状部材に挿通しているケーブル類の交換作業を容易にできる。
以下、ケーブル類保護案内装置及びその装置でケーブル類を挿通して保護する管状部材の一実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示すように、ケーブル類保護案内装置11は、合成樹脂製で長尺円筒状をなす複数本の可撓性を有する管状部材12からなる帯状部13を有している。本実施形態では、4本の管状部材12により帯状部13が構成され、それら4本の管状部材12は、並列に配置された状態で隣同士を溶着により連結されることで帯状に一体形成されている。そして、それら4本の管状部材12のうち、並列方向で両端に位置する2つの管状部材12a内には、管状部材12aよりも長尺の多関節支持部材14が挿通されている。また、それら両端の管状部材12a以外の中央の2つの管状部材12b内には、管状部材12bよりも長尺のケーブル類の一例である可撓性を有したケーブル15が挿通されている。
図1に示すように、ケーブル類保護案内装置11は、合成樹脂製で長尺円筒状をなす複数本の可撓性を有する管状部材12からなる帯状部13を有している。本実施形態では、4本の管状部材12により帯状部13が構成され、それら4本の管状部材12は、並列に配置された状態で隣同士を溶着により連結されることで帯状に一体形成されている。そして、それら4本の管状部材12のうち、並列方向で両端に位置する2つの管状部材12a内には、管状部材12aよりも長尺の多関節支持部材14が挿通されている。また、それら両端の管状部材12a以外の中央の2つの管状部材12b内には、管状部材12bよりも長尺のケーブル類の一例である可撓性を有したケーブル15が挿通されている。
多関節支持部材14は、複数のリンク部材16が直列に配置された状態で隣同士が回動自在に直列に連結されることにより形成された長尺の部材である。この多関節支持部材14は、その直列方向である長さ方向と交差する方向の一方側へは設定屈曲半径までの範囲での屈曲が許容される一方、その一方側とは反対の他方側への屈曲は規制されている。本実施形態の場合、多関節支持部材14は、帯状部13が図1に示すように半円弧状に湾曲するときに内周側となる側への屈曲が許容され、その反対の外周側となる側への屈曲が規制されている。
ケーブル15は、ケーブル用の管状部材12b内に挿通可能とされるように、その外径がケーブル用の管状部材12bの内径よりも小径に形成されている。そして、図1に示すように、ケーブル15の長さ方向においてケーブル用の管状部材12bの両端から外側に突出した各端部には、その外径がケーブル用の管状部材12bの内径よりも大径である円筒状のコネクタ部材17が取り付けられている。すなわち、本実施形態のケーブル類保護案内装置11では、帯状部13におけるケーブル用の管状部材12内に、ケーブル15の長さ方向の中途部分は挿通可能である一方、そのケーブル15の両端に取り付けられているコネクタ部材17は挿通不能とされている。
図2に示すように、ケーブル類保護案内装置11は、例えば工作機械などの設備18に移動可能に設けられた移動体19に電力を供給するために引き回されたケーブル15を移動体19の移動に合わせて保護しながら案内するために用いられる。帯状部13は、その長さ方向における一方側の第1端部13aが第1クランプ部材21に挟持され、その長さ方向における他方側の第2端部13bが第2クランプ部材22に挟持される。そして、帯状部13は、第1クランプ部材21に挟持された第1端部13aが固定端とされる。また、帯状部13は、第2クランプ部材22に挟持された第2端部13bがケーブル15を管状部材12bで保護しながら案内する方向となる移動方向Xに沿って移動する移動端とされる。
すなわち、帯状部13は、その長さ方向で一方側の第1端部13aが第1クランプ部材21を介して設備18における移動体19の移動方向Xと平行な方向に沿う設置面23の所定位置に固定される。そして、帯状部13は、その長さ方向の第1端部13aにおいてケーブル用の管状部材12bの端部から突出したケーブル15のコネクタ部材17が設置面23に配設された電源24に接続される。その一方、帯状部13は、その長さ方向の第2端部13bが第2クランプ部材22を介して設備18における移動体19に固定される。そして、帯状部13は、その長さ方向の第2端部13bにおいてケーブル用の管状部材12bの端部から突出したケーブル15のコネクタ部材17が移動体19の内部に配設された電気機器25に接続される。
帯状部13の長さ方向で第1端部13aと第2端部13bとの間には、移動体19の移動方向Xにおいて第1端部13aよりも第2端部13bから遠い位置で、第2端部13bとは反対側へ半円弧状に湾曲した形状をなす湾曲部26が形成される。帯状部13の長さ方向において、第1端部13aと湾曲部26との間の部分は設置面23に沿って延びると共に、第2端部13bと湾曲部26との間の部分は移動体19が移動する高さで設置面23と平行な方向に延びた状態に配置される。そして、帯状部13は、設備18の移動体19と共に第2端部13bが移動するのに伴い湾曲部26が移動体19の移動方向Xに変位動作する。
図3及び図4に示すように、帯状部13を構成する4本の管状部材12a,12bのうち、並列方向の両端に位置する2本の管状部材12aは、並列方向でそれら2本の管状部材12aの間に位置する2本の管状部材12bよりも、外径が大径に形成されている。換言すると、帯状部13を構成する4本の管状部材12a,12bのうち、並列方向の両端以外の位置でケーブル15を挿通するケーブル用の管状部材12bは、並列方向の両端で多関節支持部材14を挿通する管状部材12aよりも、外径が小径に形成されている。なお、ケーブル用の管状部材12bに挿通されるケーブル15は、例えば7本などの複数本の束ねられた電線27を長尺円筒状の絶縁体28で被覆することにより形成されている。
ここで、ケーブル15を挿通するケーブル用の管状部材12bについて説明する。
図5に示すように、ケーブル用の管状部材12bは、管状になる前の展開状態では長尺のシート状をなしている。なお、説明の便宜上、図5~図7及び図9~図11では、各図に図示している1つの管状部材12bと溶着により連結されて帯状部13を構成する他の管状部材12a,12bの図示を省略している。
図5に示すように、ケーブル用の管状部材12bは、管状になる前の展開状態では長尺のシート状をなしている。なお、説明の便宜上、図5~図7及び図9~図11では、各図に図示している1つの管状部材12bと溶着により連結されて帯状部13を構成する他の管状部材12a,12bの図示を省略している。
管状部材12bの長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には、凹条31が長さ方向に沿って延びるように設けられている。一方、管状部材12bの長さ方向と交差する幅方向の他方の側縁には、凸条32が長さ方向に沿って延びるように設けられている。凹条31及び凸条32は合成樹脂で形成された管状部材12bと一体に押し出し成形されるものであり、互いに雌雄嵌合及びその解除が可能とされている。本実施形態では、凹条31が第1接合部に相当し、凸条32が第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部に相当する。
凹条31と凸条32は、管状部材12bが展開状態から管状に変形したとき、当該管状部材12bの周方向で互いに隣り合う位置状態となる。そのため、ケーブル用の管状部材12bは、展開状態から管状に変形して凹条31と凸条32が当該管状部材12bの長さ方向の全体に亘って嵌合したとき、ケーブル15を内部に挿通可能な長尺円筒状すなわち管状になる。本実施形態の場合、凹条31及び凸条32は管状部材12bにおける湾曲部26の内周側となる部位に設けられている。
また、ケーブル用の管状部材12bの長さ方向の端部には、ケーブル15の端部の通過を可能とする通過部の一例として矩形状の切欠部33が形成されている。この切欠部33は、管状部材12bの端部における幅方向の中央の一定領域が当該管状部材12bの長さ方向の一方の端縁から他方に向けて切り欠かれることで形成される。図1における帯状部13の第2端部13b及び図4における管状部材12bの周面部の図示内容から理解されるように、切欠部33は、管状部材12bの径方向において凹条31及び凸条32が形成された位置とは反対側となる位置に形成される。なお、切欠部33は、ケーブル15の端部のコネクタ部材17の通過を許容する大きさに形成される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
さて、使用中のケーブル類保護案内装置11において、帯状部13の管状部材12b内に挿通しているケーブル15が断線等した場合には、新旧のケーブル15が交換される。その際には、帯状部13においてケーブル15を挿通している複数本の管状部材12bのうち、ケーブル15の交換が必要とされる管状部材12bにおいて嵌合している凹条31と凸条32との嵌合状態が解除される。なお、その際に凹条31と凸条32との嵌合状態を管状部材12bの長さ方向の全体に亘って全て解除してしまうと、その後に再び元の長さ方向全体に亘る嵌合状態となるように凹条31と凸条32とを嵌合し直す作業が煩雑になる。そのため、本実施形態では、このような場合の凹条31と凸条32との嵌合状態の解除を次のようにしている。
さて、使用中のケーブル類保護案内装置11において、帯状部13の管状部材12b内に挿通しているケーブル15が断線等した場合には、新旧のケーブル15が交換される。その際には、帯状部13においてケーブル15を挿通している複数本の管状部材12bのうち、ケーブル15の交換が必要とされる管状部材12bにおいて嵌合している凹条31と凸条32との嵌合状態が解除される。なお、その際に凹条31と凸条32との嵌合状態を管状部材12bの長さ方向の全体に亘って全て解除してしまうと、その後に再び元の長さ方向全体に亘る嵌合状態となるように凹条31と凸条32とを嵌合し直す作業が煩雑になる。そのため、本実施形態では、このような場合の凹条31と凸条32との嵌合状態の解除を次のようにしている。
図6に示すように、こうした場合、本実施形態では、その管状部材12bにおいて長さ方向の全体に亘って嵌合している凹条31と凸条32の嵌合状態を当該管状部材12bの長さ方向で切欠部33の形成された端部では解除されないようにしている。換言すると、その管状部材12bにおける凹条31と凸条32との嵌合状態を、その管状部材12bの長さ方向で切欠部33の形成された端部を除く部分、つまり、管状部材12bの長さ方向における端部以外の所定長さ部分についてだけ解除するようにしている。すると、図6に示すように、管状部材12bの長さ方向における端部以外の所定長さ部分は断面形状が略C字形状となり、その所定長さ部分には凹条31と凸条32との離間により管状部材12bの長さ方向に沿う開口34が形成される。
なお、図6において点線で示すように、管状部材12bの端部には凹条31と凸条32との嵌合状態、つまり、第1接合部と第2接合部との接合状態を当該端部においては解除不能な状態に保持する接合保持部35が設けられていることが好ましい。このような接合保持部35が管状部材12bの端部にあれば、凹条31と凸条32との嵌合状態が管状部材12bの長さ方向の全体に亘って解除されてしまうこともない。本実施形態では、管状部材12bの端部付近で凹条31と凸条32とを接着剤により離間不能に接着する接着部によって接合保持部35が構成されている。
図7及び図8に示すように、管状部材12bにおける端部以外の所定長さ部分での凹条31と凸条32の嵌合状態が解除されると、当該管状部材12bに対する新旧のケーブル15の入れ替えが行われる。まず、指先36で把持した管状部材12b内から旧いケーブル15が取り出される。この場合、そのケーブル15全体のうち、当該ケーブル15の両端部間の中途部分が、図8に矢印Aで示すように、凹条31と凸条32との離間によりできた開口34を介して管状部材12b内から先に取り出される。
この時点では、そのケーブル15全体のうち、当該ケーブル15の端部はコネクタ部材17と共に未だ管状部材12bの端部に引っ掛かった状態にある。そして次に、その状態から、当該ケーブル15の端部が当該端部に取り付けられたコネクタ部材17と共に切欠部33を介して図7に矢印Aで示す方向に引き出される。このとき、コネクタ部材17は、管状部材12bにおける切欠部33の開口縁の部分を管状部材12bの内側に押し拡げるようにして切欠部33を通過する。これで、管状部材12bからの旧いケーブル15の取り出しが完了する。
すると次に、その旧いケーブル15が取り出された後の管状部材12bに対して新しいケーブル15が挿通される。この場合、その新しいケーブル15全体のうち、当該ケーブル15の端部が当該端部に取り付けられたコネクタ部材17と共に管状部材12bの端部の切欠部33を図7に矢印Bで示す方向に先ず通過させられる。そして次に、その状態から当該ケーブル15の両端部間の中途部分が、図8に矢印Bで示すように、凹条31と凸条32との離間によりできた開口34を介して管状部材12b内に収容される。
その後、管状部材12bの長さ方向における端部以外の所定長さ部分において周方向に開口34を挟んで対向している凹条31と凸条32とを管状部材12bの長さ方向の全体に亘って再び嵌合させる。すると、管状部材12bに対する新旧のケーブル15の交換作業が終了する。その際、凹条31と凸条32とは、管状部材12bにおける切欠部33が形成された端部では嵌合状態が解除されないままに保持されているので、面倒である凹条31と凸条32との長さ方向の端部同士の位置合わせ作業も不要とされる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)新旧のケーブル15を交換する際に、管状部材12bの凹条31と凸条32との長さ方向の全体に亘る嵌合状態は、その管状部材12bの端部以外の所定長さ部分だけが解除され、その管状部材12bの端部付近では保持される。そのため、その後に管状部材12bの凹条31と凸条32とを元の長さ方向全体に亘って嵌合するときに、凹条31と凸条32との長さ方向の一方の端部同士を揃えて慎重に位置合わせする面倒な作業を不要にできる。
(1)新旧のケーブル15を交換する際に、管状部材12bの凹条31と凸条32との長さ方向の全体に亘る嵌合状態は、その管状部材12bの端部以外の所定長さ部分だけが解除され、その管状部材12bの端部付近では保持される。そのため、その後に管状部材12bの凹条31と凸条32とを元の長さ方向全体に亘って嵌合するときに、凹条31と凸条32との長さ方向の一方の端部同士を揃えて慎重に位置合わせする面倒な作業を不要にできる。
(2)管状部材12bに挿通しているケーブル15の交換をする際において、管状部材12bに挿通不能な大きさのコネクタ部材17がケーブル15の端部に付いていても、そうしたコネクタ部材17は管状部材12bの端部の切欠部33を通過可能である。そのため、管状部材12bの凹条31と凸条32との嵌合状態を、管状部材12bの長さ方向の全体に亘って解除しなくても、管状部材12bに挿通しているケーブル15の交換作業を容易に行える。
(3)管状部材12bの長さ方向で切欠部33が形成された端部には、凹条31と凸条32との嵌合状態を解除不能な状態に保持する接合保持部35が設けられている。そのため、管状部材12bに対するケーブル15の交換作業に際して、凹条31と凸条32との嵌合状態を誤って長さ方向の全体に亘って解除してしまうことを抑制できる。
(4)管状部材12bの端部においてケーブル15の端部をコネクタ部材17と共に通過可能とする通過部は、管状部材12bの長さ方向における端縁から一定領域を切り欠かれた切欠部33により構成されている。そのため、管状部材12bの端部に対して切欠部33を切り欠き形成することにより、コネクタ部材17の付いたケーブル15の端部の通過を許容する通過部を容易に形成できる。
なお、上記の実施形態は以下に示す変更例のように変更してもよい。また、実施形態に含まれる構成と下記変更例に含まれる構成とを任意に組み合わせてもよいし、下記変更例に含まれる構成同士を任意に組み合わせてもよい。
・図9に示す第1変形例のように、管状部材12bの端部に形成される通過部は、管状部材12bの長さ方向における一方の端縁から他方に向けて一定長さを切り込まれたスリット部37により構成されてもよい。
・図9に示す第1変形例の管状部材12bの場合、同図に示すように、そのスリット部37の長さ方向において管状部材12bの端縁とは反対側の端部には、例えば円形や楕円形等の輪郭が曲線で描かれる孔38を設けることが好ましい。このような孔38を設けた場合には、スリット部37が不必要に裂けてしまう虞を低減できる。なお、このような孔38が設けられていない構成であっても勿論構わない。また、管状部材12bの端部には当該端部の端縁から長さ方向に一定長さだけ離間した位置に孔38だけを形成しておき、その後において通過部が必要となったときに、その管状部材12bの端縁から孔38までのスリット部37を後作業で追加形成してもよい。
・図10に示す第2変形例のように、管状部材12bの端部には、ケーブル15の端部をコネクタ部材17と共に通過可能とする通過部として一定領域の切欠部33やスリット部37及び孔38を形成する際の目安となる図柄39が描かれていてもよい。この場合、その管状部材12bを用いたケーブル類保護案内装置11が設置されたユーザーにおいて必要に応じて図柄39に倣って通過部を形成できる。なお、図柄39は、図10に示した切欠部33とスリット部37と孔38の3つ全てを描いた図柄39以外に、切欠部33とスリット部37と孔38の3つのうち少なくとも1つを描いた図柄39であってもよい。
・図11に示す第3変形例のように、管状部材12bは、その一側縁及び他側縁に凹条31及び凸条32ではなくファスナー40を長さ方向に沿うように設けてもよい。この場合、管状部材12bは、そのファスナー40を開閉しながら移動する把持片部41が管状部材12bの切欠部33の形成された端部まで移動したときにファスナー40をそれ以上開かせないように移動停止させるストッパー部42を有していることが好ましい。このようなストッパー部42があれば、把持片部41が管状部材12bの端部から脱落したり、ファスナー40が管状部材12bの長さ方向の全体に亘って開いてしまったりすることを抑制できる。
・図11に示す第3変形例において、ファスナー40はストッパー部42が端部に固定される構成ではなく、ファスナー40の端部が縫製されたり止め金具で止着されたりすることでファスナー40が全開しないようにされた構成でもよい。
・図10に示す第2変形例において、図柄39は、直線や曲線で描かれる他に、色分けされた絵などで図示されていてもよい。
・図9に示す第1変形例において、同図に二点鎖線で追記したように、スリット部37の延長線上に、更にスリット部37を長くする場合の延長線及び裂け止めの孔38を形成する際に目安となる線などを描いてもよい。この構成によれば、ケーブル15の端部のコネクタ部材17の大きさの違いに応じて、通過部として機能するスリット部37の長さを調整できる。
・図9に示す第1変形例において、同図に二点鎖線で追記したように、スリット部37の延長線上に、更にスリット部37を長くする場合の延長線及び裂け止めの孔38を形成する際に目安となる線などを描いてもよい。この構成によれば、ケーブル15の端部のコネクタ部材17の大きさの違いに応じて、通過部として機能するスリット部37の長さを調整できる。
・接合保持部35は、接着剤による接着部に限らず、縫製による縫合部、ステープラによる止着部、かしめ金具等でかしめられたかしめ部で構成されてもよい。
・接合保持部35は設けられてなくてもよい。この場合、管状部材12b内のケーブル15を交換するために長さ方向の全体に亘って嵌合している凹条31と凸条32との嵌合状態を解除するときには、管状部材12bの長さ方向における端部以外の所定長さ部分についてだけ解除するとよい。
・接合保持部35は設けられてなくてもよい。この場合、管状部材12b内のケーブル15を交換するために長さ方向の全体に亘って嵌合している凹条31と凸条32との嵌合状態を解除するときには、管状部材12bの長さ方向における端部以外の所定長さ部分についてだけ解除するとよい。
・帯状部13においてケーブル15を挿通するケーブル用の管状部材12bは、2本に限らず、1本又は3本以上であってもよい。
・帯状部13において、管状部材12は、ケーブル15を挿通する管状部材12bだけで、多関節支持部材14を挿通する管状部材12aは省略されてもよい。
・帯状部13において、管状部材12は、ケーブル15を挿通する管状部材12bだけで、多関節支持部材14を挿通する管状部材12aは省略されてもよい。
・切欠部33やスリット部37により構成される通過部は、管状部材12bの長さ方向の両端部にではなく、何れか一方の端部にだけ設けられる構成でもよい。例えばケーブル15の何れか一方の端部に取り付けられたコネクタ部材17が管状部材12bに挿通可能な大きさであれば、通過部は、管状部材12bの長さ方向の何れか一方の端部にだけ設けられる構成でもよい。
・ケーブル15は、その長さ方向の両端部に取り付けられたコネクタ部材17が管状部材12bに挿通可能な大きさであってもよく、又は、その長さ方向の両端部にコネクタ部材17が取り付けられていない構成であってもよい。このような場合も、ケーブル15の交換時には管状部材12bの凹条31と凸条32との嵌合状態を長さ方向の全体に亘って解除することなく管状部材12bの端部の通過部にケーブル15の端部を通過させることで、その交換作業を容易にできる。
・第1接合部及び第2接合部は、雌雄嵌合する凹条31と凸条32ではなく、管状部材12bの周方向において互いに重なり合う端縁部分に各々設けられた面接触状態で接合可能な面ファスナーなどで構成されていてもよい。
・帯状部13を構成する4本の管状部材12a,12bのうち、並列方向の両端に位置する2本の管状部材12aは、並列方向でそれら2本の管状部材12aの間に位置する2本の管状部材12bよりも、外径が小径に形成されていてもよい。換言すると、帯状部13を構成する4本の管状部材12a,12bのうち、並列方向の両端以外の位置でケーブル15を挿通するケーブル用の管状部材12bは、並列方向の両端で多関節支持部材14を挿通する管状部材12aよりも、外径が大径に形成されていてもよい。
11…ケーブル類保護案内装置
12,12a,12b…管状部材
15…ケーブル類の一例であるケーブル
31…第1接合部に相当する凹条
32…第2接合部に相当する凸条
33…通過部の一例である切欠部
35…接合保持部
12,12a,12b…管状部材
15…ケーブル類の一例であるケーブル
31…第1接合部に相当する凹条
32…第2接合部に相当する凸条
33…通過部の一例である切欠部
35…接合保持部
Claims (6)
- 可撓性を有する長尺の管状部材に可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通し、前記ケーブル類を前記管状部材の変位動作に伴い当該管状部材で保護しながら案内するケーブル類保護案内装置であって、
前記管状部材は、展開状態では長尺のシート状をなし、
その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、
その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部が形成されていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。 - 前記管状部材の長さ方向において前記通過部が形成された端部には、前記第1接合部と前記第2接合部との接合状態を解除不能な状態に保持する接合保持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
- 前記通過部は、前記管状部材の長さ方向における端縁から一定領域を切り欠かれた切欠部又は一定長さを切り込まれたスリット部により構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のケーブル類保護案内装置。
- 可撓性を有する長尺の管状部材であって、
可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、
その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、
その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部が形成されていることを特徴とする管状部材。 - 可撓性を有する長尺の管状部材であって、
可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、
その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、
その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を形成する際の目安となる図柄が描かれていることを特徴とする管状部材。 - 可撓性を有する長尺の管状部材であって、
可撓性を有する長尺のケーブル類を挿通可能であり、展開状態では長尺のシート状をなし、
その長さ方向と交差する幅方向の一方の側縁には第1接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられる一方、その幅方向の他方の側縁には前記第1接合部に対する接合及びその解除が可能な第2接合部が長さ方向に沿って延びるように設けられ、
その長さ方向の少なくとも一方の端部には、前記ケーブル類の端部を通過可能とする通過部を形成する際の目安となる孔が前記端部の端縁から長さ方向に一定長さだけ離間した位置に設けられていることを特徴とする管状部材。
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