JP2022121298A - 情報出力装置、情報出力方法、及びプログラム - Google Patents

情報出力装置、情報出力方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報出力装置、情報出力方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報出力装置、顧客情報管理サーバ、排出係数管理サーバ及び表示端末がネットワークを介して接続されている情報提供システムにおいて、情報出力装置は、複数の顧客のそれぞれの予め定められた期間毎の温室効果ガスの排出量及び削減量を複数の顧客のそれぞれの属性を示す属性情報とともに格納する格納部を参照することで、第1期間において予め定められた条件を満たす属性を有する少なくとも2つの顧客を特定する特定部と、特定された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量及び削減量を格納部から取得する取得部と、取得された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量及び削減量を示す情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、情報出力装置、情報出力方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、電気機器ごとの二酸化炭素排出量を算出する二酸化炭素排出量算出システムが開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2013-25487号公報
本発明の一態様に係る情報出力装置は、複数の顧客のそれぞれの予め定められた期間ごとの温室効果ガスの排出量及び削減量を複数の顧客のそれぞれの属性を示す属性情報とともに格納する格納部を参照することで、第1期間において予め定められた条件を満たす属性を有する少なくとも2つの顧客を特定する特定部を備えてよい。情報出力装置は、特定された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量を格納部から取得する取得部を備えてよい。情報出力装置は、取得された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量を示す情報を出力する出力部を備えてよい。
格納部は、削減量の要因をさらに格納してよい。取得部は、格納部から削減量の要因をさらに取得してよい。出力部は、削減量の要因をさらに示す情報を出力してよい。
排出量は、顧客より直接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す直接排出量、顧客がエネルギーを購入することで間接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す間接排出量、並びに直接排出量及び間接排出量に含まれない顧客の活動により排出された温室効果ガスの排出量を示す他の間接排出量の少なくとも1つを含むサプライチェーン排出量でよい。
特定部は、格納部を参照することで、第1期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうち、第1期間の前の期間である第2期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量より少ない第1期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうちの少なくとも1つを削減量の要因として特定してよい。出力部は、削減量の要因をさらに示す情報を出力してよい。
格納部は、第1期間及び第1期間の前の期間である第2期間を分割した分割期間ごとに顧客の電力の使用量をさらに格納してよい。特定部は、格納部を参照することで、第1期間の各分割期間の電力の使用量のうち、第2期間の分割期間の電力の使用量より少ない分割期間を特定し、特定された分割期間の電力の使用量の削減を、削減量の要因として特定してよい。出力部は、削減量の要因をさらに示す情報を出力してよい。
格納部は、顧客が使用する電気機器を変更している場合に、顧客が変更した電気機器の内容と、変更後の電気機器の使用を開始した分割期間とをさらに格納してよい。特定部は、格納部を参照することで、第1期間の各分割期間の電力の使用量のうち、第2期間の分割期間の電力の使用量より少ない分割期間を特定し、特定された分割期間が、変更後の電気機器の使用を開始した分割期間と一致する場合、特定された分割期間での電気機器の変更を、削減量の要因として特定してよい。出力部は、削減量の要因をさらに示す情報を出力してよい。
格納部は、温室効果ガスの排出量の算出に利用された環境価値をさらに格納してよい。特定部は、格納部を参照することで、第1期間の前の期間である第2期間で温室効果ガスの排出量の算出に環境価値が利用されず、かつ第1期間で温室効果ガスの排出量の算出に環境価値が利用されている場合、環境価値の利用を、削減量の要因として特定してよい。出力部は、削減量の要因をさらに示す情報を出力してよい。
属性は、顧客の業種、顧客の従業員数、及び顧客の所在地域の少なくとも1つを含んでよい。
属性は、顧客の世帯人数、顧客の年齢層、顧客の活動時間、顧客の居住建物の種類、顧客の居住地域、及び顧客の太陽光発電設備の有無の少なくとも1つを含んでよい。
取得部は、排出量が、温対法に基づく排出量、GHGプロトコルのマーケット基準、またはGHGプロトコルのロケーション基準に基づく排出量であるかを示す算定情報をさらに取得してよい。出力部は、算定情報をさらに示す情報を出力してよい。
予め定められた条件は、情報に示す排出量の算定方法を示してよい。情報出力装置は、取得部により取得された排出量の算定方法が、予め定められた条件に示される算定方法と異なる場合、取得部により取得された排出量を、予め定められた変換式に従って予め定められた条件に示される算定方法の排出量に変換する変換部をさらに備えてよい。出力部は、変換された排出量を示す情報を出力してよい。
情報出力装置は、予め定められた条件の入力を受け付ける受付部をさらに備えてよい。
本発明の一態様に係る情報出力方法は、複数の顧客のそれぞれの予め定められた期間ごとの温室効果ガスの排出量及び削減量を複数の顧客のそれぞれの属性を示す属性情報とともに格納する格納部を参照することで、第1期間において予め定められた条件を満たす属性を有する少なくとも2つの顧客を特定する段階を備えてよい。情報出力方法は、特定された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量を格納部から取得する段階を備えてよい。情報出力方法は、取得された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量を示す情報を出力する段階を備えてよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、上記情報出力装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムでよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
情報提供システムの全体のシステム構成を示す図である。 事業者のGHG排出量に関する顧客情報の一例を示す図である。 家庭のGHG排出量に関する顧客情報の一例を示す図である。 GHGの排出量に関する排出係数の一例を示す図である。 情報出力装置の機能ブロックの一例を示す図である。 情報出力装置が出力条件を満たすGHGの排出量に関する出力情報を生成する手順の一例を示すフローチャートである。 出力情報の一例を示す図である。 出力情報の一例を示す図である。 出力情報の一例を示す図である。 出力情報の一例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図1は、情報提供システム10の全体のシステム構成を示す図である。情報提供システム10は、情報出力装置100、顧客情報管理サーバ200、排出係数管理サーバ300、及び表示端末400を備える。情報出力装置100、顧客情報管理サーバ200、排出係数管理サーバ300、及び表示端末400は、インターネットなどのネットワークを介して接続されている。表示端末400が、情報出力装置100の少なくとも一部の機能を備えてもよい。
情報提供システム10は、温室効果ガス(GHG)の排出量に関する各種情報を顧客に提供する。情報出力装置100は、顧客情報管理サーバ200からのGHGの排出量に関する顧客情報、及び排出係数管理サーバ300からのGHGの排出量の算定に関する排出係数に基づいて、予め定められた条件を満たす複数の顧客のGHGの排出量に関する一覧情報などの情報を出力する。表示端末400は、情報出力装置100から出力された一覧情報などの情報を表示部402に表示させる。これにより、予め定められた条件を満たす複数の顧客のGHGの排出量に関する情報を自動的に収集して、一括で確認することができる。
顧客情報管理サーバ200は、顧客(需要家)のGHG排出量に関する各種情報を管理する。顧客情報管理サーバ200は、事業者の顧客情報と、家庭の顧客情報とを格納するデータベース202を備えてよい。
データベース202は、例えば、図2Aに示すように、事業者の顧客情報として、年度ごとに、顧客ID、顧客名、業種、契約小売電気事業者ID、直接排出量、間接排出量、他の間接排出量、削減量、及び削減要因を格納する。データベース202は、事業者の顧客情報として、事業者の純利益などの財務情報を格納してよい。
顧客IDは、顧客を一意に識別する識別情報である。一事業者に対して1つの顧客IDが割り当てられてよい。互いに関連する複数の事業者、例えば、親会社、子会社、及び関連会社を含む1つのグループ企業に対して1つの顧客IDが割り当てられてよい。
業種は、顧客の業種を示す。事業者の業種は、農業、鉄鋼業、化学工業、通信業、公務などでよい。事業者の業種は、日本標準産業分類などの予め定められた分類で定義される業種でよい。契約小売電気事業者IDは、顧客が契約中の小売電気事業者を識別する識別情報である。
直接排出量は、対象年度に顧客より直接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す。直接排出量は、いわゆるサプライチェーン排出量におけるスコープ1に該当するGHG排出量(千t-CO)を示す。間接排出量は、対象年度に、顧客がエネルギーを購入することで間接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す。間接排出量は、サプライチェーン排出量におけるスコープ2に該当するGHG排出量(千t-CO)を示す。他の間接排出量は、スコープ1の直接排出量及びスコープ2の間接排出量に含まれない顧客の活動により排出された温室効果ガスの排出量を示す。他の間接排出量は、サプライチェーン排出量におけるスコープ3に該当するGHG排出量(千t-CO)を示す。
顧客の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量は、顧客から提供されてよい。顧客は、年度ごとに、顧客情報管理サーバ200に契約小売電気事業者、直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量を示す情報を提供してよい。
他の間接排出量は、例えば、顧客が小売電気事業者として登録された需要家(需要家PPS)の場合、「エンドユーザに販売される、購入した電力の生成に関するGHG排出量(スコープ3・カテゴリ3)」でよい。他の間接排出量は、「フランチャイズに関するGHG排出量(スコープ3・カテゴリ14)」でよい。
データベース202は、直接排出量、間接排出量、他の間接排出量以外の顧客に関連するGHGの排出量を格納してよい。顧客が事業者の場合、データベース202は、事業者の従業員の活動に伴うGHG排出量を格納してよい。
削減量は、対前年比のGHGの削減量を示す。削減量は、直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量ごとに、対前年比の削減量を示してもよい。削減量は、ユーザから提供されてよい。顧客情報管理サーバ200が、対象年度の排出量と対象年度の前年度との排出量との差を削減量として導出してよい。
削減要因は、対前年比でGHGの排出量が削減した要因を示す。削減要因は、顧客から提供される情報でよい。削減要因は、例えば、「店舗の照明器具をLEDに変更した」、「調達している電気のうちの一部を電力販売契約(PPA)事業者による太陽光発電の直接供給に変更した」などでよい。削減要因は、「省エネ活動の実施」でよい。削減要因は、「エネルギーマネジメントシステム(EMS)の実施」、「デマンドリスポンス(DR)の実施」、または「バーチャルパワープラント(VPP)の実施」でよい。削減要因は、「創エネ活動の実施」でよい。削減要因は、「太陽光発電設備の設置」でよい。削減要因は、「P2P電力取引の実施」でよい。
データベース202は、発電事業者の電源情報及び環境価値情報を格納してよい。データベース202は、小売電気事業者の需要家に対する年間の電気供給量、調達電源情報、及び環境価値情報を格納してよい。データベース202は、需要家PPSの年間の関連施設への電力供給量を格納してよい。データベース202は、温対法用の排出係数から、各事業者の料金メニューに使用された環境価値に応じてGHGプロトコル適合に変換された、各小売電気事業者の排出係数を格納してよい。
データベース202は、例えば、図2Bに示すように、家庭(消費者)の顧客情報として、顧客ID、顧客名、世帯種別、排出量、契約小売電気事業者ID、電気代、削減量、及び削減要因を格納してよい。顧客IDは、顧客を一意に識別する識別情報であり、例えば、供給地点特定番号でよい。顧客名は、世帯主の氏名でよい。世帯種別は、同一世帯に居住する人の家族構成を示してよい。世帯種別は、「単身」、「夫婦」、「夫婦と子供」、及び「一人親と子供」などでよい。世帯種別は、年齢を含んでよい。データベース202は、家庭の顧客情報として、顧客の世帯人数、顧客の年齢層、顧客の活動時間、顧客の居住建物の種類、顧客の居住地域、及び顧客の太陽光発電設備の有無の少なくとも1つをさらに格納してよい。
契約小売電気事業者IDは、顧客が契約中の小売電気事業者を識別する識別情報である。排出量は、顧客が対象年度に排出したGHG排出量(千t-CO)を示す。電気代は、顧客が対象年度に契約中の小売電気事業者に支払う電気代を示す。削減量は、対前年比のGHGの削減量を示す。削減要因は、上記の通り、対前年比でGHGの排出量が削減した要因を示す。削減要因は、顧客から提供される情報でよい。
排出係数管理サーバ300は、小売電気事業者に関する情報を格納するデータベース302を備える。データベース302は、例えば、小売電気事業者ごとの排出係数(t-CO/kWh)を格納する。GHGの排出量は、電気使用量(kWh)に、その電気を供給した小売電気事業者に対して割り当てられた排出係数(t-CO/kWh)を乗算することで算出される。
GHGの排出量の算定方法は、世界基準のGHGプロトコルのマーケット基準(GP・M基準)に基づく算定方法、GHGプロトコルのロケーション基準(GP・L基準)に基づく算定方法、及び日本独自の温対法に基づく算定方法を含む。
それぞれの算定方法で利用される排出係数は異なる。GP・M基準の排出係数、及び温対法に基づく排出係数は、基礎排出係数に対して、それぞれの基準において適用可能な環境価値に基づく調整を行うことで算出できる。温対法に基づく排出係数には、非化石証書、再生エネルギー由来のJ-クレジット、省エネ由来のJ-クレジットを適用できる。一方、GP・M基準の排出係数には、非化石証書、及び再生エネルギー由来のJ-クレジットを適用できるが、省エネ由来のJ-クレジットを適用できない。GP・L基準の排出係数は、すべての小売電気事業者に対して共通の排出係数でよい。
データベース302は、図3に示すように、GHGの排出量に関する排出係数として、環境価値に基づく調整を行わないときに利用する基礎排出係数、GP・M基準でGHGの排出量を算出するときに利用するGHGプロトコル用排出係数、及び温対法でGHGの排出量を算出するときに利用する温対法用排出係数を、事業者ID及び事業者名に関連づけて格納する。データベース302は、小売電気事業者が提供するサービスのメニュー(石炭火力、ガス火力、FIT電気など)ごとに排出係数を格納してよい。
図4は、情報出力装置100の機能ブロックの一例を示す図である。情報出力装置100は、受付部102、特定部104、取得部106、変換部108、及び出力部110を備える。
受付部102は、予め定められた条件として、顧客のGHGの排出量に関する情報の出力条件を受け付ける。受付部102は、表示端末400を介して、顧客のGHGの排出量に関する一覧情報の出力条件を受け付ける。
出力条件は、顧客の属性、及び排出量の算定方法を示す。顧客が事業者の場合、出力条件は、サプライチェーン排出量のスコープを示してよい。出力条件は、出力する排出量の種類として、直接排出量を示すスコープ1、間接排出量を示すスコープ2、及び他の間接排出量を示すスコープ3の少なくとも1つを示してよい。出力条件は、出力する排出量の種類として、スコープ1、スコープ2、及びスコープ3に含まれない企業の従業員のGHGの排出量を示してよい。
出力条件は、スコープ3の15のカテゴリの少なくとも1つのカテゴリを示してもよい。カテゴリ1は、「購入した製品・サービス」を示す。カテゴリ2は、「資本財」を示す。カテゴリ3は、「スコープ1及びスコープ2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動」を示す。カテゴリ4は、「輸送、搬送(上流)」を示す。カテゴリ5は、「事業活動から出る廃棄物」を示す。カテゴリ6は、「出張」を示す。カテゴリ7は、「雇用者の通勤」を示す。カテゴリ8は、「リース資産(上流)」を示す。カテゴリ9は、「輸送、配送(下流)」を示す。カテゴリ10は、「販売した製品の加工」を示す。カテゴリ11は、「販売した製品の使用」を示す。カテゴリ12は、「販売した製品の廃棄」を示す。カテゴリ13は、「リース資産(下流)」を示す。カテゴリ14は、「フランチャイズ」を示す。カテゴリ15は、「投資」を示す。
顧客が事業者の場合、出力条件は、顧客の属性として、顧客の業種、顧客の従業員数、及び顧客の所在地域の少なくとも1つを示してよい。顧客が家庭の場合、出力条件は、顧客の世帯人数、顧客の年齢層、顧客の活動時間、顧客の居住建物の種類、顧客の居住地域、及び顧客の太陽光発電設備の有無の少なくとも1つを示してよい。
出力条件は、一覧情報に示す顧客の順番、及び数を示してよい。出力条件は、GHGの排出量の少ないまたは多い上位何位までを一覧情報に示すかを示してよい。出力条件は、GHGの削減量の多いまたは少ない上位何位までを一覧情報に示すかを示してよい。
特定部104は、データベース202を参照して、出力条件を満たす属性を有する少なくとも2つの顧客を特定する。取得部106は、特定された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量をデータベース202から取得する。出力部110は、取得された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量を示す情報を出力する。出力部110は、取得された少なくとも2つの顧客の属性情報、排出量、及び削減量を示す情報を表示端末400に出力してよい。
取得部106は、データベース202から削減量の要因をさらに取得してよい。出力部110は、削減量の要因をさらに示す情報を出力してよい。
取得部106が、データベース202から削減要因を取得せずに、特定部104がデータベース202に格納されたGHGの排出に関連する情報に基づいて、削減量の要因を特定してもよい。特定部104は、データベース202を参照することで、直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうち、出力対象の期間の前の期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量より少ない直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうちの少なくとも1つを削減量の要因として特定してよい。特定部104は、対象年度の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうち、対象年の前年度の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量より少ない対象年度の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうちの少なくとも1つを削減量の要因として特定してよい。
データベース202は、顧客が期間ごとに使用した各燃料の使用量をさらに格納してよい。また、データベース302は、燃料ごとの排出係数を格納してよい。この場合、特定部104は、顧客の第1期間(例えば、対象年度)及び第1期間の前の第2期間(例えば、対象年度の前年度)の各燃料の使用量及び各燃料の排出係数から、各燃料によるGHGの排出量が減少した燃料(LNG、石油、石炭など)を特定し、特定された燃料の使用の削減を削減要因として特定してよい。
データベース202は、顧客が使用するために購入した期間ごとの蒸気の使用量をさらに格納してよい。また、データベース302は、蒸気の調達先ごとの排出係数を格納してよい。この場合、特定部104は、データベース202を参照して顧客が使用するために第1期間及び第2期間に購入した蒸気の使用量を特定し、データベース302を参照して蒸気の調達先の排出係数を特定する。そして、特定部104は、第1期間及び第2期間の蒸気の使用に伴うGHGの排出量を算出する。第1期間の蒸気の使用に伴うGHGの排出量が第2期間の蒸気の使用に伴うGHGの排出量より少ない場合、特定部104は、蒸気の使用の削減を削減要因として特定してよい。
データベース202は、スコープ3のそれぞれのカテゴリにおけるGHGの排出量を顧客ごとに格納してよい。この場合、第2期間でのGHGの排出量より第1期間でのGHGの排出量が少ないカテゴリがある場合、特定部104は、そのカテゴリでのGHGの排出量の削減を削減要因として特定してよい。特定部104は、例えば、カテゴリ1の「購入した製品・サービス」、またはカテゴリ11の「販売した製品の使用」によるGHGの排出量の削減を削減要因として特定してよい。
データベース202が、スコープ3のそれぞれのカテゴリのGHGの排出量を格納していない場合、特定部104は、データベース202の他の情報に基づいて、特定のカテゴリのGHGの排出量を特定してもよい。例えば、顧客が需要家PPSの場合、データベース202が、顧客の電力供給先のエンドユーザを識別するユーザ情報と、顧客がエンドユーザに供給した電力の供給量とを格納してよい。また、データベース302は、需要家PPSがエンドユーザに供給する電力に関する排出係数を格納してよい。特定部104は、エンドユーザへの電力の供給量に需要家PPSの排出係数を乗算することで、カテゴリ3の「スコープ1及びスコープ2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動」でのGHGの排出量を特定してよい。
データベース202が、顧客に属するフランチャイズの一部の店舗のGHGの排出量を格納する場合、特定部104は、一部の店舗のGHGの排出量を全店舗のGHGの排出量に換算することで、カテゴリ14の「フランチャイズ」の排出量を特定してよい。例えば、データベース202が、顧客に属するフランチャイズの6割の店舗のGHGの排出量を格納する場合、特定部104は、6割の店舗のGHGの排出量に100/60を乗算することで、顧客に属するフランチャイズの全店舗のGHGの排出量を算出し、カテゴリ14の「フランチャイズ」の排出量を特定してよい。
データベース202は、顧客が使用するために購入した月毎の電力の使用量を顧客ごとに格納してよい。この場合、特定部104は、第1期間及び第2期間の月ごとの電力の使用量と、その電力の調達先の排出係数から、第1期間及び第2期間の月毎の電力の使用に伴うGHGの排出量を算出する。そして、特定部104は、第2期間の電力の使用に伴うGHGの排出量より、第1期間の電力の使用に伴うGHGの排出量が少ない月を特定し、特定された月の電力の使用の削減を、削減要因として特定してよい。
データベース202は、顧客が店舗、工場などで使用する照明器具などの電気機器を変更している場合に、顧客が変更した電気機器の内容と、変更後の電気機器の使用を開始した開始月とをさらに格納してよい。特定部104は、データベース202を参照することで、対象年度の各月の電力の使用量のうち、対象年度の前年度の月の電力の使用量より少ない月を特定し、特定された月が、変更後の電気機器の使用を開始した開始月と一致する場合、特定された月での電気機器の変更を、削減要因として特定してよい。
データベース202は、顧客がGHGの排出量の算出に利用した環境価値(グリーン電力証書、再エネ電力由来J-クレジット、または非化石証書)情報を期間ごとに格納してよい。特定部104は、データベース202を参照することで、昨年度でGHGの排出量の算出に環境価値が利用されず、かつ今年度でGHGの排出量の算出に環境価値が利用されている場合、環境価値の利用を、削減量の要因として特定してよい。
変換部108は、データベース202に格納されているGHGの排出量の算定方法が、出力条件に示される算定方法と異なる場合、データベース202に格納されているGHGの排出量を、予め定められた変換式に従って、出力条件に示される算定方法のGHGの排出量に変換する。
変換部108は、データベース202に格納されているGHGの排出量の算定方法が、温対法の算定方法である場合、データベース202に格納されている各小売電気事業者の変換用の排出係数から、該当する変換用の排出係数を取得して、温対法のGHGの排出量に変換用の排出係数を乗算することで、温対法のGHGの排出量をGHGプロトコルのマーケット基準のGHGの排出量に変換してよい。
自社使用のために購入した電力の使用量(スコープ2)について、GHGプロトコル適合の排出係数を算定するためには、温対法による温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度(SHK制度)の小売電気事業者別の排出係数リストから、該当する小売電気事業者が各料金メニューに使用した環境価値分を排除する必要がある。特に、GHGプロトコルで不適合とされる省エネ由来J-クレジットが使用されている場合には、GHGプロトコル基準の排出量に変換する際に、その分の排出量の削減分を排除する必要がある。よって、データベース202に格納される変換用の排出係数は、各小売電気事業者の温対法用の排出係数から、各小売電気事業者の料金メニューに使用された環境価値に応じてGHGプロトコル適合に変換した係数でよい。
なお、上記の変換方法が一例であり、変換部108は、予め定められた他の変換式または他の変換用の排出係数に基づいて、GHGの排出量の変換を行ってよい。
図5は、情報出力装置100が出力条件を満たすGHGの排出量に関する出力情報を生成する手順の一例を示すフローチャートである。
受付部102は、表示端末400から、出力条件として、地域、顧客分類、顧客種別、出力スコープ、及び算定方法を受け付ける(S100)。地域は、出力情報に示す顧客(需要家)の属する地域である。顧客分類は、事業者である企業または公共、あるいは家庭(消費者)である。顧客分類が企業の場合、顧客種別は、出力情報に示す企業の業種でよい。顧客分類が公共(公務)の場合、顧客種別は、人口が100万人以上の都道府県、政令指定都市などでもよい。顧客分類が家庭の場合、顧客種別は、一人世帯(単身)などの世帯構成などでよい。顧客分類が事業者の場合に、出力条件が出力スコープを含む。出力スコープは、サプライチェーン排出量におけるスコープ1、スコープ2、及びスコープ3の少なくとも1つでよい。算定方法は、出力情報に示すGHGの排出量の算定に利用した算定方法である。出力条件は、算定方法として、GP・M基準、GP・L基準、及び温対法に基づく算定方法の何れか1つを含んでよい。温対法に基づく算定方法でGHGの排出量を算出できない顧客が存在する場合もある。そこで、出力条件は、算定方法として、GP・M基準のGHGの排出量を出力することを許可する「一部GP・M基準」をさらに含んでよい。
特定部104は、データベース202を参照して、出力条件に示される地域、顧客分類、及び顧客種別に該当する顧客を特定する(S102)。取得部106は、データベース202を参照して、特定された顧客のGHG排出情報を取得する(S104)。顧客が事業者の場合、取得部106は、GHG排出情報として、顧客名(需要家名)、対象年度のGHG排出量、対前年比のGHGの削減量、GHGの排出量の算定方法、GHG排出量/純利益、及び削減要因を取得してよい。顧客が家庭の場合、取得部106は、GHG排出情報として、顧客名(需要家名)、対象年度のGHG排出量、対前年比のGHGの削減量、GHGの排出量の算定方法、GHG排出量/年間電気代、及び削減要因を取得してよい。顧客が公共の場合、取得部106は、顧客名(需要家名)、対象年度のGHG排出量、対前年比のGHGの削減量、GHGの排出量の算定方法、GHG排出量/総生産、及び削減要因を取得してよい。
次いで、変換部108は、GHGの排出量の算定方法が、出力条件の算定方法と合致しない顧客がいるか否かを判定する(S106)。該当する顧客がいなければ、出力部110は、取得されたGHG排出情報を利用して、予め定められたフォーマットで、出力情報を生成する(S110)。
一方、GHGの排出量の算定方法が、出力条件の算定方法と合致しない顧客がいる場合、変換部108が、該当する顧客のGHGの排出量を、予め定められた変換式に従って、出力条件の算定方法でのGHGの排出量に変換する(S108)。次いで、出力部110は、変換されたGHGの排出量を含むGHG排出情報を利用して、予め定められたフォーマットで、出力情報を生成する(S110)。
図6~図9は、出力部110から出力される出力情報の一例を示す。出力情報は、表示端末400の表示部402に表示されてよい。
図6は、対象の地域が「世界」、分類が「企業」、顧客の種別が「鉄鋼業」かつ「全企業」、対象のスコープが、「スコープ1およびスコープ2」の場合の出力情報の一例を示す。図6に示す例では、一覧情報には、GHGの排出量の削減要因が示されていない。しかし、例えば、「対前年度比GHG削減量」の該当セルがクリックされると、該当セルの削減要因がポップアップ表示されてよい。削減要因が複数存在する場合で、かつ削減要因のそれぞれの構成比が判明している場合には、削減要因のそれぞれの構成比に示したパイグラフなどをポップアップ表示してよい。また、出力情報は、出力条件に該当する顧客の平均のGHG排出量、削減量、及びGHG排出量/純利益を含んでよい。
図7は、対象の地域が「日本」、分類が「日本気象リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)関連企業」、顧客の種別が「全業種」かつ「JCLPのグループ企業のみ」、対象のスコープが、「スコープ1、スコープ2、及びスコープ3」、かつRE100に適合する企業の場合の出力情報の一例である。出力情報は、出力条件に該当する顧客の平均のGHG排出量、削減量、及びGHG排出量/純利益を含んでよい。RE100に適合していない企業については、どの項目の入力が不足しているかを表示できるようにしてもよい。「JCLPのグループ企業」は、例えば、JCLP関連企業のうち、グループ企業を形成しているものであって、顧客のGHGの排出量等がグループ企業のGHGの排出量等としてデータベース202に格納されている企業を意味する。
図8は、対象の地域が「日本」、分類が「公共」、顧客の種別が「都道府県」、かつ「人口100万人以上」の場合の出力情報の一例である。出力情報は、出力条件に該当する顧客の平均のGHG排出量、削減量、及びGHG排出量/総生産を含んでよい。
図9は、対象の地域が「日本」、分類が「家庭」、顧客の種別が「一人世帯」、かつ「西日本」の場合の出力情報の一例である。出力情報は、一人世帯(同種)、及び家庭のそれぞれの平均のGHG排出量、削減量、及びGHG排出量/年間電気代を含んでよい。
以上、本実施形態に係る情報提供システム10によれば、所望の顧客のGHGの排出量、GHGの削減量を一覧で一括して提供できる。例えば、企業の業種別、都道府県別、世帯別などのGHGの排出量及びGHGの削減量を一覧で提供できる。また、GHGの削減要因も一覧情報に関連づけて提供されるので、それぞれの事業者または個人(消費者)がどのような活動を行うことでGHGの排出量を削減できたのか容易に把握できる。
図10は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化してよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CR-ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 情報提供システム
100 情報出力装置
102 受付部
104 特定部
106 取得部
108 変換部
110 出力部
200 顧客情報管理サーバ
202 データベース
300 排出係数管理サーバ
302 データベース
400 表示端末
402 表示部
1200 コンピュータ
1210 ホストコントローラ
1212 CPU
1214 RAM
1220 出力コントローラ
1222 通信インタフェース
1230 ROM

Claims (14)

  1. 複数の顧客のそれぞれの予め定められた期間ごとの温室効果ガスの排出量及び削減量を前記複数の顧客のそれぞれの属性を示す属性情報とともに格納する格納部を参照することで、第1期間において予め定められた条件を満たす属性を有する少なくとも2つの顧客を特定する特定部と、
    特定された前記少なくとも2つの顧客の前記属性情報、前記排出量、及び前記削減量を前記格納部から取得する取得部と、
    取得された前記少なくとも2つの顧客の前記属性情報、前記排出量、及び前記削減量を示す情報を出力する出力部と
    を備える情報出力装置。
  2. 前記格納部は、前記削減量の要因をさらに格納し、
    前記取得部は、前記格納部から前記削減量の要因をさらに取得し、
    前記出力部は、前記削減量の要因をさらに示す前記情報を出力する、請求項1に記載の情報出力装置。
  3. 前記排出量は、顧客より直接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す直接排出量、顧客がエネルギーを購入することで間接的に排出された温室効果ガスの排出量を示す間接排出量、並びに前記直接排出量及び前記間接排出量に含まれない顧客の活動により排出された温室効果ガスの排出量を示す他の間接排出量の少なくとも1つを含むサプライチェーン排出量である、請求項1または2に記載の情報出力装置。
  4. 前記特定部は、前記格納部を参照することで、前記第1期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうち、前記第1期間の前の期間である第2期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量より少ない前記第1期間の直接排出量、間接排出量、及び他の間接排出量のうちの少なくとも1つを前記削減量の要因として特定し、
    前記出力部は、前記削減量の要因をさらに示す前記情報を出力する、請求項3に記載の情報出力装置。
  5. 前記格納部は、前記第1期間及び前記第1期間の前の期間である第2期間を分割した分割期間ごとに顧客の電力の使用量をさらに格納し、
    前記特定部は、前記格納部を参照することで、前記第1期間の各分割期間の電力の使用量のうち、前記第2期間の分割期間の電力の使用量より少ない分割期間を特定し、特定された分割期間の電力の使用量の削減を、前記削減量の要因として特定し、
    前記出力部は、前記削減量の要因をさらに示す前記情報を出力する、請求項1に記載の情報出力装置。
  6. 前記格納部は、顧客が使用する電気機器を変更している場合に、顧客が変更した電気機器の内容と、変更後の電気機器の使用を開始した分割期間とをさらに格納し、
    前記特定部は、前記格納部を参照することで、前記第1期間の各分割期間の電力の使用量のうち、前記第2期間の分割期間の電力の使用量より少ない分割期間を特定し、特定された分割期間が、変更後の電気機器の使用を開始した分割期間と一致する場合、特定された分割期間での電気機器の変更を、前記削減量の要因として特定し、
    前記出力部は、前記削減量の要因をさらに示す前記情報を出力する、請求項5に記載の情報出力装置。
  7. 前記格納部は、温室効果ガスの排出量の算出に利用された環境価値をさらに格納し、
    前記特定部は、前記格納部を参照することで、前記第1期間の前の期間である第2期間で温室効果ガスの排出量の算出に環境価値が利用されず、かつ前記第1期間で温室効果ガスの排出量の算出に環境価値が利用されている場合、環境価値の利用を、前記削減量の要因として特定し、
    前記出力部は、前記削減量の要因をさらに示す前記情報を出力する、請求項1に記載の情報出力装置。
  8. 前記属性は、顧客の業種、顧客の従業員数、及び顧客の所在地域の少なくとも1つを含む、請求項1から7の何れか1つに記載の情報出力装置。
  9. 前記属性は、顧客の世帯人数、顧客の年齢層、顧客の活動時間、顧客の居住建物の種類、顧客の居住地域、及び顧客の太陽光発電設備の有無の少なくとも1つを含む、請求項1、2、5、及び6の何れか1つに記載の情報出力装置。
  10. 前記取得部は、前記排出量が、温対法に基づく排出量、GHGプロトコルのマーケット基準、またはGHGプロトコルのロケーション基準に基づく排出量であるかを示す算定情報をさらに取得し、
    前記出力部は、前記算定情報をさらに示す前記情報を出力する、請求項1から9の何れか1つに記載の情報出力装置。
  11. 前記予め定められた条件は、前記情報に示す排出量の算定方法を示し、
    前記情報出力装置は、
    前記取得部により取得された前記排出量の算定方法が、前記予め定められた条件に示される算定方法と異なる場合、前記取得部により取得された前記排出量を、予め定められた変換式に従って前記予め定められた条件に示される算定方法の排出量に変換する変換部をさらに備え、
    前記出力部は、変換された前記排出量を示す前記情報を出力する、請求項10に記載の情報出力装置。
  12. 前記予め定められた条件の入力を受け付ける受付部をさらに備える、請求項1から11の何れか1つに記載の情報出力装置。
  13. 複数の顧客のそれぞれの予め定められた期間ごとの温室効果ガスの排出量及び削減量を前記複数の顧客のそれぞれの属性を示す属性情報とともに格納する格納部を参照することで、第1期間において予め定められた条件を満たす属性を有する少なくとも2つの顧客を特定する段階と、
    特定された前記少なくとも2つの顧客の前記属性情報、前記排出量、及び前記削減量を前記格納部から取得する段階と、
    取得された前記少なくとも2つの顧客の前記属性情報、前記排出量、及び前記削減量を示す情報を出力する段階と
    を備える情報出力方法。
  14. 請求項1から12の何れか1つに記載の情報出力装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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