JP7446012B2 - 情報処理システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の情報処理システムは、情報処理装置1を含んで構成される。情報処理装置1は、他の情報処理装置1と通信ネットワークを介して通信可能に接続される。図1の例では、2つの情報処理装置1(1)(2)が互いに通信可能に接続されている様子が示されている。通信ネットワークは、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。情報処理装置1は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース104、入力装置105、出力装置106を備える。記憶装置103は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース104は、通信ネットワークに接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置105は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置106は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、後述する情報処理装置1の各機能部はCPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより実現され、情報処理装置1の各記憶部はメモリ102及び記憶装置103が提供する記憶領域の一部として実現される。
図4は、関連企業ごとの排出原単位を表示する処理の流れを説明する図である。
なお、本開示には、以下のような構成も含まれる。
[項目1]
サプライチェーンの上流及び下流の少なくともいずれかに該当する企業である関連企業において計算された、温室効果ガスの排出量を計算するための排出原単位を前記関連企業のシステムから取得する排出原単位取得部と、
前記排出原単位を前記関連企業ごとに記憶する排出原単位記憶部と、
前記関連企業ごとに前記排出原単位を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
[項目2]
項目1に記載の情報処理システムであって、
自社の前記排出量及び活動量を取得する自社情報取得部と、
取得した前記自社の排出量及び前記活動量に基づいて前記自社の前記排出原単位である自社排出原単位を計算する排出原単位計算部と、
前記関連企業のシステムに対して前記自社排出原単位を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
[項目3]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記排出原単位取得部は、前記排出原単位とともに前記排出原単位に係る一次データ比率を取得し、
前記関連企業のそれぞれに対応する前記一次データ比率に基づいて、自社の一次データ比率を算出して出力するデータ比率出力部を備えること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目4]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記活動量取得部は、前記関連企業のシステムから前記関連企業の活動量を取得すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目5]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記排出原単位取得部は、自社の1つ又は複数の商品のために使用する使用商品に係る前記温室効果ガスの前記排出量を、前記使用商品を提供する前記関連企業のシステムから取得した場合に、前記排出量を所定の基準で按分した商品別排出量を計算し、前記商品別排出量を前記使用商品の使用量で割って、前記関連企業及び前記使用商品に対応する前記排出原単位を計算すること、
を特徴とする情報処理システム。
[項目6]
項目1に記載の情報処理システムであって、
自社の商品に係る前記排出原単位を計算する排出量計算部を備え、
前記排出量計算部は、
前記関連企業のシステムから、前記使用商品に係る前記排出源単位を取得した場合には、前記排出源単位を前記使用商品の使用量に乗じて第1の商品別排出量を計算し、
前記関連企業のシステムから、前記関連企業から提供される使用商品に係る前記温室効果ガスの前記排出量を取得した場合には、前記排出量を所定の基準で按分した第2の商品別排出量を計算し、
前記第1及び第2の商品別排出量を合計し、合計値を自社の活動量で割って前記商品に係る排出量を算出すること、
を特徴とする情報処理システム。
Claims (3)
- サプライチェーンの上流及び下流の少なくともいずれかに該当する企業である関連企業において計算された、温室効果ガスの排出量を計算するための排出原単位を前記関連企業から取得する取得部と、
前記排出原単位を前記関連企業ごとに記憶する記憶部と、
前記関連企業ごとに前記排出原単位を出力する出力部と、
を備え、
自社の1つ又は複数の使用商品に係る前記温室効果ガスの前記排出量を、前記使用商品を提供する前記関連企業から取得した場合、前記排出量を所定の基準で按分した商品別排出量を計算し、前記商品別排出量を前記使用商品の使用量で割って、前記関連企業及び前記使用商品に対応する前記排出原単位を計算する、
ことを特徴とする情報処理システム。 - サプライチェーンの上流及び下流の少なくともいずれかに該当する企業である関連企業において計算された、温室効果ガスの排出量を計算するための排出原単位を前記関連企業から取得するステップと、
前記排出原単位を前記関連企業ごとに記憶するステップと、
前記関連企業ごとに前記排出原単位を出力するステップと、
自社の1つ又は複数の使用商品に係る前記温室効果ガスの前記排出量を、前記使用商品を提供する前記関連企業から取得した場合、前記排出量を所定の基準で按分した商品別排出量を計算し、前記商品別排出量を前記使用商品の使用量で割って、前記関連企業及び前記使用商品に対応する前記排出原単位を計算するステップと、
をコンピュータが実行すること特徴とする情報処理方法。 - サプライチェーンの上流及び下流の少なくともいずれかに該当する企業である関連企業において計算された、温室効果ガスの排出量を計算するための排出原単位を前記関連企業から取得するステップと、
前記排出原単位を前記関連企業ごとに記憶するステップと、
前記関連企業ごとに前記排出原単位を出力するステップと、
自社の1つ又は複数の使用商品に係る前記温室効果ガスの前記排出量を、前記使用商品を提供する前記関連企業から取得した場合、前記排出量を所定の基準で按分した商品別排出量を計算し、前記商品別排出量を前記使用商品の使用量で割って、前記関連企業及び前記使用商品に対応する前記排出原単位を計算するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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