JP2022118837A - 画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】取得している顔画像と、ディスプレイの周囲にいる人間の実際の顔画像とが一致するか否かにより、筐体の内部の温度制御を実行するかどうかを決める画像表示システムを提供する。【解決手段】ユーザ端末100、管理サーバ200及びモニター300を有する画像表示システムであって、モニター300は、表示画像を表示するディスプレイ1002と、温度を制御する温度制御装置と、ユーザの指示によりユーザの顔画像を取得する制御部10と、ユーザの指示無しでディスプレイ1002から所定距離内にいる人間の実際の顔画像を検出する顔認証用カメラ1107と、顔画像と実際の顔画像とが一致するか不一致かを判断する制御部10と、顔画像と実際の顔画像とが一致すると判断されると、温度制御装置を作動させて筐体の内部の温度制御を実行し、顔画像と実際の顔画像とが不一致と判断されると、温度制御を行わない制御部10と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、管理サーバから伝送される表示画像を表示する、画像表示システムに関する。
装置正面に画像を表示する屋外用表示装置の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている屋外用表示装置は、建物の壁に固定される筐体と、筐体の内部に設けた表示装置及び排気ファンと、を有する。そして、表示装置の下部吸気口から入った冷気は表示装置の内部で温度上昇する。表示装置の排気装置により、表示装置の実装箇所の背面空間に排出された熱気は、エアーダクト内へ送り込まれ、そのエアーダクト内の熱気は、排気口から筐体の外部へ排気される。
特開平3-22595号公報
しかし、特許文献1に記載された屋外用表示装置は、周囲に居る人間と排気ファンとの関係が考慮されておらず、改善の余地があった。
本発明の目的は、予め取得している顔情報と、ディスプレイの周囲にいる人間の実際の顔情報とが一致するか否かに応じて、筐体の内部の温度制御の有無を制御可能な画像表示システムを提供することである。
本発明における画像表示システムは、表示画像を選択するユーザ端末と、前記ユーザ端末との間で通信可能であり、かつ、前記ユーザ端末から前記表示画像が伝送される管理サーバと、前記管理サーバとの間で通信可能であり、かつ、前記管理サーバから伝送される前記表示画像を表示するモニターと、を有する画像表示システムにおいて、前記モニターは、筐体と、前記サーバから伝送される前記表示画像を表示するディスプレイと、前記筐体の内部の温度を制御する温度制御装置と、前記ユーザ端末を操作するユーザの指示に基づいて、前記ユーザの顔画像を取得する取得装置と、前記取得装置が前記ユーザの顔画像を取得した後、前記ユーザの指示無しで前記ディスプレイの前方に存在する人間の実際の顔画像を検出する顔検出装置と、前記取得装置が取得した前記ユーザの顔画像と、前記顔検出装置が検出した実際の顔画像とが一致するか不一致かを判断する顔認証装置と、前記顔認証装置により前記ユーザの顔画像と前記実際の顔画像とが一致すると判断されると、前記温度制御装置を作動させて前記筐体の内部の温度制御を実行し、前記顔認証装置により前記ユーザの顔画像と前記実際の顔画像とが不一致と判断されると、前記筐体の内部の温度制御を不実行とする総合制御装置と、を有する。
本発明の画像表示システムは、先に取得した顔画像と、後で取得した顔画像とが一致すると判断されると、温度制御装置を起動させて筐体の内部の温度制御を実行する。一方、顔画像と実際の顔画像とが不一致と判断されると、温度制御装置が停止され、筐体の内部の温度制御が行われない。
本発明の一実施の形態における画像表示システムの構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における管理サーバのユーザ情報記憶部に記憶されているユーザ情報の構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における管理サーバの画像情報記憶部に記憶されている画像情報の構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における全体処理の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ情報記憶処理の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における画像情報記憶処理の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における画像情報選択処理の概要を示す図である。 (A)は、本発明の一実施の形態におけるユーザ端末に表示される表示画像選択用画面の構成例の概要を示す図、(B)は、モニターに表示される表示画像選択用画面の構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における画像情報表示処理の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるモニターの概要を示す正面図である。 本発明の一実施の形態におけるモニターの内部の構造の概要を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるモニターに表示画像表示用画面が表示されている概要を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における供養塔の概要を示す正面図である。 本発明の一実施の形態における供養塔の概要を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における供養塔に表示画像表示用画面が表示されている概要を示す正面図である。 本発明の一実施の形態における画像表示システムで行われる制御例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<全体構成>
図1は、本発明の一実施の形態における画像表示システムの構成例の概要を示す図である。図1に示されるように、画像表示システムは、ユーザ端末100と、ユーザ端末100とネットワークを介して接続されるモニター300と、ユーザ端末100およびモニター300とネットワークを介して接続される管理サーバ200とを有する。モニター300は、墓地、霊園、墓苑等において、例えば、屋外または室内に設置される。管理サーバ200は、墓地、霊園、墓苑の管理事務所等、室内に設けられる。なお、管理サーバ200とモニター300とは、無線通信または有線通信の何れによって接続されていてもよい。ユーザ端末100は、ユーザが所持及び操作する携帯型端末、例えば、スマートフォンである。なお、ユーザ端末100とモニター300との間で、管理サーバ200を経由することなく通信可能な構成であってもよい。
管理サーバ200は、ユーザ情報記憶部211と、画像情報記憶部212と、表示画像選択用画面作成部220と、表示画像表示用画面作成部230とを有する。ユーザ情報記憶部211には、ユーザ端末100から取得されるユーザ情報が記憶されている。画像情報記憶部212には、ユーザ端末100から取得される画像情報が記憶されている。
管理サーバ200は、wifi(登録商標)またはbluetooth(登録商標)に対応するOSを構成する。また、管理サーバ200が構成するOSは、Windows(登録商標)、iOS、Android(登録商標)等に対応する。また、管理サーバ200はクラウド上で管理できる。これにより、管理サーバ200は、24時間稼働でき、ユーザが、墓地、霊園、墓苑等の他、自宅、車内等、どの場所に居てもユーザによるユーザ端末100の操作信号を、管理サーバ200が受信する。
表示画像選択用画面作成部220は、ユーザ端末100のディスプレイに表示される表示画像選択用画面801を作成する。また、表示画像選択用画面作成部220は、モニター300のディスプレイ1002に表示される表示画像選択用画面806を作成する。なお、表示画像選択用画面801および表示画像選択用画面806については後述する。モニター300は電源11へ接続される。電源11は、交流電源または直流電源の何れでもよい。直流電源は、充電及び放電が可能な二次電池を含む。電源11が二次電池であり、かつ、電源11が太陽光発電システムに接続されていると、太陽光発電システムで得た電力を電源11へ充電可能である。
<ユーザ情報記憶部>
図2は、本発明の一実施の形態における管理サーバ200のユーザ情報記憶部211に記憶されているユーザ情報の構成例の概要を示す図である。図2に示されるように、ユーザ情報は、ユーザIDと、氏名と、メールアドレスと、顔認証用画像と、画像情報IDなどのデータ項目により構成される。なお、ユーザは家族ごと(例えば代表者など)としてもよい。これにより、本発明に係る画像表示システムは、複数の家族にシェアして利用させることを実現できる。
ユーザIDは、ユーザを識別するための符号を示す。氏名は、ユーザの氏名を示す。メールアドレスは、ユーザのメールアドレスを示す。顔認証用画像は、ユーザの顔を認証するための画像、例えば顔写真を示す。画像情報IDは、ユーザが管理サーバ200に送信した画像情報を識別するための符号を示す。
<画像情報記憶部>
図3は、本発明の一実施の形態における管理サーバ200の画像情報記憶部212に記憶されている画像情報の構成例の概要を示す図である。図3に示されるように、画像情報は、画像情報IDと、画像データと、動画データと、文字データにより構成される。
画像情報IDは、画像または動画または文字からなるデータの集合を識別するための符号を示す。画像データは、モニター300の表示画像表示用画面1201(後述する図12)において、表示させたい画像の情報を示す。画像データの形式は、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)データである。動画データは、表示画像表示用画面1201において、表示させたい動画の情報を示す。動画データの形式は、例えば、MP4データである。なお、動画データは音声データを包含する。文字データは、表示画像表示用画面1201において、表示させたい文字や言葉の情報を示す。文字データの形式は、例えば、DOCデータである。また、管理サーバ200は、画像情報IDを、画像または動画または文字からなるデータの集合を送信したユーザが有するユーザIDと紐付けて、画像情報記憶部212に記憶させる。
<モニター>
モニター300は、制御部10、ディスプレイ1002、顔認証用カメラ1107及び物体検出部13を有する。制御部10、ディスプレイ1002、顔認証用カメラ1107及び物体検出部13は、電源11の電力で起動される。制御部10は、入力ポート、出力ポート、中央演算処理回路、比較回路、記憶回路及びタイマー等を有するマイクロコンピュータである。制御部10と管理サーバ200との間で相互に信号の伝送が行われる。また、顔認証用カメラ1107で撮影した画像の情報は、制御部10へ入力される。管理サーバ200から、画像情報記憶部212及びユーザ情報記憶部211に記憶されている情報(例えば、データ、画像等)を含む信号が制御部10へ伝送されると、制御部10は信号を処理し、かつ、情報を記憶可能である。
ディスプレイ1002は、一例として液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)、硬化ガラス張りディスプレイを用いることが可能である。液晶ディスプレイは、光源等の表面に、液晶の光学特性を利用した複数のシャッターを配置し、様々なパターンでシャッターを開閉することによって情報を表示する装置である。また、ディスプレイ1002は、画面上の操作部80、例えば、表示ボタン、タブ等を押すことで、入力操作、選択操作、切り替え操作等をおこなうことができるタッチパネルの機能を有する。操作部80の操作信号は、制御部10へ入力され、制御部10は、操作部80の操作信号に応じた処理及び制御を行う。
物体検出部13は、温度センサ及び距離センサを含む。温度センサは、物体の温度を検出して信号を検出する非接触式センサであり、例えば、赤外線センサである。距離センサは、対象物とモニター300との距離検出して信号を出力する非接触式のセンサであり、例えば、光学センサ、ミリ波レーダ、超音波センサなどである。物体検出部13の信号は、制御部10へ入力される。制御部10は、物体の温度及び、物体がモニター300に対して移動しているか否か等に基づいて、物体が人間であるか否かを判断し、かつ、人間とモニター300との距離を判断する。
また、顔認証用カメラ1107から情報が制御部10へ入力されると、制御部10は信号を処理し、かつ、情報を記憶可能である。また、制御部10は、管理サーバ200から伝送された顔画像と、顔認証用カメラ1107で撮影した顔画像とを比較する顔認識機能を有する。さらに、制御部10は、各種の情報をディスプレイ1002で表示する機能を有し、かつ、管理サーバ200から伝送された顔画像と、顔認証用カメラ1107で撮影した顔画像とを比較する顔認識の結果に基づいて、ディスプレイ1002で表示する内容を制御する機能を有する。また、制御部10は、モニター300の前面から所定距離(例えば、5m)内に近づいた人間、例えば、ユーザの顔を認証し、かつ、記憶回路に記憶する機能を有し、その情報を管理サーバ200へ伝送する機能を有する。また、制御部10は、タイマーを有するため、ユーザが、モニター300の前面の所定距離内からいなくなった時点からの経過時間を計測する機能を有する。
制御部10は、モニター300の前面の所定距離内からいなくなった時点からの経過時間が所定時間、例えば、数分が経過するとディスプレイ1002をスリープ状態にする機能を有する。なお、ディスプレイ1002がスリープ状態であると、全ての画像、情報等の表示を停止するが、制御部10、顔認証用カメラ1107、物体検出部13等は起動されている。また、管理サーバ200は、制御部10から伝送される情報を、ユーザ情報記憶部211または画像情報記憶部212へ記憶する。
<全体処理>
図4は、本発明の一実施の形態における全体処理の概要を示す図である。まず、S401にて、管理サーバ200はユーザ情報記憶処理(図5で後述する)を行う。次に、S402にて、管理サーバ200は画像情報記憶処理(図6で後述する)を行う。次に、S403にて、管理サーバ200は画像情報選択処理(図7で後述する)を行う。次に、S404にて、管理サーバ200は画像情報表示処理(図9で後述する)を行う。
<ユーザ情報記憶処理>
図5は、本発明の一実施の形態におけるユーザ情報記憶処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ200が、ユーザ情報を記憶する方法について説明する。
まず、S501にて、ユーザ端末100の入力部は、ユーザの氏名と、メールアドレスと、顔認証用画像などからなるユーザ情報の入力をユーザから受け付ける。その後、S502にて、ユーザ端末100は、ユーザ情報を管理サーバ200に送信する。
その後、S503にて、管理サーバ200は、受信したユーザ情報にユーザIDを付して、S501にて入力を受け付けたユーザ情報をユーザ情報記憶部211に記憶させる。
<画像情報記憶処理>
図6は、本発明の一実施の形態における画像情報記憶処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ200が、画像情報を記憶する方法について説明する。
まず、S601にて、ユーザ端末100の入力部は、画像データ、動画データ、文字データからなる情報の入力をユーザから受け付ける。その後、S602にて、ユーザ端末100は、画像データ、動画データ、文字データからなる情報を管理サーバ200に送信する。
その後、S603にて、管理サーバ200は、受信した情報に画像情報IDを付して、S601にて入力を受け付けた画像データ、動画データ、文字データからなる情報を画像情報記憶部212に記憶させる。なお、管理サーバ200は、例えば画像であれば、ユーザあたり最大100枚の画像データを画像情報記憶部212に記憶させる。
<画像情報選択処理>
図7は、本発明の一実施の形態における画像情報選択処理の概要を示す図である。管理サーバ200が、ユーザに表示画像を選択させる方法について説明する。
まず、S701にて、管理サーバ200は、図8(A)に示す表示画像選択用画面801、または、図8(B)に示す表示画像選択用画面806を生成する。なお、表示画像選択用画面801は、ユーザ端末100のディスプレイに表示される。また、表示画像選択用画面806は、モニター300のディスプレイ1002に表示される。
管理サーバ200は、ユーザ情報記憶部211に記憶された、ユーザ情報から、ユーザIDを呼び込み、それに紐付いている画像情報IDを呼び込む。その後、画像情報IDに対応する画像情報が有するうち、例えば画像データを、図8で後述する、表示画像選択用画面801の表示画像選択領域802に、横並びに配置させる。このようにして、管理サーバ200は、表示画像選択用画面801、または、806を生成する。なお、画像データが単数であるか複数であるかは問わないものとし、説明した配置方法に限定されない。また、画像データの代わりに、動画データや、文字データとしても、管理サーバ200は同様の方法で表示画像選択用画面801の表示画像選択領域802に、横並びに配置させる。
次に、S702にて、管理サーバ200は、表示画像選択用画面801をユーザ端末100に、提供する。また、管理サーバ200は、表示画像選択用画面806をモニター300に、提供する。また、モニター300が備える顔認証用カメラ1107(後述する)によって捉えられたユーザの顔を、ユーザ情報記憶部211に記憶されているユーザの顔の中から特定できる場合には、管理サーバ200は、特定したユーザIDに紐付いている画像情報を呼び出す。これにより、ユーザがユーザ端末100を持ち合わせない時でも、容易に管理サーバ200は表示画像選択用画面801,806を生成し、その後の処理を行うことができる。
なお、モニター300が備える顔認証用カメラ1107によって捉えられたユーザの顔を、ユーザ端末100から取得し、記憶した顔認証用画像の中から特定できない場合には、例えば、管理サーバ200は、ユーザにスマートフォンが有する画像をミラーニングさせることにより、特定したユーザIDに紐付いている画像情報を呼び出す。
そして、S703にて、ユーザ端末100は、ユーザ端末100のディスプレイに表示画像選択用画面801を表示させる。また、モニター300は、モニター300のディスプレイに表示画像選択用画面806を表示させる。なお、モニター300の顔認証用カメラ1107がユーザの顔を撮影すると、制御部10は撮影された画像を記憶回路に記憶可能する。このため、制御部10は、顔認証用カメラ1107によって撮影したユーザの顔を、管理サーバ200から取得し、かつ、記憶した顔認証用画像の中から特定することにより、ディスプレイ1002の表示画像選択用画面806で表示できる。つまり、制御部10は、ユーザの顔認識機能を備えている。
その後、S704にて、ユーザは、ユーザ端末100に表示された表示画像選択用画面801、または、モニター300に表示された表示画像選択用画面806から、表示画像を選択する。選択の方法については後述する。その後、S705にて、ユーザ端末100は、選択した表示画像を、管理サーバ200に送信する。
その後、S706にて、管理サーバ200は、ユーザ端末100から送信された表示画像を取得する。そして、管理サーバ200は、取得した画像情報に基づいて、表示画像表示用画面1201を表示する。
図8は、本発明の一実施の形態におけるユーザ端末100(例えば、スマートフォンとした場合)に表示される表示画像選択用画面801、または、モニター300に表示される表示画像選択用画面806の構成例の概要を示す図である。図8に示されるように、表示画像選択用画面801は、表示画像選択領域802と、決定タブ805を含む。表示画像選択領域802は、表示画像を示す複数のアイコン803および804を含む。なお、表示画像は単数または複数とし、その個数は特に限定されない。また、表示画像は、画像データの代わりに、動画データや、文字データとしても同様である。
表示画像選択用画面801は、複数のアイコン803および804(以下804は省略する)の中から、ユーザが最終的にモニター300に表示させたい表示画像を、ユーザが選択する入力を受け付ける。表示画像選択用画面801は、ユーザに、希望するアイコン803をタップまたはクリックさせることで、選択候補を1つに絞り、その後、決定タブ805をタップまたはクリックさせることで、最終的にモニター300に表示させたい表示画像を決定する。なお、モニター300に表示される表示画像選択用画面806の場合についても、選択の方法については同様である。
なお、ユーザがモニター300の前に来た時に、管理サーバ200は、S404の画像情報表示処理(図9で後述する)にて、画像等をモニター300に表示させることもできる。その場合は、管理サーバ200は、毎回同じ画像等をモニター300に表示させる。
<画像情報表示処理>
図9は、本発明の一実施の形態における画像情報表示処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ200が、画像情報を表示させる方法について説明する。まず、S901にて、管理サーバ200は、S706にて生成した表示画像表示用画面1201を、モニター300に提供する。その後、S902にて、モニター300は表示画像表示用画面1201をディスプレイに表示させる。
モニター300は、前面硬化ガラス張りであり、顔認証機能を有し、タッチパネル操作を可能とするディスプレイ1002を有する。顔認証は、顔認証用カメラ1107で撮影したユーザの顔と、制御部10の記憶回路に記憶されている顔認証用画像とを比較する。制御部10は、ユーザがモニター300の前面から所定距離(例えば5m)以内に居なくなってから数分を経過すると、ディスプレイ1002をスリープ状態とし、ユーザがモニター300の前面から所定距離内に近づいたら、ディスプレイ1002のスリープ状態を解除する。
また、制御部10は、ディスプレイ1002がスリープ状態である間に、ユーザとは異なる他者がモニター300の前面から所定距離内に近づいた場合、ディスプレイ1002のスリープ状態を維持する。ディスプレイ1002がスリープ状態である場合に、モニター300の前面から所定距離内に人間が近付き、制御部10の記憶回路に記憶されている顔画像と、認証カメラ1007で撮影した実際の顔画像とが一致すると、制御部10は、ディスプレイ1002のスリープ状態を解除する。
また、モニター300は、常時、電源11へ接続されている。そして、例えば、ユーザがモニター300の前面から所定距離内に居なくなってから1分を経過すると、制御部10は、ディスプレイ1002をスリープ状態になり画面が消える。また、ユーザがモニター300の前面から所定距離内に近づいたら、制御部10は、ディスプレイ1002のスリープ状態を解除する。この特性により、ユーザが画像表示システムを利用しない時には、そのユーザを特定する画像等がディスプレイ1002で表示されることを防止でき、ユーザの個人情報保護を実現できる。
また、上記特性によって、本発明に係る画像表示システムは、故人の墓参りに訪れた来訪者が、供養塔のモニター300がスリープ状態を解除した直後、スリープ状態になる前に表示していた異なる故人についての画像が表示されてしまうことを防止でき、墓参りに訪れた来訪者とスリープ状態になる前に表示していた異なる故人の近親者との感情を害することを防止できる。
<モニター>
図10は、本発明の一実施の形態におけるモニター300の概要を示す正面図である。図10に示されるように、モニター300は、筐体1001と、ディスプレイ1002を含む。モニター300は、屋外および屋内に設置できる。また、モニター300は、その構成を一般的な埋葬施設に包含できる。
モニター300の筐体1001は、例えば、素材を鉄やアルミ等の金属、またはプラスチック等とできる。また、モニター300の筐体1001は、セラミックコーティング等の表面処理を行ったものとしてもよい。これにより、モニター300の筐体1001は、屋外での設置に求められる耐久性を向上できる。
モニター300のディスプレイ1002は、例えば、画面の大きさを43~85インチとできる。モニター300のディスプレイ1002は、縦置きと、横置きとの両方に対応できるディスプレイとする。モニター300のディスプレイ1002は、例えば3840×2160ドットで4000画素である高解像度のIPSパネルとできる。また、モニター300のディスプレイ1002は、自動輝度調整機能や、画面分割表示機能を有する。
また、モニター300のディスプレイ1002は、例えば178°の視野角に対応できるディスプレイとする。さらに、モニター300のディスプレイ1002は、タッチパネル式とできる。これにより、モニター300は、ユーザに、モニター300へ直接タッチ操作を行わせることで、表示画像を選択させることができる。また、モニター300のディスプレイ1002は、例えば前面硬化ガラス張りである。前面硬化ガラス張りで構成することにより、モニター300のディスプレイ1002は、防水性を向上できる。
図11は、本発明の一実施の形態におけるモニター300の概要を示す斜視図である。図11に示されるように、モニター300は、筐体1001と、空調装置1101と、排気および排熱用ファン1102と、防塵フィルター1103と、避雷針接続ケーブル1104と、盗難防止機構1106と、顔認証用カメラ1107と、スピーカー1108と、USB端子1109と、制御部10と、を有する。避雷針接続ケーブル1104は、外部に設置された避雷針1105に接続される。
空調装置1101は、筐体1001の内部に設けられており、例えば、冷媒配管を用いず、圧縮機と凝縮器と蒸発器を一体とした一体型エアーコンディショナーとできる。空調装置1101の大きさは特に限定されないが、モニター300の筐体1001内部に、全てが収まる大きさとする。また、モニター300は、筐体1001の内部の温度及び外部の温度を検出する温度センサ20を有する。温度センサ20の信号は、制御部10へ入力される。制御部10は、入力される信号及び記憶されているデータに基づいて空調装置1101を制御し、筐体1001の内部を自動的に冷暖房する機能を有する。空調装置1101を稼働させることによって、モニター300は、筐体1001内部の温度を常に常温付近(例えば15℃~25℃程度)に保持できる。また、これにより、モニター300は、例えば-20℃~50℃の屋外環境でも、使用できる。
排気および排熱用ファン1102は、例えば、排気用ダクトを有さない小型の構造とできる。排気および排熱用ファン1102の大きさは特に限定されないが、モニター300の筐体1001内部に、全てが収まる大きさとする。制御部10は、入力される信号及び記憶されているデータに基づいて、排気および排熱用ファン1102の駆動及び停止を制御する。空調装置1101、排気および排熱用ファン1102は、電源11から供給される電力により作動する。
図16は、画像表示システムで行われる制御例を示すフローチャートである。制御部10は、ステップS11でユーザの指示に基づいて、ユーザの顔画像を取得して記憶回路に記憶する。ステップS11の処理は、ユーザがユーザ端末100を操作することにより、ユーザの顔画像を制御部10の記憶回路に記憶すること、または、ユーザが、ディスプレイ1002の操作部80を操作して顔認証用カメラ1107でユーザの顔像を撮影し、かつ、顔画像を制御部10の記憶回路に記憶することの何れでもよい。ユーザが、顔認証用カメラ1107によって、自分の顔画像を撮影する場合、モニター300の周囲にユーザ以外の他者が存在しないことを確認して撮影する。
ステップS11の後に、制御部10は、ステップS12において、顔認証用カメラ1107で撮影した実際の顔画像を取得する。ステップS12において、顔認証用カメラ1107が撮影する人間の顔画像は、ユーザの操作によるものではなく、制御部10が、モニター300の前面から所定距離内に人間が存在することを検出した時点で、顔認証用カメラ1107を動作させて顔を撮影して取得したものである。このため、ステップS12で取得した顔画像は、ユーザの顔画像であるとは限らず、ユーザとは異なる他者の顔画像の場合もある。
制御部10は、ステップS13において、ステップS11で記憶回路に記憶した顔画像と、ステップS12で取得した実際の顔画像とが一致するか否かを判断する。制御部10は、ステップS13でYesと判断すると、ステップS14において、空調装置1101、排気および排熱用ファン1102のうち、少なくとも一方を起動させることにより、筐体1001の内部の温度を、常温付近(例えば15℃~25℃程度)に保持する温度制御を実行し、図16の制御例を終了する。制御部10は、ステップS13でNoと判断するとステップS15に進む。制御部10は、ステップS15において、空調装置1101、排気および排熱用ファン1102の両方を停止させて、筐体1001の内部の温度制御を不実行とし、図16の制御例を終了する。
制御部10が、図16の制御を行うと、ユーザがディスプレイ1002の前にいると、筐体1001の内部の温度を、常温付近(例えば15℃~25℃程度)に保持されるため、筐体1001の内部で結露が発生することを抑制できる。したがって、ディスプレイ1002の表示不良、劣化等を抑制できる。制御部10は、図16の制御を行うと、ユーザとは異なる他者がディスプレイ1002の前にいると、空調装置1101、排気および排熱用ファン1102の両方を停止させるため、電力の消費を抑制できる。
防塵フィルター1103は、例えば、材質をポリウレタンとした周知技術の防塵用フィルターとする。防塵フィルター1103の大きさは特に限定されないが、モニター300の筐体1001内部に、全てが収まる大きさとする。防塵フィルター1103を備えることによって、モニター300は、筐体1001内部に侵入する外部からの粉塵等の量を低減できる。
避雷針接続ケーブル1104は、例えば、材質を銅線とできる。避雷針接続ケーブル1104の長さまたは太さは特に限定されないが、モニター300の筐体1001内部と、外部に設置された避雷針1105とを接続できる長さまたは大きさとする。避雷針接続ケーブル1104は、両端のうちの一端が筐体1001の有する導線引出端子と、また他端が外部に設置された避雷針1105の導線引出端子と接続される。避雷針接続ケーブル1104を備え、避雷針1105と接続させることによって、モニター300は、防雷性を向上できる。
盗難防止機構1106は、例えば、素材を鉄やアルミ等の金属、またはプラスチック等とできる。また、盗難防止機構1106の大きさは特に限定されないが、モニター300の筐体1001外部に、嵩張らない程度に結合できる大きさとする。例えば、盗難防止機構1106は、幅5~10cm、直径3cm程度のコの字型の金属製フックとしてもよい。盗難防止機構1106は、筐体1001の表面と、溶接等により一体的に接合される。また、モニター300は、盗難防止機構1106に、例えばリング状の鍵を掛け、地上構造物等に繋ぐことができる。これにより、モニター300は、盗難されることを防止できる。
顔認証用カメラ1107は、例えば、周知技術である小型webカメラや、IPカメラとできる。また、顔認証用カメラ1107のレンズの大きさは特に限定されないが、例えば、直径5mmから20mm程度とできる。モニター300は、筐体1001の上部前面の位置に、モニター300と対面する方向を視認できるように、顔認証用カメラ1107を、例えば1箇所設置する。なお、顔認証用カメラ1107は、位置、大きさ、範囲を上記説明のものに限定されない。これにより、モニター300は、ユーザIDを顔認証によって管理サーバ200から呼び出すことができ、容易に表示画像をモニター300に表示できる。
スピーカー1108は、例えば、周知技術であるステレオ式スピーカー、または、アンプ内蔵型のステレオ式スピーカーとできる。なお、スピーカー1108は、防水性、防塵性、耐衝撃性を有する。スピーカー1108の大きさは、特に限定されないが、例えば、モニター300の筐体1001内部に、スピーカー1108の表面と筐体1001の表面が同一平面にある状態で、スピーカー1108全てを埋め込むことが可能な程度の大きさとする。モニター300は、筐体1001の左右前面の位置に、モニター300と対面する方向に発音できるように、スピーカー1108を、例えば2箇所設置する。なお、スピーカー1108は、位置、大きさ、範囲を上記説明のものに限定されない。
USB端子1109は、例えば、周知技術であるUSB接続用端子とできる。なお、USB端子1109は、端子を防護するための、例えばシリコン製カバー等を備える。これにより、USB端子1109は、防水性、防塵性、耐衝撃性を有する。USB端子1109の大きさは、特に限定されないが、例えば、モニター300の筐体1001内部に、USB端子1109の表面と筐体1001の表面が同一平面にある状態で、USB端子1109全てを埋め込むことが可能な程度の大きさとする。USB端子1109は、筐体1001の側面の位置に、例えば1箇所設置する。なお、USB端子1109は、位置、大きさ、範囲を上記説明のものに限定されない。
図12は、本発明の一実施の形態におけるモニター300に表示画像表示用画面が表示されている概要を示す斜視図である。図12に示されるように、モニター300は、ディスプレイ1002に、表示画像表示用画面1201を表示させる。また、図12は、設置台1202にモニター300が設置されている様子を示しているが、この例に限定されない。
<供養塔>
図13は、本発明の一実施の形態における画像表示システムを、供養塔に適用した例を示す正面図である。図13に示されるように、供養塔は、ディスプレイ1301と、相輪1302と、屋根1303と、柱頭1304と、柱1305と、柱脚1306と、供養台1307と、壁1308と、床板1309と、土台1310と、基礎1311とにより構成される。
供養塔のディスプレイ1301の構成は、段落からで説明したものと同様の構成である。供養塔の相輪1302の最高点の地盤面高さは、例えば、3.5mとできる。供養塔の屋根1303の大きさは、例えば、幅2.9m、奥行き2.9mとできる。供養塔の床板1309の大きさは、例えば、幅3m、奥行き3mとできる。また、供養塔の柱1305の高さは、例えば、2mとできる。
供養塔は、躯体が石材で構成される。また、供養塔は内部に、空調装置1101と、排気および排熱用ファン1102と、防塵フィルター1103と、避雷針接続ケーブル1104と、盗難防止機構1106と、顔認証用カメラ1107と、スピーカー1108と、USB端子1109を含む。避雷針接続ケーブル1104は、外部に設置された避雷針1105に接続される。それぞれの詳細については、段落からで説明したものと同様であるため省略する。
図14は、本発明の一実施の形態における供養塔15の概要を示す斜視図である。図15は、供養塔15にモニター300が設けられている概要を示す正面図である。図15に示されるモニター300は、図1に示すモニター300と同様の構成を有する。図15に示すモニター300はディスプレイ1301を有し、ディスプレイ1301に表示画像表示用画面1501が表示される。供養塔15は、墓地、霊園、墓苑等において、室内または屋外に設けられる。表示画像表示用画面1501の構成は、表示画像表示用画面1201の構成と同じである。
<本実施の形態の効果>
以上説明した本発明の実施の形態によれば、ユーザ端末100を用いた無線通信によって、ユーザが、管理サーバ200に対して遠隔操作を行うことで、画像表示システムは容易に表示させたい画像を選択し、モニター300に表示できる。
また、画像表示システムは、防水性と、防塵性と、耐冷性および耐熱性と、防雷性と、盗難防止力を向上できる。さらに、画像表示システムは、顔認証機能により容易に表示させたい画像を選択し、モニター300に表示できる。また、画像表示システムは、複数のユーザ、またその家族にシェアをして利用させることができるため、例えば墓地などに設置する際に、従来よりも省スペースを実現できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、ユーザ端末は、スマートフォン以外にも、ノート型PCや、タブレット端末等の様々な形態のユーザ端末を全て含むものである。
また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
また、上記の各構成、機能、処理部は、それらの一部又は全部を、ハードウェア(例えば、集積回路)で実現してもよい。また、上記の各構成、機能、処理部は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive )等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
なお、ユーザ端末100とモニター300との間で、管理サーバ200を経由することなく通信可能な構成であってもよい。この場合、ユーザ端末100を操作して入力されるユーザ情報、画像情報は、モニター300の制御部10に記憶される。また、ユーザは、ユーザ端末100を操作することにより、排気および排熱用ファン1102の駆動及び停止、空調装置1101の駆動及び停止を切り替え可能である。さらに、排気および排熱用ファン1102の駆動及び停止、空調装置1101の駆動及び停止を、筐体1001の内部の温度、外部の温度に関わりなく、ユーザが任意に切り替えることも可能である。
実施形態で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。ユーザ端末100は、ユーザ端末の一例であり、管理サーバ200は、管理サーバの一例である。モニター300は、モニターの一例である。筐体1001は、筐体の一例である。ディスプレイ1002は、ディスプレイの一例である。制御部10、排気および排熱用ファン1102、空調装置1101は、温度制御装置の一例である。ユーザ端末100、管理サーバ200及び制御部10は、取得装置の一例である。顔認証用カメラ1107及び制御部10は、顔検出装置の一例である。制御部10は、顔認証装置の一例、総合制御装置の一例である。電源11は、電源の一例である。
また、ステップS11の処理は、“ユーザ端末を操作するユーザの指示に基づいて、ユーザの顔画像を取得する”の一例である。さらに、ステップS12の処理は、“ユーザの指示無しでディスプレイの前方に存在する人間の実際の顔画像を検出する”の一例である。さらに、ステップS13の判断は、“ユーザの顔画像と実際の顔画像とが一致するか不一致かを判断する”の一例である。さらに、ステップS14の処理は、“ユーザの顔画像と実際の顔画像とが一致すると判断されると、温度制御装置を作動させて筐体の内部の温度制御を実行し”の一例である。さらに、ステップS15の処理は、“ユーザの顔画像と実際の顔画像とが不一致と判断されると、筐体の内部の温度制御を不実行とする”の一例である。
10…制御部
11…電源
100…ユーザ端末
200…管理サーバ
211…ユーザ情報記憶部
212…画像情報記憶部
220…表示画像選択用画面作成部
230…表示画像表示用画面作成部
300…モニター
1001…筐体
1002…ディスプレイ
1101…空調装置
1102…排気および排熱用ファン
1107…顔認証用カメラ

Claims (3)

  1. 表示画像を選択するユーザ端末と、
    前記ユーザ端末との間で通信可能であり、かつ、前記ユーザ端末から前記表示画像が伝送される管理サーバと、
    前記管理サーバとの間で通信可能であり、かつ、前記管理サーバから伝送される前記表示画像を表示するモニターと、
    を有する画像表示システムにおいて、
    前記モニターは、
    筐体と、
    前記サーバから伝送される前記表示画像を表示するディスプレイと、
    前記筐体の内部の温度を制御する温度制御装置と、
    前記ユーザ端末を操作するユーザの指示に基づいて、前記ユーザの顔画像を取得する取得装置と、
    前記取得装置が前記ユーザの顔画像を取得した後、前記ユーザの指示無しで前記ディスプレイの前方に存在する人間の実際の顔画像を検出する顔検出装置と、
    前記取得装置が取得した前記ユーザの顔画像と、前記顔検出装置が検出した実際の顔画像とが一致するか不一致かを判断する顔認証装置と、
    前記顔認証装置により前記ユーザの顔画像と前記実際の顔画像とが一致すると判断されると、前記温度制御装置を作動させて前記筐体の内部の温度制御を実行し、前記顔認証装置により前記ユーザの顔画像と前記実際の顔画像とが不一致と判断されると、前記筐体の内部の温度制御を不実行とする総合制御装置と、
    を有する、画像表示システム。
  2. 請求項1記載の画像表示システムにおいて、
    前記温度制御装置は、電源の電力で作動して前記筐体の内部の温度を制御する、画像表示システム。
  3. 請求項1または2記載の画像表示システムにおいて、
    屋外に設置される供養塔が、前記モニターを有し、
    前記ディスプレイは、前面硬化ガラス張りである、画像表示システム。

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