JP2012132287A - コントローラ、開錠システム、開錠方法、およびプログラム - Google Patents

コントローラ、開錠システム、開錠方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって利便性に優れた開錠プロセスで電子錠の開錠を行なうコントローラを提供する。
【解決手段】ホームコントローラは、メモリと、CPUと、電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備える。メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎に関連付けて格納している。CPUは、外部から入力された情報と各識別情報とに基づき、個人認証を行なう。CPUは、個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、認証された個人の識別情報に関連付けられたカテゴリ情報を特定する。CPUは、通信インターフェイスを用いて、特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠を開錠状態にする。
【選択図】図8

Description

本発明は、コントローラ、開錠システム、開錠方法、およびプログラムに関し、特に、扉の電子錠の開錠を行なうためのコントローラ、当該コントローラを備えた開錠システム、コントローラにおける開錠方法、および、コントローラを制御するためのプログラムに関する。
従来、玄関扉等の扉に用いる電子錠(「電気錠」ともいう)が知られている。
特許文献1には、当該電子錠を用いた住宅設備監視制御システムが開示されている。住宅設備監視制御システムでは、以下の処理が実行される。玄関扉の前に人が立つと、この人の顔を対象人物の顔として認証装置の撮影カメラが撮影する。記憶部には、住人全員の顔情報が登録人物の顔情報として記憶されている。認証部は、対象人物の顔情報が登録人物の顔情報と一致するか否かを判断する。対象人物が登録人物であると認証部で判断されると、送信部は、各住宅設備機器の動作を制御する宅内サーバに、登録グループ番号情報を含む認証OK信号を送信する。宅内サーバは、電子錠を開錠状態にする。
特開2009−259010号公報
しかしながら、特許文献1の住宅設備監視制御システムは、個人の認証に成功した場合には、常に電子錠を開錠する。つまり、登録した人が来訪した場合、認証に成功すれば、住宅内に人が居なくても開錠してしまう。この場合、認証された人が、この住宅の住人であれば問題ないが、住人以外の場合にはセキュリティ上好ましくない。
本願発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、ユーザにとって利便性に優れた開錠プロセスで電子錠の開錠を行なうコントローラ、開錠システム、開錠方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、コントローラは、扉の電子錠を開錠状態にするためのコントローラである。コントローラは、メモリと、メモリに接続されたプロセッサと、プロセッサに接続され、かつ電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備える。メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎に関連付けて格納可能である。プロセッサは、外部から入力された情報と各識別情報とに基づき、個人認証を行なう。プロセッサは、個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、認証された個人の識別情報に関連付けられたカテゴリ情報を特定する。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠を開錠状態にする。
好ましくは、扉は、空間を第1の空間と第2の空間とを仕切るための扉である。プロセッサは、第1の空間に居る個人の認証を行なう。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、第2の空間に人が居る場合と居ない場合とで異なる信号を出力する出力装置と通信を行なう。プロセッサは、出力装置から出力された信号に基づいて、第2の空間に人が居るか否かを判断する。プロセッサは、特定されたカテゴリ情報が第1のカテゴリを表す場合には、第2の空間における人の在および不在に拘わらず、電子錠を開錠状態にする。プロセッサは、特定されたカテゴリ情報が第2のカテゴリを表す場合には、第2の空間に人が居ることを条件に、電子錠を開錠状態にする。
好ましくは、プロセッサは、特定されたカテゴリ情報が第3のカテゴリを表す場合には、電子錠の開錠を許可するための入力を受け付ける画面を、ディスプレイに表示させる。プロセッサは、電子錠の開錠を許可するための入力を受け付けると、電子錠を開錠状態にする。
好ましくは、メモリは、識別情報に対応付けて、日時を表す日時情報をさらに格納している。プロセッサは、特定されたカテゴリ情報が第3のカテゴリを表す場合には、現在の日時が前記日時情報に含まれる日時であることを条件に、電子錠の開錠を許可するための入力を受け付ける画面をディスプレイに表示させる。
好ましくは、プロセッサは、認証に失敗した場合には報知をすることなく、電子錠の施錠状態を維持する。
好ましくは、外部から入力された情報は、撮像装置によって撮像された顔画像である。識別情報は、予め登録された顔画像、または当該顔画像から抽出した顔の特徴を表す特徴量である。プロセッサは、撮像された顔画像と、予め登録された顔画像または特徴量とに基づいて、認証を行なう。
本発明の他の局面に従うと、開錠システムは、扉の電子錠と、電子錠を開錠状態にするためのコントローラとを備えた開錠システムである。コントローラは、メモリと、メモリに接続されたプロセッサと、プロセッサに接続され、かつ電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備える。メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎に関連付けて格納可能である。プロセッサは、外部から入力された情報と各識別情報とに基づき、個人認証を行なう。プロセッサは、個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、認証された個人の識別情報に関連付けられたカテゴリ情報を特定する。プロセッサは、通信インターフェイスを用いて、特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠を開錠状態にする。
本発明のさらに他の局面に従うと、扉の電子錠を開錠状態にするためのコントローラにおける開錠方法である。コントローラは、メモリと、メモリに接続されたプロセッサと、プロセッサに接続され、かつ電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備える。メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎に関連付けて格納可能である。開錠方法は、プロセッサが、外部から入力された情報と各識別情報とに基づき、個人認証を行なうステップと、プロセッサが、個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、認証された個人の識別情報に関連付けられたカテゴリ情報を特定するステップと、プロセッサが、通信インターフェイスを用いて、特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠を開錠状態にするステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、扉の電子錠を開錠状態にするためのコントローラを制御するためのプログラムである。コントローラは、メモリと、メモリに接続されたプロセッサと、プロセッサに接続され、かつ電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備える。メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎に関連付けて格納可能である。プログラムは、外部から入力された情報と各識別情報とに基づき、個人認証を行なうステップと、個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、認証された個人の識別情報に関連付けられたカテゴリ情報を特定するステップと、通信インターフェイスを用いて、特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠を開錠状態にするステップとを、プロセッサに実行させる。
上記の発明によれば、ユーザにとって利便性に優れた開錠プロセスで電子錠の開錠が可能となるといった効果を奏する。
ネットワークシステムの全体構成を示すイメージ図である。 開錠システムの動作概要を説明するための図である。 ホームコントローラの画面遷移を表した図である。 インターフォンのハードウェア構成の一態様を示したブロック図である。 電子錠のハードウェア構成の一態様を示したブロック図である。 ホームコントローラのハードウェア構成の一態様を表わすブロック図である。 メモリに格納されているデータテーブルの概略構成を示した図である。 ホームコントローラの処理の流れを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムについて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<ネットワークシステムの全体構成>
図1は、ネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。図1を参照して、ネットワークシステム1は、住宅900に設置される。以下では、住宅900の住人(家人)を「ユーザ」とも称する。住人は、たとえば1つの家族を構成する人である。
ネットワークシステム1は、玄関扉200Aと、インターフォン200Bと、人感センサ200Cと、エアコン200Dと、テレビ200Eと、冷蔵庫200Fと、ライト200Gなどの電気器具を含む。ただし、ネットワークシステム1は、他の電気器具を含んでもよい。
玄関扉200Aは、電子錠1200を有する。電子錠1200は、手動で施錠および開錠するだけではなく、電気的に錠を施錠および開錠できる錠である。電子錠1200に対して、通信を用いた遠隔操作も可能である。
インターフォン200Bは、玄関扉200Aの傍らに配置されている。エアコン200D、およびテレビ200Eは、たとえばリビングに配置されている。冷蔵庫200Fおよびライト200Gは、キッチンに配置されている。以下では、人感センサ200Cが住宅の各部屋に配置されている場合を例に挙げて説明する。ただし、リビング、キッチン等の一部の部屋にのみ人感センサ200Cを設置する構成であってもよい。
ネットワークシステム1は、電気器具200A〜200Gを制御するためのホームコントローラ100を含む。ホームコントローラ100は、有線あるいは無線のネットワーク401を介して、電気器具200A〜200Gとデータ通信が可能である。ホームコントローラ100は、ネットワーク401として、たとえば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)などを利用する。ホームコントローラ100は、持ち運び可能であってもよいし、テーブル上に載置されたベースに着脱自在であってもよいし、部屋の壁に固設されるものであってもよい。
以下では、ホームコントローラ100と、玄関扉200Aと、インターフォン200Bと、人感センサ200Cとからなるシステムを、「開錠システム」と称する。つまり、開錠システムは、ネットワークシステム1に含まれるシステムである。
<開錠システムの動作概要>
図2は、開錠システムの動作概要を説明するための図である。詳しくは、図2は、電子錠1200の開錠プロセスを説明するための図である。図2を参照して、開錠システムは、インターフォン200Bの前に立っている人が住人であると判断した場合には、無条件で電子錠1200を開錠する。
また、開錠システムは、インターフォン200Bの前に立っている人が住人の親戚であると判断した場合には、住宅900に人が居ることを条件に、電子錠1200を開錠する。具体的には、開錠システムは、インターフォン200Bのボタンを押した人が住人の親戚であると判断した場合、住宅900に人が居ることを条件に、電子錠1200を開錠する。なお、開錠システムは、住宅900に人が居るか否かを、各部屋に設けた人感センサ200Cによる検知結果に基づき判断する。
また、開錠システムは、インターフォン200Bの前に立っている人が住人の友人であると判断した場合には、住宅900に人が居ること、および住宅900に居る人(たとえば、住人)が許可したことを条件に、電子錠1200を開錠する。具体的には、開錠システムは、インターフォン200Bのボタンを押した人が住人の友人であると判断した場合、住宅900に人が居ること、および住宅900に居る人(たとえば、住人)が許可したことを条件に、電子錠1200を開錠する。
また、開錠システムは、インターフォン200Bの前に立っている人を識別できない場合には、電子錠1200を開錠しない。具体的には、開錠システムは、登録されていない人(未登録者)がインターフォン200Bのボタンを押した場合には、電子錠1200を開錠しない。
以上のように、開錠システムは、インターフォン200Bの前に立っている人のカテゴリに応じて、開錠の条件が設定されている。開錠システムは、カテゴリに応じた開錠プロセスで電子錠1200を開錠する。
図3は、ホームコントローラ100の画面遷移を表した図である。詳しくは、図3は、住人の友人(登録済み)が住宅900を訪れた場合における画面遷移を表した図である。
図3(a)は、人がインターフォン200Bの前に立った状態を示した図である。図3(a)を参照して、ホームコントローラ100は、インターフォン200Bから送られてきた画像をタッチパネル付きディスプレイ106に表示する。
図3(b)は、図3(a)に引き続き表示される画面を示した図である。図3(b)を参照して、ホームコントローラ100は、インターフォン200Bの前に立った人の個人の認証を行なっていることを示す画面を表示する。
図3(c)は、図3(b)に引き続き表示される画面を示した図である。具体的には、図3(c)は、認証に成功したときの画面を示した図である。図3(c)を参照して、ホームコントローラ100は、タッチパネル付きディスプレイ106にメッセージ610を表示する。メッセージ610には、認証に成功したことと、認証された個人を特定するための情報(たとえば個人名)とが含まれている。
図3(d)は、図3(c)に引き続き表示される画面を示した図である。具体的には、図3(d)は、開錠を許可するための入力画面を示した図である。図3(d)を参照して、ホームコントローラ100は、タッチパネル付きディスプレイ106にメッセージ620を表示する。メッセージ620は、開錠を許可するか否かを確認するためのメッセージ621と、開錠を許可する入力を受け付けるためのソフトウェアキー622と、開錠を許可しない入力を受け付けるためのソフトウェアキー623とを含む。
図3(e)は、図3(d)に引き続き表示される画面を示した図である。具体的には、図3(e)は、ソフトウェアキー622への入力を受け付けた後に表示される画面を示した図である。図3(e)を参照して、ホームコントローラ100は、電子錠1200を開錠させる指令を送るとともに、タッチパネル付きディスプレイ106に電子錠1200を開錠したことを通知する表示を行なう。
以下では、上述した動作を実現するための開錠システムの具体的な構成について、図4から図8に基づいて説明する。
<ハードウェア構成>
(インターフォン200B)
図4は、インターフォン200Bのハードウェア構成の一態様を示したブロック図である。図4を参照して、インターフォン200Bは、CPU241と、通信インターフェイス242と、ボタン243と、カメラ244と、マイク245と、スピーカ246と、メモリ247とを備える。
インターフォン200Bは、通信インターフェイス242を用いてホームコントローラ100と通信を行なう。インターフォン200Bは、カメラ244で撮像した画像をホームコントローラ100に送信する。たとえば、インターフォン200Bは、ボタン243が押下されたことをトリガーとして、カメラ244による撮像および撮像により得られた画像の送信を実行する。あるいは、玄関扉200Aの前、またはインターフォン200Bの前に人が立っていることをセンサ(図示せず)が検知したことにより、カメラ244による撮像および撮像により得られた画像の送信を実行する。
インターフォン200Bは、インターフォン200Bの親機と通信する代わりにホームコントローラ100と通信を行なう点を除けば、一般的なカメラ付きインターフォンと同様の構成を有する。したがって、ここでは、インターフォン200Bについてのこれ以上の説明を繰り返さない。
(玄関扉200A)
図5は、電子錠1200のハードウェア構成の一態様を示したブロック図である。図5を参照して、電子錠1200は、CPU251と、通信インターフェイス252と、錠前機構253と、メモリ254とを備える。
電子錠1200は、通信インターフェイス252を用いて、ホームコントローラ100と通信を行なう。具体的には、CPU251は、ホームコントローラ100からの指令に応じて、錠前機構253を施錠状態にしたり、あるいは開錠状態にしたりする。また、CPU251は、錠前機構253が開錠状態にあるか、あるいは施錠状態にあるかを示す情報を、メモリ254に格納しており、たとえばホームコントローラ100からの指令に従って当該情報をホームコントローラ100に送信する。このように、電子錠1200は、電子錠1200が開錠しているか、あるいは施錠しているかを示す情報を、ホームコントローラ100に送信する。
(ホームコントローラ100)
図6は、ホームコントローラ100のハードウェア構成の一態様を表わすブロック図である。図6を参照して、ホームコントローラ100は、メモリ101と、ボタン104と、通信インターフェイス105と、タッチパネル付きディスプレイ106と、スピーカ107と、時計108と、CPU(Central Processing Unit)110とを含む。タッチパネル付きディスプレイ106は、ディスプレイ102と、タブレット103とで構成され、ディスプレイ102の表面にタブレット103が敷設されている。ただし、ホームコントローラ100は、タブレット103を有していなくともよい。
メモリ101は、各種のRAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)や、ハードディスクなどによって実現される。たとえば、メモリ101は、読取用のインターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体などによっても実現される。
メモリ101は、CPU110によって実行される、OS(Operation System)、各種の制御プログラム、および個人の認証を行なうための認証プログラム、並びにCPU110によって読み出される後述するデータテーブル101Aを格納する。
ディスプレイ102は、CPU110によって制御されることによって、電気器具200A〜200Gの状態を表示する。タブレット103は、ユーザの指によるタッチ操作を検出して、タッチ座標などをCPU110に入力する。CPU110は、タブレット103を介して、ユーザからの命令を受け付ける。
ボタン104は、ホームコントローラ100の表面に配置される。決定キー、方向キー、テンキーなどの複数のボタンがホームコントローラ100に配置されても良い。ボタン104は、ユーザからの命令を受け付ける。ボタン104は、ユーザからの命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス105は、CPU110によって制御されることによって、ネットワーク401を介して、電気器具200A〜200Gとデータを送受信する。上述したように、通信インターフェイス105は、たとえば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN、またはPLCなどを利用することによって、電気器具200A〜200Gとデータを送受信する。
スピーカ107は、CPU110からの命令に基づいて、音声を出力する。たとえば、CPU110は、音声データに基づいて、スピーカ107に音声を出力させる。
時計108は、CPU110からの命令に基づいて、現在の日付や時刻をCPU110に入力する。
CPU110は、メモリ101に記憶されている各種のプログラムを実行することによって、後述する図8に記載の情報処理などを実行する。換言すれば、ホームコントローラ100における処理は、各ハードウェアおよびCPU110により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、メモリ101に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、記憶媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。
このようなソフトウェアは、図示しない読取装置を利用することによってその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス105を利用することによってダウンロードされて、メモリ101に一旦格納される。CPU110は、ソフトウェアを実行可能なプログラムの形式でメモリ101に格納してから、当該プログラムを実行する。
なお、記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
<データ>
図7は、メモリ101に格納されているデータテーブル101Aの概略構成を示した図である。図7を参照して、データテーブル101Aにおいては、登録者番号毎に、登録者名と、画像情報(特徴量)と、カテゴリ情報と、許可日時情報とが対応付けて格納されている。
「登録者名」は、ユーザがホームコントローラ100に登録した人の名前である。
「画像情報(特徴量)」は、登録者の顔画像における特徴量を示すデータである。データテーブル101Aでは、特徴量そのものではなく、当該特徴量が格納されているメモリ101の領域(アドレス)が格納されている。なお、特徴量は、顔画像から抽出される。たとえば、目、鼻、口等の特徴を表すデータである。ホームコントローラ100は、登録者名で示された者の顔画像を登録し、当該顔画像から特徴量を抽出する。
「カテゴリ情報」は、登録者のカテゴリを表す情報である。カテゴリ情報によって、登録者は複数の区分に分類される。データテーブル101Aでは、「1」は住宅900の住人を表し、「2」は当該住人の親戚を表し、「3」は当該住人(ユーザ)の友人を表している。各登録者のカテゴリ情報は、ユーザによって、「登録者名」の登録の際に併せて登録される。なお、登録者番号“9”の者に対しては、カテゴリ情報の登録がなされていない。
データテーブル101Aにおいては、カテゴリ情報は、ユーザにとっての、優先すべきレベルを示している。各ユーザにとって、本人を含めて親密度の高い人ほど、優先度が高くなっている。つまり、カテゴリ情報として、値の小さな数字が記憶されている。カテゴリ情報は、個人の属性を表した情報であるともいえる。
このように、データテーブル101Aは、個人を識別するための識別情報である画像情報(特徴量)に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎(登録者毎)に関連付けて格納している。
「許可日時情報」は、ホームコントローラ100が電子錠1200の開錠を許可する日付および/または時間帯を表した情報である。許可日時情報は、原則、カテゴリ情報が“3”の登録者(つまり、友人)に対して用いられる情報である。当該許可情報も、ユーザによって登録される。
なお、「全ての日時」と「−」とは同じ意味である。全ての日時は、具体的には、ホームコントローラ100に格納されているOSの起点とされる日時(たとえば、1970年1月1日0時00分といったOSにおいて予め設定された時刻)と、当該OSが表すことができる最も未来の日時とを用いて表される。あるいは、全ての日時は、全ての日時を表すための特別の値(たとえば負数)を用いて表される。
データテーブル101Aでは、登録番号が“8”の人に対しては、具体的な日と時間帯とが記録されている。当該人が住宅900に訪れた場合、(i)住宅900に人がおり、(ii)訪れた時間が2010年12月1日の13時から15時の間であって、(iii)当該在宅している人が許可をしたときに、電子錠1200が開錠される。
また、メモリ101には、住宅900に人が居るか否かを表した在宅情報(図示せず)が格納されている。人感センサ200Cが人を検知しているときには、CPU110は、在宅情報を“在”に設定し、人感センサ200Cがたとえば予め定められた時間以上にわたり人を検知しなかったときには、CPU110は、在宅情報を“不在”に設定する。CPU110は、カテゴリ情報が“2”の登録者が来訪したときには、当該在宅情報を参照した処理を実行する。
ところで、ホームコントローラ100が電子錠1200を開錠した後は、電子錠1200の鍵を用いた施錠(手動による施錠)がなされるまで、住宅900に人がいるとCPU110が判断するように、開錠システムを構成してもよい。
また、登録者毎の在宅状況を判断すべく、住宅900の各部屋にカメラを設けて、定期的に個人認証を行なうように、開錠システムを構成してもよい。なお、当該在宅状況は、図7に示したデータテーブル101Aに、登録者名に対応付けた形で記憶しておけばよい。
また、図7においては、データテーブル101Aは、許可日時情報を記憶しているが、許可日時情報の代わりに、ホームコントローラ100が電子錠1200の開錠を許可しない日付および/または時間帯を表した情報(非許可日時情報)を記録しておいてもよい。
なお、データテーブル101Aにおいて、顔画像の特徴量の代わりに、顔画像そのもの、または当該顔画像のアドレスを格納しておき、認証の際に、当該顔画像から特徴量を抽出するように、ホームコントローラ100を構成してもよい。
<制御構造>
図8は、ホームコントローラ100の処理の流れを示したフローチャートである。図8を参照して、ステップS2において、ホームコントローラ100のCPU110は、インターフォン200Bから送信される信号に基づいて、人が住宅900に来たか否かを判断する。具体的には、CPU110は、インターフォン200Bのボタン243が押されたことに基づく信号を、インターフォン200Bから受信する。
CPU110は、人が来たと判断した場合(ステップS2においてYES)、ステップS4において、当該人についての認証を行なう。CPU110は、人が来ていないと判断した場合(ステップS2においてNO)、処理をステップS2に進める。
ステップS6において、CPU110は、認証に成功したか否かを判断する。CPU110は、認証に成功したと判断した場合(ステップS6においてYES)、ステップS8において、データテーブル101Aに基づいて、認証された人がカテゴリ1の人であるか否かを判断する。CPU110は、認証に失敗したと判断した場合(ステップS6においてNO)、処理をステップS12に進める。
CPU110は、認証された人がカテゴリ1の人である場合(ステップS8においてYES)、ステップS10において、電子錠1200を開錠状態にする。CPU110は、認証された人がカテゴリ1の人でない場合(ステップS8においてNO)、ステップS14において、人感センサ200Cからの出力信号に基づいて、住宅900に人がいるか否かを判断する。より具体的には、CPU110は、人感センサ200Cが設置された部屋に人が居ることを示す信号を、人感センサ200Cから受信したか否かを判断する。
CPU110は、住宅900に人が居ると判断した場合(ステップS14においてYES)、ステップS16において、データテーブル101Aに基づいて、認証された人がカテゴリ2の人であるか否かを判断する。CPU110は、住宅に人が居ないと判断した場合(ステップS14においてNO)、処理をステップS12に進める。
CPU110は、認証された人がカテゴリ2の人であると判断した場合(ステップS16においてYES)、処理をステップS10に進める。CPU110は、認証された人がカテゴリ2の人でないと判断した場合(ステップS16においてNO)、ステップS18において、認証された人がカテゴリ3の人であるか否かを判断する。
CPU110は、認証された人がカテゴリ3の人であると判断した場合(ステップS18においてYES)、ステップS20において、データテーブル101Aを参照して、現在時刻が許可日時であるか否かを判断する。なお、「許可日時」とは、図7に示した許可日時情報で示された日時である。CPU110は、認証された人がカテゴリ3の人でないと判断した場合(ステップS18においてNO)、処理をステップS12に進める。
CPU110は、現在時刻が指定日時であると判断した場合(ステップS20においてYES)、ステップS22において、開錠を許可するための入力画面をディスプレイ102に表示させる。CPU110は、現在時刻が指定日時でないと判断した場合(ステップS20においてNO)、処理をステップS12に進める。
ステップS24において、CPU110は、開錠を許可するための入力を受け付けたか否かを判断する。具体的には、CPU110は、開錠を許可する入力を受け付けるためのソフトウェアキー622(図3(d)参照)がユーザによって選択されたか否かを判断する。CPU110は、入力を受け付けたと判断した場合(ステップS24においてYES)、処理をステップS10に進める。CPU110は、入力を受け付けていないと判断した場合(ステップS24においてNO)、処理をステップS12に進める。具体的には、開錠を許可しない入力を受け付けるためのソフトウェアキー623(図3(d)参照)がユーザによって選択された場合、CPU110は処理をステップS12に進める。
ステップS12において、CPU110は、メモリ101へのデータ記録を行なう。具体的には、CPU110は、来訪者の画像データの記録、来訪時間の記録、開錠の有無の記録を行なう。
<ホームコントローラ100のまとめ>
(1)ホームコントローラ100は、玄関扉200Aの電子錠1200を開錠状態にするためのコントローラである。ホームコントローラ100は、メモリ101と、メモリ101に接続されたCPU110と、CPU110に接続され、かつ電子錠1200と通信を行なう通信インターフェイス105とを備える。
メモリ101は、個人を識別するための識別情報(つまり画像情報(特徴量))に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、個人毎に関連付けて格納している。CPU110は、外部から入力された情報と各識別情報とに基づき、個人認証を行なう。CPU110は、個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、認証された個人の画像情報に関連付けられたカテゴリ情報を特定する。CPU110は、通信インターフェイス105を用いて、特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠1200を開錠状態にする。
したがって、ホームコントローラ100は、認証された個人のカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで電子錠1200を開錠状態にできる。つまり、ホームコントローラは、認証対象となる個人のカテゴリ情報が異なる場合、各々の認証に成功した後には互いに異なる開錠プロセスで電子錠1200を開錠状態にする。それゆえ、個人の認証に成功した場合において常に電子錠を開錠する構成に比べ、ホームコントローラ100は、ユーザにとって利便性に優れた開錠プロセスで電子錠を開錠状態にできる。
(2)玄関扉200Aは、住宅900の外(宅外)と住宅900の内(宅内)とを仕切る扉である。より詳しくは、玄関扉200Aは、少なくとも、認証対象となる個人の宅外から宅内への移動を許可するための扉である。CPU110は、住宅900の外にいる人の認証を行なう。CPU110は、通信インターフェイス105を用いて、住宅900に人が居る場合と居ない場合とで異なる信号を出力する人感センサ200Cと通信を行なう。CPU110は、人感センサ200Cから出力された信号に基づいて、住宅900に人が居るか否かを判断する。
CPU110は、特定されたカテゴリ情報が“1”を表す場合(つまり、認証された個人が住宅900の住人である場合)には、住宅900における人の在および不在に拘わらず、電子錠1200を開錠状態にする。CPU110は、特定されたカテゴリ情報が“2”を表す場合(つまり、認証された個人が住人の親戚である場合)には、住宅900に人が居ることを条件に、電子錠1200を開錠状態にする。
したがって、ホームコントローラ100は、住宅900の住人に対しては、認証に成功すれば、電子錠1200を開錠状態にし、当該住人の親戚に対しては、住宅900に人が居ることを条件に電子錠1200を開錠状態にする。したがって、ホームコントローラは、電子錠1200の開錠の条件として、住人の親戚に対しては、住人に必要とされた条件(認証の成功)よりも厳しい条件を課す。したがって、個人の認証に成功した場合において常に電子錠を開錠状態にする構成に比べ、ホームコントローラ100は、セキュリティに優れる。
(3)CPU110は、特定されたカテゴリ情報が“3”を表す場合(つまり、認証された個人が住人の友人である場合)には、電子錠1200の開錠を許可するための入力を受け付ける画面を、ディスプレイ102に表示させる。CPU110は、電子錠1200の開錠を許可するための入力を受け付けると、電子錠1200を開錠状態にする。
したがって、ホームコントローラは、電子錠1200の開錠の条件として、住人の友人に対しては、住人の親戚に必要とされた条件よりも厳しい条件を課す。したがって、ホームコントローラ100は、上述した構成よりもさらにセキュリティに優れる。
(4)メモリ101は、上述した識別情報に対応付けて、日時を表す日時情報(許可日時情報)をさらに格納している。CPU110は、特定されたカテゴリ情報が“3”を表す場合には、現在の日時が日時情報に含まれる日時であることを条件に、電子錠1200の開錠を許可するための入力を受け付ける画面をディスプレイ102に表示させる。
したがって、認証された個人が住人の友人である場合には、ホームコントローラ100は、予め定められた日時でなければ、電子錠1200を開錠状態にしない。したがって、上述した構成よりもさらにセキュリティに優れる。
(5)CPU110は、認証に失敗した場合には報知をすることなく、電子錠1200の施錠を維持する。したがって、住宅900に居る住人は、気を取られることがなくなる。なお、報知は、ディスプレイ102による表示であってもよいし、スピーカ107からの音声出力であってもよい。
(6)外部から入力された情報は、インターフォン200Bのカメラ244によって撮像された顔画像である。上述した識別情報は、予め登録された顔画像、または当該顔画像から抽出した顔の特徴を表す特徴情報である。CPU110は、撮像された顔画像と、予め登録された顔画像または特徴情報とに基づいて、認証を行なう。
したがって、ホームコントローラ100は、インターフォン200Bのカメラ244を利用した顔認証を行なうため、来訪者は玄関に立つだけでよい。したがって、開錠システムは、たとえば携帯電話機を用いて個人認証を行なう場合に比べて、ユーザの利便性が高い。
<変形例>
(1)上記においては、開錠システムを玄関扉200Aの電子錠1200の開錠に適用した例を挙げて説明したが、これに限定されるものではない。開錠システムは、玄関扉以外の扉の錠の開錠にも適用できる。たとえば、住宅内部に設置された扉に適用できる。また、扉は、たとえば、室内に設けられる子供用の安全柵であってもよい。開錠システムは、空間を第1の空間と第2の空間とを仕切る扉に適用できる。
(2)個人の認証は、顔画像を用いた認証に限定されず、指紋認証、RFID(Radio Frequency IDentification)、携帯電話機を用いた認証であってもよい。ただし、顔画像を用いた認証は、ユーザは特段の動作が不要であるため、ユーザにとっては他の認証方法より楽である。
(3)住宅900に人が居るか否かを、人感センサ200Cの代わりに、撮像装置により行なってもよい。この場合には、ホームコントローラ100のCPU110は、撮像装置から送られてくる部屋の画像と、予め登録しておいた人が居ないときの当部屋の画像とを比較することにより、人の有無を判断すればよい。あるいは、CPU110は、撮像装置から動画像を受信し、当該動画像を解析することによって人の有無を判断してもよい。CPU110が、撮像装置を用いて人の有無を判断する方法は、特に限定されるものではない。
また、部屋に人が居るか否かの判断は、人感センサ200Cおよび上記撮像装置に限定されず、通信インターフェイスを用いて、部屋に人が居る場合と居ない場合とで異なる信号を出力する出力装置であればよい。
(4)図8に示したフローチャートでは、ステップS8の処理の後に、ステップS14において住宅900に人がいるか否かを判断する例を挙げて説明したが、これに限定されるものではない。ステップS8における判断の前に、住宅900に人がいるか否かを判断するように、ホームコントローラ100を構成してもよい。
(5)インターフォン200Bのボタン243の押し下げがなされていない場合であっても、インターフォン200Bは、映像をホームコントローラ100に送信してもよい。この場合、ホームコントローラ100は、インターフォン200Bのボタン243の押下げがなくても、個人の認証を行なうことができる。
(6)インターフォン200Bは、ディスプレイを備えていてもよい。この場合、インターフォン200Bは、当該ディスプレイに、カメラ244で撮像している被写体(来訪者)を表示してもよい。また、インターフォン200Bは、図3(c)に示したメッセージ610を当該ディスプレイに表示してもよい。さらに、インターフォン200Bは、図3(e)に示したメッセージ630を当該ディスプレイに表示してもよい。
(7)ホームコントローラ100は、認証に成功した場合には、住宅900に人が居なくても、認証結果をディスプレイ102に表示してもよいし、表示しなくてもよい。また、ホームコントローラ100は、認証に失敗した場合にも、認証結果をディスプレイ102に表示してもよい。
(8)上記においては、ネットワークシステム1を住宅に設置した例を挙げて説明したが、ネットワークシステム1をオフィス等に設置してもよい。
(9)上記においては、カテゴリ情報の“1”を住宅900の住人とし、“2”を住人の親戚とし、“3”を住人の友人とした例を挙げて説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、オフィスにネットワークシステム1を設置した場合には、社員の役職、社員の職務内容、社員の所属部署に応じて、カテゴリ分けを行なえばよい。このように、登録者に対するカテゴリ情報の付与の仕方は、適宜、ユーザが決定すればよい。
(10)本発明は、ホームコントローラ100や電気器具200A〜200Gや他の携帯電話などにプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ネットワークシステム、100 ホームコントローラ、101,247,254 メモリ、101A データテーブル、102 ディスプレイ、103 タブレット、104,243 ボタン、105,242,252 通信インターフェイス、106 タッチパネル付きディスプレイ、107,246 スピーカ、108 時計、200A 玄関扉、200B インターフォン、200C 人感センサ、244 カメラ、245 マイク、253 錠前機構、401 ネットワーク、622,623 ソフトウェアキー、900 住宅、1200 電子錠。

Claims (9)

  1. 扉の電子錠を開錠状態にするためのコントローラであって、
    メモリと、
    前記メモリに接続されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、かつ前記電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備え、
    前記メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、前記個人毎に関連付けて格納可能であり、
    前記プロセッサは、
    外部から入力された情報と各前記識別情報とに基づき、個人認証を行ない、
    前記個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、前記認証された個人の前記識別情報に関連付けられた前記カテゴリ情報を特定し、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで前記電子錠を開錠状態にする、コントローラ。
  2. 前記扉は、空間を第1の空間と第2の空間とを仕切るための扉であり、
    前記プロセッサは、
    前記第1の空間に居る前記個人の認証を行ない、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記第2の空間に人が居る場合と居ない場合とで異なる信号を出力する出力装置と通信を行ない、
    前記出力装置から出力された信号に基づいて、前記第2の空間に人が居るか否かを判断し、
    前記特定されたカテゴリ情報が第1のカテゴリを表す場合には、前記第2の空間における人の在および不在に拘わらず、前記電子錠を開錠状態にし、
    前記特定されたカテゴリ情報が第2のカテゴリを表す場合には、前記第2の空間に人が居ることを条件に、前記電子錠を開錠状態にする、請求項1に記載のコントローラ。
  3. 前記プロセッサは、
    前記特定されたカテゴリ情報が第3のカテゴリを表す場合には、前記電子錠の開錠を許可するための入力を受け付ける画面を、ディスプレイに表示させ、
    前記電子錠の開錠を許可するための入力を受け付けると、前記電子錠を開錠状態にする、請求項2に記載のコントローラ。
  4. 前記メモリは、前記識別情報に対応付けて、日時を表す日時情報をさらに格納しており、
    前記プロセッサは、
    前記特定されたカテゴリ情報が第3のカテゴリを表す場合には、現在の日時が前記日時情報に含まれる日時であることを条件に、前記電子錠の開錠を許可するための入力を受け付ける画面を前記ディスプレイに表示させる、請求項3に記載のコントローラ。
  5. 前記プロセッサは、前記認証に失敗した場合には報知をすることなく、前記電子錠の施錠状態を維持する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコントローラ。
  6. 前記外部から入力された情報は、撮像装置によって撮像された顔画像であり、
    前記識別情報は、予め登録された顔画像、または当該顔画像から抽出した顔の特徴を表す特徴量であり、
    前記プロセッサは、
    前記撮像された顔画像と、前記予め登録された顔画像または前記特徴量とに基づいて、前記認証を行なう、請求項1〜5のいずれか1項に記載のコントローラ。
  7. 扉の電子錠と、前記電子錠を開錠状態にするためのコントローラとを備えた開錠システムであって、
    前記コントローラは、
    メモリと、
    前記メモリに接続されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、かつ前記電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備え、
    前記メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、前記個人毎に関連付けて格納可能であり、
    前記プロセッサは、
    外部から入力された情報と各前記識別情報とに基づき、個人認証を行ない、
    前記個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、前記認証された個人の前記識別情報に関連付けられた前記カテゴリ情報を特定し、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで前記電子錠を開錠状態にする、開錠システム。
  8. 扉の電子錠を開錠するためのコントローラにおける開錠方法であって、
    前記コントローラは、メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサと、前記プロセッサに接続され、かつ前記電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備え、
    前記メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、前記個人毎に関連付けて格納可能であり、
    前記開錠方法は、
    前記プロセッサが、外部から入力された情報と各前記識別情報とに基づき、個人認証を行なうステップと、
    前記プロセッサが、前記個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、前記認証された個人の前記識別情報に関連付けられた前記カテゴリ情報を特定するステップと、
    前記プロセッサが、前記通信インターフェイスを用いて、前記特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで前記電子錠を開錠状態にするステップとを備える、開錠方法。
  9. 扉の電子錠を開錠状態にするためのコントローラを制御するためのプログラムであって、
    前記コントローラは、メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサと、前記プロセッサに接続され、かつ前記電子錠と通信を行なう通信インターフェイスとを備え、
    前記メモリは、個人を識別するための識別情報に、複数のカテゴリの中から当該個人のカテゴリを特定するためのカテゴリ情報を、前記個人毎に関連付けて格納可能であり、
    前記プログラムは、
    外部から入力された情報と各前記識別情報とに基づき、個人認証を行なうステップと、
    前記個人毎に格納されたカテゴリ情報の中から、前記認証された個人の前記識別情報に関連付けられた前記カテゴリ情報を特定するステップと、
    前記通信インターフェイスを用いて、前記特定されたカテゴリ情報に応じた開錠プロセスで前記電子錠を開錠状態にするステップとを、前記プロセッサに実行させる、プログラム。
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