JP2022118321A - 車両映像収集システム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理者の希望する映像を漏れなく車両から収集することを可能にした車両映像収集システムを提供する。【解決手段】道路上を走行するとともに車外の映像を撮像するカメラ4を備えた複数の車両5から、各車両5が走行中に位置した地点の履歴をその地点に車両5が位置した時刻と併せて走行履歴情報として収集する一方で、イベントの発生した時刻及び位置を登録し、車両5の走行履歴情報と登録された時刻及び位置とを比較することによって、複数の車両5の内、映像の収集対象とする車両5を特定し、特定された車両5を対象として、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像を、撮像に伴う自動削除の対象から除外するように要求するように構成する。【選択図】図10

Description

本発明は、車両において撮像された映像を収集する車両映像収集システムに関する。
道路やその周辺において例えば事故、落下物、故障車等の何らかのイベントが発生した場合に、そのイベントの発生した位置の道路状況を管理者(例えば事故であれば警察、落下物であれば道路管理業者、故障車であればロードサービス業者)が確認、分析することは重要である。また、イベントが発生していなくとも管理者側において任意の位置及び時刻の道路状況を確認する必要が生じる場合もある。
近年ではドライブレコーダ等の周囲の映像を撮像する手段を備えた車両が増えており、そこでそれらの車両で撮像された映像を用いて上記の道路状況の確認、分析を行うことが提案されている。例えば特開2012-98105号公報には、情報センタにおいて事故の発生が検出された場合に、事故が発生した発生時刻に事故の発生した場所の周囲に位置する車両に対して事故の情報を通知し、情報を受信した車両は事故の発生時刻とその前後において車両の周囲を撮像した映像を抽出して情報センタへと送信し、情報センタでは車両から収集した映像に基づいて事故の分析を行う技術について提案されている。
特開2012-98105号公報(第8-10頁)
上記特許文献1では管理者側である情報センタが収集対象に特定した各車両から車両において撮像された映像を収集している。しかしながら、実際には車両で撮像された映像を第3者である管理者が無断で取得することは許されず、管理者が車両から映像を取得するためには該映像についての権利を有する者(例えば車両の運転者や所有者)の許可を取る必要がある。
一方、ドライブレコーダ等で撮像された映像については車両に備え付けられたメモリーカード等の記憶媒体に記憶されることとなるが、記憶媒体で記憶可能なデータ量には上限があるため、新たな映像の撮像に伴って古い映像から順に自動で削除されることとなる。その結果、管理者側が上記映像についての権利を有する者の許可を取るまでの間に管理者の希望する映像が削除されてしまう問題があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、道路上を走行する各車両において撮像されて保管されている映像の内、管理者により収集対象となる映像を予め削除されないように保護することによって、管理者の希望する映像を漏れなく車両から収集することを可能にした車両映像収集システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る車両映像収集システムは、道路上を走行するとともに車外の映像を撮像する撮像手段を備えた複数の車両から、各車両の走行履歴を収集する走行履歴収集手段と、車両で撮像された映像の収集対象とする時刻及び位置を登録する登録手段と、前記走行履歴と前記登録手段で登録された時刻及び位置とを比較することによって、前記複数の車両の内、映像の収集対象とする車両を特定する車両特定手段と、前記車両特定手段により特定された車両を対象として、前記撮像手段により過去に撮像されて車両で保管されている映像を、撮像に伴う自動削除の対象から除外するように要求する映像保管要求手段と、を有する。
前記構成を有する本発明に係る車両映像収集システムによれば、道路上を走行する各車両において撮像されて保管されている映像の内、管理者により収集対象となる映像を予め削除されないように保護することが可能となる。その結果、例えばイベントが発生する等によって管理者側で任意の時刻及び位置の道路状況の確認の必要が生じた場合に、管理者の希望する映像を漏れなく車両から収集することが可能となる。
本実施形態に係る車両映像収集システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る車両映像収集システムの構成を示したブロック図である。 プローブ情報DBに記憶されるプローブ情報の一例を示した図である。 映像情報DBに記憶される映像情報の一例を示した図である。 イベント登録情報DBに記憶されるイベント登録情報の一例を示した図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 カメラによって撮像された映像情報の格納態様を示した図である。 本実施形態に係る映像保管処理プログラムのフローチャートである。 イベントを登録する際の操作方法について説明した図である。 映像情報の保管態様について説明した図である。 本実施形態に係る映像収集処理プログラムのフローチャートである。 車両から収集した映像情報の利用方法を説明した図である。 送信対象とする映像情報の選択例を説明した図である。
以下、本発明に係る車両映像収集システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る車両映像収集システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る車両映像収集システム1を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る車両映像収集システム1の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両映像収集システム1は、情報管理センタ2が備えるサーバ装置(車両映像収集装置)3と、道路上を走行するとともに周囲を撮像する撮像手段としてのカメラ4を備えた車両5と、を基本的に有する。また、サーバ装置3と車両5は通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、本実施形態では基本的に車両映像収集システム1に含まれる車両5は複数台あることを前提とするが、1台のみであっても実施は可能である。また、車両5は特定の車両(例えば公用車、タクシー)のみに限定しても良いし、広く一般車両まで含めても良い。
ここで、本実施形態に係る車両映像収集システム1は所謂プローブカーシステムを構成する。ここで、プローブカーシステムとは、車両5をセンサとして情報を収集するシステムである。具体的には、車両5が速度データをはじめ、ステアリング操作やシフト位置等の各システムの作動状況をGPSの位置情報とともに予め車両5に搭載された通信装置を介して情報管理センタ2に送信し、センタ側でその収集データを様々な情報として再利用するシステムをいう。
そして、情報管理センタ2が備えるサーバ装置3は、全国を走行する各車両5から現在時刻や現在位置等を含むプローブ情報(材料情報)を適宜収集して蓄積するとともに、蓄積されたプローブ情報から各種支援情報(例えば事故情報、渋滞情報、旅行時間等)を生成し、生成された支援情報をナビゲーション装置7に対して配信したり、支援情報を用いた各種処理を行う情報管理サーバである。更に本実施形態ではサーバ装置3は、事故等の特定のイベントが発生した場合において、イベントが発生した時刻と位置に対応する時刻や位置においてカメラ4で撮像された映像情報を車両5から収集することも行う。そして、収集した映像情報に基づきイベントが発生した道路の道路状況の確認や分析を行う。
本実施形態では上記のようにサーバ装置3が車両から収集した映像情報を用いて特にイベントが発生した道路の道路状況の確認や分析を行うことを目的とすることから、情報管理センタ2としては例えば警察、道路管理業者、ロードサービス業者等が該当する。或いは、情報管理センタ2はそれらと異なる機関であって、警察、道路管理業者、ロードサービス業者等に対して道路状況の確認結果や分析結果を譲渡しても良い。
一方、車両5は乗員が乗車した状態で道路上を走行する移動手段であって、周囲を撮像する撮像手段としてのカメラ4と、通信(案内)端末であるナビゲーション装置7と、を基本的に有する。車両5は自動運転による走行が可能な車両としても良い。
カメラ4は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラであって、車両5のドライブレコーダとして利用される。車両のルームミラーの裏側やフロントバンパ等に取り付けられ、走行中は基本的に車両の進行方向前方の周辺環境を常時撮像する。また、カメラ4によって撮像された映像情報は所定時間間隔(例えば1分間隔)で区分され、更に撮像した地点と撮像した時刻を紐づけてメモリーカード8に記録され、必要時にはプローブ情報としてサーバ装置3に送信される。
また、撮像した映像情報が記憶されるメモリーカード8はカメラ4に搭載されておりカメラ4で撮像された映像情報を順次格納して保存するが、保存したデータ量が予め決められた上限(例えば64GB)に到達した状態で新たな映像を撮像すると、古い映像情報から順に自動的に削除される。そして、削除によって生成された空き領域に新たな映像情報を記憶する。尚、カメラ4の映像情報を記憶する記憶媒体としてはメモリーカード8以外でも良く、例えばカメラ4に内蔵されたフラッシュメモリでも良いし、ナビゲーション装置7の記憶媒体(メモリやハードディスク)に記憶するようにしても良い。また、外部のサーバ(オンラインストレージ)に記憶するようにしても良い。
一方、ナビゲーション装置7は、車両5に搭載され、格納する地図データに基づいて自車位置周辺の地図を表示したり、地図画像上において車両の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う車載機である。また、ナビゲーション装置7は通信ネットワーク網6に接続する為の通信手段を備え、GPSや各種センサを用いて車両の現在位置を特定し、所定時間間隔で現在時刻とともに現在位置を特定する情報をプローブ情報としてサーバ装置3へと送信する。尚、現在位置以外に進行方向、走行リンク、車速、ヨーレート等についても特定し、プローブ情報として送信しても良い。更に、サーバ装置3から要求があった場合については過去にカメラ4で撮像されてメモリーカード8等に保管されている映像情報についてもプローブ情報としてサーバ装置3へと送信する。尚、上記プローブ情報の送信を実行する主体としては、ナビゲーション装置7の代わりに、例えば車両5が備える他の車載器や車両5を制御する車両制御ECUを用いても良い。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局は車両5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある車両5の通信をサーバ装置3との間で中継する役割を持つ。
続いて、車両映像収集システム1が有するサーバ装置3の構成について図2を用いてより詳細に説明する。
サーバ装置3は、図2に示すようにサーバ制御部11と、サーバ制御部11に接続された情報記録手段としてのプローブ情報DB12と、映像情報DB13と、イベント登録情報DB14と、サーバ側地図DB15と、センタ通信装置16と、を基本的に有する。
サーバ制御部11は、サーバ装置3の全体の制御を行う制御ユニット(MCU、MPU等)であり、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の映像保管処理プログラム(図8)及び映像収集処理プログラム(図11)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。尚、サーバ制御部11は、後述のナビゲーション装置7の制御部とともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、走行履歴収集手段は、道路上を走行するとともに車外の映像を撮像するカメラ4を備えた複数の車両5から、各車両5の走行履歴を収集する。登録手段は、車両で撮像された映像の収集対象とする時刻及び位置を登録する。車両特定手段は、走行履歴と登録手段で登録された時刻及び位置とを比較することによって、複数の車両5の内、映像の収集対象とする車両5を特定する。映像保管要求手段は、車両特定手段により特定された車両5を対象として、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像を、撮像に伴う自動削除の対象から除外するように要求する。
また、プローブ情報DB12は、全国を走行する各車両5から収集したプローブ情報(但し映像情報は除く)を累積的に記憶する記憶手段である。尚、本実施形態においては、車両5から収集されるプローブ情報として、特に(a)日時とその日時における(b)車両5が走行する地域の地域コード、(c)車両5が走行するリンク、(d)車両5の進行方向(正方向又は逆方向)、(e)リンク始点(終点)からの走行距離、(f)車両5の車速、(g)車両5のヨーレート、が含まれる。
尚、『リンク始点』と『リンク終点』は車両の進行方向に依存せずリンクの両端(ノード)に対して夫々設定された属性である。そして、車両の進行方向はリンク始点からリンクに進入してリンク終点から退出する方向を“正方向”、リンク終点からリンクに進入してリンク始点から退出する方向を“逆方向”と定義する。
プローブ情報は、車両5が過去の走行中に位置した地点とその地点に車両が位置した時刻とその地点における車両の挙動、即ち車両の走行履歴を示す。但し、プローブ情報としては上記(a)~(g)に関する情報を必ずしも全て含む必要はなく、また、(a)~(g)以外の情報(例えばブレーキ操作量、加速度、ステアリング角度等)を含む構成としても良い。また、車両の位置を示す情報としてはリンク始点(終点)からの走行距離の代わりに、座標(緯度経度)を用いても良い。また、プローブ情報としては所定の条件を満たした場合にカメラ4で撮像された映像情報についても車両5から収集されるが、映像情報については後述の映像情報DB13に格納される。
図3はプローブ情報DB12に記憶されるプローブ情報の一例を示した図である。図3に示すように、プローブ情報は、送信元の車両を識別する車両IDと、上記(a)~(g)に関する情報等が含まれる。例えば、図3に示すプローブ情報は、ID“A”の車両5が地域コード“11”内にあるID“100001”のリンクの正方向の走行中において、3月2日の9:00:00.80にリンク始点から40m離れた地点で停車したことが記憶されている。一方、ID“B”の車両5が地域コード“11”内にあるID“100002”のリンクの逆方向を55km前後で走行したことが記憶されている。同様にして、他のプローブ情報についても記憶されている。尚、図3に示す例では200msec間隔で車両からプローブ情報を収集しているが、プローブ情報の収集の間隔は200msec間隔より短く或いは長くしても良い。
また、映像情報DB13は、全国を走行する各車両5から収集した映像情報を記憶する記憶手段である。尚、本実施形態においては、後述のように事故等のイベントが発生した場合において、イベントが発生した時刻と位置に対応する時刻や位置においてカメラ4で撮像された映像情報のみを選別して車両5から収集する。即ち、車両5から収集されて映像情報DB13に記憶される映像情報は、発生したイベントの内容が撮像された可能性のある映像情報となる。
図4は映像情報DB13に記憶される映像情報の一例を示した図である。図4に示すように映像情報は、映像を撮像した主体である車両5を識別する車両IDと、映像を撮像した日時と、映像を撮像した際の車両5が走行する地域の地域コードと、映像を撮像した際の車両5が走行するリンクと、映像を撮像した際の車両5の進行方向(正方向又は逆方向)とに紐づけられて映像情報DB13に格納される。
例えば、図4に示す例ではID“D”の車両が、地域コード“11”内にあるID“100121”及びID“100122”のリンクの正方向の走行中において3月2日の10:11:30から10:12:30までの期間において撮像した映像情報が記憶されている。同様にして他の映像情報についても記憶されている。そして、サーバ制御部11は、映像情報DB13に格納された映像情報に基づきイベントが発生した道路の道路状況の確認や分析を行う。
一方で、イベント登録情報DB14は、道路或いは道路の周辺で発生しているイベントに関する情報が登録される記憶手段である。ここで、イベント登録情報DB14に登録されるイベントとしては、例えば事故、落下物、故障車の発生、渋滞の発生、道路の保守点検などが挙げられ、イベントに関する情報はサーバ装置3を管理する管理者がサーバ装置3に接続された端末の操作を行うことによって登録される。但し、管理者の操作ではなく外部から入力されたイベントの発生を示唆する情報(例えばイベントの当事者やイベントを発見した第3者からの情報提供)に基づいて自動的に登録されるようにしても良い。
図5はイベント登録情報DB14に記憶されるイベント登録情報の一例を示した図である。図5に示すようにイベント登録情報は、イベントの発生した日時を特定する情報と、イベントの発生した日時の時間誤差と、イベントの発生した地域の地域コードと、イベントの発生したリンクと、イベントの発生した位置に対応する道路の進行方向(正方向に対応する車線で発生したか、逆方向に対応する車線で発生したか)と、イベントの発生した位置の座標(緯度経度)と、イベントの種類を特定した情報とを含む。ここで、「時間誤差」はイベント登録情報で登録されたイベントの発生した日時と実際にイベントの発生した日時との間に生じ得る誤差(時刻の幅)の大きさを示すものであり、例えば0分から30分までの間で設定される。イベントの発生した日時を正確に特定できない場合にはより大きな値が設定されることとなる。一例としてイベントの発生した日時が9:00で時間誤差として10分が登録されている場合には、イベントの発生した日時は実際には8:50から9:10までの間のいずれかのタイミングであることを示唆している。
但し、イベント登録情報DB14には上記全ての情報を登録する必要は無く、例えばイベントの発生した日時と位置の座標のみを登録しても良い。
例えば、図5に示す例では地域コード“11”内にあるID“100001”のリンクの正方向にある(x1、y1)の地点において3月2日の9:01:00に“事故”が発生したことが登録されている。また、時間誤差として10分が登録されている。また、地域コード“11”内にあるID“100002”のリンクの逆方向にある(x2、y2)の地点において3月2日の9:05:15に“落下物”が発生したことが登録されている。また、時間誤差として20分が登録されている。同様にして他のイベント登録情報についても記憶されている。そして、サーバ制御部11は、後述のように図5に示すイベント登録情報に基づき車両5から映像情報の収集を行う。
一方、サーバ側地図DB15は、外部からの入力データや入力操作に基づいて登録された最新のバージョンの地図情報であるサーバ側地図情報が記憶される記憶手段である。ここで、サーバ側地図情報は、道路網を始めとして経路探索、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されている。例えば、道路網を示すノード及びリンクを含むネットワークデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。
また、センタ通信装置16は、車両5やVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の外部の交通情報センタと通信ネットワーク網6を介して通信を行う為の通信装置である。本実施形態では、センタ通信装置16を介してプローブ情報や後述の映像の要求指示等を各車両5との間で送受信する。
次に、車両5に搭載されたナビゲーション装置7の概略構成について図6を用いて説明する。図6は本実施形態に係るナビゲーション装置7を示したブロック図である。
図6に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置7は、ナビゲーション装置7が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部31と、各種のデータが記録されたデータ記録部32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU33と、ユーザからの操作を受け付ける操作部34と、ユーザに対して車両周辺の地図や交通情報等を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ37と、情報管理センタ2やVICSセンタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール38と、を有する。また、ナビゲーション装置7はCAN等の車載ネットワークを介して、車両5に搭載された各種センサやカメラ4とも接続されている。尚、車両5に搭載されたセンサとしては、例えば車速センサ39を含む。
以下に、ナビゲーション装置7が有する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部31は、GPS43、ヨーレートセンサ44等を含み、現在の車両の位置、方位等を検出することが可能となっている。また、車速センサ39やその他の車両に設置された各種センサの検出結果についても取得することによって、より精度の高い現在の車両の位置、方位等の検出も可能である。
また、データ記録部32は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB45、走行履歴DB46、所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部32をハードディスクの代わりにフラッシュメモリやメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。また、地図情報DB45、走行履歴DB46は外部のサーバに格納させ、ナビゲーション装置7が通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB45は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、経路の探索や変更に係る処理に用いられる探索データ、施設に関する施設データ、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
また、走行履歴DB46は、車両5の走行情報(車両挙動)を累積して記憶した記憶手段である。尚、本実施形態では走行履歴DB46に記憶される走行情報として、特に車速センサ39、GPS43、ヨーレートセンサ44等の各種センサの検出結果を含む。走行履歴DB46に記憶された走行情報はプローブ情報としてサーバ装置3へと随時送信される。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)33は、ナビゲーション装置7の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラムのほか、後述の映像保管処理プログラム(図8)及び映像収集処理プログラム(図11)等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。
操作部34は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)から構成される。そして、ナビゲーションECU33は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部34は液晶ディスプレイ35の前面に設けたタッチパネルによって構成することもできる。また、マイクと音声認識装置によって構成することもできる。
また、液晶ディスプレイ35には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、案内経路(走行予定経路)に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。尚、液晶ディスプレイ35の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ36は、ナビゲーションECU33からの指示に基づいて案内経路(走行予定経路)に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ37は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB45の更新等が行われる。尚、DVDドライブ37に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール38は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやその他の外部センタ等から送信された交通情報等を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。また、車車間で通信を行う車車間通信装置や路側機との間で通信を行う路車間通信装置も含む。また、プローブ情報や後述の映像の要求指示をサーバ装置3との間で送受信するのにも用いられる。
また、車速センサ39は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより車両の車速や移動距離を算出する。
一方でカメラ4は、前述したように例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラであって、車両5のドライブレコーダとして利用される。また、カメラ4によって撮像された映像情報は図7に示すように所定時間間隔(例えば1分間隔)で区分され、更に区分毎に撮像した地点と撮像した時刻の情報をナビゲーション装置7から取得し、それらを紐づけてメモリーカード8に格納される。例えば図7に示す例では『映像A』は、地域コード“11”内にあるID“100001”のリンクの始点から15.5m離れた地点からID“100002”のリンクの始点から33.4mまで離れた地点まで移動する間において撮像された映像であり、且つ撮像した日時は3月2日の9:00:30から9:01:29までの間であることが記憶されている。また、『映像B』は、地域コード“11”内にあるID“100002”のリンクの始点から35.5m離れた地点からID“100003”のリンクの始点から13.4mまで離れた地点まで移動する間において撮像された映像であり、且つ撮像した日時は3月2日の9:01:30から9:02:29までの間であることが記憶されている。同様にして他の映像情報についてもメモリーカード8に格納されている。
メモリーカード8に記憶された上記映像情報は、サーバ装置3から要求があった場合に要求の条件を満たす映像情報が抽出されてプローブ情報としてナビゲーション装置7を介してサーバ装置3へと送信される。また、メモリーカード8に保存したデータ量が予め決められた上限(例えば64GB)に到達した状態で新たな映像を撮像すると、古い映像情報から順に自動的に削除される。そして、削除によって生成された空き領域に新たな映像情報を記憶する。但し、サーバ装置3への送信候補となる映像については予め自動削除の対象から除外するようにする。詳細については後述する。
尚、図7に示す例ではカメラ4で撮像した映像情報を1分間隔で区分して格納しているが、区分する間隔は1分より長く或いは短くしても良い。また、映像情報は時間単位でなく走行距離単位(例えば300m単位)で区分しても良い。また、撮像した地点を示す情報としてはリンク始点(終点)からの走行距離の代わりに、座標(緯度経度)を用いても良い。
続いて、前記構成を有する車両映像収集システム1を構成するサーバ装置3及びナビゲーション装置7において実行する映像保管処理プログラムについて図8に基づき説明する。図8は本実施形態に係る映像保管処理プログラムのフローチャートである。ここで、映像保管処理プログラムはサーバ装置3の管理者がサーバ装置3に対して所定の操作を実行したタイミングで実行され、事故等のイベントの発生に応じて映像情報の収集対象となる車両に対して予め収集対象となる映像情報の保護を要求するプログラムである。尚、以下の図8及び図11にフローチャートで示されるプログラムは、サーバ装置3が備えているRAM22やROM23又はナビゲーション装置7が備えているRAM52やROM53等に記憶されており、CPU21又はCPU51により実行される。
先ず、サーバ装置3において実行される映像保管処理プログラムについて説明する。
ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU21は、道路或いは道路の周辺で発生しているイベントの登録処理を行う。ここで、登録の対象となるイベントとしては、例えば事故、落下物、故障車の発生、渋滞の発生、道路の保守点検などが挙げられ、サーバ装置3を管理する管理者がサーバ装置3に接続された端末の操作を行うことによって登録される。図9はイベントの登録操作について説明した図である。
図9に示すように管理者が操作する端末のディスプレイ61には、イベント登録画面62が表示される。イベント登録画面62には地図画像63が表示され、管理者は地図画像63上の任意の地点を指定することが可能である。そして、管理者がイベントの発生した地点を地図画像63上で指定すると、イベント入力ウインドウ64がディスプレイ61に表示され、管理者はイベント入力ウインドウ64に表示された各項目を入力する。入力対象となる項目としては、イベントの種類、イベントの発生した日時、イベントの発生した日時の時間誤差等がある。そして、各項目を入力した後に登録ボタン65を押すと、入力した内容に基づいてイベントの登録が行われる。イベントの登録が行われると、地図画像63内の登録されたイベントの位置にイベントの発生を示すアイコン66が表示される。アイコン66を操作すると、登録されたイベントの内容の確認や、登録内容の修正が可能となる。また、後述のように車両から登録されたイベントに対応する映像を収集(S23、S24)した後にはアイコン66を操作すると、操作したアイコン66のイベントに対応して収集された映像を視聴することも可能となる。
また、前記S1のイベントの登録処理については、管理者の操作ではなく外部から入力されたイベントの発生を示唆する情報(例えばイベントの当事者やイベントを発見した第3者からの情報提供)に基づいて自動的に登録されるようにしても良い。例えば、事故を発見した車両から事故の発生について情報提供が行われた場合には、情報提供を行った車両の位置や現在時刻について取得し、情報提供を行った車両の位置をイベントが発生した位置とし、情報提供が行われた日時をイベントが発生した日時として登録することが可能である。或いは、サーバ装置3が全国を走行する各車両5から収集したプローブ情報に基づいてイベントが発生したことを特定し、更に収集したプローブ情報に基づいてイベントが発生した位置やイベントが発生した日時を推定して登録するようにしても良い。
以下のS2~S5の処理については、全国の道路を走行する各車両5を対象として車両単位でループして実行し、全ての車両5に対する処理が終了するまで繰り返し行う。
先ず、S2においてCPU21は、現時点でプローブ情報DB12に格納されているプローブ情報(図3)の内、処理対象の車両5のプローブ情報を抽出する(前回プログラムを実行した時から新たにプローブ情報DB12に格納されたプローブ情報のみを対象にしても良い)。尚、プローブ情報は図3に示すように(a)日時とその日時における(b)車両5が走行する地域の地域コード、(c)車両5が走行するリンク、(d)車両5の進行方向(正方向又は逆方向)、(e)リンク始点(終点)からの走行距離、(f)車両5の車速、(g)車両5のヨーレート、が含まれる。プローブ情報は、車両5が過去の走行中に位置した地点とその地点に車両が位置した時刻とその地点における車両の挙動、即ち車両の走行履歴を示す。尚、プローブ情報については、全国を走行する各車両5から定期的(例えば200msec間隔)に収集され、プローブ情報DB12に格納される。
次に、S3においてCPU21は、前記S2で抽出されたプローブ情報に基づいて、処理対象の車両5が前記S1で登録されたいずれかのイベントの発生位置の周辺(例えば1km以内)を走行した走行履歴が有るか否か判定する。
そして、処理対象の車両5が前記S21で登録されたいずれかのイベントの発生位置の周辺を走行した走行履歴があると判定された場合(S3:YES)には、S4へと移行する。それに対して、処理対象の車両5が前記S1で登録されたいずれのイベントの発生位置の周辺を走行した走行履歴もないと判定された場合(S3:NO)には、処理態様の車両を映像情報の収集対象から除外して、再びS2以降の処理を再度行う。
続いて、S4においてCPU21は、処理対象の車両5が前記S1で登録されたイベントの発生位置の周辺(例えば1km以内)を走行した走行履歴について、特にイベントの発生日時及びその時間誤差内に走行した走行履歴であるか否かを判定する。尚、「時間誤差」はイベント登録情報で登録されたイベントの発生した日時と実際にイベントの発生した日時との間に生じ得る誤差(時刻の幅)の大きさを示すものであり、イベントの発生した日時を登録する際に併せて登録される(S1)。イベントの発生した日時を正確に特定できない場合にはより大きな値が設定されることとなる。
例えばイベントの発生した日時が9:00で時間誤差として10分が登録されている場合には、8:50から9:10までの間にイベントの発生位置の周辺を走行した走行履歴が有るか否かが判定される。
そして、イベントの発生日時及びその時間誤差内にイベントの発生位置の周辺を走行した走行履歴があると判定された場合(S4:YES)には、S5へと移行する。それに対して、イベントの発生日時及びその時間誤差内にイベントの発生位置の周辺を走行した走行履歴がないと判定された場合(S4:NO)には、処理態様の車両を映像情報の収集対象から除外して、再びS2以降の処理を再度行う。
S5においてCPU21は、処理対象の車両を映像情報の収集対象とする車両に指定する。指定された車両5は、イベントの発生した時刻にイベントの発生した位置の周辺に位置しており、イベントの内容をカメラ4で撮像した可能性のある車両5である。そして、上記S2~S5の処理を全国の道路を走行する車両5を対象として実行した後に、S6へと移行する。
S6においてCPU21は、上記S2~S5の処理を行った結果、映像情報の収集対象に指定された車両が少なくとも一以上あるか否かを判定する。
そして、映像情報の収集対象に指定された車両が少なくとも一以上あると判定された場合(S6:YES)には、S7へと移行する。それに対して、映像情報の収集対象に指定された車両がないと判定された場合(S6:NO)には、当該映像保管処理プログラムを終了する。
S7においてCPU21は、前記S5で映像情報の収集対象に指定された車両5に対して映像保管要求を送信する。映像保管要求は、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像を、撮像に伴う自動削除の対象から除外する為の要求である。映像保管要求には、前記S1で登録されたイベントの内、映像情報の収集対象に指定された車両5の走行履歴に対応するイベントの登録情報を含む。具体的にはイベントの発生位置とイベントの発生した日時とイベントの発生した日時の時間誤差を特定する情報が含まれる。そして、映像保管要求を受信した車両側は、後述のようにカメラ4で過去に撮像されて保管されている映像情報について自動削除の対象とならないように処理する(S14)。その結果、サーバ装置3では事故等のイベントが発生した場合において、イベントが発生した時刻と位置に対応してカメラ4で撮像された映像情報について、車両から取得するまでの間に削除されないように自動削除の対象から除くことが可能となる。
次に、ナビゲーション装置7において実行される映像保管処理プログラムについて説明する。
先ず、S11においてCPU51は、サーバ装置3から送信された映像保管要求を受信する。尚、サーバ装置3は、前述したように事故等のイベントが発生した場合において、イベントの発生した時刻にイベントの発生した位置の周辺に位置した車両を対象として、映像保管要求を送信する(S7)。即ち、前記S11において映像保管要求を受信する場合は、本プログラムの実行主体であるナビゲーション装置7の搭載された車両5が、イベントの発生した時刻にイベントの発生した位置の周辺に位置しており、イベントの内容をカメラ4で撮像した可能性のある場合となる。また、映像保管要求には、前記S1で登録されたイベントの登録情報を含む。
次にS12においてCPU51は、メモリーカード8に現時点で格納されている映像情報を読み出し、映像保管要求に該当する映像情報を探索する。ここで、前述したようにカメラ4によって撮像された映像情報は所定時間間隔(例えば1分間隔)で区分されて、更に区分毎に撮像した地点と撮像した時刻を紐づけて格納されている(図7)。前記S12では映像情報に紐づけられたそれらの情報を参照してイベントが発生した発生日時及びその時間誤差内にカメラ4で撮像された映像情報を探索する。
但し、イベントの発生した日時ではなく位置を基準に映像情報を探索しても良い。その場合には、イベントの発生位置の周辺(例えば1km以内)を走行中にカメラ4で撮像された映像情報を探索する。或いは、イベントの発生した日時と位置を基準に映像情報を探索しても良い。その場合には、イベントの発生位置の周辺(例えば1km以内)を走行中にカメラ4で撮像された映像情報であって、且つイベントが発生した発生日時及びその時間誤差内にカメラ4で撮像された映像情報を探索する。
次にS13においてCPU51は、前記S12の探索の結果、映像保管要求に該当する映像情報がメモリーカード8に存在するか否か判定する。
そして、映像保管要求に該当する映像情報がメモリーカード8に存在すると判定された場合(S13:YES)には、S14へと移行する。それに対して、映像保管要求に該当する映像情報がメモリーカード8に存在しないと判定された場合(S13:NO)には、当該映像保管処理プログラムを終了する。
S14においてCPU51は、メモリーカード8に現時点で格納されている映像情報の内、前記S12で探索された映像保管要求に該当する映像情報を抽出する。ここで、前記S14で抽出される映像情報は、イベントが発生した発生日時及びその時間誤差内にカメラ4で撮像された映像情報であり、イベントの内容を撮像した可能性のある映像となる。そして、CPU51は図10に示すようにメモリーカード8から抽出した映像情報70を現在の記憶領域71から他の記憶領域72へと移動する。尚、移動先となる記憶領域72はメモリーカード8の記憶領域の一部であっても良いし、メモリーカード8と異なる記憶媒体(例えばナビゲーション装置7のデータ記録部32)の記憶領域であっても良い。また、移動元の記憶領域71からは映像情報70を削除しても良いし、移動後も映像情報70を残しておいても良い。
ここで、本実施形態ではメモリーカード8に保存したデータ量が予め決められた上限(例えば64GB)に到達した状態で新たな映像を撮像すると、古い映像情報から順に自動的に削除される。しかしながら、記憶領域72は上記自動削除の対象とならないように予め設定された領域である。従って、映像保管要求に該当する映像情報については、その後に車両が新たな映像を撮像したとしても基本的に削除されることはない。そして、その後に後述のようにサーバ装置3からの映像の要求を受信すると、移動先の記憶領域72で保管されている映像情報70がサーバ装置3に対して送信されることとなる(S34)。
また、前記S14においてCPU51は、該当する映像情報を抽出した際に抽出された映像情報を前記S1で登録されたイベントの種類に応じたデータサイズとなるように処理した上で他の記憶領域へと移動するようにしても良い。具体的な処理としては、ファイル形式(AVI・MP4・MOV・MPEG・MKV・WMV・FLV)を変更しても良いし、ファイル形式は変更せずに解像度を変更しても良いし、圧縮率を変更しても良い。基本的にはデータサイズが小さくなるように処理を行う。また、前記S1で登録されたイベントの種類については前記S11の映像保管要求に含めてサーバ装置3から取得するようにする。尚、イベントの種類とデータサイズとの関係は、詳細な分析が必要となる種類のイベント(例えば事故、落下物等)については映像の画質を落とさないために大きなデータサイズを許容し、詳細な分析が必要ない種類のイベント(例えば渋滞、保守点検等)については、映像の画質が落ちても問題とならないのでよりデータサイズが小さくなるように処理する。それによって、移動後の映像情報を保管するために必要な記憶容量を削減することが可能となる。
続いて、車両映像収集システム1を構成するサーバ装置3及びナビゲーション装置7において実行する映像収集処理プログラムについて図11に基づき説明する。図11は本実施形態に係る映像収集処理プログラムのフローチャートである。ここで、映像収集処理プログラムはサーバ装置3の管理者がサーバ装置3に対して所定の操作を実行したタイミングで実行され、車両5からカメラ4で撮像した映像情報をサーバ装置3が収集するプログラムである。
先ず、サーバ装置3において実行される映像収集処理プログラムについて説明する。
S21においてCPU21は、前記S5で映像情報の収集対象に指定した車両で撮像された映像について権利を有する者(以下、映像権利者という)から、映像情報をサーバ装置3へと送信する許可(サーバ装置3へと譲渡する許可)を得たか否かを判定する。尚、映像権利者は、例えば車両の運転者や所有者であり、自然人である場合と法人である場合がある。
映像権利者から映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得るためには、先ずサーバ装置3の管理者が映像権利者に対して許可を得るための同意書や契約書等を送付する。尚、同意書や契約書の送付はオンラインで行っても良いし、紙の書類の郵送により行っても良い。そして、映像権利者がそれらの同意書や契約書に承諾することによって、サーバ装置3は映像権利者から映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得ることが可能となる。従って、前記S21においてCPU21は、同意書や契約書の送付をオンラインで行った場合には、同じくオンライン上で映像権利者がそれらの同意書や契約書に承諾したか否かを判定し、承諾した場合に映像権利者から映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得たと判定する。一方、同意書や契約書の送付を紙の書類で郵送により行った場合には、サーバ装置3の管理者がそれらの同意書や契約書に承諾した旨の返信があった場合にサーバ装置3に対してその旨を入力する。それによってサーバ装置3は、映像権利者から映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得たと判定する。
そして、映像情報の収集対象に指定された車両の映像について権利を有する映像権利者から、映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得たと判定した場合(S21:YES)には、S22へと移行する。それに対して、映像情報の収集対象に指定された車両の映像について権利を有する映像権利者から、映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得られていないと判定した場合(S21:NO)には、映像の要求を行うことなく当該映像収集処理プログラムを終了する。
S22においてCPU21は、前記S5で映像情報の収集対象に指定した車両に対して映像要求を送信する。映像要求は、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像を、サーバ装置3へと送信させるための要求である。映像要求には、前記S1で登録されたイベントの内、映像情報の収集対象に指定された車両5の走行履歴に対応するイベントの登録情報を含む。具体的にはイベントの発生位置とイベントの発生した日時とイベントの発生した日時の時間誤差を特定する情報が含まれる。そして、映像要求を受信した車両側は、後述のようにカメラ4で過去に撮像されて保管されている映像情報の内、イベントの登録情報に対応する映像情報を抽出してサーバ装置3へと送信する(S34)。その結果、後述のようにサーバ装置3では事故等のイベントが発生した場合において、イベントが発生した時刻と位置に対応してカメラ4で撮像された映像情報を選別して車両5から収集することが可能となる。
続いて、S23においてCPU21は、前記S22で送信した映像要求に応じて車両5から送信される映像情報を受信する。
その後、S24においてCPU21は、前記S23で受信した映像情報を映像情報DB13に格納する。尚、その後にサーバ装置3では、映像情報DB13に格納された映像情報に基づきイベントが発生した道路の道路状況の確認や分析を行う。例えばイベントが事故であった場合については事故の現場が撮像された映像情報に基づいて、事故の状況の確認、事故によって通行止めにすべき車線の判定、事故の要因の分析、過失の認定等を行う。尚、これらの道路状況の確認や分析については映像情報を視認した管理者が行っても良いし、映像情報に対して画像処理を行うことによってサーバ装置3が判断するようにしても良い。
上記道路状況の確認や分析を行うに際しては、例えば図12に示すように前記S1でイベントの登録を行ったイベント登録画面62において車両から収集した映像情報を表示するようにしても良い。具体的には、管理者がイベントの登録した地点にあるアイコン66を指定すると、映像ウインドウ75がディスプレイ61に表示される。映像ウインドウ75には管理者が指定したアイコン66で登録したイベントに対応して現在までに車両から収集された映像76の一覧が表示される。更に管理者が表示された映像76を操作すると、映像の内容を視聴することが可能となる。
次に、ナビゲーション装置7において実行される映像収集処理プログラムについて説明する。
先ず、S31においてCPU51は、サーバ装置3から送信された映像要求を受信する。尚、サーバ装置3は、前述したように映像情報の収集対象に指定された車両の映像について権利を有する映像権利者から、映像情報をサーバ装置3へと送信する許可を得たと判定した場合において、当該車両に対して映像要求を送信する(S22)。また、映像要求には、前記S1で登録されたイベントの登録情報を含む。
続いて、S32においてCPU51は、現時点において車両で保管されている映像情報(前記S14で記憶する領域が移動された映像情報も、移動されていない映像情報も両方含む)を参照し、現時点で車両に保管されている映像情報を撮像した地点と撮像した時刻の情報を取得する。尚、図7に示すようにカメラ4によって撮像された映像情報は所定時間間隔(例えば1分間隔)で区分され、更に区分毎に撮像した地点と撮像した時刻の情報を紐づけてメモリーカード8等の記憶媒体に格納されている。
次に、S33においてCPU51は、現時点において車両で保管されている映像情報(前記S14で記憶する領域が移動された映像情報も、移動されていない映像情報も両方含む)の内、イベントの発生日時及びその時間誤差内であってイベントの発生位置に最も近い位置で撮像された映像情報を抽出する。
ここで、前述したようにカメラ4によって撮像された映像情報は所定時間間隔(例えば1分間隔)で区分されて、更に区分毎に撮像した地点と撮像した時刻を紐づけて格納されており(図7)、前記S33では該当する区分の映像情報のみが抽出される。例えば、図13に示すように地点a~dを走行する間に撮像された映像Aと、地点e~gを走行する間に撮像された映像Bとが車両に保管されている場合であって、イベントの発生位置が地点f付近である場合には、映像Bが抽出されることとなる。前記S33で抽出される映像情報は、発生したイベントの内容が撮像された可能性のある映像情報となる。
尚、図13に示す例ではイベントの発生位置に最も近い位置で撮像された映像情報のみを抽出しているが、イベントの発生位置から所定距離以内(例えば1km以内)で撮像された映像情報についても抽出対象に加えても良い。例えば図13に示す例では映像Aについても抽出対象に加えても良い。
また、前記S1においてイベントの登録情報としてイベントの発生した道路の進行方向(正方向に対応する車線で発生したか、逆方向に対応する車線で発生したか)が登録されている場合については、映像を撮像する際の車両の進行方向がイベントの発生した道路の進行方向と同じであることを映像情報の抽出条件に加える。即ち、現時点において車両で保管されている映像情報の内、イベントの発生日時及びその時間誤差内であってイベントの発生位置に最も近い位置をイベントの発生した道路の進行方向から撮像された映像情報を抽出する。
その後、S34においてCPU51は、前記S33で抽出した映像情報について、送信元の車両を識別する“車両ID”とともにプローブ情報としてサーバ装置3へと送信する。また、映像を撮像した日時、映像を撮像した際の車両5が走行する地域の地域コード、映像を撮像した際の車両5が走行するリンク、映像を撮像した際の車両5の進行方向(正方向又は逆方向)についても映像情報と併せて送信する。その後、当該映像収集処理プログラムを終了する。
尚、本実施形態では上記S11~S14及びS31~S34の処理はナビゲーション装置7が実行することとしているが、車両5が備える他の車載器や車両制御ECUが行っても良い。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る車両映像収集システム1、サーバ装置3及びサーバ装置3で実行されるコンピュータプログラムでは、道路上を走行するとともに車外の映像を撮像するカメラ4を備えた複数の車両5から、各車両5が走行中に位置した地点の履歴をその地点に車両5が位置した時刻と併せて走行履歴情報として収集する一方で、イベントの発生した時刻及び位置を登録し(S1)、車両5の走行履歴情報と登録された時刻及び位置とを比較することによって、複数の車両5の内、映像の収集対象とする車両5を特定し(S5)、特定された車両5を対象として、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像を、撮像に伴う自動削除の対象から除外するように要求する(S7)ので、道路上を走行する各車両において撮像されて保管されている映像の内、管理者により収集対象となる映像を予め削除されないように保護することが可能となる。その結果、例えばイベントが発生する等によって管理者側で任意の時刻及び位置の道路状況の確認の必要が生じた場合に、管理者の希望する映像を漏れなく車両から収集することが可能となる。
また、車両5に対してイベントの発生した時刻及び位置を配信し(S7)、車両5では、イベントの発生した時刻又は位置に基づいて、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像の内、イベントの発生した時刻又は位置に対応する映像を抽出し、抽出された映像を撮像に伴う自動削除の対象から除外する(S14)ので、特にイベントが発生する等によって管理者側で任意の時刻及び位置の道路状況の確認の必要が生じた場合に、当該イベントを撮像した可能性のある映像のみを選別して自動削除の対象から除外することが可能となる。従って、車両側で映像を記憶する記憶領域が不足することについて防止できる。
また、車両5では、イベントの発生した時刻又は位置に対応する映像を現在の記憶領域から他の記憶領域に移動させることにより、撮像に伴う自動削除の対象から除外する(S14)ので、該当する映像を記憶する記憶領域を変更することによって自動削除から映像を適切に保護することが可能となる。
また、車両5では、イベントの発生した時刻又は位置に対応する映像をイベントの種類に応じたデータサイズとなるように処理するので、例えば詳細な分析が必要となる種類のイベントについては映像の画質を落とさないために大きなデータサイズを許容し、詳細な分析が必要ない種類のイベントについては、映像の画質が落ちても問題とならないのでよりデータサイズが小さくなるように処理して保管することが可能となる。それによって、映像を保管するために必要な記憶容量を削減することが可能となる。
また、車両5で撮像された映像についての権利を有する者が他者への映像の送信を許可したことを認識した場合に、車両5に対して、カメラ4により過去に撮像されて車両5で保管されている映像を要求する(S22)ので、サーバ装置3の管理者は車両5で撮像された映像を権利者に無断で取得することなく、許可を得た後に適切に取得することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態ではプローブ情報を用いるプローブカーシステムを用いて全国を走行する複数の車両から映像情報を収集しているが、プローブカーシステムは必須ではない。例えば一の車両から取得した走行履歴に基づいてその一の車両へ映像保管要求を指示したり、映像情報をその一の車両から収集することも可能となる。
また、本実施形態では車両5で撮像された映像の収集対象とする時刻及び位置として、特に事故等のイベントの発生した時刻及び位置を挙げているが、イベントの発生した時刻及び位置以外であっても良い。例えば、サーバ装置3の管理者が道路状況を確認したい任意の時刻及び位置(例えば渋滞や事故の多発地点)が有る場合に、その時刻及び位置を登録する(S1)ことによって、その時刻及び位置に対応する映像を車両5から収集することが可能となる。
また、本実施形態では映像保管要求に該当する映像情報の記憶領域を移動させることによって、自動削除の対象から除外している(S14)が、記憶領域は移動させずに該当する映像情報に対して自動削除の対象とならないフラグを設定することによって、自動削除の対象から除外しても良い。
また、本実施形態では車両5から現在位置や現在時刻を含むプローブ情報の収集と、映像情報の収集は同じ一のサーバ装置で行っているが、車両5から現在位置や現在時刻を含むプローブ情報を収集するサーバ装置と映像情報を収集するサーバ装置とを異なるサーバ装置としても良い。
1…車両映像収集システム、2…情報管理センタ、3…サーバ装置、4…カメラ、5…車両、7…ナビゲーション装置、8…メモリーカード、11…サーバ制御部、12…プローブ情報DB、13…映像情報DB、14…イベント登録情報DB、70…映像情報

Claims (5)

  1. 道路上を走行するとともに車外の映像を撮像する撮像手段を備えた複数の車両から、各車両の走行履歴を収集する走行履歴収集手段と、
    車両で撮像された映像の収集対象とする時刻及び位置を登録する登録手段と、
    前記走行履歴と前記登録手段で登録された時刻及び位置とを比較することによって、前記複数の車両の内、映像の収集対象とする車両を特定する車両特定手段と、
    前記車両特定手段により特定された車両を対象として、前記撮像手段により過去に撮像されて車両で保管されている映像を、撮像に伴う自動削除の対象から除外するように要求する映像保管要求手段と、を有する車両映像収集システム。
  2. 前記車両特定手段により特定された車両を対象として、前記登録手段で登録された時刻又は位置を配信する登録情報配信手段を有し、
    前記車両特定手段により特定された車両では、
    前記登録手段で登録された時刻又は位置に基づいて、前記撮像手段により過去に撮像されて車両で保管されている映像の内、登録された時刻又は位置に対応する映像を抽出し、
    前記抽出された映像を撮像に伴う自動削除の対象から除外する請求項1に記載の車両映像収集システム。
  3. 前記車両特定手段により特定された車両では、前記抽出された映像を現在の記憶領域から他の記憶領域に移動させることにより、撮像に伴う自動削除の対象から除外する請求項2に記載の車両映像収集システム。
  4. 前記登録手段は、イベントが発生した場合にイベントの種類とともにイベントの発生した時刻及び日時を、前記車両で撮像された映像の収集対象とする時刻及び位置として登録し、
    前記車両特定手段により特定された車両では、前記抽出された映像をイベントの種類に応じたデータサイズとなるように処理する請求項2又は請求項3に記載の車両映像収集システム。
  5. 前記車両特定手段により特定された車両で撮像された映像についての権利を有する者が他者への映像の送信を許可したことを認識した場合に、前記車両特定手段により特定された車両に対して、前記撮像手段により過去に撮像されて車両で保管されている映像を要求する映像要求手段を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両映像収集システム。
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