JP2022110719A - 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022110719000001
【課題】撮像装置をスタンバイ状態から素早く撮影可能な状態にさせるとともに、消費電力を抑えることができる。
【解決手段】撮像装置が、一連の撮影を待機している場合に、素早く撮影可能になる高速復帰可能状態で動作し、一定時間が経過すると、高速復帰可能状態から高速復帰可能状態と比べて消費電力を抑えた省電力状態に移行する。そして、高速復帰可能状態では、調整項目をオートに設定し、省電力状態では調整項目の調整動作を中止する。また、一連の撮影が可能な状態に復帰する際に、高速復帰可能状態であった場合は調整項目をオートのままとし、省電力状態であった場合は調整項目をスタンバイ状態になる前の設定値に戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、ネットワークを利用した監視カメラシステムが広く普及してきている。
監視カメラシステムは、大規模な公共機関や小型の店舗など幅広い分野で利用されており、その運用方法は様々な形態がある。特に、ネットワークを利用した監視カメラを、ネットワークカメラと称する。ネットワークカメラは、運用形態に合わせるために様々な機能的特徴をもったものが存在する。例えば、パン、チルトといった撮影方向を自在に変更できるネットワークカメラや、撮影方向は変更できないが高倍率のズーム撮影が可能なボックス型のネットワークカメラなどが存在する。
こうしたネットワークカメラの新たなユースケースとして、監視ではなくテレビスタジオでの撮影用にネットワークカメラを用いるケースが増えている。このようなユースケースでの利用を想定した場合、既存のテレビカメラが備えている機能をネットワークカメラにも備える必要がある。
例えば、既存のテレビカメラが備える代表的な独自の機能としてスタンバイ状態がある。スタンバイ状態とは、撮影を待機している状態であり、テレビカメラが撮影中ではないことをテレビ番組の出演者やテレビ番組の制作者に示すために、タリーランプと呼ばれるランプなどを用いて、ユーザーに対して通知を行う。スタンバイ状態では、省電力の観点から通常、撮像も行わなくなる。このため、スタンバイ状態を解除する際に再び撮像が開始できるようになるためには、新たに撮像関連の設定が必要であることから一連の撮影が可能になるまで多くの時間がかかる。
そこで、撮像装置がスタンバイ状態から撮影を行う状態に復帰する際に、素早く撮影を開始できるようにすること、および、スタンバイ状態において消費電力を抑えることを両立するための技術がいくつか提案されている。例えば、特許文献1には、撮像装置がスタンバイ状態に移行し、スタンバイ状態から解除される際にイメージセンサーへの露光量を増やすことで被写体の像の結像までの時間を短縮し、撮影開始までの時間を短縮する技術が開示されている。また、特許文献2には、レンズ交換式の撮像装置でレンズの着脱時にレンズ装着時のフォーカスや絞りなどの設定を記録しておき、レンズが再度装着された際にその設定を撮像装置に反映させる技術が開示されている。
特開2007-336117号公報 特開2019-24259号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術では、イメージセンサーへの露光量の増加により結像までの時間は短縮されるが、その後絞りやフォーカスの調整が必要であり、実際に一連の撮影が開始できるまでの時間を十分に短縮することができない。また、特許文献2に開示された技術では、レンズが再度装着された際に、被写体や照明環境などの環境情報が変化している場合には、再度撮像装置のフォーカスや絞りの調整が必要になってしまう。そのような場合には一連の撮影が開始できるまでに多くの時間がかかる。
本発明は前述の問題点に鑑み、撮像装置をスタンバイ状態から素早く撮影可能な状態にさせるとともに、消費電力を抑えることができるようにすることを目的としている。
本発明に係る撮像装置は、被写体の撮像を行う撮像手段を有する撮像装置であって、前記撮像装置を、一連の撮影を開始する前のスタンバイ状態から前記一連の撮影が可能な状態に復帰させる設定手段と、前記スタンバイ状態の中で、前記撮像装置を、前記被写体の環境に応じて前記撮像装置の設定を継続して行う復帰可能状態にする制御手段と、前記スタンバイ状態の中で、前記復帰可能状態から、前記復帰可能状態と比べて消費電力を抑えた省電力状態に移行させる移行手段とを有し、前記移行手段は、前記制御手段によって前記復帰可能状態になってから一定時間が経過した場合に、前記省電力状態に移行させること、を特徴とする。
本発明によれば、撮像装置をスタンバイ状態から素早く撮影可能な状態にさせるとともに、消費電力を抑えることができる。
実施形態の撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 実施形態の撮像装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施形態の撮像装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 実施形態の高速復帰可能状態設定部の一例を示す図である。 実施形態の省電力状態設定部の一例を示す図である。 実施形態のスタンバイ状態から復帰する処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態のスタンバイ状態からの復帰時の設定値の一例を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100の内部構成の一例を示すブロック図である。また、図3は、撮像装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。撮像装置100は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD14と、入力部15と、表示部16と、通信部17と、撮像部18と、バス19とを有している。
CPU11は、ROM12に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行する。RAM13は、CPU11の主メモリ、ワークエリアなどの一時記憶領域として用いられる。HDD14は、各種データや各種プログラムなどを記憶する。入力部15は、キーボードやマウスを有し、ユーザーによる各種操作を受け付ける。表示部16は、各種情報を表示する。
通信部17は、ネットワークを介して外部装置との通信処理を行う。また、他の例としては、通信部17は、無線により外部装置との通信を行ってもよい。
なお、後述する撮像装置100の機能や処理は、CPU11がROM12又はHDD14に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。また、他の例としては、CPU11は、ROM12などに替えて、SDカードなどの記録媒体に格納されているプログラムを読み出してもよい。
なお、本実施形態では、撮像装置100は、1つのプロセッサ(CPU11)が1つのメモリ(ROM12)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のプロセッサや複数のRAM、ROMおよびストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしても良い。また、CPU以外のプロセッサを用いて後述する撮像装置100の機能や処理を実現することとしてもよい。(例えば、CPUに替えてGPU(Graphics Processing Unit)を用いることとしてもよい。)
撮像部18はイメージセンサーを有し、レンズ部110から得られた光を電気信号に変換してイメージを生成する。
次に、図1を参照しながら撮像装置100の機能構成について説明する。撮像装置100はレンズ部110を装着可能であり、撮像部101と、撮像調整部102と、待機状態設定部103と、復帰設定部104と、省電力設定部105とを有している。
撮像部101は、撮像装置100がレンズ部110を通してイメージセンサーに結像した像を現像する。そして、映像を生成してHDD14に記録したり、パーソナルコンピュータ(PC)300などの外部装置に配信したりする。撮像調整部102は、撮像部101で現像する映像を調整する。調節項目の種類については後述する。
待機状態設定部103は、撮像装置100をスタンバイ状態への移行指示を受信する。ここで、スタンバイ状態とは、撮影が可能な状態になる前の待機状態であり、被写体の撮像は行っているものの、映像の配信等を行っていない状態のことである。また、撮影を行う状態とは、被写体の撮像から、映像の生成、生成した映像の配信(又は記録)までの一連の処理が可能な状態のことである。復帰設定部104は、撮像装置100が待機状態設定部103によってスタンバイ状態になる際に、撮像装置100を高速復帰可能状態にする。ここで、高速復帰可能状態とは、スタンバイ状態の中で、さらに撮像装置100がスタンバイ状態から撮影を行う状態に復帰する際に、素早く撮影を開始できる状態のことである。詳しい説明については、後述する。
省電力設定部105は、撮像装置100が待機状態設定部103によってスタンバイ状態になる際に、撮像装置100を省電力状態にする。ここで、省電力状態とは、スタンバイ状態であって、かつ撮像装置の機能をできるだけ休止状態にし、撮像装置100全体の消費電力を抑えた状態のことである。詳しい説明については、後述する。
以上が構成に関する本実施形態の説明であるが、後述の内容を説明するにあたっては本実施形態では図1の機能構成に従って説明していく。
次に、図2のフローチャートを用いて、本実施形態に係る撮像装置100の処理手順について説明する。
まず、ステップS200において、ユーザー側から撮像装置100にスタンバイ状態への移行が指示されたことに応じて、待機状態設定部103は、撮像装置100をスタンバイ状態に移行させる。ここで、指示方法について図1を用いて説明する。
ユーザー側から撮像装置100がスタンバイ状態になるように指示する手段としては、例えばPC300を用いて指示する手法がある。PC300を用いる場合、撮像装置に対応したアプリケーション、もしくはインターネットブラウザを介した指示などが一般的である、また、リモートコントローラ(リモコン)301を使用した指示も可能である。リモコン301にスタンバイ状態への移行ボタンが備わっている場合には、ユーザーがその移行ボタンを押下することによりスタンバイ状態を指示することができる。なお、リモコン301の形態は、例えばテレビリモコンのような液晶画面を伴わず、ボタンだけで操作するものでもよいし、タブレット型PCやスマートフォンのような液晶画面を確認しながら操作できる端末でも良い。
また、スタンバイ状態に移行すると、撮像部101は映像の配信のみを停止して撮像のみを継続する。なお、映像の配信を停止した状態で撮像装置100の表示部16にリアルタイム映像として表示させてもよい。
次に、ステップ201において、待機状態設定部103は、復帰設定部104へスタンバイ状態に移行した旨を通知する。その後、ステップS202において、復帰設定部104は、待機状態設定部103からの通知を受け付け、撮像調整部102を制御して撮像装置100を高速復帰可能状態に移行させる。ここで、通知および制御の方法について図4を用いて説明する。
まず、待機状態設定部103から復帰設定部104に通知が送られる。通知を受けた復帰設定部104は、撮像調整部102に撮像に関する調整指示を行う。調整項目に関して、図4の表403を用いて説明する。
表403において、調整項目として「フォーカス」、「絞り」、および「彩度」を例として挙げるが、調整項目の種類はこれらに限定させるものではない。また、調整前の設定値は、復帰設定部104から撮像調整部102へ指示が行われる前の撮像装置100の設定値を示す。調整後の設定値は、復帰設定部104から撮像調整部102へ指示が行われた後の撮像装置100の設定値を示す。
本実施形態においては、スタンバイ状態が解除された後に素早く撮影を開始するためには、調整後の設定値は被写体に応じて撮像装置100が自動で設定を行う「オート」に設定し、常に被写体の環境に沿った設定値となるように調整を行う。ここで、表403の「フォーカス」のように調整前の設定値が「オート」であったものはそのまま設定が引き継がれる。これに対して、絞りや彩度のようにマニュアル設定や固定値であったものは、「オート」に変更される。
なお、調整後の設定値を「オート」にしないようにしてもよい。例えば「絞り」では設定値を「マニュアル」で調整しており、設定値を変更したくない場合には、調整後の設定値を「マニュアル」のままにしてもよい。また、調整後の設定値として「オート」が存在しない場合は、調整前の設定値を引き継ぐようにしてもよい。
なお、原則は、素早く撮影を開始するために、高速復帰可能状態において、撮像部101による撮像を継続させることとしているが、消費電力を抑えるのであれば、高速復帰可能状態において撮像部101による撮像を停止してもよい。
次に、ステップS203において、復帰設定部104は、撮像装置100がステップS202で高速復帰可能状態に移行してから一定時間が経過したか否かを判定する。この一定時間は、予め撮像装置100の製造元が規定した値でも良いし、ユーザーが撮像装置100にスタンバイ状態への移行を指示した際に、PC300またはリモコン301から入力した設定値でも良い。また、ユーザーが撮像装置の入力部15を介して予め設定した値であってもよい。復帰設定部104は、一定時間が経過したと判定した場合は、処理をステップS204に進める。一方、復帰設定部104は、一定時間が経過していないと判定した場合には、処理をステップS202に戻す。
次に、ステップS204において、待機状態設定部103は、省電力設定部105に省電力状態へ移行する旨を通知する。その後、ステップS205において、省電力設定部105は、待機状態設定部103からの通知を受け付け、撮像調整部102を制御して撮像装置100を高速復帰可能状態から省電力状態に移行させる。ここで、通知および制御の方法について図5を用いて説明する。
まず、待機状態設定部103から省電力設定部105に通知が送られる。通知を受けた省電力設定部105は、撮像調整部102に撮像に関する調整指示を行う。調整項目に関して図5の表503を用いて説明する。
表503において、調整項目として「フォーカス」、「絞り」、および「彩度」を例として挙げるが、調整項目の種類はこれらに限定させるものではない。また、調整前の設定値は、省電力設定部105から撮像調整部102へ指示が行われる前の撮像装置100の設定値を示す。調整後の設定値は、省電力設定部105から撮像調整部102へ指示が行われた後の撮像装置100の設定値を示す。
ここで、省電力状態とするためには、撮像装置100の機能をできるだけ休止状態にし、撮像装置100全体の消費電力を抑えた状態とする。このため調整後はオートによる設定値の調整を休止に設定し、なるべく消費電力を抑えた設定にする。つまり、「フォーカス」、「絞り」、および「彩度」の自動調整の動作を中断する。なお、撮像調整部102で制御可能な調整項目以外を省電力状態に設定してもよい。例えば雲台が装着された撮像装置であれば、雲台の動作を調整する非図示の雲台調整部に対して、雲台の動作を制限して省電力状態にするようにしてもよい。また、例えば赤外照明を投光する機能を備えた撮像装置において、赤外照明の調光を行う非図示の赤外照明調整部に対して、赤外照明の投光を制限して省電力状態にするようにしてもよい。この他にも撮像装置が通常の動作時よりも消費電力が抑えられる設定項目があれば、消費電力が抑えられる設定にする。
なお、原則は、消費電力を抑えるために、省電力状態において撮像を停止することとしているが、なるべく素早く撮影を開始したい場合には、省電力状態においてそのまま撮像を継続してもよい。
以上が図2に示した本実施形態に係る撮像装置の処理手順である。
次に、図6のフローチャートを用いて、撮像装置100がスタンバイ状態から撮像を行う状態に復帰する際の処理について説明する。
まず、ステップS600において、待機状態設定部103は、ユーザー側から撮像装置100にスタンバイ状態の解除指示を受け付ける。解除指示の方法は、図2のステップS200でユーザーが撮像装置にスタンバイ状態への移行を指示する処理において述べた方法と同様である。
次に、ステップS601において、待機状態設定部103は、現在設定している状態からの復帰を指示する。指示の手順について図7を参照しながら説明する。待機状態設定部103は、現在設定されている状態に合わせて指示を出す。例えば、撮像装置が高速可能状態であれば復帰設定部104に対して指示を出す。また、例えば撮像装置が省電力状態であれば省電力設定部105に対して指示を出す。それぞれの指示について説明する。
撮像装置が高速復帰可能状態である場合、待機状態設定部103から指示を受けた復帰設定部104は、撮像調整部102に対してスタンバイ状態解除後の撮像装置の設定値を指示する。例えば、図7の表703において、各調整項目の高速復帰状態の設定値は「オート」になっており、解除のタイミングで撮影環境や被写体に適した調整値になっているため、スタンバイ状態解除後の設定値は「オート」のまま維持するようにする。
一方、撮像装置が省電力状態である場合、待機状態設定部103から指示を受けた省電力設定部105は、撮像調整部102に対してスタンバイ状態解除後の撮像装置の設定値を指示する。例えば、図7の表704において、各調整項目の省電力状態の設定値が「休止」になっているため、撮像を開始するために休止から戻す必要がある。図7ではスタンバイ解除後の設定値として、撮像装置100がスタンバイ状態になる前の設定値を設定する例を図示している。スタンバイ状態になる前の設定値は、撮影条件として最もユーザーの意図が反映されている。このため、省電力状態から復帰する場合は、素早く撮影を開始するための設定値とするよりは、元々ユーザーによって設定されたスタンバイ状態になる前の設定値とする方がよい。但し、場合によっては、高速復帰可能状態からの解除時のようにすべての調整項目の設定値を「オート」にしてもよい。これらの設定値は撮像調整部102を通じて設定される。
最後に、ステップS602において、待機状態設定部103は、撮像装置100をスタンバイ状態から解除する。具体的には、撮像を停止していた場合は、撮像部101は撮像および映像の配信等を再開する。また、撮像のみを継続していた場合は、映像の配信等を再開する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
以上のように本実施形態によれば、スタンバイ状態に移行してから一定時間が経過するまでは高速復帰可能状態となるので、撮像装置がスタンバイ状態から撮影を行う状態に復帰した際に、素早く撮影を開始することができる。一定時間が経過する前までは、すぐに撮影を開始したい場面も多いため、例えば調整項目をすべて「オート」とすることにより、撮影を再開しても環境に適した条件で撮影をすぐ行うことができる。また、一定時間が経過した後はすぐに撮影を開始したい場面も少なくなることから、調整項目をすべて「休止」にするなど、消費電力をできるだけ抑えた省電力状態に移行するようにしたので、撮像装置の消費電力を抑えることができる。以上のように、撮像装置の省電力化と応答性の向上とが両立でき、ユーザーの利便性が向上する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 待機状態設定部、104 復帰設定部、105 省電力設定部

Claims (9)

  1. 被写体の撮像を行う撮像手段を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置を、一連の撮影を開始する前のスタンバイ状態から前記一連の撮影が可能な状態に復帰させる設定手段と、
    前記スタンバイ状態の中で、前記撮像装置を、前記被写体の環境に応じて前記撮像装置の設定を継続して行う復帰可能状態にする制御手段と、
    前記スタンバイ状態の中で、前記復帰可能状態から、前記復帰可能状態と比べて消費電力を抑えた省電力状態に移行させる移行手段とを有し、
    前記移行手段は、前記制御手段によって前記復帰可能状態になってから一定時間が経過した場合に、前記省電力状態に移行させること、
    を特徴とする撮像装置。
  2. 前記復帰可能状態は、前記撮像手段による撮像を続けている状態であり、
    前記省電力状態は、前記撮像手段による撮像を停止している状態であること、
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記一定時間は、ユーザーによって設定された時間であること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記復帰可能状態において、前記撮像手段に係る設定値が前記被写体の環境に応じた条件となるように調整を継続して行うことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記移行手段によって前記省電力状態に移行した場合に、前記制御手段は、前記撮像装置に係る設定値の調整を中断することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記復帰可能状態で、前記設定手段により前記スタンバイ状態から前記一連の撮影を行う状態に復帰する際に、前記制御手段は、前記撮像手段に係る設定値を前記復帰可能状態における設定値にすること、
    を特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 前記省電力状態で、前記設定手段により前記スタンバイ状態から前記一連の撮影を行う状態に復帰する際に、前記制御手段は、前記撮像装置に係る設定値を前記スタンバイ状態に設定される前の設定値にすること、
    を特徴とする請求項4~6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 被写体の撮像を行う撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置を、一連の撮影を開始する前のスタンバイ状態から前記一連の撮影が可能な状態に復帰させる設定工程と、
    前記スタンバイ状態の中で、前記撮像装置を、前記被写体の環境に応じて前記撮像装置の設定を継続して行う復帰可能状態にする制御工程と、
    前記スタンバイ状態の中で、前記復帰可能状態から、前記復帰可能状態と比べて消費電力を抑えた省電力状態に移行させる移行工程とを有し、
    前記移行工程は、前記制御工程によって前記復帰可能状態になってから一定時間が経過した場合に、前記省電力状態に移行させること、
    を特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 被写体の撮像を行う撮像手段を有する撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記撮像装置を、一連の撮影を開始する前のスタンバイ状態から前記一連の撮影が可能な状態に復帰させる設定工程と、
    前記スタンバイ状態の中で、前記撮像装置を、前記被写体の環境に応じて前記撮像装置の設定を継続して行う復帰可能状態にする制御工程と、
    前記スタンバイ状態の中で、前記復帰可能状態から、前記復帰可能状態と比べて消費電力を抑えた省電力状態に移行させる移行工程と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記移行工程は、前記制御工程によって前記復帰可能状態になってから一定時間が経過した場合に、前記省電力状態に移行させること、
    を特徴とするプログラム。
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