JP2022106131A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

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翔登 平
Shoto Taira
智樹 坂上
Tomoki Sakanoue
浩志郎 ▲高▼野
Koshiro Takano
麻紀子 辻
Makiko Tsuji
史朗 竹内
Shiro Takeuchi
聡 稲村
Satoshi Inamura
真慈 畠山
Masaji Hatakeyama
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Abstract

【課題】浴槽の汚れを確実に除去する上で有利になる浴槽洗浄装置を提供する。【解決手段】浴槽洗浄装置3は、浴室5に設けられた浴槽4を洗浄可能である。浴槽洗浄装置3は、洗剤を貯留可能な洗剤タンク7と、洗剤と水と用いてフォーム14を生成するフォーム生成手段と、フォーム14及びすすぎ水を吐出可能な吐出部11とを備える。浴槽洗浄装置3は、吐出部11から吐出したフォーム14を浴槽4内に供給するフォーム供給動作と、吐出部11から吐出したすすぎ水を浴槽4内に供給するすすぎ水供給動作とを実行可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、浴槽洗浄装置に関する。
下記特許文献1には、浴槽の底面に設置された洗浄ノズルから洗浄水を噴射して浴槽を洗浄する浴槽洗浄装置が開示されている。
特開2012-170614号公報
特許文献1の技術では、洗浄ノズルから噴射されて浴槽の内壁に付着した洗浄水が、重力により、すぐに垂れ落ちてしまうため、内壁の汚れを十分に落とすことが難しい。また、例えば段付き形状の浴槽、底面積が大きい浴槽など、浴槽の形状あるいはサイズによっては、洗浄ノズルから噴射された洗浄水が浴槽の内壁に届きにくい部分が生じ、汚れを十分に落とすことが難しい。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、浴槽の汚れを確実に除去する上で有利になる浴槽洗浄装置を提供することを目的とする。
本開示に係る浴槽洗浄装置は、浴室に設けられた浴槽を洗浄可能な浴槽洗浄装置であって、洗剤を貯留可能な洗剤タンクと、洗剤と水と用いてフォームを生成するフォーム生成手段と、フォーム及びすすぎ水を吐出可能な吐出部と、を備え、吐出部から吐出したフォームを浴槽内に供給するフォーム供給動作と、吐出部から吐出したすすぎ水を浴槽内に供給するすすぎ水供給動作とを実行可能であるものである。
本開示によれば、浴槽の汚れを確実に除去する上で有利になる浴槽洗浄装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による浴槽洗浄装置及び給湯装置を示す図である。 実施の形態1による浴槽洗浄装置及び給湯装置を示す図である。 実施の形態1による浴槽洗浄装置及び給湯装置を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。以下の説明において、「水」、「湯」、または「湯水」との記載は、原則として、液体の水を意味し、低温の水から高温の湯までが含まれうるものとする。
実施の形態1.
図1、図2、及び図3は、実施の形態1による浴槽洗浄装置及び給湯装置を示す図である。図1に示すように、給湯装置1は、給湯機2と、浴槽洗浄装置3とを備える。給湯機2は、浴槽4へ給湯する機能を有する。浴槽4は、浴室5内に設けられている。本実施の形態では、浴槽洗浄装置3の動作と給湯機2の動作とを連携させることのできる給湯装置1を例に説明するが、この例に限定されるものではなく、浴槽洗浄装置3は、給湯機2とは独立して設けられたものでもよい。給湯機2は、例えば、貯湯タンクを有する貯湯式給湯機でもよいし、燃料の燃焼によって湯を生成する瞬間式給湯機でもよい。以下の説明では、浴槽4に溜められた湯水を「浴水」と呼ぶことがある。
浴槽洗浄装置3は、浴槽4内の浴水16の一部を取り込み可能な取水部6と、洗剤タンク7と、気泡発生装置8と、循環流路9と、循環ポンプ10と、吐出部11とを備える。洗剤タンク7は、液状の洗剤を貯留する。本開示における洗剤は、浴槽4を洗浄する洗浄作用を有する物質である。本開示における洗剤は、界面活性剤を含む。また、本開示における洗剤は、例えば、泡調整剤、金属封鎖剤、除菌成分、再付着防止剤、漂白活性剤、安定化剤、pH調整剤のうちの1種または2種以上の成分を含んでいてもよい。本開示における洗剤は、中性洗剤、酸性洗剤、アルカリ性洗剤、塩素系洗剤のうちのいずれでもよい。
洗剤タンク7に貯留された洗剤を取水部6へ供給可能である。図示の例では、洗剤タンク7の下部と取水部6の上部とをつなぐ通路に設けられた洗剤供給弁12が開くと、洗剤タンク7内の洗剤が重力により流れて取水部6内に供給される。取水部6に取り込まれた浴水16と、洗剤タンク7から供給された洗剤とが混合することで、洗剤水13が生成される。洗剤水13は、洗剤が混合された水である。
取水部6の内部では、貯留された洗剤水13の水面の上に空間が形成される。取水部6の内部の、洗剤水13の水面の上に、フォーム(foam)14が生成される。浴槽洗浄装置3は、取水部6内の洗剤水13の量または水位を検出するセンサ(図示省略)を備えていてもよい。フォーム14は、気泡が多数集まることで形成されたクリーム状の泡である。フォーム14は、泡沫とも呼ばれる。多数の気泡を含むフォーム14は、気泡を含まない洗剤水13あるいは気泡の含有量が少ない液状の洗剤水13よりも、高い洗浄能力を有する。本実施の形態であれば、フォーム14を吐出部11から吐出することができるので、液状の洗剤水13を噴射する場合よりも優れた洗浄効果が得られる。
気泡発生装置8は、循環流路9に接続されている。循環流路9は、取水部6に接続されている。循環流路9の途中に循環ポンプ10が配置されている。循環ポンプ10の下流側の循環流路9が気泡発生装置8に接続されている。気泡発生装置8の下流部は、取水部6に接続されている。循環ポンプ10が運転されると、取水部6内の洗剤水13は、気泡発生装置8を通過して取水部6内へ戻るように循環流路9を循環する。
気泡発生装置8は、気泡発生装置8を通過する洗剤水13に気体を導入することで気泡を生成する。この気体は、例えば空気である。気泡発生装置8には、吸気通路(図示省略)が接続されている。気泡発生装置8は、この吸気通路から吸入される気体を洗剤水に混合することで気泡を発生させる。
本実施の形態における気泡発生装置8は、例えば、以下のような構造を有するエジェクタにより構成されてもよい。エジェクタは、通過する洗剤水13の流路を縮径させる縮径部を有する。この縮径部に発生する負圧により、吸気通路から気体を自然吸気できる。当該縮径部において、洗剤水13の流れに対して垂直な方向から、吸気通路を通って気体が導入される。エジェクタの上流側の位置には、エジェクタに流入する水流を旋回させる固定翼が備えられていてもよい。固定翼は、例えば、流路の軸線を中心とする旋回流を形成する。固定翼により形成される洗剤水13の旋回流が気泡をせん断して微細化することで、微細な気泡を生成できる。吸気通路から吸気する方法は、自然吸気に限定されない。エアポンプ(図示省略)を用いて強制的に空気を気泡発生装置8へ供給してもよい。
本実施の形態における気泡発生装置8、循環流路9、及び循環ポンプ10は、洗剤タンク7から供給される洗剤と、取水部6に取り込まれた浴水16または水道水からなる洗剤水13を用いてフォーム14を生成するフォーム生成手段に相当する。本開示におけるフォーム生成手段は、このような構成に限定されるものではない。例えば、フォーム生成手段は、多孔質体(図示省略)を備え、その多孔質体の多数の微細な孔から洗剤水13の中に気体を放出することで気泡を生成するものでもよい。その場合、多孔質体は、取水部6の内部に配置されてもよい。エアポンプ(図示省略)から多孔質体へ空気を送り、多孔質体の多数の微細な孔から洗剤水13の中に空気を放出することができる。多孔質体の材質は、例えば、金属メッシュ、セラミックス、樹脂材料などでもよい。または、フォーム生成手段は、洗剤水13に超音波を照射する超音波照射手段を備えるものでもよい。例えば、20kHzから数MHzの周波数範囲の超音波を超音波照射手段から洗剤水13に照射することで、気泡、特に微細な気泡を発生することが可能である。または、フォーム生成手段は、モータにより駆動される撹拌器を備え、取水部6の内の洗剤水13を当該攪拌器で攪拌することで気泡を生成するものでもよい。
浴水循環経路15は、浴槽4内の浴水16を浴槽4の外へ取り出した後に浴槽4内へ戻すことのできる流路である。浴水循環経路15の途中に浴水ポンプ17が接続されている。浴水循環経路15の一端は、浴槽4に設けられた吸込口18に接続されている。浴水循環経路15の他端は、浴槽4に設けられた放出口19に接続されている。浴水循環経路15における浴水ポンプ17の吐出口と放出口19との間の流路に開閉弁20が設置されている。開閉弁20が開いているときに浴水ポンプ17が運転されると、浴槽4内の浴水16が吸込口18から浴水循環経路15に引き込まれ、浴水循環経路15を通過した浴水16が放出口19から浴槽4内へ放出される。
吸込口18及び放出口19は、浴水循環経路15と浴槽4との接続口に相当する。吸込口18及び放出口19は、鉛直方向の位置に関して、吐出部11よりも下側に位置する。
給湯機2から供給される湯水が通る湯水供給経路21が浴水循環経路15に接続されている。湯水供給経路21と浴水循環経路15との接続部23は、浴水ポンプ17の吐出口と開閉弁20との間の流路にある。湯水供給経路21の途中に開閉弁22が設置されている。給湯機2から浴槽4へ湯水を供給するときには、開閉弁20及び開閉弁22が開く。この際、給湯機2から湯水供給経路21を通過して浴水循環経路15に流入した湯水は、接続部23及び開閉弁20を通過して、放出口19から浴槽4内へ放出される。また、当該湯水は、接続部23から浴水ポンプ17を通過して吸込口18からも浴槽4内へ放出される。
通路24は、循環流路9と浴水循環経路15とをつないでいる。通路24の一端は、浴水ポンプ17の吐出口と開閉弁20との間の流路に接続されている。通路24の他端は、循環ポンプ10と気泡発生装置8との間の流路に接続されている。開閉弁25は、通路24を開閉する。
本実施の形態では、浴槽4内の浴水16を次のようにして取水部6に流入させることができる。開閉弁20及び開閉弁22を閉じ、開閉弁25を開いた状態で、浴水ポンプ17を運転する。これにより、浴槽4内の浴水16は、吸込口18、浴水ポンプ17、通路24、開閉弁25、及び循環流路9を通って、取水部6に流入する。このようにして取水部6に流入した浴水16に洗剤タンク7から洗剤を供給することで、洗剤水13を生成することができる。本実施の形態であれば、浴槽4に残った浴水16を利用して洗剤水13を生成できるので、水の消費量を低減することができる。
ただし、浴水16に代えて、水道水を利用して洗剤水13を生成してもよい。この場合には、開閉弁20を閉じた状態で開閉弁22及び開閉弁25を開く。給湯機2からの水道水が、湯水供給経路21、通路24、開閉弁25、及び循環流路9を通って、取水部6に流入する。取水部6に流入した水道水に洗剤タンク7から洗剤を供給することで、洗剤水13を生成することができる。
図示を省略するが、浴槽4内の浴水16を追い焚きするための追焚熱交換器が浴水循環経路15に備えられていてもよい。この場合には、浴水循環経路15により浴槽4内の浴水16を追焚熱交換器に循環させることで、浴槽4内の浴水16を保温または昇温することができる。なお、追焚熱交換器、浴水ポンプ17などは、給湯機2内に配置されていてもよい。
制御装置26は、浴槽洗浄装置3の動作を制御する制御手段に相当する。制御装置26は、浴槽洗浄装置3が備えるアクチュエータ類及びセンサ類と電気的に接続されている。制御装置26は、日時を管理するタイマー機能を有していてもよい。図示の例では、給湯機2の筐体の内部に制御装置26が配置されている。変形例として、給湯機2とは別の場所に制御装置26が配置されてもよい。制御装置26は、例えば、少なくとも一つのプロセッサと少なくとも一つのメモリとを有する。制御装置26と、リモコン27との間は、有線通信または無線通信により、双方向に通信可能である。リモコン27は、ユーザーインターフェースの例である。本実施の形態において、リモコン27は、浴室5に設置されていてもよい。また、例えばスマートフォンのような携帯情報端末がユーザーインターフェースとしての機能を有するように構成してもよい。制御装置26と、リモコン27などのユーザーインターフェースとが、例えばホームネットワークを介して通信可能でもよい。
リモコン27は、表示部及び操作部を備える。表示部は、例えば、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイでもよい。表示部は、使用者に情報を報知する報知手段に相当する。操作部は、使用者が操作するためのボタン、ダイヤル、キーなどを含んでもよい。表示部は、操作部の機能を兼ね備えるタッチスクリーンでもよい。リモコン27は、スピーカ、マイク等をさらに備えてもよい。本実施の形態におけるリモコン27は、例えば音声案内装置のような、表示部以外の報知手段を備えてもよい。
本実施の形態の浴槽洗浄装置3は、水位センサ28をさらに備える。水位センサ28は、浴槽4内の水位である浴槽水位を検出する検出手段に相当する。水位センサ28は、浴水循環経路15において吸込口18と浴水ポンプ17の入口との間の流路に配置されている。浴水循環経路15内の圧力は、浴槽水位に応じて変化する。水位センサ28は、浴水循環経路15内の圧力を検出することにより、浴槽水位を検出可能である。
本実施の形態における浴槽4の底部には、自動で開閉可能な電動排水栓29が設置されている。電動排水栓29が閉じているときには浴槽4内に浴水16を溜めることができる。電動排水栓29が開くと、浴槽4内の浴水16が、電動排水栓29を通って、浴槽4の外部の例えば下水管(図示省略)へ排出される。電動排水栓29を開くことで、浴槽4内の浴水16をすべて外部へ排出することができる。電動排水栓29は、アクチュエータにより駆動されることで開閉する。制御装置26は、電動排水栓29の開閉動作を制御可能である。制御装置26が電動排水栓29の動作を直接的に制御してもよいし、浴室5またはその近くに設置された電動排水栓29の制御ユニットへ制御装置26が指令を送ることによって制御装置26が間接的に電動排水栓29の動作を制御してもよい。
吐出部11は、フォーム14及びすすぎ水を吐出可能である。図示の例において、吐出部11は、浴槽4の内壁の上部に設置されている。吐出部11は、フォーム14及びすすぎ水を吐出する開口である吐出口を有する。吐出部11は、その吐出口の中心位置が、入浴後に浴槽4内に残る浴水16の水面よりも上になるように配置される。そのようにするために、吐出部11の吐出口の中心位置は、例えば、浴槽4の最大水深の1/2の高さよりも上にあることが好ましく、浴槽4の最大水深の3/4の高さよりも上にあることがより好ましい。あるいは、給湯機2が浴槽4の湯はり量を制御する機能を有している場合には、吐出部11の吐出口の中心位置は、最大湯はり量のときの浴槽4内の浴水16の水面よりも上にあることが好ましい。
浴槽洗浄装置3は、浴槽4を洗浄する浴槽洗浄動作を実行可能である。浴槽洗浄動作は、原則として、後述するフォーム供給動作及びすすぎ水供給動作を含む。浴槽洗浄動作を開始するユーザー指示をユーザーインターフェースが受け付けると、浴槽洗浄装置3が浴槽洗浄動作を開始する。例えば、リモコン27に設けられた浴槽洗浄開始ボタンを使用者が押下すると、浴槽洗浄装置3が浴槽洗浄動作を開始する。また、使用者が予約した時刻になったときに、浴槽洗浄装置3が浴槽洗浄動作を開始してもよい。
浴槽洗浄動作を開始すると、制御装置26は、前述したようにして取水部6内に洗剤水13を生成するように制御する。この際、制御装置26は、取水部6内に供給された浴水16または水道水の量に応じて洗剤タンク7からの洗剤供給量を調整することで、洗剤水13の洗剤濃度が適切な濃度になるように制御する。また、制御装置26は、取水部6内において洗剤水13の水面の上に空間が形成されるように洗剤水13の量を調整する。なお、制御装置26は、浴槽洗浄動作を開始する前に、取水部6内に洗剤水13を予め生成しておいてもよい。
浴槽洗浄装置3は、吐出部11から吐出したフォーム14を浴槽4内に供給するフォーム供給動作を実行可能である。フォーム供給動作は、浴槽洗浄動作のうちの一工程である。図1は、フォーム供給動作のときの状態を示している。本実施の形態において、制御装置26は、入浴後に浴槽4内に浴水16が残っている状態で吐出部11からフォーム14を吐出することにより浴槽4内の浴水16の水面がフォーム14で覆われるようにフォーム供給動作を制御する。制御装置26は、フォーム供給動作を開始する前に、浴槽4内に浴水16が残っていることを水位センサ28により確認してもよい。制御装置26は、浴槽4内に浴水16が残っていない場合には、フォーム供給動作を開始せず、浴水16が無いことをリモコン27などのユーザーインターフェースから使用者に報知してもよい。
フォーム供給動作のときには以下のようになる。制御装置26は、取水部6内に洗剤水13が貯められた状態で循環ポンプ10を運転する。取水部6内から循環流路9に引き込まれた洗剤水13が気泡発生装置8を通過するときに気泡が生成される。その気泡が取水部6内へ流入する。取水部6内に集まった気泡は、浮力により、洗剤水13の水面上へ浮上する。その結果、洗剤水13の水面上にフォーム14が生成される。フォーム14が生成され続けると、取水部6内の洗剤水13の水面の上にフォーム14が充満する。取水部6の上部は、吐出部11につながっている。取水部6内でフォーム14が生成され続けると、フォーム14は、取水部6の上部から吐出部11へ流れ、吐出部11から浴槽4内へ吐出される。浴槽4内へ吐出されたフォーム14は、浴槽4内の浴水16の水面上に浮かぶ。取水部6内の洗剤水13が少なくなった場合には、制御装置26は、フォーム供給動作を一時中断し、取水部6内に浴水16または水道水を供給するとともに洗剤タンク7から洗剤を添加することで、取水部6内の洗剤水13の量を回復させてもよい。
上記フォーム供給動作が続くことで、浴槽4内の浴水16の水面上にフォーム14が溜まっていく。フォーム14は、浴槽4内の浴水16の水面上に浮かび、水面の全体へ広がっていく。制御装置26は、浴槽4内の浴水16の水面の全体がフォーム14で覆われるまでフォーム供給動作を実行する。本実施の形態であれば、浴槽4内の浴水16の水面上で、供給されたフォーム14が自然に移動して広がる。このため、浴槽4の形状あるいはサイズにかかわらず、浴槽4の内壁面の全周にわたって、フォーム14を確実に付着させることができる。それゆえ、浴槽4の内壁面の汚れを、全周にわたって、確実に除去することが可能となる。
浴槽4の内壁面と、浴槽4内の浴水16の水面とが交わる線を以下「喫水線」と称する。入浴時には、入浴者が浴槽4に入ったり出たりすることで、喫水線の位置が上下に動く。垢その他の汚れは、水面上に浮かぶので、喫水線の位置に特に付着しやすい。浴槽4の内壁面のうち、入浴時に喫水線が位置した範囲を以下「喫水部」と称する。
浴槽洗浄装置3が浴槽洗浄動作を開始する前の入浴中における最高の浴槽水位を以下「入浴時最高水位」と称する。制御装置26は、入浴中に水位センサ28により検出された浴槽水位のデータを用いて、入浴時最高水位の情報を記憶してもよい。なお、複数の同居者が順番に入浴した場合には、複数の同居者の入浴のうちで最高となったときの浴槽水位を入浴時最高水位とする。身体が大きい人ほど、浴槽4内の浴水16に浸ったときの浴槽水位の上昇が大きくなる。このため、浴槽4内の浴水16の量が実質的に一定であったとすれば、通常は、身体が最も大きい同居者が入浴したときに入浴時最高水位が記録される。
フォーム供給動作において、制御装置26は、入浴時最高水位よりも高い位置にまでフォーム14が到達するように、フォーム14を浴槽4内に供給することが望ましい。これにより、浴槽洗浄動作を開始する前の入浴時に汚れが付着した喫水部の全体にフォーム14を確実に付着させることができるので、喫水部の汚れをより確実に除去することが可能となる。
浴槽4の内部空間を水平面で切断した断面の面積を以下「浴槽断面積」と称する。制御装置26は、浴槽断面積の情報を記憶していてもよい。制御装置26は、給湯機2から浴槽4に流入した湯水の体積と、水位センサ28により検出される浴槽水位の上昇量との関係を学習することで、浴槽断面積を算出してもよい。段付き形状の浴槽のように、鉛直方向の位置によって浴槽断面積が変化する場合には、鉛直方向の位置と浴槽断面積との関係を制御装置26が記憶していてもよい。
フォーム供給動作によって浴槽4内の浴水16の水面の上に供給するフォーム14の総体積を以下「フォーム供給量」と称する。フォーム供給動作が開始したときの浴槽4内の浴水16の水面の位置から、入浴時最高水位の位置までの、浴槽4の内部空間の体積を以下「必要体積」と称する。浴槽4内の浴水16の水面の上に供給されたフォーム14の上面が平らになると仮定すると、フォーム供給量が必要体積に等しくなれば、入浴時最高水位の位置にフォーム14が到達すると考えることができる。
制御装置26は、フォーム供給量が必要体積よりも大きくなるように、フォーム供給動作を実行してもよい。これにより、入浴時最高水位よりも高い位置にまで、フォーム14を確実に到達させることができる。制御装置26は、フォーム供給動作の開始時に検出された浴槽水位と、予め記憶された浴槽断面積の情報とを用いて、必要体積を計算してもよい。
制御装置26は、フォーム14の生成速度の情報を記憶していてもよい。フォーム14の生成速度とは、フォーム供給動作のときに単位時間当たりに生成されるフォーム14の体積である。循環ポンプ10の回転数が高いほど、フォーム14の生成速度が速くなる。制御装置26は、例えば、循環ポンプ10の回転数と、フォーム14の生成速度との関係を予め記憶し、当該関係に基づいて、フォーム14の生成速度を算出してもよい。
制御装置26は、必要なフォーム供給量と、フォーム14の生成速度とに応じて、フォーム供給動作を継続する時間を設定してもよい。例えば、制御装置26は、必要なフォーム供給量を、フォーム14の生成速度で割った値に応じて、フォーム供給動作を継続する時間を設定してもよい。これにより、過不足のない量のフォーム14を供給する上で有利になる。制御装置26は、例えば、安全マージンとなる所定量を必要体積に加えた値を、必要なフォーム供給量として算出してもよい。
浴槽洗浄動作を開始するユーザー指示をリモコン27などのユーザーインターフェースが受け付ける前に水位センサ28が検出した最高の浴槽水位を以下「受付前最高水位」と称する。受付前最高水位は、通常、入浴時最高水位に等しい。浴槽洗浄動作を開始するユーザー指示をリモコン27などのユーザーインターフェースが受け付けた後に水位センサ28が検出した浴槽水位を「受付後水位」と称する。制御装置26は、受付前最高水位と受付後水位との差が基準よりも大きいときには、受付前最高水位と受付後水位との差が当該基準よりも小さいときに比べて、フォーム供給量を多くしてもよい。これは、フォーム14が積層することで高さ方向に潰れやすいため、浴槽4内の浴水16の水面上でのフォーム14の高さを確保するには、フォーム供給量をより多くする必要があるためである。これにより、喫水部の全体にフォーム14をより確実に付着させることができるので、喫水部の汚れをより確実に除去することが可能となる。具体的には、例えば、制御装置26は、受付前最高水位と受付後水位との差が上記基準よりも大きいときには、受付前最高水位と受付後水位との差が上記基準よりも小さいときに比べて、上述した安全マージンの値を大きくすることで、フォーム供給量を多くしてもよい。
フォーム供給動作の終了後、制御装置26は、電動排水栓29が自動で開くように電動排水栓29に対して指令を出す。これにより、浴槽4内の浴水16が電動排水栓29から排出されていき、浴槽水位が徐々に低下していく。図2は、フォーム供給動作の終了後に浴槽4内の浴水16が電動排水栓29から排出されている最中の状態を示す。図2に示すように、浴槽水位が低下していくと、浴水16の水面上にあったフォーム14の一部は、浴槽4の内壁に、まとわり付くようにして付着する。浴槽4の内壁に付着したフォーム14は、重力により当該内壁に沿って徐々に下へ移動する。その間に、浴槽4の内壁の下部までフォーム14の洗浄効果を及ぼすことができる。仮に、液状の洗剤水13を浴槽4の内壁に付着させたとすると、すぐに垂れ落ちてしまうので、内壁に付着している時間が短く、汚れを落としにくい。これに対し、フォーム14は、垂れ落ちにくく、浴槽4の内壁に長時間付着しているので、当該内壁の汚れを確実に落とすことが可能となる。また、本実施の形態であれば、例えば段付き形状などの、変わった形状の浴槽4が用いられている場合であっても、浴槽4の内壁の全体にフォーム14を確実に付着させることができる。
浴槽水位が図2に示す状態よりもさらに低くなり、浴槽4内の浴水16がすべて排出されると、浴槽4の底面にもフォーム14が付着する。これにより、浴槽4の底面に付着している汚れをフォーム14により除去することができる。
本開示において、制御装置26は、フォーム供給動作の終了後、電動排水栓29を自動で開かなくてもよい。また、本開示では、電動排水栓29を備えた浴槽4に限定されるものではなく、手動で取り付ける排水栓が浴槽4に備えられていてもよい。上記のような場合には、フォーム供給動作が終了した後、使用者が浴槽4の排水栓を開ければよい。フォーム供給動作が終了した後、制御装置26は、浴槽4の排水栓を開くように促すための通知をリモコン27などのユーザーインターフェースから使用者に伝達することにより、浴槽4の排水栓を開くことを使用者に要求してもよい。これにより、使用者は、浴槽4内の浴水16の排水を開始させる適切なタイミングを容易に知ることができる。
浴槽洗浄装置3は、吐出部11から吐出したすすぎ水を浴槽4内に供給するすすぎ水供給動作を実行可能である。すすぎ水供給動作は、浴槽洗浄動作のうちの一工程である。浴槽4内の浴水16がすべて排出された後、制御装置26は、すすぎ水供給動作を実行する。すすぎ水供給動作を実行することで、浴槽4内にあるフォーム14を洗い流して除去することができる。
制御装置26は、浴槽水位が図2に示す状態よりもさらに低くなり、浴槽4内の浴水16がすべて排出されたことを水位センサ28が検出した後に、すすぎ水供給動作を実行してもよい。そのようにすることで、すすぎ水供給動作を適切なタイミングで自動で開始することができる。
図3は、すすぎ水供給動作のときの状態を示している。すすぎ水供給動作のときには以下のようになる。制御装置26は、開閉弁20を閉じた状態で開閉弁22及び開閉弁25を開く。給湯機2からの水道水が、湯水供給経路21、通路24、開閉弁25、及び循環流路9を通って、取水部6に流入する。取水部6が満水になると、取水部6内の水道水が吐出部11へ流れる。この水道水が吐出部11からすすぎ水30として浴槽4内に噴射される。
本実施の形態であれば、浴槽4よりも容積が小さい取水部6内に生成した洗剤水13を用いてフォーム14を生成することができ、浴槽4内にある大量の浴水16には洗剤を添加する必要がない。このため、洗剤の消費量を抑制できる。
吐出部11は、フォーム14を吐出する吐出口と同じ吐出口からすすぎ水30を吐出してもよいが、フォーム14を吐出する吐出口とは別の吐出口からすすぎ水30を吐出してもよい。すなわち、吐出部11は、フォーム14を吐出する第一吐出口と、すすぎ水30を吐出する第二吐出口とを備えるものでもよい。フォーム14に専用の第一吐出口と、すすぎ水30に専用の第二吐出口とを設けることで、それぞれの吐出口の形態をフォーム14とすすぎ水30とのそれぞれに対してさらに適した形態にすることができる。吐出部11は、フォーム14を吐出する流路形態とすすぎ水30を吐出する流路形態とを切り替えるための流路切替弁を備えていてもよい。
吐出部11は、すすぎ水30を噴射しながら水流の反作用によって自動で回転する回転ノズルを備えていてもよい。当該回転ノズルによれば、簡単な構造で、すすぎ水30をより広範囲に噴射することができる。また、吐出部11は、すすぎ水30を霧状にして噴射するスプレーノズルを備えていてもよい。すすぎ水30を霧状にすることで、吐出部11から遠い位置にまですすぎ水30を到達させることができる。吐出部11が上記回転ノズルと上記スプレーノズルとの少なくとも一方を備えることで、低コストの構造ですすぎ水30を広範囲に散布することが可能となる。
すすぎ水供給動作において、制御装置26は、吐出部11からすすぎ水30を間欠的に吐出するように制御してもよい。複数回に分けてすすぎ水30を間欠的に吐出することで、前回吐出されたすすぎ水30が浴槽4からすべて排出された後に、再度すすぎ水30が吐出部11から吐出される。すなわち、浴槽4の底部に溜まった汚れを含むすすぎ水30が浴槽4からすべて排出された後に、清浄なすすぎ水30が再び吐出部11から吐出される、ということが繰り返される。それゆえ、洗浄効果がさらに向上する。
制御装置26は、湯水供給経路21から供給された湯水を、吸込口18及び放出口19から、すすぎ水として浴槽4内に放出するすすぎ水放出動作を実行してもよい。吐出部11よりも浴槽4の底部に近い位置にある吸込口18及び放出口19からすすぎ水を放出することで、浴槽4の底部に残ったフォーム14及び汚れを、より効率良く洗い流すことができる。制御装置26は、吐出部11からのすすぎ水供給動作と、吸込口18及び放出口19からのすすぎ水放出動作とを連動させてもよい。例えば、制御装置26は、吐出部11からのすすぎ水供給動作の終了後に、吸込口18及び放出口19からのすすぎ水放出動作を実行してもよいし、両者を同時並行で実行してもよい。
浴槽洗浄装置3は、浴槽洗浄動作を開始するときに浴槽4内に湯水が無い場合に、フォーム供給動作を実行することなくすすぎ水供給動作を実行するモードである簡易洗浄モードを実行可能でもよい。すなわち、制御装置26は、浴槽洗浄動作を開始するときに浴槽4内に湯水が無いことを水位センサ28が検出した場合に、簡易洗浄モードを実行してもよい。
浴槽洗浄装置3は、浴槽洗浄動作を開始するときに浴槽4内に湯水が無い場合に、給湯機2から供給された湯水を浴槽4内に溜めた後にフォーム供給動作とすすぎ水供給動作とを実行するモードである入念洗浄モードを実行可能でもよい。すなわち、制御装置26は、浴槽洗浄動作を開始するときに浴槽4内に湯水が無いことを水位センサ28が検出した場合に、給湯機2から供給された湯水を浴槽4内に溜めた上で、入念洗浄モードを実行してもよい。
浴槽洗浄動作を開始するときに浴槽4内に湯水が無い場合に簡易洗浄モードと入念洗浄モードとのいずれを実行するかを、使用者が、リモコン27などのユーザーインターフェースを用いて、事前に設定できるように構成してもよい。
制御装置26は、浴槽洗浄動作の実行中に、浴槽洗浄動作が実行中である旨を、リモコン27などのユーザーインターフェースにより、使用者に報知することが望ましい。これにより、使用者は、浴槽4の状態を監視し続けることなく、浴槽洗浄動作の状態とその終了を把握できるので、使用者にとって利便性が向上する。
制御装置26は、浴槽洗浄動作の実行中に、浴室5への立ち入りを禁ずることを、リモコン27などのユーザーインターフェースにより、使用者に報知してもよい。浴槽洗浄動作の実行中に使用者が浴室5へ立ち入らないようにすることで、フォーム14から揮発する洗剤の成分を使用者が体内に吸入してしまうことを確実に防止できる。
制御装置26は、浴槽洗浄動作の実行中に、当該洗浄動作を強制終了させるユーザー指示を、リモコン27などのユーザーインターフェースが受け付けた場合には、当該浴槽洗浄動作を中止することが望ましい。これにより、使用者は、浴槽洗浄動作が長すぎると判断した場合、あるいは、浴槽洗浄動作を誤って開始してしまった場合に、強制的に浴槽洗浄動作を終了させることが可能となる。それゆえ、使用者にとって利便性が向上する。
1 給湯装置、 2 給湯機、 3 浴槽洗浄装置、 4 浴槽、 5 浴室、 6 取水部、 7 洗剤タンク、 8 気泡発生装置、 9 循環流路、 10 循環ポンプ、 11 吐出部、 12 洗剤供給弁、 13 洗剤水、 14 フォーム、 15 浴水循環経路、 16 浴水、 17 浴水ポンプ、 18 吸込口、 19 放出口、 20 開閉弁、 21 湯水供給経路、 22 開閉弁、 23 接続部、 24 通路、 25 開閉弁、 26 制御装置、 27 リモコン、 28 水位センサ、 29 電動排水栓、 30 すすぎ水

Claims (15)

  1. 浴室に設けられた浴槽を洗浄可能な浴槽洗浄装置であって、
    洗剤を貯留可能な洗剤タンクと、
    前記洗剤と水と用いてフォームを生成するフォーム生成手段と、
    前記フォーム及びすすぎ水を吐出可能な吐出部と、
    を備え、
    前記吐出部から吐出した前記フォームを前記浴槽内に供給するフォーム供給動作と、
    前記吐出部から吐出した前記すすぎ水を前記浴槽内に供給するすすぎ水供給動作とを実行可能である浴槽洗浄装置。
  2. 前記浴槽の洗浄動作において、入浴後の浴水が前記浴槽内に残っている状態で、前記吐出部から前記浴槽内の前記浴水の水面の上に前記フォームを吐出することにより、前記水面が前記フォームで覆われるように前記フォーム供給動作を実行する請求項1に記載の浴槽洗浄装置。
  3. 前記フォーム供給動作が終了し、前記浴槽内の前記浴水が前記浴槽の底部の排水栓から排出された後、前記すすぎ水供給動作を実行する請求項2に記載の浴槽洗浄装置。
  4. 前記浴槽内の水位である浴槽水位を検出する検出手段を備え、
    前記浴槽の洗浄動作を開始するユーザー指示をユーザーインターフェースが受け付ける前の最高の前記浴槽水位である受付前最高水位と、前記ユーザー指示を前記ユーザーインターフェースが受け付けた後の前記浴槽水位である受付後水位との差が大きいときには、前記受付前最高水位と前記受付後水位との差が小さいときに比べて、前記フォーム供給動作により前記浴槽内に供給される前記フォームの量を多くする請求項2または請求項3に記載の浴槽洗浄装置。
  5. 前記浴槽内の水位である浴槽水位を検出する検出手段を備え、
    前記フォーム供給動作では、前記浴槽の洗浄動作を開始する前の入浴中における最高の前記浴槽水位よりも高い位置にまで前記フォームが到達するように前記フォームが前記浴槽内に供給される請求項2または請求項3に記載の浴槽洗浄装置。
  6. 前記フォーム供給動作の終了後、前記浴槽の底部の排水栓を自動で開くか、前記排水栓を開くことをユーザーインターフェースにより使用者に要求する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  7. 前記フォームの生成速度と、前記浴槽内に供給する前記フォームの体積とに応じて、前記フォーム供給動作を継続する時間が設定される請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  8. 前記浴槽内の浴水の一部を取り込み可能な取水部を備え、
    前記フォーム生成手段は、前記取水部内で前記浴水と前記洗剤とが混合された洗剤水を用いて前記フォームを生成可能である請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  9. 前記すすぎ水供給動作において、前記吐出部から前記すすぎ水を間欠的に吐出する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  10. 前記浴槽内の浴水を前記浴槽の外へ取り出した後に前記浴槽内へ戻す浴水循環経路と、
    前記浴水循環経路に湯水を供給する湯水供給経路と、
    を備え、
    前記浴水循環経路と前記浴槽との接続口は、鉛直方向の位置に関して、前記吐出部よりも下側に位置し、
    前記湯水供給経路から供給された前記湯水を、前記接続口から、すすぎ水として前記浴槽内に放出するすすぎ水放出動作を実行可能である請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  11. 前記浴槽の洗浄動作を開始するときに前記浴槽内に湯水が無い場合に、前記フォーム供給動作を実行することなく前記すすぎ水供給動作を実行する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  12. 前記浴槽内に湯水を供給する給湯機と連携可能であり、
    前記浴槽の洗浄動作を開始するときに前記浴槽内に湯水が無い場合に、前記給湯機から供給された湯水を前記浴槽内に溜めた後に、前記フォーム供給動作と前記すすぎ水供給動作とを実行する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  13. 前記浴槽の洗浄動作の実行中に、その旨をユーザーインターフェースにより使用者に報知する請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  14. 前記浴槽の洗浄動作の実行中に、前記浴室への立ち入りを禁ずることをユーザーインターフェースにより使用者に報知する請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
  15. 前記浴槽の洗浄動作の実行中に、当該洗浄動作を強制終了させるユーザー指示をユーザーインターフェースが受け付けた場合には、当該洗浄動作を中止する請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の浴槽洗浄装置。
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