JP2007029400A - 微細気泡洗浄機能を有する浴槽 - Google Patents

微細気泡洗浄機能を有する浴槽 Download PDF

Info

Publication number
JP2007029400A
JP2007029400A JP2005216505A JP2005216505A JP2007029400A JP 2007029400 A JP2007029400 A JP 2007029400A JP 2005216505 A JP2005216505 A JP 2005216505A JP 2005216505 A JP2005216505 A JP 2005216505A JP 2007029400 A JP2007029400 A JP 2007029400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
useful component
bath water
fine bubble
useful
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005216505A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kitamura
仁史 北村
Shigeyuki Yamaguchi
重行 山口
Yasunari Maeda
康成 前田
Kazumasa Rokushima
一雅 六嶋
Noriyuki Kitachi
範行 北地
Yoshiyasu Ito
良泰 伊藤
Hisanori Shibata
尚紀 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Bath and Life Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Bathroom Ware System and Life Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Bathroom Ware System and Life Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Bathroom Ware System and Life Ltd
Priority to JP2005216505A priority Critical patent/JP2007029400A/ja
Publication of JP2007029400A publication Critical patent/JP2007029400A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】 微細気泡が有する特性を利用することで少量の有用成分を供給するだけで高い殺菌洗浄効果を得る。
【解決手段】 浴槽1の内面部に設けた吸入口3及び吐出口4を浴水経路7で連通接続し、浴水経路7の途中に吸入口3から浴水を吸い込んで吐出口4から吐出するポンプ8を設け、浴水経路7のポンプ8よりも下流側に溶解部を設け、溶解部で浴水に空気を溶解させて成る空気溶解浴水を吐出口4から浴槽1内に吐出して微細気泡を発生させる微細気泡発生装置2と、上記微細気泡に殺菌洗浄用の有用成分24を添加する有用成分添加手段とを具備したものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は浴槽内に微細気泡を発生させながら殺菌洗浄を行う微細気泡洗浄機能を有する浴槽に関するものである。
従来から、浴槽内を自動的に殺菌洗浄する自動洗浄機能を有する浴槽が知られている(特許文献1参照)。しかし上記従来の自動洗浄機能は、浴槽内の浴水を循環させる循環経路中に殺菌洗浄用の有用成分を混入させるだけの構造であり、混入された有用成分が浴槽内の対象となる汚れ部分に均等に拡散するものではないことから、殺菌洗浄を効率的に行うことは困難であった。したがって充分な殺菌洗浄効果を得るためには浴水中に多量の有用成分を供給する必要があり、安全性や環境配慮の点で問題があった。
特開平6−14863
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、微細気泡が有する特性を利用することで少量の有用成分を供給するだけで高い殺菌洗浄効果を得ることが可能な微細気泡洗浄機能を有する浴槽を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る微細気泡洗浄機能を有する浴槽1を、浴槽1の内面部に設けた吸入口3及び吐出口4を浴水経路7で連通接続し、浴水経路7の途中に吸入口3から浴水を吸い込んで吐出口4から吐出するポンプ8を設け、浴水経路7のポンプ8よりも下流側に溶解部を設け、溶解部で浴水に空気を溶解させて成る空気溶解浴水を吐出口4から浴槽1内に吐出して微細気泡を発生させる微細気泡発生装置2と、上記微細気泡に殺菌及び又は洗浄用の有用成分24を添加する有用成分添加手段とを具備したものとする。
上記構成とすることで、微細気泡発生装置2から発生する無数の微細気泡中に有用成分24を添加させ、濃縮した状態で微細気泡に乗せて浴水内に均等に拡散させることができる。加えて、浴槽1に微細気泡が衝突する際の微振動による殺菌洗浄効果や、微細気泡が崩壊する際の超音波による殺菌洗浄効果が得られ、これらが相乗的に作用することで少量の有用成分24で高い殺菌洗浄性を発揮することが可能となる。
ここで、上記構成の微細気泡洗浄機能を有する浴槽1にあっては、浴槽1内における吐出口4近傍に上記有用成分24を供給する有用成分供給部20を備え、該有用成分供給部20を上記有用成分添加手段とすることが好適である。このようにすることで、吐出口4から勢い良く吐出される微細気泡を有用成分24に直に当て、有用成分24を微細気泡中に効率的に取り込むことができる。
また、浴槽1内における吸入口3近傍に上記有用成分24を供給する有用成分供給部20を備え、該有用成分供給部20を上記有用成分添加手段とすることも好適である。このようにすることで、浴水経路7内にて有用成分24を浴水に溶解又は混合させたうえで吐出口4から浴槽1内に吐出させ、吐出時に発生する無数の微細気泡中に有用成分24を添加させることができる。したがって、上記の如く少量の有用成分24で高い殺菌洗浄性を発揮することが可能であるとともに、浴水経路7内を効率的に殺菌洗浄することもできる。
また、浴水経路7中の溶解部よりも上流側に上記有用成分24を溶解又は混合する有用成分供給部20を設け、該有用成分供給部20を上記有用成分添加手段とすることも好適である。このようにすることで、浴水経路7内にて有用成分24を浴水に溶解又は混合させたうえで吐出口4から浴槽1内に吐出させ、吐出時に発生する無数の微細気泡中に有用成分24を添加させることができる。したがって、上記の如く少量の有用成分24で高い殺菌洗浄性を発揮することが可能であるとともに、浴水経路7内を効率的に殺菌洗浄することもできる。加えて、有用成分供給部20は浴水経路7中に設けてあるので浴槽1内のスペースは確保されるものである。
また上記構成の微細気泡洗浄機能を有する浴槽1にあっては、浴槽1が密閉状態にあることを検知する検知手段と、該検知手段により浴槽1が密閉状態にあると検知した場合にのみ殺菌洗浄を開始する制御手段とを具備することが好適である。このようにすることで、殺菌洗浄時に浴槽1内から発生するガスが外部に漏出することを防止し、安全性を確保することができる。更にこの場合、上記検知手段によって浴槽1の密閉が不完全であると検知される場合にこれを警告する警告手段を具備することが好適である。
また上記構成の微細気泡洗浄機能を有する浴槽1にあっては、殺菌洗浄開始時において浴槽1内の水面を通常入浴時の水面よりも上昇させるように注水を行う制御手段を具備することも好適である。このようにすることで、浴槽1の壁面全体を殺菌洗浄することができる。
本発明にあっては、微細気泡が有する特性を利用することで少量の有用成分を供給するだけで高い殺菌洗浄効果を得ることが可能であるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。本発明の実施形態における一例の微細気泡洗浄機能を有する浴槽1は浴室内に設置されるもので、図1に示すように浴槽1と、浴槽1内から吸い込んだ浴水に空気を溶解させて空気溶解浴水を生成するとともに該空気溶解浴水を浴槽1内に吐出することで微細気泡を発生させる微細気泡発生装置2とを備えている。
浴槽1壁面には吸入口3と吐出口4とを設けている。吸入口3は浴槽1の側壁の下部に設けた孔から成り、吐出口4は浴槽1の吸入口3を設けた側壁とは異なる側壁の下部に設けた吐出ノズル5から成る。吸入口3と吐出口4は浴槽1の外部に配した配管から成る浴水経路7で連通接続させており、該浴水経路7の途中には浴槽1内の浴水を吸入口3から吸い込んで吐出口4から吐出するための水圧を付与するポンプ8を設けている。
浴水経路7のポンプ8よりも上流側にはエゼクター部10からなる空気混入部9を設けており、空気混入部9に備えてある吸気弁12からエゼクター効果によって浴水経路7中を流れる浴水に浴水経路7の外部の空気が供給されるようになっている。ここで空気混入部9は後述の気液溶解タンク13で溶解可能な空気量よりも多量の空気を浴水に混入するように設定している。
浴水経路7のポンプ8よりも下流側には、浴水に空気を溶解する溶解部として気液溶解タンク13を設けている。気液溶解タンク13の上面には噴射口部14を設け、気液溶解タンク13の下部には流出口部15を設けている。上記噴射口部14は上流側の浴水経路7と接続され、上記流出口部15は下流側の浴水経路7と接続されている。また気液溶解タンク13の上部には外部に連通する空気抜き用孔部17を設けており、この空気抜き用孔部17に定圧弁18を設けることで、気液溶解タンク13内に一定水位で浴水が貯留されるようにしてる。即ち本例の気液溶解タンク13は、ポンプ8から圧送した空気混入浴水を噴射口部14から気液溶解タンク13内に貯留された浴水の液面に勢い良く噴射して気液溶解タンク13内の浴水と攪拌混合し、これにより浴水中への空気の溶解を促進するものである。
そして本例の微細気泡発生装置2は上記吸入口3及び吐出口4を設けた浴水経路7、ポンプ8、空気混入部9、気液溶解タンク13によって構成されるものであり、ポンプ8を運転することで該ポンプ8から圧送された空気混入浴水が気液溶解タンク13にて混合され、浴水に空気を溶解させて成る空気溶解浴水が生成されるとともに、この空気溶解浴水が吐出口4から浴槽1内の浴水中に吐出されることとなる。浴槽1内への吐出により空気溶解浴水は減圧されて該浴水から微細気泡を析出させ、これにより吐出口4からは微細気泡を含む浴水が浴槽1内に吐出されることとなる。なお本例の微細気泡発生装置2は主に直径0.1〜100μmの範囲内の気泡を発生させるように設定されている。これは、上記範囲を超える大きさの気泡はその殆どが発生後短時間で水面にまで上昇して消滅するからである。
そして本例にあっては、上記微細気泡発生装置2に加えて、上記微細気泡発生装置2により発生させた微細気泡に殺菌及び又は洗浄用の有用成分24を添加する有用成分添加手段を設け、通常の入浴モードとは異なる殺菌洗浄モード作動時において、上記微細気泡発生装置2による微細気泡発生と上記有用成分添加手段による微細気泡への有用成分24の添加とを組み合わせるように制御するものである。
本例の有用成分添加手段は、吐出口4から吐出される微細気泡を含む浴水中に有用成分24を溶解又は混合させる有用成分供給部20である。この有用成分供給部20は、浴槽1に設けた筒状体21の下端部であって吐出口4と対向する近傍位置にある有用成分収納部22から成り、有用成分収納部22は有用成分24を収納する内部を浴水が通過するように例えば外面部を格子状に形成している。また上記有用成分収納部22は、浴槽1よりも上方に位置する筒状体21の上端開口25と連通しており、この上端開口25から筒状体21内に有用成分24を投入することで下端部の有用成分収納部22内に有用成分24が供給される構造になっている。上記有用成分24として具体的には殺菌洗浄用の洗剤を用いるが、これは殺菌成分又は洗浄成分のみを有するものであってもよい。また有用成分24の状態は特に問うものではないが、効果を長時間持続させるためには徐々に有効成分を溶出する徐放性を備えた固体であることが好ましい。
しかして上記有用成分収納部22に有用成分24を収納することで、該有用成分24は浴槽1内の吐出口4近傍において浴水に溶解又は混合されることとなる。そしてこのように有用成分収納部22に有用成分24を収納した状態において殺菌洗浄モードで微細気泡発生装置2を運転すると、吐出口4の直前に位置する有用成分24は微細気泡の流れに乗って浴槽1内の浴水中に拡散していく。ここで、微細気泡の特性である高い界面吸着性を利用して有用成分24を無数の微細気泡中に吸着させて濃縮することができ、且つ、同じく微細気泡の特性である拡散性を利用してこの濃縮された有用成分24を浴槽1内の浴水中に均等に行き渡らせることができるので、浴槽1壁面への有用成分24の接触効率は飛躍的に向上する。加えて、浴槽1壁面に微細気泡が衝突する際の微振動による殺菌洗浄効果や、微細気泡が崩壊する際の超音波による殺菌洗浄効果が得られるので、これらが相乗的に作用することで少量の有用成分24を用いて高い殺菌洗浄性を発揮することが可能となる。
上記有用成分24としては洗剤以外にオゾンを用いることも好ましい。この場合には、浴槽1内における吐出口4近傍にオゾンである有用成分24を供給するための有用成分供給部として例えば、オゾン発生装置で生成したオゾンを浴槽1内に吐出するオゾン吐出口を備えておくことが適当である。オゾンを用いた場合、これが比表面積の大きな微細気泡に添加されることで高い気液接触効率が確保され、したがってオゾンを微細気泡内に高効率で取り込んで濃縮することができる。そして、この濃縮されたオゾンを微細気泡の拡散性を利用して浴槽1壁面に高効率で接触させるとともに、微細気泡が浴槽1壁面に衝突する際の微振動や微細気泡が崩壊する際の超音波を利用した殺菌洗浄効果をも得ることができる。したがって少量のオゾンを用いて高い殺菌洗浄性を発揮することが可能である。
また本例にあっては、殺菌洗浄時に有毒なガスが浴室内に充満する危険性を考慮して、安全対策として浴槽1がこれを塞ぐ風呂蓋30で密閉された状態にあるか否かを検知する検知手段を備えるとともに、この検知手段によって浴槽1が密閉状態にあると検知した場合にのみ殺菌洗浄モードを作動可能にする制御手段とを備えている。上記検知手段は図2に示すようなものであり、浴槽1の開口端フランジ部31の上面に複数箇所設置してあるマグネット式の検知スイッチ32と、風呂蓋30の下面であって浴槽1を密閉する状態で上記検知スイッチ32と重なる複数個所に設置してあるマグネット式の検知スイッチ33とから成り、対応する検知スイッチ32,33が全て重なり合ってスイッチがオンとなる場合に浴槽1が完全に密閉されたと検知するものである。また上記制御手段は、上記検知スイッチ32,33のオンオフ検知に基づいて殺菌洗浄モードを開始する自動殺菌洗浄制御回路(図示せず)から成り、対応する検知スイッチ32,33が全ては重なり合っておらず浴槽1の密閉が不完全であると検知される場合には殺菌洗浄モードを開始しないことに加えて、アラーム音や光を発する警告手段(図示せず)を作動させて浴槽1の密閉不完全を周囲に報知するようになっている。上記警告手段は自動音声ガイドを含むことも好適である。
更に本例にあっては、浴槽1の壁面全体を殺菌洗浄可能とするために、殺菌洗浄モードを開始する際にまず浴槽1内に自動的に注水させ、浴槽1内の水面を通常入浴モードでの水位よりも上方の所定水位まで上昇させる。即ち図3や図4に示すように、対応する検知スイッチ32,33が全閉であることが検知される状態で自動殺菌洗浄スイッチ(図示せず)をオンにすると、自動殺菌洗浄制御回路がオンとなって殺菌洗浄モードを開始し、浴槽1内への給水によって浴水の水位を浴槽1の上端近傍の所定水位にまで上昇させる。給水が終了した時点で殺菌洗浄が開始され、有用成分収納部22に有用成分24を手動又は自動で投入する(有用成分24がオゾンである場合はオゾン発生装置の運転を開始する)とともに微細気泡発生装置2の運転を開始し、既述の通り有用成分24の発生と微細気泡の発生とを組み合わせた微細気泡洗浄を行う。殺菌洗浄が終了すれば排水を開始し、排水開始5分後にすすぎ洗浄を行って殺菌洗浄モードを終了する。
以上述べた構成の微細気泡洗浄を行うことで、有用成分24を単純に浴水中に投入する場合と比較して数十分の一の使用量で充分な殺菌洗浄効果を得ることができ、したがって安全性や環境配慮の点で優れたものとなる。
次に、本発明の実施形態における他例の微細気泡洗浄機能を有する浴槽1について図5に基づいて説明するが、既述した一例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、一例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
本例にあっては有用成分添加手段として有用成分供給部20即ち有用成分収納部22を浴槽1内の吸入口3と対向する近傍箇所に設置しており、上記有用成分収納部22に有用成分24を収納することで、該有用成分24が浴槽1内の吸入口3近傍において浴水に溶解又は混合されるように設けている。そしてこのように有用成分収納部22に有用成分24を収納した状態で微細気泡発生装置2を運転すると、前記浴槽1内の吸入口3近傍にある有用成分24を含む浴水が吸入口3から浴水経路7内に吸入されて空気混入部9及びポンプ8を順に通過し、この後、気液溶解タンク13において攪拌混合される。この撹拌混合により気液溶解タンク13において有用成分24が浴水に均一に溶解又は混合され、この後、有用成分24が溶解又は混合されて成る浴水が吐出口4から浴槽1内に吐出されて拡散する。
そして、吐出口4から吐出されて生成される無数の微細気泡中には有用成分24が高い吸着性で吸着して濃縮された状態となり、この濃縮された有用成分24を微細気泡の拡散性を利用して浴槽1内の浴水中に均等に行き渡らせることができることや、浴槽1壁面に微細気泡が衝突する際の微振動による殺菌洗浄効果及び微細気泡が崩壊する際の超音波による殺菌洗浄効果が得られることは一例と同様である。したがって本例にあっても少量の有用成分24を用いて高い殺菌洗浄性を発揮することが可能であり、加えて、浴水経路7内を効果的に殺菌洗浄効果することも可能である。
次に、本発明の実施形態における更に他例の微細気泡洗浄機能を有する浴槽1について図6に基づいて説明するが、既述した他例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、他例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。
本例にあっては有用成分添加手段として有用成分供給部20即ち有用成分収納部22を浴水経路7における気液溶解タンク13よりも上流側(詳しくは空気混入部9よりも上流側)の個所に設置している。また筒状体21の上端開口25が有用成分24を投入する投入口となっている点は他例と同様であるが、本例ではこの投入口を開閉可能な蓋体(図示せず)によって閉塞することで、筒状体21内部を浴水経路7に連通する有用成分収納部22を除いて気密できるように設けている。したがって有用成分収納部22の設置が微細気泡発生装置2による微細気泡の発生に支障をきたすことはない。
しかして上記有用成分収納部22に有用成分24を収納することで、該有用成分24は浴水経路7内の浴水に溶解又は混合されることとなる。そしてこのように有用成分収納部22に有用成分24を収納した状態で微細気泡発生装置2を運転すると、有用成分収納部22で有用成分24が溶解又は混合された浴水が空気混入部9及びポンプ8を通過し、気液溶解タンク13において攪拌混合され、この後、有用成分24が溶解又は混合された微細気泡入り浴水が吐出口4から浴槽1内に吐出され、他例と同様に高い殺菌洗浄性を発揮するものである。加えて、本例にあっては有用成分供給部20が浴水経路7に設けてあるので、他例と比べて浴槽1内のスペースを確保することができるという利点がある。
本発明の実施形態における一例の微細気泡洗浄機能を有する浴槽の説明図である。 同上の浴槽に設置する安全対策用の検知スイッチの説明図である。 同上の浴槽における殺菌洗浄モード運転のフロー図である。 同上の浴槽における殺菌洗浄モード運転のタイムチャートである。 本発明の実施形態における他例の微細気泡洗浄機能を有する浴槽の説明図である。 本発明の実施形態における更に他例の微細気泡洗浄機能を有する浴槽の説明図である。
符号の説明
1 浴槽
2 微細気泡発生装置
3 吸入口
4 吐出口
7 浴水経路
8 ポンプ
11 溶解部
13 気液溶解タンク
20 有用成分供給部
22 有用成分収納部
24 有用成分

Claims (7)

  1. 浴槽の内面部に設けた吸入口及び吐出口を浴水経路で連通接続し、浴水経路の途中に吸入口から浴水を吸い込んで吐出口から吐出するポンプを設け、浴水経路のポンプよりも下流側に溶解部を設け、溶解部で浴水に空気を溶解させて成る空気溶解浴水を吐出口から浴槽内に吐出して微細気泡を発生させる微細気泡発生装置と、上記微細気泡に殺菌及び又は洗浄用の有用成分を添加する有用成分添加手段とを具備することを特徴とする微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
  2. 浴槽内における吐出口近傍に上記有用成分を供給する有用成分供給部を備え、該有用成分供給部を上記有用成分添加手段とすることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
  3. 浴槽内における吸入口近傍に上記有用成分を供給する有用成分供給部を備え、該有用成分供給部を上記有用成分添加手段とすることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
  4. 浴水経路中の溶解部よりも上流側に上記有用成分を溶解又は混合する有用成分供給部を設け、該有用成分供給部を上記有用成分添加手段とすることを特徴とする請求項1に記載の微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
  5. 浴槽が密閉状態にあることを検知する検知手段と、該検知手段により浴槽が密閉状態にあると検知した場合にのみ殺菌洗浄を開始する制御手段とを具備することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
  6. 上記検知手段によって浴槽の密閉が不完全であると検知される場合にこれを警告する警告手段を具備することを特徴とする請求項5に記載の微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
  7. 殺菌洗浄開始時において浴槽内の水面を通常入浴時の水面よりも上昇させるように注水を行う制御手段を具備することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の微細気泡洗浄機能を有する浴槽。
JP2005216505A 2005-07-26 2005-07-26 微細気泡洗浄機能を有する浴槽 Withdrawn JP2007029400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005216505A JP2007029400A (ja) 2005-07-26 2005-07-26 微細気泡洗浄機能を有する浴槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005216505A JP2007029400A (ja) 2005-07-26 2005-07-26 微細気泡洗浄機能を有する浴槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007029400A true JP2007029400A (ja) 2007-02-08

Family

ID=37789358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005216505A Withdrawn JP2007029400A (ja) 2005-07-26 2005-07-26 微細気泡洗浄機能を有する浴槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007029400A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075830A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 気体溶解水供給装置
JP2016073891A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 三菱電機株式会社 液体殺菌装置及び浴槽水殺菌システム
JP2020048858A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 アール・ビー・コントロールズ株式会社 浴室殺菌装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075830A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 気体溶解水供給装置
JP2016073891A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 三菱電機株式会社 液体殺菌装置及び浴槽水殺菌システム
JP2020048858A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 アール・ビー・コントロールズ株式会社 浴室殺菌装置
JP7171344B2 (ja) 2018-09-27 2022-11-15 アール・ビー・コントロールズ株式会社 浴室殺菌装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4577186B2 (ja) 食器洗浄機
JP4552930B2 (ja) 洗浄水吐出装置及びこれを備えた水洗便器
JP2007289903A (ja) マイクロバブル発生装置及び風呂システム
JP4891127B2 (ja) マイクロバブル・炭酸泉発生装置
JPH06501112A (ja) コンタクトレンズ洗浄システム
JP2010155749A (ja) 微細気泡発生装置
JP2007167670A (ja) 洗浄装置
JP2008138378A (ja) 薬液混入水吐出装置および水洗便器装置
JP2007029400A (ja) 微細気泡洗浄機能を有する浴槽
JP2001300276A (ja) 気泡生成装置
JP2006249661A (ja) 便器洗浄装置
JP7093564B2 (ja) 感染性廃棄物の処理装置
JP4085121B1 (ja) 歯科用うがい水供給装置
JP3782090B2 (ja) 洗浄装置及び同装置に使用するバブル発生ノズル
JP2013150966A (ja) オゾン含有液生成ユニットおよびこれを備えた洗浄装置ならびにオゾン含有液生成方法
JP5906437B2 (ja) 便器装置
JP3691673B2 (ja) 内視鏡洗浄装置
JP2012110431A (ja) 微細気泡発生装置
JP2009178702A (ja) 気液混合設備
JP2007268245A (ja) 浴槽用混合装置
KR100926999B1 (ko) 초음파 발생장치를 구비한 수전금구
JP2008237605A (ja) 浴槽洗浄装置
JP2015020149A (ja) オゾン水生成モジュール
JP4156435B2 (ja) オゾン気泡を含むオゾン水の生成装置
JP4882708B2 (ja) 洗浄水吐出装置及びこれを備えた便器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007