JP2022103892A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの融資適性を、より正確かつ簡便に判断することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の一種である金融サーバ100において、約束履行スコア取得部110は、サービスサーバ40からサービス利用履歴42Aを取得し、当該サービス利用履歴42Aに基づいて各ユーザの約束履行スコアを計算する。貸与可否決定部130は、ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込んだことに応じて、ユーザの約束履行スコアに基づいて、当該ユーザに金銭を貸与するか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
金融機関がユーザへの融資を審査する際に、当該ユーザの性格的な資質を考慮する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザ個人の金銭感覚や消費感覚といった性格的な資質を考慮した審査を行う技術が開示されている。
特開2009-163628号公報
特許文献1に記載の技術は、融資適性を判断するための問い合わせ情報をユーザに送信し、当該ユーザからの回答情報に基づいて融資適性を判断している。しかしながら、ユーザは、自身の評価を高めるために、実際の性格や行動とは異なる回答を送信するなどの行動をとってしまうことが想定される。また、このような問い合わせが行われること自体が、ユーザにとって煩わしいものである。このように、従来の技術では、ユーザの融資適性を正確かつ簡便に判断することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ユーザの融資適性を、より正確かつ簡便に判断することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様である情報処理装置は、ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いを示す約束履行スコアを取得する約束履行スコア取得部と、前記約束履行スコアが所定条件を満たす場合に、前記ユーザに金銭を貸与すると決定する貸与可否決定部と、を備えるものである。
本発明の一態様によれば、ユーザの融資適性を、より正確かつ簡便に判断することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することができる。
情報処理装置100Aの構成および使用環境の一例を示す図である。 端末装置20によって電子決済アプリ34が実行される仕組みを説明するための図である。 ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込むための第1画面を示す図である。 ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込むための第2画面を示す図である。 記憶部42に格納されるサービス利用履歴42Aの構成の一例を示す図である。 記憶部150に格納される約束重みテーブル151の例示的な構成を示す図である。 記憶部150に格納される約束履行スコアテーブル152の例示的な構成を示す図である。 記憶部150に格納される口座情報データ153の例示的な構成を示す図である。 記憶部150に格納される金融スコアテーブル154の例示的な構成を示す図である。 記憶部150に格納される貸与条件テーブル155の例示的な構成を示す図である。 金融サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
[構成]
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて説明する。
図1は、情報処理装置100Aの構成および使用環境の一例を示す図である。情報処理装置100Aを含む金融サーバ100は、端末装置20と通信するサービスサーバ40や電子決済サーバ60と協働して以下で説明する処理を行う。情報処理装置100Aと金融サーバ100とは、それぞれが別体であるシステムとして構成されてもよいし、一体化された一つの装置として構成されてもよい。
端末装置20と、サービスサーバ40または電子決済サーバ60とは、ネットワークNWを介して互いに通信する。ネットワークNWは、インターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、セルラー網などを含む。金融サーバ100とサービスサーバ40または電子決済サーバ60とは、ネットワークNWあるいはVPN(Virtual Private Network)などを介して互いに通信する。
[端末装置]
端末装置20は、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの通信機能を有する可搬型コンピュータ装置である。端末装置20のユーザは、端末装置20を用いて、サービスサーバ40が提供するサービスを受けたり、電子決済サーバ60が提供する電子決済機能を利用して商品を購入したりする。
端末装置20は、例えば、通信部22と、入出力部24と、サービス制御部26と、電子決済制御部28と、記憶部30とを含む。記憶部30には、例えば、一以上のサービスアプリ(サービスアプリケーションプログラム)32と、電子決済アプリ(電子決済アプリケーションプログラム)34とが記憶されている。記憶部30には、さらに、サービスサーバ40や、電子決済サーバ60により提供された情報が記憶されている。本実施形態において、電子決済アプリ34は例えば、QRコードを用いた決済アプリである。電子決済アプリ34は、ユーザに金銭を貸与するインターフェースとなるサービスの一例である。ユーザに金銭を貸与するインターフェースとなるサービスは、クレジットカードや電子マネーを用いた決済サービスであってもよい。
通信部22は、無線通信機等の通信インターフェースを含む。通信部22は、サービスサーバ40または電子決済サーバ60と通信する。入出力部24は、例えば、ディスプレイと接触センサが一体化されたタッチパネルである。
サービス制御部26は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサがサービスアプリ32を実行することで実現される。サービス制御部26は、サービスサーバ40と協働して、後述する各種サービスに関する処理を実行する。本実施形態において、サービスアプリ32は、サービスサーバ40が提供するサービスを受けるためのクライアントアプリであるものとして説明するが、サービスアプリ32は、Webブラウザであってもよい。電子決済制御部28は、CPUなどのプロセッサが電子決済アプリ34を実行することで実現される。電子決済制御部28は、電子決済サーバ60と協働して電子決済サービスを実行する。
[電子決済サービス]
ここで、図2を参照して、電子決済サービスの仕組みの概要について説明する。図2は、端末装置20によって電子決済アプリ34が実行される仕組みを説明するための図である。図2に示す通り、端末装置20の入出力部24には、端末装置20の不図示のカメラによって読み取られたQRコード(登録商標)読み取り領域RAと、支払い金額入力領域PAと、チャージ残高領域BAが表示され、チャージボタンCBと、貸与申し込みボタンBBとが設定されている。
QRコードは、物品又はサービスの購入に当たって、当該物品又はサービスの支払い先などの情報がエンコードされた二次元コードである。図2においては、例えば、不図示の店頭に設置されたQRコードをQRコード読み取り領域RAが読み取ることによって、電子決済アプリ34が当該QRコードをデコードして支払い先を認識する。電子決済アプリ34が支払い先を認識すると、ユーザは、支払い金額入力領域PAに支払い金額を入力する。ユーザが、支払い金額を入力して、隣接する支払いボタンPBを押すと、チャージ残高領域BAに表示されたチャージ残高から入力金額が減算され、決済が完了する。決済の完了により、チャージ残高が減少すると、ユーザは、チャージボタンCBを通じた残高のチャージ、または貸与申し込みボタンBBを通じた金銭の貸与により、チャージ残高を増加させることができる。残高のチャージは、ユーザが現金、銀行、クレジットカード、その他の送金手段を通じて電子決済サービスに入金するものであり、一方、金銭の貸与は、金融サーバ100を運営する金融機関が、将来の所定日までに返済することを前提として、現在のチャージ残高を増加させることにより、ユーザに金銭を貸与するものである。この場合、ユーザは、当該所定日までに、返済金額に相当する金額分をチャージしておき、所定日当日に、返済金額がチャージ残高から引き落とされることによって、返済が完了する。
図3は、ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込むための第1画面FSを示す図である。第1画面FSは、後述する約束履行スコアが閾値以上であるユーザが、図2の画面上で貸与申し込みボタンBBを押した際に遷移する画面である。第1画面FSは、貸与可能金額領域MAと、貸与申し込み金額領域AAと、分割返済額領域IAと、貸与確定ボタンEBとを含む。貸与可能金額領域MAは、ユーザが所定期間(例えば、1ヶ月)ごとに最大で借りることができる金額を示す領域である。貸与可能金額は、後述する貸与条件テーブル155に基づいてユーザごとに設定されるものであるが、詳細は後述する。貸与申し込み金額領域AAは、貸与可能金額領域MAに表示された金額の範囲内で、ユーザが貸与を希望する金額を入力するための領域である。分割返済額領域IAは、ユーザが貸与金額を返済する際の月々の返済額を入力するための領域である。ユーザが、分割返済額領域IA上で月々の返済額を入力すると、それに応じた金利が分割返済額領域IAの下部に表示される。具体的には、ユーザが貸与を希望する金額を、月々の返済額で除算し、得られた分割回数に応じた金利が分割返済額領域IAの下部に表示される。このような動的な処理は、例えば、端末装置20における第1画面FSへの遷移時に、後述する電子決済サーバ60のインターフェース提供部62が、支払いの分割回数に対応する金利を表示させるJavaScriptファイルを端末装置20に送信することによって実現することができる。貸与確定ボタンEBは、貸与申し込み金額領域AA及び分割返済額領域IAに入力された条件でユーザに金銭を貸与することを確定させるためのボタンである。ユーザが貸与確定ボタンEBを押すと、貸与申し込み金額領域AAに入力された金額が、チャージ残高に加算される。このように、ユーザが第1画面FSを通じて金銭の貸与を申し込む場合、ユーザは借入れ金額と月々の返済額を入力するだけの簡便な操作により迅速に金銭を借りることができる。
なお、説明の便宜上、図3にはユーザが所定期間ごとに最大で借りることができる貸与可能金額のみが表示されているが、ユーザが過去、電子決済アプリ34を通じて金銭の貸与を受け、未返済分の残高が存在する場合には、貸与可能金額から未返済分の残高を減算した金額を合わせて表示してもよい。この場合、ユーザは減算後の金額の範囲内で、金銭の貸与を申し込むことができる。
図4は、ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込むための第2画面SSを示す図である。第2画面SSは、後述する約束履行スコアが閾値未満であるか、または計算されていないユーザが、図2の画面上で貸与申し込みボタンBBを押した際に遷移する画面である。第2画面SSは貸与申し込みフォームAFを含む。貸与申し込みフォームAFは、例えば、ユーザの氏名、生年月日、住所、電話番号、職業、勤続年数、年収、貸与金額、返済回数などの記入項目を含む。ユーザが、貸与申し込みフォームAFの記入事項を全て入力し、申し込みボタンABを押すと、当該申し込み情報が、電子決済サーバ60を介して金融サーバ100に送信される。金融機関の担当者は、申し込み情報の受信を確認すると、例えば、当該ユーザの信用情報を信用情報機関に問い合わせることによって、貸与の可否を審査する。その後、金融機関の担当者による審査に通過すると、貸与申し込みフォームAFの貸与金額に記入された金額がチャージ残高に加算される。このように、ユーザが第2画面SSを通じて金銭の貸与を申し込む場合、ユーザは多くの記入事項を入力する必要があり、かつ、金融機関及び信用情報機関を通じた審査に時間がかかり、さらには、必ずしも審査に通過して金銭の貸与を受けることができるとは限らない。
[サービスサーバ]
サービスサーバ40は、端末装置20のサービス制御部26と協働して、ユーザにサービスを提供する装置である。サービスサーバ40は、例えば、ホテルやレンタカーなどの予約を受け付け当日の利用状況を管理する予約管理サーバ、ユーザが電子商取引サイト上で自身の保有する商品を出品したり、他のユーザが出品した商品を購入したりすることを可能にするフリーマーケットサーバ、ユーザが電子商取引サイト上で自身の保有する商品を出品し、他のユーザがオークション形式で入札及び購入を行うことを可能にするオークションサーバ、共通の趣味や目的を有する複数のユーザが、例えば、メール又はチャットのような手段で交流する会員制交流サイトを管理するSNSサーバ等として機能し、ユーザに種々のサービスを提供する。
サービスサーバ40は記憶部42を含み、記憶部42は、ユーザによる上記サービスの過去の利用履歴を示すサービス利用履歴42Aを含む。記憶部42は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、SDカード、RAM、HDD、レジスタ等によって実現される。
図5は、記憶部42に格納されるサービス利用履歴42Aの構成の一例を示す図である。図5に示す通り、サービス利用履歴42Aは、履歴IDに対して、対象ユーザ、日時、対象サービス、履歴内容、関連約束IDなどの情報が対応付けられたものである。サービス利用履歴42Aは、「約束の履行状況」の一例である。
対象ユーザは、サービスサーバ40によるサービスを受けることにより、利用履歴が保存されたユーザを示す情報である。日時は、ユーザの利用履歴が記録された日付を示す情報である。対象サービスは、ユーザが受けたサービスの種類を示す情報である。履歴内容は、ユーザが対象サービスにおいて行った行動を示す情報である。関連約束IDは、履歴内容に関連する約束ID(詳細は図6を参照して後述する)を示す情報である。
例えば、履歴ID1000の場合、ユーザBは、2020年11月23日以前に、端末装置20からサービスサーバ40にアクセスして、ホテルの宿泊予約を行い、23日当日にチェックインした。これにより、ホテルの従業員がホテルに設置された端末装置を用いて手動で、或いはホテルに設置された宿泊管理システムを通じて自動的に、ユーザBが宿泊当日にチェックインしたという事実がサービス利用履歴42Aに記録される。
[電子決済サーバ]
電子決済サーバ60は、端末装置20の電子決済制御部28と協働して、端末装置20に電子決済サービスを提供する装置である。電子決済サーバ60は、例えば、インターフェース提供部62と、制御部64とを含む。インターフェース提供部62及び制御部64は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。インターフェース提供部62及び制御部64は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
インターフェース提供部62は、ネットワークNWを介して、端末装置20に電子決済を実行するためのインターフェース画面を提供する。図2に示した画面は、インターフェース提供部62が提供するインターフェース画面の一例である。インターフェース提供部62は、さらに、端末装置20のユーザがインターフェース画面上で入力した情報を端末装置20から受信し、それに応じて、他のインターフェース画面を提供したり、他の機能部に処理を移したりする。
制御部64は、ユーザが電子決済アプリ34を用いて物品又はサービスを購入する際、電子決済アプリ34と協働して、決済の実行に必要な様々な処理を行う。例えば、制御部64は、ユーザがチャージ残高を利用して物品又はサービスを購入した際に、支払い金額を、チャージ残高から減算することによって決済を完了させる。制御部64は、さらに、電子決済サービスに実装された金銭貸与機能の実行に必要な様々な処理を行う。例えば、制御部64は、ユーザが電子決済アプリ34を通じて金銭の貸与を申し込んだとき、当該申し込み情報を金融サーバ100に送信し、その後、金融サーバ100からの応答に基づいて、例えば、電子決済アプリ34のチャージ残高を貸与金額分、増加させる。
[金融サーバ]
金融サーバ100は、サービスサーバ40や電子決済サーバ60と協働して、電子決済サービスに実装された金銭貸与機能を提供する装置である。金融サーバ100は、例えば、約束履行スコア取得部110と、金融スコア取得部120と、貸与可否決定部130と、貸与条件決定部140と、記憶部150とを含む。約束履行スコア取得部110と、金融スコア取得部120と、貸与可否決定部130と、貸与条件決定部140のそれぞれは、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。記憶部150は、例えば、ROM、フラッシュメモリ、SDカード、RAM、HDD、レジスタ等によって実現される。約束履行スコア取得部110と、金融スコア取得部120と、貸与可否決定部130と、貸与条件決定部140の一部又は全てを含むものが、情報処理装置100Aを構成する。
約束履行スコア取得部110は、サービスサーバ40からサービス利用履歴42Aを取得し、当該サービス利用履歴42Aに基づいて各ユーザの約束履行スコアを計算し、計算した約束履行スコアを記憶部150の約束履行スコアテーブル152に保存する。約束履行スコア取得部110は、さらに、ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込んだことに応じて、当該ユーザの約束履行スコアを約束履行スコアテーブル152から取得する。ここで、約束履行スコアとは、サービスサーバ40によって提供されるサービス上の約束をユーザが遵守した度合い、すなわち、ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いを示す。具体的には、本実施形態における約束は、予約サービスにおける約束と、電子商取引サイトにおける約束と、または会員制交流サイトにおける約束とのうちの一部または全てを含む。なお、本実施形態においては、約束履行スコア取得部110が約束履行スコアを計算するものとするが、その構成に限定されず、例えば、サービスサーバ40によって計算された約束履行スコアを約束履行スコア取得部110が取得するものであってもよい。
金融スコア取得部120は、後述する記憶部150の口座情報データ153に基づいて、金融スコアを計算し、計算した金融スコアを記憶部150の金融スコアテーブル154に保存する。金融スコア取得部120は、さらに、ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込んだことに応じて、金融スコアテーブル154から当該ユーザの金融スコアを取得する。ここで、金融スコアとは、ユーザの返済能力の高さを示す指標値である。なお、本実施形態においては、金融スコア取得部120が金融スコアを計算するものとするが、その構成に限定されず、事前に計算された金融スコアを金融スコア取得部120が取得するものであってもよい。
貸与可否決定部130は、ユーザが電子決済アプリ34上で金銭の貸与を申し込んだことに応じて、ユーザの約束履行スコアに基づいて、当該ユーザに金銭を貸与するか否かを判定する。具体的には、貸与可否決定部130は、ユーザの約束履行スコアが閾値以上である場合には、当該ユーザに金銭を貸与すると決定し、逆に、約束履行スコアが閾値未満である場合には、当該ユーザに金銭を貸与しないと決定する。本実施形態において、閾値は、例えば、90に設定されることとする。「約束履行スコアが閾値以上である」という条件は、「所定条件」の一例である。本実施形態において、約束履行スコアは、ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いが高いほど、高く設定されるように定義されている。しかし、約束履行スコアはそのような定義に限定されず、ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いが高いほど、低く設定されるように定義されてもよい。その場合、貸与可否決定部130は、例えば、約束履行スコアが閾値未満である場合に、ユーザに金銭を貸与すると決定してもよい。
貸与可否決定部130がユーザに金銭を貸与すると決定した場合、図3に示す第1画面FSが端末装置20に表示され、ユーザは簡易的な形式で即時に金銭を借りることができる。一方、貸与可否決定部130がユーザに金銭を貸与しないと決定した場合、図4に示す第2画面SSが端末装置20に表示され、ユーザは貸与申し込みフォームAFの記入事項を全て入力し、金融機関による審査を受ける。このように、本実施形態において、「ユーザに金銭を貸与しない」とは、図3に示すような簡易的な形式で即時に金銭を貸与しないことを意味する。この場合、金融サーバ100は、図4に示す形式で審査を行ってもよいし、審査を行うことなく金銭を貸与しないことを最終決定してもよい。
貸与条件決定部140は、貸与可否決定部130がユーザに金銭を貸与すると決定した場合、当該ユーザの金融スコアに基づいて、ユーザに金銭を貸与する貸与条件を決定する。この場合の「貸与条件」とは、ユーザに貸与する金銭の金額と、当該金額の返済に係る金利とのうちの一方又は両方を含む。具体的には、貸与条件決定部140は、後述する図10の貸与条件テーブル155から、ユーザの金融スコアに合致するレコードを抽出し、貸与条件として決定する。
記憶部150は、約束重みテーブル151と、約束履行スコアテーブル152と、口座情報データ153と、金融スコアテーブル154と、貸与条件テーブル155とを含む。
図6は、記憶部150に格納される約束重みテーブル151の例示的な構成を示す図である。図6に示す通り、約束重みテーブル151は、約束IDに対して、対象サービス、約束内容、加点スコア、減点スコアなどの情報が対応付けられたものである。
約束IDは、サービスサーバ40によって提供されるサービスにおける約束を識別するための情報である。対象サービスは、約束が設定されたサービスを示す情報である。約束内容は、設定された約束の内容を示す情報である。加点スコアは、約束内容に記載された内容をユーザが履行することによって、当該ユーザが獲得する約束履行スコアを示す情報である。減点スコアは、約束内容に記載された内容をユーザが履行しないことによって当該ユーザが失う約束履行スコアを示す情報である。加点スコア及び減点スコアは、「正または負の重み付け」の一例である。
例えば、約束ID100の場合、ホテル予約サービスにおいて、「宿泊当日に無断キャンセルをしない」という約束が設定されている。この場合、当該ホテル予約サービスを利用したユーザが、宿泊当日にチェックインするか、又は宿泊キャンセルの連絡を事前に入れた場合には、当該ユーザの約束履行スコアに5点加算される。一方、ユーザが宿泊当日に無断キャンセルをした場合には、当該ユーザの約束履行スコアから20点減算される。これらの加点スコアや減点スコアの値は、サービスサーバ40又は金融サーバ100の運営者によって設定されればよく、例えば、約束を履行することの難易度や、約束を履行しなかった場合の被害の大きさなどを考慮して設定することができる。
図7は、記憶部150に格納される約束履行スコアテーブル152の例示的な構成を示す図である。図7に示す通り、約束履行スコアテーブル152は、ユーザ名に対して、履歴総数、加点履歴数、累計加点スコア、減点履歴数、累計減点スコア、約束履行スコアなどの情報が対応付けられたものである。
履歴総数は、各ユーザについて、サービス利用履歴42Aに格納されたレコード数を示す情報である。加点履歴数は、各ユーザのサービス利用履歴42Aのうち、加点スコアをもたらしたレコード数を示す情報である。累計加点スコアは、加点スコアをもたらした履歴と、約束重みテーブル151とに基づいて計算された加点スコアの和を示す情報である。減点履歴数は、各ユーザの履歴のうち、減点スコアをもたらした履歴数を示す情報である。累計減点スコアは、減点スコアをもたらした履歴と、約束重みテーブル151とに基づいて計算された減点スコアの和を示す情報である。約束履行スコアは、全ユーザにデフォルトで与えられた約束履行スコア100に対して、累計加点スコア及び累計減点スコアを加えた値を示す情報である。すなわち、約束履行スコア=100+累計加点スコア+累計減点スコアが成立する。換言すると、約束履行スコア取得部は、サービス利用履歴42Aに含まれる各イベントを、関連約束IDを介して約束重みテーブル151に紐づけることによって正または負の重み付けを行い、これらの重みを付けられたスコアの総和を取ることによって、約束履行スコアを計算する。
図8は、記憶部150に格納される口座情報データ153の例示的な構成を示す図である。口座情報データ153は、記憶部150がユーザごとに格納するものである。図8に示す通り、口座情報データ153は、年月日に対して、摘要、出金、入金、残高などの情報が対応付けられたものである。
摘要は、ユーザの口座に対して出金又は入金が行われた事由を示す情報である。出金は、ユーザの口座から引き落とされた金額を示す情報である。入金は、ユーザの口座に振り込まれた金額を示す情報である。残高は、ユーザの口座に対して出金又は入金の処理が実行された後に残る金額を示す情報である。
図9は、記憶部150に格納される金融スコアテーブル154の例示的な構成を示す図である。図9に示す通り、金融スコアテーブル154は、ユーザ名に対して、金融スコアなどの情報が対応付けられたものである。
金融スコアは、ユーザの返済能力の高さを示す指標値であり、本実施形態においては、例えば、0から100の間で設定される。金融スコアの値が高いほど、ユーザの返済能力が高いことを示す。金融スコア取得部120は、図8の口座情報データ153に基づいて、金融スコアを計算する。例えば、図8の口座情報データ153の出金を参照すると、毎月、定期的に生命保険やフィットネスジムの料金が口座から引き落とされており、これはすなわち、ユーザが定期的に料金を支払うだけの返済能力を有していることを示す。したがって、金融スコア取得部120は、当該ユーザの金融スコアが高くなる傾向で設定する。このとき、金融スコア取得部120は、ユーザが定期的に支払っている料金の金額が高く、又は定期的に支払っている期間が長くなればなるほど、当該ユーザの金融スコアが高くなるように設定してもよい。さらに、図8の口座情報データ153の入金を参照すると、毎月、定期的に給与に相当する金額が口座に振り込まれており、これはすなわち、ユーザが給与に相当する金額分の返済能力を有していることを示す。したがって、金融スコア取得部120は、当該ユーザの金融スコアが高くなる傾向で設定する。このとき、金融スコア取得部120は、口座に定期的に振り込まれている金額が高く、又は定期的に振り込まれている期間が長くなればなるほど、当該ユーザの金融スコアが高くなるように設定してもよい。さらに、金融スコアの算出は、定期的な出金や入金のみに基づかず、例えば、金融スコア取得部120は、口座の一時的な出金や入金を所定期間(例えば、1ヶ月ごと)ごとに集計し、当該集計値が高いほど、金融スコアが高くなる傾向で設定してもよい。さらに、金融スコア取得部120は、口座情報データ153に加えて、クレジットカードの決済情報や、電子決済アプリ34の決済履歴などの購買履歴情報に基づいて、金融スコアを決定してもよい。この場合、金融スコア取得部120は、購買履歴情報に記録された決済金額が大きいほど、ユーザの金融スコアが高くなる傾向で設定する。
図10は、記憶部150に格納される貸与条件テーブル155の例示的な構成を示す図である。図10に示す通り、貸与条件テーブル155は、金融スコアに対して、貸与可能金額、1ヶ月金利、2ヶ月金利、3ヶ月金利などの情報が対応付けられたものである。
貸与可能金額は、対応する金融スコアを有するユーザに対して貸与することが可能な最大金額を示す情報である。すなわち、図3の第1画面FSの貸与可能金額領域MAに表示された「お借入れ可能額」に相当する。図10に示す通り、貸与可能金額は、ユーザの金融スコアが高くなればなるほど、大きな値に設定される。1ヶ月金利は、ユーザが借りた金額を1ヶ月で返済(すなわち、一括返済)する場合にかかる金利を示す。2ヶ月金利は、ユーザが借りた金額を2ヶ月で返済(すなわち、2分割返済)する場合にかかる金利を示す。同様に、貸与条件テーブル155には、3ヶ月金利、4ヶ月金利・・・に関する情報を格納する。
なお、図10の貸与条件テーブル155において、金融スコアが「0-20」という低い値に設定されたユーザに対しても、貸与可能金額は0円ではなく、例示的に30000円に設定されている。これは、貸与条件テーブル155の貸与条件が適用されるユーザは、閾値以上の約束履行スコアを有しているからである。すなわち、このようなユーザは、サービスサーバ40によって提供されるサービス上の約束の履行度合いが高く、したがって、金融スコアが低い場合であっても、期限通りに借りた金額を返済する可能性が高いと考えられるからである。
さらに、図10の貸与条件テーブル155では、各金融スコアについて金利が設定されているが、ユーザが第1画面FS上で入力した借入れ金額が少額である場合には、金融スコアによらず、利息ゼロとしてもよい。このような動的な処理は、例えば、端末装置20における第1画面FSへの遷移時に、電子決済サーバ60のインターフェース提供部62が、入力した借入れ金額に対応する金利を表示させるJavaScriptファイルを端末装置20に送信することによって実現することができる。
[動作]
次に、図11を参照して、ユーザが金銭の貸与を申し込んだ際に、金融サーバ100によって実行される動作について説明する。図11は、金融サーバ100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、ユーザが電子決済アプリ34の画面上で、貸与申し込みボタンBBを押したタイミングで実行される。
まず、金融サーバ100は、電子決済サーバ60を介して、ユーザからの貸与申し込みを受け付ける(S100)。次に、金融サーバ100は、約束履行スコア取得部110を用いて、当該ユーザの約束履行スコアを約束履行スコアテーブルから取得する(S101)。次に、金融サーバ100は、貸与可否決定部130を用いて、取得した約束履行スコアが閾値以上であるか否かを判定する(S102)。取得した約束履行スコアが閾値以上であると判定された場合、金融サーバ100は、金融スコア取得部120を用いて、当該ユーザの金融スコアを金融スコアテーブル154から取得する(S103)。次に、金融サーバ100は、貸与条件決定部140を用いて、取得した金融スコアに対応する貸与条件を貸与条件テーブル155から抽出し、ユーザに設定する条件として決定する(S104)。次に、金融サーバ100は、電子決済サーバ60のインターフェース提供部62を介して、端末装置20の電子決済アプリ34に、貸与条件を含む簡易的な貸与申し込み画面(すなわち、第1画面FS)を表示させる(S105)。一方、S102にて、取得した約束履行スコアが閾値未満であると判定された場合、金融サーバ100は、電子決済サーバ60のインターフェース提供部62を介して、端末装置20の電子決済アプリ34に通常の審査画面(すなわち、第2画面SS)を表示させる(S106)。
上記のフローチャートの処理によれば、約束履行スコアが閾値以上であるユーザ、すなわち、サービスサーバ40によって提供されるサービス上の約束の履行度合いが高く、したがって、期限通りに借りた金額を返済する可能性も高いと想定されるユーザに対して、簡易的な貸与申し込み方法を提供する。これにより、金融機関にとっての滞納リスクを低く抑えつつ、ユーザに利便性の高い金融サービスを提供することができる。
さらに、上記のフローチャートの処理によれば、約束履行スコアが閾値以上であるユーザは、金融スコアの高低に関わらず、金銭の貸与を受けることができる。例えば、図7のユーザBは、図9の金融スコアテーブル154によると金融スコア20を有し、通常の金融機関の審査には通過しないかもしれない。しかし、ユーザBは、約束履行スコア155を有し、閾値90以上であるため、図10の貸与条件テーブル155に基づき、最大で30000円の貸与を受けることができる。これにより、約束を守る性格を有しているにも関わらず、社会的信用が低いがために金銭の貸与を受けることができないユーザにとっての利便性を高めることができる。
なお、上記のフローチャートの処理では、S102において、貸与可否決定部130は、取得した約束履行スコアが閾値以上であるか否かを判定し、閾値未満である場合に、通常の審査画面を表示させている。しかし、代替的に、貸与可否決定部130は、取得した約束履行スコアが閾値未満である場合、または約束の履行状況に関するデータが所定量未満である場合に、通常の審査画面を表示させてもよい。具体的には、貸与可否決定部130は、S102において、図7の約束履行スコアテーブル152を参照し、履歴総数が所定量未満、例えば、10未満であるユーザについては、通常の審査画面を表示させてもよい。これは、例えば、図7のユーザDは、デフォルトの約束履行スコア100を有しており、閾値である90以上という判定基準を満たしているが、ユーザDはサービスサーバ40が提供するサービスの利用履歴がなく、約束を守る性格を有しているか否かが不明だからである。これにより、ユーザが約束を守る性格を有しているか否かをより正確に判定し、金融機関にとっての滞納リスクをさらに低く抑えることができる。
さらに、上記のフローチャートの処理では、S102において、貸与可否決定部130は、取得した約束履行スコアが閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上である場合に、簡易的な貸与申し込み方法を提供している。しかし、代替的に、貸与可否決定部130は、約束履行スコアが閾値以上であっても、約束履行スコアテーブル152における減点履歴数が閾値以上であるか、または累計減点スコアが閾値未満である場合に、通常の審査画面を表示させてもよい。これは、例えば、図7のユーザCのように、サービスサーバ40が提供するサービス上で度重なる約束違反を犯していた場合、その後、加点を受けることにより約束履行スコアが閾値以上になったとしても、必ずしもユーザCが約束を守る性格を有しているとは言えないからである。これにより、ユーザが約束を守る性格を有しているか否かをより正確に判定し、金融機関にとっての滞納リスクをさらに低く抑えることができる。
さらに、上記のフローチャートの処理では、S102において、貸与可否決定部130は、取得した約束履行スコアが閾値以上であるか否かを判定し、閾値未満である場合に、通常の審査画面を表示させている。しかし、代替的に、貸与可否決定部130は、約束履行スコアが閾値未満であっても、約束履行スコアテーブル152における減点履歴数が閾値未満(例えば、2または3)である場合には、簡易的な貸与申し込み方法を提供してもよい。これは、通常は約束を守る性格を有するユーザであっても、不注意により、約束を違反してしまうことがあるからである。これにより、通常は約束を守るが、不注意を犯してしまったユーザにとっての利便性を高めることができる。
以上説明した実施形態によれば、ユーザに融資適性に関する質問などを問い合わせることなく、サービスサーバ40によって提供されるサービス上の約束の履行度合いに基づいて、ユーザが約束を守る性格を有している否か、すなわち、貸与された金銭を期限通りに返済するか否かを判定している。これにより、ユーザの融資適性を、より正確かつ簡便に判断することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
20 端末装置
22 通信部
24 入出力部
26 サービス制御部
28 電子決済制御部
30、42、150 記憶部
32 サービスアプリ
34 電子決済アプリ
42A サービス利用履歴
60 電子決済サーバ
62 インターフェース提供部
64 制御部
100 金融サーバ
100A 情報処理装置
110 約束履行スコア取得部
120 金融スコア取得部
130 貸与可否決定部
140 貸与条件決定部
151 約束重みテーブル
152 約束履行スコアテーブル
153 口座情報データ
154 金融スコアテーブル
155 貸与条件テーブル

Claims (10)

  1. ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いを示す約束履行スコアを取得する約束履行スコア取得部と、
    前記約束履行スコアが所定条件を満たす場合に、前記ユーザに金銭を貸与すると決定する貸与可否決定部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記ユーザの返済能力の高さを示す金融スコアを取得する金融スコア取得部と、
    前記貸与可否決定部が前記ユーザに金銭を貸与すると決定した場合、前記金融スコアに基づいて、前記ユーザに金銭を貸与する貸与条件を決定する貸与条件決定部と、を更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記金融スコア取得部は、前記ユーザの口座情報と、購買履歴情報との少なくとも一方に基づいて、前記金融スコアを算出する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記貸与条件は、前記ユーザに貸与する金銭の金額と、前記金額の返済に係る金利とのうちの一方又は両方を含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記貸与可否決定部は、前記約束履行スコアが所定条件を満たさない場合、または前記約束の履行状況に関するデータが所定量未満である場合、前記ユーザに金銭を貸与しないと決定する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記約束履行スコア取得部は、前記ユーザによる前記約束の履行状況に基づいて、前記約束履行スコアを計算する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記約束履行スコア取得部は、前記約束の履行状況に含まれる各イベントに対して正または負の重み付けを行い、前記正または負の重み付けを用いて前記約束履行スコアを計算する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記約束は、予約サービスにおける約束と、電子商取引サイトにおける約束と、または会員制交流サイトにおける約束とのうちの一部または全てを含む、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、
    ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いを示す約束履行スコアを取得し、
    前記約束履行スコアが所定条件を満たす場合に、前記ユーザに金銭を貸与すると決定する、
    情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    ユーザによる、ネットワーク上における約束の履行度合いを示す約束履行スコアを取得させ、
    前記約束履行スコアが所定条件を満たす場合に、前記ユーザに金銭を貸与すると決定させる、
    プログラム。
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