JP2017146900A - 配信装置、配信方法、配信プログラム及び配信システム - Google Patents

配信装置、配信方法、配信プログラム及び配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介した融資を促進させること。【解決手段】本願に係る配信装置は、取得部と、生成部と、配信部とを有する。取得部は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する。生成部は、取得部によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する。配信部は、生成部によって生成された融資情報を、ユーザが利用する端末装置において所定のサービスコンテンツが表示されることを契機として、当該端末装置に配信する。【選択図】図1

Description

本発明は、配信装置、配信方法、配信プログラム及び配信システムに関する。
近年、通信ネットワークの発達とともに、様々なサービスがネットワークを介して提供されている。ネットワークを介したサービスの一例として、個人への融資などの金融サービスが挙げられる。
例えば、ネットワークを介した金融サービスに関する技術として、複数の金融機関の中から、最も有利な融資条件を提示した金融機関を選択して融資を受けることのできる融資仲介システムに関する技術が知られている。
特開2002−73983号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ネットワークを介した融資を促進させることができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術では、ユーザから送信された融資申込情報に基づいて、適切な金融機関や融資条件を抽出するに過ぎない。このため、上記の従来技術では、そもそも融資申込情報を送信しようとする動機付けのあるユーザに対して情報を提供するに過ぎず、融資申込情報を送信するような手間を避ける傾向にあるユーザに対して情報を提供することは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークを介した融資を促進させることができる配信装置、配信方法、配信プログラム及び配信システムを提供することを目的とする。
本願に係る配信装置は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得されたユーザ情報に基づいて、前記ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する生成部と、前記生成部によって生成された融資情報を、前記ユーザが利用する端末装置において所定のサービスコンテンツが表示されることを契機として、当該端末装置に配信する配信部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ネットワークを介した融資を促進させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る融資サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る購買履歴テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るSNS情報テーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る信用度テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る融資条件テーブルの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る融資サーバによる処理手順を示すフローチャートである。 図11は、変形例に係る配信処理の一例を示す図(1)である。 図12は、変形例に係る配信処理の一例を示す図(2)である。 図13は、変形例に係る配信処理の一例を示す図(3)である。 図14は、融資サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る配信装置、配信方法、配信プログラム及び配信システムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信装置、配信方法、配信プログラム及び配信システムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.配信処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。図1では、本願に係る配信装置に対応する融資サーバ100が、ユーザによって利用される端末装置であるユーザ端末10に融資情報50を配信する処理の一例について説明する。また、図1では、ユーザ端末10が、融資サーバ100から配信された融資情報50を表示する処理の一例を示す。
図1に示したユーザ端末10は、ウェブページ等のコンテンツを表示する情報処理端末であり、例えば、ノート型PC(Personal Computer)である。ユーザ端末10は、図1に図示したコンテンツ配信サーバ30や融資サーバ100と、図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。
また、ユーザ端末10は、ユーザによる操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ30からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示する。また、ユーザ端末10は、取得したウェブページ内に表示される情報として、融資サーバ100から配信された融資情報50を表示する。なお、以下では、ユーザ端末10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザをユーザ端末10と読み替えることもできる。図1の例では、ユーザ端末10は、ユーザU01によって利用されるものとする。
図1に示したコンテンツ配信サーバ30は、ユーザ端末10からアクセスされた場合に、コンテンツを配信するサーバ装置である。コンテンツ配信サーバ30は、例えば、ウェブサーバ等であり、ユーザ端末10からアクセスされた場合に、各種サービスに関するウェブページを配信する。図1の例では、コンテンツ配信サーバ30は、ウェブネットワークにおけるポータルサイトに係るウェブページW10をユーザ端末10に配信する。
図1に示した融資サーバ100は、本願に係る配信装置に対応するサーバ装置である。融資サーバ100は、ユーザ端末10がコンテンツ配信サーバ30にアクセスした際に、コンテンツ配信サーバ30を介して、ユーザ端末10を利用するユーザU01の情報や、ユーザ端末10自体に含まれる情報であるユーザ情報を取得する。そして、融資サーバ100は、ユーザ情報に基づいて、ユーザごとに融資情報を生成する。続けて、融資サーバ100は、生成した融資情報をユーザ端末10に配信する。以下、図1を用いて、本願に係る融資サーバ100が、融資情報50をユーザ端末10に配信する処理の一例について、流れに沿って説明する。
まず、ユーザ端末10は、コンテンツ配信サーバ30にアクセスし、ウェブページW10の配信を要求する(ステップS11)。例えば、ユーザU01は、ユーザ端末10に表示されたウェブページW10のリンクをクリックすることにより、ウェブページW10の配信をコンテンツ配信サーバ30に要求する。
上述のように、ウェブページW10は、コンテンツ配信サーバ30が提供するポータルサイトに係るウェブページであり、例えば、ユーザごとにカスタマイズされて表示される。この場合、ユーザU01は、ウェブページW10を自身に合わせてカスタマイズされた表示とするため、ポータルサイトにログインを行う(ステップS12)。例えば、ユーザU01は、ウェブページW10の配信の要求とともに、ポータルサイト側から発行されたクッキー(Cookie)を送信することにより、ポータルサイトへのログインを行う。
コンテンツ配信サーバ30は、ユーザ端末10から送信される配信要求やクッキーに基づいて、ユーザ端末10を特定する。そして、コンテンツ配信サーバ30は、特定されたユーザ端末10のユーザ情報を取得する(ステップS13)。ユーザ情報には、例えば、ユーザU01の年齢や性別などの属性情報や、ユーザ端末10のネットワーク情報の行動履歴等が含まれる。
コンテンツ配信サーバ30は、取得したユーザ情報を融資サーバ100に送信する(ステップS14)。融資サーバ100は、コンテンツ配信サーバ30から送信されたユーザ情報を取得する。そして、融資サーバ100は、ユーザU01に対応する融資情報を生成する(ステップS15)。
詳細は後述するが、融資サーバ100は、ユーザ情報に基づいて、ユーザU01の信用度を算出する。続けて、融資サーバ100は、ユーザU01の信用度に基づいて、ユーザU01に行うことのできる融資の条件を特定する。そして、融資サーバ100は、ユーザU01に対応する融資の条件を含む情報である融資情報50を生成する。融資サーバ100は、生成した融資情報50をユーザ端末10に配信する(ステップS16)。
ユーザ端末10は、取得したウェブページW10とともに、配信された融資情報50を表示する(ステップS17)。図1に示すように、ユーザ端末10は、ウェブページW10に含まれる所定の表示枠内に融資情報50を表示する。例えば、ユーザ端末10は、通常であれば広告コンテンツが表示される広告枠(広告表示領域)に、広告コンテンツの代わりとして、融資情報50を表示する。なお、ウェブページW10には、ユーザU01がログイン中であることを示すログイン表示55等が表示されてもよい。
融資情報50は、例えば、ユーザU01に対して融資可能な額を示す情報である融資額情報51や、ユーザU01に対して融資が行われた場合の金利を示す情報である金利情報52を含む。融資額情報51や金利情報52は、ユーザU01の信用度に基づいて特定される融資条件の一部である。
また、融資情報50は、ユーザU01について、融資が可能か否かを審査した段階を示す情報である審査段階情報53や、融資の申込みページに遷移するリンク54を含む。審査段階情報53は、ユーザ情報に基づいて融資サーバ100側で行われる、融資に関する審査の段階を示す。例えば、審査段階情報53には、ユーザU01の信用度が算出された場合や、信用度が所定の閾値を超えた場合などの種々の状況に応じた審査段階が表示される。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザU01に関する情報であるユーザ情報を取得する。また、融資サーバ100は、取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザU01に対する融資条件を示す情報である融資情報を生成する。そして、融資サーバ100は、生成した融資情報を、ユーザU01が利用するユーザ端末10においてウェブページW10が表示されることを契機として、ユーザ端末10に配信する。
これにより、実施形態に係る融資サーバ100は、ウェブページW10とともに表示される情報として、ユーザ情報に基づいて算出された融資情報50をユーザU01に提示することができる。このことは、ユーザU01がポータルサイトを訪問するのみで、ユーザU01に対応した融資情報50がユーザ端末10に配信され、ウェブページW10とともに表示されることを意味する。すなわち、ユーザU01は、自身の情報を入力するような手間もかけず、また、閲覧を所望したサービスページであるウェブページW10を訪問するといった日常の行動の中で、自然に自身が申し込むことが可能な融資条件を知得することができる。言い換えれば、融資サーバ100は、金融機関が提供するページを訪問したり、自身の情報を入力させたりする負担をユーザU01に掛けさせることなく、ユーザU01に融資を利用しようとする契機を与えることができる。結果として、融資サーバ100は、融資に特別な関心を抱いていないユーザ層や、融資を利用できるか否かを確かめることを躊躇しているユーザ層などに対しても、融資条件を提示できるため、ネットワークを介した融資を促進させることができる。
〔2.配信システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る配信システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る配信システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、配信システム1は、ユーザ端末10と、コンテンツ配信サーバ30と、融資サーバ100とを含む。ユーザ端末10、コンテンツ配信サーバ30及び融資サーバ100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す配信システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、配信システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台のコンテンツ配信サーバ30が含まれてもよい。
ユーザ端末10は、ウェブページW10等のコンテンツを閲覧するユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、ユーザ端末10は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。ユーザ端末10は、ユーザによる操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ30からウェブページW10を取得し、取得したウェブページW10を表示する。また、ユーザ端末10は、ウェブページW10とともに、融資サーバ100から配信された融資情報50を表示する。
コンテンツ配信サーバ30は、各種サービスを提供するウェブサイトが含むサービスページ(ウェブページ)をユーザ端末10に配信するウェブサーバである。例えば、コンテンツ配信サーバ30は、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関連する各種情報を含むウェブページをユーザ端末10に配信する。
なお、コンテンツ配信サーバ30からユーザ端末10に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像等であるが、以下では、コンテンツ配信サーバ30からユーザ端末10に配信される各種データをコンテンツと表記する場合がある。
融資サーバ100は、本願に係る配信装置に対応するサーバ装置であって、ユーザ端末10に融資情報を配信するサーバ装置である。例えば、融資サーバ100は、ユーザ端末10に関するユーザ情報を取得し、ユーザ情報に基づいて、ユーザ端末10に係るユーザであるユーザの信用度を算出する。そして、融資サーバ100は、算出した信用度に基づいて融資情報を生成する。また、融資サーバ100は、ユーザ端末10がコンテンツ配信サーバ30からウェブページを取得する際に、融資情報を配信することで、ウェブページとともに融資情報50を表示させる。
〔3.融資サーバの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る融資サーバ100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る融資サーバ100の構成例を示す図である。図3に示すように、融資サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、融資サーバ100は、融資サーバ100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を出力するための出力部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、通信ネットワークと有線又は無線で接続され、通信ネットワークを介して、ユーザ端末10や、コンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、融資情報記憶部125とを有する。以下、各記憶部について順に説明する。
(ユーザ情報記憶部121について)
ユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を記憶する。ユーザ情報記憶部121には、情報を記憶するデータテーブルとして、ユーザ情報テーブル122と、購買履歴テーブル123と、SNS(Social Networking Service)情報テーブル124とが含まれる。以下、各データテーブルについて、順に説明する。
(ユーザ情報テーブル122について)
ユーザ情報テーブル122は、融資情報を利用するユーザに関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係るユーザ情報テーブル122の一例を示す。図4に示すように、ユーザ情報テーブル122は、「ユーザID」、「端末ID」、「位置情報」、「定職推定」、「サイト閲覧情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「端末ID」は、ユーザが利用する端末装置を識別するための識別情報を示す。なお、実施形態において、ユーザIDや端末IDは、説明で用いる参照符号と共通するものとする。例えば、ユーザIDが「U01」であるユーザは、「ユーザU01」を示す。また、端末IDが「10」である端末装置は、「ユーザ端末10」を示す。
「位置情報」は、ユーザ端末10から取得される位置情報を示す。図4の例では、位置情報を「G01」といった概念で表記しているが、実際には、位置情報の項目には、ユーザ端末10によって取得され、蓄積された、日常のユーザの位置情報のログが記憶されているものとする。
例えば、位置情報は、ユーザ端末10がGPS(Global Positioning System)を利用することにより取得可能な経度や緯度のデータの集合である。あるいは、位置情報は、ユーザ端末10が交通機関の改札を通過する際に非接触型の通信を行ったログに基づいて、駅を通過した時刻と、当該駅の位置とを記憶した情報であってもよい。また、位置情報は、ユーザ端末10がユーザの勤務する会社のゲートを通過する際に非接触型の通信を行ったログに基づいて記録された情報であってもよい。すなわち、位置情報は、厳密に経度や緯度を示す情報でなくとも、ユーザの日常の移動に関する情報が推測できる情報であれば、いずれが採用されてもよい。
「定職推定」は、位置情報に基づいて、融資サーバ100がユーザの定職の有無を推定した情報を示す。例えば、ユーザが定職に就いていると融資サーバ100が推定する場合には、定職推定の項目に「1」が記憶される。一方、ユーザが定職に就いていないと融資サーバ100が推定する場合には、定職推定の項目に「0」が記憶される。
融資サーバ100は、例えば位置情報の推移に基づいて、ユーザの定職推定を実行する。すなわち、融資サーバ100は、日常的にユーザが生活していると推定される位置から、定期的に所定の位置に移動したり、平日の大半を所定の位置で過ごしていたりすることが推定される位置情報が存在する場合には、当該ユーザが定職に就いている可能性が高いと判定する。この場合、融資サーバ100は、当該ユーザの定職推定の項目に「1」を入力する。一方、融資サーバ100は、位置情報に基づいて、ユーザが定期的に通勤を行っていること等が推定できない場合には、当該ユーザが定職に就いていない可能性が高いと判定する。この場合、融資サーバ100は、当該ユーザの定職推定の項目に「0」を入力する。定職推定の数値は、例えば、後述する信用度の算出に用いられる。
「サイト閲覧情報」は、ウェブサイトやアプリに対する閲覧の履歴情報を示す。例えば、ユーザ端末10は、ユーザが閲覧したウェブサイトや、ユーザが利用するアプリの情報を履歴(ログ)として取得する。融資サーバ100は、ユーザ端末10がウェブサイト等の閲覧に利用されたログを取得し、サイト閲覧情報として記憶する。なお、図4の例では、サイト閲覧情報を「H01」といった概念で表記しているが、実際には、サイト閲覧情報の項目には、ユーザ端末10によって取得され、蓄積された、日常のユーザの閲覧情報のログが記憶されているものとする。例えば、閲覧情報のログには、ユーザが閲覧したウェブサイトの名称や、ジャンルや、閲覧時間や、閲覧回数や、ウェブサイトごとのクッキー等が含まれる。
すなわち、図4では、ユーザ情報の一例として、ユーザID「U01」で識別されるユーザU01は、端末ID「10」で識別されるユーザ端末10を利用していることが示されている。また、図4に示す情報の一例は、ユーザU01の位置情報は「G01」であり、定職推定は「1」であり、サイト閲覧情報は「H01」であることを示している。
なお、ユーザ情報テーブル122には、その他の情報として、ユーザの属性情報(性別や年齢、居住地等)が記憶されてもよい。
(購買履歴テーブル123について)
購買履歴テーブル123は、ネットワークを介して取得される、ユーザの購買行動の履歴に関する情報を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る購買履歴テーブル123の一例を示す。図5に示すように、購買履歴テーブル123は、「ユーザID」、「購買行動評価」、「オークション評価」、「購買行動情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図4で示した同一の項目に対応する。「購買行動評価」は、ユーザのネットワークを介した購買行動に関する評価値を示す。実施形態では、購買行動評価は、10段階の数値で表され、10が最も評価が高く、1が最も評価が低いものとする。すなわち、購買行動評価は、購買行動に関してユーザを評価する指標値である。購買行動評価は、例えば、ユーザが所定期間内(例えば1カ月間)にユーザが商品を購入した金額の総額や、購買行動の頻度や、購買行動が適切であったか(支払いの遅延等が発生しなかったか)等に基づき算出される。なお、購買行動評価は、各店舗がユーザを評価した評価値を集計し、集計された評価値から求められる数値(平均値等)等であってもよい。
「オークション評価」は、ユーザが所定のオークションサイトを利用している場合に、ユーザのオークションサイトにおける行動の評価値を示す。実施形態では、オークション評価は、10段階の数値で表され、10が最も評価が高く、1が最も評価が低いものとする。オークション評価は、オークションに関するユーザの信用度を示す。例えば、オークション評価は、迅速な連絡のやり取りや支払いの遅延等のない適切な取引が行われたか、オークションに商品を出品する頻度、商品を落札する頻度等に基づき算出される。なお、オークション評価は、オークションに参加する他のユーザが評価対象となるユーザを評価した評価値を集計し、集計された評価値から求められる数値(平均値等)等であってもよい。
「購買行動情報」は、ユーザの購買行動に関する行動履歴(行動ログ)を示す。購買行動情報は、「行動日時」、「行動種別」、「サイト」、「金額」といった小項目を有する。
「行動日時」は、ユーザが購買行動等を行った日時を示す。「行動種別」は、ユーザの購買行動の種別を示す。例えば、行動種別の項目には、商品購入や、オークションの出品、入札、落札等の行動が記憶される。「サイト」は、ユーザの購買行動が行われたウェブサイトの名称を示す。「金額」は、購買行動に関する金額を示す。
すなわち、図5では、行動履歴に関する情報の一例として、ユーザID「U01」で識別されるユーザU01の購買履歴に関する情報が記憶されていることを示している。また、図5に示す情報の一例は、ユーザU01の購買行動評価は「7」であり、オークション評価は「5」であることを示している。また、図5に示す情報の一例は、ユーザU01の購買行動情報の一つとして、ユーザU01は、「2016年1月15日 10時00分」に、「ショッピングサイトJJJ」にて「商品購入」し、その金額は「150000円」であるという履歴があることを示している。
なお、購買履歴テーブル123には、図5に示した例以外にも、ユーザの購買行動に関する情報が記憶されてもよい。例えば、購買履歴テーブル123には、金銭の授受のない、無料のダウンロードコンテンツのダウンロード履歴等が記憶されてもよい。
(SNS情報テーブル124について)
SNS情報テーブル124は、ユーザが利用するSNSに関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係るSNS情報テーブル124の一例を示す。図6に示すように、SNS情報テーブル124は、「ユーザID」、「SNS評価」、「SNS使用情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図4で示した同一の項目に対応する。「SNS評価」は、ユーザが使用するSNSに関する評価値を示す。実施形態では、SNS評価は、10段階の数値で表され、10が最も評価が高く、1が最も評価が低いものとする。SNS評価は、SNSの利用の履歴に基づいて、ユーザの社会的信用度等を評価した値である。SNS評価は、例えば、ユーザが利用するSNSにおいて他のユーザと関係を有している数(実施形態では「つながり数」と表記する)や、関係を有する他のユーザの評価値等に基づき算出される。
「SNS使用情報」は、ユーザが利用するSNSの使用状況に関する情報を示す。SNS使用情報は、「SNS名称」、「つながり数」、「つながり先評価」といった小項目を有する。
「SNS名称」は、ユーザが利用しているSNSの名称を示す。「つながり数」は、SNSにおいて他のユーザと関係を有している数を示す。例えば、つながり数は、SNS上におけるフォローユーザ数などが該当する。「つながり先評価」は、SNSでつながりを有する他のユーザの評価を示す。例えば、つながり先評価は、「SNS評価」と同様、10段階の数値で示され、ユーザがつながっている他のユーザにおける評価値を平均すること等により算出される。つながり先評価が高いということは、ユーザがつながっている他のユーザのSNS評価が高いということであり、言い換えれば、当該ユーザが、社会的信用度の高い他のユーザと多くつながっていることを示している。
すなわち、図6では、ユーザのSNS使用情報の一例として、ユーザID「U01」で識別されるユーザU01のSNS使用に関する情報が記憶されており、ユーザU01のSNS評価は「6」であることを示している。また、図6に示す情報の一例は、ユーザU01が使用しているSNSの一例は、SNS名称「AAA」であり、SNSサイト「AAA」における他のユーザとのつながり数は「70」であり、つながり先評価は「4」であることを示している。
なお、SNS情報テーブル124には、例えば、ユーザとつながる他のユーザの社会的地位や収入等の情報が記憶されてもよい。また、融資サーバ100は、ユーザとつながる他のユーザの社会的地位や収入等の情報に基づいて、つながり先評価の値を算出してもよい。融資サーバ100は、このように他のユーザの社会的地位や収入等の情報が加味されたつながり先評価を、ユーザ自身のSNS評価の算出に用いることにより、当該ユーザの社会的信用度を精度よく算出することができる。
(融資情報記憶部125について)
融資情報記憶部125は、融資に関する情報を記憶する。融資情報記憶部125には、情報を記憶するデータテーブルとして、信用度テーブル126と、融資条件テーブル127とが含まれる。以下、各データテーブルについて、順に説明する。
(信用度テーブル126について)
信用度テーブル126は、ユーザの信用度に関する情報や、融資に関連する情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る信用度テーブル126の一例を示す。図7に示すように、信用度テーブル126は、「ユーザID」、「信用度」、「融資に関する属性情報」、「審査段階」、「本審査申込み」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図4で示した同一の項目に対応する。「信用度」は、融資サーバ100が融資情報50の生成を行う際に参照する、ユーザの信用度を示す。実施形態では、信用度は、10段階の数値で表され、10が最も信用度が高く、1が最も信用度が低いものとする。なお、融資サーバ100は、上述した各データテーブルに記憶される情報に基づいて、ユーザの信用度を算出する。そして、融資サーバ100は、算出された数値をユーザIDと対応付けて信用度テーブル126に記憶する。
「融資に関する属性情報」は、ユーザの属性情報であって、融資に関する情報を示す。融資に関する情報には、「クレジットカード保有」、「銀行口座保有」、「他ローン利用」といった項目が含まれる。
「クレジットカード保有」は、ユーザがクレジットカードを保有しているか否かを示す。ユーザがクレジットカードを保有している場合、クレジットカード保有の項目には「1」が記憶され、ユーザがクレジットカードを保有していない場合、クレジットカード保有の項目には「0」が記憶される。ユーザがクレジットカードを保有しているか否かといった情報は、例えば、当該ユーザのショッピングサイトやオークションサイトの利用履歴等から判定される。なお、クレジットカード保有の項目には、ユーザがクレジットカードを保有しているか否かといった情報に限られず、保有しているカードの銘柄や、契約しているクレジットカードの枚数等が記憶されてもよい。
「銀行口座保有」は、ユーザが銀行口座を保有しているか否かを示す。ユーザが銀行口座保有をしている場合、銀行口座保有の項目には「1」が記憶され、ユーザが銀行口座保有をしていない場合、銀行口座保有の項目には「0」が記憶される。ユーザが銀行口座を保有しているか否かといった情報は、例えば、当該ユーザのショッピングサイトやオークションサイトの利用履歴等から判定される。なお、銀行口座保有の項目には、ユーザが銀行口座を保有しているか否かといった情報に限られず、保有している銀行口座に対応する銀行名や、保有している銀行口座の数等が記憶されてもよい。
「他ローン利用」は、融資サーバ100が生成する融資情報以外の融資を受けているか(すなわち、他のローンを受けているか)否かという情報を示す。ユーザが他のローンを受けている場合には、他ローン利用の項目には「1」が記憶され、ユーザが他のローンを受けていない場合には、他ローン利用の項目には「0」が記憶される。なお、他ローン利用の項目には、ユーザが他ローンを利用しているか否かといった情報に限られず、利用しているローンの名称や、利用しているローンの融資額等が記憶されてもよい。
「審査段階」は、融資サーバ100が生成する融資に関する審査の段階を示す。例えば、審査段階は、4段階の数値で示され、3は最も審査が進んでいる状況を示し、0は審査が全く進んでいない状況を示す。例えば、審査段階が1であるユーザは、ユーザ情報に基づいて、融資サーバ100によって信用度が算出され、融資を受け得る簡易審査が済んだユーザである。また、例えば、審査段階が2であるユーザは、融資サーバ100によってクレジットカードの保有や銀行口座の保有が確認されたことで、融資に対する事前審査が済んだユーザである。また、例えば、審査段階が3であるユーザは、融資情報50が一度表示された際に「お申込み」のリンクをクリックし、ユーザに対する融資に関する本格的な審査が行われ、審査を通過したユーザである。
「本審査申込み」は、融資サーバ100が配信した融資情報50に対して申込みを既に行ったユーザであるか否かの情報を示す。例えば、ユーザが融資に申し込んでいれば、本審査申込みの項目には「1」が記憶され、ユーザが融資に申し込んでいなければ、本審査申込みの項目には「0」が記憶される。
すなわち、図7では、ユーザの信用度及び融資に関する情報の一例として、ユーザID「U01」で識別されるユーザU01の信用度及び融資に関する情報が記憶されている例を示している。また、図7に示す情報の一例は、ユーザU01は信用度が「7」であり、クレジットカードを「保有」しており、銀行口座を「保有」しており、他ローンは「利用していない」ということを示している。また、図7に示す情報の一例は、ユーザU01の審査段階は「2」であり、本審査の申し込みは「行っていない」ことを示している。
(融資条件テーブル127について)
融資条件テーブル127は、融資条件に関する情報を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る融資条件テーブル127の一例を示す。図8に示すように、融資条件テーブル127は、「融資種別」、「信用度」、「上限額」、「基本金利」といった項目を有する。
「融資種別」は、融資サーバ100が生成する融資情報50に対応する融資の種別を示す。融資種別は、例えば、融資される金銭の用途ごとに区別される融資の種別である。例えば、融資種別が「フリー」である融資では、融資を受けたユーザは、金銭の用途の制限を特に課されない。例えば、融資種別が「ショッピング」である融資では、融資を受けたユーザは、金銭の用途が任意のショッピングに限定されるなどの制限が課される。その他の融資の種別には、住宅やリフォームに関する融資(住宅ローン)や、自動車に関する融資(自動車ローン)や、学習に関する融資(学習ローン)や、冠婚葬祭用の融資等が該当する。
「信用度」は、図7に示した同様の項目に該当する。「上限額」は、ローンとしての融資額の上限を示す。図8に示すように、上限額は、ユーザの信用度に応じて決定される。「基本金利」は、ローンの基本の金利を示す。図8に示すように、基本金利は、ユーザの信用度に応じて決定される。なお、上限額や基本金利は、実際にユーザに融資が行われる場合には、信用度のみならず、種々のユーザの情報に基づいて適宜調整されてもよい。
すなわち、図8では、融資条件に関する情報の一例として、融資サーバ100が生成する融資情報が「フリー」の融資種別である例を示している。また、図8に示す情報の一例は、信用度が「5」であるユーザには、上限額「100000」円が提示されるとともに、基本金利が「5.0」%という融資条件が提示されることを示している。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、融資サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(実行プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
実施形態に係る制御部130は、図3に示すように、取得部131と、算出部132と、生成部133と、配信部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザ情報として、ユーザやユーザ端末10を識別する識別情報や、ユーザの属性情報や、ユーザの位置情報や、ユーザのネットワーク上の行動履歴等を取得する。
取得部131は、ユーザのネットワーク上の行動履歴として、例えば、ユーザのネットワーク上の購買行動に関する履歴を取得する。具体的には、取得部131は、ネットワーク上の購買行動として、購買行動における購買額、又は、購買行動の頻度等を取得する。この場合、取得部131は、ショッピングサイトやオークションサイトを運営するウェブサーバ等のサービス提供サーバ等から、ユーザの購買行動に関する情報を取得してもよい。
また、取得部131は、ユーザが利用する社会的ネットワーク構築のためのサービス内における当該ユーザの知名度、評判、人脈の少なくともいずれか一つに関する情報を取得してもよい。社会的ネットワーク構築のためのサービスとは、例えば、SNSサービス等である。また、ユーザの知名度、評判、人脈等は、SNS評価、他のユーザからつながりを申請された数、他のユーザとつながっている数、他のユーザのSNS評価等により判定される。
取得部131は、取得した情報をユーザ情報記憶部121に格納する。なお、取得部131は、ユーザ情報を任意の装置から取得するようにしてもよい。すなわち、取得部131は、ユーザ端末10やコンテンツ配信サーバ30からのみならず、所定の外部サーバからユーザ情報を適宜取得するようにしてもよい。
また、取得部131は、コンテンツ配信サーバ30を介して、ユーザ端末10がアクセスしたサービスページ(ウェブページ)に関する情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、ユーザ端末10が表示しようとしているウェブページが、ポータルサイトに関するページであるか、検索サイトに関するページであるか、ショッピングや冠婚葬祭に関するページであるかなど、融資情報50が表示されるウェブページの情報を取得してもよい。
(算出部132について)
算出部132は、取得部131によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザの信用度を算出する。例えば、算出部132は、ユーザのネットワーク上の行動履歴に基づいてユーザの信用度を算出する。ユーザの信用度は、例えば、融資サーバ100による融資情報50の生成処理に用いられる。
例えば、算出部132は、取得部131によって取得された位置情報のうち、日常的に取得される所定の範囲内の地点を示す複数の位置情報に基づいて、ユーザの信用度を算出する。すなわち、算出部132は、ユーザ情報として取得された位置情報を参照し、日常的に略同一の地点にユーザが移動しているログを抽出する。そして、算出部132は、例えば、既知の予測手法に従い、ユーザが日常的に移動している位置をユーザの勤務地として推定する。これにより、算出部132は、ユーザが定職に就いている可能性が高いと推定する。そして、算出部132は、定職に就いているという属性を有するユーザについては、定職に就いていない属性を有するユーザと比較して、所定値だけ信用度を高く算出する。
また、算出部132は、ユーザの購買行動に関して、図5に示したような購買行動評価やオークション評価を算出する。さらに、算出部132は、購買行動評価やオークション評価の値に基づいて、ユーザの信用度を算出する。例えば、算出部132は、購買実績の多いユーザや購買量の多いユーザ、購買に関して適切な対応を行うユーザに対して、信用度を高く算出する。言い換えれば、算出部132は、資金力を有し、また、社会的信用性の高いユーザの信用度を高く算出する。算出部132が購買行動(行動頻度や売買額)等を評価する算出手法に関しては、例えば、融資サーバ100の管理者によって適宜、設計変更可能である。
また、算出部132は、ユーザのSNSの使用に関して、図6に示したようなSNS評価を算出する。そして、算出部132は、SNS評価の値に基づいて、ユーザの信用度を算出する。すなわち、算出部132は、ネットワーク上においてつながり数の多いユーザや、評価の高い他のユーザと多くつながっているユーザを評価し、かかる評価をユーザの信用度として算出する。言い換えれば、算出部132は、社会的信用性が高いと推定されるユーザや、高い社会的地位を有していると推定されるユーザの信用度を高く算出する。
なお、算出部132は、上述してきたような購買行動評価やオークション評価などの個々の評価値を総合して算出した値をユーザの信用度とする。すなわち、算出部132は、取得部131によって取得された様々なユーザ情報に基づいて、総合的なユーザの信用度を算出する。これにより、算出部132は、ユーザの資金力や社会的信用性が精度よく反映された信用度をユーザに付与することができる。
(生成部133について)
生成部133は、取得部131によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報50を生成する。具体的には、生成部133は、算出部132によって算出されたユーザの信用度に基づいて、ユーザに対する融資情報50を生成する。
例えば、生成部133は、融資条件として、ユーザに対する融資の種別や、融資の上限額や、ユーザが融資を受ける場合の金利等を含む融資情報50を生成する。生成部133は、コンテンツ配信サーバ30にウェブページの取得を要求したユーザ端末10を特定し、ユーザ端末10に対応するユーザ情報に基づいて、融資情報50を生成する。この場合、生成部133は、ユーザ端末10を利用するユーザの信用度を算出する。そして、生成部133は、ユーザの信用度に対応する融資の上限額や金利を融資条件テーブル127から参照する。そして、生成部133は、ユーザの信用度に対応する上限額や金利を、当該ユーザに対する融資条件として、融資情報50を生成する。
なお、生成部133は、取得部131によって取得された所定のサービスページに関する情報と関連する融資種別に対応する融資情報50を生成するようにしてもよい。例えば、生成部133は、ユーザがポータルサイトに関するページを取得する場合には、融資の種別を「フリーローン」とする融資情報50を生成する。また、生成部133は、ユーザがショッピングサイトに関するページを取得する場合には、融資の種別を「ショッピングローン」とする融資情報50を生成する。また、生成部133は、ユーザが自動車に関するサイトのページを取得する場合には、融資の種別を「自動車ローン」とする融資情報50を生成する。その他、生成部133は、ウェブページが冠婚葬祭に関するページであるという情報や、住宅に関するページであるという情報が取得された場合には、それらのページに対応させた種別のローンに関する融資情報50を生成するようにしてもよい。
また、生成部133は、融資に関する審査段階を含む融資情報50を生成するようにしてもよい。具体的には、生成部133は、ユーザ情報に基づいて、ユーザから融資の申込みを受け付けることなく、現時点で融資を受けられる可能性がどのくらいあるかといった情報を示すことのできる審査段階を含む融資情報50を生成する。例えば、生成部133は、図1に示す審査段階情報53のように、審査段階を棒グラフのような態様で表示する融資情報50を生成する。
図7を用いて説明したように、審査段階は、ユーザから取得した情報に基づいて適宜設定される。なお、審査段階は、図1に図示したような3段階で表示される態様に限らず、例えば、全体の進行具合をパーセントで表示されるような態様であってもよい。
(配信部134について)
配信部134は、生成部133によって生成された融資情報50を、ユーザが利用するユーザ端末10において所定のサービスページ(例えば、ウェブページ)が表示されることを契機として、ユーザ端末10に配信する。また、配信部134は、融資情報50を、所定のサービスページとともに表示情報として、ユーザ端末10に配信する。
例えば、配信部134は、生成部133によって生成された融資情報であって、ウェブページと関連する種別に対応する融資情報を、当該ウェブページとともに表示される情報としてユーザ端末10に配信する。具体的には、配信部134は、ショッピングページを表示するユーザ端末10に対して、ショッピングローンに対応する融資情報50を配信する。
また、配信部134は、ユーザによって取得されたウェブページに基づいて、融資情報50を配信するか否かを判定してもよい。例えば、取得部131は、ウェブページに関する情報として、ユーザ端末10が取得しようとするウェブページが、任意のユーザが融資を利用する利用率の高いサービスであるか否かの情報を取得する。このような情報は、例えば、コンテンツ配信サーバ30の管理者や、ウェブページを提供する提供主によって設定される。
例えば、コンテンツ配信サーバ30の管理者等は、ウェブページをカテゴリに分類し、ウェブページが属するカテゴリが任意のユーザが融資を利用する利用率の高いものであるか否かといった情報を付与する。具体的には、ウェブページが自動車販売に関するページであったり、結婚式場に関するページであったり、住宅販売に関するページであったりする場合には、それらのウェブページには、任意のユーザが融資を利用する利用率の高いサービスであるという情報が付される。あるいは、融資を利用する利用率の高いサービスであるという情報は、融資サーバ100が実際に融資したユーザが閲覧していた履歴等に基づいて、自動的に設定されてもよい。
そして、配信部134は、取得部131がユーザ端末10の取得しようとするウェブページが融資を利用する利用率の高いサービスであると判定した場合に、融資情報50を配信する。例えば、配信部134は、融資情報50を、訪問するユーザ毎に情報が構築されるポータルサイトのページや、検索サービスを利用した結果である検索結果ページや、商品を購買可能なEコマースページのいずれかのページとともに表示される情報として、ユーザ端末10に配信するようにしてもよい。これにより、配信部134は、融資を利用するような商材に関心があると想定されるユーザに絞り込んで、融資情報50のインプレッションを発生させることができるため、融資情報50の訴求効果を向上させることができる。
また、配信部134は、以前に所定の融資を申し込んだユーザであって、当該所定の融資を申し込んだ際の審査に落ちた履歴を有するユーザが利用するユーザ端末10に融資情報50を配信するようにしてもよい。すなわち、配信部134は、ユーザ情報として、ユーザが以前融資に申し込み、かつ、審査に落ちていたという情報を取得した場合、その行動履歴を有するユーザに対して融資情報50を配信する。このように、配信部134は、融資を受けようとする意志のあるユーザに絞り込んで融資情報50を配信することで、融資情報50を介しての融資の申し込みを促進させることができる。
また、配信部134は、融資情報50が生成された時点において、融資情報50に示される融資を受ける資格を有するユーザが利用するユーザ端末10に、融資情報50を配信するようにしてもよい。例えば、配信部134は、少なくともユーザ情報に基づいて信用度が算出されたユーザであり、かつ、融資を受け得ると判定されたユーザが利用するユーザ端末10に、融資情報50を配信する。これにより、配信部134は、融資情報50の無駄なインプレッションを発生させずに済む。
また、配信部134は、生成部133によって融資情報50が生成された時点において、当該融資情報50に示される融資額に対して融資を受ける猶予を有するユーザが利用するユーザ端末10に融資情報50を配信するようにしてもよい。例えば、配信部134は、融資情報50に示される融資に対して、上限額まで融資を受けていないユーザに対してのみ融資情報50を配信する。上限額まで融資を受けているユーザは、これ以上、融資情報50が示す融資を受けることができないため、配信部134は、融資情報50の無駄な配信を抑えることができる。あるいは、配信部134は、ユーザが他のローンを利用しているユーザであり、他のローンについて、融資情報50が示す上限額に達するような額の融資を受けている場合には、当該ユーザに対して融資情報50を配信しないようにしてもよい。なお、配信部134は、ユーザに対して融資情報50を配信しないと判定した場合には、融資情報50の代わりとなるコンテンツを配信するようにしてもよい。一例として、配信部134は、融資情報50の代わりに広告コンテンツを配信する。具体的には、配信部134は、外部の広告配信サーバに制御情報を送信することにより、広告コンテンツをユーザに配信させる。
〔4.コンテンツ配信サーバの構成〕
次に、図9を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成について説明する。図9は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成例を示す図である。図9に示すように、コンテンツ配信サーバ30は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ユーザ端末10や融資サーバ100との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部32は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部32は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
制御部33は、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ配信サーバ30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部33は、受付部34と、配信部35とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図9に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部34は、ユーザ端末10からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部34は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部35は、受付部34によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページをユーザ端末10に配信する。具体的には、配信部35は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象のウェブページを取得し、取得したウェブページをユーザ端末10に配信する。また、配信部35は、ウェブページの取得を要求したユーザ端末10に対応するユーザ情報を融資サーバ100に送信する。
〔5.処理手順〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る融資サーバ100による処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る融資サーバ100による処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、融資サーバ100に係る取得部131は、ユーザ情報を取得したか否かを判定する(ステップS101)。取得部131は、ユーザ情報を取得していない場合には(ステップS101;No)、取得するまで待機する。
一方、取得部131がユーザ情報を取得した場合には(ステップS101;Yes)、算出部132は、ユーザ情報に基づいて、ユーザの信用度を算出する(ステップS102)。
続いて、生成部133は、算出部132によって算出されたユーザの信用度に基づいて、ユーザに対応する融資情報50を生成する(ステップS103)。そして、配信部134は、生成部133によって生成された融資情報50やユーザ情報に基づいて、当該ユーザ情報に対応するユーザ端末10が融資情報50の配信先として適当か否かを判定する(ステップS104)。
ユーザ端末10が融資情報50の配信先として適当であると判定した場合(ステップS104;Yes)、配信部134は、生成部133が生成した融資情報50をユーザ端末10に配信する(ステップS105)。
一方、ユーザ端末10が融資情報50の配信先として適当でないと判定した場合(ステップS104;No)、配信部134は、生成した融資情報50を配信せず、代わりに、融資情報50以外のコンテンツ(例えば、広告コンテンツ)を配信する。
〔6.変形例〕
上述した実施形態に係る配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の配信システム1に含まれる各装置の他の実施形態について説明する。
〔6−1.種々のサイトにおける表示〕
上記実施形態では、融資サーバ100が、ユーザ端末10が取得したポータルサイトに係るウェブページW10に融資情報50を配信する例を示した。しかし、上述のように、融資サーバ100は、他のジャンルやカテゴリのウェブページに融資情報を配信してもよい。この場合、融資サーバ100は、融資情報に表示される情報や、融資情報が示す融資の種別や、融資情報の態様などを適宜変更するようにしてもよい。この点について、図11及び図12を用いて説明する。
図11は、変形例に係る配信処理の一例を示す図(1)である。図11では、融資サーバ100が、ユーザ端末10が表示するウェブページであって、ユーザ端末10から送信された検索クエリに対応する検索結果ページであるウェブページW20に、融資情報70を配信する例を示している。
具体的には、図11では、ユーザ端末10が、検索窓60に「フリーローン」という検索クエリを入力した結果として、検索結果ページであるウェブページW20の取得を要求した場合に、融資サーバ100から配信された融資情報70を取得した状況を示している。
この場合、融資サーバ100は、ユーザ端末10に対応するユーザ情報とともに、ユーザ端末10から検索サービスに送信された検索クエリを取得する。そして、融資サーバ100は、取得された検索クエリと関連した融資種別に対応する融資情報70を生成する。図11の例では、融資サーバ100は、検索クエリ「フリーローン」に対応する融資種別として、「フリーローン」に対応する融資条件を含む融資情報70を生成する。そして、融資サーバ100は、生成された融資情報70であって、検索クエリと関連する融資の種別に対応する融資情報70を、当該検索クエリに基づいて配信される検索結果ページとともに表示される情報として、検索結果ページであるウェブページW20を表示するユーザ端末10に配信する。
また、図12は、変形例に係る配信処理の一例を示す図(2)である。図12では、融資サーバ100が、ユーザ端末10が表示するウェブページであって、ショッピングサイトに関するウェブページW30に融資情報80を配信する例を示している。
具体的には、図12では、ユーザ端末10が、ショッピングサイトで「スピーカー」という検索クエリを入力した結果として、ショッピングページであるウェブページW30の取得を要求した場合に、融資サーバ100から配信された融資情報80を取得した状況を示している。
この場合、融資サーバ100は、ユーザ端末10が表示しようとするウェブページW30の情報として、ユーザがショッピングを行うサイトであり、また、ユーザが融資を利用する可能性の高いページである情報を取得する。そして、融資サーバ100は、取得されたウェブページW30と関連した融資種別に対応する融資情報80を生成する。図12の例では、融資サーバ100は、ウェブページW30に対応する融資種別として、「ショッピングローン」に対応する融資条件を含む融資情報80を生成する。そして、融資サーバ100は、生成された融資情報80を、ウェブページW30を表示するユーザ端末10に配信する。
また、この場合、融資サーバ100は、ウェブページW30で表示されている商品に基づいて、融資情報80を配信するか否かを判定してもよい。例えば、融資サーバ100は、旅行商品や、高級な家電や、高価なオーディオ製品や、自動車など、ショッピングローンを利用して商品を購入する率の高い商品のカテゴリ情報を予め保持する。そして、融資サーバ100は、ショッピングローンを利用して商品を購入する率の高い商品に対応するウェブページが表示されようとする場合に、融資情報80を配信するようにしてもよい。
このように、融資サーバ100は、検索クエリや、ウェブページに関するウェブサイトのカテゴリや、ウェブページ内で表示される商品など、種々の情報に基づいて、融資条件や融資種別の異なる融資情報を生成することができる。このため、融資サーバ100は、ユーザ1人1人に適した融資情報を配信することができる。
〔6−2.携帯端末における表示〕
また、融資サーバ100は、所定のサービスページとして、PC上のウェブブラウザで表示されるウェブページに限られず、種々のページに融資情報を配信してもよい。例えば、融資サーバ100は、スマートフォン等の携帯端末で利用されるアプリのページに融資情報を配信してもよい。この点について、図13を用いて説明する。
図13は、変形例に係る配信処理の一例を示す図(3)である。図13では、ユーザ端末10がスマートフォン等のスマートデバイスである場合の、融資サーバ100の配信処理の一例を示す。
図13に示すように、スマートフォン等で実行されるアプリが表示するサンプルページW40には、例えば、記事などを表示する領域R31、R32、R33及びR34の他に、広告コンテンツ等を表示する領域R21やR22が含まれる。
融資サーバ100は、ユーザ端末10がサンプルページW40を表示しようとする場合には、サンプルページW40に対応する融資情報である融資情報90を生成する。そして、融資サーバ100は、ユーザ端末10がサンプルページW40を表示する場合に、例えば、記事等が表示される領域R31以外の領域である領域R21等に表示される情報として、融資情報90を配信する。
このように、融資サーバ100は、PC上で表示されるウェブページに限られず、アプリ等を介して提供される所定のサービスページであっても、融資情報を配信することができる。なお、図13で示したような、領域R21に融資情報90を表示させる処理は、サンプルページW40と融資情報90とを取得したユーザ端末10によって、適宜実行されてもよい。
〔6−3.融資情報の配信〕
上記実施形態では、融資サーバ100は、ユーザ端末10がウェブページを要求する際に送信するユーザ情報を取得することを契機として、融資情報を配信する例を示した。しかし、融資サーバ100が融資情報を配信するタイミングは、上記実施形態に限られない。
例えば、コンテンツ配信サーバ30が配信するウェブページには、所定の取得要求が含まれるものとする。かかる取得要求は、融資サーバ100への融資情報の取得要求であり、かかる取得要求が含まれるウェブページを表示しようとするユーザ端末10は、かかる取得要求に従い、ユーザ情報と、融資情報の取得要求を融資サーバ100に送信する。
そして、融資サーバ100は、ユーザ端末10から送信された取得要求に応答して、融資情報を生成し、融資情報を配信するようにしてもよい。この場合、融資サーバ100は、コンテンツ配信サーバ30を介さずとも、ユーザ情報を取得することができる。また、融資サーバ100は、コンテンツ配信サーバ30を介さずとも、ユーザ端末10が表示しようとするウェブページに関する情報を取得することができる。
〔6−4.ユーザ情報〕
上記実施形態では、融資サーバ100が取得するユーザ情報について説明した。ここで、融資サーバ100は、上記実施形態で例示したユーザ情報以外の情報についても取得し、取得した情報に基づいて融資情報の生成を実行してもよい。
例えば、融資サーバ100は、ユーザ端末10が送信するメールや、ウェブサイトやSNSサービス等に投稿するメッセージを取得してもよい。そして、融資サーバ100は、取得したメール等を形態素解析する。そして、融資サーバ100は、ユーザが送信するメール等に登場する単語の出現割合等に基づいて、ユーザの信用度を算出する。
例えば、融資サーバ100は、「キャッシング」等、負債関係で用いられる単語を頻繁に発するユーザに対しては、信用度を低く算出することができる。一方、融資サーバ100は、「投資」等、資金の調達に用いられる単語を頻繁に発するユーザに対しては、信用度を高く算出することができる。また、融資サーバ100は、信用度の算出対象となるユーザのみならず、SNSでつながる他のユーザ等が発するメッセージ等を解析してもよい。そして、融資サーバ100は、信用度の算出対象となるユーザとつながりのある他のユーザのメッセージに「キャッシング」等の単語が頻繁に登場するのであれば、信用度の算出対象となるユーザについても、社会的信用性が低いと推定し、信用度を低く算出するようにしてもよい。
また、融資サーバ100は、例えば、特定の消費者金融に係るウェブページなど、金利の高い融資に関するウェブページを頻繁に閲覧していたり、他のローンにおいて返済が滞っていたりする情報を取得した場合、当該ユーザの信用度を低く算出してもよい。
〔6−5.配信処理〕
上記実施形態では、融資サーバ100が、ユーザ端末10においてウェブページが表示されることを契機として、融資情報をユーザ端末10に配信する例を示した。ここで、例えば、図1で示したように、ウェブページ側でユーザにログインを求めるような場合、ユーザがログインを行うまで、融資サーバ100側にユーザ情報が送信されない場合もありうる。そして、ユーザがログインを行った時点で、ユーザ端末10は、ウェブページの表示を更新する。融資サーバ100は、このようなウェブページの更新を契機として融資情報を配信してもよい。すなわち、融資サーバ100が融資情報を配信するタイミングは、最初にユーザ端末10にウェブページが表示される場合に限られず、ウェブページが更新されるタイミングであってもよい。
〔6−6.配信システムの各装置〕
配信システム1に含まれる各装置は、様々な変形例により実現されてもよい。例えば、融資サーバ100は、コンテンツ配信サーバ30が実行する処理を兼ねてもよい。また、融資サーバ100は、コンテンツ配信サーバ30が配信するウェブページに広告コンテンツを配信する広告サーバを兼ねてもよい。この場合、融資サーバ100は、上記の配信処理の条件に沿うユーザに対しては融資情報を配信し、他のユーザには広告コンテンツを配信するなど、配信するコンテンツを選択するようにしてもよい。
また、融資情報は、例えば、ショッピングサイトに表示されるユーザ情報(例えば、ショッピングサイトにおけるユーザの保有ポイント数等)の1つとしてサービスページ内に表示されてもよい。この場合、融資サーバ100は、生成した融資情報をコンテンツ配信サーバ30に送信してもよい。そして、コンテンツ配信サーバ30は、受信した融資情報とともに、サービスページをユーザ端末10に配信する。
例えば、配信システム1は、融資サーバ100と、コンテンツ配信サーバ30とを含む。コンテンツ配信サーバ30に係る受付部34は、ユーザが利用するユーザ端末10から、所定のサービスコンテンツ(例えば、ウェブページ)の取得要求を受け付ける。また、配信部35は、取得要求を受け付けた旨を含む情報を融資サーバ100に配信する。そして、融資サーバ100に係る取得部131は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する。また、生成部133は、取得部131によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する。また、配信部134は、所定のサービスコンテンツとともにユーザ端末10で表示される情報として、生成部133によって生成された融資情報をコンテンツ配信サーバ30に配信する。続いて、コンテンツ配信サーバ30に係る配信部34は、所定のサービスコンテンツとともに融資情報をユーザ端末10に配信する。
このように、配信システム1によれば、コンテンツ配信サーバ30を経由して融資情報をユーザ端末10に配信することも可能である。これにより、配信システム1は、例えば、ウェブページと調和した態様で表示される融資情報をユーザに提示することができる。また、上記の配信システム1によれば、コンテンツ配信サーバ30が表示しようとする他のユーザに関する情報(例えば、ユーザの保有ポイントなど)とともに融資情報を表示させることができるので、より自然にユーザに融資情報を提示することができる。このように、配信システム1は、ユーザが融資情報に接する機会を増やしたり、融資情報がユーザの目に触れる機会を増やしたりすることで、ネットワークを介した融資を促進させることができる。なお、融資サーバ100は、ユーザ情報をコンテンツ配信サーバ30から取得してもよいし、他の外部装置から取得してもよいし、融資サーバ100自体がユーザ端末10から取得してもよい。
また、上記のように、融資サーバ100がコンテンツ配信サーバ30の実行する処理を兼ねる場合には、融資サーバ100は、生成した融資情報とともにサービスページをユーザ端末10に配信するようにしてもよい。この場合、ユーザ端末10は、所定のサービスページの取得要求とともに、ユーザ情報を融資サーバ100に送信する送信部と、取得要求に応答して配信される所定のサービスページを受信する受信部とを備える。そして、融資サーバ100に係る取得部131は、所定のサービスページの取得要求とユーザ情報とを取得する。また、生成部133は、取得部131によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する。配信部134は、所定のサービスページとともにユーザ端末10で表示される情報として、生成部133によって生成された融資情報を、当該所定のサービスページとともにユーザ端末10に配信する。これにより、配信システム1は、例えば、サービスページに自然な形で埋め込まれた融資情報をユーザ端末10に表示させることができる。このため、配信システム1は、ユーザのユーザビリティを低下させることなく、自然な形で融資情報をユーザに提示することができる。
なお、ユーザ端末10に係る制御部(上記の送信部や受信部を含む)は、例えば、CPUやMPU等によって、ユーザ端末10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、ユーザ端末10に係る制御部は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、ユーザ端末10は、例えばNIC等によって実現される通信部を備える。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示したユーザ情報記憶部121や、融資情報記憶部125は、融資サーバ100が保持せずに、外部のストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、融資サーバ100は、ストレージサーバにアクセスすることで、ユーザ情報や融資情報に関する情報等を取得する。
また、例えば、上述してきた融資サーバ100は、コンテンツ配信サーバ30からユーザ情報を取得したり、ユーザ端末10に融資情報を配信したりといった、外部装置とのやりとりを中心に実行するフロントエンドサーバ側と、信用度の算出処理や融資情報の生成処理を実行するバックエンドサーバ側とに分散されてもよい。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る融資サーバ100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、融資サーバ100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500(図2に示すネットワークNに対応する)を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が融資サーバ100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網500を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る融資サーバ100は、取得部131と、生成部133と、配信部134とを有する。取得部131は、ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する。生成部133は、取得部131によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する。配信部134は、生成部133によって生成された融資情報を、ユーザが利用するユーザ端末10において所定のサービスページ(サービスコンテンツの一例)が表示されることを契機として、ユーザ端末10に配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、サービスページが表示される際に、ユーザに提示する情報として、融資情報を配信することができる。これにより、融資サーバ100は、サービスページを閲覧するといった日常の行動の中で、自然に、ユーザが申し込むことが可能な融資条件を知得させることができる。例えば、融資サーバ100は、一般的にウェブページとともに表示される広告コンテンツの代わりに融資情報を表示させることで、ユーザに融資条件を知得させることができる。言い換えれば、融資サーバ100は、金融機関が提供するページを訪問したり、自身の情報を入力させたりする負担をユーザU01に掛けさせることなく、ユーザU01に融資を利用しようとする契機を与えることができる。このため、融資サーバ100は、融資に特別な関心を抱いていないユーザ層や、融資を利用できるか否かを確かめることを躊躇しているユーザ層などに対しても、融資条件を提示できるため、ネットワークを介した融資を促進させることができる。
また、取得部131は、所定のサービスページに関する情報を取得する。生成部133は、取得部131によって取得された所定のサービスページと関連した融資種別に対応する融資情報を生成する。配信部134は、生成部133によって生成された融資情報であって、所定のサービスページに関する情報と関連する種別に対応する融資情報を、所定のサービスページとともに表示される情報として、所定のサービスページを表示するユーザ端末10に配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザ端末10が表示しようとするサービスページに対応した種別の融資の融資情報を生成することができる。これにより、融資サーバ100は、ユーザの興味関心に応じた融資情報を配信することができるため、融資の申し込みを促進させることができる。
また、実施形態に係る融資サーバ100は、取得部131によって取得されたユーザ情報に基づいて、ユーザの信用度を算出する算出部132をさらに備える。生成部133は、算出部132によって算出されたユーザの信用度に基づいて、ユーザに対する融資情報を生成する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザ情報に基づき信用度を算出し、算出した信用度に基づいた融資情報をユーザに配信する。これにより、融資サーバ100は、ユーザの信用度に応じた適切な融資を提案することができる。
また、取得部131は、ユーザの位置情報を取得する。算出部132は、取得部131によって取得された位置情報のうち、日常的に取得される位置情報であって、所定の範囲内を示す複数の位置情報に基づいて、ユーザが定職に就いているか否かを推定することにより、ユーザの信用度を算出する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザの位置情報に基づいて、ユーザの信用度を算出することができる。すなわち、融資サーバ100は、ユーザの位置情報を利用して、ユーザが定職に就いているか否かを推定する。そして、融資サーバ100は、推定した情報に基づいて信用度を算出する。これにより、融資サーバ100は、ユーザ自らの申告等がなくとも、ユーザの信用度を精度良く算出することができる。
また、取得部131は、ユーザ情報として、ユーザのネットワーク上の行動履歴を取得する。また、算出部132は、取得部131によって取得されたユーザのネットワーク上の行動履歴に基づいて、ユーザの信用度を算出する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ネットワーク上の行動履歴に基づいて信用度を算出することで、ユーザの状況に即した融資条件や、ユーザの日常の行動に合わせた融資条件を提示することができる。
また、取得部131は、ユーザのネットワーク上の購買行動に関する履歴を取得する。算出部132は、取得部131によって取得された購買行動における購買額、購買行動の頻度、及び、購買行動において訪問するサービスでのユーザに対する評価の少なくともいずれか一つに基づいて、ユーザの信用度を算出する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、融資に直接結びつきやすい、ユーザの購買活動に関する情報に基づいて信用度を算出する。これにより、融資サーバ100は、ユーザに即した融資条件を提示する融資情報を生成することができる。
また、取得部131は、ユーザが利用する社会的ネットワーク構築のためのサービス内におけるユーザの知名度、評判、人脈の少なくともいずれか一つに関する情報を取得する。算出部132は、取得部131によって取得された社会的ネットワーク構築のためのサービス内におけるユーザの知名度、評判、人脈の少なくともいずれか一つに関する情報に基づいて、ユーザの信用度を算出する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、SNSなどの社会的ネットワークの情報を利用して信用度を算出してもよい。これにより、融資サーバ100は、ユーザ個人の行動のみならず、ユーザと付き合いのある他ユーザの行動等も含めて、ユーザの信用度を算出することができるので、高い精度で信用度を算出することができる。
また、取得部131は、ユーザがネットワーク上で提供されているサービスを閲覧した履歴である閲覧履歴を取得する。算出部132は、取得部131によって取得された閲覧履歴に基づいて、ユーザの信用度を算出する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザのネットワーク上の閲覧履歴を参照する。これにより、融資サーバ100は、ユーザの興味関心を捉えることで、融資の種別を適切なものになるよう選択したり、融資先として望ましくないウェブページを頻繁に訪問するユーザの信用度を低く算出したりといった、融資情報の調整を適切に行うことができる。
また、取得部131は、ユーザ端末10から所定の検索サービスに送信される検索クエリを取得する。生成部133は、取得部131によって取得された検索クエリと関連した融資種別に対応する融資情報を生成する。配信部134は、生成部133によって生成された融資情報であって、検索クエリと関連する融資種別に対応する融資情報を、検索クエリに基づいて配信される検索結果ページとともに表示される情報として、検索結果ページを表示するユーザ端末10に配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザが送信する検索クエリに基づいて、融資の種別を選択して、融資情報を生成してもよい。これにより、融資サーバ100は、ユーザの興味関心に即した融資情報を検索結果ページとともに表示させることができる。このため、融資サーバ100は、配信する融資情報の訴求効果を向上させることができる。
また、取得部131は、任意のユーザが融資を利用する利用率の高いサービスに関する情報を取得する。配信部134は、任意のユーザが融資を利用する利用率の高いサービスに関するページとともに表示される情報として、融資情報をユーザ端末10に配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、サービスページにおける融資の利用率に応じて、融資情報を配信するユーザ(言い換えれば、融資情報を表示させるページ)を判定する処理を行ってもよい。これにより、融資サーバ100は、融資情報が提示する融資を利用させる確率を上げることができる。
また、配信部134は、生成部133によって生成された融資情報を、訪問するユーザ毎に情報が構築されるポータルサイトのページ、検索サービスを利用した結果である検索結果ページ、商品を購買可能なEコマースページ、のいずれかのページとともに表示される情報として、ユーザ端末10に配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザが訪問する回数の多いポータルサイトのページや、ユーザの興味関心を捉えることのできる検索結果ページや、ユーザが融資を利用する傾向にあるEコマース(例えば、ショッピング)ページ等に融資情報を表示させる。これにより、融資サーバ100は、融資情報が提示する融資を利用させる確率を上げることができる。
また、配信部134は、以前に所定の融資を申し込んだユーザであって、所定の融資を申し込んだ際の審査に落ちた履歴を有するユーザが利用するユーザ端末10に、融資情報を配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、過去の融資の履歴に基づいて、融資情報の配信先を選択するようにしてもよい。これにより、融資サーバ100は、融資を利用しようとする意欲のあるユーザに融資情報を配信することができるため、配信する融資情報のコンバージョン率(Conversion Rate)を向上させることができる。
また、配信部134は、生成部133によって融資情報が生成された時点において、融資情報に示される融資を受ける資格を有するユーザが利用するユーザ端末10に融資情報を配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザ情報に基づいて、融資を受ける資格を判定する。これにより、融資サーバ100は、融資情報の無駄なインプレッションを抑制することができる。
また、配信部134は、生成部133によって融資情報が生成された時点において、融資情報に示される融資額に対して融資を受ける猶予を有するユーザが利用するユーザ端末10に、融資情報を配信する。
このように、実施形態に係る融資サーバ100は、ユーザが現時点で受けている融資額の情報に基づいて、配信先を判定する。これにより、融資サーバ100は、融資情報の無駄なインプレッションを抑制することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した融資サーバ100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 ユーザ端末
30 コンテンツ配信サーバ
100 融資サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 ユーザ情報テーブル
123 購買履歴テーブル
124 SNS情報テーブル
125 融資情報記憶部
126 信用度テーブル
127 融資条件テーブル
130 制御部
131 取得部
132 算出部
133 生成部
134 配信部

Claims (17)

  1. ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得されたユーザ情報に基づいて、前記ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された融資情報を、前記ユーザが利用する端末装置において所定のサービスコンテンツが表示されることを契機として、当該端末装置に配信する配信部と、
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  2. 前記取得部は、
    前記所定のサービスコンテンツに関する情報を取得し、
    前記生成部は、
    前記取得部によって取得された前記所定のサービスコンテンツと関連した融資種別に対応する融資情報を生成し、
    前記配信部は、
    前記生成部によって生成された融資情報であって、前記所定のサービスコンテンツに関する情報と関連する種別に対応する融資情報を、当該所定のサービスコンテンツとともに表示される情報として、当該所定のサービスコンテンツを表示する前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記取得部によって取得されたユーザ情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出する算出部、
    をさらに備え、
    前記生成部は、
    前記算出部によって算出されたユーザの信用度に基づいて、当該ユーザに対する融資情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配信装置。
  4. 前記取得部は、
    前記ユーザの位置情報を取得し、
    前記算出部は、
    前記取得部によって取得された位置情報のうち、日常的に取得される位置情報であって、所定の範囲内を示す複数の位置情報に基づいて、前記ユーザが定職に就いているか否かを推定することにより、前記ユーザの信用度を算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の配信装置。
  5. 前記取得部は、
    前記ユーザ情報として、前記ユーザのネットワーク上の行動履歴を取得し、
    前記算出部は、
    前記取得部によって取得されたユーザのネットワーク上の行動履歴に基づいて、当該ユーザの信用度を算出する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の配信装置。
  6. 前記取得部は、
    前記ユーザのネットワーク上の購買行動に関する履歴を取得し、
    前記算出部は、
    前記取得部によって取得された購買行動における購買額、購買行動の頻度、及び、購買行動において訪問するサービスでのユーザに対する評価の少なくともいずれか一つに基づいて、前記ユーザの信用度を算出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の配信装置。
  7. 前記取得部は、
    前記ユーザが利用する社会的ネットワーク構築のためのサービス内における当該ユーザの知名度、評判、人脈の少なくともいずれか一つに関する情報を取得し、
    前記算出部は、
    前記取得部によって取得された社会的ネットワーク構築のためのサービス内における前記ユーザの知名度、評判、人脈の少なくともいずれか一つに関する情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の配信装置。
  8. 前記取得部は、
    前記ユーザがネットワーク上で提供されているサービスコンテンツを閲覧した履歴である閲覧履歴を取得し、
    前記算出部は、
    前記取得部によって取得された閲覧履歴に基づいて、前記ユーザの信用度を算出する、
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の配信装置。
  9. 前記取得部は、
    前記端末装置から所定の検索サービスに送信される検索クエリを取得し、
    前記生成部は、
    前記取得部によって取得された検索クエリと関連した融資種別に対応する融資情報を生成し、
    前記配信部は、
    前記生成部によって生成された融資情報であって、前記検索クエリと関連する融資種別に対応する融資情報を、当該検索クエリに基づいて配信される検索結果ページとともに表示される情報として、当該検索結果ページを表示する前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の配信装置。
  10. 前記取得部は、
    任意のユーザが融資を利用する利用率の高いサービスに関する情報を取得し、
    前記配信部は、
    前記任意のユーザが融資を利用する利用率の高いサービスに関するコンテンツとともに表示される情報として、前記融資情報を前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の配信装置。
  11. 前記配信部は、
    前記生成部によって生成された融資情報を、訪問するユーザ毎に情報が構築されるポータルサイトのページ、検索サービスを利用した結果である検索結果ページ、商品を購買可能なEコマースページ、のいずれかのページとともに表示される情報として、前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の配信装置。
  12. 前記配信部は、
    以前に所定の融資を申し込んだユーザであって、当該所定の融資を申し込んだ際の審査に落ちた履歴を有するユーザが利用する前記端末装置に、前記融資情報を配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の配信装置。
  13. 前記配信部は、
    前記生成部によって融資情報が生成された時点において、当該融資情報に示される融資を受ける資格を有するユーザが利用する端末装置に、当該融資情報を配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の配信装置。
  14. 前記配信部は、
    前記生成部によって融資情報が生成された時点において、当該融資情報に示される融資額に対して融資を受ける猶予を有するユーザが利用する端末装置に、当該融資情報を配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の配信装置。
  15. コンピュータが実行する配信方法であって、
    ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得されたユーザ情報に基づいて、前記ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された融資情報を、前記ユーザが利用する端末装置において所定のサービスコンテンツが表示されることを契機として、当該端末装置に配信する配信工程と、
    を含んだことを特徴とする配信方法。
  16. ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得されたユーザ情報に基づいて、前記ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順によって生成された融資情報を、前記ユーザが利用する端末装置において所定のサービスコンテンツが表示されることを契機として、当該端末装置に配信する配信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配信プログラム。
  17. 配信装置と、コンテンツ配信サーバとを含む配信システムであって、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    ユーザが利用する端末装置から、所定のサービスコンテンツの取得要求を受け付ける受付部と、
    前記取得要求を受け付けた旨を含む情報を前記配信装置に配信する配信部と、
    を備え、
    前記配信装置は、
    前記ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得されたユーザ情報に基づいて、前記ユーザに対する融資条件を含む情報である融資情報を生成する生成部と、
    前記所定のサービスコンテンツとともに前記端末装置で表示される情報として、前記生成部によって生成された融資情報を前記コンテンツ配信サーバに配信する配信部と、
    を備え、
    前記コンテンツ配信サーバに係る配信部は、
    前記所定のサービスコンテンツとともに前記融資情報を前記端末装置に配信する、
    ことを特徴とする配信システム。
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