JP7112885B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
ユーザの行動及びサービスの利用等の履歴情報に基づいて、ユーザに関する種々の情報を推定する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの位置情報の履歴に基づいて、当該ユーザの信用情報を判定する技術が開示されている。
特開2018-45599号公報
近年、携帯端末の機能を利用した決済サービスが提供されている。このような決済サービスにおいては、適切な運用及び管理のため、ユーザによるサービスの利用額を精度よく推定することが求められている。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、決済サービスの利用額を精度良く推定することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一形態に係る情報処理装置は、ユーザによる所定の決済サービスの利用額を推定する情報処理装置であって、決済サービスの利用に関する情報を含むユーザごとのサービス利用情報を取得する取得部と、取得部により取得されたユーザごとのサービス利用情報に基づいて、ユーザごとの決済サービスの利用額を推定するための利用額推定モデルを生成する第1モデル生成部と、一のユーザのサービス利用情報に基づいて、利用額推定モデルを用いて、当該一のユーザの決済サービスの利用額を推定する利用額推定部と、を備える。
上記の形態によれば、ユーザによる決済サービスの利用に関する情報を含むサービス利用情報に基づいて、利用額推定モデルが生成される。従って、少なくとも決済サービスの利用に関する情報が反映された利用額推定モデルが用いられるので、ユーザの決済サービスの利用額を精度良く推定できる。
決済サービスの利用額を精度良く推定できる情報処理装置を提供することが可能となる。
本実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示す図である。 情報処理装置のハードブロック図である。 推定モデルの生成処理を示すフローチャートである。 決済サービスの利用に関する情報を含むサービス利用情報に基づく特徴量の例を示す図である。 通信サービスの利用に関する情報を含むサービス利用情報に基づく特徴量の例を示す図である。 利用額の推定及び利用限度額の設定の処理内容を示すフローチャートである。 情報処理プログラムの構成を示す図である。
本発明に係る情報処理装置の実施形態について図面を参照して説明する。なお、可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能的構成を示す図である。情報処理装置10は、ユーザによる所定の決済サービスの利用額を推定する装置である。さらに、情報処理装置10は、推定された利用額に基づいて決済サービスの利用限度額を設定してもよい。また、情報処理装置10は、ユーザの信用度の算出を更に実施することとしてもよい。この場合には、情報処理装置10は、推定された利用額及び算出された信用度に基づいて、決済サービスの利用限度額を設定できる。
図1に示す例では、情報処理装置10は、取得部11、取得データ加工部12、利用額推定モデル生成部13(第1モデル生成部)、信用度算出モデル生成部14(第2モデル生成部)、利用額推定部15、信用度算出部16及び利用限度額設定部17を備える。本実施形態の情報処理装置10が備える各機能部は、1つの装置に構成されてもよいし、複数の装置に分散されて構成されてもよい。
また、情報処理装置10は、サービス利用情報記憶部21、モデル記憶部22及び推定利用額記憶部23といった記憶手段を含む。本実施形態の情報処理装置10が備える各記憶部は、情報処理装置10に構成されてもよいし、情報処理装置10と通信可能な他の装置に構成されてもよい。
なお、図1に示したブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における情報処理装置10は、コンピュータとして機能してもよい。図2は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。情報処理装置10のハードウェア構成は、図2に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
情報処理装置10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。また、プロセッサ1001は、GPU(Graphics Processing Unit)を含んで構成されてもよい。例えば、図1に示した各機能部11~17などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、情報処理装置10の各機能部11~15、21~24は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る棚割情報生成方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報処理装置10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
再び図1を参照して、情報処理装置10の各機能部について説明する。取得部11は、サービス利用情報を取得する。具体的には、取得部11は、例えばサービス利用情報記憶部21に予め記憶されているサービス利用情報を取得する。
サービス利用情報記憶部21は、サービス利用情報を記憶している記憶手段である。サービス利用情報は、ユーザの決済サービスの利用額の推定及び信用度の算出に有用な特徴量を構成し得る情報であって、例えば、ユーザごとの、所定の決済サービスの利用に関する情報及び所定の通信サービスの利用に関する情報等を含み得る。具体的には、サービス利用情報は、サービスの利用に関する履歴情報、実績情報、契約情報、属性情報及び設定情報等を含み得る。
サービス利用情報は、決済サービスの利用に関する情報として、例えば、決済サービスの利用履歴、利用者(ユーザ)の属性情報、決済サービスに供する移動端末の情報等を含み得る。
また、サービス利用情報は、通信サービスの利用に関する情報として、例えば、ユーザが所有する移動端末の情報、通信サービスの利用履歴、通信サービスの契約情報等を含み得る。
これらの通信サービスの利用に関する情報は、移動端末による通信サービスを提供するキャリアにおいて、容易に収集可能である。また、決済サービスの利用に関する情報は、決済サービスの提供者において容易に収集可能である。さらに、通信サービスのキャリアが携帯端末を利用した決済サービスを提供している場合には、そのキャリアは、通信サービスの利用に関する情報及び決済サービスの利用に関する情報の双方を容易に収集できる。
取得データ加工部12は、取得部11により取得されたサービス利用情報を、モデル生成のための特徴量としてのデータ形式、又は、生成済みのモデルに適用するための特徴量としてのデータ形式に加工(変換)する。取得データ加工部12は、例えば、所定の正規化処理等をサービス利用情報の加工処理として実施してもよい。
利用額推定モデル生成部13は、取得部11により取得されたユーザごとのサービス利用情報に基づいて、ユーザごとの決済サービスの利用額を推定するための利用額推定モデルを生成する。図3及び図4を参照して、モデルの生成処理について説明する。図3は、モデルの生成処理を示すフローチャートである。図4は、決済サービスの利用に関する情報を含むサービス利用情報に基づく特徴量の例を示す図である。
モデルの生成処理においては、図3に示すように、まずステップS1において、取得部11は、複数のユーザのサービス利用情報を取得する。次に、ステップS2において、取得データ加工部12は、取得部11により取得されたサービス利用情報をモデル生成のための特徴量としてのデータ形式に加工する。
図4に示すように、利用額推定モデルの生成のための特徴量は、複数のユーザそれぞれの、契約者年齢x11、決済金額x12及び決済回数x13等の説明変数並びに目的変数である利用額Y1を含む。なお、図4に示す例では、主に決済サービスの利用に関する情報が特徴量として用いられるが、特徴量として用いる情報はこれらの情報に限定されない。
続くステップS3において、利用額推定モデル生成部13は、図4に例示したような特徴量に基づいて、利用額推定モデルを生成する。利用額推定モデルの生成の一例を以下に示す。
一例としての利用額推定モデルの生成は、以下の式の係数を求めることに相当する。
利用額Y1=a10+a11・x11+a12・x12+a13・x13+・・・+a1n・x1n
(x11~x1n:変数、a11~a1n:係数、a10:定数項(補正値))
・・・(1)
具体的には、利用額推定モデル生成部13は、図4に示すような複数のユーザに関する特徴量のセット(説明変数x11~x1n、目的変数Y1)を上記式(1)に適用して、最小二乗法等を用いて、係数a11~a1nを算出することにより、利用額推定モデルを生成する。
なお、利用額推定モデルの生成は、上記式(1)の係数の算出のよる方法に限定されない。例えば、図4に示される説明変数及び目的変数をそれぞれ入力値(特徴量)及び出力値とするニューラルネットワークを含むモデルを機械学習(ディープラーニング)により生成して、利用額推定モデルとしてもよい。
そして、ステップS4において、利用額推定モデル生成部13は、生成したモデルをモデル記憶部22に記憶させる。
モデル記憶部22は、上述のとおり、生成されたモデルを記憶する記憶手段である。
信用度算出モデル生成部14は、取得部11により取得されたユーザごとのサービス利用情報に基づいて、ユーザの信用度を算出するための信用度算出モデルを生成する。信用度算出モデルの生成処理は、利用額推定モデルの生成処理と同様に、図3に示されるフローチャートにより表される。図5は、信用度の算出に有用な情報として、ユーザの通信サービスの利用に関する情報を含むサービス利用情報に基づく特徴量の例を示す図である。
信用度算出モデルの生成処理においては、図3に示すように、まずステップS1において、取得部11は、複数のユーザのサービス利用情報を取得する。次に、ステップS2において、取得データ加工部12は、取得部11により取得されたサービス利用情報をモデル生成のための特徴量としてのデータ形式に加工する。
図5に示すように、信用度算出モデルの生成のための特徴量は、複数のユーザそれぞれの、延滞回数x21及び契約期間x22等の説明変数並びに目的変数である信用度Y2を含む。なお、図5に示す例では、主に通信サービスの利用に関する情報が特徴量として用いられるが、特徴量として用いる情報はこれらの情報に限定されない。
例えば、モデル生成のための特徴量として用いるサービス利用情報は、ユーザの通信サービスの利用に伴って取得される位置情報を含んでもよい。
続くステップS3において、信用度算出モデル生成部14は、図5に例示したような特徴量に基づいて、信用度算出モデルを生成する。信用度算出モデルの生成の一例を以下に示す。
一例としての信用度算出モデルの生成は、以下の式の係数を求めることに相当する。
信用度Y2=a20+a21・x21+a22・x22+a23・x23+・・・+a2n・x2n
(x21~x2n:変数、a21~a2n:係数、a20:定数項(補正値))
・・・(2)
具体的には、信用度算出モデル生成部14は、図5に示すような複数のユーザに関する特徴量のセット(説明変数x21~x2n、目的変数Y2)を上記式(2)に適用して、最小二乗法等を用いて、係数a21~a2nを算出することにより、信用度算出モデルモデルを生成する。
なお、信用度算出モデルの生成は、上記式(2)の係数の算出のよる方法に限定されない。例えば、図5に示される説明変数及び目的変数をそれぞれ入力値(特徴量)及び出力値とするニューラルネットワークを含むモデルを機械学習(ディープラーニング)により生成して、信用度算出モデルとしてもよい。
そして、ステップS4において、信用度算出モデル生成部14は、生成した信用度算出モデルをモデル記憶部22に記憶させる。
再び図1を参照して、利用額推定部15は、一のユーザのサービス利用情報に基づいて、利用額推定モデルを用いて、当該一のユーザの決済サービスの利用額を推定する。
具体的には、一のユーザの利用額の推定のために、取得部11は当該一のユーザに関するサービス利用情報であって、利用額推定モデルに入力する説明変数に対応するサービス利用情報を取得する。次いで、取得データ加工部12は、取得したサービス利用情報を、利用額推定モデルに適用するための特徴量としてのデータ形式に加工する。そして、利用額推定部15は、一のユーザに関する加工済みのサービス利用情報を、モデル記憶部に記憶されている利用額推定モデルに入力して、その出力である利用額を得る。利用額推定部15は、得られた利用額を推定利用額記憶部23に記憶させる。
推定利用額記憶部23は、上述のとおり、利用額推定部15により推定された各ユーザの利用額を記憶する記憶手段である。
信用度算出部16は、一のユーザのサービス利用情報に基づいて、信用度算出モデルを用いて、当該一のユーザの信用度を算出する。具体的には、一のユーザの信用度の算出のために、取得部11は当該一のユーザに関するサービス利用情報であって、信用度算出モデルに入力する説明変数に対応するサービス利用情報を取得する。次いで、取得データ加工部12は、取得したサービス利用情報を、信用度算出モデルに適用するための特徴量としてのデータ形式に加工する。そして、信用度算出部16は、一のユーザに関する加工済みのサービス利用情報を、モデル記憶部に記憶されている信用度算出モデルに入力して、その出力である信用度を得る。なお、信用度算出モデルの生成及び信用度の算出においては、信用度は、所定の通信サービス及び/または決済サービスにおける一のユーザに関する強制解約確率として算出されてもよい。
利用限度額設定部17は、利用額推定部15により推定された利用額に基づいて、一のユーザの決済サービスの利用限度額を設定する。具体的には、利用限度額設定部17は、推定利用額記憶部23に記憶された一のユーザの利用額に、所定の係数を乗じた値を利用限度額として設定してもよい。
また、利用限度額設定部17は、信用度算出部16により算出された信用度(決済サービスの強制解約確率)をさらに用いて、一のユーザに関する、信用度の値及び利用額の値と利用限度額とを関連付けた利用限度額表に基づき設定してもよい。
利用限度額設定部17は、設定した利用限度額の情報を、所定の態様で出力する。即ち、利用限度額設定部17は、設定した利用限度額を所定のシステムに出力して設定値として設定させたり、所定の記憶手段に記憶させたり、所定の表示装置に表示させたりする。
次に、図6を参照して、情報処理装置10における、利用限度額の設定処理にかかる情報処理方法について説明する。図6は、本実施形態の情報処理方法の処理内容を示すフローチャートである。
ステップS11において、取得部11は、利用限度額の設定の対象とするユーザのサービス利用情報を取得する。ステップS12において、取得データ加工部12は、取得したサービス利用情報を、利用額推定モデル及び/または信用度算出モデルに適用するための特徴量としてのデータ形式に加工する。
ステップS13において、利用額推定部15は、加工済みのサービス利用情報に基づいて、利用額推定モデルを用いて、当該ユーザの決済サービスの利用額を推定する。さらに、信用度算出部16は、加工済みのサービス利用情報に基づいて、信用度算出モデルを用いて、当該ユーザの信用度を算出してもよい。
ステップS14において、利用限度額設定部17は、推定された利用額に基づいて、当該ユーザの決済サービスの利用限度額を設定する。また、利用限度額設定部17は、算出された信用度をさらに用いて、利用限度額を設定してもよい。
次に、コンピュータを、本実施形態の情報処理装置10として機能させるための情報処理プログラムについて説明する。図7は、情報処理プログラムP1の構成を示す図である。
情報処理プログラムP1は、情報処理装置10における情報処理を統括的に制御するメインモジュールm10、取得モジュールm11、取得データ加工モジュールm12、利用額推定モデル生成モジュールm13、信用度算出モデル生成モジュールm14、利用額推定モジュールm15、信用度算出モジュールm16及び利用限度額設定モジュールm17を備えて構成される。そして、各モジュールm11~m17により、情報処理装置10における取得部11、取得データ加工部12、利用額推定モデル生成部13、信用度算出モデル生成部14、利用額推定部15、信用度算出部16及び利用限度額設定部17のための各機能が実現される。なお、情報処理プログラムP1は、通信回線等の伝送媒体を介して伝送される態様であってもよいし、図7に示されるように、記録媒体M1に記憶される態様であってもよい。
以上説明した本実施形態の情報処理装置10では、ユーザによる決済サービスの利用に関する情報を含むサービス利用情報に基づいて、利用額推定モデルが生成される。従って、少なくとも決済サービスの利用に関する情報が反映された利用額推定モデルが用いられるので、ユーザの決済サービスの利用額を精度良く推定できる。
また、別の形態に係る情報処理装置は、利用額推定部により推定された利用額に基づいて、一のユーザの決済サービスの利用限度額を設定する利用限度額設定部、をさらに備えることとしてもよい。
上記形態によれば、一のユーザの決済サービスの利用限度額が、利用額推定モデルを用いて推定された利用額に基づいて設定される。従って、精度が高い利用額に基づいて、適切な利用限度額を設定できる。
また、別の形態に係る情報処理装置では、サービス利用情報に基づいて、ユーザの信用度を算出するための信用度算出モデルを生成する第2モデル生成部と、一のユーザのサービス利用情報に基づいて、信用度算出モデルを用いて、当該一のユーザの信用度を算出する信用度算出部と、をさらに含み、利用限度額設定部は、利用額及び信用度に基づいて利用限度額を設定することとしてもよい。
上記形態によれば、サービス利用情報に基づいて生成された信用度算出モデルを用いて一のユーザの信用度が算出される。この信用度には、決済におけるリスクが反映されることとなるので、リスクが考慮された適切な利用限度額の設定が可能となる。
また、別の形態に係る情報処理装置では、利用限度額設定部は、信用度の値及び利用額と、利用限度額との予め設定された関連付けに基づいて、利用限度額を設定することとしてもよい。
上記形態によれば、信用度及び利用額に基づいた適切な利用限度額を設定できる。
また、別の形態に係る情報処理装置では、サービス利用情報は、ユーザによる所定の通信サービスの利用に関する情報を含むこととしてもよい。
通信サービスの利用に関する情報には、ユーザの信用度及びユーザによる決済サービスの利用の見込みが反映される。上記形態によれば、サービス利用情報に通信サービスの利用に関する情報が含まれるので、信用度の算出及び利用額の推定の精度が向上する。
また、別の形態に係る情報処理装置では、サービス利用情報は、ユーザの通信サービスの利用に伴って取得される位置情報を含むこととしてもよい。
上記形態によれば、ユーザの位置情報には、ユーザの信用度及びユーザによる決済サービスの利用の見込みが反映される。上記形態によれば、サービス利用情報にユーザの位置情報が含まれるので、信用度の算出及び利用額の推定の精度が向上する。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
10…情報処理装置、11…取得部、12…取得データ加工部、13…利用額推定モデル生成部、14…信用度算出モデル生成部、15…利用額推定部、16…信用度算出部、17…利用限度額設定部、21…サービス利用情報記憶部、22…モデル記憶部、23…推定利用額記憶部、M1…記録媒体、m10…メインモジュール、m11…取得モジュール、m12…取得データ加工モジュール、m13…利用額推定モデル生成モジュール、m14…信用度算出モデル生成モジュール、m15…利用額推定モジュール、m16…信用度算出モジュール、m17…利用限度額設定モジュール、P1…情報処理プログラム。

Claims (6)

  1. ユーザによる所定の決済サービスの利用額を推定する情報処理装置であって、
    前記決済サービスの利用に関する情報を含むユーザごとのサービス利用情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたユーザごとの前記サービス利用情報に基づいて、ユーザごとの前記決済サービスの利用額を推定するための利用額推定モデルを生成する第1モデル生成部と、
    一のユーザの前記サービス利用情報に基づいて、前記利用額推定モデルを用いて、当該一のユーザの前記決済サービスの利用額を推定する利用額推定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記利用額推定部により推定された利用額に基づいて、前記一のユーザの前記決済サービスの利用限度額を設定する利用限度額設定部、をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記サービス利用情報に基づいて、ユーザの信用度を算出するための信用度算出モデルを生成する第2モデル生成部と、
    前記一のユーザの前記サービス利用情報に基づいて、前記信用度算出モデルを用いて、当該一のユーザの信用度を算出する信用度算出部と、をさらに含み、
    前記利用限度額設定部は、前記利用額及び前記信用度に基づいて前記利用限度額を設定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記利用限度額設定部は、前記信用度の値及び前記利用額と、前記利用限度額との予め設定された関連付けに基づいて、前記利用限度額を設定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記サービス利用情報は、ユーザによる所定の通信サービスの利用に関する情報を含む、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記サービス利用情報は、ユーザの前記通信サービスの利用に伴って取得される位置情報を含む、
    請求項5に記載の情報処理装置。
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