JP2022103829A - 回転式電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減することができる回転式電子部品を提供すること。【解決手段】基台10と、基台10上に設置されるケース60と、ケース60の上部に設置される回転つまみ90と、回転つまみ90の回転状態を検知する検知部180とを有する。検知部180は、光電センサ170と、光電センサ170から出射された光を透過するスリット43を設けた遮蔽板40とを有して構成される。遮蔽板40は、ケース60内に収納されると共にケース60を挟んで回転つまみ90に一体に回転するように固定されることで、回転つまみ90のケース60からの抜け止め機構を兼用する。遮蔽板40の下面側にクリック機構190を設ける。【選択図】図9
Description
本発明は、光学式エンコーダなどに用いて好適な回転式電子部品に関するものである。
従来、回転つまみの回転量や回転角度や回転方向などを光によって検出する光学式エンコーダが利用されている。光学式エンコーダは、例えば特許文献1に示すように、ケース(2)と、ケース(2)上に回転自在に設置される回転体(3)と、ケース(2)に対して回転体(3)を回転自在に取り付ける取付金具(4)と、ケース(2)に取り付けられ回転体(3)の回転量を検知する回路ブロック(5)と、ケース(2)と取付金具(4)とで挟み込まれて固定されると共に回転体(3)の凹凸面(30)に弾接してクリック感触を得る突起(60)を有するばね部材(6)と、回転体(3)上に取り付けられるつまみ(7)とを具備して構成されている。
しかし上記従来の光学式エンコーダにおいては、回転体(3)の抜け止めのために取付金具(4)を設置しており、その分部品点数が増大してしまう虞があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、部品点数の削減化を図ることができる回転式電子部品を提供することにある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、部品点数の削減化を図ることができる回転式電子部品を提供することにある。
本発明は、基台と、前記基台上に設置されるケースと、前記ケースの上部に設置される回転つまみと、前記回転つまみの回転状態を検知する検知部と、を有する回転式電子部品において、前記検知部は、光電センサと、当該光電センサから出射された光を透過するスリットを設けた遮蔽板とを有して構成され、さらに前記遮蔽板は、前記ケース内に収納されると共に当該ケースを挟んで前記回転つまみに一体に回転するように固定されることで、当該回転つまみの当該ケースからの抜け止め機構を兼用していることを特徴としている。
本発明によれば、遮蔽板に、検知部としての機能の他に、回転つまみのケースからの抜け止め機構としての機能を兼用させたので、当該抜け止め機構用の部品を別途用いる必要がなくなり、部品点数の削減化を図ることができる。また、部品点数の削減に伴って、製品コストの低廉化、製品の高さ寸法の薄型化を図ることも可能になる。
本発明によれば、遮蔽板に、検知部としての機能の他に、回転つまみのケースからの抜け止め機構としての機能を兼用させたので、当該抜け止め機構用の部品を別途用いる必要がなくなり、部品点数の削減化を図ることができる。また、部品点数の削減に伴って、製品コストの低廉化、製品の高さ寸法の薄型化を図ることも可能になる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記光電センサの発光部と受光部は前記遮蔽板のスリットを挟んでその上下に対向して位置していることを特徴としている。
スリットは貫通孔であっても良いし、遮蔽板の外周辺を切り欠くように形成された凹部であっても良い。また発光部と受光部はどちらが上であっても下であっても良い。
本発明によれば、遮蔽板の上下に遮蔽板を挟むように光電センサを設置するので、構造の簡素化を図ることができる。
スリットは貫通孔であっても良いし、遮蔽板の外周辺を切り欠くように形成された凹部であっても良い。また発光部と受光部はどちらが上であっても下であっても良い。
本発明によれば、遮蔽板の上下に遮蔽板を挟むように光電センサを設置するので、構造の簡素化を図ることができる。
また本発明は、上記特徴に加え、前記遮蔽板の下面側に、前記回転つまみの回転にクリック感触を与えるクリック機構が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、回転つまみの回転にクリック感触を与えることができる。
また遮蔽板をその上下から挟むように光電センサを設置した場合は、遮蔽板の下側に位置する光電センサの部分によって生じるスペースにクリック機構を設置することができ、その分、回転式電子部品の薄型化を図ることができる。
本発明によれば、回転つまみの回転にクリック感触を与えることができる。
また遮蔽板をその上下から挟むように光電センサを設置した場合は、遮蔽板の下側に位置する光電センサの部分によって生じるスペースにクリック機構を設置することができ、その分、回転式電子部品の薄型化を図ることができる。
本発明によれば、回転式電子部品の部品点数の削減化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の1実施形態にかかる回転式電子部品1を上側から見た斜視図、図2は回転式電子部品1を下側から見た斜視図、図3は回転式電子部品1を上側から見た分解斜視図、図4は回転式電子部品1を下側から見た分解斜視図である。これらの図に示すように、回転式電子部品1は、基台10上に、遮蔽板40と、ケース60と、回転つまみ90とを設置して構成されている。なお、基台10には一対のクリック機構部120が設置されている(図3は設置後の状態、図4は設置前の状態を示している)。またケース60には回転つまみ90の回転状態を検知する検知部180を構成する光電センサ170を取り付けた回路基板160が取り付けられている(図3はケース60の下記する基板取付部67の熱カシメ後を示し、図4は基板取付部67の熱カシメ前を示している)。なお以下の説明において、「上」とは基台10から遮蔽板40を見る方向をいい、「下」とはその反対方向をいうものとするが、これは、回転式電子部品1を使用する際の方向を限定する趣旨ではない。
図7は、基台10と、当該基台10に取り付けられるクリック機構部120の分解斜視図である。同図および図3,図4に示すように、基台10は合成樹脂の成形品であり、略円板状で中央に円形の貫通孔からなる挿通孔11を形成して構成されている。基台10の上面の前記一対のクリック機構部120を載置する面は、一対のクリック機構部載置面13となっており、180°対向する位置に形成されている。両クリック機構部載置面13上には、それぞれ一対ずつの小突起からなる固定部15が形成されている。また基台10の上面の前記挿通孔11の周囲を囲む位置には、上方向に向けて円形に突出する凸部17が形成され、凸部17中の前記両クリック機構部載置面13に対向する部分にはそれぞれ切り欠き状の凹部19が形成されている。また基台10の両クリック機構部載置面13以外の所定箇所には同心円上に複数(6つ)の貫通する小孔からなるケース取付部21が形成されている。さらに基台10の外周には、下記する回路基板160の出力引出部161を挿入してガイドする基板ガイド部23が設けられている。基板ガイド部23には、上下に貫通するガイド孔25が形成されている。
クリック機構部120は、弾接体121と弾発手段131と弾接体収納ケース135とを具備して構成されている。弾接体121は合成樹脂の成形品であり、上方から見て略凸形状に形成されている。弾接体121の幅寸法が細くなっている側の先端面には、略半円板状に突出する弾接部123が形成されている。弾接部123の反対側の端面には、凹状の弾発手段収納部125が設けられ、その底部からは柱状のバネ受け部127が突出している。弾発手段131はコイルスプリングによって構成されている。
弾接体収納ケース135は略矩形状の合成樹脂の成形品であり、下面側には前記弾接体121と弾発手段131とを収納する凹状の弾接体収納部137を設けている。弾接体収納部137は、図4に示すように、下方から見た形状が略凸形状であり、前記弾接体121を1方向に向けて所定の短い寸法だけスライド自在に収納する寸法形状に形成されており、その凸となる先端側の側面は弾接部突出用開口139となっている。また弾接体収納部137内の弾接部突出用開口139とは反対側の内側面には、前記弾発手段131の一端を挿入支持する弾発手段軸支部141が形成されている。弾接体収納ケース135の外周の左右両側面の下部からは、それぞれ平板矩形状の取付基部143が突出し、各取付基部143には前記基台10の一対の固定部15に挿入される小孔からなる取付部145が形成されている。
そしてクリック機構部120を基台10に取り付けるには、弾接体収納ケース135の弾接体収納部137内に、弾接体121と弾発手段131とを収納する。このとき弾発手段131は、その一端側を弾接体121のバネ受け部127に挿入し、その他端側を弾接体収納ケース135の弾発手段軸支部141に挿入する。そしてこれら弾接体121と弾発手段131を収納した弾接体収納ケース135の下面を、基台10のクリック機構部載置面13上に載置する。その際、基台10の各固定部15を弾接体収納ケース135の各取付部145に挿入し、各固定部15の先端を熱カシメすれば、図3に示すように、基台10上への一対のクリック機構部120の取り付けが完了する。
遮蔽板40は、合成樹脂の成形品であり、円板の中央に開口41を設けて構成されている。遮蔽板40には、同一円周上に、複数のスリット43が等間隔に形成されている。各スリット43は同一形状であり、何れも略矩形状に形成されている。遮蔽板40の前記各スリット43を形成した位置よりも半径方向内側には、複数個(6個)の小孔からなるつまみ取付部45が同一円周上に等間隔に形成されている。遮蔽板40は上述のように、円板の円周上にスリット43を形成するように構成しているため、これを成形する際の金型の構造が簡単であり、射出成形などで製作する際も、成形樹脂の充填を容易に行うことができる。そのため射出成形の際に充填不足などが起こりにくく、部品の不良率を小さくすることができる。
図5は、ケース60と、光電センサ170を取り付けた回路基板160とを分離して示す分解斜視図である。同図および図3,図4に示すように、ケース60は、合成樹脂を略円筒状に形成した成形品であり、その中央には、略円形に貫通する挿通孔61が形成されている。ケース60の上面には、全周にわたってリング状の凹部からなる溝部63が形成されている。ケース60の外周側面の2か所には、これを切り欠くように一対のセンサ挿入部65が形成されている。ケース60の外周側面の各センサ挿入部65の左右両側位置には、回路基板160を取り付けるための小突起からなる基板取付部67が形成されている。またケース60の下面の前記基台10の各ケース取付部21に対向する位置には、それぞれ各ケース取付部21に挿入される小突起からなる基台取付部69が形成されている。
またケース60の内周面の略中央には、段差部71が形成され、段差部71よりも下側の内径寸法を前記遮蔽板40の外径寸法よりも大きく形成し、上側の内径寸法を前記遮蔽板40の外径寸法よりも小さく形成し、これによって前記段差部71の下面側に形成されるリング状の平面を遮蔽板当接部73としている。またケース60の内周面の段差部71よりも下側の外周側面の前記一対のクリック機構部120に対向する位置には、一対の凹部からなる収納部75が設けられている。
図6は、前記回路基板160と、一対の光電センサ170を分離して示す分解斜視図である。同図に示すように、回路基板160は、略T字状に形成され、中央の上下方向に長尺な部分を出力引出部161、当該出力引出部161の上端から左右に水平に延びる部分をセンサ取付部163としている。センサ取付部163の両端と中央位置には、それぞれ小孔からなる取付部165が形成されている。センサ取付部163のケース60側を向く面には光電センサ170の下記する各端子部173を接続する図示しない端子部接続パターンが形成されている。また出力引出部161には前記端子部接続パターンへの入出力を行う配線パターンがその下端まで形成されている。
光電センサ170は、略箱型矩形状であって、一方の側面に矩形状の凹部からなる遮蔽板挿入部171を設け、遮蔽板挿入部171を設けた反対側の面に端子部173を設けて構成されている。遮蔽板挿入部171内の上面と下面には、図8に示すように、光を発する発光部175と、当該発光部175から発射された光を受光する受光部177とが形成されている。そして一対の光電センサ170は、それらの端子部173を、回路基板160のセンサ取付部163上に形成した図示しない上記端子部接続パターンに導電性接着剤などによって接続することで、図5に示すように一体化される。
回転つまみ90は、合成樹脂をリング状に形成した成形品であり、中央に円形の貫通孔91を形成して構成されている。回転つまみ90のリング状になっている部分の断面は、略逆U字状であり、天面93と内側側面95と外側側面97とを有している。天面93の下面には、前記ケース60の溝部63に挿入されるリング状の凸部99が形成されている。外周側面97の内径寸法は、前記ケース60の外径寸法よりも大きく形成されている。内周側面95の外周面の上部の部分(下記する図9に示すa1部分)の外径寸法は、前記ケース60の内径寸法よりも小さく形成され、その下側に段部を設けてその下側の部分(図9に示すa2部分)の外径寸法を小さくし、その外径寸法を前記遮蔽板40の開口41の内径寸法と略同一に形成している。ここで当該段部の下面は遮蔽板取付面101とされており、当該遮蔽板取付面101には複数個(6個)の小突起からなる遮蔽板取付部103が同一円周上で等間隔に形成されている。各遮蔽板取付部103は、前記遮蔽板40の各つまみ取付部45に対向する位置に、各つまみ取付部45を挿入可能な寸法で形成されている。さらに前記a2部分の下側の部分(図9に示すa3部分)の外周には、全周にわたって周方向に向けて凹凸を繰り返すクリック当接面105を形成している。
上記回転式電子部品1を組み立てるには、まず、図5に示すように、予め一対の光電センサ170を回路基板160に取り付けておく。また、図3に示すように、予め一対のクリック機構部120を基台10上に取り付けておく。
そして、図5に示す状態のケース60の挿通孔61に、その下側から遮蔽板40を挿入し、その状態で、ケース60の外周側面に回路基板160を当接させる。このとき、回路基板160に取り付けている一対の光電センサ170はケース60に設けた一対のセンサ挿入部65に挿入され、さらに一対の光電センサ170それぞれの遮蔽板挿入部171に、前記遮蔽板40の外周部分が挿入される。このとき、ケース60の各基板取付部67を回路基板160の各取付部165に挿入し、各基板取付部67の先端を熱カシメする。これによってケース60に回路基板160が固定される。
次に、前記ケース60の溝部63内に所定量のグリスを充填した上で、当該ケース60の上側に回転つまみ90を載置し、その際、回転つまみ90の内側側面95をケース60の挿通孔61と遮蔽板40の開口41に挿入し、遮蔽板40の開口41周囲の上面部分に回転つまみ90の遮蔽板取付面101を当接させる。その際、回転つまみ90の各遮蔽板取付部103を、遮蔽板40の各つまみ取付部45に挿入し、遮蔽板40の下面側で各遮蔽板取付部103を熱カシメし、これによってケース60を挟んだ状態で、回転つまみ90と遮蔽板40を、ケース60に対して回転自在に固定する。またこのとき、回転つまみ90の凸部99がケース60の溝部63内に挿入される。
次に、前記ケース60の下側に、クリック機構部120を取り付けた基台10を設置し、その際、ケース60の各基台取付部69を、基台10の各ケース取付部21に挿入し、同時に、回路基板160の出力引出部161を基台10のガイド孔25に挿通する。そして基台10の下面から突出する各基台取付部69の先端を熱カシメすれば、回転式電子部品1の組み立てが終了する。なお上記組立手順はその一例であり、他の各種異なる組立手順を用いて組み立てても良いことはいうまでもない。
図8は以上のようにして組み立てられた回転式電子部品1の図1に示すA-A断面拡大図、図9は以上のようにして組み立てられた回転式電子部品1の図1に示すB-B断面拡大図である。これらの図において、回転つまみ90を回転すると、ケース60に対して回転つまみ90と遮蔽板40が回転し、図8に示すように遮蔽板40のスリット43が光電センサ170の発光部175と受光部177の間を移動し、スリット43が発光部175と受光部177の間に位置するときは発光部175から発射された光が受光部177に受光され、一方当該スリット43が発光部175と受光部177の間に位置しないときは発光部175から発射された光が受光部177に受光されない。これによって、回転つまみ90の回転位置や、回転速度を検出することができる。また一対ある光電センサ170の位置を調整することで、回転つまみ90の回転方向も検出することができる。回転つまみ90を回転するときは、図9に示すようにクリック機構部120の弾接体121の弾接部123が回転つまみ90のクリック当接面105の凹凸への弾接を繰り返し、クリック感触が与えられる。また回転つまみ90を回転する際、回転つまみ90の凸部99がグリスを充填したケース60の溝部63内を移動することで、所望の粘性抵抗(ねっとり感)が得られると同時に、消音効果も得られる。
ところで、遮蔽板40は、光電センサ170と共に検知部180を構成する(図8参照)。同時に遮蔽板40は、ケース60を挟んで回転つまみ90に一体に回転するように固定することで、回転つまみ90のケース60からの抜け止め機構を構成する。また、回転つまみ90に設けたクリック当接面105とクリック機構部120によって、クリック機構190が構成される(図9参照)。
以上説明したように、回転式電子部品1は、基台10と、基台10上に設置されるケース60と、ケース60の上部に設置される回転つまみ90と、回転つまみ90の回転状態を検知する検知部180とを有し、前記検知部180は、光電センサ170と、当該光電センサ170から出射された光を透過するスリット43を設けた遮蔽板40とを有して構成され、さらに遮蔽板40は、ケース60内に収納されると共に当該ケース60を挟んで回転つまみ90に一体に回転するように固定されることで、当該回転つまみ90のケース60からの抜け止め機構を兼用している。
このように遮蔽板40に、検知部180としての機能の他に、回転つまみ90のケース60からの抜け止め機構としての機能を兼用させたので、当該抜け止め機構用の部品を別途用いる必要がなくなり、部品点数の削減化を図ることができる。また、部品点数の削減に伴って、製品コストの低廉化、製品の高さ寸法の薄型化を図ることも可能になる。
また上記回転式電子部品1においては、光電センサ170の発光部175と受光部177が遮蔽板40のスリット43を挟んでその上下に対向して位置しているので、その構造の簡素化を図ることができる。
また上記回転式電子部品1においては、遮蔽板40の下面側に、回転つまみ90の回転にクリック感触を与えるクリック機構190を設けたので、回転つまみ90の回転に、容易にクリック感触を与えることができる。
また上記回転式電子部品1では、遮蔽板40をその上下から挟むように光電センサ170を設置しているので、遮蔽板40の下側に位置する光電センサ170の部分(受光部177を設けた側の部分)によって生じるスペースS1(図8,図9参照)にクリック機構190を設置することができ、その分、回転式電子部品1の薄型化を図ることができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施形態では遮蔽板40に設けるスリット43を貫通孔としたが、遮蔽板40の外周辺を切り欠くように形成した凹部で構成しても良い。また上記実施形態では光電センサ170の発光部175を上側、受光部177を下側に設置したが、これらは逆であっても良い。また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 回転式電子部品
10 基台
40 遮蔽板(検知部、抜け止め機構)
43 スリット
60 ケース
90 回転つまみ
105 クリック当接面(クリック機構)
120 クリック機構部(クリック機構)
170 光電センサ(検知部)
175 発光部
177 受光部
180 検知部
190 クリック機構
10 基台
40 遮蔽板(検知部、抜け止め機構)
43 スリット
60 ケース
90 回転つまみ
105 クリック当接面(クリック機構)
120 クリック機構部(クリック機構)
170 光電センサ(検知部)
175 発光部
177 受光部
180 検知部
190 クリック機構
Claims (3)
- 基台と、
前記基台上に設置されるケースと、
前記ケースの上部に設置される回転つまみと、
前記回転つまみの回転状態を検知する検知部と、
を有する回転式電子部品において、
前記検知部は、光電センサと、当該光電センサから出射された光を透過するスリットを設けた遮蔽板とを有して構成され、
さらに前記遮蔽板は、前記ケース内に収納されると共に当該ケースを挟んで前記回転つまみに一体に回転するように固定されることで、当該回転つまみの当該ケースからの抜け止め機構を兼用していることを特徴とする回転式電子部品。 - 請求項1に記載の回転式電子部品であって、
前記光電センサの発光部と受光部は前記遮蔽板のスリットを挟んでその上下に対向して位置していることを特徴とする回転式電子部品。 - 請求項1又は2に記載の回転式電子部品であって、
前記遮蔽板の下面側に、前記回転つまみの回転にクリック感触を与えるクリック機構が設けられていることを特徴とする回転式電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020218701A JP2022103829A (ja) | 2020-12-28 | 2020-12-28 | 回転式電子部品 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020218701A JP2022103829A (ja) | 2020-12-28 | 2020-12-28 | 回転式電子部品 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=82280061
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