JP2022099494A - 液体収容容器 - Google Patents

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政弘 唐澤
Masahiro Karasawa
直樹 内藤
Naoki Naito
雄司 青木
Yuji Aoki
和之 平田
Kazuyuki Hirata
清輝 香月
Kiyoteru Katsuki
啓太 市原
Keita Ichihara
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Abstract

【課題】液体収容容器の設置の自由度が低くなるおそれがある。【解決手段】液体消費装置に着脱可能に装着され、液体消費装置に液体を供給する液体収容容器であって、液体を収容する可撓性を有する収容本体と、収容本体に取り付けられた接続体であって収容本体の液体を液体消費装置に供給する供給部を有する接続体と、を有する液体収容部と、液体収容部を収容する液体収容箱と、を備え、液体収容箱は、異なる位置に形成され、供給部を露出させるための2つ以上の開口形成部を有する、液体収容容器。【選択図】図2

Description

本開示は、液体収容容器に関する。
従来、プリンターに液体を供給するための液体収容容器として、液体を収容した可撓性を有する液体収容袋を段ボール箱に収容した形態の液体収容容器がある(例えば、特許文献1)。
特表2011-519795号公報
特許文献1に開示された液体収容容器では、液体収容袋の注ぎ口は、段ボール箱の1つの面の予め決められた位置に固定される。このため、液体収容容器の設置の自由度が低くなるおそれがある。
本開示の第1形態によれば、液体収容容器が提供される。この液体収容容器は、液体消費装置に着脱可能に装着され、前記液体消費装置に液体を供給する液体収容容器であって、液体を収容する可撓性を有する収容本体と、前記収容本体に取り付けられた接続体であって前記収容本体の前記液体を前記液体消費装置に供給する供給部を有する接続体と、を有する液体収容部と、前記液体収容部を収容する液体収容箱と、を備え、前記液体収容箱は、異なる位置に形成され、前記供給部を露出させるための2つ以上の開口形成部を有する。
液体消費システムを示す模式図である。 液体収容容器の斜視図である。 液体収容部の斜視図である。 縦置きの液体収容容器の斜視図である。 開口部が形成される前の液体収容容器の斜視図である。 第2実施形態に係る液体消費システムを示すブロック図である。 第2実施形態に係る液体収容容器の斜視図である。 第2実施形態に係る液体収容部の斜視図である。 第2実施形態に係る縦置きの液体収容容器の斜視図である。
A:第1実施形態:
図1は、第1実施形態としての液体消費システム1を示す模式図である。図1には、互いに直交する3つの空間軸であるX軸、Y軸、Z軸が描かれている。X軸に沿った方向をX軸方向とし、Y軸方向に沿った方向をY軸方向とし、Z軸に沿った方向をZ軸方向とする。後述する液体収容容器30が装着部20に装着された装着状態において、重力方向を-Z軸方向、反重力方向を+Z軸方向と定義する。また、装着状態において、X軸方向の一方の方向を+X軸方向、X軸方向の他方の方向を-X軸方向と定義する。装着状態において、X軸方向とY軸方向とに平行なXY平面に液体消費システム1が設置されている。以降に説明する他の図においても、必要において装着状態におけるX軸、Y軸、Z軸を付している。
液体消費システム1は、液体消費装置10と、8つの液体収容容器30と、メイン配置棚19と、サブ配置棚18とを備える。液体消費装置10は、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって印刷を行うインクジェット式の捺染印刷機である。なお、他の実施形態では、液体消費装置10は、用紙にインクを噴射することで印刷を行うプリンターであってもよい。
液体収容容器30は、液体消費装置10に着脱可能に装着され、液体消費装置10にインクを供給する。8つの液体収容容器30は、収容するインクの色が互いに異なる。収容されているインクの色は、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、レッド(R)、ブルー(B)、オレンジ(O)、グレー(LK)の8色である。なお、他の実施形態では、液体収容容器30は8つよりも少なくともよいし、多くてもよい。インクとしては、染料インクであってもよく、顔料インクであってもよい。
メイン配置棚19は、液体消費装置10の外側に配置され、8つの液体収容容器30を配置する。メイン配置棚19は2段構成であり、上段および下段のそれぞれに、4つの液体収容容器30が配置される。サブ配置棚18は、8つのサブタンク18aを配置する。8つのサブタンク18aは、8つの液体収容容器30に対応して設けられている。
液体消費装置10は、外殻12と、液体消費部14と、制御部16と、8つの第1チューブ98と、8つの装着部20と、8つの吸引部18bと、8本の第2チューブ99と、を有する。外殻12の外形は、略直方体形状である。外殻12は、液体消費装置10の外表面を形成する。外殻12の内部に、液体消費部14および制御部16が収容されている。
第1チューブ98は、可撓性を有する。第1チューブ98の一端は、装着部20と接続されており、他端は、吸引部18bを介してサブタンク18aと接続されている。吸引部18bは、例えばポンプを備える。液体収容容器30に収容されたインクは、吸引部18bによって第1チューブ98を通って対応するサブタンク18aに供給される。
液体消費部14は、サブタンク18a毎に設けられた可撓性を有する第2チューブ99によってサブタンク18aと連通する。液体消費部14には、第2チューブ99を通ったインクが供給される。本実施形態では、液体消費装置10が備える図示しないポンプによってサブタンク18aの液体が第2チューブ99を通って液体消費部14に供給される。液体消費部14は、インクを布帛などの媒体に吐出する吐出ヘッドを有している。液体消費部14は、液体消費装置10が備える図示しない駆動機構によってY軸方向に沿って往復移動する。液体消費部14はインクを吐出しつつY軸方向に沿って往復移動すると共に、媒体が液体消費装置10の搬送機構(図示せず)によって外殻12の内側を+X軸方向側から-X軸方向側へと移動する。これにより、媒体に印刷画像が形成される。液体が吐出された媒体は、外殻12の-X軸方向側の面に設けられた排出口17から外殻12の外側に排出される。なお、他の実施形態では、液体消費部14は、往復移動することなく位置が固定されたラインヘッドであってもよい。
制御部16は、液体消費装置10の動作を制御する。例えば、制御部16は、上述の駆動機構や搬送機構の動作を制御する。また、制御部16は、液体収容容器30と電気的に接続されて液体収容容器30との間で各種情報をやり取りできる。各種情報としては、例えば、液体収容容器30に収容されているインクの色情報や、液体収容容器30の液体消費装置10への装着の有無を表す情報などが挙げられる。
図2は、液体収容容器30の斜視図である。図3は、液体収容部50の斜視図である。図4は、縦置きの液体収容容器30の斜視図である。図2に示すように、液体収容容器30は、液体収容箱40と、液体収容部50とを有する。液体収容箱40に液体収容部50が収容されている。液体収容部50には、装着部20に供給するための液体としてのインクが収容されている。
図3に示すように、液体収容部50は、袋体であり、インクを収容する可撓性を有する収容本体60と、収容本体60に取り付けられた接続体70とを有する。収容本体60は、例えば、セルロースを主成分とする材料で形成されている。なお、他の実施形態では、収容本体60は、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂よって形成されていてもよい。接続体70は、図1に示す装着部20に着脱可能に接続される。接続体70は、接続体筐体71と、供給部72と、回路基板73と、注入部75と、基端部材74と、を備える。
接続体筐体71は、供給部72と回路基板73と注入部75とが形成された接続体70の本体を形成する。供給部72は、筒状部材であり、供給流路81を形成する。供給部72内には、供給流路81を開閉する図示しない弁機構が配置されている。供給部72に装着部20が装着されることで、弁機構が開弁して収容本体60に収納されたインクが液体消費装置10に供給される。供給部72が形成する供給流路81は、装着部20が有する図2に示す第1装着部流路22に接続される。基端部材74は、管状部材であり、収容本体60に接続される。収容本体60の内部空間と、供給部72および基端部材74が形成する供給流路81とは連通する。回路基板73は、図示しない本体側端子および記憶装置を有する。回路基板73の記憶装置は、液体収容容器30に関する情報等を格納する。液体収容容器30に関する情報としては、例えば、インクの色情報や、インク残量に関する情報などが挙げられる。本体側端子を介して、制御部16と接続体70の有する記憶装置との間で信号がやり取りされる。
注入部75は、Y軸方向に沿って延びる円筒状の部材である。注入部75は、供給流路81と合流する注入流路82の一部を形成する。注入流路82は、液体収容部50に向けて外部のインクを流通させる流路である。注入部75を用いたインク注入により、注入流路82を通って液体収容部50にインクを注入することができる。液体収容部50にインクが注入された後に、注入部75はフィルムFM2によって液体が外部に漏れ出さないように塞がれている。また、注入部75内に、外部に液体が漏れ出すことを防止するための弁機構を配置してもよい。この弁機構は、例えば、インクを注入する液体注入針が注入部75内に挿入されることで開弁する。
図2に示すように、装着部20は、接続体70の一部を覆う形状を有している。接続体70と装着部20とが接続されると、供給流路81と、第1装着部流路22とが接続される。これにより、収容本体60に収容されているインクは、供給流路81、第1装着部流路22、第1チューブ98を流通して、サブタンク18aを経由して、液体消費部14に供給される。
液体収容箱40は、開閉蓋41および開口部42を有する。開口部42は図3に示す基端部材74を配置する部分である。図3に示す接続体筐体71が開口部42よりも外側に、つまり液体収容箱40から露出した状態で、接続体70と装着部20とが接続される。開閉蓋41は、開閉可能に構成され、接続体筐体71を液体収容箱40の外側へ取り出したり、液体収容箱40の内側に収容したりする際に開かれる。開閉蓋41は、接続体70の一部である接続体筐体71が取り出された後、開閉蓋41が閉じられる。収容本体60の液体が消費され残量がゼロまたは殆ど無くなった場合、液体収容部50は新たに取り替えられる。なお、液体収容容器30ごと新たに取り換えられてもよい。
液体収容容器30の液体収容箱40は、略直方体形状であり、第1面411と、第2面412と、第3面413と、第1対向面414と、第2対向面415と、第3対向面416とを有する。第1対向面414は、第1面411と対向する面である。第2対向面415は、第2面412と対向する面である。第3対向面416は、第3面413と対向する面である。本実施形態では、第2対向面415が上面を形成し、第2面412が底面を形成する。また本実施形態では、第1面411が装着部20と対向する前面を形成し、第1対向面414が背面を形成する。液体収容箱40はさらに、第1面411と第2面412とが交わることで形成された交差辺421を有する。つまり、交差辺421は、第1面411と第2面412とが交わる角部である。液体収容箱40はさらに、第1対向辺441と、第2対向辺442とを有する。第1対向辺441は、第1面411に設けられ、交差辺421と対向する辺である。第2対向辺442は、第2面412に設けられ、交差辺421と対向する辺である。第1面411は、交差辺421および第1対向辺441の他に、第1面411と、第3面413とを接続する第1長辺422を有する。第2面412は、第1面411と交差する面であり、交差辺421を一つの辺とする面である。第2面412は、略長方形であり、第1面411と共有する交差辺421と、第2対向辺442との他に、長辺である第2長辺423を有する。第2長辺423の長さは、第1長辺422の長さよりも長い。第3面413は、第1長辺422および第2長辺423の各々を一つの辺とする面である。液体収容容器30が液体消費装置10のメイン配置棚19に配置される際には、交差辺421が液体収容容器30の配列方向であるX方向に沿った方向となる。本実施形態では、第1面411の開口部42に配置されている接続体70に装着部20が取り付けられている。
図5は、開閉蓋41および開口部42が形成される前の液体収容容器30である。液体収容容器30は、上記した構成の他に、供給部72を露出するための、2つの開口形成部430を有する。開口形成部430は、液体収容箱40に開閉蓋41および開口部42の形状に沿って形成された切れ目によって構成されている。ユーザーは、開口形成部430の切れ目に沿って、開口部42を切り離し、開閉蓋41を形成する。2つの開口形成部430は、互いに異なる位置に形成されている。具体的には、2つの開口形成部430の各々は、第1面411と第2面412とに形成されている。第1面411に形成されている開口形成部430を第1開口形成部431とも呼び、第2面412に形成されている開口形成部430を第2開口形成部432とも呼ぶ。第1開口形成部431は、第1面411において、第1対向辺441よりも交差辺421に近い位置に設けられている。つまり、第1開口形成部431の中心位置431aと交差辺421との直線距離は、第1開口形成部431の中心位置431aと第1対向辺441との直線距離よりも短い。第2開口形成部432は、第2面412において、第2対向辺442よりも交差辺421に近い位置に設けられている。つまり、第2開口形成部432の中心位置432aと交差辺421との直線距離は、第2開口形成部432の中心位置432aと第2対向辺442との直線距離よりも短い。
本実施形態では、図2に示すように、第1面411から取り出された接続体70に装着部20が取り付けられ、第2面412が図1に示すメイン配置棚19に接するように液体収容容器30は配置される。他の実施形態では、図4に示すように、第1面411が底面となるように液体収容容器30が配置され、第2面412から取り出された接続体70に装着部20が取り付けられる。いずれの場合においても、交差辺421が延びる方向は、液体収容容器30の配列方向であるX方向に沿った方向である。図2に示す、液体収容容器30のうちで第1面411よりも長辺の長さが長い第2面412が底面、すなわちメイン配置棚19に接するように液体収容容器30が配置される状態を横置きと称する。そして、図4に示す、液体収容容器30のうちで第1面411が底面、すなわちメイン配置棚19に接するように配置される状態を縦置きと称する。また、メイン配置棚19と接する面を設置面とも呼ぶ。例えば、図2に示す横置きでは、第2面412が設置面である。
本実施形態のように、液体収容容器30が横置きで設置される場合には、第1開口形成部431に沿って開口部42および開閉蓋41が形成される。対して、図4に示すように、液体収容容器30が縦置きで設置される場合には、第2開口形成部432に沿って開口部42および開閉蓋41が形成される。ユーザーは、横置きか縦置きかに応じて、第1開口形成部431または第2開口形成部432を用いて開閉蓋41および開口部42を自由に形成することができる。そして、ユーザーは、形成した開口部42から、供給部72を露出させる。このように、液体収容箱40には、第1開口形成部431と、第2開口形成部432とが形成されていることにより、液体収容容器30の自由度を向上させることができる。また、第1開口形成部431は、第1面411に、第2開口形成部432は、第2面412に、それぞれ形成されていることにより、液体収容容器30を、横置きと縦置きとに共通に使用することができる。また、第1開口形成部431および第2開口形成部432は、それぞれ、交差辺421に近い位置に設けれている。これにより、液体収容部50に1つ設けられている接続体70を容易に引き出すことができる。
以上、説明した第1実施形態によれば、液体収容箱40が、異なる位置に形成された少なくとも2つの開口形成部430を有することにより、液体収容容器30の配置の自由度を向上させることができる。また、液体収容箱40は、第1面411に第1開口形成部431を有し、第1面411とは異なる第2面412に第2開口形成部432を有する。これにより、液体収容容器30を横置きする際には、第1面411に形成された第1開口形成部431に沿って開口部42および開閉蓋41を形成し、液体収容容器30を縦置きする際には、第2面412に形成された第2開口形成部432に沿って開口部42および開閉蓋41を形成することができる。よって、液体収容容器30を横置きするか、縦置きするかに拘わらず、共通の液体収容容器30を使用することができる。また、第1開口形成部431は、第1面411において、第1対向辺441よりも交差辺421に近い位置に配置され、第2開口形成部432は、第2面412において、第2対向辺442よりも交差辺421に近い位置に配置されている。これにより、第1開口形成部431と第2開口形成部432の各々の形成位置をより近くにできるので、開閉蓋41および開口部42が第1開口形成部431および第2開口形成部432のいずれかに形成されるかに拘わらず、供給部72を容易に露出させることができる。
B:第2実施形態:
図6は、第2実施形態に係る液体消費システム101を示すブロックである。図7は、第2実施形態に係る液体収容容器130の横置きされた場合の斜視図である。図8は、第2実施形態に係る液体収容部150の斜視図である。図9は、第2実施形態に係る液体収容容器130が、縦置きされた場合の斜視図である。図7に示すように、本実施形態に係る液体収容容器130は、接続体70を2つ有する点が、第1実施形態とは異なる。液体収容容器130について、上記第1実施形態の液体収容容器30と同様の構成については同一符号を付すと共に説明を適宜省略する。
図6に示すように、第2実施形態に係る液体消費システム101は、第1実施形態と同様に、8つの液体収容容器130と、8つのサブタンク18aとを有する。各液体収容容器130と、各サブタンク18aとは、3つの第1チューブ98によって、連通している。3つの第1チューブ98には、吸引部118bが取り付けられている。吸引部118bは、3つの第1チューブ98のそれぞれに備えられる図示しない3つのポンプを備える。各サブタンク18aに収容されているインクは、第2チューブ99を通って、液体消費部14へ供給される。
図7に示すように、液体収容容器130は、液体収容箱140と、液体収容部150とを有する。液体収容箱140に液体収容部150が収容されている。本実施形態に係る装着部120は、注入部75が形成する注入流路82に接続される第2装着部流路23を有する。
図8に示すように、液体収容部150は、収容本体160と、2つの接続体70とを有する。本実施形態に係る液体収容容器130の2つの接続体70の各々には、図7に示す2つの装着部120の各々が取り付けられる。第1実施形態と同様に、液体収容箱140は、図7に示すように、第1面411と、第2面412と、第3面413と、第1対向面414と、第2対向面415と、第3対向面416とを有する。また、液体収容箱140は、さらに、交差辺421と、交差辺421と対向する第1対向辺441と、第2対向辺442とを有する。第1面411と、第2面412とに、開口形成部430が設けられている。第1面411に設けられている開口形成部430である第1開口形成部431は、第1面411において、交差辺421よりも第1対向辺441に近い位置に設けられている。つまり、第1開口形成部431の中心位置と第1対向辺441との直線距離は、第1開口形成部431の中心位置と交差辺421との直線距離よりも短い。第2面412に設けられている開口形成部430である第2開口形成部432は、第2面412において、交差辺421よりも第2対向辺442に近い位置に設けられている。つまり、第2開口形成部432の中心位置と第2対向辺442との直線距離は、第2開口形成部432の中心位置と交差辺421との直線距離よりも短い。第1開口形成部431から露出可能な供給部72を第1供給部721とも呼び、第2開口形成部432から露出可能な供給部72を第2供給部722とも呼ぶ。また、第1供給部721を有する接続体70を第1接続体701とも呼び、第2供給部722を有する接続体70を第2接続体702とも呼ぶ。また、第1開口形成部431から露出可能な注入部75を第1注入部751とも呼び、第2開口形成部432から露出可能な注入部75を第2注入部752とも呼ぶ。
第1供給部721と第2供給部722とは、液体収容容器130が液体消費装置110にインクを供給する使用姿勢において、互いに異なる高さ位置に配置されている。具体的には、使用姿勢における鉛直方向であるZ方向において、第1供給部721は、液体収容箱140の中央よりも下側に位置し、第2供給部722は中央よりも上側に位置する。図7には、液体収容箱140のZ方向における中央を示す中央面CSが示されている。ここで、使用姿勢とは、液体収容容器130がメイン配置棚19に配置されている状態であり、本実施形態では、液体収容容器130が横置きにされている状態である。
本実施形態では、横置きか縦置きかに拘わらず、ユーザーは、2つの開口形成部430のそれぞれについて、開口部42を切り離し、開閉蓋41を形成する。横置きされる際には、図7に示すように、第2対向面415が設置面とされる。また、縦置きされる際には、図9に示すように、第1対向面414が設置面とされる。このように、開口形成部430が、第1面411と第2面412とに形成されていることにより、横置きか縦置きかに拘わらず、共通の液体収容容器130を使用することができる。
図6に示すように、3つの第1チューブ98は、それぞれ、第1供給部721、第1注入部751、第2供給部722と連通するように取り付けられる。第1供給部721と連通する第1チューブ98に取り付けられる吸引部118bが有するポンプは、液体収容容器130からサブタンク18aに向かってインクを送出する。第2供給部722と連通する第1チューブ98に取り付けられる吸引部118bが有するポンプは、液体収容容器130からサブタンク18aに向かってインクを送出する。第1注入部751と連通する第1チューブ98に取り付けられる吸引部118bが有するポンプは、サブタンク18aから液体収容容器130に向かってインクを送出する。
液体消費システム101は、印刷モードと、循環モードとを有する。印刷モードと循環モードとでは、液体収容容器130とサブタンク18aとの第1チューブ98を通じたインクの流れが異なる。図6では、印刷モードにおける第1チューブ98におけるインクの流れを実線の矢印で示し、循環モードにおける第1チューブ98におけるインクの流れを破線の矢印で示している。印刷モードでは、第1注入部751と連通する第1チューブ98では、インクを送出は行われない。そして、第1供給部721と連通する第1チューブ98と、第2供給部722と連通する第1チューブ98とのいずれにおいても、液体収容容器130からサブタンク18aに向かってインクが送出される。対して、循環モードでは、第1供給部721と連通する第1チューブ98では、インクを送出は行われず、第1注入部751と連通する第1チューブ98では、サブタンク18aから液体収容容器130に向かってインクが送出される。そして、第2供給部722と連通する第1チューブ98では、液体収容容器130からサブタンク18aに向かってインクが送出される。これにより、液体収容容器130に収容されているインクが循環される。
印刷が行われる印刷モードでは、1つの第1チューブ98を通じてインクが送出される第1実施形態と比較して、高速にインクを送出することができる。ところで、液体収容容器130に収容されている液体に沈降成分を有する場合、例えば、液体収容容器130内の液体が長時間使用されずに放置された場合などに、沈降成分が沈降することで液体の濃度が高さ方向であるZ方向に不均一になる。本実施液体において、液体は顔料インクであり、沈降成分は顔料である。ここで、第1供給部721と、第2供給部722とは互いに異なる位置にあり、第1供給部721は、中央面CSよりも下側にあり、第2供給部722は、中央面CSよりも上側にある。よって、印刷モードでは、第1供給部721と連通する第1チューブ98と、第2供給部722と連通する第1チューブ98とを通じて、インクが供給されることにより、供給されるインク濃度の不均一を低減することができる。さらに、第1開口形成部431は、第1面411において、交差辺421よりも第1対向辺441に近い位置に配置され、第2開口形成部432は、第2面412において、交差辺421よりも第2対向辺442に近い位置に配置されている。これにより、第1開口形成部431と第2開口形成部432との距離が長くなる。このため、第1供給部721と第2供給部722とが離れるため、液体消費部14に供給されるインク濃度の不均一を低減する効果をさらに高めることができる。
循環モードでは、液体収容容器130に収容されたインクを循環させることができる。上述のように、液体収容容器130に収容されているインクが顔料インクである場合、顔料インクに含まれる顔料が沈殿する場合がある。循環モードで、液体収容容器130に収容されたインクを循環することで、沈殿を解消することができる。また、第1開口形成部431は、第1面411において、交差辺421よりも第1対向辺441に近い位置に配置され、第2開口形成部432は、第2面412において、交差辺421よりも第2対向辺442に近い位置に配置されている。これにより、第1注入部751と第2供給部722とのとが離れるため、循環モードにおいて、液体収容容器130に収容されているインクを効率よく循環することができる。
以上、説明した第2実施形態によれば、液体収容箱140が、異なる位置に形成された少なくとも2つの開口形成部430を有することにより、液体収容容器30の配置の自由度を向上させることができる。また、液体収容容器130は、2つの接続体70を有する。これにより、1つの液体収容容器130に対して、2つの装着部20を接続することができる。また、2つの接続体70は、それぞれ供給部72を有する。これにより、2つの経路からインクを送出することができる。また、液体収容箱40は、第1面411に第1開口形成部431から露出可能な第1供給部721と、第2面412に第2開口形成部432から露出可能な第2供給部722とを有する。そして、液体消費装置110にインクを供給する使用姿勢において、第1供給部721と、第2供給部722とは、異なる高さ位置に配置されている。これにより、印刷モードにおいて、液体消費部14に供給されるインクの濃度の不均一を低減するできる。また、使用姿勢において、第1供給部721は、中央よりも下側に位置し、第2供給部722は、中央よりも上側に位置する。これにより、液体消費部14に供給されるインク濃度の不均一を低減する効果をさらに高めることができる。また、第1開口形成部431は、第1面411において、交差辺421よりも第1対向辺441に近い位置に配置され、第2開口形成部432は、第2面412において、交差辺421よりも第2対向辺442に近い位置に配置されている。これにより、第1開口形成部431と第2開口形成部432との距離が長くなる。このため、第1供給部721と第2供給部722との距離が離れるため、液体消費部14に供給されるインク濃度の不均一を低減する効果をさらに高めることができる。また、第1注入部751と第2供給部722とのとの距離が離れるため、循環モードにおいて、液体収容容器130に収容されているインクを効率よく循環することができる。
C.他の実施形態:
C1.他の実施形態1:
上記第1実施形態では、第1面411と第2面412とに、開口形成部430が形成されている。液体収容箱40において、開口形成部430が形成される位置は、第1面411と第2面412とに限られない。例えば、2つの開口形成部430が第1面411と、第1対向面414とに形成されてもよい。あるいは、2つの開口形成部430が、同じ面の互いに異なる位置に形成されてもよい。また、開口形成部430の数は、2つに限られない。複数の開口形成部430が互いに異なる位置に形成されていることにより、液体収容容器30の配置の自由度を向上させることができる。
C2.他の実施形態2:
上記第1実施形態では、収容本体60は、1つの接続体70を有する。収容本体60が有する接続体70は、1つに限られず、例えば、第1開口形成部431および第2開口形成部432のそれぞれの位置に対応する2つの接続体70を有する構成でもよい。この構成の場合、2つの接続体70のうちの1つのみが液体収容箱40から露出されることとなる。また、収容本体60は、接続体70を3つ以上有する構成でもよい。収容本体60が有する接続体70の個数に拘わらず、液体収容箱40が、互いに異なる位置に複数の開口形成部430を有することにより、液体収容容器30の配置の自由度を向上させることができる。
C3.他の実施形態3:
上記第2実施形態では、第1供給部721と第1注入部751とのそれぞれに、第1チューブ98が接続される。これに限られず、第1供給部721が、第1注入部751の機能を兼ねてもよい。具体的には、第1供給部721のみに、第1チューブ98が接続され、第1供給部721と連通する第1チューブ98を通じて、インクが送出される構成としてもよい。そして、第1供給部721と連通する第1チューブ98を通じて、印刷モードにおいては、液体収容容器130からサブタンク18aに向かってインクが送出され、循環モードにおいては、サブタンク18aから液体収容容器130に向かってインクが送出される構成としてもよい。この構成においても、循環モードにおいて、液体収容容器130に収容されているインクを効率よく循環することができる。
C4:他の実施形態4:
上記第2実施形態では、第1面411に取り付けられた装着部120に、第1注入部751と連通する第1チューブ98が取り付けられている。そして、循環モードにおいて、第1注入部751と連通する第1チューブ98では、サブタンク18aから液体収容容器130に向かってインクが送出される。ここで、循環モードにおいて、サブタンク18aから液体収容容器130に向かってインクを送出するための第1チューブ98が取り付けられる液体収容箱140の面は、第1面411に限られず、第2面412であっても良い。つまり、循環モードでの液体収容容器130におけるインクの流れは、第2実施形態で示したように、第2供給部722から流出し、第1注入部751から流入する流れでもよく、第1供給部721から流出し、第2注入部752から流入する流れでもよい。縦置きの場合についても同様である。
C5:他の実施形態5:
上記第2実施形態では、液体消費装置110は、サブタンク18aを備えるが、液体消費装置110は、サブタンク18aを備えず、液体収容容器30に収容されているインクが直に液体消費部14に供給される構成としてもよい。この構成においても、第2実施形態と同様に、液体消費装置110が備えるポンプにより、循環モードにおける液体収容容器30が収容するインクの循環を実現することができる。
C6.他の実施形態6:
本開示は、インクジェットプリンター及びそのカートリッジに限らず、インク以外の他の液体を収容するカートリッジを着脱可能に装着する印刷装置に適用できる。例えば、以下の印刷装置や印刷装置としての噴射装置に本開示は適用できる。
(1)ファクシミリ装置等の画像印刷装置
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材印刷装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材印刷装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する噴射装置
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置
(6)潤滑油の噴射装置
(7)樹脂液の噴射装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズなどを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置
なお、「液滴」とは、液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
D.他の形態:
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本開示は、以下の形態によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の第1形態によれば、液体収容容器が提供される。この液体収容容器は、液体消費装置に着脱可能に装着され、前記液体消費装置に液体を供給する液体収容容器であって、液体を収容する可撓性を有する収容本体と、前記収容本体に取り付けられた接続体であって前記収容本体の前記液体を前記液体消費装置に供給する供給部を有する接続体と、を有する液体収容部と、前記液体収容部を収容する液体収容箱と、を備え、前記液体収容箱は、異なる位置に形成され、前記供給部を露出させるための2つ以上の開口形成部を有する。この形態によれば、異なる位置に形成された少なくとも2つの開口形成部を有することにより、液体収容容器の配置の自由度を向上させることができる。
(2)上記形態の液体収容容器において、前記液体収容部は、前記接続体を2つ以上有していてもよい。この形態によれば、1つの液体収容容器に対して、2つの装着部を接続することができる。
(3)上記形態の液体収容容器において、前記2つ以上の接続体はそれぞれ、前記液体を前記収容本体に注入する注入部を有していてもよい。この形態によれば、2つの経路からインクを送出することができる。
(4)上記形態の液体収容容器において、前記液体収容箱は、第1面と、前記第1面と交差する第2面とを有し、前記2つ以上の開口形成部は、前記第1面に形成された前記開口形成部としての第1開口形成部と、前記第2面に形成された前記開口形成部としての第2開口形成部と、を有していてもよい。この形態によれば、液体収容容器を第2面または第2面と対向する面を配置場所に接するように配置する場合には、第1開口形成部から供給部を露出させ、液体収容容器を第1面または第1面と対向する面を配置場所に接するように配置する場合には、第2開口形成部から供給部を露出させることができる。
(5)上記形態の液体収容容器において、前記液体収容箱は、さらに、前記第1面と前記第2面とが交わる交差辺と、前記第1面に設けられ、前記交差辺と対向する第1対向辺と、前記第2面に設けられ、前記交差辺と対向する第2対向辺と、を有し、前記第1開口形成部は、前記第1面のうちで第1対向辺よりも前記交差辺に近い位置に設けられ、前記第2開口形成部は、前記第2面のうちで前記第2対向辺よりも前記交差辺に近い位置に設けられていてもよい。これにより、第1開口形成部および第2開口形成部のいずれかからも供給部を容易に露出させることができる。
(6)上記形態の液体収容容器において、前記2つ以上の開口形成部は、第1開口形成部と第2開口形成部とを含み、前記2つ以上の接続体は、前記第1開口形成部から露出可能な前記供給部としての第1供給部を有する第1接続体と、前記第2開口形成部から露出可能な前記供給部としての第2供給部を有する第2接続体とを有し、前記第1供給部と前記第2供給部とは、前記液体収容容器が前記液体消費装置に前記液体を供給する使用姿勢において異なる高さ位置に配置されていてもよい。この形態によれば、液体消費装置に供給されるインクの濃度の不均一を低減するできる。
(7)上記形態の液体収容容器において、前記使用姿勢における鉛直方向について、前記第1供給部および前記第2供給部のいずれか一方は前記液体収容箱の中央よりも下側に位置し、前記第1供給部および前記第2供給部のいずれか他方は前記中央よりも上側に位置していてもよい。この形態によれば、液体消費装置に供給されるインク濃度の不均一を低減する効果をさらに低減することができる。
(8)上記形態の液体収容容器において、前記液体収容箱は、第1面と、前記第1面と交差する第2面と、前記第1面と前記第2面とが交わる交差辺と、前記第1面に設けられ、前記交差辺と対向する第1対向辺と、前記第2面に設けられ、前記交差辺と対向する第2対向辺と、を有し、前記第1開口形成部は、前記第1面のうちで前記交差辺よりも第1対向辺に近い位置に設けられ、前記第2開口形成部は、前記第2面のうちで前記交差辺よりも前記第2対向辺に近い位置に設けられていてもよい。この形態によれば、第1供給部と第2供給部との距離が離れるため、液体消費部に供給されるインク濃度の不均一を低減する効果をさらに高めることができる。
上述した本開示の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本開示の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本開示の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本開示の独立した一形態とすることも可能である。
1,101…液体消費システム、10,110…液体消費装置、12…外殻、14…液体消費部、16…制御部、17…排出口、18…サブ配置棚、18a…サブタンク、18b,118b…吸引部、19…メイン配置棚、20,120…装着部、22…第1装着部流路、23…第2装着部流路、30,130…液体収容容器、40,140…液体収容箱、41…開閉蓋、42…開口部、50,150…液体収容部、60,160…収容本体、70…接続体、71…接続体筐体、72…供給部、73…回路基板、74…基端部材、75…注入部、81…供給流路、82…注入流路、98…第1チューブ、99…第2チューブ、411…第1面、412…第2面、413…第3面、414…第1対向面、415…第2対向面、416…第3対向面、421…交差辺、422…第1長辺、423…第2長辺、430…開口形成部、431…第1開口形成部、432…第2開口形成部、441…第1対向辺、442…第2対向辺、701…第1接続体、702…第2接続体、721…第1供給部、722…第2供給部、751…第1注入部、752…第2注入部、CS…中央面、FM2…フィルム

Claims (8)

  1. 液体消費装置に着脱可能に装着され、前記液体消費装置に液体を供給する液体収容容器であって、
    液体を収容する可撓性を有する収容本体と、前記収容本体に取り付けられた接続体であって前記収容本体の前記液体を前記液体消費装置に供給する供給部を有する接続体と、を有する液体収容部と、
    前記液体収容部を収容する液体収容箱と、を備え、
    前記液体収容箱は、異なる位置に形成され、前記供給部を露出させるための2つ以上の開口形成部を有する、液体収容容器。
  2. 請求項1に記載の液体収容容器であって、
    前記液体収容部は、前記接続体を2つ以上有する、液体収容容器。
  3. 請求項2に記載の液体収容容器であって、
    前記2つ以上の接続体はそれぞれ、前記液体を前記収容本体に注入する注入部を有する、液体収容容器。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の液体収容容器であって、
    前記液体収容箱は、第1面と、前記第1面と交差する第2面とを有し、
    前記2つ以上の開口形成部は、
    前記第1面に形成された前記開口形成部としての第1開口形成部と、
    前記第2面に形成された前記開口形成部としての第2開口形成部と、を有する、液体収容容器。
  5. 請求項4に記載の液体収容容器であって、
    前記液体収容箱は、さらに、前記第1面と前記第2面とが交わる交差辺と、前記第1面に設けられ、前記交差辺と対向する第1対向辺と、前記第2面に設けられ、前記交差辺と対向する第2対向辺と、を有し、
    前記第1開口形成部は、前記第1面のうちで第1対向辺よりも前記交差辺に近い位置に設けられ、
    前記第2開口形成部は、前記第2面のうちで前記第2対向辺よりも前記交差辺に近い位置に設けられている、液体収容容器。
  6. 請求項2または請求項3に記載の液体収容容器であって、
    前記2つ以上の開口形成部は、第1開口形成部と第2開口形成部とを含み、
    前記2つ以上の接続体は、前記第1開口形成部から露出可能な前記供給部としての第1供給部を有する第1接続体と、前記第2開口形成部から露出可能な前記供給部としての第2供給部を有する第2接続体とを有し、
    前記第1供給部と前記第2供給部とは、前記液体収容容器が前記液体消費装置に前記液体を供給する使用姿勢において異なる高さ位置に配置されている、液体収容容器。
  7. 請求項6に記載の液体収容容器であって、
    前記使用姿勢における鉛直方向について、前記第1供給部および前記第2供給部のいずれか一方は前記液体収容箱の中央よりも下側に位置し、前記第1供給部および前記第2供給部のいずれか他方は前記中央よりも上側に位置する、液体収容容器。
  8. 請求項6または請求項7に記載の液体収容容器であって、
    前記液体収容箱は、第1面と、前記第1面と交差する第2面と、前記第1面と前記第2面とが交わる交差辺と、前記第1面に設けられ、前記交差辺と対向する第1対向辺と、前記第2面に設けられ、前記交差辺と対向する第2対向辺と、を有し、
    前記第1開口形成部は、前記第1面のうちで前記交差辺よりも第1対向辺に近い位置に設けられ、
    前記第2開口形成部は、前記第2面のうちで前記交差辺よりも前記第2対向辺に近い位置に設けられている、液体収容容器。
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