JP2022098362A - エンジンシステム - Google Patents

エンジンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2022098362A
JP2022098362A JP2020211868A JP2020211868A JP2022098362A JP 2022098362 A JP2022098362 A JP 2022098362A JP 2020211868 A JP2020211868 A JP 2020211868A JP 2020211868 A JP2020211868 A JP 2020211868A JP 2022098362 A JP2022098362 A JP 2022098362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
drive
control unit
fuel
biogas fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020211868A
Other languages
English (en)
Inventor
恭士 小杉
Takashi Kosugi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2020211868A priority Critical patent/JP2022098362A/ja
Publication of JP2022098362A publication Critical patent/JP2022098362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】簡易な方法でありながら、バイオガス燃料が供給されるエンジンを円滑に駆動できるエンジンシステムを提供すること。【解決手段】エンジンシステム1に、エンジン3と、制御部4とを備える。そして、制御部4に、バイオガス燃料の組成に応じた複数のエンジン駆動条件を予め記憶させ、エンジン3の回転数が予め設定された閾値を超えなかった場合、複数のエンジン駆動条件を順次用いてエンジンの駆動を試みさせる。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンシステムに関する。
従来、天然ガスなどの気体燃料により駆動する気体燃料エンジンが知られている。
そのような気体燃料エンジンの制御方法として、例えば、気体燃料をフィードバック制御によりエンジンに供給し、エンジンの始動時に燃焼不良が生じる場合には、フィードバック制御における各種条件を演算により修正することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000-170581号公報
しかるに、近年、気体燃料としてバイオガス燃料を利用することが検討されている。バイオガス燃料は、通常、有機性廃棄物のメタン発酵により発生するものであって、バイオガス燃料の組成は、メタン発酵の環境に応じて大きく異なる。
そのため、特許文献1に記載の気体燃料エンジンの制御方法では、バイオガス燃料を用いて、エンジンの始動時に燃焼不良が生じた場合、フィードバック制御における各種条件を演算により修正することは煩雑かつ困難である。
そこで、本発明は、簡易な方法でありながら、バイオガス燃料が供給されるエンジンを円滑に駆動できるエンジンシステムを提供する。
本発明[1]は、メタンを含むバイオガス燃料が供給されるエンジンと、前記エンジンの駆動を制御可能な制御部であって、前記バイオガス燃料の組成に応じた複数のエンジン駆動条件を予め記憶する制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のエンジン駆動条件のうち、一のエンジン駆動条件で、前記エンジンの駆動を試み、前記エンジンの回転数が予め設定された閾値を超えなかった場合、前記複数のエンジン駆動条件のうち、前回のエンジン駆動条件とは異なるエンジン駆動条件で、前記エンジンの駆動を試みる、エンジンシステムを含む。
本発明[2]は、前記複数のエンジン駆動条件は、前記バイオガス燃料におけるメタン含有割合に対応しており、前記制御部は、前記複数のエンジン駆動条件のうち、前記バイオガス燃料におけるメタン含有割合が高い順で、前記エンジンの駆動を試みる、上記[1]に記載のエンジンシステムを含む。
本発明のエンジンシステムによれば、制御部は、バイオガス燃料の組成に応じた複数のエンジン駆動条件を予め記憶している。そして、制御部は、エンジンの回転数が予め設定された閾値を超えなかった場合、複数のエンジン駆動条件を順次用いてエンジンの駆動を試みる。そのため、エンジン駆動条件を演算により算出する必要がなく、バイオガス燃料が供給されるエンジンを円滑に駆動できる。
図1は、本発明のエンジンシステムの一実施形態を示す概略構成図である。 図2は、図1に示すエンジンシステムの制御のフローチャートを示す。
<エンジンシステム>
図1を用いて、本発明のエンジンシステムの一実施形態を説明する。
図1に示すように、エンジンシステム1は、エンジン3と、供給ライン6と、バルブ7と、ステッピングモータ8と、スロットル9と、エンジン回転センサ5と、制御部4とを備える。
エンジン3として、例えば、公知のレシプロエンジンが挙げられる。エンジン3は、バイオガス燃料が供給されて駆動する。バイオガス燃料は、有機性廃棄物のメタン発酵により発生する。有機性廃棄物として、例えば、生物の排泄物、および、食品廃棄物が挙げられる。
バイオガス燃料は、メタンと、二酸化炭素とを含有する。バイオガス燃料におけるメタンの含有割合は、例えば、50体積%以上80体積%以下である。バイオガス燃料における二酸化炭素の含有割合は、例えば、20体積%以上50体積%以下である。
供給ライン6は、燃料供給ライン61と、空気供給ライン62と、インテークマニホールド63とを有する。
燃料供給ライン61は、エンジン3にガス燃料を供給するための配管である。燃料供給方向における燃料供給ライン61の上流端部は、図示しないが、ガス燃料の貯蔵タンクに接続される。燃料供給方向における燃料供給ライン61の下流端部は、インテークマニホールド63に接続される。
空気供給ライン62は、エンジン3に空気を供給するための配管である。空気供給方向における空気供給ライン62の上流端部は、図示しないが、大気に開放される。空気供給方向における空気供給ライン62の下流端部は、インテークマニホールド63に接続される。
インテークマニホールド63は、燃料供給ライン61から供給されるガス燃料と空気供給ライン62から供給される空気との混合気を、エンジン3に供給するための配管である。混合気供給方向におけるインテークマニホールド63の上流端部には、燃料供給ライン61および空気供給ライン62が接続されている。混合気供給方向におけるインテークマニホールド63の下流端部は、エンジン3に接続される。
バルブ7は、エンジン3に対するガス燃料の供給量を調整する。バルブ7は、燃料供給ライン61に設けられ、燃料供給ライン61を開閉可能である。
ステッピングモータ8は、所定の角度ずつ段階的に回転する。ステッピングモータ8は、バルブ7に接続されており、段階的に回転することにより、バルブ7を段階的に開閉する。
スロットル9は、回転数により、エンジン3に対する空気の供給量を調整する。スロットル9は、空気供給ライン62に設けられる。
エンジン回転センサ5は、エンジン3に接続されており、エンジン3の回転数を検知可能である。エンジン回転センサ5は、公知のエンジン回転センサであって、検知形式は特に制限されない。
制御部4は、エンジン3の駆動を制御可能である。より詳しくは、制御部4は、バルブ7の開閉、スロットル9の回転数、および、エンジン3の点火タイミングを制御可能である。また、制御部4は、エンジン回転センサ5から検知結果を受信可能である。制御部4は、ステッピングモータ8と、スロットル9と、エンジン3と、エンジン回転センサ5とのそれぞれに電気的に接続される。
また、制御部4は、バイオガス燃料の組成に応じた複数のエンジン駆動条件を予め記憶している。本実施形態では、複数のエンジン駆動条件は、バイオガス燃料におけるメタン含有割合に対応している。例えば、複数のエンジン駆動条件は、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が80体積%である第1エンジン駆動条件と、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が70体積%である第2エンジン駆動条件と、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が60体積%である第3エンジン駆動条件と、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が50体積%である第4エンジン駆動条件とを含む。
また、各エンジン駆動条件には、バルブ7の開度に基づくバイオ燃料の供給量と、スロットル9に基づく空気の供給量と、エンジン3の点火タイミングとが含まれる。互いに異なるエンジン駆動条件では、バイオ燃料の供給量、空気の供給量および点火タイミングの少なくともいずれか1つが異なる。
<エンジンシステムの動作>
図2を参照して、本実施形態のエンジンシステム1における制御を説明する。
本実施形態におけるエンジンシステム1では、制御部4が、複数のエンジン駆動条件のうち、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が高い順で、エンジン3の駆動を試みる。より具体的には、制御部4は、複数のエンジン駆動条件のうち、第1エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みる(S1)。つまり、制御部4は、第1エンジン駆動条件に基づいて、スロットル9を回転させるとともに、ステッピングモータ8を所定のステップ回転させてバルブ7を開き、エンジン3を点火させる。
次いで、制御部4は、エンジン回転センサ5からの検知結果を受信し、エンジン3の回転数が予め設定された閾値未満であるか否かを判断する(S2)。
エンジン3の回転数が閾値を超えた場合(S2のNo)、制御部4は、第1エンジン駆動条件でのエンジン3の駆動を維持する。
一方、エンジン3の回転数が閾値を超えなかった場合(S2のYes)、制御部4は、複数のエンジン駆動条件のうち、第1エンジン駆動条件とは異なる第2エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みる(S3)。そして、制御部4は、エンジン回転センサ5からの検知結果を受信し、エンジン3の回転数が予め設定された閾値未満であるか否かを判断する(S4)。
エンジン3の回転数が閾値を超えた場合(S4のNo)、制御部4は、第2エンジン駆動条件でのエンジン3の駆動を維持する。
一方、エンジン3の回転数が閾値を超えなかった場合(S4のYes)、制御部4は、第3エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みる(S5)。そして、制御部4は、エンジン回転センサ5からの検知結果を受信し、エンジン3の回転数が予め設定された閾値未満であるか否かを判断する(S6)。
エンジン3の回転数が閾値を超えた場合(S6のNo)、制御部4は、第3エンジン駆動条件でのエンジン3の駆動を維持する。
一方、エンジン3の回転数が閾値を超えなかった場合(S6のYes)、制御部4は、第4エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みる(S7)。そして、制御部4は、エンジン回転センサ5からの検知結果を受信し、エンジン3の回転数が予め設定された閾値未満であるか否かを判断する(S8)。
エンジン3の回転数が閾値を超えた場合(S8のNo)、制御部4は、第4エンジン駆動条件でのエンジン3の駆動を維持する。
一方、エンジン3の回転数が閾値を超えなかった場合(S8のYes)、制御部4は、適切なエンジン駆動条件がない旨、通知する(S9)。
<作用効果>
エンジンシステム1によれば、制御部4は、バイオガス燃料の組成に応じた複数のエンジン駆動条件を予め記憶している。そして、制御部4は、エンジン3の回転数が予め設定された閾値を超えなかった場合、複数のエンジン駆動条件を順次用いてエンジンの駆動を試みる。そのため、エンジン駆動条件を演算により算出する必要がなく、バイオガス燃料が供給されるエンジン3を円滑に駆動できる。
また、エンジンシステム1では、制御部4が、複数のエンジン駆動条件のうち、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が高い順で、エンジン3の駆動を試みる。そのため、エンジン3を安定して最適なエンジン駆動条件で駆動することができる。
<変形例>
上記した実施形態では、制御部4が、複数のエンジン駆動条件のうち、バイオガス燃料におけるメタン含有割合が高い順で、エンジン3の駆動を試みるが、エンジン駆動条件の選択順序は、これに限定されない。
また、上記した実施形態では、制御部4が第1エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みたときに、エンジン3の回転数が閾値を超えると(S2のNo)、制御部4は、第1エンジン駆動条件でのエンジン3の駆動を維持するが、本発明はこれに限定されない。制御部4が第1エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みたときに、エンジン3の回転数が閾値を超えた場合(S2のNo)、エンジン3を停止して、再度、第1エンジン駆動条件でエンジン3の駆動を試みてもよい。これによって、エンジンシステム1の配管内などに残存する空気により、バイオガス燃料が希釈されて、エンジン3が、最適なエンジン駆動条件以外で駆動することを抑制できる。
これら変形例によっても、上記の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 エンジンシステム
3 エンジン
4 制御部

Claims (2)

  1. メタンを含むバイオガス燃料が供給されるエンジンと、
    前記エンジンの駆動を制御可能な制御部であって、前記バイオガス燃料の組成に応じた複数のエンジン駆動条件を予め記憶する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数のエンジン駆動条件のうち、一のエンジン駆動条件で、前記エンジンの駆動を試み、
    前記エンジンの回転数が予め設定された閾値を超えなかった場合、前記複数のエンジン駆動条件のうち、前回のエンジン駆動条件とは異なるエンジン駆動条件で、前記エンジンの駆動を試みる、エンジンシステム。
  2. 前記複数のエンジン駆動条件は、前記バイオガス燃料におけるメタン含有割合に対応しており、
    前記制御部は、前記複数のエンジン駆動条件のうち、前記バイオガス燃料におけるメタン含有割合が高い順で、前記エンジンの駆動を試みる、請求項1に記載のエンジンシステム。
JP2020211868A 2020-12-21 2020-12-21 エンジンシステム Pending JP2022098362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020211868A JP2022098362A (ja) 2020-12-21 2020-12-21 エンジンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020211868A JP2022098362A (ja) 2020-12-21 2020-12-21 エンジンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022098362A true JP2022098362A (ja) 2022-07-01

Family

ID=82165553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020211868A Pending JP2022098362A (ja) 2020-12-21 2020-12-21 エンジンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022098362A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070039598A1 (en) Control of lean burn engine using exhaust gas recirculation
JP2008157044A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2008309036A (ja) 燃料推定装置
JP6349608B2 (ja) エンジン制御システム
JP3878522B2 (ja) ベンチュリ式燃料供給装置を備えたエンジンの空燃比制御方法及びその方法を備えた燃料制御装置
EP2538058B1 (en) Idle rotation speed control device for bifuel engine
JP4786515B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2022098362A (ja) エンジンシステム
JP2011241758A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
US20130151118A1 (en) Air-fuel ratio control apparatus, and control method, of hybrid power unit
JP2015129491A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JP6265064B2 (ja) ガス燃料の噴射制御装置
JP4070115B2 (ja) デュアルフューエルエンジンの制御方法
JP4360324B2 (ja) 筒内直噴射式内燃機関における空燃比制御装置
JP2015129470A (ja) 内燃機関の制御装置
JPH0842400A (ja) ガスエンジンの制御装置
JP4120182B2 (ja) Cngエンジンの燃料噴射制御装置
JP2022098361A (ja) エンジンシステムおよびエンジン発電システム
JP2023057489A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5310413B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4395734B2 (ja) エンジンの正圧ガス燃料供給方法および装置
WO2012147183A1 (ja) 内燃機関の制御システム
JP2012031830A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JP2010001772A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP2008255832A (ja) 多種燃料内燃機関