JP2022096025A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって必要なときにサービスを提供する情報処理装置、情報処理方法、及びシステムを提供する。【解決手段】配車システム1は、センサ10、ユーザ端末20及びサーバ30と、を含む。サーバ30は、ユーザが移動するよりも前のユーザの行動の組み合わせを検出することと、検出された行動の組み合わせの中からユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせをユーザに選択させることと、第一の行動の組み合わせが検出された場合に、ユーザに対してサービスを提供することと、を実行する制御部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び、システムに関する。
ユーザの要望に応じて配車する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002-063690号公報
ユーザが移動する予兆があった場合に、ユーザから依頼を直接受けることなくユーザに配車することが考えられる。しかし、移動の予兆を正確に検出しなければ、配車が必要な場合に配車が行われなかったり、配車が不要な場合に配車が行われたりする虞がある。本発明の目的は、ユーザにとって必要なときにサービスを提供することにある。
本開示の態様の一つは、
ユーザが移動するよりも前の前記ユーザの行動の組み合わせを検出することと、
検出された前記行動の組み合わせの中から前記ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させることと、
前記第一の行動の組み合わせが検出された場合に、前記ユーザに対してサービスを提供することと、
を実行する制御部を備える情報処理装置である。
本開示の態様の一つは、
コンピュータが、
ユーザが移動するよりも前の前記ユーザの行動の組み合わせを検出することと、
検出された前記行動の組み合わせの中から前記ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させることと、
前記第一の行動の組み合わせが検出された場合に、前記ユーザに対してサービスを提供することと、
を実行する情報処理方法である。
本開示の態様の一つは、
ユーザの行動を検出するセンサと、
前記ユーザの端末と、
制御部を有するサーバと、
を備えるシステムであって、
前記制御部は、
前記センサにより検出された前記ユーザの行動に基づいて、前記ユーザが移動するよりも前の前記ユーザの行動の組み合わせを検出することと、
検出された前記行動の組み合わせの中から前記ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるための情報を前記ユーザの端末に送信することと、
前記ユーザの端末から前記第一の行動の組み合わせに関する情報を受信することと、
前記第一の行動の組み合わせが検出された場合に、前記ユーザに対してサービスを提供することと、
を実行する、システムである。
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、このプログラムを記憶した非一時的記憶媒体である。
本開示によれば、ユーザにとって必要なときにサービスを提供することができる。
実施形態に係る配車システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る配車システムを構成するセンサ、ユーザ端末、及び、サーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 サーバの機能構成を例示した図である。 行動情報DBに格納される行動情報のテーブル構成を例示した図である。 サーバからユーザ端末へ、ユーザの行動の組み合わせと移動の予兆との関連付けについての問い合わせを送信したときに、ユーザ端末の出力部に表示される画像を示した図である。 ユーザ端末から受信した回答に係る画像を示した図である。 ユーザ端末からの回答に基づいて各フィールドを調整した後の行動情報のテーブル構成を例示した図である。 サーバにおける配車処理のフローチャートである。 確認処理のフローチャートである。
実施形態に係る情報処理装置は、制御部を備える。この制御部は、ユーザが移動するよりも前のユーザの行動の組み合わせを検出することと、検出された行動の組み合わせの中からユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせをユーザに選択させることと、第一の行動の組み合わせが検出された場合に、ユーザに対してサービスを提供することと、を実行する。
制御部は、ユーザが移動するときに、ユーザに対してサービスを提供する。この場合の移動とは、ユーザが自宅から外出することを含む。なお、自宅からの外出の他に、商業施設またはオフィスビル等の自宅以外の建物からの移動を含むことができる。また、サービスには移動手段の提供を含む。例えば、ユーザが移動するときに、車両を手配してもよい。車両は、例えば、有人のタクシー、無人のタクシー、有人のライドシェア車両、または、無人のライドシェア車両としてもよい。無人のタクシーまたは無人のライドシェア車両には、自立走行が可能な車両を利用できる。なお、別法として、例えば、ユーザに対してレンタル自転車を手配してもよい。
制御部は、ユーザが移動するよりも前のユーザの行動の組み合わせを検出する。この行動の組み合わせは、例えば、ユーザが移動した時刻よりも所定時間前までに検出された行動の組み合わせであってもよい。ユーザが移動する前のユーザの行動には、移動と関連している行動が含まれる。したがって、移動前に検出されるユーザの行動の組み合わせには、ユーザの移動の予兆と関連する行動の組み合わせも含まれていると考えられる。しかし、移動の予兆とは関連しない行動も含まれている虞がある。このような移動の予兆とは関連しない行動を、例えば学習によって除外することも可能である。しかし、学習には時間を要する。
そこで、制御部は、検出された行動の組み合わせの中からユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせをユーザに選択させる。すなわち、ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせをユーザ自身に選択させることにより、学習に要する時間を短縮させることができる。また、ユーザ自身に第一の行動の組み合わせを選択させることにより、移動の予兆と関連性が高い行動の組み合わせを把握することができる。
そして、その後に第一の行動の組み合わせが検出された場合に、制御部がユーザに対してサービスを提供することにより、ユーザにとって必要なときにサービスを提供することができる。
なお、以下の実施形態では、自律走行可能なタクシーをユーザの自宅に手配するサービスについて説明するが、これに限らず、例えば、ユーザに自転車を貸し出す場合に、自転車をユーザの自宅まで届けるサービスなどについても利用することができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
図1は、実施形態に係る配車システム1の概略構成を示す図である。配車システム1は、例えば、センサ10、ユーザ端末20、及び、サーバ30を含む。サーバ30は、情報処理装置の一例である。図1におけるユーザは、ユーザ端末20を操作するユーザであり、配車システム1により手配される車両(例えば、タクシー)を利用するユーザである。なお、車両は、例えば、自動運転車両である。ユーザは、ユーザ端末20を介してサーバ30に配車を依頼することができる。ユーザは複数存在することができ、ユーザの数に応じてユーザ端末20も複数存在する。センサ10は、ユーザの行動を検出する。このセンサ10は、複数存在し得る。センサ10によって検出されたユーザの行動は、サーバ30へ送信される。
図1に示す配車システム1は、例えば、ユーザがユーザ端末20に入力した情報、または、センサ10の検出結果に応じて、ユーザに対して配車が行われるシステムである。すなわち、ユーザが配車を依頼するための情報をユーザ端末20に入力すると、その情報がサーバ30へ送信され、その情報を受信したサーバ30が配車を行う。また、センサ10によって検出される行動に基づいて、ユーザが外出する予兆、または、ユーザが車両により移動する予兆を検出し得る。なお、以下では、これらの予兆を、移動の予兆ともいう。この移動の予兆があった場合に、サーバ30が配車を行う。サーバ30は、ユーザが外出する前、又は、ユーザが配車を依頼する前の行動を記憶(学習としてもよい。)しておく。そして、その後に、センサ10により同じ行動が検出された場合に、移動の予兆があると判定する。そして、移動の予兆があると、サーバ30はユーザが外出する前に配車を行う。
センサ10、ユーザ端末20、及び、サーバ30は、ネットワークN1によって相互に接続されている。ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
(ハードウェア構成)
図2に基づいて、センサ10、ユーザ端末20、及び、サーバ30のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る配車システム1を構成するセンサ10、ユーザ端末20、及び、サーバ30のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図であ
る。
サーバ30は、一般的なコンピュータの構成を有している。サーバ30は、プロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、通信部34を有する。これらは、バスにより相互に接続される。なお、プロセッサ31は、制御部の一例である。また、主記憶部32及び補助記憶部33は、記憶部の一例である。
プロセッサ31は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ31は、サーバ30を制御し、様々な情報処理の演算を
行う。主記憶部32は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部33は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディ
スクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。補助記憶
部33には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部33に格納されたプログラムをプロセッサ31が主記憶部32の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をサーバ30が実現する。主記憶部32および補助記憶部33は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、サーバ30は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部33に格納される情報は、主記憶部32に格納されてもよい。また、主記憶部32に格納される情報は、補助記憶部33に格納されてもよい。
通信部34は、ネットワークN1経由でセンサ10及びユーザ端末20と通信を行う手段である。通信部34は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
なお、サーバ30で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。サーバ30のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。
次に、ユーザ端末20について説明する。ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)といった小型のコンピュータである。ユーザ端末20は、プロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23、入力部24、出力部25、通信部26、及び、位置情報センサ27を有する。これらは、バスにより相互に接続される。ユーザ端末20のプロセッサ21、主記憶部22、及び補助記憶部23は、サーバ30のプロセッサ31、主記憶部32、及び補助記憶部33と同様であるため、説明を省略する。
入力部24は、ユーザが行った入力操作を受け付ける手段であり、例えば、タッチパネル、押しボタン、マウス、キーボート、またはマイク等である。出力部25は、ユーザに対して情報を提示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パネル、スピーカ、またはランプ等である。入力部24及び出力
部25は、1つのタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。
通信部26は、ユーザ端末20をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部26は、例えば、移動体通信サービス(例えば、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電話
通信網)、または、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を利用して、ネットワークN
1経由で他の装置(例えばサーバ30等)と通信を行うための回路である。
位置情報センサ27は、所定の周期で、ユーザ端末20の位置情報(例えば緯度、経度)を取得する。位置情報センサ27は、例えば、GPS(Global Positioning System)
受信部、無線通信部等である。位置情報センサ27で取得された情報は、例えば、補助記憶部23等に記録され、サーバ30に送信される。
次に、センサ10について説明する。センサ10は、ユーザの行動を検出する検出部11と、検出部11による検出結果をサーバ30へ送信する通信部12とを備える。検出部11は、ユーザの行動に伴うユーザ、家具、家電、部屋、または家などの状態の変化を検出する。検出部11は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたは
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子
を用いて撮影を行ってもよい。撮影により得られる画像は、静止画または動画の何れであってもよい。センサ10は、撮像により得られる画像をサーバ30に送信するだけで、サーバ30において画像を解析することでユーザの行動を特定してもよい。また、検出部11は、例えば、家電のスイッチのON-OFFを検出してもよい。さらに、検出部11は、例えば、部屋のドア、または、クローゼットの扉の開閉を検出してもよい。
また、検出部11は、例えば、ユーザが歯磨きをしたことを検出してもよい。例えば、電動歯ブラシの電源がONになった場合、または、ユーザが歯磨きをする動作がカメラで撮影された場合などに、ユーザが歯磨きをしたと検出してもよい。また、検出部11は、例えば、ユーザがテレビの電源をOFFにしたことを検出してもよい。例えば、テレビの電源がOFFになったことをセンサで検出してもよいし、スマートスピーカにテレビの電源をOFFにする指示が音声で入力されことを検出してもよい。また、検出部11は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)の電源がOFFになったことをセンサで検出してもよい。また、検出部11は、ユーザがタバコを吸ったことを検出してもよい。例えば、ユーザがタバコを吸う動作がカメラで撮影された場合、ライターの温度上昇が検出された場合、または、空気清浄機の動作が喫煙に対応する動作である場合に、ユーザがタバコを吸ったと検出してもよい。また、検出部11は、トイレのドアが開閉した場合に、ユーザがトイレを利用したと検出し、風呂のドアが開閉した場合に、ユーザが風呂を利用したと検出してもよい。なお、ユーザの行動を全て検出しようとすると、検出される行動が膨大になるため、センサ10によって検出する行動は、予め決めておいてもよい。
通信部12は、センサ10をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部12は、例えば、移動体通信サービス(例えば、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電話通信
網)、Wi-Fi(登録商標)、または、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を利用して、ネットワークN1経由で他の装置(例えばサーバ30等)と通信を行うための回路である。センサ10の検出結果は、通信部12を介してサーバ30へ逐次送信される。
(機能構成:サーバ)
次に、サーバ30の機能について説明する。図3は、サーバ30の機能構成を例示した図である。サーバ30は、機能構成要素として、制御部301、及び、行動情報DB311を備える。サーバ30のプロセッサ31は、主記憶部32上のコンピュータプログラムにより、制御部301の処理を実行する。ただし、制御部301、またはその処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。
行動情報DB311は、プロセッサ31によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが
、補助記憶部33に記憶されるデータを管理することで構築される。行動情報DB311は、例えば、リレーショナルデータベースである。
なお、サーバ30の各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
図4は、行動情報DB311に格納される行動情報のテーブル構成を例示した図である。行動情報テーブルは、予兆ID、行動、配車要否、及び、配車レベルの各フィールドを有する。予兆IDフィールドには、外出する前のユーザの行動の組み合わせを特定するための識別情報(予兆ID)が入力される。行動フィールドには、外出する前のユーザの行動の組み合わせが格納される。行動フィールドには、例えば、ユーザが外出した時刻よりも所定時間前までの間にユーザが行った行動であって、センサ10により検出された行動が全て入力される。例えば、予兆IDがA001の場合には、ユーザが外出する前に、ユーザが、歯磨きをし、パーソナルコンピュータ(PC)の電源をOFFにし、且つ、クローゼットの開閉を行っていることを示している。行動フィールドに入力される行動は予め定められていてもよい。
配車要否フィールドには、ユーザが配車を必要としているか否かの学習結果が入力される。なお、ユーザが外出する場合には、ユーザが配車を必要としているものとする。例えば、ユーザが外出する前の行動の組み合わせを記憶しておき、ユーザが外出する前に同じ行動の組み合わせが検出された場合には、その行動の組み合わせが検出された回数をカウントする。そして、検出された回数が、所定の回数(例えば、3回)以上になった場合に、その行動の組み合わせは、ユーザの移動の予兆に関連しているとして扱う。この場合、配車フィールドに「YES」が入力される。このように、ユーザの行動の組み合わせと、移動の予兆とが関連付けられる。このように、同じ行動の組み合わせを所定回数検出した場合に、その行動の組み合わせと、移動の予兆とに関連があると学習される。
また、配車レベルフィールドには、配車を行うときのサーバ30の動作に関する情報が入力される。例えば、「即配車」は、対応する行動の組み合わせが検出された場合に、すぐに配車を行うことを意味する。また、例えば、「問い合わせ」は、対応する行動の組み合わせが検出された場合に、配車を行うか否かユーザに問い合わせることを意味する。また、配車レベルフィールドには、同じ行動の組み合わせが検出された回数を入力してもよい。例えば、外出前の行動として、同じ行動の組み合わせが3回以上検出された場合に、配車レベルフィールドに「即配車」と入力するように設定しておき、「即配車」と入力するまでは、同じ行動の組み合わせが検出された回数を入力してもよい。配車レベルフィールドが空欄の場合には、配車を行わないことを意味する。
制御部301は、センサ10から受信したユーザの行動を逐次補助記憶部33に記憶している。そして、制御部301は、ユーザ端末20から配車の依頼があった場合に、その時刻よりも所定時間前までのユーザの行動を全て抽出して、行動情報DB311に格納する。また、同じ行動の組み合わせが既に格納されている場合には、同じ行動の組み合わせが検出された回数をカウントアップして入力してもよい。さらに、その回数が所定回数以上になると、配車レベルフィールドに「即配車」と入力してもよい。
上記のようにして、ユーザが外出する前の行動の組み合わせを記憶しておけば、将来に同じ行動の組み合わせが検出された場合に、ユーザが外出すると予測することができる。そして、ユーザが外出すると予測される場合に、サーバ30が配車を行えば、ユーザが自身で配車を依頼せずとも、適切な時期に配車を行うことができる。
しかし、ユーザの行動の組み合わせと、ユーザの移動の予兆とを関連付けるためには、
時間を要する。例えば、外出前のユーザの行動であっても、外出とは関係のない行動も存在する。ユーザの行動が、外出と関連しているのか否かを、1回の外出で判断するのは困難である。したがって、ユーザの行動と外出とを関連付けるためには、ユーザがその行動を行った後に外出することが複数回行われる必要がある。この回数が多いほど、ユーザの外出を予測する精度が高くなるが、一方で時間を要してしまう。
また、例えば、ユーザの行動の組み合わせと、移動の予兆との関連付けが間違っていた場合に、サーバ30がこの間違いを認識できない場合もある。例えば、ユーザが外出する予定がないのにも関わらずサーバ30が配車をした場合に、せっかく車両が来たからとユーザが車両に乗る場合もあり得る。この場合、サーバ30は、間違って配車を行ったことを認識できない。このように配車が必要でないのに配車が行われると、車両の台数が限られている場合には、配車を必要とする他のユーザに配車が行われない虞がある。
そこで制御部301は、ユーザの行動の組み合わせと、移動の予兆との関連付けについての問い合わせを、ユーザ端末20へ送信する。図5は、サーバ30からユーザ端末20へ、ユーザの行動の組み合わせと移動の予兆との関連付けについての問い合わせを送信したときに、ユーザ端末20の出力部25に表示される画像を示した図である。図5は、図4の予兆IDのA001に対応する行動の組み合わせが抽出されたときにユーザ端末20へ送信される問い合わせを例に挙げている。図5に示した例では、ユーザが歯磨きをしたこと、クローゼットを開閉したこと、及び、パーソナルコンピュータ(PC)の電源をOFFにしたことが示されている。このときには、夫々の行動に対応するチェックボックスにチェックが入力されている。このチェックボックスにチェックが入力されている行動は、ユーザの外出に関連していることを示している。
また、図5に示した例では、「配車必要」に対応するチェックボックスにチェックが入力されている。この「配車必要」に対応するチェックボックスは、配車が必要であることを示すチェックボックスである。一方、「配車不要」に対応するチェックボックスは、配車が不要であることを示すチェックボックスである。「配車必要」及び「配車不要」のチェックボックスには、何れか一方のみチェックを入力可能であり、ユーザが選択可能である。サーバ30からユーザ端末20へ問い合わせを送信する初期状態のときには、「配車必要」に対応するチェックボックスにチェックが入力されている。また、図5における「配車レベル」は、図4の配車レベルに対応している。したがって、配車レベルは、「即配車」が選択されている。
図5に示した問い合わせがユーザ端末20へ送信されると、ユーザがユーザ端末20に回答を入力してサーバ30へ送信する。図6は、ユーザ端末20から受信した回答に係る画像を示した図である。ユーザは、「PC OFF」に対応するチェックボックスからチェックを外している。すなわち、パーソナルコンピュータの電源をOFFにすることは、外出とは関連がないとユーザが回答している。この場合、歯磨きをすること、及び、クローゼットの扉を開閉することが外出と関連する行動の組み合わせとして選択されている。そのため、この行動の組み合わせが検出されたときに、制御部301が配車を行うように、行動情報DB311が更新される。図6において選択されている行動の組み合わせは、第一の行動の組み合わせの一例である。
図7は、ユーザ端末20からの回答に基づいて各フィールドを調整した後の行動情報のテーブル構成を例示した図である。ユーザによって「PC OFF」のチェックボックスが外された場合には、予兆IDのA001に係る行動の組み合わせは、ユーザの外出に関連していないため、配車要否フィールドには、配車の必要がないことを示す「NO」が入力される。一方、ユーザは、「配車必要」に対応するチェックボックスのチェックを外していないため、「歯磨き」及び「クローゼット開閉」の組み合わせは、ユーザの外出と関
連していると考えられるので、この行動の組み合わせで配車が行われるようにする。すなわち、予兆IDのA003がユーザの回答に対応する行動の組み合わせのため、この予兆IDのA003の配車レベルフィールドに「即配車」を入力する。したがって、「PC OFF」が検出されたか否かにかかわらず、「歯磨き」及び「クローゼット開閉」の組み合わせが検出された場合には、予兆IDのA003にしたがって配車が行われる。
なお、ユーザは、配車レベルを変更することも可能である。例えば、ユーザが配車レベルの「問い合わせる」を選択した場合には、予兆IDのA003の配車レベルフィールドに「問い合わせ」が入力される。また、ユーザが「PC OFF」のチェックボックスを外さず、且つ、「配車不要」を選択した場合には、予兆IDのA001の配車要否フィールドに「NO」が入力される。
次に、サーバ30において行われる処理の具体的な内容について説明する。図8は、サーバ30における配車処理のフローチャートである。図8に示すルーチンは、サーバ30において所定の時間毎に実行される。また、図8に示すルーチンは、ユーザ毎に実行される。
ステップS101では、制御部301がセンサ10からユーザの行動を受信する。ユーザの行動は時刻と紐付けされて補助記憶部33に記憶される。ステップS102では、制御部301が、行動データを抽出する。行動データは、現時点から所定時間前までに検出されたユーザの行動を全て含んだデータであり、行動の組み合わせを示したデータである。所定時間は、ユーザが外出することと相関がある行動をユーザが行う時間として予め設定される。この所定時間は、ユーザによって設定されてもよく、制御部301が設定してもよい。また、移動の予兆と行動の組み合わせの関連性がより高くなるように、所定時間を機械学習により求めてもよい。
ステップS103では、制御部301が、行動データを行動情報DB311と照合して、一致するレコードを抽出する。すなわち、ステップS102で抽出された行動の組み合わせが、既に行動情報DB311に格納されているか照合している。ステップS104では、制御部301が、移動の予兆があるか否か判定する。制御部301は、ステップS103における照合結果をもとに、ユーザの移動の予兆があるか否か判定する。すなわち、行動の組み合わせが一致するレコードが行動情報DB311にある場合に、当該レコードの配車要否フィールドに「YES」が入力され且つ配車レベルフィールドに「即配車」または「問い合わせ」が入力されている場合に、移動の予兆があると判定する。また、それ以外は移動の予兆がないと判定する。配車要否フィールドに「YES」が入力され且つ配車レベルフィールドに「即配車」または「問い合わせ」が入力されている場合は、ユーザが過去に外出する前に同じ行動をしている。したがって、同じ行動の組み合わせが検出された場合には、移動の予兆があると考えることができる。ステップS104で肯定判定された場合にはステップS105へ進み、否定判定された場合にはステップS120へ進む。
ステップS105では、制御部301が、行動データに対応するレコードの配車レベルフィールドに「即配車」が入力されているか否か判定する。本ステップS105では、「即配車」および「問い合わせ」のいずれが配車レベルフィールドに入力されているのか判定している。ステップS105で肯定判定された場合にはステップS109へ進み、否定判定された場合にはステップS106へ進む。
ステップS106では、制御部301が、ユーザ端末20へ配車をするか否かの問い合わせを送信する。すなわち、配車レベルフィールドに「問い合わせ」が入力されているため、ユーザに対して配車が必要か否かを問い合わせている。この問い合わせに対して、ユ
ーザは、配車が必要か否か回答する。制御部301は、ユーザ端末20の出力部25に配車をするか否かの問い合わせを表示させ、さらに、ユーザに回答を促すように指令を生成し、その指令をユーザ端末20へ送信する。ステップS107では、制御部301がユーザ端末20から回答を受信する。なお、所定の時間待ってもユーザ端末20から回答を受信しなかった場合には、配車が必要ない旨の回答を受信したものとして扱ってもよい。
ステップS108では、制御部301が、配車を行う必要があるか否か判定する。制御部301は、ステップS107においてユーザ端末20から受信した回答に応じた判定を行う。ステップS108で肯定判定された場合にはステップS109へ進み、否定判定された場合には配車は行わずに本ルーチンを終了させる。
ステップS109では、制御部301が、ユーザに対して配車を行う。制御部301は、例えば、タクシーを管理しているサーバに対して、ユーザの自宅の住所に関する情報と共にタクシーの配車を依頼するための情報を送信する。また、制御部301がタクシーを管理している場合には、ユーザの自宅から最も近い空車のタクシーを選定し、ユーザの自宅へ向かうように指示を送信する。また、サーバ30が自動運転車両を管理している場合には、自動運転車両に対して、ユーザの自宅までのルートを送信し、さらに、ユーザの自宅でユーザを乗せる指令を自動運転車両へ送信する。
ステップS110では、制御部301が、ユーザ端末20へ問い合わせを送信する。この問い合わせは、配車を行った根拠となる行動データをユーザに確認してもらうための問い合わせである。制御部301は、図5に示した画面がユーザ端末20の出力部25に表示されるように、問い合わせを送信する。また、必要であれば情報を変更するようにユーザに促すための情報を併せて送信する。そして、ステップS111では、制御部301が、ユーザから回答を受信する。制御部301は、例えば、図6に示した画面に対応する回答を受信する。すなわち、「PC OFF」に対応するチェックボックスからチェックを外した回答を受信する。なお、制御部301は、所定の時間待ってもユーザ端末20から回答を受信しなかった場合には、ユーザ端末20から送られた情報に変更がなかったものとして扱ってもよい。
ステップS112では、制御部301が、行動情報DB311を更新する。制御部301は、ステップS111においてユーザ端末20から受信した回答にしたがって行動情報DB311を更新する。例えば、ステップS110で送信した情報に図5に示した情報が含まれており、ステップS111で受信した情報に図6に示した情報が含まれている場合には、図4における予兆IDのA001に対応する配車要否を「YES」から「NO」に変更し、配車レベルを「即配車」から空欄に変更する。さらに、予兆IDのA003に対応する配車レベルを「2」から「即配車」に変更する。
なお、上記の例では、ユーザが回答において「PC OFF」に対応するチェックボックスからチェックを外した場合に、このことを補助記憶部33に記憶しておいてもよい。ここで、次回以降に行動の組み合わせとして、「歯磨き」、「クローゼット開閉」及び「PC OFF」に対応する行動の組み合わせが検出された場合には、予兆IDのA003に該当するために、ユーザにすぐに配車が行われる。例えば、このときに「PC OFF」に相当する行動もあった場合でも、「歯磨き」及び「クローゼット開閉」に対応する行動の組み合わせが検出されているので、予兆IDのA001ではなくA003に該当するものと判断して配車が行われる。
そして、例えば、その後のステップS111において、ユーザ端末20へ問い合わせを送信するときに、「PC OFF」に対応するチェックボックスを外した状態で問い合わせを送信する。すなわち、図6に示した画像がユーザ端末20の出力部25に表示される
ようにして、「PC OFF」の選択肢を含めるようにしてもよい。このようにチェックボックスを外した状態でユーザ端末20へ出力しておけば、ユーザが後になって「PC OFF」に対応するチェックボックスにチェックを入れることができる。そうすると、外出前のユーザの行動が変化した場合、または、「PC OFF」が外出に関連しているとユーザが気付いた場合などに対応が可能である。ここで、ユーザの行動は複数存在するため、その全てをユーザが選択可能なようにユーザ端末20の出力部25に表示させることは困難である。一方で、「PC OFF」などの以前に実際に検出された行動であればユーザ端末20の出力部25に表示させておくことは可能である。そして、ユーザ端末20に以前の行動を表示させておくことにより、外出に関連する行動をユーザが追加しやすくなる。このため、ユーザの利便性を向上させることができる。
一方、ステップS104で否定判定された場合には、ステップS120において、制御部301が確認処理を実行する。確認処理は、行動データがユーザの移動の予兆に関連しているか否かを確認する処理である。
図9は、確認処理のフローチャートである。確認処理は、ステップS120において制御部301が実行する。ステップS201では、制御部301が、ユーザが外出したか否か判定する。本ステップS120では、移動の予兆がなかったにもかかわらず、ユーザが外出したか否か判定している。制御部301は、例えば、ユーザが配車を依頼した場合、または、位置情報センサ27により検出されたユーザ端末20の位置が自宅から離れた場合に、ユーザが外出したと判定する。ステップS201で肯定判定された場合には、ステップS202へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させると共に、ステップS120の処理が終了して、図8に示したルーチンが終了する。
ステップS202では、制御部301が、ユーザ端末20へ問い合わせを送信する。この問い合わせは、これ以降、ステップS102で抽出された行動データに対応して配車を行ってよいか否かをユーザに確認してもらうための問い合わせである。すなわち、外出前の行動の組み合わせが行動情報DB311に格納されていないので、その行動の組み合わせを行動情報DB311に入力してよいか否かをユーザに確認する。例えば、ユーザがタバコを吸った後に外出した場合に、タバコを吸う行為を移動の予兆として関連付けてもよいか問い合わせる。
制御部301は、図5と同様の画像であって、ステップS102で抽出された行動データに対応するチェックボックスが表示された画像をユーザ端末20の出力部25に表示されるように、問い合わせを送信する。このときに、例えば「タバコを吸う」に対応するチェックボックスを設ける。初期状態では、チェックボックスにチェックが入力されている。そして、ステップS203では、制御部301が、回答を受信する。この回答は、例えば、図6と同様の画像を含むものである。例えば、「タバコを吸う」に対応するチェックボックスにチェックが入力されている場合には、タバコを吸う行動が移動の予兆と関連していると判断される。この場合、ステップS204において、制御部301は、図4の予兆IDのA004の配車要否フィールドにYESを入力する。一方、チェックが外されている場合には、タバコを吸う行為は移動の予兆と関連しないことになる。したがって、図4の予兆IDのA004の配車要否フィールドにNOを入力する。なお、制御部301は、所定の時間待ってもユーザ端末20から回答を受信しなかった場合には、再度の問い合わせが可能なように、配車要否フィールドに何も入力しなくてもよい。
このようにして、新たな行動データに対応して配車が行われるようになる。ここで、行動の組み合わせと移動の予兆との関連を学習するのには、例えば、同じ行動データに対応した配車が所定回数以上行われる必要がある。この所定回数は上記の例では3回である。この所定回数を多くするほど、関連付けの精度が高くなる。しかし、所定回数を多くする
ほど、学習に時間を要する。一方、ユーザからの回答により、行動の組み合わせと移動の予兆との関連を学習する必要がなくなるので、学習時間を短縮することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザに移動の予兆があるか否かをユーザの行動に基づいて判定し、ユーザに移動の予兆があった場合に、配車を行うシステムにおいて、移動の予兆をより高い精度で判定することができる。すなわち、移動の予兆に関連しているユーザの行動の組み合わせをユーザに選択させることにより、ユーザの行動の組み合わせと移動の予兆とをより高い精度で関連付けることができる。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。また、ユーザに選択させることにより学習時間を短縮できる。
また、ステップS110で問い合わせを行うことにより、移動の予兆の判定精度を高めることができる。例えば、ユーザに外出する予定がないのにサーバ30が配車を行ったときにユーザがその車両に乗ってしまうと、間違って配車されたことをサーバ30が認識できない。これに対して、ユーザに問い合わせを行うことにより、適切な配車であったか否か確認することができる。
また、移動の予兆に関連するユーザの行動の組み合わせをユーザ自身が調整することができるため、移動の予兆の精度をより高めることができる。また、ユーザの生活の変化などにより、今までのユーザの行動と移動の予兆との関連性が低くなった場合であっても、ユーザに問い合わせることにより、ユーザの行動と移動の予兆との新たな関連を速やかに学習することができる。また、ステップS110で問い合わせを行うことにより、移動の予兆になる行動の組み合わせをユーザが知ることができる。
また、ユーザが外出する予定がないのに配車が行われた場合であって、ユーザが乗車しなかった場合にも、ステップS110においてユーザに問い合わせることにより、ユーザの行動と移動の予兆とを適切に関連付けることができる。さらに、ユーザが外出する予定がなく、且つ、配車も行われなかった場合には、ユーザの行動と移動予兆との関連付けが行われないため、それ以降も誤って配車されることが抑制される。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
上記の実施形態は、情報処理装置が機械学習を行うときにも適用可能である。すなわち、機械学習の結果に基づいて、ユーザに対して配車を行ったときに、ユーザに対して配車を行った根拠となる行動を示してもよい。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコ
ンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 配車システム
10 センサ
20 ユーザ端末
30 サーバ
31 プロセッサ
32 主記憶部
33 補助記憶部
33 逐次補助記憶部
34 通信部
301 制御部

Claims (20)

  1. ユーザが移動するよりも前の前記ユーザの行動の組み合わせを検出することと、
    検出された前記行動の組み合わせの中から前記ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させることと、
    前記第一の行動の組み合わせが検出された場合に、前記ユーザに対してサービスを提供することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、検出された前記行動の組み合わせを前記ユーザの端末に表示させ、その中から前記第一の行動の組み合わせを選択させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、併せて、前記第一の行動の組み合わせが検出されたときに前記サービスの提供が必要か否かを選択させる、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、併せて、前記第一の行動の組み合わせが検出されたときに、前記ユーザに確認せずに前記サービスを提供するか否かを選択させる、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、検出された前記行動の組み合わせのうち、前記第一の行動の組み合わせに含まれない行動を記憶しておく、
    請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第一の行動の組み合わせを記憶する記憶部をさらに備える、
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせが検出され、前記ユーザに対して前記サービスの提供を行った後に、前記ユーザの端末に、前記第一の行動の組み合わせの変更に関する情報を送信する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが、
    ユーザが移動するよりも前の前記ユーザの行動の組み合わせを検出することと、
    検出された前記行動の組み合わせの中から前記ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させることと、
    前記第一の行動の組み合わせが検出された場合に、前記ユーザに対してサービスを提供することと、
    を実行する情報処理方法。
  9. コンピュータが、
    前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、検出された前記行動の組み合わせを前記ユーザの端末に表示させ、その中から前記第一の行動の組み合わせを選択させる、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. コンピュータが、
    前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、併せて、前記第一の行動の組み合わせが検出されたときに前記サービスの提供が必要か否かを選択させる、
    請求項8または9に記載の情報処理方法。
  11. コンピュータが、
    前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、併せて、前記第一の行動の組み合わせが検出されたときに、前記ユーザに確認せずに前記サービスを提供するか否かを選択させる、
    請求項8から10の何れか1項に記載の情報処理方法。
  12. コンピュータが、
    検出された前記行動の組み合わせのうち、前記第一の行動の組み合わせに含まれない行動を記憶しておく、
    請求項8から11の何れか1項に記載の情報処理方法。
  13. コンピュータが、
    前記第一の行動の組み合わせを記憶部に記憶させる、
    請求項8から12の何れか1項に記載の情報処理方法。
  14. コンピュータが、
    前記第一の行動の組み合わせが検出され、前記ユーザに対して前記サービスの提供を行った後に、前記ユーザの端末に、前記第一の行動の組み合わせの変更に関する情報を送信する、
    請求項8から13の何れか1項に記載の情報処理方法。
  15. ユーザの行動を検出するセンサと、
    前記ユーザの端末と、
    制御部を有するサーバと、
    を備えるシステムであって、
    前記制御部は、
    前記センサにより検出された前記ユーザの行動に基づいて、前記ユーザが移動するよりも前の前記ユーザの行動の組み合わせを検出することと、
    検出された前記行動の組み合わせの中から前記ユーザの移動と関連している第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるための情報を前記ユーザの端末に送信することと、
    前記ユーザの端末から前記第一の行動の組み合わせに関する情報を受信することと、
    前記第一の行動の組み合わせが検出された場合に、前記ユーザに対してサービスを提供することと、
    を実行する、システム。
  16. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、検出された前記行動の組み合わせを前記ユーザの端末に表示させ、その中から前記第一の行動の組み合わせを選択させる、
    請求項15に記載のシステム。
  17. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、併せて、前記第一の行動の組み合わせが検出されたときに前記サービスの提供が必要か否かを選択させる、
    請求項15または16に記載のシステム。
  18. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせを前記ユーザに選択させるときに、併せて、前記第一の行動の組み合わせが検出されたときに、前記ユーザに確認せずに前記サービスを提供するか否かを選択させる、
    請求項15から17の何れか1項に記載のシステム。
  19. 前記制御部は、検出された前記行動の組み合わせのうち、前記第一の行動の組み合わせに含まれない行動を記憶しておく、
    請求項15から18の何れか1項に記載のシステム。
  20. 前記制御部は、前記第一の行動の組み合わせが検出され、前記ユーザに対して前記サービスの提供を行った後に、前記ユーザの端末に、前記第一の行動の組み合わせの変更に関する情報を送信する、
    請求項15から19の何れか1項に記載のシステム。
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