JP2022094179A - 車両用外装部品の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装部品同士の間隔を小さくしながらも、取り付けに際して第2外装部品の延在部が意匠面に接触することを抑制できる車両用外装部品の取付構造を提供する。【解決手段】車両用外装部品の取付構造は、バンパカバー30を保持するリテーナ40を備えている。ランプ20は、開口部12の縁部13と間隔Sをおいて設けられ、バックドアと対向する側面22aを有している。バンパカバー30は、ランプ20に対して隣り合って設けられる本体部31と、本体部31から前方に延びるとともに縁部13と側面22aとの間に配置される延在部34とを有している。リテーナ40は、バンパカバー30をボディ10に取り付ける際に、延在部34を取り付け位置まで案内する案内部45を有している。車幅方向Yにおける延在部34と案内部45との間隔は、車幅方向Yにおける延在部34と側面22aとの間隔よりも小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用外装部品の取付構造に関する。
特許文献1には、車両用外装部品の取付構造(以下、取付構造)が開示されている。この取付構造は、車両のリアコンビネーションランプ(以下、ランプ)と、ランプに隣接して取り付けられるバンパカバーと、車両のボディに取り付けられる支持部材とを有している。
支持部材は、ランプの位置決めを行う第1位置決め部としての係合爪と、バンパカバーの位置決めを行う第2位置決め部と、ボディへ固定される取付部とを有している。
こうした取付構造においては、予め、支持部材の係合爪をランプ本体の係合孔に係合させた状態で、ランプがボディに対して組み付けられる。そして、支持部材の取付部がボディに固定されることにより、ランプの上下方向の位置決めがされる。続いて、バンパカバーがボディに組み付けられる。このとき、バンパカバーの上端縁が第2位置決め部に嵌入されることにより、バンパカバーの上下方向の位置決めがされる。
また従来、以下の車両用外装部品の取付構造が知られている。
すなわち、図9に示すように、例えばハッチバック車などの車両の後面には、荷室に連なる開口部112が設けられている。また、上記車両の後面には、ランプ120及びバンパカバー130が上下に隣接して設けられている。
ランプ120は、車幅方向Yにおいて開口部112の縁部113と間隔Tをおいてボディ110に取り付けられる。
バンパカバー130は、ランプ120に対して下方に隣接して取り付けられている。バンパカバー130は、ボディ110へ固定される固定部136を備えている。固定部136の上部は、縁部113とランプ120との間に配置されている。
なお、ランプ120には、バンパカバー130を保持するリテーナ140が取り付けられている。
特開2008-49859号公報
ところで、図9に示す取付構造の場合、バンパカバー130をボディ110に取り付ける際に、バンパカバー130の固定部136がランプ120の意匠面に接触するおそれがある。そのため、従来は、車幅方向Yにおいて固定部136とランプ120との間の間隔Tが、固定部136がランプ120の意匠面に接触しない程度に大きく設定されている。しかしながら、この場合、固定部136の車幅方向Yにおける長さを小さくすることには限界があるため、車幅方向Yにおける上記間隔Tをある程度大きく設定しなければならない。その結果、開口部112の大きさ、あるいはランプ120の形状に制約が生じるおそれがある。
なお、こうした問題は、バンパカバー及びランプの取付構造に限定されるものではなく、車両のボディにおいてハッチバックドアにより開閉される開口部を囲む部分に対して、2つの外装部品を上下に隣接して取り付ける取付構造においては同様に生じるものである。
上記課題を解決するための車両用外装部品の取付構造は、車両のボディにおいてバックドアにより開閉される開口部を囲む部分に対して、第1外装部品と、前記第1外装部品に対して上下方向に隣り合う第2外装部品と、を順に取り付ける車両用外装部品の取付構造であって、前記車両の前後方向を前後方向とするとき、前記第1外装部品のうち前記第2外装部品に対向する面に取り付けられるとともに前記第2外装部品を保持するリテーナを備え、前記第1外装部品は、前記開口部の縁部と車幅方向に間隔をおいて設けられ、全閉状態の前記バックドアと車幅方向において対向する意匠面を有しており、前記第2外装部品は、前記第1外装部品に対して上下方向に隣り合って設けられる本体部と、前記本体部から前方に延びるとともに前記縁部と前記意匠面との間に配置される延在部と、を有しており、前記リテーナは、前後方向に延びるとともに、前記第2外装部品を前記ボディに取り付ける際に、前記延在部を取り付け位置まで案内する案内部を有しており、車幅方向における前記延在部と前記案内部との間隔は、車幅方向における前記延在部と前記意匠面との間隔よりも小さい。
同構成によれば、第1外装部品をボディに取り付けた後、第2外装部品をボディに取り付ける際に、第1外装部品に取り付けられたリテーナの案内部に沿って、第2外装部品の延在部を前進させることで延在部が取り付け位置まで案内される。
ここで、上記構成によれば、車幅方向における延在部と案内部との間隔が、車幅方向における延在部と意匠面との間隔よりも小さい。このため、延在部が、第1外装部品の意匠面に接触する前に案内部に接触するようになる。これにより、延在部が第1外装部品の意匠面に接触することが抑制される。
したがって、外装部品同士の間隔を小さくしながらも、取り付けに際して第2外装部品の延在部が意匠面に接触することを抑制できる。
上記車両用外装部品の取付構造において、前記延在部は、前後方向に延在するとともに前記案内部により案内される被案内部と、前記被案内部の前端から車幅方向の内側に向けて屈曲され、前記ボディに固定される固定部と、を有しており、前記固定部が、前記縁部と前記意匠面との間に配置されており、車幅方向における前記被案内部と前記案内部との間隔は、車幅方向における前記固定部と前記意匠面との間隔よりも小さいことが好ましい。
同構成によれば、延在部の固定部が第1外装部品の意匠面に接触する前に被案内部が案内部に接触するようになる。これにより、延在部の固定部が第1外装部品の意匠面に接触することが抑制される。
上記車両用外装部品の取付構造において、前記リテーナは、後方に向かって突出する突部と、前記突部の車幅方向の内側の側面から突出するとともに前記案内部に連結される連結部と、を有しており、前記本体部は、前方に向かって開口する凹部を有しており、前記突部と前記凹部とが嵌合することにより、前記リテーナと前記第2外装部品との車幅方向における相対変位が規制されていることが好ましい。
リテーナには、第2外装部品の凹部に嵌合することにより、リテーナ、すなわち第1外装部品と第2外装部品との車幅方向における相対変位を規制する突部が設けられているものがある。
上記構成によれば、リテーナの突部における車幅方向の内側の側面から突出する連結部が、案内部に連結されている。このため、案内部の剛性が高められる。これにより、第2外装部品をボディに組み付ける際、延在部が案内部に接触することで案内部が変形することを抑制できる。したがって、案内部によって延在部を安定して案内することができる。また、リテーナに設けられている既存の突部を利用して案内部の剛性を高めることができるため、リテーナの構成が複雑になることを抑制できる。
上記車両用外装部品の取付構造において、前記第1外装部品は、ランプであり、前記第2外装部品は、前記ランプの下方に隣り合って設けられるバンパカバーであることが好ましい。
同構成によれば、ランプとバンパカバーとの間隔を小さくしながらも、取り付けに際してバンパカバーの延在部がランプの意匠面に接触することを抑制できる。
本発明によれば、外装部品同士の間隔を小さくしながらも、取り付けに際して第2外装部品の延在部が意匠面に接触することを抑制できる。
車両用外装部品の取付構造の一実施形態について、車両の背面図。 図1におけるリテーナを中心に拡大して示す背面図。 同実施形態について、バンパカバーとリテーナとを示す分解斜視図。 図2の4-4線に沿った断面図。 同実施形態について、バンパカバーの凹部とリテーナの突部とが嵌合した状態を示す斜視図。 図5のバンパカバーとリテーナとを示す平面図。 図2の7-7線に沿った断面図。 図2の8-8線に沿った断面図。 従来の車両用外装部品の取付構造を示す背面図。
以下、図1~図8を参照して、車両用外装部品の取付構造の一実施形態について説明する。なお、本実施形態の車両は、バックドア11を備えるものである。
以降において、車両の前後方向及び車幅方向を、単に前後方向X及び車幅方向Yとして説明する。また、前後方向X及び車幅方向Yの双方に直交する上下方向を、単に上下方向Zとして説明する。また、後方から前方を見たときの車幅方向Yの右側及び左側を、単に右側及び左側として説明する。
図1に示すように、車両のボディ10は、同図に二点鎖線にて示すバックドア11により開閉される開口部12を有している。車両は、ボディ10において開口部12を囲む部分に対して順に取り付けられたリアコンビネーションランプ20(以下、ランプ20)と、バンパカバー30とを備えている。バンパカバー30は、ランプ20に対して下方に隣り合っている。なお、ランプ20は、本発明に係る第1外装部品に相当する。また、バンパカバー30は、本発明に係る第2外装部品に相当する。また、ランプ20及びバンパカバー30の取付構造(以下、取付構造)は、前後方向X及び上下方向Zの双方に沿って延びる仮想平面に対して左右対称である。このため、図2以降では右側の取付構造のみについて説明し、左側の取付構造については説明を省略する。
図2に示すように、取付構造は、ランプ20のうちバンパカバー30に対向する下面21に取り付けられるとともにバンパカバー30を保持するリテーナ40を備えている。
以下、各構成について詳細に説明する。
<ボディ10>
図1及び図2に示すように、ボディ10において開口部12の縁部13には、ウェザーストリップ14が全周にわたって取り付けられている。
バックドア11は、開口部12の上方に設けられ、車幅方向Yに沿って延びる回動軸(図示略)を中心に回動可能に支持されている、所謂ハッチバックドアである。
<ランプ20>
図2及び図8に示すように、ランプ20は、複数の光源ユニット(図示略)を収容するとともに後方に向けて開口するハウジング22と、ハウジング22に対して後方から取り付けられる透光性のカバー23とを有している。ハウジング22は、開口部12の縁部13と車幅方向Yに間隔Sをおいて設けられている。
図8に示すように、ハウジング22は、前後方向Xに延びるとともに車幅方向Yにおいて開口部12側を向く側面22aを有している。側面22aは、全閉状態のバックドア11と車幅方向Yにおいて対向する。また、側面22aは、バックドア11が全開状態のときに、外方から視認可能な状態となることから意匠面を構成する。すなわち、側面22aは、本発明に係る第1外装部品の意匠面に相当する。
図2に示すように、ハウジング22は、側面22aの前端から車幅方向Yの内側に向かって延びる固定部24を有している。
図1に示すように、固定部24には、複数の締結孔25が設けられている。本実施形態では2つの締結孔25が上下に互いに間隔をおいて設けられている。
ねじ90を締結孔25に挿通するとともにボディ10のナット(図示略)に螺入することにより、ランプ20はボディ10に固定されている。
なお、ランプ20は、例えば、テールランプ、ブレーキランプ、及びターンシグナルランプ等が組み合わされたものである。
図4に示すように、ハウジング22の下面21には、リテーナ40を取り付けるための係合凹部26が設けられている。図示は省略するが、2つの係合凹部26が、車幅方向Yに互いに間隔をおいて設けられている。係合凹部26は、前方に向かって開口している。
<バンパカバー30>
図1に示すように、バンパカバー30は、本体部31を有している。
本体部31は、車幅方向Yに沿って延在するとともに図示しないバンパリンフォースを覆う第1部分31Aと、同部分31Aの車幅方向Yの両側から上方及び前方に延びるとともにタイヤハウスに連なる第2部分31Bとを有している。第2部分31Bの上端部は、ランプ20に対して下方に隣り合って設けられている。以下、第2部分31Bの上端部を本体部31として説明する。
図2及び図3に示すように、バンパカバー30は、本体部31から前方に延びるとともに開口部12の縁部13とハウジング22の側面22aとの間に配置される延在部34を有している。
図3及び図6に示すように、延在部34は、前後方向Xに沿って延在する被案内部35と、被案内部35の前端35aから車幅方向Yの内側に向けて屈曲され、ボディ10に固定される固定部36とを有している。
図1及び図2に示すように、固定部36は、開口部12の縁部13とハウジング22の側面22aとの間に配置されている。固定部36には、複数の締結孔37が設けられている。本実施形態では2つの締結孔37が上下に互いに間隔をおいて設けられている。また、上側の締結孔37が、開口部12の縁部13とハウジング22の側面22aとの間に配置されている。
ねじ90を締結孔37に挿通するとともにボディ10のナット(図示略)に螺入することにより、バンパカバー30はボディ10に固定されている。
図3に示すように、本体部31は、ランプ20のハウジング22の下面に対向する対向壁31aを有している。対向壁31aは、前方に向かって開口する凹部32を有している。凹部32は、延在部34に対して車幅方向Yの外側に隣り合って設けられている。
対向壁31aには、上方に向かって突出する係止突部33が設けられている。なお、係止突部33は、凹部32よりも車幅方向Yの外側に設けられている。
<リテーナ40>
図3及び図6に示すように、リテーナ40は、ランプ20のハウジング22の下面21に沿って延在するベース部40Aと、ベース部40Aから上方に向かって突出する2つの第1突出部40Bと、ベース部40Aから前方に向かって突出する2つの第2突出部40Cとを有している。2つの第1突出部40Bは、車幅方向Yに互いに間隔をおいて設けられている。2つの第2突出部40Cは、車幅方向Yに互いに間隔をおいて設けられている。
図3及び図5に示すように、第1突出部40Bには、上方に向かって突出する係合部41が設けられている。
図4に示すように、係合部41は、後方に向かって延びる係合突部41aを有している。係合突部41aが係合凹部26に挿入されることにより、リテーナ40がハウジング22の下面21に取り付けられている。
図3及び図5に示すように、第2突出部40Cには、前方に向かって延びる固定ピン42が組み付けられている。固定ピン42がボディ10の孔(図示略)に嵌入されることにより、リテーナ40がボディ10に対して組み付けられている。
図3及び図5に示すように、ベース部40Aの上面には、係止部43が突設されている。係止部43は、ベース部40Aの上面から突出するとともに屈曲して後方に向かって延びている。係止部43の屈曲部分には、係止孔43aが設けられている。ベース部40Aと係止部43とによってバンパカバー30の対向壁31aが挟まれた状態において、バンパカバー30の係止突部33が係止孔43aに係止される。
図3に示すように、ベース部40Aの上面には、平面視U字状の突部44が突設されている。突部44は、2つの第1突出部40Bのうち車幅方向Y内側の第1突出部40Bの後面から後方に向かって突出している。
図5及び図6に示すように、突部44は、バンパカバー30の凹部32と嵌合している。これにより、リテーナ40とバンパカバー30との車幅方向Yにおける相対変位が規制されている。
図3及び図6に示すように、リテーナ40は、前後方向Xに延びるとともに、バンパカバー30をボディ10に取り付ける際に、延在部34の被案内部35を取付位置まで案内する案内部45を有している。案内部45は、ベース部40Aの上面から突出するとともに、前側ほど車幅方向Yの内側に位置するように前後方向Xに対して僅かに傾斜して延びている。
図3に示すように、案内部45の後端45aには、突部44の車幅方向Yの内側の側面44aから突出する連結部46が連結されている。
図7及び図8に示すように、車幅方向Yにおける被案内部35と案内部45との間隔S1は、車幅方向Yにおける固定部36とハウジング22の側面22aとの間隔S2よりも小さい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ボディ10へのランプ20及びバンパカバー30の組み付けに際しては、まず、ランプ20のハウジング22の下面21に対してリテーナ40を取り付ける。
続いて、2つの固定ピン42をボディ10の孔に貫入することでリテーナ40及びランプ20をボディ10に組み付ける。
続いて、ランプ20の固定部24をボディ10に取り付ける。
ランプ20をボディ10に取り付けた後、図7に示すように、バンパカバー30をボディ10に取り付ける際に、ランプ20に取り付けられたリテーナ40の案内部45に沿って、バンパカバー30の延在部34を前進させる。これにより、延在部34が取り付け位置Aまで案内される。
ここで、図7及び図8に示すように、車幅方向Yにおける延在部34と案内部45との間隔S1が、車幅方向Yにおける延在部34と側面22aとの間隔S2よりも小さい。このため、延在部34が、ハウジング22の側面22aに接触する前に案内部45に接触するようになる。これにより、延在部34がハウジング22の側面22aに接触することが抑制される。
なお、固定部24,36は、図示しないガーニッシュにより後方から覆われる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)第1外装部品としてのランプ20は、開口部12の縁部13と車幅方向Yに間隔Sをおいて設けられている。第2外装部品としてのバンパカバー30は、第1外装部品としてのランプ20に対して上下方向Zに隣り合って設けられる本体部31と、縁部13と側面22aとの間に配置される延在部34とを有している。リテーナ40は、前後方向Xに延びるとともに、第2外装部品としてのバンパカバー30をボディ10に取り付ける際に、延在部34を取り付け位置Aまで案内する案内部45を有している。車幅方向Yにおける延在部34と案内部45との間隔S1は、車幅方向Yにおける延在部34と側面22aとの間隔S2よりも小さい。
こうした構成によれば、上述した作用を奏する。
したがって、外装部品同士の間隔を小さくしながらも、取り付けに際して第2外装部品としてのバンパカバー30の延在部34が側面22aに接触することを抑制できる。
(2)延在部34は、前後方向Xに延在するとともに案内部45により案内される被案内部35と、被案内部35の前端35aから車幅方向Yの内側に向けて屈曲され、ボディ10に固定される固定部36とを有している。固定部36が、縁部13と側面22aとの間に配置されている。車幅方向Yにおける被案内部35と案内部45との間隔S1は、車幅方向Yにおける固定部36と側面22aとの間隔S2よりも小さい。
こうした構成によれば、延在部34の固定部36が第1外装部品としてのランプ20の側面22aに接触する前に被案内部35が案内部45に接触するようになる。これにより、延在部34の固定部36が第1外装部品としてのランプ20の側面22aに接触することが抑制される。
(3)リテーナ40は、後方に向かって突出する突部44と、突部44の車幅方向Yの内側の側面44aから突出するとともに案内部45に連結される連結部46とを有している。本体部31は、前方に向かって開口する凹部32を有している。突部44と凹部32とが嵌合することにより、リテーナ40と第2外装部品としてのバンパカバー30との車幅方向Yにおける相対変位が規制されている。
リテーナ40には、第2外装部品としてのバンパカバー30の凹部32に嵌合することにより、リテーナ40、すなわち第1外装部品としてのランプ20と第2外装部品としてのバンパカバー30との車幅方向Yにおける相対変位を規制する突部44が設けられているものがある。
上記構成によれば、リテーナ40の突部44の車幅方向Yの内側の側面44aから突出する連結部46が、案内部45に連結されている。このため、案内部45の剛性が高められる。これにより、第2外装部品としてのバンパカバー30をボディ10に組み付ける際、延在部34が案内部45に接触することで案内部45が変形することを抑制できる。したがって、案内部45によって延在部34を安定して案内することができる。また、リテーナ40に設けられている既存の突部44を利用して案内部45の剛性を高めることができるため、リテーナ40の構成が複雑になることを抑制できる。
(4)第1外装部品は、ランプ20であり、第2外装部品は、ランプ20の下方に隣り合って設けられるバンパカバー30である。
こうした構成によれば、ランプ20とバンパカバー30との間隔Sを小さくしながらも、取り付けに際してバンパカバー30の延在部34がランプ20の側面22aに接触することを抑制できる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・リテーナ40の突部44を省略することもできる。この場合、バンパカバー30の凹部32を省略すればよい。また、この場合においては、案内部45を例えばベース部40Aのみに連結して設けるようにしてもよい。
・固定部24,36の形状は、本実施形態で例示したものに限定されず、車両への搭載条件に合わせて適宜変更することができる。この場合、締結孔25,37の数及び配置も本実施形態で例示したものに限定されず、固定部24,36の形状に合わせて適宜変更することができる。
・第1外装部品及び第2外装部品の組み合わせは、ランプ20及びバンパカバー30に限定されず、ランプ20及びアウタガーニッシュや、アウタガーニッシュ及びバンパカバー30といった組み合わせとして具体化することもできる。要するに、第1外装部品及び第2外装部品は、ボディ10においてバックドア11により開閉される開口部12を囲む部分に対して上下方向Zに隣り合う態様で順に取り付けられるものであればよい。
・本発明に係るバックドアは、ハッチバックドアに限定されず、例えば、横開きのバックドア、上下開きのバックドア、または左右開きのバックドアにすることもできる。
A…取り付け位置
X…前後方向
Y…車幅方向
Z…上下方向
T,S,S1,S2…間隔
10,110…ボディ
11…バックドア
12,112…開口部
13,113…縁部
14…ウェザーストリップ
20,120…ランプ
21…下面
22…ハウジング
22a…側面
23…カバー
24…固定部
25…締結孔
26…係合凹部
30,130…バンパカバー
31…本体部
31A…第1部分
31B…第2部分
31a…対向壁
32…凹部
33…係止突部
34…延在部
35…被案内部
35a…前端
36,136…固定部
37…締結孔
40,140…リテーナ
40A…ベース部
40B…第1突出部
40C…第2突出部
41…係合部
41a…係合突部
42…固定ピン
43…係止部
43a…係止孔
44…突部
44a…側面
45…案内部
45a…後端
46…連結部
90…ねじ

Claims (4)

  1. 車両のボディにおいてバックドアにより開閉される開口部を囲む部分に対して、第1外装部品と、前記第1外装部品に対して上下方向に隣り合う第2外装部品と、を順に取り付ける車両用外装部品の取付構造であって、
    前記車両の前後方向を前後方向とするとき、
    前記第1外装部品のうち前記第2外装部品に対向する面に取り付けられるとともに前記第2外装部品を保持するリテーナを備え、
    前記第1外装部品は、前記開口部の縁部と車幅方向に間隔をおいて設けられ、全閉状態の前記バックドアと車幅方向において対向する意匠面を有しており、
    前記第2外装部品は、前記第1外装部品に対して上下方向に隣り合って設けられる本体部と、前記本体部から前方に延びるとともに前記縁部と前記意匠面との間に配置される延在部と、を有しており、
    前記リテーナは、前後方向に延びるとともに、前記第2外装部品を前記ボディに取り付ける際に、前記延在部を取り付け位置まで案内する案内部を有しており、
    車幅方向における前記延在部と前記案内部との間隔は、車幅方向における前記延在部と前記意匠面との間隔よりも小さい、
    車両用外装部品の取付構造。
  2. 前記延在部は、前後方向に延在するとともに前記案内部により案内される被案内部と、前記被案内部の前端から車幅方向の内側に向けて屈曲され、前記ボディに固定される固定部と、を有しており、
    前記固定部が、前記縁部と前記意匠面との間に配置されており、
    車幅方向における前記被案内部と前記案内部との間隔は、車幅方向における前記固定部と前記意匠面との間隔よりも小さい、
    請求項1に記載の車両用外装部品の取付構造。
  3. 前記リテーナは、後方に向かって突出する突部と、前記突部の車幅方向の内側の側面から突出するとともに前記案内部に連結される連結部と、を有しており、
    前記本体部は、前方に向かって開口する凹部を有しており、
    前記突部と前記凹部とが嵌合することにより、前記リテーナと前記第2外装部品との車幅方向における相対変位が規制されている、
    請求項1または請求項2に記載の車両用外装部品の取付構造。
  4. 前記第1外装部品は、ランプであり、
    前記第2外装部品は、前記ランプの下方に隣り合って設けられるバンパカバーである、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の車両用外装部品の取付構造。
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