JP2022094010A - 循環装置および洗浄装置 - Google Patents

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Figure 2022094010000001
【課題】洗浄装置の小型化および簡素化を図ることのできる循環装置を提供する。
【解決手段】洗浄槽20内の洗浄液をポンプPを用いて循環させる循環装置であって、洗浄槽20内に設けられる槽30と、槽30内に設けられるノズル100とを備え、槽30は、オーバーフロー部80および供給部90を有し、ノズル100は、駆動流体口と、吸入流体口と、吐出口とを有し、槽30のオーバーフロー部80は、洗浄槽20内の洗浄液がオーバーフローする水位200aに設けられ、槽30の供給部90は、水位200bよりも低い位置で、かつ前記ノズル100の吐出口と対向する位置に設けられ、ノズル100の駆動流体口は、ポンプPと接続され、ノズル100の吸入流体口は、槽30内の洗浄液に浸漬されていることを特徴とする循環装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、循環装置およびこれを備える洗浄装置に関する。
特開2005-341926号公報(以下、特許文献1という。)には、食品洗浄装置が記載されている。この食品洗浄装置は、洗浄水を収容する洗浄室が内部に形成されると共に、洗浄室の上縁からオーバーフローさせた洗浄水を回収する回収部が形成された洗浄水槽と、回収部に回収管を介して接続された濾過水槽とを備えている。
特開2005-341926号公報(請求項1、図1)
特許文献1に記載のような洗浄装置は、被洗浄物を洗浄する洗浄槽の他に、この外部に濾過水槽を設ける必要がある。更に、洗浄槽は、洗浄室の他に、ここからオーバーフローさせた洗浄水を回収する回収部を設ける必要がある。このため、洗浄装置全体として大型化してしまう。また、回収部と濾過水槽との間にも回収管を設ける必要がある。このため、洗浄装置の構成が複雑化してしまう。
本発明の一目的は、洗浄装置の小型化および簡素化を図ることのできる循環装置を提供することにある。
(解決項1)
洗浄槽内の洗浄液をポンプを用いて循環させる循環装置であって、
前記洗浄槽内に設けられる槽と、
前記槽内に設けられるノズルと、
を備え、
前記槽は、オーバーフロー部および供給部を有し、
前記ノズルは、駆動流体口と、吸入流体口と、吐出口とを有し、
前記槽のオーバーフロー部は、前記洗浄槽内の洗浄液がオーバーフローする水位に設けられ、
前記槽の供給部は、前記水位よりも低い位置で、かつ前記ノズルの吐出口と対向する位置に設けられ、
前記ノズルの駆動流体口は、前記ポンプと接続され、
前記ノズルの吸入流体口は、前記槽内の洗浄液に浸漬されている、
ことを特徴とする循環装置。
(解決項2)
前記槽は、前記洗浄槽の縁に取付可能とする取付部を有し、
前記槽は、前記洗浄槽よりオーバーフローする洗浄液をろ過するろ過装置を備えている、
解決項1記載の循環装置。
(解決項3)
前記ノズルは、前記駆動流体口から流入する洗浄液と、前記吸入流体口からノズル周辺の洗浄液を取り込み、これら洗浄液を混合して前記吐出口から噴出する、
解決項1または2記載の循環装置。
(解決項4)
前記ノズルは、気体を取り込むダクト部を有し、ノズルが噴出する洗浄液に気体を混合させる、
解決項1~3のいずれか一項に記載の循環装置。
(解決項5)
前記槽のオーバーフロー部は開口率を調節し、
前記槽の供給部の形状は、前記ノズルの吐出口と同じもしくは相似し、
前記槽の供給部と前記ノズルの吐出口は近接している、
解決項1~4のいずれか一項に記載の循環装置。
(解決項6)
解決項1~5のいずれか一項に記載の循環装置と、
前記洗浄槽と、
前記ポンプと、を備える、
ことを特徴とした洗浄装置。
本発明の一解決手段によれば、洗浄装置の小型化および簡素化を図ることができる。
本発明の一実施形態による洗浄装置の模式的な側面図である。 槽の模式的な斜視図である。 図1に示すノズルの模式図である。 図1に示すノズルの断面図である。 本発明の他の実施形態による洗浄装置の模式的な側面図である。 図5に示すノズルの模式図である。 図5に示すノズルの断面図である。 本発明の他の実施形態による洗浄装置の模式的な側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。また、図中の矢印は流体の流れを表している。
図1は本発明の一実施形態による循環装置およびこれを備える洗浄装置10の模式的な側面図である。
洗浄装置10は農業や漁業が生産する生産物や資材等を洗浄槽20内に浸漬して洗浄する洗浄装置である。
洗浄装置10には、簡易的に取り付け可能な槽30(室)とポンプPが備えられている。
ポンプPは、洗浄槽20の下部に接続した取水管40へ洗浄槽20に貯留された洗浄液を取水し、供給管50へ送り込んでいる。供給管50は、洗浄槽20の壁を通過し、槽30内に備えられたノズル100と接続され、ノズル100へ洗浄液を供給している。これにより、ノズル100は洗浄液を洗浄槽20へ噴出することができる。
また、洗浄槽20内の洗浄液は、ノズル100から噴出する洗浄液によりオーバーフローし、槽30へと流入する。その後洗浄液は、槽30内に備えられた、ろ過装置60によりろ過され、ノズル100の開口している吸入流体口130(図3)により流入し、ノズル100から再び洗浄槽20へと噴出される。
図2は槽30の模式的な斜視図である。
槽30は、洗浄槽20の縁の内側に引っ掛けたり、ボルト等で取り付けたりと、簡易的に取り付けられる取付部70を備えている。
また、取付部70を備えた槽30は、簡易的に取り付けられるため、市販されている、例えば、農業・業業用の樹脂性の洗浄槽20にも取り付け可能である。
槽30は直方体の形状をしており、取付部70が接続した側面は、洗浄槽20の側面に沿うよう(同じ形状になるよう)に形成されている。
また、槽30はオーバーフロー液を回収するオーバーフロー部80と、槽30内に備えたノズル100から噴出する洗浄液を洗浄槽20へと流出する供給部90を備えている
槽30は、ろ過装置60を備え、洗浄槽20内から流出するオーバーフロー液を回収している。
オーバーフロー液には洗浄槽20内で洗浄する被洗浄物に付着した葉や木屑、虫などの異物が混入しているため、この異物をろ過装置60により除去している。
ろ過装置60は、網目状またはパンチング状でもよく、洗浄槽20内で洗浄する被洗浄物に付着した異物の大きさや形状に合わせて設けられる。
槽30のオーバーフロー部80は、洗浄槽20から流出するオーバーフロー液を回収するよう、ろ過装置60より上部に且つ、孔の形状をし、複数備えている。また、槽30へオーバーフロー液と一緒に被洗浄物が流入することを防いでいる。
オーバーフロー部の孔の数は、ろ過装置60より上部の面(面積)に対して、開口する面積の割合により調整されており(以下、開口率という)洗浄槽20と槽30に水位差が生じるよう開口率を調節し、孔の数と孔の大きさ(直径)を調整している。
また、本実施形態では孔にしているが、洗浄槽20と槽30に水位が生まれるように開口率を調節すれば槽30の上部を切り欠くような形状や、孔の大きさ、形、数量を変更してもよい。
また、本実施形態では、オーバーフロー部80の位置は取付部70と対向する槽30の側面としているが、ろ過装置60より上部かつ、調節した開口率ならば、槽30の側面のいずれでもよい。
また、槽30の供給部90は、槽30に備えたノズル100の吐出口160と対向した位置に設け、かつ、槽30に貯留された洗浄液に浸漬する位置に設けられている。また、供給部90は、ノズル100から噴出する洗浄水を洗浄槽20へ吐出する機能を有している。
さらに、供給部90の形状は、ノズル100の吐出口160の形状と同じ、もしくは相似しており、ノズル100から洗浄液が吐出される場合に、洗浄槽20内の洗浄液が槽30へ流入(逆流)することを防いでいる。
また、ノズル100の吐出口160と供給部90の距離は近接し、かつ、ノズル100が振動しても供給部90へ接触しないよう所定の距離を保つことで、ノズル100の吐出口160から噴出する洗浄液を洗浄槽20へ吐出している。
また、ノズル100と供給部90に所定の距離を保っていても、ポンプP稼働時は、ノズル100からの洗浄液の噴出により、洗浄槽20に貯留されている洗浄液は、供給部90へ流入(逆流)する影響は少ない。
つまり、ノズル100と供給部90は接続体(パッキンなど)で接続していないため、接続する手間を省き、さらに、所定の距離を保つことで、部材同士が接触し損傷することを防いでいる。
図3は、図1に示すノズル100の模式図であり、図4は、図1に示すノズル100の断面図である。
ノズル100は、槽30内に貯留した洗浄液に浸漬し、供給管50と接続され、ポンプPから供給される洗浄液を槽20へ吐出している。
また、ノズル100は、駆動流体口110と吐出口160とを備えたエダクタ-ノズルであり、駆動流体口110から、吐出口160の中途において収束部150により収束している。
ノズル100の駆動流体口110は、収束部150と離れて設けられているが、ブリッジ140により接続されている。
そのブリッジ140により空間(吸入流体口130)が設けられ、槽30内に流入するオーバーフロー液(洗浄液)を取り込むことができる。
また、ノズル100は、吸入流体口130において、ノズル周辺の洗浄液(オーバーフロー液)を取り込んだ後、吐出口160へ吐出する中途において、収束部150によりノズル100管内は収束されている。
ポンプPより供給される洗浄水は、駆動液として駆動流体口110に取り込まれ、流動発生部120へ流入している。その後、吐出口160より吐出し、供給部90を通過し、洗浄槽30へと噴出する。
ノズル100の駆動流体口110は流動発生部120に向かって円錐状に窄まる形状をしている。流動発生部120に向かって流れる洗浄液は、流体の流れを絞ることによって起こるベンチュリ効果が生じ、流速が増加する。すると、その周りの圧力は低くなり、開口している吸入流体口130周辺の洗浄液が流入する。そして、吸入流体口130から流入した洗浄液は、流動発生部120から流出している洗浄液と混合される。また、混合された洗浄液は、ノズル100の収束部150により再び流速が上がり、吐出口160より噴出される。そのため、ポンプPの吐出能力以上の洗浄水を供給、吐出することができる。
洗浄装置10は、ポンプPの稼働前において、ノズル100と供給部90に所定距離があり、また、供給部90は開口しているため、洗浄装置内に貯留されている洗浄液は洗浄槽20と槽30において水位は等しい。
ポンプPが稼働し始めると、ポンプPから供給する洗浄液が駆動液となり、ノズル100により洗浄液の吐出が始まる。
槽30内の洗浄液が吸入流体口130からノズル100に吸い込まれ、吐出口160から洗浄槽20に洗浄液が吐出され、洗浄槽20の水位が徐々に上がる。
すると、オーバーフロー部80は、槽30のろ過装置60より上部に開口し、また、開口率によって孔が調節されているため、オーバーフロー部80により槽30へ流入するオーバーフロー液は制限され、オーバーフロー液より洗浄槽20へ噴出する洗浄液の方が多いため、洗浄槽20の水位は上がる。また、槽30内の洗浄液は、ノズル100が吸入流体口130により洗浄液を取り込むため、槽30内の水位は下がる。そのため、洗浄槽20(の水位200a)と槽30(の水位200b)に水位差が生まれる。
その後、洗浄槽20の水位が上がることで、洗浄槽20に貯留された洗浄液は、槽30側面に備えられたオーバーフロー部80に接する量が増える。そのため、オーバーフロー部80によりオーバーフロー液量は増えるため、ポンプPの吐出量とオーバーフロー液量は同じとなり、洗浄槽20(の水位200a)と槽30(の水位200b)は水位差を保ち続ける。
つまり、槽30内のノズル100は、洗浄液に絶えず浸漬しながら、洗浄装置10内の洗浄液を循環させることができる。
本発明の構成により、ノズル100により洗浄槽20に旋回流を発生し、洗浄槽20内の洗浄液を槽30にオーバーフローすることができる。そして、オーバーフロー液(洗浄液)は、槽30に回収され、ろ過装置60によりオーバーフロー液に混入する葉や木屑や虫などの被洗浄物に付着した異物を取り除かれてろ過され、再びノズル100の吸入流体口130へと流入する。
このことにより、本発明の構成によって、洗浄槽の構造やサイズに左右されず、ポンプの吐出能力以上の旋回流を発生することで、洗浄装置の小型化および簡素化を図ることができる。また、槽30は、簡易的に取付可能な取付部70により、種々の槽に対応でき、また、槽の洗浄やメンテナンスも容易にできる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
図5は本発明の他の実施形態による洗浄装置10Aの模式的な側面図である。
槽30は、洗浄槽20の縁に簡易的に取付られる取付部70を有している。
また、図1では、ポンプPは洗浄槽20外に設置しているが、本発明の他の実施形態による模式的な側面図では、洗浄槽20内に設置している。
また、図6は図5に示すノズル100Aの模式図であり、また、図7は、図5に示すノズル100Aの断面図である。
本実施形態のノズル100Aは、駆動液を取り込む駆動流体口110と、収束部150とダクト部170と、取り込んだ洗浄液を吐出する吐出口160とを備えたエダクタ-ノズルである。
ノズル100の駆動流体口110は、収束部150と離れて設けられているが、ブリッジ140により接続されている。
そのブリッジ140により空間(吸入流体口130)が設けられ、槽30内に流入するオーバーフロー液(洗浄液)を取り込むことができる。
また、ノズル100は、吸入流体口130において、ノズル周辺の洗浄液(オーバーフロー液)を取り込んだ後、吐出口160へ吐出する中途において、収束部150によりノズル100管内は収束されている。
ポンプPより取水された洗浄液は、供給管50と連結された駆動流体口110へと流入する。駆動流体口110は、流動発生部120へ向かうに従い、円錐状に窄む形状をしている。そのため、ベンチュリ効果により洗浄液の流速は上がる。すると、流動発生部120内の圧力は下がるため、ノズル100A周辺の洗浄液は吸入流体口130より取り込まれる。
また、ノズル100Aは、収束部150により収束部内部は狭まり、また、収束部150は上面に連通するダクト部170を有している。ダクト部170の一端は収束部150へ連通し、他偏は、槽30の液面上まで延伸している。
そのため、流動発生部120から収束部150へ洗浄液が流入すると、ダクト部170より収束部150へ気体が取り込まれ、ノズル100内を流通している洗浄液と混合し、気泡を含んだ洗浄液を洗浄槽20へ噴出することができる。
洗浄槽20内のポンプPより取り込まれた洗浄液は、供給管50から連結されたノズル100Aへと流入する。
ノズル100Aの駆動流体口110に洗浄液が流入すると、流動発生部120へ向かって洗浄液が流れる。すると、流動発生部120からの噴出により洗浄液の流速が増加し、その周辺が減圧される。このとき、流動発生部120から噴出された周辺の圧力は、吸入流体口130外周辺の圧力よりも低いので、その周辺の洗浄液は吸入流体口130に引き込まれやすくなる。これにより、ノズル100A周辺の洗浄液と駆動流体口110から流入する洗浄液が混ぜ合わさり、収束部150の内部に流入する。
また、ノズル100Aにおいて、管内が狭くなる収束部150に洗浄液が流れると、その周りの圧力は減圧する。このとき、収束部150内の圧力がダクト部170の上面側の圧力(大気圧)より低いので、ダクト部170を通って空気が収束部150に引き込まれる。これにより、ダクト部170から収束部150の内部へ空気を供給することができる。このとき、キャビテーションが発生しやすくなり、液体と気体が混ざり合い、気泡を含む洗浄液が生成される。
被洗浄物に葉や木屑や虫などの異物が付着していても、キャビテーション現象により微少な気泡を含む洗浄液がノズル100から噴出されることで被洗浄物の表面汚れを洗浄することができる。仮に被洗浄物に泥が付着していても、噴出の勢いで気泡が衝突して分裂し、泥汚れなども洗浄することができる。さらに、噴出した洗浄液は気泡から成るものなので被洗浄物に傷などを付けることなく、優しく洗浄することができる。
図8は本発明の他の実施形態による洗浄装置10Bの模式的な側面図である。
本発明の他の実施形態は、ポンプPが洗浄槽20の外に設置している。
また、本発明の一実施形態では、供給管50は、洗浄槽20を貫通し、槽30内のノズル100と接続する構成をしているが、図8の供給管50は、洗浄槽20の側壁を沿うように延伸し、槽30内のノズル100と接続している。
これにより、洗浄槽20と槽30に開口する手間を省くことができる。
また、市販されている農業・業業用の樹脂性の洗浄槽では一般的に槽の側壁下部に水抜き栓が構成されているため、その水抜き栓の開口部を取水管40へと利用することができる。
すなわち、本発明の他の実施形態の構成により、市販の洗浄槽に開口など手間をかけず、より簡単に洗浄装置を構成することができ、洗浄装置の小型化や簡素化を図ることができる。
以上のように、本発明の構成を実施形態に基づき説明してきた。
本発明の構成により、オーバーフロー液に被洗浄物に付着した異物が混入しても、ろ過装置60によりろ過されるが、泥や砂などの微粒子の異物がろ過装置60をすり抜けたとしても、ノズル100の吸入流体口130は広く開口しており、また、収束口150の噴出によりノズル100の詰まりを防止することができる。
また、本発明の構成により、洗浄槽20に旋回流を生み出すことができ、それにより、被洗浄物自体を回転(自転)させながら洗浄することができ、噴出する洗浄液を満遍なく当てることができる。
また、本発明の洗浄槽の構成は、直方体として説明したが、本発明の構成を利用すれば、槽の取付部は簡易に取付可能であることから、この形状にこだわることなく、例えば円柱形のもの等でもよい。
本発明の実施形態では、ポンプPが洗浄槽の外、他の実施形態ではポンプが洗浄槽の中に設置する構成で説明したが、この構成にこだわっておらず、ポンプPからの洗浄液をノズル100、100Aの駆動流体口110へ駆動液として流入すれば、ポンプPの設置構成は洗浄槽の内外にこだわらない。
また、槽30内のノズル100、100Aを複数使用する、または、槽30を複数台設置すれば、さらに大きな洗浄槽にも対応でき、且つ、複雑な水流を作ることも可能である。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能としている。
10、10A、10B 洗浄装置、20 洗浄槽、30 槽、50 供給管、
60 ろ過装置、70 取付部、80 オーバーフロー部、90 供給部
100、100A ノズル、110 駆動流体口、120 流動発生部
130 吸入流体口、140 ブリッジ、150 収束部、160 吐出口
170 ダクト部、200a、200b 水位、P ポンプ

Claims (6)

  1. 洗浄槽内の洗浄液をポンプを用いて循環させる循環装置であって、
    前記洗浄槽内に設けられる槽と、
    前記槽内に設けられるノズルと、
    を備え、
    前記槽は、オーバーフロー部および供給部を有し、
    前記ノズルは、駆動流体口と、吸入流体口と、吐出口とを有し、
    前記槽のオーバーフロー部は、前記洗浄槽内の洗浄液がオーバーフローする水位に設けられ、
    前記槽の供給部は、前記水位よりも低い位置で、かつ前記ノズルの吐出口と対向する位置に設けられ、
    前記ノズルの駆動流体口は、前記ポンプと接続され、
    前記ノズルの吸入流体口は、前記槽内の洗浄液に浸漬されている、
    ことを特徴とする循環装置。
  2. 前記槽は、前記洗浄槽の縁に取付可能とする取付部を有し、
    前記槽は、前記洗浄槽よりオーバーフローする洗浄液をろ過するろ過装置を備えている、
    請求項1記載の循環装置。
  3. 前記ノズルは、前記駆動流体口から流入する洗浄液と、前記吸入流体口からノズル周辺の洗浄液を取り込み、これら洗浄液を混合して前記吐出口から噴出する、
    請求項1または2記載の循環装置。
  4. 前記ノズルは、気体を取り込むダクト部を有し、ノズルが噴出する洗浄液に気体を混合させる、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の循環装置。
  5. 前記槽のオーバーフロー部は開口率を調節し、
    前記槽の供給部の形状は、前記ノズルの吐出口と同じもしくは相似し、
    前記槽の供給部と前記ノズルの吐出口は近接している、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の循環装置。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の循環装置と、
    前記洗浄槽と、
    前記ポンプと、を備える、
    ことを特徴とした洗浄装置。
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