JP2022091298A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤの芯線の端末と端子電極との接合不良が生じにくく、また、芯線の断線が生じにくくされた、コイル部品を提供する。【解決手段】ワイヤ21は、銅または銅合金からなる芯線29およびその周面を覆う樹脂からなる絶縁被膜を含む。端子電極17は、鍔部の底面を覆うように設けられる、ニッケルまたはニッケル合金からなるニッケル含有層33と、その上に位置する錫または錫合金からなる錫含有層34と、を有する。ワイヤ21の芯線29の端末21aは、ニッケル含有層33に接触する接触面37と、ニッケル含有層33から立ち上がる方向に延びる1対の側面38,39と、接触面37に対向する頂面40と、を有する。端末21aの側面38,39は、少なくとも頂面40側において、錫含有層34に接触しない領域35を有するようにされる。当該領域35では、錫含有層34へ芯線29の銅が拡散せず、芯線29を細りにくくすることができる。【選択図】図5

Description

この発明は、巻芯部にワイヤを巻回した構造の巻線型のコイル部品に関するもので、特に、ワイヤと端子電極との接続構造に関するものである。
この発明にとって興味ある技術として、たとえば特開平10-312922号公報(特許文献1)に記載されたものがある。特許文献1には、ワイヤと端子電極とが熱圧着によって接続された構造を有するコイル部品が記載されている。図図9は、特許文献1から引用したもので、特許文献1における図1(C)に相当する。図9には、コア1に備える一方の鍔部2の一部が断面で示されている。
図9に示すように、鍔部2の実装面側に向く底面3には、端子電極4が設けられる。端子電極4は、たとえば、銀または銀合金などからなる良導電材層5と、その上のニッケルなどからなる耐はんだ材層6と、その上の錫または錫合金などからなる親はんだ材層7とを含む。ワイヤは、図示されないが、銅または銅合金からなる芯線およびその周面を覆う樹脂からなる絶縁被膜をもって構成される。図9では、巻芯部(図示されない。)のまわりに巻回されたワイヤの芯線の端末8が熱圧着によって端子電極4に接続されている。
上述の熱圧着工程では、ワイヤの芯線の端末8が端子電極4上に配置され、その状態で、ヒーターチップ(図示されない。)によって芯線の端末8が端子電極4に向かって押し込まれる。その結果、芯線の端末8は、その断面が扁平状となるように潰されるとともに、親はんだ材層7の表面と略同一面をなす位置にまで埋め込まれる。このようにして、芯線の端末8と端子電極4との間で、所望の接合状態が得られる。
特開平10-312922号公報
コアの小型化、ワイヤ線径の多様化(太線化、細線化)、ワイヤの絶縁被膜の高耐熱化、などが進み、また、信頼性試験の高負荷化など、要求仕様の変化に伴い、上述した特許文献1に記載のような熱圧着によって、芯線の端末8と端子電極4とが接続されたとしても、所望の接続状態が得られない場合があることがわかってきた。たとえば、芯線の端末8と端子電極4との接合不良を招いたり、芯線が端子電極4近傍で断線したりすることがあった。
なお、コイル部品は、通常、少なくとも2つの端子電極を備え、これら端子電極の各々にワイヤの端末が接続されている。したがって、上述した課題は、すべての端子電極とワイヤの端末との接続について解決されるのが理想的であるが、たとえ1つの端子電極とワイヤの一方の端末との接続にだけ解決されているにすぎない場合であっても、課題の解決が全く図られていない場合に比べれば、課題解決に向かう改善が施されていると見るべきである。
そこで、この発明の目的は、ワイヤの芯線の端末と端子電極との接合不良が生じにくく、また、芯線の断線が生じにくくされた、コイル部品を提供しようとすることである。
この発明は、
軸線方向に延びる巻芯部と、巻芯部の軸線方向での互いに逆の第1端、第2端にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部と、を含む、コアと、
第1鍔部に設けられる、第1端子電極と、
第2鍔部に設けられる、第2端子電極と、
巻芯部のまわりに巻回され、銅または銅合金からなる芯線およびその周面を覆う樹脂からなる絶縁被膜を含む、少なくとも1本のワイヤと、
を備える、コイル部品に向けられる。
ワイヤの芯線は、第1端子電極に電気的に接続された第1端末と、第2端子電極に電気的に接続された第2端末と、を有する。
第1鍔部および第2鍔部は、実装面側に向く底面を有する。
第1端子電極および第2端子電極は、第1鍔部および第2鍔部の各々の底面を覆うように設けられる、ニッケルまたはニッケル合金からなるニッケル含有層と、その上に位置する錫または錫合金からなる錫含有層と、を有する。
第1端末および第2端末は、ニッケル含有層に接触する接触面と、接触面に隣接しかつニッケル含有層から立ち上がる方向に延びる1対の側面と、側面に隣接しかつ接触面に対向する頂面と、を有する。
この発明では、端子電極における錫含有層に含まれる錫とワイヤの芯線に含まれる銅とが合金を作るため、たとえば熱圧着時の高温下でワイヤ側の銅が端子電極の錫含有層へと拡散することによって、ワイヤの芯線が細るとの現象に注目して、前述した課題を解決するため、第1端末および第2端末の少なくとも一方の端末の側面は、少なくとも頂面側において、錫含有層に接触しない領域を有するようにしたことを特徴としている。
この発明によれば、ワイヤの芯線の端末の側面が、少なくとも頂面側において、端子電極における錫含有層に接触しない領域を有するようにされているので、芯線の端末における少なくとも当該錫含有層に接触しない領域では、錫含有層への銅の拡散が生じない。そのため、たとえば熱圧着時またはコイル部品の高温環境下での使用時に付与される熱により、芯線の側面全域にわたって、芯線に含まれる銅が端子電極における錫含有層へと拡散し、芯線が細るといった不都合を生じにくくすることができる。したがって、ワイヤの芯線の端末と端子電極との接合不良および芯線の断線を生じにくくすることができる。
この発明の第1の実施形態によるコイル部品11の底面図である。 図1に示したコイル部品11の右側面図である。 ワイヤ21の断面を拡大して模式的に示す図である。 図1の線S-Sに沿う断面の一部分を拡大して模式的に示す図である。 図4に示した部分のさらに一部分をより拡大して模式的に示す図である。 図4に示した部分を上方から模式的に示す図である。 この発明の第2の実施形態を説明するための図5に対応する図である。 この発明の第3の実施形態を説明するための図5に対応する図である。 特許文献1から引用したもので、特許文献1における図1(C)に相当し、コア1に備える一方の鍔部2の一部を示す。
図1および図2を参照して、コイル部品11は、たとえばコモンモードチョークコイルを構成するもので、軸線方向AXに延びる巻芯部12と、巻芯部12の軸線方向AXでの互いに逆の第1端、第2端にそれぞれ設けられた第1鍔部13、第2鍔部14と、を有する、コア15を備える。コア15は、たとえば、軸線方向AXの寸法が約3.2mm、軸線方向に直交する幅方向(図1における上下方向)の寸法が約2.5mm、高さ方向(図1紙面に直交する方向)の寸法が約1.5mmである。コア15は、たとえばアルミナまたはフェライト等の非導電性材料から構成される。
コイル部品11は、コア15に備える1対の鍔部13および14間を連結する天板16をさらに備える。コア15および天板16がともに磁性体から構成されると、天板16は、コア15と協働して、磁束が周回する閉磁路を構成することができる。
第1鍔部13には、第1端子電極17および第3端子電極19が設けられる。第2鍔部14には、第2端子電極18および第4端子電極20が設けられる。
巻芯部12のまわりには、第1ワイヤ21と第2ワイヤ22とが互いに同じ方向に巻回される。第1ワイヤ21および第2ワイヤ22は、図3に第1ワイヤ21について拡大された断面を示すように、銅または銅合金からなる芯線29およびその周面を覆うイミド変性ポリウレタンなどの樹脂からなる絶縁被膜30を含む。ワイヤ21および23としては、たとえば、芯線29の径が0.030mm、絶縁被膜30の厚みが0.010mmのものが用いられる。
第1ワイヤ21の芯線29は、図1に示すように、第1端子電極17に電気的に接続された第1端末21aと、第2端子電極18に電気的に接続された第2端末21bと、を有する。第2ワイヤ22の芯線29は、第3端子電極19に電気的に接続された第3端末22aと、第4端子電極20に電気的に接続された第4端末22bと、を有する。
第1鍔部13は、実装面側に向く第1底面23を有する。第2鍔部14は、実装面側に向く第2底面24を有する。
第1端子電極17は、第1底面23上に設けられるとともに、第1底面23からこれに隣接する複数の面の各一部にまで延びるように設けられる。第2端子電極18は、第2底面24上に設けられるとともに、第2底面24からこれに隣接する複数の面の各一部にまで延びるように設けられる。第1端子電極17は、第1底面23に沿って延びる第1主面25を有する。第2端子電極18は、第2底面24に沿って延びる第2主面26を有する。
第3端子電極19は、上記第1端子電極17に対して所定の間隔を隔てた状態で、第1底面23上に設けられるとともに、第1底面23からこれに隣接する複数の面の各一部にまで延びるように設けられる。第4端子電極20は、上記第2端子電極18に対して所定の間隔を隔てた状態で、第2底面24上に設けられるとともに、第2底面24からこれに隣接する複数の面の各一部にまで延びるように設けられる。第3端子電極19は、第1底面23に沿って延びる第3主面27を有する。第4端子電極20は、第2底面24に沿って延びる第4主面28を有する。
図4には、第1端子電極17の、第1底面23を覆うように位置する部分の断面構造が拡大されて示されている。なお、断面構造に関しては、第2端子電極18、第3端子電極19および第4端子電極20は、第1端子電極17と実質的に同様である。よって、以下には、第1端子電極17の断面構造について詳細に説明し、第2端子電極18、第3端子電極19および第4端子電極20の各々の断面構造については説明を省略する。
第1端子電極17は、第1鍔部13の第1底面23上に位置する、たとえば銀を導電成分として含む導電性ペーストを焼き付けることによって形成された焼付け電極層31と、その上に湿式めっきにより形成された銅または銅合金からなる銅含有層32と、その上に湿式めっきにより形成されたニッケルまたはニッケル合金からなるニッケル含有層33と、その上に湿式めっきにより形成された錫または錫合金からなる錫含有層34と、を有する。湿式めっきによりそれぞれ形成された、銅含有層32は主に良導電性を与えるものであり、ニッケル含有層33は主に耐はんだ性を与えるものであり、錫含有層34は主に親はんだ性を与えるものである。
なお、銅含有層32だけでなく、焼付け電極層31も良導電性を与えるものである。よって、銅含有層32および焼付け電極層31のいずれか一方が省略されてもよい。また、銅含有層32、ニッケル含有層33および錫含有層34は、湿式めっき以外の方法で形成されてもよい。
図示しないが、第1端子電極17における、第1底面23に隣接する複数の面の各一部に設けられた部分では、たとえば、スパッタリング等の乾式めっきによりそれぞれ形成されたニッケル・クロム層およびその上のニッケル・銅層が下地として設けられ、その上に、前述した銅含有層32、ニッケル含有層33および錫含有層34が第1底面23から延びている。
図4には、第1ワイヤ21の芯線29の第1端末21aが第1端子電極17に接続された状態が示されている。この接続にあたっては、熱圧着が適用される。熱圧着工程では、第1ワイヤ21が第1端子電極17上に配置され、その状態で、ヒーターチップ(図示されない。)によって第1ワイヤ21が第1端子電極17に向かって押し込まれる。その結果、第1ワイヤ21の絶縁被膜30(図3参照)が溶融または分解して、芯線29の第1端末21aの少なくとも一部がむき出しとなる。これと同時に、芯線29の第1端末21aは、その断面が扁平状となるように潰されながらニッケル含有層33に接触する状態となるまで、その少なくとも一部が第1端子電極17内、より具体的には、錫含有層34内に埋め込まれる。このようにして、第1ワイヤ21の第1端末21aと第1端子電極17とが電気的に接続される。
図5には、図4に示した部分のさらに一部がより拡大されて示されている。第1ワイヤ21の芯線29の第1端末21aは、熱圧着により、断面が扁平状となるように潰された結果、ニッケル含有層33に接触する接触面37と、接触面37に隣接しかつニッケル含有層33から立ち上がる方向に延びる1対の側面38および39と、側面38および39に隣接しかつ接触面37に対向する平坦な頂面40と、を有する状態となる。
以下において、接触面37と頂面40とを結ぶ方向を高さ方向とし、1対の側面38おい39間を結ぶ方向を幅方向とする。
第1ワイヤ21として、芯線29の径がたとえば30μmのものが用いられるとする。この場合、熱圧着の結果、断面が扁平状となるように潰された芯線29の第1端末21aの幅方向の寸法W1が約40μmとなり、すなわち、約+33%の増加率を示す。他方、芯線29の第1端末21aの高さ方向の寸法H1が約15μmとなり、すなわち、約-50%の減少率を示す。
また、図5に示すように、第1端末21aの側面38および39は、少なくとも頂面40側において、錫含有層34に接触しない領域35を有する。より具体的には、錫含有層34は、第1端末21aの1対の側面38および39の各々に向かって高さ方向寸法が徐々に小さくなるフィレット41を形成する。この実施形態では、フィレット41は、第1端末21aの側面38および39の図による各下端部に接している。好ましくは、側面38および39の高さ方向の寸法の1/2以下の領域において、フィレット41は第1端末21aの側面38および39に接するようにされる。
上述のように構成されることにより、芯線29の第1端末21aにおける少なくとも錫含有層34に接触しない領域35では、錫含有層34への銅の拡散が生じない。したがって、芯線29が細るといった不都合を生じにくくすることができる。他方、第1端子電極17の、第1端末21aの周囲には、はんだとの親和性の高い錫含有層34による錫含有面が存在しているので、実装基板に対するコイル部品11の良好な接続性を維持することができる。
また、フィレット41を有することにより、第1端子電極17の第1主面25を基準とした凹凸が減少するため、コイル部品11の実装時のクリームはんだの濡れ広がりが阻害されにくくなり、また、コイル部品11の姿勢の不安定化を生じにくくすることができる。
フィレット41の外方に向く面は、図5に示すように、下方に向かって凸の曲面、すなわち凹状曲面42をなしている。図5では、この凹状曲面42と第1端末21aの側面38および39の各々とによって規定される空間に、溶融固化物43が図示されている。この溶融固化物43は、第1ワイヤ21の絶縁被膜30を構成していた樹脂に由来する樹脂塊であり、絶縁被膜30が熱圧着時に溶融し、この溶融物の少なくとも一部が上記空間に残留かつ固化して生成されたものである。なお、図4および後述する図6では、溶融固化物43の図示は省略されている。
上述した溶融固化物43の生成は、以下のような作用を持つ。熱圧着時には、上述したように、絶縁被膜30が溶融するとともに、錫含有層34も第1ワイヤ21に接する部分およびその近傍において溶融する。このとき、熱圧着条件としては、温度が比較的低いが、圧力が比較的高くされることが好ましい。その結果、錫含有層34を構成する錫または錫合金は、第1ワイヤ21に接する部分およびその近傍において溶融する一方、絶縁被膜30が溶融して生成された溶融固化物43によって押しのけられる。そして、第1端末21aの側面38および39は、少なくとも頂面40側において、錫含有層34に接触しない領域35を有する状態となり、かつ錫含有層34は、第1端末21aの1対の側面38および39の各々に向かって高さ方向の寸法が徐々に小さくなるフィレット41を形成する状態となる。
なお、絶縁被膜30が溶融して溶融固化物43が生成されるが、絶縁被膜30が溶融して生成された溶融樹脂は、すべて溶融固化物43となるのではなく、一部分解して、気化するものもあり得る。
また、第1端末21aの頂面40は、通常、外部に露出した状態となるが、絶縁被膜30の溶融固化物が頂面40の一部にわずかに残ることもある。
図5に示した実施形態は、さらに、以下のような特徴を有している。
フィレット41が第1端末21aの側面38および39に接する領域の高さ方向の寸法H2は、第1端末21aの幅方向の寸法W1の1/2以下とされている。これにより、第1端末21aの側面38および39において、銅が錫含有層34へと多少食われても、第1端末21aとニッケル含有層33との間での電気的接続の信頼性を維持することができる。
また、錫含有層34の、フィレット41を除く部分の高さ方向の寸法H3は、第1端末21aの高さ方向の寸法H1より小さくされている。これにより、フィレット41が第1端末21aの側面38および39に接する領域の高さ方向の寸法H2をより小さくすること、すなわち、第1端末21aの側面38および39が錫含有層34に接触しない領域35をより広くすることが容易である。
また、錫含有層34の、フィレット41を除く部分と第1端末21aとの間隔の幅方向の寸法W2は、第1端末21aの幅方向の寸法W1より小さくされている。これにより、第1端子電極17の第1主面25を基準とした凹凸がより減少するため、コイル部品11の実装時のクリームはんだの濡れ広がりがより阻害されにくくなり、また、コイル部品11の姿勢の不安定化をより生じにくくすることができる。
また、図6に示すように、第1端末21aが錫含有層34に接触しない領域35(図6において、白地で示した領域の一部)は、第1鍔部13の第1底面23に直交する方向から見て、ニッケル含有層33上に位置する第1端末21aの全輪郭に沿って位置している。
これにより、第1端末21aの全輪郭において、錫含有層34への銅の拡散が生じにくくなり、芯線29が細るといった不都合をより確実に生じにくくすることができるとともに、第1端子電極17の、第1端末21aの周囲には、はんだとの親和性の高い錫含有層34による錫含有面が存在しているので、実装基板に対するコイル部品11の高い接続性をより確実に維持することができる。
図7を参照して、この発明の第2の実施形態について説明する。図7は、図5に対応する図である。図7において、図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図7に示した実施形態は、フィレット41が第1端末21aの側面38および39に接しないこと、言い換えると、側面38および39の全域が錫含有層34に接触しない領域35とされることを特徴としている。この構成は、たとえば、熱圧着時の溶融固化物43の挙動が、図5に示した実施形態の場合と異なった結果として実現される。すなわち、熱圧着時に絶縁被膜30が溶融して生成された溶融固化物43が、溶融した錫または錫合金をより大きく押しのけることによって実現される。
この構成によれば、第1端末21aの全周囲において、錫含有層34に含まれる錫が存在しない。よって、第1端末21aに含まれる銅が錫含有層34に食われることを完全に防止できるため、第1ワイヤ21と第1端子電極17との間で信頼性の高い接続状態を維持することができる。
図8を参照して、この発明の第3の実施形態について説明する。図8は、図5に対応する図である。図8において、図5に示す要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
図8に示した実施形態は、溶融固化物43の挙動が、図7に示した溶融固化物43の挙動と実質的に同じであるが、第1端末21aの側面38および39の各々とニッケル含有層33の表面とによって規定される隅に錫含有層34の残余44が存在することを特徴としている。図8に示した実施形態では、図7に示した実施形態の場合と同様、フィレット41が第1端末21aの側面38および39に接しないが、残余44がわずかに側面38および39に接触している。
この構成によれば、錫含有層34の残余44は、第1端末21aに含まれる銅の拡散にほとんど影響を及ぼさないので、図7に示した実施形態の場合と実質的に同様の効果を期待することができる。
なお、前述した図6に示した特徴は、上述した図7および図8に示した各実施形態においても備えていることが好ましい。
以上の図4、図5、図6、図7および図8を参照しての説明は、第1端子電極17および第1ワイヤ21の第1端末21aについてのものであった。この発明は、その特徴的接続構造が1つの端子電極とワイヤの一方の端末との接続部分にしか適用されていない場合にも及ぶが、好ましくは、すべての端子電極と、これに接続されるすべてのワイヤの端末と、の接続部分に適用される。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、図示した実施形態では、図5、図7および図8に図示されたように、溶融固化物43を備え、絶縁被膜30から生成される溶融固化物43の挙動の結果、第1端末21aの側面38および39が、少なくとも頂面40側において、錫含有層34に接触しない領域35を有する状態となると説明したが、当該状態を得るため、溶融固化物43による方法以外の方法が適用されてもよい。たとえば、錫含有層における、ワイヤの芯線の端末が配置されるべき部分に、予め凹部または開口を設けておき、当該凹部または開口に位置合わせされた状態で芯線の端末を配置して熱圧着を施すようにしてもよい。
また、上述の場合、凹部または開口の形成と同様、フィレットを予め形成しておいてもよい。
また、図示した実施形態は、2本のワイヤを備えるコイル部品に関するものであったが、1本のワイヤまたは3本以上のワイヤを備えるコイル部品に対しても、この発明を適用することができる。したがって、端子電極の数も、ワイヤの本数に応じて変更され得る。
また、コイル部品11は、1対の鍔部13および14間を連結する天板16を備えていたが、これに代えて、1対の鍔部13および14の各々の底面23および24とは反対側において巻芯部12ならびにワイヤ21および22を覆うように、コーティング材が付与されてもよい。コーティング材として、磁性粉を含む樹脂が用いられることが好ましい。また、コイル部品11において、天板16およびコーティング材のいずれもが省略されてもよい。
また、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
11 コイル部品
12 巻芯部
13,14 鍔部
15 コア
17~20 端子電極
21,22 ワイヤ
21a,21b,22a,22b 端末
23,24 底面
29 芯線
30 絶縁被膜
33 ニッケル含有層
34 錫含有層
35 錫含有層に接触しない領域
37 接触面
38,39 側面
40 頂面
41 フィレット
42 凹状曲面
43 溶融固化物
AX 軸線方向
W1 端末の幅方向の寸法
W2 錫含有層と端末との間隔の幅方向の寸法
H1 端末の高さ方向の寸法
H2 フィレットが側面に接する領域の高さ方向の寸法
H3 錫含有層の高さ方向の寸法

Claims (10)

  1. 軸線方向に延びる巻芯部と、前記巻芯部の前記軸線方向での互いに逆の第1端、第2端にそれぞれ設けられた第1鍔部、第2鍔部と、を含む、コアと、
    前記第1鍔部に設けられる、第1端子電極と、
    前記第2鍔部に設けられる、第2端子電極と、
    前記巻芯部のまわりに巻回され、銅または銅合金からなる芯線およびその周面を覆う樹脂からなる絶縁被膜を含む、少なくとも1本のワイヤと、
    を備え、
    前記ワイヤの前記芯線は、前記第1端子電極に電気的に接続された第1端末と、前記第2端子電極に電気的に接続された第2端末と、を有し、
    前記第1鍔部および前記第2鍔部は、実装面側に向く底面を有し、
    前記第1端子電極および前記第2端子電極は、前記第1鍔部および前記第2鍔部の各々の前記底面を覆うように設けられる、ニッケルまたはニッケル合金からなるニッケル含有層と、その上に位置する錫または錫合金からなる錫含有層と、を有し、
    前記第1端末および前記第2端末は、前記ニッケル含有層に接触する接触面と、前記接触面に隣接しかつ前記ニッケル含有層から立ち上がる方向に延びる1対の側面と、前記側面に隣接しかつ前記接触面に対向する頂面と、を有し、
    前記第1端末および前記第2端末の少なくとも一方の端末の前記側面は、少なくとも前記頂面側において、前記錫含有層に接触しない領域を有する、
    コイル部品。
  2. 前記接触面と前記頂面とを結ぶ方向を高さ方向としたとき、前記錫含有層は、前記端末の前記1対の側面の各々に向かって高さ方向の寸法が徐々に小さくなるフィレットを有する、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記フィレットは、前記端末の前記側面に接する、請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記側面の高さ方向の寸法の1/2以下の領域において、前記フィレットは前記端末の前記側面に接する、請求項3に記載のコイル部品。
  5. 前記1対の側面間を結ぶ方向を幅方向としたとき、前記フィレットが前記端末の前記側面に接する領域の高さ方向の寸法は、前記端末の幅方向の寸法の1/2以下である、請求項3または4に記載のコイル部品。
  6. 前記フィレットは、前記端末の前記側面に接しない、請求項2に記載のコイル部品。
  7. 前記フィレットと前記端末の前記側面との間に位置する、前記絶縁被膜に由来する溶融固化物をさらに備える、請求項2ないし6のいずれかに記載のコイル部品。
  8. 前記錫含有層の、前記フィレットを除く部分の高さ方向の寸法は、前記端末の高さ方向の寸法より小さい、請求項2ないし7のいずれかに記載のコイル部品。
  9. 前記1対の側面間を結ぶ方向を幅方向としたとき、前記錫含有層の、前記フィレットを除く部分と前記端末との間隔の幅方向の寸法は、前記端末の幅方向の寸法より小さい、請求項1ないし8のいずれかに記載のコイル部品。
  10. 前記端末における前記錫含有層に接触しない領域が、前記底面に直交する方向から見て、前記ニッケル含有層上に位置する前記端末の全輪郭に沿って位置する、請求項1ないし9のいずれかに記載のコイル部品。
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