JP2022086256A - 車両検出装置、車両検出方法、車両検出システム及び安全柵システム - Google Patents
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Abstract
Description
前記車両判定部は、さらに前記マーカに対する前記特性信号に基づいて検知した前記マーカの位置が連続する複数の走査周期で変動するか否かに基づいて前記扉の開閉状態を判定する点にある。
図1(a)及び図3(a),(b),(c)に示すように、鉄道の駅舎に設置されたプラットホームHの線路R側の縁部に、利用者と列車の接触事故などを回避するために安全柵10が設置されている。安全柵10は、車両1の扉に対応する位置にゲートが設けられた柵本体11と、ゲートを開閉する扉12で構成されている。本実施形態では、平面視する図3(a)~(d)に示すように、扉12は水平移動することでゲートを開閉するように構成されている。但し、本明細書では、例えば柵本体11に柱を設け、この柱にゲートを跨ぐようにして水平方向に複数のワイヤーを設置する。そして、この複数のワイヤーが、柱に沿って昇降移動してゲートを開閉するように構成される扉12であってもよい。なお、扉12は柵本体11に設けられた図示されない電磁式のモータで駆動されるが、油圧による駆動方式であっても空気圧による駆動方式であってもよい。
図1(b)および(c)は、車両1をその側面側にあたるプラットホームH側から見た斜視図であり、図2(a),(b),(c),(d)は、車両1の側面の扉2の付近をプラットホームH側から見た図である。図1(b)に示すように、車両1の側壁にマーカM1が貼付され、プラットホーム側において開閉する両開きの扉2のそれぞれの表面に一対のマーカM2が貼付されている。マーカM1、M2(M)は、再帰性の反射シートにより構成されている。光波測距部RSはマーカM1、M2に対応する高さで車両1の進行方向に沿う方向に光波を繰返し走査し、光波及びその反射光に基づいて反射点までの距離、角度及び反射光強度を含む特性信号を車両判定部5に出力する。符号SLは走査軌跡を示している。
以下、車両判定部5について詳述する。
各光波測距部RSには、固有に識別するためのIDデータと、光波の走査範囲と、走査範囲内での検出対象領域が事前に設定されている。また、車両判定部5は、プラットホームHにおける車両1の進行方向に沿った各光波測距部RSの設置位置データとともに各IDデータが関連付けて記憶されている。
車両判定部5は、マーカM1を検知すると列車が入線したと判定し、さらにマーカM1に対する特性信号に基づいて定まるマーカM1の位置が複数の走査周期で所定の許容範囲を超えて変動するか否かに基づいて車両が走行中か停止したかを判定する。車両1が停止したか否かを判定することを目的とするため、所定の許容範囲は、例えば、数ミリメートルから十数ミリメートルの範囲の値に設定することができる。
図1(b)及び図2(a),(b)で説明したように、車両1の扉2が両開きである場合に一対のマーカM2が各扉2に所定間隔d1を隔てて貼付された態様がある。また、図1(c)及び図2(c),(d)で説明したように車両1の扉2が片開きである場合に一対のマーカM2が扉2と車体表面に所定間隔d1を隔てて付されている態様がある。何れの態様であっても、車両判定部5は、マーカM2に対する特性信号に基づいて一対のマーカM2の離隔距離が所定間隔d1に維持されていると扉2が閉止状態にあると判定し、離隔距離d1が変動していると扉が開放または閉止に向けて移動中(開放動作状態または閉止動作状態)であると判定し、少なくとも一つのマーカM2が検出状態から非検出状態に切り替わると扉2が開放状態にあると判定することができる。
図4に示すように、上述した光波測距部RSと車両判定部5を備えた車両検出装置6と、車両1に付されたマーカM(M1、M2)によって車両検出システムが構成される。そして、安全柵システムは、車両検出システムと、安全柵制御装置7と、表示部9と、安全柵10とを備えている。
図5に示すように、先ず光波測距部RSの初期設定が行われる。車両が存在しないときの距離画像が背景として登録され、車両の検出範囲が設定される。さらに、車両判定部5から出力される状態信号として、列車がプラットホームHに在線か否かを示す在線検知信号や、車両1の、停止位置が正規の停止位置であるか否かを示す範囲信号、停止したか否かを示す停止信号の各信号がオフ(否)に設定される(SA1)。これらの信号は安全柵制御装置7に入力されて、表示部9に表示される。
先ず初期設定が行われる。安全柵制御装置7では、安全柵10の扉12に対する閉信号がオン、扉閉中信号、扉開信号及び扉開中信号がオフに初期設定される(SB1)。安全柵制御装置7は、車両判定部5からの状態信号に基づいて車両1が停止許容範囲で停止したと判定すると(SB2)、安全柵の扉12の自動開閉モードに入る(SB3)。
上述した実施形態では、車両1の停止判定を行なうためのマーカM1と、扉2の開閉状態を判定するためのマーカM2を個別に設けているが、扉2の開閉状態を判定するためのマーカM2を車両1の停止判定を行なうためのマーカM1と兼用してもよい。
2:扉
5:車両判定部
6:車両検出装置
7:安全柵制御装置(連動制御部)
9:表示部
10:安全柵
11:柵本体
12:扉
RS,RS1,RS2,RS3:光波測距部
M,M1,M2:マーカ
W:車両の窓
Claims (12)
- プラットホーム側に設置され、その設置位置からプラットホームに入線した車両の進行方向に沿って光波を走査し、前記光波及びその反射光に基づいて反射点までの距離、角度及び反射光強度を含む特性信号を出力する光波測距部と、
前記特性信号のうち前記車両に付され前記車両の反射面とは反射特性が異なるマーカに対する特性信号に基づいて前記車両の入線状態を判定する車両判定部と、
を備えている車両検出装置。 - 前記車両判定部は、前記光波の単位走査周期内における各反射点の特性信号に含まれる距離及び角度が所定の許容範囲で連続し、かつ、反射光強度が前記マーカの反射特性に対応する強度以上で連続する場合に前記マーカを検知し、前記車両の入線状態を判定する請求項1記載の車両検出装置。
- 前記車両判定部は、前記特性信号に基づいて検知された前記マーカの位置が複数の走査周期で所定の許容範囲を超えて変動するか否かに基づいて前記車両が走行中か停止したかを判定する請求項2記載の車両検出装置。
- 前記車両判定部は、前記特性信号に基づいて前記車両が停止したと判定し、検知した前記マーカの前記車両の進行方向に対する相対位置が所定の許容範囲に入る場合に、前記車両が適正位置に停止したと判定する請求項3記載の車両検出装置。
- 前記マーカは、前記車両の前記プラットホーム側において開閉する扉に設けられ、
前記車両判定部は、さらに前記マーカに対する前記特性信号に基づいて検知した前記マーカの位置が連続する複数の走査周期で変動するか否かに基づいて前記扉の開閉状態を判定する請求項2から4の何れかに記載の車両検出装置。 - 前記マーカは、前記扉が開放状態では戸袋に遮蔽され、かつ、前記扉が閉止状態では露出する扉の所定の位置に設けられ、
前記車両判定部は、露出された前記マーカを検知する検出状態から前記マーカを検知しない非検出状態に切り替わると前記扉が開放状態にあると判定する請求項5記載の車両検出装置。 - 前記車両の扉が両開きである場合に一対の前記マーカが各扉に所定間隔を隔てて付され、前記車両の扉が片開きである場合に一対の前記マーカが前記扉と前記車体表面に所定間隔を隔てて付され、
前記車両判定部は、前記マーカに対する前記特性信号に基づいて、検知した前記一対のマーカの離隔距離が前記所定間隔に維持されていると前記扉が閉止状態にあると判定し、離隔距離が変動していると前記扉が開放または閉止に向けて移動中であると判定し、少なくとも一つのマーカを検知する検出状態からマーカを検知しない非検出状態に切り替わると前記扉が開放状態にあると判定する請求項5記載の車両検出装置。 - プラットホームに入線した車両の進行方向に沿って光波をプラットホーム側の設置位置から走査し、前記光波及びその反射光に基づいて反射点までの距離、角度及び反射光強度を含む特性信号を出力する光波測距ステップと、
前記特性信号のうち前記車両に付され前記車両の反射面とは反射特性が異なるマーカに対する特性信号を抽出する抽出ステップと、
抽出した特性信号に基づいて前記車両の入線状態を判定する車両判定ステップと、
を備えている車両検出方法。 - 請求項1から7の何れかに記載の車両検出装置と、
前記車両に付され前記車両の反射面とは反射特性が異なるマーカと、
を備えている車両検出システム。 - 前記マーカは、再帰性反射シートにより構成されている請求項9記載の車両検出システム。
- プラットホーム側に設置され、開閉操作可能なゲートを備えた安全柵と、
請求項1から7の何れかに記載の車両検出装置と、
前記車両検出装置からの出力信号に基づいて前記ゲートの開閉を遠隔操作する安全柵制御装置と、を備えている安全柵システム。 - プラットホーム側に設置され、開閉操作可能なゲートを備えた安全柵と、
請求項5から7の何れかに記載の車両検出装置と、
前記車両検出装置により検出された前記扉の開閉状態と前記ゲートの開閉を連動させる連動制御部を含む安全柵制御装置と、
を備えている安全柵システム。
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