JP2022085636A - 風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置 - Google Patents

風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プラットフォームのサイズの増大を抑制しながら大型化したフィンを搭載可能な風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置を提供する。【解決手段】風車翼用のボルテックスジェネレータは、プラットフォームと、前記プラットフォームの上面から突出して設けられ、前縁および後縁を有する少なくとも一つのフィンと、を備え、前記後縁を含む前記少なくとも一つのフィンの後端面は、前記フィンの高さ方向において前記プラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。【選択図】 図6

Description

本開示は、風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置に関する。
従来、風車の運転効率を向上させる観点から、風車翼の空力的性能を改善する試みがなされている。その試みの一つは、風車翼の表面にボルテックスジェネレータを設け、風車翼の表面に沿った流れの剥離を抑制することである。
特許文献1~8には、風車翼の表面に取り付けられる基部と該基部上に立設されたフィンとを有するボルテックスジェネレータが開示されている。
欧州特許出願公開第2484898号明細書 国際公開第2015/030573号 独国特許出願公開第10/2013/201871号明細書 国際公開第2014/198353号 欧州特許出願公開2824320号明細書 欧州特許出願公開2739529号明細書 国際公開第2006/122547号 欧州特許出願公開2736805号明細書
ところで、風車翼の表面は湾曲しているため、ボルテックスジェネレータのプラットフォームが小さいほうがボルテックスジェネレータを風車翼に取り付けやすい。一方、風車翼の大型化に伴い、ボルテックスジェネレータも大型化する傾向がある。そのため、プラットフォームのサイズを過度に大きくせずに、なるべく大型のフィンをプラットフォームに搭載したボルテックスジェネレータの実現が望まれている。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、プラットフォームのサイズの増大を抑制しながら大型化したフィンを搭載可能な風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一実施形態に係る風車翼用のボルテックスジェネレータは、
プラットフォームと、
前記プラットフォームの上面から突出して設けられ、前縁および後縁を有する少なくとも一つのフィンと、
を備え、
前記後縁を含む前記少なくとも一つのフィンの後端面は、前記フィンの高さ方向において前記プラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。
本発明の少なくとも一実施形態に係る風車翼は、
翼本体と、
前記翼本体の表面に取り付けられた上述のボルテックスジェネレータと、
を備える。
本発明の少なくとも一実施形態に係る風力発電装置は、
上述の風車翼を含む風車ロータと、
前記風車ロータによって駆動されるように構成された発電機と、
を備える。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、プラットフォームのサイズの増大を抑制しながら大型化したフィンを搭載可能な風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置が提供される。
一実施形態に係る風力発電装置の概略構成図である。 一実施形態に係る風車翼の斜視図である。 一実施形態に係るボルテックスジェネレータの斜視図である。 図3に示すボルテックスジェネレータの平面図である。 図4の示すボルテックスジェネレータを矢印Bの方向から視た図である。 図4のA-A断面を示す図である。 図4に示すボルテックスジェネレータの翼高さ方向に直交する断面を示す図である。 図4に示すボルテックスジェネレータの翼高さ方向に直交する断面を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
(風力発電装置の構成)
まず、図1及び図2を参照して、幾つかの実施形態に係るボルテックスジェネレータが適用される風車翼及び風力発電装置の全体構成について説明する。図1は、一実施形態に係る風力発電装置の概略構成図であり、図2は、一実施形態に係る風車翼の斜視図である。
図1に示すように、風力発電装置40は、少なくとも一本(例えば3本)の風車翼1及びハブ43で構成されるロータ42を備える。風車翼1は放射状にハブ43に取り付けられており、風車翼1で風を受けることによってロータ42が回転し、ロータ42に連結された発電機(不図示)で発電を行うように構成されている。なお、図1に示す実施形態において、ロータ42は、タワー46の上方に設けられたナセル44によって支持されている。また、タワー46は、水上又は陸上に設けられた土台構造48(基礎構造又は浮体構造等)に立設されている。以下に説明するように、風力発電装置40の風車翼1には、一実施形態に係るボルテックスジェネレータが取り付けられている。
(風車翼の構成)
図2に示すように、風車翼1は、翼本体2と、翼本体2の表面(翼面)に取り付けられたボルテックスジェネレータ10と、を備える。翼本体2は、風力発電装置40のハブ43に取り付けられる翼根3と、ハブ43から最も遠くに位置する翼先端4と、翼根3と翼先端4の間に延在する翼型部5と、を含む。また、風車翼1は、翼根3から翼先端4にかけて、前縁6と後縁7とを有する。また、風車翼1の外形は、圧力面(腹面)8と、圧力面8に対向する負圧面(背面)9とによって形成される。
図2に示す風車翼1において、複数のボルテックスジェネレータ10が翼本体2の負圧面9に取り付けられている。複数のボルテックスジェネレータ10は、翼本体2の負圧面9上にて、翼長方向に沿って配列されている。なお、本明細書において、「翼長方向」とは、翼根3と翼先端4とを結ぶ方向である。
(ボルテックスジェネレータの構成)
次に、図3~図8を参照して、幾つかの実施形態に係るボルテックスジェネレータについて具体的に説明する。図3は、一実施形態に係るボルテックスジェネレータの斜視図であり、図4は、図3に示すボルテックスジェネレータの平面図(フィン高さ方向から視た図)である。図5は、図4の示すボルテックスジェネレータを矢印Bの方向から視た図である。図6は、図4のA-A断面(フィンのコード及び高さ方向を含む断面)を示す図である。図7及び図8は、それぞれ、図4に示すボルテックスジェネレータの翼高さ方向に直交する断面を示す図である。
図3~図6に示すように、ボルテックスジェネレータ10は、風車翼1の表面(より具体的には翼本体2の表面)に取り付けられるプラットフォーム11と、プラットフォーム11上に設けられる少なくとも1つのフィン12と、を備える。
プラットフォーム11は、フィン12が設けられる上面11aと、上面11aとは反対側の底面11bと、を有する。ボルテックスジェネレータ10は、底面11bを介して翼本体2の表面(例えば負圧面9)に取り付けられる。図3及び図4に示すように、プラットフォーム11は、フィン12の高さ方向から視て円形を有していてもよい。あるいは、プラットフォーム11は、高さ方向から視て、楕円または多角形等の円形以外の形状を有していてもよい。
少なくとも1つのフィン12は、プラットフォーム11の上面11aから突出して設けられる。図示する実施形態では、プラットフォーム11上に2つのフィン12A,12Bが設けられている。以下において、フィン12A,12Bをフィン12と総称する。フィン12は、風流入方向に対して所定の角度をなすように傾斜して設けられている。
図3~図6に示すように、フィン12は、風の流入方向の上流側に位置する前縁13と、風の流入方向の下流側に位置する後縁14と、風の流入方向における上流側を向くフィン12の圧力面(腹面)15と、風の流入方向における下流側を向くフィン12の負圧面(背面)16と、を有する。フィン12において、前縁13と後縁14とを結ぶ直線の方向が、フィン12のコード方向である。また、フィン12は、フィン12の高さ方向において、プラットフォーム11と接続される基部17と頂部18との間を延びている。なお、本明細書においてフィン12の高さ方向は、プラットフォーム11の底面11bに直交する方向に等しい。
なお、図4におけるC1~C4は、それぞれ、フィン12の高さ方向に直交する断面におけるフィン12の輪郭であり、C1からC4に向かってプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなる。
ここで、ボルテックスジェネレータ10の作用について簡単に説明する。
風車翼1の負圧面9における流れの剥離は、前縁6近傍の層流域からその下流側の乱流域に向かって境界層が徐々に厚くなり、後縁7に到達する前に流れが剥がれてしまうことで生じる。風車翼1に取り付けられたボルテックスジェネレータ10は、フィン12が生み出す揚力によって、フィン12の負圧面16側に縦渦を形成する。また、フィン12に流入した流れによって、フィン12の前縁13の最上流側位置(基部における前縁13a)から頂部(頂部における前縁13b)に向かうエッジに沿った縦渦が形成される。このようにフィン12により生成される縦渦によって、ボルテックスジェネレータ10の後流側において、風車翼1面上の境界層内外でのフィン12の高さ方向における運動量交換が促進される。これにより、風車翼1の表面における境界相が薄くなり、風車翼1表面からの流れの剥離が抑制されるようになっている。
幾つかの実施形態では、図3~図6に示すように、少なくとも一つのフィン12の後縁14を含む後端面19は、フィン12の高さ方向においてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい後方に(すなわち、フィン12のコード方向において前縁13から後縁14に向かう方向に)傾斜した形状を有する。後端面19は、後縁14を含む平坦面を含んでもよい。
上述の実施形態によれば、フィン12の後端面19は、フィン12の高さ方向においてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。よって、風車翼1の空力性能への寄与が相対的に小さいフィン12の基部17における後縁14aの位置に対し、空力性能への寄与が大きいフィン12の頂部18における後縁14bの位置を後方にずらすことで、フィン12の頂部18におけるコード長を十分に確保しやすくなる。このため、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズをフィン12に対して相対的に小さくすることができる。よって、プラットフォーム11のサイズの増大を抑制しながらより大型のフィン12を搭載したボルテックスジェネレータ10を得ることができる。
幾つかの実施形態では、フィン12のコード及び高さ方向を含む断面内にて、プラットフォーム11の底面11bに対する後端面19の傾斜角α(図6参照)は、55度以上65度以下である。傾斜角αは、上述の断面内において、フィン12の基部17における後縁14aの位置とフィン12の頂部18における後縁14bの位置とを結ぶ直線と、プラットフォーム11の底面11bを含む直線とがなす角度である。
上述の実施形態によれば、上述の傾斜角αが65度以下であるため、フィン12の後縁部は後方に傾斜した形状を有する。このため、フィン12の頂部18における後縁14bの位置を、フィン12の基部17における後縁14aの位置に対して後方に比較的大きくずらすことができる。よって、フィン12の頂部18におけるコード長を十分に確保しやすくなる。また、上述の傾斜角αが55度以上でるため、フィン12の後縁部は後方に過剰に傾斜しない形状を有する。そのため、フィン12の後縁部を傾斜させつつ、適正なサイズを有するフィン12を備えたボルテックスジェネレータ10を得ることができる。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、例えば図6に示すように、フィン12の高さ方向における少なくとも一部の領域にて、フィン12の前縁13は、高さ方向にてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜する。
幾つかの実施形態では、フィン12のコード及び高さ方向を含む断面内にて、プラットフォーム11の底面11bに対する後端面19の傾斜角α(図6参照)は、プラットフォーム11の底面11bに対する前縁13の傾斜角βよりも大きい。ここで、傾斜角βは、上述の断面内において、フィン12の基部17における前縁13aの位置とフィン12の頂部18における前縁13bの位置とを結ぶ直線と、プラットフォーム11の底面11bを含む直線とがなす角度である。
上述の実施形態によれば、フィン12の頂部18側の領域におけるフィン12の断面積を小さくしやすく、これにより空力的性能が良好になりやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、フィン12のコード及び高さ方向を含む断面内にて、プラットフォーム11の底面に対する前縁の傾斜角βは10度以上20度以下である。
上述の実施形態によれば、上述の傾斜角βは10度以上であるため、フィン12の前縁部13’を傾斜させつつ、適正なサイズを有するフィン12が得られやすい。また、上述の傾斜角βは20度以下であるため、ボルテックスジェネレータ10の空力的性能を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、フィン12の前縁13は、フィン12の最大高さ位置(すなわち、フィン12の頂部18の位置)まで高さ方向にてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜する。
上述の実施形態によれば、フィン12の最大高さ位置まで、フィン12の高さ方向にてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい前縁13が後方に傾斜しているので、ボルテックスジェネレータ10の空力的性能を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
図7は、フィン12の高さ方向における第1位置P1(図6参照)での、フィン12の高さ方向に直交する断面を示す図であり、図8は、第1位置P1よりもプラットフォーム11の底面11bからの距離が小さい第2位置P2(図6参照)での、フィン12の高さ方向に直交する断面を示す図である。なお、図6においてPaはフィン12の高さ方向におけるプラットフォーム11の底面11bの位置を示し、Pbはフィン12の高さ方向におけるフィン12の頂部18の位置を示す。また、図6~図8において、第1翼型CPのコード長はLであり、第2翼型CPのコード長はLである。
幾つかの実施形態では、例えば図6~図8に示すように、フィン12は、高さ方向における第1位置P1(図6参照)において第1翼型CPを有するとともに、高さ方向における第2位置P2(図6参照)において、第1翼型CPよりもサイズが大きい第1翼型CPの相似形CP’と一致する前縁領域102と、相似形CP’の一部が欠損した形状である後縁領域104とを含む第2翼型CPを有する。ただし、図8において、フィン12の前縁領域102では、第1翼型CPの相似形CP’(鎖線)と、第2翼型CP(実線)とが重なっている。すなわち、図8において、第2翼型CPのコード長Lは、第1翼型CPの相似形CP’のコード長L’よりも短い。
上述の実施形態によれば、フィン12の基部17側の第2位置P2における第2翼型CPは、頂部18側の第1位置P1における第1翼型CPよりもサイズが大きい第1翼型の相似形CP’の形状を基本的に有しつつ、後縁領域104においては相似形CP’の一部が欠損した形状であるので、比較的大型のフィン12をプラットフォーム11に搭載することができる。また、フィン12は、頂部18側の第1位置P1において、第2翼型CPに比べて後縁部が欠損していない形状の第1翼型CPを有するため、空力性能への寄与が大きいフィン12の頂部18側の領域においてフィン12のコード長を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しつつ、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、例えば図7及び図8に示すように、フィン12は、高さ方向における第1位置P1における第1翼厚比t/Lが、高さ方向において第1位置P1よりもプラットフォーム11の底面11bからの距離が小さい第2位置P2における第2翼厚比t/Lよりも小さくてもよい。なお、tは、第1翼型CPの翼厚の最大値(最大翼厚)であり、tは、第2翼型CPの翼厚の最大値(最大翼厚)である。翼厚は、コード方向に直交する方向(すなわちフィン12の厚さ方向)における各翼型のサイズ(厚さ)である。
例えば、図7及び図8に示す例では、フィン12は、第2位置P2において、第1翼型CPの相似形CP’の一部が欠損した形状である後縁領域104を含む第2翼型CPを有するため、第2位置P2におけるコード長Lは、第1翼型CPの相似形CP’のコード長L’よりも短い。よって、第1位置P1における第1翼厚比t/L(=t/L’)は、第2位置P2における第2翼厚比t/Lよりも小さい。
上述の実施形態によれば、フィン12は、基部17側の第2位置P2において最大翼厚tに対するコード長Lが比較的短い形状を有するため、比較的大型のフィン12をプラットフォーム11に搭載することができる。また、フィン12は、頂部18側の第1位置P1において、最大翼厚tに対するコード長Lが比較的長い形状を有するため、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、例えば図4に示すように、フィン12の高さ方向から視たとき、フィン12の後縁14を含む後端部14’は、プラットフォーム11の外縁11cから外側に突出している。すなわち、高さ方向から視たとき、フィン12の頂部18における後縁14bの位置は、プラットフォーム11の外縁11cの外側に位置していてもよい。
上述の実施形態によれば、フィン12の後端部14’が、プラットフォーム11の外縁11cから外側に突出しているので、フィン12の頂部18におけるコード長を確保しやすくなる。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながらプラットフォーム11のサイズを小さくしやすくなる。
なお、幾つかの実施形態では、フィン12の後端部14’は、プラットフォーム11の外縁から突出していなくてもよい。すなわち、高さ方向から視たとき、フィン12の後端部14’は、プラットフォーム11の外縁11cの内側に収まっていてもよい。あるいは、高さ方向から視たとき、フィン12の頂部18における後縁14bの位置は、プラットフォーム11の外縁11cよりも内側に位置していてもよい。
幾つかの実施形態では、例えば図5に示すように、フィン12の後端面19の幅Wは、高さ方向にてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい減少する。後端面19の幅Wとは、フィン12の厚さ方向(フィン12のコード方向に直交方向する方向)における後端面19の幅のことである。なお、図5に示す例示的な実施形態では、フィン12の後端面19は台形形状を有するが、他の実施形態では三角形であってもよい。
上述の実施形態によれば、フィン12の後端面19の幅Wは、フィン12の高さ方向にてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい減少する。よって、空力性能への寄与が相対的に小さいフィン12の基部において後端面19の幅Wが比較的大きいため、比較的大型のフィン12をプラットフォーム11に搭載することができる。また、フィン12の基部における後端面19の幅Wが確保されるので、フィン12を支えやすくなる。また、空力性能への寄与が大きいフィン12の頂部18において後端面19の幅Wが比較的狭いため、フィン12の頂部18におけるコード長を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の空力性能を維持しながら、プラットフォーム11のサイズを相対的に小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、例えば図4に示すように、フィン12は、フィン12の高さ方向に直交する断面内にて曲線形状の輪郭を有する前縁部13’を含む。なお、図4において、フィン12の高さ方向に直交する断面におけるフィン12の輪郭C1~C4について、前縁部13’は曲線形状の輪郭を有している。
上述の実施形態によれば、フィン12は、フィン12の高さ方向に直交する断面内にて曲線形状の輪郭を有する前縁部13’を含むので、ボルテックスジェネレータ10を風車翼1に設置したとき、ボルテックスジェネレータ10に流入する空気の流れの抵抗を低減しやすい。このため、ボルテックスジェネレータ10の空力的性能が良好となる。
また、幾つかの実施形態では、例えば図4に示すように、フィン12は、フィン12のコードに関して対称な形状を有する。なお、図4において、フィン12の高さ方向に直交する断面におけるフィン12の輪郭C1~C4について、前縁部13’は曲線形状の輪郭を有している。また、図4において、輪郭C1~C4は、フィン12のコードに関して対称な形状を有している。なお、図4において、輪郭C1~C4は、フィン12のコードに関して対称な形状を有している。
上述の実施形態では、フィン12はフィン12のコードに関して対称な形状を有するため、フィン12がコードに関して非対称の形状を有する場合と比較して、ボルテックスジェネレータ10の成形がしやすくなる。例えば射出成型等による成形が容易になる。
なお、幾つかの実施形態では、フィン12はフィン12のコードに関して非対称な形状を有してもよい。
幾つかの実施形態では、フィン12の翼厚比(最大翼厚/コード長)は、10%以上20%以下であってもよい。一実施形態では、フィン12の高さ方向における30%以上の領域において、フィン12の翼厚比は、10%以上20%以下であってもよい。一実施形態では、フィン12の高さ方向における全領域において、フィン12の翼厚比は、10%以上20%以下であってもよい。
上述の実施形態によれば、フィン12の翼厚比が10%以上20%以下であるので、ボルテックスジェネレータ10の空力的性能が良好なものとなりやすい。
幾つかの実施形態では、ボルテックスジェネレータ10(プラットフォーム11及びフィン12)は、樹脂製であってもよい。ボルテックスジェネレータ10の材料となる樹脂は、例えばASA(Acrylate Sthrene Acrylonitrile)又はAES(Acrylonitrile-Ethylene-Styrene)などの熱可塑性プラスチックであってもよい。
上述の実施形態によれば、プラットフォーム11及びフィン12は樹脂から形成されるため、成形が比較的容易である。
一般的な形状のボルテックスジェネレータを射出成形で形成する場合、上下一対の2分割の金型(すなわち、フィンの高さ方向にて2分割された金型)で成形可能である。しかし、上述した実施形態に係るボルテックスジェネレータ10は、フィン12の後端面19が、フィン12の高さ方向においてプラットフォーム11の底面11bからの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有するため、上下一対の2分割の金型のみで形成することは難しい。
そこで、上述の実施形態に係るボルテックスジェネレータ10を射出成形で形成する場合には、上下一対の金型に加え、各フィン12の後縁部分(後方に傾斜する後端面19を含む部分)に対応する金型を用いる。上下一対の金型については、成形品を上下方向に離型させるのに対し、各フィン12の後縁部分に対応する金型については、成形品をフィン12の前後方向(フィン12のコード方向)に離型させる。このようにして、上述の実施形態に係るボルテックスジェネレータ10を射出成形で成形することができる。
幾つかの実施形態では、フィン12(フィン12A及び/又はフィン12B)の取付角度(コード方向)が、風の流入方向に対して12度以上18度以下である。このようなフィン12を有するボルテックスジェネレータ10を風車翼1に取り付けることで、風車翼1表面からの流れの剥離を効果的に抑制することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図3~図5に示すように、風流入方向の上流側から下流側に向けて(すなわち、風車翼1(図2参照)の前縁6側から後縁7側に向けて)、一対のフィン12A,12Bの間の距離が広がるように各々のフィン12A,12Bが設けられていてもよい。
複数枚のフィンを風車翼の翼長方向に沿って配列する場合、空力性能の観点から、隣り合う圧力面同士の距離が、隣り合う負圧面同士の距離よりも長くなるように複数枚のフィンを配置することが考えられる。この点、上述の実施形態では、フィン12Aの負圧面16とフィン12Bの負圧面16とが対向するように、プラットフォーム11上にフィン12Aとフィン12Bとが配置されるので、フィン12Aとフィン12Bとの間の距離を比較的短くすることができる。このため、プラットフォーム11を小さくしやすくなる。
幾つかの実施形態では、例えば図4に示すように、プラットフォーム11は、フィン12の高さ方向から視て円形を有するように構成される。
上述の実施形態によれば、プラットフォーム11は、フィン12の高さ方向から視て円形を有するので、プラットフォーム11を風車翼1の表面に安定的に接着させやすい。よって、ボルテックスジェネレータ10の風車翼1からの剥離を抑制することができる。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る風車翼(1)用のボルテックスジェネレータ(10)は、
プラットフォーム(11)と、
前記プラットフォームの上面(11a)から突出して設けられ、前縁(13)および後縁(14)を有する少なくとも一つのフィン(12)と、
を備え、
前記後縁を含む前記少なくとも一つのフィンの後端面(19)は、前記フィンの高さ方向において前記プラットフォームの底面(11b)からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。
上記(1)の構成によれば、少なくとも一つのフィンの後端面は、フィンの高さ方向においてプラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。よって、風車翼の空力性能への寄与が相対的に小さいフィンの基部における後縁の位置に対し、空力性能への寄与が大きいフィンの頂部における後縁の位置を後方にずらすことで、フィンの頂部におけるコード長を十分に確保しやすくなる。このため、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズをフィンに対して相対的に小さくすることができる。よって、プラットフォームのサイズの増大を抑制しながらより大型のフィンを搭載したボルテックスジェネレータを得ることができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、
前記フィンは、
前記高さ方向の第1位置(P1)において第1翼型(CP)を有し、
前記高さ方向にて前記第1位置よりも前記プラットフォームの底面からの距離が小さい第2位置(P2)において、前記第1翼型よりもサイズが大きい前記第1翼型の相似形(CP’)と一致する前縁領域(102)と、前記相似形の一部が欠損した形状である後縁領域(104)とを含む第2翼型(CP)を有する。
上記(2)の構成によれば、フィンは、高さ方向の第1位置において第1翼型を有するとともに、第1位置よりもプラットフォームの底面からの距離が小さい第2位置において、第1翼型よりもサイズが大きい第1翼型の相似形と一致する前縁領域と、前記相似形の一部が欠損した形状である後縁領域とを含む第2翼型を有する。すなわち、フィンの基部側の第2位置における第2翼型は、頂部側の第1位置における第1翼型よりもサイズが大きい第1翼型の相似形の形状を基本的に有しつつ、後縁領域においては前記相似形の一部が欠損した形状であるので、比較的大型のフィンをプラットフォームに搭載することができる。また、フィンは、頂部側の第1位置において、第2翼型に対して後縁部が欠損していない形状の第1翼型を有するため、空力性能への寄与が大きいフィンの頂部側の領域においてフィンのコード長を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しつつ、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)または(2)の構成において、
前記フィンは、前記高さ方向における第1位置における第1翼厚比が、前記高さ方向において前記第1位置よりも前記プラットフォームの底面からの距離が小さい第2位置における第2翼厚比よりも小さい。
上記(3)の構成によれば、高さ方向における第1位置における第1翼厚比が、高さ方向において第1位置よりも前記プラットフォームの底面からの距離が小さい第2位置における第2翼厚比よりも小さい。すなわち、フィンは、基部側の第2位置において最大翼厚に対するコード長が比較的短い形状を有するため、比較的大型のフィンをプラットフォームに搭載することができる。また、フィンは、頂部側の第1位置において、最大翼厚に対するコード長が比較的長い形状を有するため、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しやすい。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の構成において、
前記フィンの前記後端面の幅は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい減少する。
上記(4)の構成では、前記フィンの前記後端面の幅は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい減少する。よって、空力性能への寄与が相対的に小さいフィンの基部において後端面の幅が比較的大きいため、比較的大型のフィンをプラットフォームに搭載することができる。また、フィンの基部における後端面の幅が確保されるので、フィンを支えやすくなる。また、空力性能への寄与が大きいフィンの頂部において後端面の幅が比較的狭いため、フィンの頂部におけるコード長を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の構成において、
前記高さ方向から視たとき、前記フィンの後端部(14’)は、前記プラットフォームの外縁(11c)から外側に突出している。
上記(5)の構成によれば、前記フィンの後端部は、前記プラットフォームの外縁から外側に突出しているため、フィンの頂部におけるコード長を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながらプラットフォームのサイズを小さくしやすくなる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(5)の構成において、
前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記後端面の傾斜角(α)は、55度以上65度以下である。
上記(6)の構成によれば、前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記後端面の傾斜角が65度以下であるため、フィンの後縁部は後方に傾斜した形状を有する。このため、フィンの頂部における後縁の位置を、フィンの基部における後縁の位置に対して後方に比較的大きくずらすことができる。よって、フィンの頂部におけるコード長を十分に確保しやすくなる。また、上述の傾斜角が55度以上でるため、フィンの後縁部は後方に過剰に傾斜しない形状を有する。そのため、フィンの後縁部を傾斜させつつ、適正なサイズを有するフィンを備えたボルテックスジェネレータを得ることができる。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(6)の構成において、
前記フィンの高さ方向における少なくとも一部の領域にて、前記フィンの前縁は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの前記底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜し、
前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記後端面の傾斜角は、前記プラットフォームの前記底面に対する前記前縁の傾斜角(β)よりも大きい。
上記(7)の構成によれば、フィンの高さ方向における少なくとも一部の領域にて、フィンの前縁は、高さ方向にてプラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜し、フィンのコード及び高さ方向を含む断面内にて、プラットフォームの底面に対する後端面の傾斜角は、プラットフォームの底面に対する前縁の傾斜角よりも大きい。よって、フィンの頂部における断面積を小さくしやすく、これにより空力的性能が良好になりやすい。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(7)の構成において、
前記フィンは、前記フィンの高さ方向に直交する断面内にて曲線形状の輪郭を有する前縁部(13’)を含むとともに、前記フィンのコードに関して対称な形状を有する。
上記(8)の構成によれば、フィンは前記フィンの高さ方向に直交する断面内にて曲線形状の輪郭を有する前縁部を含むため、ボルテックスジェネレータを風車翼に設置したとき、ボルテックスジェネレータに流入する空気の流れの抵抗を低減しやすい。このため、ボルテックスジェネレータの空力的性能が良好となる。また、フィンは前記フィンのコードに関して対称な形状を有するため、フィンがコードに関して非対称の形状を有する場合と比較して、ボルテックスジェネレータの成形がしやすくなる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(8)の構成において、
前記フィンの翼厚比は、10%以上20%以下である。
上記(9)の構成によれば、フィンの翼厚比が10%以上20%以下であるので、ボルテックスジェネレータの空力的性能が良好なものとなりやすい。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(9)の構成において、
前記フィンの高さ方向における少なくとも一部の領域にて、前記フィンの前縁は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの前記底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜し、
前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記前縁の傾斜角は10度以上20度以下である。
上記(10)の構成によれば、前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記前縁の傾斜角は10度以上であるため、フィンの前縁部を傾斜させつつ、適正なサイズを有するフィンが得られやすい。また、上述の傾斜角は20度以下であるため、ボルテックスジェネレータの空力的性能を確保しやすい。よって、上記(10)の構成によれば、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(10)の構成において、
前記フィンの前縁は、前記フィンの最大高さ位置まで前記高さ方向にて前記プラットフォームの前記底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜する。
上記(11)の構成によれば、フィンの前縁は、フィンの最大高さ位置まで、フィンの高さ方向にてプラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜しているので、ボルテックスジェネレータの空力的性能を確保しやすい。よって、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズを相対的に小さくすることができる。
(12)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(11)の構成において、
前記プラットフォームは、前記フィンの高さ方向から視て円形を有する。
上記(12)の構成によれば、プラットフォームは、前記フィンの高さ方向から視て円形を有するので、プラットフォームを風車翼の表面に安定的に接着させやすい。よって、ボルテックスジェネレータの風車翼からの剥離を抑制することができる。
(13)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(12)の構成において、
前記プラットフォーム及び前記フィンは樹脂から形成される。
上記(13)の構成によれば、プラットフォーム及びフィンは樹脂から形成されるため、ボルテックスジェネレータの成形が比較的容易である。
(14)少なくとも一実施形態に係る風車翼(1)は、上記(1)乃至(13)の構成において、
翼本体(2)と、
前記翼本体の表面に取り付けられた上記(1)乃至(13)の何れか一項に記載のボルテックスジェネレータ(10)と、
を備える。
上記(14)の構成によれば、少なくとも一つのフィンの後端面は、フィンの高さ方向においてプラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。よって、風車翼の空力性能への寄与が相対的に小さいフィンの基部における後縁の位置に対し、空力性能への寄与が大きいフィンの頂部における後縁の位置を後方にずらすことで、フィンの頂部におけるコード長を十分に確保しやすくなる。このため、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズをフィンに対して相対的に小さくすることができる。よって、プラットフォームのサイズの増大を抑制しながらより大型のフィンを搭載したボルテックスジェネレータを得ることができる。
(15)少なくとも一実施形態に係る風力発電装置は、上記(14)の構成において、
風車翼を含む風車ロータ(42)と、
前記風車ロータによって駆動されるように構成された発電機と、
を備える。
上記(15)の構成によれば、少なくとも一つのフィンの後端面は、フィンの高さ方向においてプラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する。よって、風車翼の空力性能への寄与が相対的に小さいフィンの基部における後縁の位置に対し、空力性能への寄与が大きいフィンの頂部における後縁の位置を後方にずらすことで、フィンの頂部におけるコード長を十分に確保しやすくなる。このため、ボルテックスジェネレータの空力性能を維持しながら、プラットフォームのサイズをフィンに対して相対的に小さくすることができる。よって、プラットフォームのサイズの増大を抑制しながらより大型のフィンを搭載したボルテックスジェネレータを得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
本明細書において、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1 風車翼
2 翼本体
3 翼根
4 翼先端
5 翼型部
6 前縁
7 後縁
8 圧力面
9 負圧面
10 ボルテックスジェネレータ
11 プラットフォーム
11a 上面
11b 底面
11c 外縁
12,12A,12B フィン
13 前縁
13’ 前縁部
13a 前縁
13b 前縁
14 後縁
14’ 後端部
14a 後縁
14b 後縁
16 負圧面
17 基部
18 頂部
19 後端面
40 風力発電装置
42 ロータ
43 ハブ
44 ナセル
46 タワー
48 土台構造
102 前縁領域
104 後縁領域
CP 第1翼型
CP 第2翼型
P1 第1位置
P2 第2位置

Claims (15)

  1. プラットフォームと、
    前記プラットフォームの上面から突出して設けられ、前縁および後縁を有する少なくとも一つのフィンと、
    を備え、
    前記後縁を含む前記少なくとも一つのフィンの後端面は、前記フィンの高さ方向において前記プラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜した形状を有する
    風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  2. 前記フィンは、
    前記高さ方向の第1位置において第1翼型を有し、
    前記高さ方向にて前記第1位置よりも前記プラットフォームの底面からの距離が小さい第2位置において、前記第1翼型よりもサイズが大きい前記第1翼型の相似形と一致する前縁領域と、前記相似形の一部が欠損した形状である後縁領域とを含む第2翼型を有する
    請求項1に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  3. 前記フィンは、前記高さ方向における第1位置における第1翼厚比が、前記高さ方向において前記第1位置よりも前記プラットフォームの底面からの距離が小さい第2位置における第2翼厚比よりも小さい
    請求項1又は2に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  4. 前記フィンの前記後端面の幅は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの底面からの距離が大きくなるにしたがい減少する
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  5. 前記高さ方向から視たとき、前記フィンの後端部は、前記プラットフォームの外縁から外側に突出している
    請求項1乃至4の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  6. 前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記後端面の傾斜角は、55度以上65度以下である
    請求項1乃至5の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  7. 前記フィンの高さ方向における少なくとも一部の領域にて、前記フィンの前縁は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの前記底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜し、
    前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記後端面の傾斜角は、前記プラットフォームの前記底面に対する前記前縁の傾斜角よりも大きい
    請求項1乃至6の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  8. 前記フィンは、前記フィンの高さ方向に直交する断面内にて曲線形状の輪郭を有する前縁部を含むとともに、前記フィンのコードに関して対称な形状を有する
    請求項1乃至7の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  9. 前記フィンの翼厚比は、10%以上20%以下である
    請求項1乃至8の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  10. 前記フィンの高さ方向における少なくとも一部の領域にて、前記フィンの前縁は、前記高さ方向にて前記プラットフォームの前記底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜し、
    前記フィンのコード及び前記高さ方向を含む断面内にて、前記プラットフォームの前記底面に対する前記前縁の傾斜角は10度以上20度以下である
    請求項1乃至9の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  11. 前記フィンの前縁は、前記フィンの最大高さ位置まで前記高さ方向にて前記プラットフォームの前記底面からの距離が大きくなるにしたがい後方に傾斜する
    請求項10に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  12. 前記プラットフォームは、前記フィンの高さ方向から視て円形を有する
    請求項1乃至11の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  13. 前記プラットフォーム及び前記フィンは樹脂から形成された
    請求項1乃至12の何れか一項に記載の風車翼用のボルテックスジェネレータ。
  14. 翼本体と、
    前記翼本体の表面に取り付けられた請求項1乃至13の何れか一項に記載のボルテックスジェネレータと、
    を備える風車翼。
  15. 請求項14に記載の風車翼を含む風車ロータと、
    前記風車ロータによって駆動されるように構成された発電機と、
    を備える風力発電装置。
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