JP2019210912A - 垂直軸風車および風力発電装置 - Google Patents

垂直軸風車および風力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019210912A
JP2019210912A JP2018109955A JP2018109955A JP2019210912A JP 2019210912 A JP2019210912 A JP 2019210912A JP 2018109955 A JP2018109955 A JP 2018109955A JP 2018109955 A JP2018109955 A JP 2018109955A JP 2019210912 A JP2019210912 A JP 2019210912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical axis
wind turbine
arm
support
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018109955A
Other languages
English (en)
Inventor
充 赤川
Mitsuru Akagawa
充 赤川
龍介 柄澤
Ryusuke Karasawa
龍介 柄澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2018109955A priority Critical patent/JP2019210912A/ja
Priority to PCT/JP2019/022327 priority patent/WO2019235522A1/ja
Publication of JP2019210912A publication Critical patent/JP2019210912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D3/00Wind motors with rotation axis substantially perpendicular to the air flow entering the rotor 
    • F03D3/06Rotors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/74Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】翼とその支持体との結合部の強度を適正に確保しながら、風車回転時の空気抵抗が少なく、かつ製造コストを低く抑えることができる垂直軸風車、および優れた発電性能が得られる風力発電装置を提供する。【解決手段】垂直軸風車4は、立ち姿勢で回転自在に設置された主軸5と、上下方向に延びる翼9と、一端が主軸5に結合され他端が翼9に結合された支持体8とを備える。支持体8の他端と翼9との結合部10は、第1の結合用板材11と第2の結合用板材12と結合手段13とを有する。第1の結合用板材11は、支持体8の他端に固定され翼9の表面を構成する外皮の表面に当接する。第2の結合用板材12は、外皮を挟んで第1の結合用板材11と対向して配置され外皮の裏面に当接する。結合手段13は、第1の結合用板材11および第2の結合用板材12を互いに結合する。【選択図】図3

Description

この発明は、小型風力発電装置等の風力発電装置に用いられる垂直軸風車、特に発電効率を向上させる技術、およびその垂直軸風車を用いた風力発電装置に関する。
風力発電装置は、風のエネルギーを回転エネルギーに変換する風車、回転エネルギーを電気エネルギーに変える発電機、および発電機を制御する制御装置により主に構成され、必要に応じて、風車の回転速度を増速して発電機に伝達する増速機が設けられる。
前記風車は、翼、および翼と主軸を連結する支持材で構成されている。翼と支持材を結合する方法として、翼と支持材を一体成形する方法(特許文献1)や、翼の外側面に面圧分散板材を設けて、この面圧分散板材に支持材を締結する方法(特許文献2)が提案されている。
これら特許文献1,2の結合方法には後述する課題があることから、その課題を解決するために、図15〜図17に示す結合方法が実施されている。図15に示すように、この結合方法が適用された垂直軸風車4は、翼9と主軸5を連結する支持材8として1本の主アーム8aと2本のサブアーム8bとを有し、各アーム8a,8bの先端に設けられた接続プレート20が、翼9から突き出した結合用プレート21にボルト等で結合されている。
図16に示すように、翼9は外周が外皮14に囲まれた中空状であって、前記結合用プレート21が補強用のリブを兼ねている。すなわち、結合用プレート21は、図17に示すように、翼9の中空部に配置されるリブ部21aと、このリブ部21aと一体で翼9から突き出た結合部21bとからなる。結合部21bには、複数のボルト孔21cが設けられている。
図16(A),(B)に示すように、結合用プレート21の結合部21bを、前記接続プレート20と補助プレート22とで挟み、前記ボルト孔21cに挿通したボルト23と、そのねじ部に螺着させたナット24とで、接続プレート20および補助プレート22を互いに締結することで、翼9に支持材8である各アーム8a,8bが結合される。
特許第3330141号公報 特許第4647573号公報
特許文献1のように、翼と支持材が一体成形されている場合、翼および支持材の製造や塗装を行う際の取り扱いが難しい。また、嵩の大きな完成品の状態で輸送する必要があるため、輸送コストが高くなる。
特許文献2にように、翼の外側面に突起物(面圧分散板材)が設けられている場合、風車が回転するときに突起物が空気抵抗となるため、風車の回転が阻害されて発電効率を低下させる可能性がある、
図15〜図17に示す翼と支持材の結合方法の場合、結合用プレート21の結合部21bが、風車回転時における翼の移動方向に対して垂直である。このため、結合部21bが空気抵抗となって垂直軸風車4の回転を阻害する。
垂直軸風車4の耐風速性能を向上させるためには、結合用プレート21を大きくしたり、板厚を厚くしたりする必要である。また、結合用プレート21が繊維強化プラスチック材である場合は、入れる繊維の量を増加する必要がある。これらの対策を行うと、結果として翼の重量が増加すると共に、製造コストが高くなる。
この発明の目的は、翼とその支持体との結合部の強度を適正に確保しながら、風車回転時の空気抵抗が少なく、かつ製造コストを低く抑えることができる垂直軸風車、および優れた発電性能が得られる風力発電装置を提供することである。
この発明の垂直軸風車は、立ち姿勢で回転自在に設置された主軸と、上下方向に延びる翼と、一端が前記主軸に結合され他端が前記翼に結合された支持体とを備える垂直軸風車であって、
前記支持体の前記他端と前記翼との結合部は、前記支持体の前記他端に固定され前記翼の表面を構成する外皮の表面に当接する第1の結合用板材と、前記外皮を挟んで前記第1の結合用板材と対向して配置され前記外皮の裏面に当接する第2の結合用板材と、これら第1の結合用板材および第2の結合用板材を互いに結合する結合手段とを有することを特徴とする。
この構成によると、支持体の他端と翼との結合部のうち翼の外部に配置されるのは、第1の結合用板材と結合手段の一部のみである。第1の結合用板材は翼の外皮の表面に沿う板材であり、かつ結合手段の一部は小さな部位であるため、これらが風車回転時の大きな空気抵抗とならない。そのため、風車の回転が阻害されず、発電効率の向上が期待できる。
支持体の他端に固定された第1の結合用板材を翼に直接結合するので、結合用プレートを使用する従来の構成と比べて、結合部の構成が簡易になり、部品点数を削減できる。そのため、軽量化、製造コストの低減が期待できる。また、第1の結合用板材を翼に直接結合することで、この結合部の強度向上が期待できる。
この発明において、前記結合手段はボルトとナットからなっていてもよい。
この場合、設置時やメンテナンス時における、翼と支持体の組立および分離が容易である。
この発明において、前記支持体は、一端が前記主軸に直接または間接的に結合され他端が前記翼の上下端近くにそれぞれ結合された上下2本のアームを有し、これら2本アームの断面形状が、風車回転時における前記翼の進行方向の最大寸法よりも直交する方向の最大寸法の方が小さい扁平な形状であってもよい。
アームの断面形状が上記扁平な形状であると、アームの剛性を確保しつつ空気抵抗を低減させることができる。
前記支持体は、一端が前記主軸に結合され他端が前記翼の上下中央部に結合された1本の主アームと、一端が前記主アームの前記一端近くに結合され他端が前記翼の上下端近くにそれぞれ結合された、前記アームからなる上下2本のサブアームとを有していてもよい。このように主アームを有すると、翼の支持剛性が高まる。
この発明において、前記第1の結合用板材における前記外皮の表面と当接しない側の面の縁部が面取り形状とされていてもよい。
この場合、支持体の他端と翼との結合部の空気抵抗を低減させることができる。
この発明の風力発電装置は、この発明の上記いずれかの構成の垂直軸風車と、この垂直軸風車の前記主軸の回転によって発電する発電機とを備える。
この風力発電装置は、空気抵抗が少ない前記垂直軸風車を備えるため、優れた発電性能得ることができる。
この発明の垂直軸風車は、立ち姿勢で回転自在に設置された主軸と、上下方向に延びる翼と、一端が前記主軸に結合され他端が前記翼に結合されたアームとを備え、前記アームの前記他端と前記翼との結合部は、前記アームの前記他端に固定され前記翼の表面を構成する外皮の表面に当接する第1の結合用板材と、前記外皮を挟んで前記第1の結合用板材と対向して配置され前記外皮の裏面に当接する第2の結合用板材と、これら第1の結合用板材および第2の結合用板材を互いに結合する結合手段とを有するため、翼とその支持体との結合部の強度を適正に確保しながら、風車回転時の空気抵抗が少なく、かつ製造コストを低く抑えることができる。
この発明の風力発電装置は、前記垂直軸風車を備えるため、風車回転時の空気抵抗が少なくて、優れた発電性能が得られる。
この発明の一実施形態に係る垂直軸風車を備えた風力発電装置の正面図である。 同垂直軸風車の平面図である。 同垂直軸風車の分解斜視図である。 (A)は同垂直軸風車の翼と主アームの結合部を示す一部破断正面図、(B)は同結合部の側面図、(C)は図4(A)のIVC−IVC断面図である。 (A)は同翼とサブアームの結合部を示す一部破断正面図、(B)は同結合部の側面図、(C)は図5(A)のVC−VC断面図である。 この発明の他の実施形態に係る垂直軸風車を備えた風力発電装置の正面図である。 (A)〜(E)はそれぞれアームの断面形状を示す。 この発明のさらに他の実施形態に係る垂直軸風車の斜視図である。 同垂直軸風車の平面図に、アームの断面形状を示す図を追加した図である。 図9のX矢視図である。 同垂直軸風車のアームの断面図である。 他のアームの断面図である。 さらに他のアームの断面図である。 さらに他のアームの断面図である。 従来の同垂直軸風車の分解斜視図である。 (A)は同垂直軸風車の翼とサブアームの結合部を示す一部破断正面図、(B)は同結合部の側面図である。 同垂直軸風車の結合用プレートの斜視図である。
この発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る垂直軸風車を備えた風力発電装置の正面図、図2はその平面図である。図1において、地面に築かれた基礎1に鉄塔2が構築され、この鉄塔2の上に風力発電装置3が設置されている。風力発電装置3は、垂直軸風車4と、この垂直軸風車4の主軸5の回転で発電する発電機6と、その他に配電用、制御用等の機器とを備える。主軸5は上下方向に沿って延びる軸であって、軸受(図示せず)によって回転自在に支持され、下部が発電機6に連結されている。主軸5、発電機6、および図示しない他の機器、例えば増速機、制動装置等は、カバー7によって覆われている。
垂直軸風車4は、前記主軸5に支持体8を介して、複数の翼9が取り付けられている。図の例では、翼9の数が2つであり、それぞれの翼9は主軸5を中心として180°位相の異なる位置に設けられている。翼9の数は3つ以上であってもよい。
翼9は、上下方向に沿って延びる主翼部9aと、この主翼部9aから旋回中心側へ折れ曲がって延びるウィングレット9bとでなる。翼9の断面形状は、揚力を発生する形状であり、図2に示すように、翼旋回中心に対する外方となる外側面が膨らみ、その最膨部分が翼幅方向の片側に偏った形状とされている。翼9の外側面は、突起部の無い滑らかな形状である。ウィングレット9bは、翼端渦の発生を抑制する部位であり、必ずしも設けられていなくてもよい。翼9は、例えば繊維強化プラスチック材等からなる中空形状である。
図3は垂直軸風車4の分解斜視図である。前記支持体8は、各翼9につきそれぞれ1本の主アーム8aと、上下2本のサブアーム8bとを有する。主アーム8aは、水平姿勢であって、一端が主軸5に結合され他端が翼9の上下中央部に結合されている。上下の各サブアーム8bは、一端が主アーム8aの一端近くに結合され他端が翼9の上下端近くにそれぞれ結合されている。つまり、上下のサブアーム8bは、主アーム8aの一端からそれぞれ上下に放射状に広がる斜め姿勢である。なお、以下の説明で、主アーム8aおよびサブアーム8bを単に「アーム8a,8b」と呼称する場合がある。
この実施形態の場合、各支持体8の主アーム8aは、それぞれの一端同士が互いに繋がっていて、両主アーム8aで1本の棒状体Sとされている。そして、両主アーム8aの一端である棒状体Sの中央部が、主軸5の上端に結合部材(図示せず)を介して結合されている。各支持体8の主アーム8aの一端が、それぞれ個別に主軸5に結合されていてもよい。
主アーム8aは、図4(C)に示すように、断面形状が円形の筒状体である。主アーム8aは、例えば円形鋼管で構成される。
サブアーム8bは、図5(C)に示すように、断面形状が楕円形等の扁平形状の筒状体であり、翼9の回転方向Kの最大寸法aよりも回転方向Kと直交する方向の最大寸法bの方が小さくなるように配置される。サブアーム8bは、例えば楕円鋼管等の異形鋼管で構成される。
主アーム8aおよびサブアーム8bの断面形状は、後で説明するように円形や楕円形以外であってもよい。
図4(A),(B)に翼9と主アーム8aの結合部10が、図5(A),(B)に翼9とサブアーム8bの結合部10がそれぞれ示されている。いずれの結合部10も、アーム8a,8bの他端に固定され翼9の外皮14の表面に当接する第1の結合用板材11と、前記外皮14を挟んで第1の結合用板材11と対向して配置され外皮14の裏面に当接する第2の結合用板材12と、これら第1の結合用板材11および第2の結合用板材12を互いに結合する結合手段13とを有する。
前記第1の結合用板材11および第2の結合用板材12は、例えば互いに同形の長方形の板材で、翼9の回転方向Kの前側の位置にアーム8a,8bの他端が固定されている。そして、第1の結合用板材11および第2の結合用板材12の四隅付近同士が結合手段13により締結される。第1の結合用板材11は、外皮14の表面と当接しない側の面の縁部11aが面取り形状とされている。図4、図5の例では、平面状に切り欠いた面取り形状とされているが、断面円弧状に切り欠いた面取り形状としてもよい。
なお、第1の結合用板材11および第2の結合用板材12の形状は、長方形に限定されることなく、正方形や円形であってもよい。また、第1の結合用板材11および第2の結合用板材12に対するアーム8a,8bの他端の固定位置も特に限定されない。
前記結合手段13は、ボルト13aとナット13bからなる。第1の結合用板材11、外皮14、および第2の結合用板材12には、それぞれボルト孔(図示せず)が設けられている。この実施形態の場合、第1の結合用板材11の側から各ボルト孔にボルト13aを挿入し、第2の結合用板材12よりも突出したボルト13aのねじ部にナット13bを螺着する。予め、第2の結合用板材12を外皮14の裏面に固定し、かつナット13bを第2の結合用板材12に固定しておくと、翼9の外部からボルト13aの締め込み操作をするだけで、翼9とアーム8a,8bとを結合することができる。
この風力発電装置は、翼9が任意方向の風を受けることで、垂直軸風車4が回転する。回転方向は翼9の断面形状によって定まり、この実施形態の場合、図2に矢印で示す回転方向Kに回転する。垂直軸風車4の回転が主軸5を介して発電機6に伝達され、発電機6が発電する。
風力発電装置の発電効率は、垂直軸風車4の回転時における空気抵抗が大きく関係する。この垂直軸風車4は、空気抵抗を低減させる様々な工夫がなされている。
まず、支持体8であるアーム8a,8bと翼9との結合部10を、第1の結合用板材11、第2の結合用板材12、および結合手段13で構成したことである。結合部10のうち翼9の外部に配置されるのは、第1の結合用板材11、および結合手段13の一部であるボルト13aの頭部である。第1の結合用板材11は翼9の外皮14の表面に沿う肉厚の薄い板材であり、かつボルト13aの頭部は小さな部位であるため、これらが風車回転時の大きな空気抵抗とならない。加えて、第1の結合用板材11における外皮14の表面と当接しない側の面の縁部11aが面取り形状とされているため、結合部10の空気抵抗をより一層低減させることができる。
次に、サブアーム8bの断面形状を、翼9の回転方向Kの最大寸法aよりも回転方向Kと直交する方向の最大寸法bの方が小さい扁平な形状としたことである。この扁平な形状であると、サブアーム8bの剛性を確保しつつ空気抵抗を低減させることができる。この実施形態では、主アーム8aの断面形状は、強度確保のため円形形状とされているが、場合によっては、主アーム8aの断面形状もサブアーム8bと同様な扁平な形状としてもよい。
上記のように、翼9とアーム8a,8bの結合部10、およびサブアーム8bの断面形状について、垂直軸風車4の回転時における空気抵抗を低減させる工夫がなされているため、垂直軸風車4の回転が阻害されず、発電効率の向上が期待できる。
アーム8a,8bの他端に固定された第1の結合用板材11を翼9に直接結合するので、結合用プレートを使用する従来の構成と比べて、結合部10の構成が簡易になり、部品点数を削減できる。そのため、軽量化、製造コストの低減が期待できる。また、第1の結合用板材11を翼9に直接結合することで、この結合部10の強度向上が期待できる。
さらに、結合手段13がボルト13aとナット13bからなっているため、垂直軸風車4の設置時やメンテナンス時における、翼9と支持体8の組立および分離が容易である。翼9と支持体8を分離した状態で設置現場まで運搬することができるため、運搬も容易である。
[他の実施形態]
図6はこの発明の他の実施形態に係る垂直軸風車を備えた風力発電装置を示す。この風力発電装置の垂直軸風車4は、支持体8の構成が前記実施形態と異なっている。すなわち、この支持体8は、前記実施形態における主アーム8a(図1参照)が無い構成である。
具体的には、主軸5に固定された水平部材8cを有し、この水平部材8cに、前記実施形態におけるサブアーム8bに相当する上下2本のアーム8dの一端が結合されている。これら上下2本のアーム8dの他端は、翼9の上下端近くにそれぞれ結合されている。アーム8dの断面形状は、前記サブアーム8bと同様に、翼9の回転方向Kの最大寸法aよりも回転方向Kと直交する方向の最大寸法bの方が小さい扁平形状である(図5(C)参照)。
このように、支持体8のアームが、断面形状が扁平なアーム8dのみで構成されていると、主アーム8aがある場合と比べて、さらに空気抵抗を低減させることができる。
なお、水平部材8cを設けずに、アーム8dの一端を直接主軸5に結合してもよい。
[アームの断面形状について]
アーム8a,8b,8dの断面形状は特に限定されるものではなく、例えば図7(A)〜(E)に示す形状のいずれかを採用することができる。各形状のそれぞれにメリットおよびデメリットがある。
図7(A)に示す丸形は、丸パイプ等の既製品を使用することで安価に製作できるというメリットがあるが、アームの進行方向Aにおける投影面積が大きいため、風車回転時の空気抵抗が大きくて発電性能が低下するというデメリットがある。
図7(B)に示す魚形は、投影面積が小さく、かつ風車回転時にアームの周囲を空気がスムーズに流れるため、空気抵抗が小さく発電性能が高いというメリットがあるが、加工工数が多く製造コストが高いというデメリットがある。
図7(C)に示す楕円形は、投影面積が小さいため、風車回転時の空気抵抗が小さくて発電性能が高いというメリットがあるが、丸形と比べて製造コストが高くなるといデメリットがある。ただし、既成の楕円パイプを利用することができれば、製造コストを抑制できる。
図7(D)に示す疑似楕円形は、図6(C)の楕円形と同様に、投影面積が小さいため、風車回転時の空気抵抗が小さくて発電性能が高いというメリットがある。しかし、図7(C)の楕円形と比べると、角張った形状であるために空気抵抗が大きく、発電性能が若干低くなる。
図7(E)に示す長方形は、角パイプ等の既製品を使用することで安価に製作できるというメリットがあるが、アームの回転方向Kに正対する面が存在するため、空気抵抗が大きくて発電性能が低下するというデメリットがある。
上記各実施形態では、垂直軸風車4が揚力型である例を示したが、垂直軸風車4が抗力型である場合もこの発明の構成を適用することができる。
[起動性を向上させるアームの断面形状]
揚力型の垂直軸風車は、抗力型の垂直軸風車と比べて、高い周速比で大きな回転力が得られる反面、起動性が良くないという課題がある。つまり、風向に対する翼の回転位置が悪いと、十分な風速の風があっても回り出さない。しかし、アームの断面形状を、例えば図11〜図14のいずれかの形状とすることで、揚力型の垂直軸風車の起動性を向上させることが可能である。アームの断面形状の詳細については、後で説明する。
図8は、図11に示す断面形状のアームを備えた垂直軸風車を示す。この垂直軸風車4は、主軸5に支持体8を介して、複数(例えば3つ)の翼9が取り付けられている。支持体8は、主軸5の上下端からそれぞれ水平に外周側へ延びる上下一対のアーム8eからなり、これら上下一対のアーム8eの外周端に、各翼9の上下端が取り付けられている。主軸5は、その下端部が回転支持台24に設置され、軸受(図示せず)により回転自在に支持されている。
図9に示すように、各翼9は、円周方向に等間隔で配置されている。この実施形態の場合、翼9の数は3つであるため、各翼9が互いに120°の位相を成す位置に配置されている。翼9は、上下方向に長く、その断面形状は風を受けて揚力は発生する形状である。各翼9の揚力により、図9に矢印で示す回転方向Kに垂直軸風車4が回転する。つまり、この垂直軸風車4は、各翼9で発生した揚力によって回転する揚力型である。
図9には、各支持体3のアーム8eの断面形状を示す図が追加されている。アーム8eの断面形状は上下共に同じであり、かつ各支持体3で同じである。また、図10に示すように、アーム8eの形状は、主軸5側の一端から翼9側の他端にわたって同じである。
図11に示すように、アーム8eの外郭面Fの形状は、回転方向Kの前端部Faは前方に突出する凸曲面であり、この前端部Faから後端にかけての上面部Fbおよび下面部Fcは前端部Faに滑らかに続いて後方に延びる曲面である。上面部Fbおよび下面部Fcの後端間は、後方を向く面Fdとなっている。
図11の例では、前端部Fa、上面部Fb、および下面部Fcで楕円形の一部を成す。すなわち、楕円形の長径方向の一端部が除去された形状である。除去されているのは、回転方向の後端部となる側である。また、図11の例では、後方を向く面Fdは平面である。
アーム8eの外郭面Fが上記形状であると、外郭面Fにおける前端部Fa、上面部Fb、および下面部Fcに沿って空気が円滑に流れ、流れの周りに渦や乱流を生じ難い。このため、アーム8eの外郭面Fが断面円形である場合と比べて、垂直軸風車4の回転時におけるアーム8eの空気抵抗が小さく、垂直軸風車4の回転に与える影響が少ない。
垂直軸風車4が停止している状態でこの垂直軸風車4を回転させるのに十分な風が吹いた場合に、風向に対する翼9の回転位置が悪いと、翼9が風から受ける力だけでは垂直軸風車4を起動させることができない。この場合でも、いずれかのアーム8eにおける平面からなる後方を向く面Fdが風から抗力を受けて、垂直軸風車4に対して回転方向への推進力を与える。
特に、この実施形態のように、翼9およびアーム8eが周方向に等配で3つ設けられていると、垂直軸風車4がどの回転位置にある場合でも、少なくとも1つのアーム8eの後方を向く面Fdが、確実に風から抗力を受ける。図9の状態の場合、A,B,Cの各回転位置にある3対のアーム8eのうち、Cの回転位置にあるアーム8eの後方を向く面Fdが風から抗力を受ける。このアーム8eが風から受ける抗力による回転方向への推進力により、風向に対する翼9の回転位置が悪い場合でも、垂直軸風車4が自然風のみで起動することが可能である。
図11の例では、アーム8eの外郭面Fにおける後方を向く面Fdを除く部分の形状が、楕円形における回転方向Kの後端部となる一部を除去した形状であるが、同部分の形状を、流線形の後端部を除去した形状としてもよい(図示せず)。その場合、外郭面Fに沿う空気の流れがより円滑になる。また、外郭面Fに沿う空気が円滑に流れる形状であれば、楕円形や流線形以外の形状であってもよい。
また、図11の例では、後方を向く面Fdが平面であるが、図12のように、後方を向く面Fdを凹曲面としてもよい。その場合、後方を向く面Fdに当たった空気が凹曲面の内側に一時的に滞留することで、支持体3に対してより確実に抗力を与えることができる。
さらに、図13、図14のように、後方を向く面Fdの両側に、この後方を向く面Fdよりも後方に延びて、上面部Fbおよび下面部Fcの後端からそれぞれ滑らかに続く面Fe,Ffを有するヒレ25,26が設けられていてもよい。図13に示すアーム8eは、図11に示すアーム8eにヒレ25,26を設けたものである。図14に示すアーム8eは、図12に示すアーム8eにヒレ25,26を設けたものである。
上記ヒレ25,26を設けることで、上面部Fbおよび下面部Fcに沿って流れる空気がより一層円滑に後方に導かれるため、回転時におけるアーム8eの空気抵抗をより一層小さくすることができる。また、上記ヒレ25,26があると、後方を向く面Fdが受けた風を上側および下側に逃し難いため、アーム8eに対してより大きな抗力を与えることができる。
次に、アーム8eの材料および製作方法について説明する。
アーム8eの材料は、金属材であっても、合成樹脂材であってもよい。また、アーム8eは、中空状であっても、中実であってもよい。
アーム8eの材料が金属材である場合、中空形状にすることが容易である。例えば、図10に示すアーム8eの場合、楕円パイプの片方の長径方向端部を平面状に加工して製作することができる。楕円パイプの材質としては、鉄、アルミ、ステンレス等を用いることができる。アーム8eが中空状であると、アーム8eの剛性を保ちつつ、軽量化を図ることができる。
アーム8eの材料が合成樹脂材である場合、アーム8eを成型品としてもよい。アーム8eが成型品であると、金型を用いて安価に製作することができる。
上記実施形態では、翼9の数が3つである例を示したが、翼9の数は4つ以上であってもよく、また場合によっては2つであってもよい。
また、このアーム8eの断面形状は、抗力型である垂直軸風車にも適用することができる。
以上、実施例に基づいて本発明を実施するための形態を説明したが、ここで開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
3…風力発電装置
4…垂直軸風車
5…主軸
6…発電機
8…支持体
8a…主アーム
8b…サブアーム
8d,8e…アーム
9…翼
10…結合部
11…第1の結合用板材
11a…縁部
12…第2の結合用板材
13…結合手段
13a…ボルト
13b…ナット
14…外皮

Claims (6)

  1. 立ち姿勢で回転自在に設置された主軸と、上下方向に延びる翼と、一端が前記主軸に結合され他端が前記翼に結合された支持体とを備える垂直軸風車であって、
    前記支持体の前記他端と前記翼との結合部は、前記支持体の前記他端に固定され前記翼の表面を構成する外皮の表面に当接する第1の結合用板材と、前記外皮を挟んで前記第1の結合用板材と対向して配置され前記外皮の裏面に当接する第2の結合用板材と、これら第1の結合用板材および第2の結合用板材を互いに結合する結合手段とを有することを特徴とする垂直軸風車。
  2. 請求項1に記載の垂直軸風車において、前記結合手段はボルトとナットからなる垂直軸風車。
  3. 請求項1または請求項2に記載の垂直軸風車において、前記支持体は、一端が前記主軸に直接または間接的に結合され他端が前記翼の上下端近くにそれぞれ結合された上下2本のアームを有し、これら2本のアームの断面形状が、風車回転時における前記翼の進行方向の最大寸法よりも直交する方向の最大寸法の方が小さい扁平な形状である垂直軸風車。
  4. 請求項3に記載の垂直軸風車において、前記支持体は、一端が前記主軸に結合され他端が前記翼の上下中央部に結合された1本の主アームと、一端が前記主アームの前記一端近くに結合され他端が前記翼の上下端近くにそれぞれ結合された、前記アームからなる上下2本のサブアームとを有する垂直軸風車。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の垂直軸風車において、前記第1の結合用板材における前記外皮の表面と当接しない側の面の縁部が面取り形状とされた垂直軸風車。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の垂直軸風車と、この垂直軸風車の前記主軸の回転によって発電する発電機とを備える風力発電装置。
JP2018109955A 2018-06-08 2018-06-08 垂直軸風車および風力発電装置 Pending JP2019210912A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018109955A JP2019210912A (ja) 2018-06-08 2018-06-08 垂直軸風車および風力発電装置
PCT/JP2019/022327 WO2019235522A1 (ja) 2018-06-08 2019-06-05 垂直軸風車および風力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018109955A JP2019210912A (ja) 2018-06-08 2018-06-08 垂直軸風車および風力発電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019210912A true JP2019210912A (ja) 2019-12-12

Family

ID=68770465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018109955A Pending JP2019210912A (ja) 2018-06-08 2018-06-08 垂直軸風車および風力発電装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019210912A (ja)
WO (1) WO2019235522A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022054800A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 Ntn株式会社 垂直軸風車および垂直軸風力発電装置
WO2023176309A1 (ja) * 2022-03-18 2023-09-21 日軽金アクト株式会社 垂直軸風車の翼固定構造

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10945752B2 (en) 2019-03-20 2021-03-16 Covidien Lp Tissue resecting instrument including a rotation lock feature
US11753941B2 (en) * 2020-05-11 2023-09-12 XFlow Energy Company Separable fluid turbine rotor

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005171852A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Fjc:Kk 縦軸風車並びにその回転体及び羽根
JP2005188468A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fjc:Kk 多段羽根縦軸風車
US20100253084A1 (en) * 2009-04-03 2010-10-07 Industrial Technology Research Institute Vertical-axis windpower fan unit and module and power generating system thereof

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4566854A (en) * 1984-05-21 1986-01-28 Slezak Ray J Wind rotor
WO2005111415A1 (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Intellectual Property Bank Corp. 垂直軸風車の支持アーム取付構造および垂直軸風車

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005171852A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Fjc:Kk 縦軸風車並びにその回転体及び羽根
JP2005188468A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fjc:Kk 多段羽根縦軸風車
US20100253084A1 (en) * 2009-04-03 2010-10-07 Industrial Technology Research Institute Vertical-axis windpower fan unit and module and power generating system thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022054800A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 Ntn株式会社 垂直軸風車および垂直軸風力発電装置
JP7497260B2 (ja) 2020-09-11 2024-06-10 Ntn株式会社 垂直軸風車および垂直軸風力発電装置
WO2023176309A1 (ja) * 2022-03-18 2023-09-21 日軽金アクト株式会社 垂直軸風車の翼固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019235522A1 (ja) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019235522A1 (ja) 垂直軸風車および風力発電装置
JP3330141B1 (ja) 一体型風水車とその製造方法
TWI231840B (en) Windmill for wind power generation
KR101520898B1 (ko) 평평한 뒷전형상을 갖는 복합재 풍력 블레이드의 제작방법
US8550786B2 (en) Vertical axis wind turbine with self-starting capabilities
US9523279B2 (en) Rotor blade fence for a wind turbine
JP2010043650A5 (ja)
US20200182220A1 (en) Fluid-redirecting structure
JP6067130B2 (ja) 風力発電装置
US20170306921A1 (en) High torque wind turbine blade, turbine, generator, and associated systems and methods
US9797373B2 (en) Blade, wind turbine and wind power generating system
JP2021535315A (ja) ジョイント風力タービンロータブレード用のスパー構成
JP2022515954A (ja) ジョイント風力タービンブレード用のスパーキャップ構成
AU2018204007A1 (en) A turbine blade assembly
US7309213B2 (en) Wind sail receptor
KR20150121213A (ko) 풍력발전기의 회전 블레이드
CN203248318U (zh) 风力发电机旋转叶片
WO2022114106A1 (ja) 風車翼用のボルテックスジェネレータ、風車翼及び風力発電装置
JP2014156193A (ja) プロペラ後流整流装置
JP6730356B2 (ja) 発電装置の出力増強デバイス及び自然エネルギ型発電装置
JP2011057118A (ja) 揺動式横ヒレ推進人力船
US20130266438A1 (en) Ring airfoil with parallel inner and outer surfaces
CN110318931A (zh) 一种用于水下发电的飞翼结构
JP6885168B2 (ja) ブレード
JP2005016479A (ja) 回転車の羽根並びに回転車

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210106

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20210208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220315