JP2022085063A - バッテリパック支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両側突時の耐荷重強度要求に応えつつ、製造時における搭載性や定期メンテナンス時における整備性の要求を満たすことができるバッテリパック支持装置を提供する。【解決手段】バッテリパック支持装置1は、上面部51及び下面部を有する第一ブラケット5と、バッテリパック4の側面41に対向するウェブ部61、ウェブ部61から車幅方向内側へ延出して第一ブラケット5の上面部51に上方から重なる上フランジ部62及び第一ブラケット5の下面部に重なる下フランジ部を有する第二ブラケット6と、サイドレール2に連結されるとともに、第一ブラケット5の上面部51に複数のボルト8で連結される第三ブラケット7と、を備える。第二ブラケット6は、上フランジ部62の内側端部62eから第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分まで車幅方向内側に延出して複数のボルト8間に介在する延在部64を有する。【選択図】図1
Description
本件は、車両駆動用のバッテリパックを支持するバッテリパック支持装置に関する。
従来、環境への負荷を低減する観点から、駆動用のバッテリの電力をモータに供給することで走行する電気自動車やハイブリッド自動車等の電動車両の開発が進んでいる。近年では、トラック等の商用車の分野においても、電動車両の開発が行われている(例えば特許文献1参照)。このような電動の商用車においては、コスト低減の観点から、乗用車に用いられる汎用バッテリパックを適用することが検討されている。
しかしながら、乗用車向けのバッテリパックは、車体の内部に搭載されることを前提としているため、その筐体自体の耐荷重強度が比較的低いという課題がある。一方で、トラック等の商用車において、ラダーフレームの下方に配置されるバッテリパックには側突時に高い衝撃荷重が印加されうることから、バッテリパックを支持する支持装置に高い耐荷重強度が要求される。加えて、支持装置には、製造時における搭載性や、定期メンテナンス時における整備性を確保することも要求される。
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、車両側突時の耐荷重強度要求に応えつつ、製造時における搭載性や定期メンテナンス時における整備性の要求を満たすことができるバッテリパック支持装置を提供することを目的の一つとする。
ここで開示するバッテリパック支持装置は、車両のラダーフレームを構成するサイドレールよりも車幅方向外側に位置する側面を有するとともに前記サイドレールの下方に搭載されるバッテリパックを支持するバッテリパック支持装置であって、前記バッテリパックの上方に配置される上面部及び前記バッテリパックの下方に配置される下面部を有する第一ブラケットと、前記バッテリパックの前記側面に対向するウェブ部、前記ウェブ部から車幅方向内側へ延出して前記第一ブラケットの前記上面部に上方から重なる上フランジ部、及び前記ウェブ部から車幅方向内側へ延出して前記第一ブラケットの前記下面部に重なる下フランジ部を有する第二ブラケットと、前記サイドレールに連結されるとともに、前記第一ブラケットの前記上面部に複数のボルトで連結される第三ブラケットと、を備えている。また、前記第二ブラケットは、前記上フランジ部の車幅方向内側端部から前記第一ブラケットと前記第三ブラケットとの連結部分まで車幅方向内側に延出して、前記複数のボルト間に介在する延在部を有し、前記延在部が前記第一ブラケットと前記第三ブラケットとに挟持されることで固定されることを特徴としている。
このようにバッテリパック支持装置では、第二ブラケットの延在部が第一ブラケットと第三ブラケットとの連結部分まで延出して第一ブラケットと第三ブラケットとに挟持される。これにより、第一ブラケットと第三ブラケットとの連結部分が、第二ブラケットの延在部と第一ブラケットと第三ブラケットとの三層構造になるため、剛性を確保することができる。また、第一ブラケットと第三ブラケットとを連結するボルトを緩めれば、第一ブラケットと第三ブラケットとに挟持された延在部が解放されるため、第二ブラケットが車幅方向外側へ移動可能となる。これにより、バッテリパック支持装置から第二ブラケットだけを取り外すことが可能となる(バッテリパック支持装置を丸ごと取り外さなくても済む)ため、整備が容易となる。さらに、車両の製造時は、第二ブラケットを第一ブラケット及び第三ブラケットとは別に組み付けることが可能であるため、車両へのバッテリパック支持装置の搭載も容易となる。
開示のバッテリパック支持装置によれば、車両側突時のバッテリ安全性を確保するための耐荷重強度要求に応えつつ、製造時における搭載性や定期メンテナンス時における整備性の要求を満たすことができる。
図面を参照して、本件の実施形態について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
[1.構成]
本実施形態に係るバッテリパック支持装置1(以下、単に支持装置1ともいう)を図1に示す。支持装置1は、ラダーフレームを備えた電動トラック(車両)3に搭載される。電動トラック3は、駆動用のバッテリパック4の電力を図示しないモータに供給することで走行する電動車両(電気自動車、ハイブリッド車)である。
本実施形態に係るバッテリパック支持装置1(以下、単に支持装置1ともいう)を図1に示す。支持装置1は、ラダーフレームを備えた電動トラック(車両)3に搭載される。電動トラック3は、駆動用のバッテリパック4の電力を図示しないモータに供給することで走行する電動車両(電気自動車、ハイブリッド車)である。
以下、電動トラック3の前後方向を車長方向D1ともいい、電動トラック3の左右方向を車幅方向D2ともいう。また、前後方向と左右方向とのいずれにも直交する上下方向を車高方向D3ともいう。図面では、前方を「FR」で示し、右方を「RH」で示し、上方を「UP」で示す。なお、図1には、電動トラック3の下部構造を示しており、ラダーフレームの上方に配置される上部構造(ボデー)は省略している。
ラダーフレームは、電動トラック3の骨格をなす部材であって、電動トラック3の車長方向D1に延びる一対のサイドレール2,2と、電動トラック3の車幅方向D2に延びてサイドレール2,2同士を連結する複数のクロスメンバ(図示略)とを含む。
車長方向D1に延びる一対のサイドレール2,2は、高い剛性及び強度を有し、車幅方向D2に互いに離間して配置される。各サイドレール2は、車長方向D1及び車高方向D3に沿う板状のウェブ部の上縁及び下縁から、一対の板状のフランジ部が車幅方向D2の内側に向けて延出するチャンネル形状をなす。
バッテリパック4は、例えば、乗用車に用いられる汎用の高電圧バッテリパックである。電動トラック3において、バッテリパック4は、一対のサイドレール2,2の下方に搭載され、各サイドレール2よりも車幅方向D2の外側に突出している。ここでは、車高方向D3の寸法が車長方向D1及び車幅方向D2の各寸法よりも小さい(薄い)箱型のバッテリパック4を例示する。ただし、バッテリパック4の形状は特に限定されない。
バッテリパック4は、車幅方向D2の外側にそれぞれ向く一対の側面41を有する。また、バッテリパック4は、前側を向く前面42と後側を向く後面43とを有する。一対の側面41は、一対のサイドレール2よりも車幅方向D2の外側にそれぞれ位置する。より具体的にいえば、右の側面41は右のサイドレール2よりも右側に位置し、左の側面41は左のサイドレール2よりも左側に位置する。
バッテリパック4は、上記のように側面41がサイドレール2よりも車幅方向D2の外側に配置されることから、車幅方向D2の寸法がサイドレール2のウェブ部間の距離よりも大きく確保されている。これにより、バッテリパック4は大容量化が図られている。
なお、バッテリパック4の個数は、本実施形態の例示に限定されない。比較的大型の電動トラック3には、複数のバッテリパック4が車長方向D1に並んで設けられてもよい。複数のバッテリパック4が設けられることで、バッテリパック4全体としての大容量化が図られ、航続距離を確保できる。
支持装置1は、サイドレール2に連結されてバッテリパック4を支持する。支持装置1は、バッテリパック4を収容する第一ブラケット5及び第二ブラケット6と、第一ブラケット5及びサイドレール2に連結される第三ブラケット7とを備える。第一ブラケット5,第二ブラケット6及び第三ブラケット7はいずれも鋼板で形成される。なお、第三ブラケット7はラバーブッシュ等の弾性部材を備えるブラケットであって、サイドレール2にバッテリパック4を弾性的に支持してもよい。
第一ブラケット5は、図2に示すように、支持装置1がサイドレール2に取り付けられた状態で、バッテリパック4の上方に配置される上面部51及びバッテリパック4の下方に配置される下面部52を有する。上面部51は、上面視で一部がバッテリパック4に重なる。また、下面部52は、下面視で一部がバッテリパック4に重なる。本実施形態では、バッテリパック4の前側及び後側のそれぞれに配置された二つの第一ブラケット5,5を例示する。二つの第一ブラケット5,5は、互いに前後対称に構成される。なお、図2及び図4では、バッテリパック4の断面を示すハッチングを省略している。
第一ブラケット5は、上面部51及び下面部52それぞれの前端又は後端(車長方向D1の端部)同士を繋ぐ側面部53を有する。前側の第一ブラケット5の側面部53は、上面部51及び下面部52それぞれの前端同士を繋ぎ、バッテリパック4の前面42よりも前方に位置する。また、後側の第一ブラケット5の側面部53は、上面部51及び下面部52それぞれの後端同士を繋ぎ、バッテリパック4の後面43よりも後方に位置する。図1に示すように、第一ブラケット5の左右の両端部は、バッテリパック4の側面41よりも車幅方向D2の外側に位置する。
上面部51には、第三ブラケット7が複数のボルト8で連結される。より具体的には、第三ブラケット7は、第一ブラケット5のうちのサイドレール2よりも車幅方向D2の外側に位置する部分に連結される。ここで、第一ブラケット5と第三ブラケット7とが複数のボルト8で連結される部分(図1及び図3において網点が付されている部分)を連結部分とよぶ。図3に示すように、第一ブラケット5の上面部51には、ボルト8が設けられる位置と同位置にボルト8が挿通可能なボルト孔54が設けられる。
本実施形態では、第三ブラケット7が、各第一ブラケット5それぞれの左右に一つずつ、すなわち、電動トラック3の左右(各サイドレール2の車幅方向D2の外側)に二つずつ設けられた例を示す。各第三ブラケット7は、四つのボルト8で第一ブラケット5の上面部51に連結されている。
一つの第三ブラケット7に締結される複数のボルト8(本実施形態では、四つのボルト8)のうちの少なくとも一つは、他のボルト8に対して車長方向D1に隙間をあけて配置される。本実施形態では、四つのボルト8のうち、二つのボルト8が車幅方向D2に並んで設けられ、この二つのボルト8に対して車長方向D1に隙間をあけて、残りの二つのボルト8が車幅方向D2に並んで設けられている。
第二ブラケット6は、バッテリパック4の側面41に対向するウェブ部61と、ウェブ部61の上側端部から車幅方向D2の内側に延出する上フランジ部62と、ウェブ部61の下側端部から車幅方向D2の内側に延出する下フランジ部63とを有する。本実施形態では、互いに左右対称に構成され、バッテリパック4の車幅方向D2の両側(左右)に配置された二つの第二ブラケット6,6を例示する。
第二ブラケット6のウェブ部61は、側面視でバッテリパック4の側面41を覆い、第一ブラケット5の側面部53とともにバッテリパック4の四方を囲む。上フランジ部62は、第一ブラケット5の上面部51に上方から重なる。また、下フランジ部63は、第一ブラケット5の下面部52に下方から重なる。
第二ブラケット6は、上フランジ部62の内側端部62e(車幅方向内側端部)から第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分まで車幅方向D2の内側に延出する延在部64を有する。延在部64は、車長方向D1において一つの第三ブラケット7に締結される複数のボルト8間に介在する。本実施形態では、各第二ブラケット6がそれぞれの前後に一つずつ延在部64を有する。
本実施形態の第二ブラケット6は、延在部64から車長方向D1に離隔した位置に補助延在部65を有する。補助延在部65も、延在部64と同様に、上フランジ部62の内側端部62eから第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分まで車幅方向D2の内側に延出する。補助延在部65は、車長方向D1において一つの第三ブラケット7に締結される複数のボルト8よりも前方又は後方に設けられる。別言すると、本実施形態の第二ブラケット6は、延在部64と各補助延在部65との間が車幅方向D2に沿って切り欠かれた形状をなす。
第三ブラケット7は、サイドレール2から車幅方向D2の外側かつ下方へ延びており、第一ブラケット5及び第二ブラケット6に収容されたバッテリパック4をサイドレール2から吊り下げる機能をもつ。本実施形態では、前面視で略L字状の第三ブラケット7を例示するが、第三ブラケット7の形状はこれに限らない。
第三ブラケット7は、サイドレール2のウェブ部に外側から当接する第一面部71と、第二ブラケット6の延在部64及び補助延在部65,65を介して第一ブラケット5の上面部51に上方から重ねられる第二面部72とを有する。第一面部71には、サイドレール2と連結するためのボルト(図示略)を挿通可能な第一ボルト孔73が設けられる。また、第二面部72には、上述のボルト8を挿通可能な第二ボルト孔74が複数設けられる。
支持装置1は、第一ブラケット5及び第二ブラケット6にバッテリパック4が収容されるとともに、第一ブラケット5と第三ブラケット7とがボルト8で連結されて、第三ブラケット7がサイドレール2に連結されることで、電動トラック3に搭載されてバッテリパック4を支持する。
詳述すると、第一ブラケット5の上面部51及び下面部52の間にバッテリパック4が配置されたあと、第二ブラケット6の上フランジ部62及び下フランジ部63が第一ブラケット5の上面部51及び下面部52のそれぞれに重なるように第二ブラケット6が配置される。その後、第一ブラケット5及び第三ブラケット7がボルト8で連結される。この際、第二ブラケット6は、第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分において、延在部64と補助延在部65とが第一ブラケット5の上面部51と第3ブラケットの第二面部72とに挟持されることで固定される。それから、第三ブラケット7の第一面部71がサイドレール2に固定される。
なお、支持装置1の搭載方法はこれに限らない。例えば、はじめに第一ブラケット5と第三ブラケット7とをボルト8で軽く連結(仮締め)しておき、第二ブラケット6の延在部64及び補助延在部65が第一ブラケット5の上面部51と第3ブラケット7の第二面部72との間に位置するように、第二ブラケット6を側方から挿入したあと、ボルト8を締結(本締め)して、第三ブラケット7をサイドレール2に固定してもよい。
[2.作用及び効果]
支持装置1によれば、第二ブラケット6の延在部64が第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分まで延出して第一ブラケット5と第三ブラケット7とに挟持される。これにより、図4に示すように、第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分が、第二ブラケット6の延在部64と第一ブラケット5と第三ブラケット7との三層構造になるため、剛性を確保することができる。連結部分の剛性が確保されることで、側突時に車幅方向D2の外側(図4では右側)から入力された衝撃荷重Fを、支持装置1の外側から内側へ伝達させやすくすることができる。したがって、衝撃荷重Fをバッテリパック4に伝達させにくくすることができるため、側突時にバッテリパック4を適切に保護することが可能となる。よって、支持装置1によれば、側突時のバッテリ安全性を確保するための耐荷重強度要求に応えることができる。
支持装置1によれば、第二ブラケット6の延在部64が第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分まで延出して第一ブラケット5と第三ブラケット7とに挟持される。これにより、図4に示すように、第一ブラケット5と第三ブラケット7との連結部分が、第二ブラケット6の延在部64と第一ブラケット5と第三ブラケット7との三層構造になるため、剛性を確保することができる。連結部分の剛性が確保されることで、側突時に車幅方向D2の外側(図4では右側)から入力された衝撃荷重Fを、支持装置1の外側から内側へ伝達させやすくすることができる。したがって、衝撃荷重Fをバッテリパック4に伝達させにくくすることができるため、側突時にバッテリパック4を適切に保護することが可能となる。よって、支持装置1によれば、側突時のバッテリ安全性を確保するための耐荷重強度要求に応えることができる。
また、第一ブラケット5と第三ブラケット7とを連結するボルト8を緩めれば、第一ブラケット5と第三ブラケット7とに挟持された延在部64が解放されるため、第二ブラケット6が車幅方向D2の外側へ移動可能となる。これにより、支持装置1から第二ブラケット6だけを取り外すことが可能となる(すなわち、支持装置1を丸ごと取り外さなくても済む)ため、整備が容易となる。
さらに、電動トラック3の製造時は、第二ブラケット6を第一ブラケット5及び第三ブラケット7とは別に組み付けることが可能であるため、電動トラック3への支持装置1の搭載も容易となる。また、第二ブラケット6の延在部64を第一ブラケット5と第三ブラケット7とに挟持させるため、第一ブラケット5と第三ブラケット7とをボルト8で連結するのと同時に第二ブラケット6を固定できる。これにより、バッテリパック4に対する支持装置1の取り付け作業も容易化できる。したがって、支持装置1によれば、側突時のバッテリ安全性を確保するための耐荷重強度要求に応えつつ、製造時における搭載性や、定期メンテナンス時における整備性の要求を満たすことができる。
[3.変形例]
上記の支持装置1の構成は一例である。支持装置1の有する第三ブラケット7の数は四つに限られない。一つの第三ブラケット7に対して締結されるボルト8の数は、四つに限らず、二つ以上であればよい。
上記の支持装置1の構成は一例である。支持装置1の有する第三ブラケット7の数は四つに限られない。一つの第三ブラケット7に対して締結されるボルト8の数は、四つに限らず、二つ以上であればよい。
第三ブラケット7に対して締結される複数のボルト8は、少なくとも一つのボルト8が他のボルト8に対して車長方向D1に隙間をあけて配置されていればよい。例えば、第三ブラケット7に対して締結される四つのボルトが車長方向D1に間隔をあけて一列に並んでいてもよい。この場合、四つのボルト間に三つの隙間が形成されるため、第二ブラケット6は、ボルト間に介在する延在部を三つ有していてもよい。なお、補助延在部65,65は省略されてもよい。
第一ブラケット5の構成も、上記の例示に限定されない。第一ブラケット5は、例えば、バッテリパック4の前面42,後面43,上面及び下面の全てを覆う筒状部材であってもよい。なお、支持装置1の適用対象は、上記の電動トラック3に限定されない。支持装置1は、ラダーフレーム2を備える様々な車両に適用可能である。
1 支持装置(バッテリパック支持装置)
2 サイドレール
3 電動トラック(車両)
4 バッテリパック
5 第一ブラケット
6 第二ブラケット
7 第三ブラケット
8 ボルト
41 側面
51 上面部
52 下面部
61 ウェブ部
62 上フランジ部
62e 内側端部(車幅方向内側端部)
63 下フランジ部
64 延在部
2 サイドレール
3 電動トラック(車両)
4 バッテリパック
5 第一ブラケット
6 第二ブラケット
7 第三ブラケット
8 ボルト
41 側面
51 上面部
52 下面部
61 ウェブ部
62 上フランジ部
62e 内側端部(車幅方向内側端部)
63 下フランジ部
64 延在部
Claims (1)
- 車両のラダーフレームを構成するサイドレールよりも車幅方向外側に位置する側面を有するとともに前記サイドレールの下方に搭載されるバッテリパックを支持するバッテリパック支持装置であって、
前記バッテリパックの上方に配置される上面部及び前記バッテリパックの下方に配置される下面部を有する第一ブラケットと、
前記バッテリパックの前記側面に対向するウェブ部、前記ウェブ部から車幅方向内側へ延出して前記第一ブラケットの前記上面部に上方から重なる上フランジ部、及び前記ウェブ部から車幅方向内側へ延出して前記第一ブラケットの前記下面部に重なる下フランジ部を有する第二ブラケットと、
前記サイドレールに連結されるとともに、前記第一ブラケットの前記上面部に複数のボルトで連結される第三ブラケットと、を備え、
前記第二ブラケットは、前記上フランジ部の車幅方向内側端部から前記第一ブラケットと前記第三ブラケットとの連結部分まで車幅方向内側に延出して前記複数のボルト間に介在する延在部を有し、前記延在部が前記第一ブラケットと前記第三ブラケットとに挟持されることで固定される
ことを特徴とする、バッテリパック支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020196544A JP2022085063A (ja) | 2020-11-27 | 2020-11-27 | バッテリパック支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=81892805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020196544A Pending JP2022085063A (ja) | 2020-11-27 | 2020-11-27 | バッテリパック支持装置 |
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Country | Link |
---|---|
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2020
- 2020-11-27 JP JP2020196544A patent/JP2022085063A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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