JP2022083336A - 構造体 - Google Patents

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大悟 山科
Daigo Yamashina
拓也 市川
Takuya Ichikawa
浩之 山本
Hiroyuki Yamamoto
博紀 秋山
Hironori Akiyama
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Abstract

【課題】構造体の外観性の低下を抑制しつつ、構造体から出射される光の輝度の均一性と、光源の放熱性を確保することができる構造体を提供する。【解決手段】机1は、構造体本体部10と、光源21と、構造体本体部10に設けられ、光源21が発した光を導く長尺の導光体30と、構造体本体部10に設けられ、かつ、光源21が配置されるヒートシンク40とを備えている。導光体30は、透光性かつ可撓性を有する。そして、導光体30には、導いた光を外部に出射するためのプリズム30aが形成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、構造体に関する。
従来の特許文献1には、透光性材料からなり、本体における外部放射面と対向する放射対向面及び前記放射対向面と隣接する2つの隣接面によって形成される角部にそれぞれ設けられる複数の半円錐状の凹部を備えている棒状導光体と、棒状導光体へ光を入射する光源と、光源が搭載された基板と接続されるヒートシンクとを備えた発光装置が開示されている。
特開2010-86683号公報
従来の棒状導光体として用いられる構造体よりも、見栄えを良くしつつ、出射する光の輝度の均一性と、光源の放熱性を確保したいという要望がある。
そこで本開示は、構造体の外観性の低下を抑制しつつ、構造体から出射される光の輝度の均一性と、光源の放熱性を確保することができる構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る構造体では、構造体本体部と、光源と、前記構造体本体部に設けられ、前記光源が発した光を導く長尺の導光体と、前記構造体本体部に設けられ、かつ、前記光源が配置されるヒートシンクとを備え、前記導光体は、透光性かつ可撓性を有し、前記導光体には、導いた光を外部に出射するためのプリズムが形成されている。
本開示に係る構造体は、構造体の外観性の低下を抑制しつつ、構造体から出射される光の輝度の均一性と、光源の放熱性を確保することができる。
図1は、実施の形態に係る構造体を示す斜視図である。 図2は、図1のII-II線における構造体を示す断面図である。 図3は、実施の形態に係る構造体の導光体、光源及びヒートシンクを示す模式図である。 図4は、図1のIV-IV線における構造体を示す断面図である。 図5は、実施の形態に係る構造体の導光体、光源及びヒートシンクを示す模式図である。 図6は、その他変形例に係る構造体の導光体、光源及び別のヒートシンクを示す模式図である。 図7は、その他変形例に係る構造体の導光体、光源及びさらに別のヒートシンクを示す模式図である。 図8は、その他変形例に係る構造体を示す断面図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的、又は、具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、以下において、平行等の要素間の関係性を示す用語、及び、楕円状、円形状、多角柱状、円弧状、半球状、錐状、錐台状、長溝状、円錐状、多角錐状、L字状、T字状等の要素の形態又は形状を示す用語は、厳格な意味のみを表すのではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略、又は、簡略化される場合がある。
(実施の形態)
<構成:構造体>
実施の形態に係る構造体の構成について説明する。
図1は、実施の形態に係る構造体を示す斜視図である。図2は、図1のII-II線における構造体を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、構造体は、テーブル、椅子、棚、照明器具等である。構造体は、所定箇所に設けられた導光体30から光が出射されることで、その周囲を照明することができる。以下では、構造体の一例として、机1を用いて説明する。この場合、所定箇所の一例として、机1の天板12と脚部11との繋ぎ目(境目)、机1の天板12の縁等に導光体30が配置されることで、机1の下側の床面、机1の脚部11等を照明したりする。
机1は、構造体本体部10と、光源21と、導光体30と、ヒートシンク40と、図示しない制御回路とを有している。本実施の形態では、光源21、導光体30及びヒートシンク40は複数設けられているが、特に言及しない限り、それぞれ1つの光源21、導光体30及びヒートシンク40について説明する。
[構造体本体部10]
構造体本体部10は、脚部11と、天板12とを有している。つまり構造体本体部10は、机本体である。
脚部11は、地面、床面等に設けられ、Z軸方向に沿って略平行に延びている。脚部11のZ軸マイナス方向側の端部は、地面、床面等に設けられ、脚部11のZ軸プラス方向側の端部は、天板12に接続されて固定されている。本実施の形態の1本の脚部11は、天板12を支持している。なお、脚部11は1本に限定されない。脚部11は、複数本が設けられていてもよく、複数本によって天板12を支持してもよい。
天板12は、水平面に対して略平行な平板である。天板12は、脚部11のZ軸プラス方向側の端部と連結されて固定されることで、上面が水平面に対して略平行に支持されている。
[光源21]
光源21は、少なくとも1つの発光素子を有する発光モジュールである。光源21は、制御回路からの投入電力によって発光する。
光源21は、構造体本体部10から露出するように、構造体本体部10の外側に設けられている。本実施の形態では、光源21は、天板12と脚部11との繋ぎ目近傍に配置されている。具体的には、光源21は、構造体本体部10から突出したヒートシンク40の一部分に設けられることで、脚部11の外側に設けられている。光源21は、天板12と脚部11との繋ぎ目近傍で露出しているが、カバー体13によって覆われている。
また、光源21は、導光体30の端面側である入射面31側に配置されている。具体的には、光源21は、光源21の発光面が導光体30の入射面31と対向し、光源21の光軸が導光体30の入射面31と交差する姿勢となるように、基板22に実装されることで、基板22を介してヒートシンク40に設けられている。ここで、光軸とは、光源21が出射する光の主たる出射方向と略一致する直線である。本実施の形態では、光源21は、導光体30の入射面31と一対一で対応するように設けられている。後述するが導光体30の長さ方向の両端面のそれぞれは、光源21からの光による入射面31としているため、1本の導光体30に対して2つの光源21が設けられる。本実施の形態では、机1には、4本の導光体30が設けられるため、光源21が8つ設けられる。なお、導光体30は、3本以下、又は、5本以上設けられていてもよい。また、光源21も、7本以下、又は、9本以上設けられていてもよい。なお、光源21は、1つの導光体30の入射面31に対して複数設けられていてもよい。
光源21は、LEDチップである発光素子と、発光素子が出射した光を波長変換することで蛍光を出射する蛍光体とを有している。例えば、光源21は、白色光を出射するように構成される。具体的には、光源21は、COB(Chip On Board)型のLED(Light Emitting Diode)素子で構成され、ベアチップ(LEDチップ)である複数のLEDと、それら複数のLEDを封止し、蛍光体を含む封止部材とを有している。なお、光源21として、SMD(Surface Mount Device)型のLEDが用いられてもよい。
本実施の形態では、光源21は、RGBWの4色LED光源であり、赤色光、青色光、緑色光及び白色光の4色の単色光を出射するとともに、これらの4色の単色光を調光することで得られるカラー光又は白色光を出射してもよい。なお、光源21は、1色以上の光を出射するだけでもよく、RGBの3色であってもよく、BWの2色であってもよい。
なお、光源21は、電源回路に電気的に接続され、電源回路からの電力が供給されてもよい。また、机1は、電源回路を備えていてもよい。光源21は、電源回路に設けられている図示しない制御回路により制御されることで点灯及び消灯が行われてもよい。光源21は、電源回路に設けられている制御回路により制御されることで、調光調色が行われてもよい。
制御回路は、光源21を制御する。具体的には、制御回路は、所定の発光態様で点灯するように、光源21が発する光の発光態様を制御する。例えば、制御回路は、全ての光源21が出射する光について、点消灯(点灯、消灯)を制御したり、明るさを変えたり、光色を変えたりするように制御する。なお、本実施の形態では、複数の光源21が机1に設けられているため、制御回路は、全ての光源21が発する光の発光態様を個別に発光制御してもよい。
[導光体30]
導光体30は、構造体本体部10に設けられ、光源21が発した光を導く長尺の透光性部材である。導光体30は、光源21の出射する光を導く(導光させる)ことで、導光体30の外周面から光を出射するための導光路を形成する。
図3は、実施の形態に係る構造体の導光体30、光源21及びヒートシンク40を示す模式図である。
図1、図2及び図3に示すように、導光体30は、構造体本体部10の外側に設けられ、構造体本体部10の外周面に沿って設けられている。導光体30は、図示しない支持部材によって構造体本体部10に固定されている。導光体30は、机1において如何様に設けられていてもよい。本実施の形態では、導光体30は、天板12と脚部11との繋ぎ目に沿って設けられている。また、本実施の形態では、複数の導光体30、具体的には4つの導光体30が天板12と脚部11との繋ぎ目部分において、平面視で脚部11の形状に沿って脚部11を囲むように設けられている。本実施の形態では、4つの導光体30は、脚部11の周囲を囲むように、楕円状をなしている。なお、導光体30は、4つに限定されず、3つ未満、5以上でもよい。また、複数の導光体30が配置される態様は、楕円状に限定されない。例えば、円形状、多角形状、又は、これらを組み合わせた形状であってもよい。
本実施の形態では、導光体30は、長さ方向と直交する平面で切断した場合の断面形状が円形状であるが、多角柱状の導光体30であってもよい。
また、導光体30は、透光性かつ可撓性を有する。導光体30は、例えば、軟質性のシクロオレフィン等の透光性を有する透明部材で構成される。なお、導光体30は、シリコン樹脂、アクリル樹脂等の樹脂で構成されていてもよい。
導光体30は、入射面31と、出射面32とが形成されている棒状又は紐状をなしている。
入射面31は、光源21が出射した光が入射する面であり、光源21の発光面と対向する面である。つまり入射面31は、導光体30の長手方向における端面である。本実施の形態では、光源21が導光体30の長手方向における両端面にそれぞれ配置されているため、入射面31は、導光体30の長手方向における両端面である。
本実施の形態では、入射面31は、光源21の発光面と接触するように配置されているが、光源21と隙間を開ける(空気層を形成する)ように離間していてもよい。
また、導光体30の入射面31側の端部は、光源21とともにカバー体13によって覆われている。また、導光体30の入射面31側の端部は、カバー体13によってその姿勢が支持されている。
出射面32は、導光体30の長さ方向に沿って形成される外周面であり、導光体30に導光された光が出射する面である。導光体30の外周面には、図4に示すように、導光体30が導いた光(内部を導光した光)を外部に出射するためのプリズム30aが形成されている。図4は、図1のIV-IV線における構造体を示す断面図である。
プリズム30aは、導光体30の外周面全体に形成されていてもよく、導光体30の外周面の一部だけに形成されていてもよい。本実施の形態では、プリズム30aは、構造体本体部10である脚部11及び天板12の両方に面している側にだけ形成されている。具体的には、導光体30の長手方向と直交する平面で導光体30を切断した場合における、導光体30の円形状断面において、脚部11の外側面と接する点から天板12の下面と接する点までの、脚部11の外側面及び天板12の下面に面する側の断面円弧状の曲面に、プリズム30aが形成されている。プリズム30aは、半球状、錐状(円錐状及び多角錐状を含む)、錐台状(円錐台状及び多角錐台状を含む)、長手方向と直交する平面で切断した場合の断面が三角形状、半円状又は台形状の長溝状等の凸部又は凹部である。本実施の形態では、プリズム30aは、円錐状である。
[ヒートシンク40]
図5は、実施の形態に係る構造体の導光体30、光源21及びヒートシンク40を示す模式図である。
図4及び図5に示すように、ヒートシンク40には、光源21が設けられて配置されている。ヒートシンク40は、光源21で発生した熱を放熱する。ヒートシンク40は、その一部が机1に埋め込まれ、残りの一部が机1から露出するように、机1に設けられている。本実施の形態では、ヒートシンク40は、ネジ等の締結部材によって、脚部11に固定されている。
ヒートシンク40は、ヒートシンク40の一部である第1ヒートシンク部41と、ヒートシンク40の残りの一部である第2ヒートシンク部42とを有している。
第1ヒートシンク部41は、構造体本体部10に設けられている。つまり、第1ヒートシンク部41は、構造体本体部10である脚部11及び天板12から、その全体又は一部が露出し、脚部11の外側面及び天板12の下面のそれぞれから突出するように、構造体本体部10の外側に設けられている。また、第1ヒートシンク部41は、導光体30の端面側である、入射面31側に配置されている。本実施の形態では、第1ヒートシンク部41は、光源21とともに、複数の導光体30のうちの隣り合う2つの導光体30の間である、導光体30の繋ぎ目に配置されている。
また、第1ヒートシンク部41には、光源21が設けられて配置されている。つまり、第1ヒートシンク部41には、光源21が発する熱を放熱させるために、光源21が直接的に、又は、基板22等を介して間接的に設けられている。このような光源21は、第1ヒートシンク部41において、第2ヒートシンク部42側とは反対側の端部に設けられている。つまり、第1ヒートシンク部41の先端側に光源21を設けることで、脚部11の外側面からの突出量をできるだけ抑制することができる。
特に、第1ヒートシンク部41の端部に光源21が配置されているが、放熱性の観点から第1ヒートシンク部41におけるZ軸方向の中央部分に配置されていることが好ましい。このため、光源21を第1ヒートシンク部41の中央部分に近づけて配置してもよい。
第2ヒートシンク部42の一部又は全体は、構造体本体部10の内側に埋め込まれている。つまり、第2ヒートシンク部42は、構造体本体部10である脚部11に一部又は全体が覆われ、脚部11の内部で固定されている。
また、ヒートシンク40は、長尺な板状、又は、棒状等の金属製の放熱部材である。本実施の形態では、ヒートシンク40は、アルミダイカストであるが、鉄、銅等を含む金属製であってもよい。なお、放熱性が確保されるのであれば、樹脂製の放熱部材を用いてもよい。
また、ヒートシンク40の体積は、大きくすればするほど光源21の放熱性を向上させることができる。このため、ヒートシンク40は、光源21の出力に応じて、その体積を設定することができる。つまり、ヒートシンク40は、その厚み、長さ等の大きさを設定することができる。具体的には、光源21から出射した光における中心の光束が400(lm)必要とした場合、光源21の熱量が約4.7(W)に換算され、当該熱量によるヒートシンク40の熱抵抗14.3(℃/W)と包絡体積との関係式とに基づけば、ヒートシンク40の必要体積が約20cmとなる。
光源21の出力によるが、本実施の形態では、第1ヒートシンク部41の体積は、第2ヒートシンク部42よりも大きい。
本実施の形態では、ヒートシンク40は、第1ヒートシンク部41と第2ヒートシンク部42とが一体的に構成されているが、それぞれ別体が固定部材等によって締結されていてもよい。
[制御回路]
制御回路は、光源21に電力を供給することで光源21を制御する。具体的には、制御回路は、所定の発光態様で点灯するように、光源21が発する光の発光態様を制御する。制御回路は、例えば、光源21を発光させるための駆動電力を生成する。具体的には、制御回路は、光源21を発光させるための駆動電力を生成し、この駆動電力を光源21に供給する。つまり、制御回路は、商用の交流電力を直流電力に変換し、この直流電力によって光源21を発光させるための駆動電力として光源21に供給して、光源21を発光させる。例えば、制御回路は、全ての光源21が出射する光について、点消灯(点灯、消灯)を制御したり、明るさを変えたり、光色を変えたりするように制御する。なお、本実施の形態では、複数の光源21が机1に設けられているため、制御回路は、全ての光源21が発する光の発光態様を個別に発光制御してもよい。制御回路は、例えば、プリント基板に複数の電子部品が実装された電源制御回路である。
<動作>
このような構造体では、制御回路がそれぞれの光源21を発光させると、それぞれの光源21が発した光は、それぞれの導光体30の入射面31に入射して内部を導光する。導光体30の内部を導光した光は、導光体30のプリズム30aで反射され、プリズム30aとは反対側の出射面32から出射する。また、プリズム30aは、導光体30の脚部11及び天板12に面している側にだけ形成されているため、出射面32から出射する光は、Z軸方向に対して約45°方向に指向性を有する(最大放射強度を有する)光が出射される。これにより、机1の下側の床面、机1の脚部11等を照明することができる。
<作用効果>
実施の形態に係る机1の作用効果について説明する。
以上のように、本実施の形態に係る机1は、構造体本体部10と、光源21と、構造体本体部10に設けられ、光源21が発した光を導く長尺の導光体30と、構造体本体部10に設けられ、かつ、光源21が配置されるヒートシンク40とを備えている。導光体30は、透光性かつ可撓性を有する。そして、導光体30には、導いた光を外部に出射するためのプリズム30aが形成されている。
例えば従来の構造体では、光源における導光体側とは反対側にヒートシンクを配置しているため、導光体に対する光源側が大型化し易い構造となっている。この場合、本実施の形態のような机に適用した場合、ヒートシンクの部分が盛り上がり、机全体の見栄えが低下してしまう。
しかし、本実施の形態によれば、例えば、構造体本体部10の内部に光源21及びヒートシンク40を配置したり、構造体本体部10の外側に光源21及びヒートシンク40の一部を配置したりすることができる。このため、机1に対する光源21及びヒートシンク40の露出量を抑制することができる。このため、机1の外観性を損ね難い、言い換えれば机1全体の見栄えを良くすることができる。
また、光源21がヒートシンク40に設けられている、つまり光源21とヒートシンク40とが熱的に接続されているため、光源21が発した熱をヒートシンク40に放熱させることができる。
また、導光体30から出射される光の輝度ムラを抑制するために、導光体30のプリズム30aを形成し、適度な長さに導光体30を調節すれば、輝度ムラが抑制された光を外部に出射することができる。
したがって、机1の外観性の低下を抑制しつつ、机1から出射される光の輝度の均一性と、光源21の放熱性を確保することができる。
また、本実施の形態に係る机1において、光源21と導光体30とヒートシンク40の一部である第1ヒートシンク部41とは、構造体本体部10の外側に設けられる。そして、ヒートシンク40の残りの一部である第2ヒートシンク部42の一部又は全体は、構造体本体部10の内側に埋め込まれている。
例えば、従来の構造体では、光源にヒートシンクを設ける場合、光源における導光体とは反対側にヒートシンクを配置することとなる。この場合、ヒートシンクによって導光体を配置することができず、その箇所だけ暗がりになってしまう。机から出射される光の輝度の均一性を確保が要求される場合、導光体を複数並べても、隣り合う2つの導光体の間に光源を配置することになるとともに、光源が発する熱を放熱させるためにヒートシンクも配置することになるため、隣り合う2つの導光体の間隔が大きくなりがちになる。
また、導光体が長尺になると、光源から遠ざかるにつれて導光体から出射される光の輝度ムラが生じてしまうことになる。そこで、光源の出力を大きくすることで、導光体から出射される光の輝度の均一性を確保することが考えられる。この場合でも、光源が発する熱を放熱させるためのヒートシンクの体積が大きくなるため、ヒートシンクも大型化してしまい、見栄えが低下してしまうことがある。複数の導光体を配置する場合でも、上述のように隣り合う2つの導光体の間隔が大きくなりがちになる。
このようなことから、従来の構造体では、ヒートシンクの配置による物理的な外観性(見栄え)、光が出射されない個所(暗がり)ができてしまうという、照明的な見栄えが低下してしまうことがある。
しかしながら、本実施の形態によれば、第2ヒートシンク部42を机1の内部に埋め込み、第1ヒートシンク部41を机1の外側に設けることができるため、従来のヒートシンク全体を机の外側に配置する場合に比べて、本実施の形態における机1の大型化を抑制することができるとともに、机1の外観性を損ね難い。
また、複数の導光体30を配置する場合でも、隣り合う2つの導光体30の間隔が大きくなることを抑制することができるため、ヒートシンク40の配置による物理的な外観性(見栄え)を損ね難く、光が出射されない個所(暗がり)を低減することができ、照明的な見栄えの低下を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る机1において、光源21は、第1ヒートシンク部41において、第2ヒートシンク部42側とは反対側の端部に設けられている。
これによれば、光源21が発した熱を第1ヒートシンク部41及び第2ヒートシンク部42に放熱させることができるため、光源21の高温化を抑制することができる。これにより、光源21の発光効率の低下を抑制することができる。
また、光源21を構造体本体部10の外側に設けられた第1ヒートシンク部41に配置することができる。この場合、隣り合う2つの導光体30の間に光源21と第1ヒートシンク部41とを配置するだけとなるため、隣り合う2つの導光体30の間隔が大きくなり難い。このため、机1の外観性を損ね難い。
また、本実施の形態に係る机1において、光源21及び第1ヒートシンク部41は、導光体30の端面側に配置されている。
これによれば、光源21及び第1ヒートシンク部41を机1の外側に配置するだけでよくなる。つまり、ヒートシンク40全体を机1の外側に配置する必要もなくなる。また、隣り合う2つの導光体30の間に光源21と第1ヒートシンク部41とを配置するだけとなるため、隣り合う2つの導光体30の間隔が大きくなり難い。このため、机1の外観性を損ね難い。
また、本実施の形態に係る机1において、導光体30は、構造体本体部10の外周面に沿って設けられている。
これによれば、導光体30が出射した光を机1の外部に出射させることができるため、机1の周囲を照明することができる。また、導光体30を構造体本体部10の外周面に沿って配置することができるため、机1の外観性を損ね難い。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これら実施の形態等に限定されるものではない。
例えば、本実施の形態における構造体において、図6に示すようなヒートシンク40aであってもよい。図6は、その他変形例に係る構造体の導光体30、光源21及び別のヒートシンク40aを示す模式図である。第2ヒートシンク部42は、第1ヒートシンク部41よりも肉厚であってもよい。つまり、第2ヒートシンク部42は、第1ヒートシンク部41よりも寸胴である。第2ヒートシンク部42の長手方向(Y軸方向)と直交する方向の厚みは、第1ヒートシンク部41の長手方向(Y軸方向)と直交する方向の厚みよりも厚い。このような、本実施の形態に係る机1において、第2ヒートシンク部42は、第1ヒートシンク部41よりも肉厚である。これによれば、光源21が発した熱を第1ヒートシンク部41及び第2ヒートシンク部42に放熱させることができるため、光源21の高温化を抑制することができる。また、このようにヒートシンク40aの一部を肉厚にしても、光源21が発した熱を放熱させるためのヒートシンク40aの必要体積を確保、つまり放熱性を確保することができる。これにより、光源21の発光効率の低下を抑制することができる。さらに、第2ヒートシンク部42を肉厚にすることで、ヒートシンク40aの長尺化を抑制することもできる。このため、本実施の形態の机1の脚部11において、Y軸方向の厚みが小さい場合でも、脚部11の大きさに合わせて脚部11内に第2ヒートシンク部42を収容することができる。このため、第2ヒートシンク部42が脚部11から突出したりしてしまうことが抑制されるため、机1の外観性を損ね難い。
また、本実施の形態における構造体において、図7に示すようなヒートシンク40bであってもよい。図7は、その他変形例に係る構造体の導光体30、光源21及びさらに別のヒートシンク40bを示す模式図である。ヒートシンク40bは、第1ヒートシンク部41に対して第2ヒートシンク部42が屈曲した屈曲部43を有していてもよい。つまり、ヒートシンク40bは、L字状、T字状等のような一部が屈曲した部分つまり屈曲部43を有する。屈曲部43は、構造体本体部10の内側に埋め込まれている。本実施の形態では、屈曲部43は、脚部11に覆われ、脚部11の内側に配置されている。なお、本実施の形態では、第2ヒートシンク部42は、X軸方向に沿って屈曲している。第1ヒートシンク部41に対する第2ヒートシンク部42の屈曲する方向は、特に限定されない。例えば、第2ヒートシンク部42は、Z軸方向に沿って延びていてもよく、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向に対して傾斜するように屈曲していてもよい。このように、本実施の形態に係る机1において、ヒートシンク40bは、第1ヒートシンク部41に対して第2ヒートシンク部42が屈曲した屈曲部43を有する。そして、屈曲部43は、構造体本体部10の内側に埋め込まれている。これによれば、光源21が発した熱を第1ヒートシンク部41及び第2ヒートシンク部42に放熱させることができるため、光源21の高温化を抑制することができる。また、このようにヒートシンク40bの一部を屈曲させても、光源21が発した熱を放熱させるためのヒートシンク40bの必要体積を確保、つまり放熱性を確保することができる。これにより、光源21の発光効率の低下を抑制することができる。さらに、第2ヒートシンク部42を第1ヒートシンク部41に対して屈曲することで、ヒートシンク40bの長尺化を抑制することもできる。このため、本実施の形態の机1の脚部11において、Y軸方向の厚みが小さい場合でも、脚部11の大きさに合わせて脚部11内に第2ヒートシンク部42を収容することができる。このため、第2ヒートシンク部42が脚部11から突出したりしてしまうことが抑制されるため、机1の外観性を損ね難い。
また、本実施の形態における構造体において、図8に示すように、光源21の発光面と導光体30の入射面31との間には、レンズ50が配置されていてもよい。図8は、その他変形例に係る構造体を示す断面図である。図8では、隣り合う2つの導光体30において、一方側の導光体30にだけレンズ50が配置されている例を示しているが、これには限定されない。例えば、隣り合う2つの導光体30の両側に、それぞれレンズ50が配置されていてもよい。
また、本実施の形態における構造体において、光源及びヒートシンクは、構造体本体部の外側に設けられている例を示しているがこれには限定されない。例えば、光源及びヒートシンクの全体が構造体本体部の内部に埋め込まれてもよい。この場合、導光体だけが構造体本体部の外側に設けられていることとなってもよい。この場合では、隣り合う2つの導光体の間隔を限りなく小さくすることができる。
また、本実施の形態における構造体において、導光体を引っ張ることで、構造体本体部から飛び出させることができる。つまり、導光体を机の天板よりも上方向に配置することもできる。この場合では、導光体を電気スタンドのように机の天板の上面を照らしたりすることもできる。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつくそれぞれの種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 机(構造体)
10 構造体本体部
21 光源
30 導光体
30a プリズム
31 入射面(導光体の端面)
40、40a、40b ヒートシンク
41 第1ヒートシンク部
42 第2ヒートシンク部
43 屈曲部

Claims (7)

  1. 構造体本体部と、
    光源と、
    前記構造体本体部に設けられ、前記光源が発した光を導く長尺の導光体と、
    前記構造体本体部に設けられ、かつ、前記光源が配置されるヒートシンクとを備え、
    前記導光体は、透光性かつ可撓性を有し、
    前記導光体には、導いた光を外部に出射するためのプリズムが形成されている
    構造体。
  2. 前記光源と前記導光体と前記ヒートシンクの一部である第1ヒートシンク部とは、前記構造体本体部の外側に設けられ、
    前記ヒートシンクの残りの一部である第2ヒートシンク部の一部又は全体は、前記構造体本体部の内側に埋め込まれている
    請求項1に記載の構造体。
  3. 前記第2ヒートシンク部は、前記第1ヒートシンク部よりも肉厚である
    請求項2に記載の構造体。
  4. 前記ヒートシンクは、前記第1ヒートシンク部に対して前記第2ヒートシンク部が屈曲した屈曲部を有し、
    前記屈曲部は、前記構造体本体部の内側に埋め込まれている
    請求項2又は3に記載の構造体。
  5. 前記光源は、前記第1ヒートシンク部において、前記第2ヒートシンク部側とは反対側の端部に設けられている
    請求項2~4のいずれか1項に記載の構造体。
  6. 前記光源及び前記第1ヒートシンク部は、前記導光体の端面側に配置されている
    請求項2~5のいずれか1項に記載の構造体。
  7. 前記導光体は、前記構造体本体部の外周面に沿って設けられている
    請求項1~6のいずれか1項に記載の構造体。
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