JP2022082625A - 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム - Google Patents
商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022082625A JP2022082625A JP2022046911A JP2022046911A JP2022082625A JP 2022082625 A JP2022082625 A JP 2022082625A JP 2022046911 A JP2022046911 A JP 2022046911A JP 2022046911 A JP2022046911 A JP 2022046911A JP 2022082625 A JP2022082625 A JP 2022082625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- registration
- product
- settlement
- data
- registration data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims abstract description 56
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 89
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 84
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 41
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 11
- 239000000047 product Substances 0.000 claims 24
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 claims 1
- 230000004044 response Effects 0.000 abstract description 30
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 35
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 15
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 2
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
また、上記のPOSシステムにおいて、呼び戻しと呼ばれる処理が可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一例として、呼び戻しは以下のようにして行われる。或る1つの取引について、登録装置から精算装置に登録データを出力した後に、商品の追加などの登録内容の変更を客から依頼される場合がある。このような場合、登録装置を操作する店員は、登録装置に対して該当の取引に対応する登録データの呼び戻しを指示する呼び戻し操作を行う。
呼び戻し操作に応じて、精算装置における該当の取引に対応する登録データに基づく精算処理が一時的に取り消され、該当の取引に対応する登録データが精算装置から登録装置に呼び戻される。このようにして登録データが登録装置に呼び戻されることで、店員は、呼び戻された登録データについて、商品の追加登録あるいは商品の取り消しなどの訂正を行うことができる。
しかしながら、現実には、次の取引に対応する商品の登録を行ってしまってから、前の取引のデータを呼び戻したい状況が生じることがある。
具体的な例の1つとして、客が買上対象の商品を2つのカゴに容れていた場合に、店員が1カゴ目の商品の登録を完了させた段階で、1取引が完了したものと判断して登録データを精算装置に送信する操作を行った。この後、店員は、次の取引として2カゴ目に容れられている商品をいくつか登録する操作を行ったが、まだ2カゴ目の商品で未登録の商品が残っている段階で、先に送信してしまった登録データと同じ取引であることに気付いたような場合である。
上記のように次の取引としての商品の登録を開始してしまっている場合に登録データを訂正するには、店員は、以下のように操作を行うことになる。つまり、店員は、2カゴ目の商品の登録を一旦取り消す操作を行う。そのうえで、店員は、登録データの呼び戻し操作を行い、呼び戻した登録データに対して2カゴ目に容れられていた商品を追加登録する操作を、1つ目の商品からやり直す。この場合には、同じ商品を2回重複して登録する操作が行われているために操作の効率化の妨げになっている。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るPOSシステム1(商品販売データ処理システムの一例)の構成例を示している。同図に示すPOSシステム1は、管理装置10と、2台の登録装置20-1、20-2と、3台の精算装置30-1、30-2、30-3とを含んで構成されている。
なお、以降の説明にあたり、登録装置20-1、20-2について特に区別しない場合には、登録装置20と記載する。また、精算装置30-1、30-2、30-3について特に区別しない場合には、精算装置30と記載する。
管理装置10と登録装置20と精算装置30とは、有線または無線接続のLAN(Local Area Network)11で相互に接続されている。
なお、POSシステム1の構成として、管理装置10を含まない構成とする場合には、他の装置(例えば、複数の登録装置20のうち代表となる1台の登録装置20)に、管理装置10としての機能を兼用させてもよい。
管理装置10は、最新の商品情報が反映された商品マスタを、外部(例えば、本部のサーバ、リムーバブル形式の記憶媒体)から取得し、登録装置20及び各精算装置30に適宜送信する。
また、登録装置20は、登録された商品に関するデータであって精算に用いられる情報(以下、登録データという)を生成し、記憶する。
すなわち、店員が、精算装置30を指定する操作を登録装置20に対して行うことによって、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する。
なお、登録装置20において、各精算装置30の稼働状況を示した稼働情報を表示するようにし、登録装置20において、店員が精算装置30を指定する際に、各精算装置30の稼働状況を確認できるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、登録装置20は、直接、精算装置30に登録データを送信するが、管理装置10を経由して、精算装置30に登録データを送信してもよい。
すなわち、客が、店員から手渡しされたお会計券を精算装置30に読み取らせることによって、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する。
お会計券には、発行元の登録装置20を示す登録装置IDと登録データとが、バーコード(一次元コード)または2次元コードのいずれかのコードの形式で印字(印刷)されている。精算装置30は、お会計券のコードを読み取ると、読み取ったコードにより示される登録データから商品登録データを取得する。
図2は、登録装置20の構成例を示すブロック図である。図3は、精算装置30の構成例を示すブロック図である。図4は、登録装置20と精算装置30との外観例を示す斜視図である。
記憶部202は、CPU201の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。
例えば、店員用表示部205は、商品情報(商品コード等)に関連付けられているプリセットボタンを配置した商品登録画面などを表示する。
ブザー208は、店員が操作を確認することが必要な場合などに、ブザー音を発生させる。
印刷部209は、必要に応じて媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部209は、お会計券を印刷して発行することができる。
記憶部302は、CPU301の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU301が利用する各種の情報を記憶する。
スキャナ部304は、例えば、お会計券に印刷されたコード(バーコードまたは2次元コード)や、会員カード等に付されているコード(会員コード)を光学的に読み取る。
ブザー308は、エラー等が発生した場合、エラーを報知するブザー音を発生させる。
印刷部309は、媒体を印刷して発行する。例えば、印刷部309は、精算処理(すなわち、商品の買上金額の決済)が終了した場合、客が持ち帰る精算済みレシートを印刷して発行する。
現金による決済に対応するため、決済部310は、釣銭機を備える。釣銭機は、紙幣の投入及び排出をする紙幣投入口、硬貨を投入するための硬貨投入口、釣銭を排出する釣銭排出口を備えている。決済部310は、釣銭機によって、現金により決済を実行し、決済を実行した結果(例えば、決済が成立したか否かを示す情報)を、バスを介してCPU301に出力する。
また、クレジットカードの使用による決済に対応する場合、決済部310は、クレジットカードリーダを備え、クレジットカードリーダにより読み込まれた情報を利用して精算処理を行う。
また、電子マネーの使用による決済に対応する場合、決済部310は、電子マネーリーダを備え、電子マネーリーダにより読み込まれた情報を利用して精算処理を行う。
人感知センサ312は、精算装置30の正面の所定圏内に人物(客)がいることを検知するセンサである。
しかしながら、現実には、次の取引に対応する商品の登録を行ってしまってから、前の取引のデータを呼び戻したい状況が生じることがある。
一具体例として以下のような状況を挙げることができる。つまり、客が買上対象の商品を2つのカゴに容れていた場合に、店員が1カゴ目の商品の登録を完了させた段階で、1取引が完了したものと判断して精算装置を指定する操作を行って、登録データを指定の精算装置に送信させた。この後、店員は、次の取引として2カゴ目の商品をいくつか登録する操作を行ったが、まだ2カゴ目の商品で未登録の商品が残っている段階で、先に送信させしまった登録データと同じ取引であることに気付いた。
しかし、次の取引に対応する商品の登録の開始後において送信済みの登録データの呼び戻しができない場合において、上記のような状況となった場合、以下のように店員が行う操作が煩雑になる。つまり、店員は、2カゴ目の商品の登録を取り消す操作を行う。そのうえで、店員は、登録データの呼び戻し操作を行う。このとき、2カゴ目の商品の登録は取り消されているので、店員は、呼び戻した登録データに対して、2カゴ目に容れられていた商品を追加登録する操作を、1つ目の商品から行う。このように、店員には、2カゴ目の商品のうちで一旦登録したうえで取り消した商品について再度登録する操作を行うという手間が生じてしまう。
未精算一覧画面表示操作は、例えば登録装置20の店員用表示部205にて表示される商品登録操作のための商品登録画面において配置される未精算一覧画面表示のためのボタン、あるいは操作部206が備える未精算一覧画面表示のためのキーなどに対する操作である。なお、未精算取引がない場合は、例えば未精算一覧画面表示のためのボタンを例えばグレーアウトで表示したりすることで、操作できないことを明示するようにしてもよい。
未精算一覧画面表示操作に応じて、店員用表示部205には未精算一覧画面が表示される。未精算一覧画面は、未精算取引(商品が登録済みであって未精算(登録データの処理が未済)である取引)の内容を表示する画面である。
具体的に、同図における一覧表示領域601の1段目の「1」には、登録時刻が最も新しい未精算取引情報として、登録時刻「17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、取引点数「27点」、総額「2558円」、会員番号「10302」、経過時間「00:00:26」、「精算機1」が表示される。
この場合、顧客が例えば「精算機2」にお会計券を読み取らせたときには、「お会計券」から、「お会計券/精算機2」と表示内容が変更される。
このように表示内容を変更することで、お会計券が読み取られる前か後か、などの精算状況をより詳細に把握することができる。また、経過時間「00:01:55」は、17時23分0秒時点(現在)における、お会計券の発行時を基準とした経過時間を示している。
この3段目の場合、「商品券A」が示されているが、これは登録時に商品券Aが使用されたことを示している。
5段目の「商品券B」も同じである。また、「精算機3」にバッジで表示された「釣銭不足」などに示されるように、この未精算一覧画面においても、各々の精算機のステータスが表示される。また、ボタンの色をステータスごとに変化させるようにしてもよい。
例えば、同図の個別表示領域602には、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引に対応する未精算取引情報として、登録日時「2014年12月26日(金)17時22分34秒」、登録データ識別情報「TJ019」、登録装置識別情報「J003」、会員番号「10302」、商品識別情報「P0086」等、商品名「なす」等、販売価格「400円」等、まとめ値引きの内容が表示されている。
なお、一覧表示領域601の1段目の「1」の未精算取引は取引点数が27点と多いため、個別表示領域602には、一部の商品に関する情報(商品識別情報、商品名、販売価格)、取引点数「27点」、総額「2558円」が表示されていない。それらを店員が確認するときは、スクロールボタン(逆三角形のマークを表示したボタン)やページボタン(次ページと表示したボタン)が用いられる。
こうして一括して未精算取引を呼び戻すと、店員は使用可能な精算機への登録データの送信や、お会計券の発行などが可能となるので、顧客は精算機の復旧まで待たされることなく、使用可能な精算機で直ちに精算することができる。
例えば、お会計券を発行し、発行されたお会計券が精算装置30に読み取られていない場合、登録データは送信されていないが、この場合には、発行されたお会計券を登録装置20に読み取らせ、当該お会計券に対応する未精算取引の実行を保留させるようにしてもよい(例えば、お会計券を発行する前の状態のようにしてもよい)。
ここでは、具体的に、前述の例のように、客が買上商品を2つのカゴに分けて容れていた場合の事例に対応させて説明する。つまり、店員が1つ目のカゴに入れられていた商品の登録を終えた段階で1取引分の商品登録を完了させて精算装置指定操作を行い、登録データを精算装置30に送信させた。次に、店員は、2つ目のカゴに容れられていた商品を次の取引に対応するものとして数点登録させた後に、この登録中の商品に関する登録内容を、先の登録データを送信済みの取引と合算すべきであることに気付いたという事例である。
同図の合算確認ダイアログボックスDB10は、商品の登録が行われる商品登録画面の上に重畳されるように表示されている。合算確認ダイアログボックスDB10においては、合算を行ってよいかどうかを店員に確認するメッセージが示されるとともに、「はい」ボタンBT11と「いいえ」ボタンBT12とが配置されている。「はい」ボタンBT11は、合算の実行を指示する操作が行われるボタンである。「いいえ」ボタンBT12は、合算を行わないことを指示する操作が行われるボタンである。
「はい」ボタンBT11に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、呼び戻し処理を実行する。つまり、登録装置20は、先の呼び戻し操作にて指定された1カゴ目に対応の登録データが、精算装置30から登録装置20に戻されるように処理を行う。登録装置20は、呼び戻された登録データに、呼び戻し操作の直前まで商品登録中であった取引に対応して現時点までにおいて登録された商品に関する登録データを追加するように、登録データの統合を行う。このようにして取引の合算が行われる。
図7は、統合後の登録データの内容が反映された商品登録画面の一例を示している。同図の商品登録画面においては、統合後の登録データが以下のように反映されている。即ち、登録商品リスト領域AR11には、これまでの商品の登録結果として、1カゴ目に対応する1つ目の「商品D」と2つ目の「商品E」とに続けて、2カゴ目に対応して1つ目として登録された「商品A」が3つ目の商品として登録され、さらに2カゴ目に対応して2つ目として登録された「商品B」が4つ目の商品として登録されたことが示されている。
なお、この場合の登録商品リスト領域AR11については、同図にも示されるように、精算装置30から呼び戻した訂正対象の登録データに対応する商品(即ち、1カゴ目に対応して登録された商品)の項目と、商品登録中の登録データに対応する商品(即ち、2カゴ目に対応して登録された商品)の項目とで、例えば背景色を異ならせるなどして表示の態様を変更してもよい。このように表示の態様を変更することで、店員は、精算装置30から呼び戻した登録データに対応する商品と、商品登録中の取引のもとでこれまでに登録された商品とを容易に区別することができる。
なお、同図の例では、登録商品リスト領域AR11における商品の項目の配列順は、1カゴ目に対応して登録された商品、2カゴ目に対応して登録された商品、の順序となっており、商品登録が行われた取引の時系列(古い順)に従っている。しかしながら、登録商品リスト領域AR11における商品の項目の配列順は、上記とは逆に、2カゴ目に対応して登録された商品、1カゴ目に対応して登録された商品、のように商品登録が行われた取引の新しい順に従ってもよい。この場合、1カゴ目と2カゴ目とを通じた商品の登録順がそのまま逆となるように商品の項目が配置されてもよいし、1カゴ目に対応して登録された商品のグループと2カゴ目に対応して登録された商品のグループとの順序が逆となるようにされたうえで、各グループにおける商品の項目の配列順については登録順に従うようにされてもよい。
また、登録商品領域AR12には、最後に登録された「商品B」についての情報が示される。合計金額領域AR13においては、これまでに登録された商品の総数が「4」であり、これら4つの商品の合計金額が3900円であることが示されている。
そして、店員は、2カゴ目の商品の登録を完了させて例えば小計操作を行ったうえで、改めて精算装置指定操作を行う。精算装置指定操作に応じて、登録装置20は、指定された精算装置30に対して登録データを送信する。
また、精算画面においては、「お買上一覧」ボタンBT41が配置されている。客は、精算対象の取引において登録された商品の一覧を確認したい場合に「お買上一覧」ボタンBT41を操作すればよい。「お買上一覧」ボタンBT41が操作されると、精算画面上に買上一覧画面(図示は省略する)が表示される。お買上一覧画面においては、現在において精算対象となっている取引に対応する登録データに基づいて、登録された商品のリストが示される。客は、お買上一覧画面を見ることで、登録された商品を個々に確認できる。表示されたお買上一覧画面は、例えばお買上一覧画面に配置された所定のボタン(例えば、「戻る」ボタン)が操作されることによって消去され、精算画面が表示された状態に戻る。
最終的に、2カゴ目の商品の追加登録に応じた合計金額は3000円であった。このため、訂正登録データによっては、1カゴ目の商品の合計金額である2000円に、2カゴ目に容れられていた商品の合計金額である3000円が合算された、5000円の合計金額が示されている。同図の精算画面においては、このように合算によって得られた5000円の合計金額が示される。
また、同図の精算画面においては、合計金額の表示位置の下側の位置にて、「(2000円+3000円)」のように、合計金額について、1カゴ目に対応する金額と、2カゴ目に対応する金額との内訳が示されている。このような表示により、客等は、精算画面において示されている合計金額が登録データの合算後のものであることを把握でき、さらに、1カゴ目と2カゴ目とのそれぞれに対応する登録商品の合計金額を把握できる。なお、このような合計金額についての統合前の2つの取引ごとに対応する金額の内訳の表示は省略されてもよい。
客は、同図の精算画面に従って支払金額を投入し、精算を行う。つまり、客は、1カゴ目と2カゴ目とに容れられていた商品に対応する精算を一回で済ませることができる。
即ち、登録装置20は、呼び戻し操作に応じて登録データの呼び戻しを行い、呼び戻した登録データの訂正を行うモードを設定する。店員は、呼び戻された登録データに対して、商品の追加登録あるいは登録済みの商品の取り消しなどの訂正のための操作を行い、再度、精算装置30に送信する操作を行う。
ステップS101:登録装置20は、呼び戻し操作が行われるのを待機している。呼び戻し操作は、前述のように、未精算一覧画面表示操作により未精算一覧画面を表示させ、未精算一覧画面から呼び戻し対象の取引を選択し、「呼び戻す」ボタン603を押下する操作である。
ステップS102:登録装置20は、呼び戻し操作が行われたことに応じて、今回の呼び戻し操作の行われたタイミングが、商品登録中であるか否かについて判定する。
ステップS103:今回の呼び戻し操作の行われたタイミングが商品の登録中であった場合、登録装置20は、店員用表示部205にて商品登録画面上に重畳させるように合算確認ダイアログボックスDB10を表示させる。
ステップS104:登録装置20は、合算確認ダイアログボックスDB10が表示された状態のもと、合算を指示する操作が行われたか否かについて判定する。ここでの合算を指示する操作は、合算確認ダイアログボックスDB10にて配置される「はい」ボタンBT11に対する操作である。
ステップS105:合算を指示する操作が行われた場合、登録装置20は、登録データの呼び戻し処理を行う。
つまり、登録装置20は、ステップS101による呼び戻し操作により選択された取引に対応する登録データの戻し要求を精算装置30に対して送信する。登録データの戻し要求を受けた精算装置30は、要求された登録データを登録装置20に戻す。つまり、精算装置30は、戻し要求により指定された登録データを登録装置20に送信するとともに、戻し要求に応じて送信した登録データを削除する、あるいは精算処理の対象から除外する。登録装置20は、精算装置30から送信された登録データを受信する。
ステップS107:登録装置20は、ステップS106の合算処理の後、ステップS104により表示させた合算確認ダイアログボックスDB10を消去するとともに、ステップS106による合算処理により統合された登録データの内容が反映されるように商品登録画面の内容を更新する。この後において、同図の処理を抜けた登録装置20は、商品の登録が行われることに応じて、合算後の登録データに対して登録された商品に関するデータを追加していくことができる。
ステップS109:次に、登録装置20は、ステップS108により呼び戻された登録データを対象として、店員による登録商品の追加、あるいは登録されている商品の取り消しなどの操作に応じた登録データの変更(訂正)を行う。
この場合、登録装置20は、登録データの呼び戻し処理を実行しなくともよい。つまり、合算の指示が得られなかった場合には、登録データの呼び戻しをしないようにすることができ、例えば登録装置20と精算装置30との間での情報の送受信に関する処理負荷を軽減することができる。
続いて、第2実施形態について説明する。先の第1実施形態は、登録データの統合として、精算装置30から呼び戻した登録データと、登録中の取引に対応する登録データとを合算するというものであった。これに対して、本実施形態は、登録データの統合として、商品の登録中であっても、精算装置30から呼び戻した登録データに含まれる商品のうちから、店員の操作により指定された商品を取り消すことができるように構成される。
例えば、先客に対応する取引について商品の登録を完了させて精算装置指定操作を行って登録データを精算装置30に送信し、さらに次客に対応する取引についての商品の登録を開始してしまった段階で、先客が一部の商品のキャンセルを申し出るような場合がある。このような場合、店員は、次客の取引に応じた商品の登録を完了させてから、先客に対応する取引の登録データを呼び戻し、商品の取り消しを行うことができる。
しかしながら、状況によっては、次客の商品の登録の完了よりも、先客の商品の取り消しを優先させたい場合もあると考えられる。そこで、本実施形態においては、このような場合に対応して、先客より後の客の取引に対応する商品登録中であっても、先客の取引に対応する登録データから商品の取り消しを行うことができるようにする。
ステップS201:登録装置20は、商品の登録中において、登録データからの取消対象となる商品を登録する操作(取消対象商品登録操作)が行われるのを待機する。
ステップS202:例えば、次客の商品の登録中において、上記のように商品登録を完了して登録データを精算装置30に送信済みの取引に対応する先客からの一部商品のキャンセルの申し出を店員が受け、店員が、これまでの商品の登録を保留させたうえで、取消対象商品登録操作を行った。この場合、登録装置20は、取消対象商品登録操作により入力された取消対象商品の情報を登録する処理を実行する。
ステップS204:ステップS203により呼び戻し操作が受け付けられると、登録装置20は、取消確認ダイアログボックスを店員用表示部205に表示させる。取消確認ダイアログボックスは、呼び戻される登録データからの取消対象として登録された商品の取り消しについての意思確認を店員に行うためのダイアログボックスである。取消確認ダイアログボックスは、例えば図6に示した合算確認ダイアログボックスDB10に準じた態様で表示されるようにすればよい。例えば、取消確認ダイアログボックスにおいても、合算確認ダイアログボックスDB10と同様の態様で「はい」ボタンと「いいえ」ボタンとが配置されている。
ステップS207:次に、登録装置20は、ステップS206により呼び戻された登録データから、ステップS202により登録された商品を取り消す処理を行う。取消処理の結果、呼び戻された登録データからは、ステップS202により取消対象として登録された商品が削除され、削除に応じて合計金額等も減算されるようにして変更される。
ステップS208:登録装置20は、ステップS206による取消処理によって更新された登録データを精算装置30に送信する。ここでの登録データの精算装置30への送信も、登録装置20によって自動で行われてもよいし、店員の送信指示操作に応じて行われるようにされてもよい。また、送信先の精算装置30は、ステップS203の呼び戻し処理に際して登録データの送信元となった精算装置30である必要はなく、適宜変更されてよい。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
登録データの統合に際して店員が行う操作としては、図5と図6とにより説明した上記実施形態の例に限定されるものではなく、例えば以下のような操作であってもよい。
同図の商品登録画面においては、精算装置選択ボタンBT1-1~BT1-3と、合算ボタンBT2とが配置されている。精算装置選択ボタンBT1-1~BT1-3は、精算装置30を選択する操作が行われるボタンである。精算装置選択ボタンBT1-1~BT1-3は、それぞれ、精算装置30-1~30-3に対応する。つまり、精算装置選択ボタンBT1-1が操作されれば精算装置30-1が選択され、精算装置選択ボタンBT1-2が操作されれば精算装置30-2が選択され、精算装置選択ボタンBT1-3が操作されれば精算装置30-3が選択される。
精算装置選択ボタンBT1-1~BT1-3は、1取引に応じた精算処理を実行させる精算装置30を指定する精算装置指定操作に用いられる。また、本変形例における精算装置選択ボタンBT1-1~BT1-3は、合算対象の登録データを精算処理対象として記憶している精算装置30を指定する操作にも用いられる。
合算ボタンBT2が操作されたことに応じて、登録装置20は、図11に示すように、商品登録画面上に重畳させるように精算装置選択ダイアログボックスDB20を表示させる。
精算装置選択ダイアログボックスDB20においては、精算装置選択ボタンBT21-1~BT21-3及びキャンセルボタンBT22が配置されている。精算装置選択ボタンBT21-1~BT21-3は、商品登録中の取引に対応する登録データの統合先(合算先)となる登録データを記憶している精算装置30を選択する操作が行われるボタンである。精算装置選択ボタンBT21-1、BT21-2、BT21-3は、それぞれ、精算装置30-1、30-2、30-3に対応する。なお、以降の説明にあたり、精算装置選択ボタンBT21-1、BT21-2、BT21-3について特に区別しない場合には、精算装置選択ボタンBT21と記載する。
キャンセルボタンBT22は、合算をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
また、例えば未処理の登録データを記憶していない精算装置30は、そもそも、商品登録中の取引に対応する登録データの統合先(合算先)となる登録データを記憶している精算装置30として選択対象にはならない。そこで、例えば、選択対象とならない精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21と、選択対象となる精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21とで視覚的に区別が容易なように表示の態様を変更してもよい。例えば、選択対象となる精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21については、選択対象とならない精算装置30に対応する精算装置選択ボタンBT21よりも目立つように、サイズを大きくしたり、目立つ色とするように変更することができる。
精算装置選択ボタンBT21に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、操作された精算装置選択ボタンBT21が対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。
登録装置20は、呼び戻された登録データに対して、2カゴ目に対応して商品登録中の登録データを追加するように統合する。つまり、登録装置20は、合算処理を行う。
合算処理を行った後、登録装置20は、先の第1実施形態の場合と同様に、引き続き2カゴ目の商品の登録操作を受け付け、登録された商品を、統合後の登録データに追加していく。そして、2カゴ目の商品の登録が完了すると、店員は精算装置指定操作を行う。登録装置20は、精算装置指定操作により指定された精算装置30に対して登録データを送信する。このとき送信される登録データは、1カゴ目と2カゴ目とに容れられていた商品が1取引分として登録された内容を有する。客は、1カゴ目と2カゴ目とに容れられていた商品に対応する精算を一回で済ませることができる。
このようにして、本変形例においても、先に精算装置30に送信した登録データに対応する取引と、商品の登録中の取引とを統合しようとする際に、登録中の取引において既に登録が行われた商品を取り消す操作と、取り消した商品を再度登録し直すという操作とを行う必要がなくなる。つまり、操作の簡易化が図られる。
取消指示操作に応じて、登録装置20は、商品の取り消しの対象とされた登録データを精算処理の対象として記憶している精算装置30を選択するための精算装置選択ダイアログボックスを表示する。店員は、精算装置選択ダイアログボックスにおいて配置される精算装置選択ボタンのうちから、商品の取り消しの対象とされた登録データを精算処理の対象として記憶している精算装置30に対応する精算装置選択ボタンに対する操作を行う。
精算装置選択ボタンに対する操作に応じて、登録装置20は、操作された精算装置選択ボタンに対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。登録装置20は、呼び戻された登録データから取消対象商品を取り消す取消処理を実行する。登録装置20は、取消処理により変更された登録データを精算装置30に送信する。
また、登録データを統合するにあたって店員が行う操作としては以下のような操作であってもよい。
図12は、本変形例に対応する商品登録画面と、商品登録画面上に表示される合算確認ダイアログボックスDB30の態様例を示している。同図の商品登録画面においては、図11において配置されていた合算ボタンBT2が省略されている。
合算確認ダイアログボックスDB30は、登録中の取引に応じた商品の合算を行うか否かの意思確認を店員に対して行うためのダイアログボックスである。
合算確認ダイアログボックスDB30においては、「合算する」ボタンBT31とキャンセルボタンBT32とが配置されている。「合算する」ボタンBT31は、合算を指示する場合に操作されるボタンである。キャンセルボタンBT32は、合算をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
合算確認ダイアログボックスDB30が表示された状態のもとで、店員は、このまま合算を行ってもよい場合には、「合算する」ボタンBT31に対する操作を行う。「合算する」ボタンBT31に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、合算確認ダイアログボックスDB30の表示前に操作された精算装置選択ボタンBT1が対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。登録装置20は、呼び戻された登録データに対して、商品登録中の登録データを追加するように統合する。つまり、登録装置20は、合算処理を行う。
合算処理を行った後、登録装置20は、精算装置選択ボタンBT1の操作が行われる直前まで商品登録中であった取引に応じた商品の登録操作の受け付けを再開し、登録された商品を、統合後の登録データに追加していく。そして、2カゴ目の商品の登録が完了すると、店員は精算装置指定操作を行う。登録装置20は、精算装置指定操作により指定された精算装置30に対して登録データを送信する。
このようにして、本変形例においても、登録中の取引において既に登録が行われた商品を取り消す操作と、取り消した商品を再度登録し直すという操作とを行う必要がなくなり、操作の簡易化が図られる。
精算装置選択ボタンBT1に対する操作が行われたことに応じて、登録装置20は、商品登録画面上に重畳させるように取消確認ダイアログボックスを表示させる。取消確認ダイアログボックスは、図12の合算確認ダイアログボックスDB30に準じて、取り消しを指示する取消実行ボタンと、キャンセルを指示するキャンセルボタンとが配置された態様であればよい。
取消実行ボタンが操作されると、登録装置20は、取消確認ダイアログボックスの表示前に操作された精算装置選択ボタンBT1に対応する精算装置30から登録データを呼び戻す。登録装置20は、呼び戻された登録データから取消対象商品を取り消す取消処理を実行する。登録装置20は、取消処理により変更された登録データを精算装置30に送信する。
なお、商品登録画面において、登録装置20にて最後に商品登録が完了しているが精算装置30での精算が完了していない取引(直前取引)に対応して、登録データを呼び戻すためのボタン(直前呼び戻しボタン)が配置されてもよい。店員は、訂正の申し出を受けた取引が、自分が操作する登録装置20に対応する直前取引であった場合、精算装置選択ダイアログボックスDB20から精算装置30を選択する操作を行うことなく、そのまま直前呼び戻しボタンを操作すればよい。直前呼び戻しボタンが操作されたことに応じて、登録装置20は、直前取引に対応する登録データを呼び戻して商品登録中の登録データと統合を行ってよい。
呼び戻しは、登録装置20から精算装置30に送信された登録データであって、精算装置30にて未処理の登録データが対象となる。このために、呼び戻しは、登録装置20にて最後に商品登録が完了した取引、即ち直前取引について行われることが多い。そこで、上記のように直前呼び戻しボタンを設け、直前取引に対応する登録データの呼び戻しを、1回のボタン操作で行えるようにすることで、呼び戻しの操作の効率化が図られる。
本実施形態においては、取引単位で管理を行うために取引ごとに一意となる取引番号(取引識別子)が与えられる。そのうえで、統合される前の段階での商品登録中の取引は、精算装置30に送信済みの登録データに対応する取引とは異なる取引として管理されている。従って、統合される前の段階での商品登録中の取引には、精算装置30に送信済みの登録データに対応する取引とは異なる取引番号が付与されている。統合後の登録データについてどのように取引番号を設定すべきかについては、以下のようにいくつかの例を挙げることができる。
まず、統合前の2つの登録データのそれぞれに付与された取引番号のうちのいずれかを統合後の登録データの取引番号としてもよい。
また、統合前の2つの登録データのそれぞれに付与された取引番号とのいずれとも異なる新規の取引番号を生成し、生成した新規の取引番号を統合後の登録データに付与してもよい。
また、取引番号は、取引の特定のために精算装置30から発行される精算済みレシートに印刷される。取引番号を精算済みレシートに印刷するにあたっては、統合後の登録データに付与した取引番号のみを印刷してもよいし、統合前の2つの登録データのそれぞれに付与された取引番号も印刷してよい。
上記各実施形態及び変形例においては、商品登録中の取引に対応する登録データに対して、精算装置30に送信済みの登録データのうちの1つを統合する場合を例に挙げている。しかしながら、本実施形態においては、商品登録中の取引に対応する登録データに対して、精算装置30に送信済みの登録データのうちの複数を統合するようにしてもよい。
このような構成とすることで、以下のような例に対応できる。客が3つのカゴに買上商品を分けていた場合において、1カゴ目の商品に対応する登録データと、2カゴ目の商品に対応する登録データとを、それぞれ個別の取引として精算装置30に送信した。そして、3カゴ目の商品のうちの一部商品を登録した段階で、3つのカゴの商品が同じ取引に対応することに気付いた。本変形例の構成であれば、このような場合に、1カゴ目から3カゴ目までのそれぞれに対応する登録データを統合して1つの取引にまとめることが可能になる。
なお、上記各実施形態において、複数の精算装置30のうちから精算処理を実行させる精算装置30を指定する態様としては、精算処理を実行させる精算装置30を、店員が登録装置20にて指定する態様(第1の指定態様)と、客に手渡しされる精算利用レシートを登録装置20から発行させ、店員から手渡しされた精算利用レシートを、客が1つの精算装置30に読み取らせる態様(第2の指定態様)とを挙げている。しかながら、精算装置30を指定する態様としては、上記の態様に限定されない。例えば、以下のように精算装置30を指定する態様であってもよい。
1つの態様として、商品登録の完了に応じて店員用表示部205に表示された送信ボタンに対して行われた操作に応じて(あるいは商品登録の完了を宣言するような操作であってもよい)、登録装置20が、例えば精算装置30に状態の問合せを行って精算処理が可能な(例えば、障害が発生しておらず、使用中でもない)精算装置30を認識し、使用中でない精算装置30のうちから所定の規則(例えば精算装置番号順)に従って、1つの精算装置30を決定する。そして、登録装置20は、決定した精算装置30に精算情報を送信して精算処理の実行を指示する。
また、もう1つの態様として、予め精算装置30について精算処理の優先順位を設定しておくようにする。そのうえで、商品登録の完了に応じて、店員用表示部205に精算装置30への精算情報の送信を指示する送信ボタンの操作が有効となるように表示する。送信ボタンが操作されたことに応じて、登録装置20は、設定された優先順位に従った順で精算装置30の精算処理が可能であるか否かを確認し、精算処理が可能であることが確認されなければ、優先順位が次の精算装置30について確認するようにする。そのうえで、登録装置20は、最初に精算処理が可能であることが確認された精算装置30に精算情報を送信して精算処理の実行を指示する。
以上説明したように、本実施形態の一態様は、商品の登録が行われる登録装置20と、登録装置20により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う精算装置30とを備えるPOSシステム1(商品販売データ処理システムの一例)であって、登録装置20から出力され精算装置30にて記憶されている登録データを、登録装置20に呼び戻させる呼び戻し手段と、呼び戻された第1の登録データと、登録装置20にて商品登録中の取引に対応する第2の登録データとを統合する登録データ統合手段とを備える。
上記構成によれば、精算装置30から登録装置20に登録データが呼び戻されたことに応じて、呼び戻された登録データ(第1の登録データ)と、登録装置20にて商品登録中の取引に対応する登録データ(第2の登録データ)とを統合して1つの登録データにまとめることが可能になる。つまり、本実施形態においては、登録装置20にて商品登録中であった取引に対応する登録データを一旦取り消し、呼び戻した登録データに対して、再度、取り消した登録データに対応する商品の登録を行う必要がない。これにより、登録装置にて商品登録中の取引に対応する登録データと精算装置から登録装置に呼び戻した登録データとを統合する際の操作が簡易になる。
上記構成によれば、統合しないことが指定された場合には、登録データの呼び戻しが無駄に行われないこととなり、処理負荷が軽減される。
上記構成によれば、呼び戻された登録データと、商品登録中の取引に対応する登録データとを統合した後において、商品登録の操作を行えば、登録された商品に関するデータが統合後の登録データに追加されていく。即ち、商品登録中であった取引を、登録データが統合された状態から引き続き行っていくことが可能となり、店員は、効率的に商品登録の作業を進めていくことができる。
Claims (4)
- 店員の操作に応じて商品登録処理を実行する登録装置と、前記商品登録処理により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う複数の精算装置とを備える商品販売データ処理システムにおいて、
前記複数の精算装置のうちから精算装置を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された精算装置から、精算が未済の状態に対応する未済登録データを取得する取得手段と、
前記登録装置が商品登録処理の実行中に前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、前記商品登録処理に対応する登録データとの統合対象とし、当該登録装置が商品登録処理を実行していないときに前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該未済登録データを訂正対象とする登録データ処理手段と
を備える商品販売データ処理システム。 - 店員の操作に応じた商品登録処理により登録された商品に関する登録データを、前記登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う複数の精算装置のうちのいずれかに出力する登録データ出力手段と、
前記複数の精算装置のうちから精算装置を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された精算装置から、精算が未済の状態に対応する未済登録データを取得する取得手段と、
商品登録処理の実行中に前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該商品登録処理に対応する登録データとの統合対象とし、商品登録処理を実行していないときに前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該未済登録データを訂正対象とする登録データ処理手段と
を備える登録装置。 - 店員の操作に応じて商品登録処理を実行する登録装置と、前記商品登録処理により登録された商品に関する登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う複数の精算装置とを備える商品販売データ処理システムにおいて備えられるコンピュータを、
前記複数の精算装置のうちから精算装置を選択する選択手段、
前記選択手段により選択された精算装置から、精算が未済の状態に対応する未済登録データを取得する取得手段、
商品登録処理の実行中に前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該商品登録処理に対応する登録データとの統合対象とし、前記登録装置が商品登録処理を実行していないときに前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該未済登録データを訂正対象とする登録データ処理手段
として機能させるためのプログラム。 - 店員の操作に応じて商品登録処理を実行する登録装置としてのコンピュータを、
前記商品登録処理に対応する登録データを、前記登録データに基づく精算処理を客の操作に応じて行う複数の精算装置のうちのいずれかに出力する登録データ出力手段、
前記複数の精算装置のうちから精算装置を選択する選択手段、
前記選択手段により選択された精算装置から、精算が未済の状態に対応する未済登録データを取得する取得手段、
商品登録処理の実行中に前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該商品登録処理に対応する登録データとの統合対象とし、前記登録装置が商品登録処理を実行していないときに前記取得手段により取得された前記未済登録データについては、当該未済登録データを訂正対象とする登録データ処理手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022046911A JP7266923B2 (ja) | 2020-09-30 | 2022-03-23 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020165001A JP7053062B2 (ja) | 2020-09-30 | 2020-09-30 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
JP2022046911A JP7266923B2 (ja) | 2020-09-30 | 2022-03-23 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020165001A Division JP7053062B2 (ja) | 2020-09-30 | 2020-09-30 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022082625A true JP2022082625A (ja) | 2022-06-02 |
JP7266923B2 JP7266923B2 (ja) | 2023-05-01 |
Family
ID=87805456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022046911A Active JP7266923B2 (ja) | 2020-09-30 | 2022-03-23 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7266923B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015133103A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-07-23 | 株式会社寺岡精工 | Posシステム |
JP2016091185A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社寺岡精工 | 登録装置 |
JP2017157161A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、精算情報呼戻し方法、及びプログラム |
JP7053062B2 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 株式会社寺岡精工 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
-
2022
- 2022-03-23 JP JP2022046911A patent/JP7266923B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015133103A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-07-23 | 株式会社寺岡精工 | Posシステム |
JP2016091185A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社寺岡精工 | 登録装置 |
JP2017157161A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム、精算情報呼戻し方法、及びプログラム |
JP7053062B2 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 株式会社寺岡精工 | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7266923B2 (ja) | 2023-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012164137A (ja) | 精算システム、登録装置及び精算装置 | |
JP7335008B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置及びプログラム | |
JP6775823B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム | |
JP7053062B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム | |
JP2022168277A (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、精算装置、及びプログラム | |
JP6909477B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、精算装置、及びプログラム | |
JP6820589B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム | |
JP2022082625A (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム | |
JP6804112B2 (ja) | 登録装置、プログラム、及びposシステム | |
JP7189592B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、精算装置及びプログラム | |
JP2017211698A (ja) | Posシステム及びプログラム | |
JP6971463B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、精算装置、登録装置及びプログラム | |
JP6846792B2 (ja) | 商品販売データ処理装置及びプログラム | |
JP7341559B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置、及びプログラム | |
JP7384481B2 (ja) | Posシステム、商品登録装置、及びプログラム | |
JP7219509B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、商品販売データ処理装置、及びプログラム | |
EP4328839A1 (en) | Point of sale system | |
JP7068722B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、登録装置及びプログラム | |
JP6934171B2 (ja) | 商品販売データ処理システム、精算装置及びプログラム | |
JP7313042B2 (ja) | システム、及びプログラム | |
JP6941852B2 (ja) | 精算装置 | |
JP6791490B2 (ja) | 商品販売データ処理システム及びプログラム | |
JP2020198131A (ja) | Posシステム及びプログラム | |
JP2023033598A (ja) | 商品販売データ処理システム、商品販売データ処理装置、及びプログラム | |
JP2022098636A (ja) | 商品販売データ処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7266923 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |