JP2022081564A5 - - Google Patents
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Description
(マルテンス硬さの測定)
インデンテーション法に基づき、測定温度(サンプル温度)25℃において、蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層側の表面から厚み方向にビッカース圧子を深さ1μmまで押し込んで、マルテンス硬さを測定する。測定条件は以下の通りである。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の押し込みによって得られた荷重-変位曲線から算出する。測定値としては、熱融着性樹脂層側の表面10か所について求めた平均を採用する。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の最大押し込み深さにおける圧子の表面積A(mm2)を計算し、表面積A(mm2)で最大荷重F(N)を割る(F/A)ことで求められる。測定装置としては、例えば、フィッシャーインストルメンツ社製のピコデンターHM-500を用いる。例えば両面粘着テープを取り付けたスライドガラス(76mm×26mm×1mm)の片面に、熱融着性樹脂層側がスライドガラスの反対側となるように蓄電デバイス用外装材を接着し、測定サンプルとする。次に測定サンプルの熱融着性樹脂層側の表面について、表面硬度を測定する。
<測定条件>
・圧子:ビッカース(四角錐の先端部分の対面角136°)
・測定温度(サンプル温度):25℃
・速度:1.000μm/10秒
・測定深さ:1.0μm
・保持時間:5秒
・押し込みから戻す速度:1.000μm/10秒
インデンテーション法に基づき、測定温度(サンプル温度)25℃において、蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層側の表面から厚み方向にビッカース圧子を深さ1μmまで押し込んで、マルテンス硬さを測定する。測定条件は以下の通りである。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の押し込みによって得られた荷重-変位曲線から算出する。測定値としては、熱融着性樹脂層側の表面10か所について求めた平均を採用する。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の最大押し込み深さにおける圧子の表面積A(mm2)を計算し、表面積A(mm2)で最大荷重F(N)を割る(F/A)ことで求められる。測定装置としては、例えば、フィッシャーインストルメンツ社製のピコデンターHM-500を用いる。例えば両面粘着テープを取り付けたスライドガラス(76mm×26mm×1mm)の片面に、熱融着性樹脂層側がスライドガラスの反対側となるように蓄電デバイス用外装材を接着し、測定サンプルとする。次に測定サンプルの熱融着性樹脂層側の表面について、表面硬度を測定する。
<測定条件>
・圧子:ビッカース(四角錐の先端部分の対面角136°)
・測定温度(サンプル温度):25℃
・速度:1.000μm/10秒
・測定深さ:1.0μm
・保持時間:5秒
・押し込みから戻す速度:1.000μm/10秒
(マルテンス硬さの測定)
インデンテーション法に基づき、測定温度(サンプル温度)25℃において、各蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層側の表面から厚み方向にビッカース圧子を深さ1μmまで押し込んで、マルテンス硬さを測定した。測定条件は以下の通りである。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の押し込みによって得られた荷重-変位曲線から算出した。測定値としては、熱融着性樹脂層側の表面10か所について求めた平均を採用した。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の最大押し込み深さにおける圧子の表面積A(mm2)を計算し、表面積A(mm2)で最大荷重F(N)を割る(F/A)ことで求められる。測定装置としては、フィッシャーインストルメンツ社製のピコデンターHM-500を用いた。両面粘着テープを取り付けたスライドガラス(76mm×26mm×1mm)の片面に、熱融着性樹脂層側がスライドガラスの反対側となるように蓄電デバイス用外装材を接着し、測定サンプルとした。次に測定サンプルの熱融着性樹脂層側の表面について、表面硬度を測定した。
<測定条件>
・圧子:ビッカース(四角錐の先端部分の対面角136°)
・測定温度(サンプル温度):25℃
・速度:1.000μm/10秒
・測定深さ:1.0μm
・保持時間:5秒
・押し込みから戻す速度:1.000μm/10秒
インデンテーション法に基づき、測定温度(サンプル温度)25℃において、各蓄電デバイス用外装材の熱融着性樹脂層側の表面から厚み方向にビッカース圧子を深さ1μmまで押し込んで、マルテンス硬さを測定した。測定条件は以下の通りである。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の押し込みによって得られた荷重-変位曲線から算出した。測定値としては、熱融着性樹脂層側の表面10か所について求めた平均を採用した。マルテンス硬さは、ビッカース圧子の最大押し込み深さにおける圧子の表面積A(mm2)を計算し、表面積A(mm2)で最大荷重F(N)を割る(F/A)ことで求められる。測定装置としては、フィッシャーインストルメンツ社製のピコデンターHM-500を用いた。両面粘着テープを取り付けたスライドガラス(76mm×26mm×1mm)の片面に、熱融着性樹脂層側がスライドガラスの反対側となるように蓄電デバイス用外装材を接着し、測定サンプルとした。次に測定サンプルの熱融着性樹脂層側の表面について、表面硬度を測定した。
<測定条件>
・圧子:ビッカース(四角錐の先端部分の対面角136°)
・測定温度(サンプル温度):25℃
・速度:1.000μm/10秒
・測定深さ:1.0μm
・保持時間:5秒
・押し込みから戻す速度:1.000μm/10秒
Claims (11)
- 少なくとも、基材層と、バリア層と、接着層と、熱融着性樹脂層とをこの順に備える積層体から構成された蓄電デバイス用外装材であって、
前記熱融着性樹脂層は、130℃以下に融解ピーク温度が観察され、
前記接着層は、135℃以上に融解ピーク温度が観察され、
前記熱融着性樹脂層を構成している樹脂は、ポリオレフィン骨格を有し、
前記接着層を構成している樹脂は、ポリオレフィン骨格を有する、蓄電デバイス用外装材。 - 前記蓄電デバイス用外装材は、温度120℃、面圧1.0MPa、3秒間の条件で前記熱融着性樹脂層同士をヒートシールし、前記熱融着性樹脂層同士を剥離することで測定されるヒートシール強度測定において、ヒートシール強度が35N/15mm以上である、請求項1に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記蓄電デバイス用外装材は、温度190℃、面圧1.0MPa、3秒間の条件で前記熱融着性樹脂層同士をヒートシールし、前記熱融着性樹脂層同士を剥離することで測定されるヒートシール強度測定において、ヒートシール強度が80N/15mm以上である、請求項2に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記熱融着性樹脂層を構成している樹脂は、ポリプロピレンを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記接着層を構成している樹脂は、酸変性ポリプロピレンを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記接着層の厚みが、20μm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記接着層の厚みが、20μm超、60μm以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記基材層の厚みが、35μm以下である、請求項1~7のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 前記基材層の厚みが、35μm超、50μm以下である、請求項1~7のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材。
- 少なくとも、基材層と、バリア層と、接着層と、熱融着性樹脂層とがこの順となるように積層して積層体を得る工程を備えており、
前記熱融着性樹脂層は、130℃以下に融解ピーク温度が観察され、
前記接着層は、135℃以上に融解ピーク温度が観察され、
前記熱融着性樹脂層を構成している樹脂は、ポリオレフィン骨格を有し、
前記接着層を構成している樹脂は、ポリオレフィン骨格を有する、蓄電デバイス用外装材の製造方法。 - 少なくとも正極、負極、及び電解質を備えた蓄電デバイス素子が、請求項1~9のいずれか1項に記載の蓄電デバイス用外装材により形成された包装体中に収容されている、蓄電デバイス。
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